はじめの一歩の名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ (41/65)

はじめの一歩の名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ

2024.01.29

『はじめの一歩』とは、1989年より『週刊少年マガジン』で連載中の「森川ジョージ」作による、ボクシングを題材とした漫画である。登場人物の多くに実在選手を投影している。「登場人物全員が主人公」という作者の言葉通り、脇役やライバル達の物語も詳細に描かれている。作者自身も実際にボクシングジムのオーナーで著名なプロボクサー達と親交があり、誌上やコミックスなどでもインタビューや応援コメントの寄せている。コミックスは120巻を超えている長期連載漫画である。

宮田一郎の名言・名セリフ

東日本新人王準決勝。一歩は”ショットガン”速水龍一に勝利し、宮田との約束を叶えられるところに辿り着いた。
宮田はフリッカーを使う間柴との試合を迎える。宮田はフリッカーをかいくぐり、懐へ入り、カウンターで間柴からダウンを奪うのだった。
2ラウンド、開始から攻めてくる間柴に対し「手負いの相手から逃げてちゃアイツに笑われる」とインファイトに応じる。パワーは間柴が上だが、宮田が打ち勝つのだった。
大振りを避けてカウンターを狙おうとするが、間柴は足を踏んでパンチを当てる。それで足を痛めた宮田。
セコンドである父親にはバレており、「この試合棄権しよう」と告げられるが、それを引き留めた宮田。
静かに闘志を燃やし、”約束のリング”へ辿り着こうとする執念を感じる宮田の名セリフ。

「すまなかった」…と

東日本新人王準決勝。一歩は”インファイターKO率100％”を誇る速水龍一に勝利した。
”約束のリング”へ辿り着くべく、宮田は間柴了との試合を迎え、立ち上がりは宮田優勢で試合は進む。しかし、間柴は宮田の足を踏んだ状態でパンチを当てる。これで足を痛めた宮田はアウトボクシングができなくなり、いいように打たれてしまう。
気力と執念で挑む宮田に、間柴も恐怖を覚えるが、間柴ものし上がろうと執念を見せる。
間柴のパンチにカウンターを当てにいった宮田だが、間柴のパンチが先に当たり、そのまま担架で運ばれることになった。
一歩は宮田の控室へ行くが、セコンドの父親からと伝言を受ける。

東日本新人王か… 少しの間にすいぶん差がついたもんだぜその差が… 埋まるまでだ！

宮田は一歩と約束した”東日本新人王決勝”は準決勝で敗退し叶わなかった。一歩は拳を痛めながらも仇敵・間柴了に勝利する。
そして卒業式を迎える。帰り道、雪の降る中で宮田と会う。
宮田は「しばらく日本を離れるんで挨拶がてら」と言う。「いつまで向こうに？」という一歩に、再度宣戦布告をする宮田の男らしい名セリフが生まれた。

逃げるものか！オレは挑戦者（チャレンジャー）なんだから…！！

一歩との”約束のリング”へ辿り着けず、約束を果たせなかった宮田は高校卒業と同時に海外へ修行へ出た。
タイでの試合、宮田は2度のダウンを奪いながらも判定負けとなる。10戦10KOのジミー・シスファーから次の相手に申し込まれるが、セコンドでもある父は逃げていた。そうとは知らない宮田は練習中の周囲の様子に、日本語ができるジムメイトに通訳させる。
そこで「日本人ハングリー違う」と言われ、ジミーから申し込みがあったことを知り、セコンド陣に詰め寄る。そこで父から「ジュニアライト級にあげよう」と提案されるが、「なんの不安もなかったこの世界にアイツが割り込んできたそれをよけたらこれから出てくるヤツ全部よけてしまう」と、ジミーとの対戦を熱望する。
そして「減量から逃げて！目の前の敵から逃げて！世界になんかたどり着けるものかっ！！」とタンカを切り、挑む姿勢を見せる名セリフ。

