はじめの一歩の名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ (14/65)

はじめの一歩の名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ

2024.01.29

『はじめの一歩』とは、1989年より『週刊少年マガジン』で連載中の「森川ジョージ」作による、ボクシングを題材とした漫画である。登場人物の多くに実在選手を投影している。「登場人物全員が主人公」という作者の言葉通り、脇役やライバル達の物語も詳細に描かれている。作者自身も実際にボクシングジムのオーナーで著名なプロボクサー達と親交があり、誌上やコミックスなどでもインタビューや応援コメントの寄せている。コミックスは120巻を超えている長期連載漫画である。

死んでたまるかああっ

日本フェザー級新チャンピオンとなった千堂との試合が決まり、デンプシーロールという技も覚えた一歩だったが、千堂の試合を観て「デンプシーロールが通用しないのではないか？」と、鴨川会長にぶつけるが「余計なことは考えるな」と言われる。
そんな中、恒例の夏合宿に行くこととなるのだが、いつもの海ではなく、今回は山であった。
鴨川の盟友である猫田銀八の経営するペンションでの合宿なのだが、それぞれが強化を図る。
合宿最終日、鷹村は一人、ロードワークに出るのだが、自分だけクマに会わずじまいだと言っていた矢先、クマに出くわす。
「戦るしかねぇ」と構えるが、185cmの鷹村より大きいクマであった。
「俺の右が、ベストショットが通用しない勝ち目がない」とピンチに陥るのだが、必死な思いがこもったセリフが生まれた。

なつかしいセリフになっちまったな

日本フェザー級新チャンピオンとなった千堂との試合。
全日本新人王が初対決であったが、お互いに全日本新人王が終わってない感覚であり、タイトルマッチではあるが、ベルトを掛けて戦るのではない、と相思相愛ぶりもうかがえる。
千堂の気迫に押されていた一歩だったが、勝利を収め、日本フェザー級の新チャンピオンとなった。
出会いから3年、一歩を拾った鷹村だからこその、成長を認める名セリフとなった。

歯がゆい思いしてんのさ

千堂を破り、日本フェザー級新チャンピオンとなった一歩。チャンピオンカーニバルの季節を迎え、鴨川ジムからは2人出ることになった。
鷹村はベルトを返上しており不参加。一歩とジュニアライト級の木村が参加することに。
ジュニアライト級のチャンピオンは、かつて一歩のライバルであり、クミの兄でもある間柴了であった。
幼馴染であり身近なライバルでもある青木だが、相手が間柴ということもあり、協力したくても力及ばずである、と見抜いた鷹村の名セリフ。
普段は馬鹿にしているが、しっかりと後輩のことを見ている先輩としての言葉である。

お前が行くコトに意味があるんだよ

WBA世界フェザー級タイトルマッチ。伊達の2度目の世界戦である。
伊達の戦績で唯一の黒星をつけた因縁の相手、リカルド・マルチネスとの一戦。7年10か月、62戦62勝無敗の王者だが、伊達もキャリアを積み、ハートブレイクショットをひっさげ挑んだタイトルマッチであるが、惜しくも敗れる…。
伊達の意識が回復したことを聞いても動こうとしない一歩に「行ってこい」と鷹村は言う。「何を言っていいのかわからない」という一歩へ「それでも行くべき」と背中を押す。
伊達と付き合いのある鷹村だから出たセリフであろう。

オレには悲痛な顔にしか見えねえよ

伊達からバトンを受け、一歩の最初の試合となったハンマー・ナオ戦。かつて鴨川ジムで共に汗を流した後輩、山田直道であった。
優しさの塊である一歩だが、直道の思いに応えようと腹をくくる。
試合が始まり、見た事ない一歩の表情に、板垣は「おっかない」、青木は「間柴がとりついた」と言うが、鷹村だけはその心情をくみ取っていた。
普段チャラけている鷹村からでたセリフだからこそ、言葉に重みが増す。

濃密な時間を過ごした証拠だ

一歩とハンマー・ナオのタイトルマッチ。
かつての後輩との試合に、一歩は甘さを出してしまう。
ゲロ道と馬鹿にしていた鷹村だが、かつての同門であり、後輩でもある直道の努力を、素直に認める姿勢を見習いたくなる名セリフである。

オレ達ゃその上にある星よ！輝き続けるってワケよ！！

かつての後輩であるハンマー・ナオ戦を終え、青木とともに一歩は休養していた。
鷹村、木村、板垣は同じ日に試合を控え、合宿に行くこととなる。
青木は休養中の一歩を誘い、海へ行くことに。しかし合宿組と同じ場所であったため、気まずい雰囲気になるが、クミも同行していたため、そちらはいい雰囲気であった。
一騒動あり、すねる鷹村であったが、一歩と板垣のあおりに乗せられ、いつも通り調子づく。
鷹村仕切りの中、花火をすることになったのだが、花火をボクサーに例えるも、それに対する鷹村の返しが名セリフとなった。

アンタの寿命が縮まったコトをな！

10月に試合を控えた鷹村。
一歩は休養から、鷹村は合宿から戻ると、鴨川ジムには板垣のライバル・今井京介が一歩とのスパーリングを終えたところであった。
かつての自分と重ねる一歩。そんな時、鷹村の世界戦が決まった、と青木から電話があり、慌てて青木のバイトするラーメン屋へ。
浮かれる一歩をよそに青木、木村は重い空気である。
10月に試合をする鷹村に対し、準備期間のない12月に申し入れてきたのだ。
鷹村は今すぐでもいいと鼻息荒いが、それ以上に相手陣営のやり方に激昂している様子が判るセリフである。

オレはオレのやり方で世界を獲る

マガジンの歴代ヒロインまとめ

『少年マガジン』は、日本でもっとも長く続いている週刊の少年漫画誌の1つである。その長い歴史の中で幾多の傑作を生み出し、日本の漫画文化を支えていった。「少年漫画」という縛りがあるため主人公の多くは少年だが、その活躍を支えるヒロインたちもまた物語に欠かせない存在として魅力たっぷりに描かれている。幼馴染に学生、人外や異世界人と設定も様々なら、その関係性も恋人から友人、ライバルまで多種使用である。ここでは、マガジン作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

Read Article