ジュラシック・パーク(Jurassic Park)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ジュラシック・パーク』とは、1993年に公開されたSF映画である。スリラー、ホラー、パニック、アクション、ドラマなど様々な要素で構成されている。マイケル・クライトンによる同名小説を原作としており、監督はスティーヴン・スピルバーグ。後に続編が公開されるジュラシック・パークシリーズの第1作。
バイオテクノロジーにより作られた恐竜が暴走し、恐竜に追われる恐怖と、仲間を守ろうとする主人公達の絆を描いており、生命や科学技術に関する倫理観が問われている。

演 - ジェフ・ゴールドブラム / 大塚芳忠

「マルカム」とも表記される。
カオス理論学者。数学者の一種で、複雑系理論を専攻している。黒ずくめにサングラスという服装に、頻繁にジョークや皮肉を口にする性格から、ハモンドからは「科学者ではなくロック・スター」と評されている。
プレイボーイの一面もあり、劇中ではサトラーを口説こうとしているが、グラントと恋仲だと察して以降はあまり積極的ではない。
子供が3人いると語っており、子供好きと称しているが、妻とは別れているらしい。2作目では子供の1人であるケリーが登場する。劇中ではティムやレックスと接する機会が少なかったが、2人がT-レックスに襲われた際には助けるために囮を引き受けている。その際にT-レックスに突き飛ばされ足に重傷を負い、以降は歩くことができなくなるが、終盤では図面を解析しサトラーを誘導している。

パークに関しては当初から否定的であり、生命をいたずらに操作するべきではないと主張している。彼が劇中で語った説はほとんどが後に正しかったことが判明していて、先を見る能力に長けている。
2作目では主役となり、3作目では名前のみ登場。著書は「カオス理論の話ばかりで自画自賛もいいとこ」と評されている。
後に5作目『ジュラシックワールド/炎の王国』で21年ぶりに出演。

小説版ではT-レックスに襲われ生死不明となり、島に放置されることとなったが、後に軍が島を訪れた際に発見され、生存していた。そのときの後遺症で小説版続編では足が悪く杖を突いている。

ジョン・ハモンド

演 - リチャード・アッテンボロー / 永井一郎

インジェン社の社長にしてジュラシック・パーク創設者である富豪。『ジュラシック・ワールド』の主演クリス・プラットからはカーネル・サンダースに似ていると評されている。右足が悪く杖を突いていて、その杖には蚊が閉じ込められた琥珀が飾られている。
子供好きの好々爺であり、孫のティムとレックスからはとても慕われている。孫に対する愛情は深く、ツアー車との連絡が途絶えた際にはマルドゥーンに救出を懇願している。

パーク設立者であるため、本作の事件の発端者ということになるが、悪人ではない。
本質はグラントやティムのように純粋に恐竜を愛しており、パークを設立した理由も恐竜への憧れから来ている。そのため、恐竜達のことも単なる商売道具ではなく、「かつて地球に君臨した偉大な存在」と考えている。
スコットランド出身で、かつては貧しく、ロンドンのガラクタ市場で「ノミのサーカス」というアトラクションを行っていた。それがきっかけで子供たちを喜ばせるために、まやかしではない本物を提供するアトラクションを作りたいと願っていた。そのため、惨事が起こっても夢を諦めずに挑戦したいという意志を持っていたが、サトラーに諭され、自身の過ちを認めることになる。
非常に気前がよく、以前からグラント達の発掘を援助し、視察の報酬は3年分の全額援助だった。パーク内は客をもてなすためにあらゆる手段が講じられていて、「費用は惜しまない」をモットーとする。
このような人柄から、惨事が起きた後でも彼を糾弾する者はいなかった。
ただし、デニス・ネドリーとは非常に相性が悪く、両者の確執がパーク崩壊の原因の一つとなった。子供や友人にはフレンドリーに接するが、仕事では真面目であり、部下にも厳格。