コイツがオレを裏切ったなんて認めちまったらもうオレは戦えないよ…

東日本新人王となった一歩と差を感じた宮田は、高校卒業と同時に海外へ武者修行へ出た。
タイでの修行中、2度のダウンを奪いながら判定負けとなり、少し自信を失っているようだ…。
そんな中、10戦10KOのジミー・シスファーから指名される。セコンドの父は「かませ犬にされるお前のパンチは軽い」と逃げている理由を話す。
「だけどオレはこの拳に頼るしかないんだ！！リングに上がったらこの二つの拳で戦うしかないんだ！！」と宮田は哀しげに拳を見つめ、思いを告げる名セリフ。

カウンターを越えるカウンターが！！

「今のカウンターより… もっとスゴイ？オレはうぬぼれていたんじゃないか？自分のカウンターが完成されたものとしてこれ以上ないと思っていたんじゃないか？今以上のカウンターがオレにあれば… 正確無比はもちろん切れる上に重い… 当たれば必ず倒れるという程度ではなく当たれば確実に立ち上がれないという…」

海外修行中の宮田。タイで10戦10KOのジミー・シスファーから対戦を申し込まれていたが、宮田は知らずにいた。
ジムメイトの様子を不審に思い、パヤオに通訳させる。そして”かませ犬”と知りながらその申し込みを受けたいと熱望する。
お国柄タフネスが多いタイの選手をどう倒すかを考える宮田。そんな時、パヤオの弟チャナと出会う。
チャナは「イチローのようなカウンターが打ちたいデス」と宮田のファンになったようで、チャナの言葉にヒントを得る。

ボクサーだけにしか味わえない笑える瞬間てヤツが…

「こんな考え方オレだけかもしれねえけどあると思うんだきっと…」

タイでジミー・シスファーとの試合が決まった宮田。
チャナの言葉をヒントに「カウンターを越えるカウンター」を模索し始めるが、減量にも苦しむ宮田。
ロードワーク中、スコールに打たれながらもシャドーをする宮田をチャナが迎えに行く。
チャナに「イチローは笑わないんだネイチロー全然楽しくなさそウボクシングする理由わからなイ」と言われる。それに対する返答が名セリフとなった。

覚えとけよカウンターのコツはなタイミングと勇気（ハート）だぜ！

タイでの武者修行中の宮田は、10戦10KOのジミー・シスファーに”かませ犬”として対戦を申し込まれ、それを承知で受ける宮田。チャナの言葉をヒントに”カウンターを越えるカウンター”を模索する。
試合当日、パヤオは「今月の生活費全て… 大穴（イチロー）につぎ込んだ！！」とチャナと会場へ向かう。
3ラウンド、宮田はダウンしていた。かなりの劣勢の様だ。ズタボロになりながらも新カウンターを試そうとする宮田の姿に、セコンドである父は「タイミングとハートが大事」とアドバイスをする。宮田が辿り着いた”カウンターを越えるカウンター”の答えは”JOLT”であった。
鼓膜をやられながらも宮田はジミーに挑み続ける。”JOLT"の一撃でジミーをダウンさせた宮田、タオルが投げられ宮田は勝利を収める。
パヤオは新車を買い、宮田は次の修行先へ向かうところであった。お別れの時、宮田がチャナに教えた言葉が名セリフとなる。

でなきゃ… 楽しみが減っちまう

マガジンの歴代ヒロインまとめ

『少年マガジン』は、日本でもっとも長く続いている週刊の少年漫画誌の1つである。その長い歴史の中で幾多の傑作を生み出し、日本の漫画文化を支えていった。「少年漫画」という縛りがあるため主人公の多くは少年だが、その活躍を支えるヒロインたちもまた物語に欠かせない存在として魅力たっぷりに描かれている。幼馴染に学生、人外や異世界人と設定も様々なら、その関係性も恋人から友人、ライバルまで多種使用である。ここでは、マガジン作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

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