2作目でも登場し、恐竜に干渉することに反対し、自然に任せることを主張している。
4作目ではアッテンボローが他界していたため劇中でも故人ということになり、ホログラム映像などで登場。5作目では肖像画で登場し、若い頃の旧友で恐竜再生事業のパートナーでもあったベンジャミン・ロックウッドという人物が登場し、ロックウッドも同じ拵えの杖を持っている。1984年にハモンドがインジェン社を設立した後に、ロックウッドの支援を受け、ロックウッド邸地下の実験室で恐竜のDNA抽出の実験に初めて成功した。

小説版では全くキャラクターが異なり、「ただの詐欺師」と評されている。悪辣な守銭奴であり、明確な悪役とされていて、パークもあくまで金儲けの手段としか考えていない。それでいて恐竜は自分のものだという考えが強く、スタッフからも信頼されていない。ネドリーに対してもかなり辛辣に接していたため、こちらでも間接的にパーク崩壊を引き起こしている。最終的には小型恐竜コンプソグナトゥスに食い殺される。

1993年の本作公開時のプレミア試写会におけるスピルバーグとアッテンボロー。

演じるアッテンボローはスピルバーグと親交が深く、2014年にアッテンボローが他界した際には追悼のコメントを発表している。俳優としてだけでなく監督としても活躍していて、1982年には監督作『ガンジー』でアカデミー作品賞・監督賞を受賞(同年にはスピルバーグも『E.T.』で作品賞・監督賞にノミネートされていた)。スピルバーグも彼のことを映画監督の先輩的存在として非常に尊敬しており、撮影では彼に相談して意見を求めることもあった。
1993年時点ではアッテンボローはほとんど監督業のみに専念しており、俳優業からは遠ざかっていたが、本作で15年ぶりに俳優として出演。

ドナルド・ジェナーロ

演 - マーティン・フェレロ / 納谷六朗

インジェン社の顧問弁護士。ハモンドからは「蛭のような強欲弁護士」と評されていて、恐竜にも全く興味はなく、「このパークなら入場料は好きなだけとれる」と語っていたところをハモンドに嗜められている。
悪人というわけではないが臆病であり、劇中でT-レックスを見た際には恐怖のあまり子供たちを置き去りにして逃げ出してしまった。最期は逃げ込んだトイレを破壊され、T-レックスに成すすべなく噛み殺された。T-レックスはヤギを1頭食べた後だったため捕食はされなかったらしく、後にサトラーとマルドゥーンにより遺体が発見されている(映像は映らない)。

小説版では映画版と異なり、臆病というより狡猾であり、最後まで生き残る。利益主義である点は同様だが、子供を見捨てるほど薄情ではない。

ヘンリー・ウー

演 - B・D・ウォン / 中村大樹

遺伝子学者。恐竜のクローン再生の功労者で、パークの管理システムにも精通している。劇中では中盤に船で島を離れるため、以降は登場しない。
温和で友好的な青年で、本作では比較的平凡なキャラクター。学者らしく、理論に基づいて行動しており、「遺伝子を操作して雌だけの環境にすれば繁殖せず、個体数管理は可能」と断言していた。マルコムの主張する説は論理的根拠に乏しかったため、あまり真剣に捉えていなかった。

小説版では出番が多く、ハモンドに誘われてクローン研究に参加した。恐竜に度々改良を加え、そのたびにコンピュータのアップデートのようにバージョンをナンバリングしていた。最期はラプトルからサトラーを助けようとして捕食され死亡。

映画4作目・5作目にも登場。「ジュラシック・ワールド」の研究主任となっている。本作とは打って変わって、新種の恐竜を作り出すことに盲目的に熱中するマッドサイエンティストと化している。

デニス・ネドリー

演 - ウェイン・ナイト / 桜井敏治

パークのシステム・エンジニア。ケンブリッジ大学に所属している優秀なプログラマだが、性格は傲慢で怠惰。スタッフのほぼ全員から問題視されており、特にハモンドとは犬猿の仲。
ルイス・ドジスンから大金を積まれて産業スパイを依頼され、恐竜の遺伝子の胚を盗み出すために「白ウサギ計画」というウィルスを放ち、パークのシステムを停止させる。
恐竜に対しても愛着や知識はなかったが、ラプトルの恐ろしさだけは理解していたらしく、唯一フェンスの電流を切らなかった。最期は小さいという理由だけで見下していたディロフォサウルスに捕食され死亡。恐竜の胚は泥に埋もれ紛失し、何一つ成し遂げることはなかった。

パーク崩壊の張本人であるが、そもそもの原因はハモンドとの確執にあり、詳細は語られていないが雇用条件をめぐってかなり争っていたらしい。
悪い面ばかりクローズアップされているが、パークのような大規模施設をたった1人のシステム・エンジニアに管理させるというのはかなり無理があり、雇用形態としては非常にブラックである。

小説版ではハーバード大学出身であり、ほぼ映画版と同様だがハモンドからひどい扱いを受けていたため他のスタッフから同情されるという部分もあった。

ロバート・マルドゥーン

演 - ボブ・ペック / 田中信夫

恐竜の監視員。ケニア生まれでアフリカのハンティングガイドや野生動物コンサルタントの実績を持つ。
ラプトルの恐ろしさを誰よりも理解しており、事件以前からラプトルは危険すぎるため処分するべきだと考えていた。
性格は冷静で勇敢であり、ハモンドからT-レックスのパドックにいるティムとレックスの救出を頼まれた際には二つ返事で引き受けており、その後T-レックスに追われた際にもパニックを起こさずジープを運転し、その場を脱出している。
無表情であることが多く、ネドリーやハモンドに対してもあまり関心を払っていない。
終盤ではラプトルを倒すためにショットガン(フランキ・スパス12)で勝負に挑むが、ビッグ・ワンの策に嵌められ襲われる。以降は登場せず死亡したかと思われたが、コミックシリーズの『ラプターズ・アタック』では、辛うじて生存していたことが判明している。小説版でも生還している。
当初の脚本では、クライマックスのビジターセンターでラプトルに襲われるグラントたちを救出するという展開だったが、その役割はT-レックスに変更された。

後の4・5作目の主役オーウェン・グレイディは彼のキャラクターが引き継がれていて、オーウェンも彼と同じベストを着用している。

レイ・アーノルド

演 - サミュエル・L・ジャクソン / 梁田清之

パークのチーフ・エンジニア。プログラマとしての実力はネドリーには及ばないが、全体の管理を任されている。勤勉だが気難しい性格で、ヘビースモーカー。
社長のハモンドに対してほぼ対等に意見できる存在であり、パークのシステムが不完全であることを度々ハモンドに苦言を呈している。

パークの全システム停止には反対していたが、ハモンドに押し切られた実行したところ復旧に成功。ブレーカー復活のために発電所に向かうが、所内でラプトルに襲われて死亡。後に発電所に訪れたサトラーに腕のみ発見される。

演じるジャクソンは現在でこそ出演作品の興行収入の累計56億ドルを超える歴代1位の俳優だが、当時は無名であり本作でも地味な脇役を演じている。本作の翌年に『パルプ・フィクション』に出演したことでブレイクすることになる。

アレクシス・マーフィー / レックス

hacheeeeer0
hacheeeeer0
@hacheeeeer0

Related Articles関連記事

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』とは1997年に製作されたアメリカ映画で、1993年に製作された『ジュラシックパーク』の続編である。イスラ・ヌブラル島で起きた事件から4年、その島とは異なるサイトB呼ばれる場所で恐竜の存在が確認された。新たに社長になったハモンドの甥のルドローはサイトBにいる恐竜を捕獲し、サンディエゴに新たな「ジュラシックパーク」を建設しようとしていた。マルコムたちがその計画を止めようとするも捕獲は成功し、サンディエゴへと運ばれるがそこで悲劇が再び起こってしまう。

Read Article

ジュラシック・ワールド/炎の王国(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジュラシック・ワールド/炎の王国(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』とは、2018年6月22日にアメリカ合衆国で公開された映画。『ジュラシック・パーク』シリーズ5作目の映画である。 日本公開は2018年7月13日。前作での大惨事から3年。放棄されたジュラシック・ワールドを有したイスラ・ヌブラル島には火山噴火の兆候が見えていた。噴火へのタイムリミットが迫る中、主人公オーウェンと彼の仲間たちは恐竜たちの救出チームに参加する。それぞれが奮闘する中、オーウェンたちは救出劇の裏に隠された陰謀にも巻き込まれていく。

Read Article

ジュラシック・パークIII(Jurassic Park III)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジュラシック・パークIII(Jurassic Park III)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ジュラシック・パークⅢ』とは、2001年にアメリカで製作されたSFアドベンチャー映画である。1993年製作の『ジュラシック・パーク』、2作目の『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』に続くジュラシックシリーズ3作目である。前作から4年、古生物学者のアランは研究の資金難に陥っていた。そこにある夫妻が現れ、恐竜の島のガイドを頼まれる。当初は難色を示すアランだったが、しぶしぶ了承する。しかし、本当は行方不明になった少年の救出が目的であった。スピノサウルスに襲われながら、一行は島からの脱出を目指す。

Read Article

ジュラシック・ワールド(Jurassic World)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジュラシック・ワールド(Jurassic World)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ジュラシック・ワールド』とは2015年のアメリカ映画で、1993年に製作された『ジュラシック・パーク』シリーズ4作目である。前作に引き続きスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めている。イスラ・ヌブラル島で起きた「ジュラシック・パーク」の事件から22年。新たなるテーマパーク「ジュラシック・ワールド」がオープンし、多くの観光客で賑わっていた。しかし、新たな目玉アトラクションとしてパークが用意していた新種恐竜インドミナス・レックスが脱走し、パークは大パニックに陥る。

Read Article

【BTTF】バック・トゥ・ザ・フューチャーに隠された小ネタ・伏線・パロディまとめ【Back to the Future】

【BTTF】バック・トゥ・ザ・フューチャーに隠された小ネタ・伏線・パロディまとめ【Back to the Future】

バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)とは、1985年公開のアメリカ映画で、世界中で大ヒットしたタイムトラベルSF映画。バック・トゥ・ザ・フューチャー3部作の原点となるPart1に焦点をおいて、細かく小ネタを紹介。当時のアメリカを知らないとわかりにくいパロディなど、知ったら思わずもう一度観たくなる小ネタが満載。

Read Article

グランド・ブダペスト・ホテル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

グランド・ブダペスト・ホテル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『グランド・ブダペスト・ホテル』は、ウェス・アンダーソン監督、レイフ・ファインズ主演で製作された。ズブロフカ共和国にあるグランド・ブダペスト・ホテルが物語の舞台である。コンシェルジのグスタヴと部下のムスタファを主人公に、常連客をめぐる殺人事件と遺産争いに巻き込まれた二人が、ホテルの威信のためにヨーロッパ中を駆け巡り事件解明に奔走する。本作は1930年代、1960年代、1985年、現在と4つの時間軸で展開されていく。

Read Article

レディ・プレイヤー1(レディプレ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レディ・プレイヤー1(レディプレ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レディ・プレイヤー1』とは、2018年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督による近未来SFアクション映画である。 荒廃した近未来におけるVR世界「オアシス」を舞台に、オアシスの世界を愛する少年を主人公とした冒険を通し、VR世界と現実世界それぞれを模索していく様子が描かれる。80年代をメインとした映画をはじめ、あらゆるポップカルチャー要素が登場する。VRを取り扱った映画では最も成功した作品。

Read Article

グレムリン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

グレムリン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『グレムリン』とは、ジョー・ダンテ監督による1984年の映画作品。当時、大学生だったクリス・コロンバスが書いた脚本をスティーブン・スピルバーグが気に入り映画化された。スピルバーグは制作総指揮として参加している。発明家の父親ランダル・ペルツァーから主人公の息子ビリーの元に、クリスマスの贈り物として「モグワイ」と呼ばれる地球外生命体がやってきた。素直で愛らしい姿を気に入り、ビリーは「ギズモ」と名付けて世話を始めるが、次第に予想不可能な事態へと発展していくというコメディーSFパニック映画である。

Read Article

スパイダーマンの歴代スーツまとめ

スパイダーマンの歴代スーツまとめ

『スパイダーマン』とは、MARVEL COMICS発祥のアメコミヒーローである。 スパイダーマンは、スパイダースーツを着用してヴィランたちと戦いを繰り広げる。これまでスパイダーマンは『サム・ライミ版スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン』『MCUスパイダーマン』の3つのシリーズで映画化されてきた。シリーズによってスパイダースーツの形状や能力が異なっている。

Read Article

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(BTTF2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(BTTF2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

大ヒットSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のPART2。監督は前作も手がけたロバート・ゼメキス。主人公マーティは、30年後にタイムトラベルしに行ったはずの親友ドクから今度は未来が危ないと告げられる。未来で起こる事件に関わる息子たちを助けるため、再びタイムマシン・デロリアンでタイムスリップする。

Read Article

【BTTF3】バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3に隠された小ネタ・伏線・パロディまとめ【Back to the Future Part III】

【BTTF3】バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3に隠された小ネタ・伏線・パロディまとめ【Back to the Future Part III】

『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』とは、アメリカのSF映画で、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの完結作である。 監督は全シリーズ共通でロバート・ゼメキスが務める。 PART2のラストで1955年に取り残されてしまったマーティの元へ一通の手紙が届けられた。その手紙は1885年にタイムスリップしたドクからピンチを告げるものであった。 ドクを助けるためにマーティは1885年にタイムスリップする。 Part3に焦点をおいて、細かく小ネタを紹介。

Read Article

トランスフォーマー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トランスフォーマー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『トランスフォーマー』とは、2007年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。1980年代から展開されてきた玩具・アニメーション・コミックシリーズ『トランスフォーマー』の実写映画版である。機械や金属に生命を吹き込む放射を生む物質「オールスパーク」によって誕生した金属生命体「トランスフォーマー」たちは、消えたオールスパークがあった地球へ飛来する。故郷の惑星サイバトロンの次は、地球で繰り広げられるトランスフォーマー同士の戦いに、主人公・サムが巻き込まれていく。

Read Article

キャプテン・マーベル(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キャプテン・マーベル(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キャプテン・マーベル』とは、アメリカ合衆国で2019年3月に公開されたスーパーヒーロー映画である。MCUシリーズとしては第21作品目。記憶を失った主人公ヴァースは、惑星ハラで暮らすエリート女性戦闘員である。任務の途中で訪れた1990年代の地球・アメリカでアベンジャーズ結成前のニック・フューリーと出会ったヴァースは、彼と行動を共にするうちに失った真実の記憶を取り戻し、自らの使命に気づくことになる。

Read Article

【BTTF2】バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2に隠された小ネタ・伏線・パロディまとめ【Back to the Future Part II】

【BTTF2】バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2に隠された小ネタ・伏線・パロディまとめ【Back to the Future Part II】

『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』とはアメリカのSF映画で、1985年公開の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の続編作品である。 1989年公開で原題は『Back to the Future Part II』。監督は前作と同じロバート・ゼメキスが務めた。 主人公マーティは、親友であるドクから未来で息子に危険が迫っているといわれ、デロリアンで30年先の未来へタイムスリップする。Part2に焦点をおいて、細かく小ネタを紹介。

Read Article

バック・トゥ・ザ・フューチャー(BTTF)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バック・トゥ・ザ・フューチャー(BTTF)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とは1985年のアメリカのSF映画。公開当時、全米で「フューチャー現象」と呼ばれるブームが生まれるほど大ヒットした。監督は視覚効果の巨匠ロバート・ゼメキス。主人公のマーティことマーティン・シェイマス・マクフライは、科学者ドクことエメット・ラスロップ・ブラウンの発明したタイムマシン「デロリアン」で30年前にタイムスリップしてしまう。主演のマイケル・J・フォックスの代表作であり、タイムマシーンを題材にした映画の大元ともいえる名作。略称は『BTTF』『BTF』。

Read Article

キングスマン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キングスマン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マーク・ミラー原作のコミックを「キック・アス」に続きマシュー・ボーンが監督した、常識破りの超過激ノンストップ・スパイアクション。亡き父の後を継いでスパイ組織「キングスマン」の一員としてスパイとなる道を選んだ青年が、ブリティッシュスーツを華麗に着こなし、最強の敵相手に奮闘する姿を描く。「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したコリン・ファースが激しいアクションに挑戦。2015年公開のイギリス映画。

Read Article

アベンジャーズ/エンドゲーム(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アベンジャーズ/エンドゲーム(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アベンジャーズ/エンドゲーム』とは、2019年に公開されたディズニー配給・マーベル製作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編である。本作は、宇宙最大のパワーを持つ6つの石”インフィニティ・ストーン”を集めたサノスがアベンジャーズのメンバーを含む、全宇宙の生命の半分を消滅させたところから始まる。人類を守るため、”キャプテン・アメリカ”や”アイアンマン”を筆頭に最強ヒーローたちが再び立ち上がり、史上最凶最悪の敵・サノスに逆襲(アベンジ)する。

Read Article

パルプ・フィクション(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

パルプ・フィクション(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『パルプ・フィクション』とは、クエンティン・タランティーノ監督による1994年公開のクライム映画である。主演はジョン・トラボルタ、共演はサミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン等。アカデミー賞脚本賞とカンヌ映画祭パルムドール賞を受賞した。ギャングであるヴィンセントと相棒ジュールズは、ボスからの命令でスーツケースを取り返すべく、アパートに潜入する。3つの異なる犯罪エピソードから構成されており、ストーリーの時系列と映画の時系列が異なる構成が話題を呼んだ。バイオレンスと乾いた笑いに満ちた傑作群像劇。

Read Article

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3(BTTF3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3(BTTF3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』とは、1990年のアメリカ映画で、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの完結作である。監督はロバート・ゼメキス。製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。PART2のラストシーンで1955年に取り残されてしまったマーティの元へ届けられた一通の手紙。それは1885年にタイムスリップしたドクからの手紙だった。マーティは隠してあったタイムマシンでドクを助けるため1885年へタイムスリップする。

Read Article

リアル・スティール(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

リアル・スティール(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『リアル・スティール』とは、2011年制作のアメリカ映画。人間の代わりに高性能ロボットたちが激しい戦いを繰り広げる“ロボット格闘技”が人気を博す、近未来を舞台にした痛快SFアクションムービー。落ちぶれた元プロボクサーの男と、彼の前に突然現れた11歳の息子が、スクラップ置き場で見つけた旧式ロボットATOMに希望を託し、親子の絆を深めながらロボット格闘技の王者を目指す姿を描く。アメリカ劇場初登場1位のヒットを放った。

Read Article

パーフェクト ワールド(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

パーフェクト ワールド(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

監督クリント・イーストウッド、主演ケヴィン・コスナーで1993年に公開されたアメリカ映画。 クリント・イーストウッドとケヴィン・コスナーというハリウッドの2大スター共演だが、フィリップ役の子役が素晴らしい演技を見せて、観るものを驚かせた。 脱獄囚ブッチは、逃亡中に8歳の少年フィリップと出会い、人質として連れ出す。逃亡の中で次第に心を通わせていく2人。せつないラストに心打たれるロードムービー。

Read Article

宇宙戦争(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

宇宙戦争(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『宇宙戦争』とは、アメリカ合衆国で2005年6月に公開されたSFアクション映画である。 H・G・ウェルズのSF小説『宇宙戦争』を原作としたスティーヴン・スピルバーグ監督作品。 主人公レイは、離婚した妻がボストンの実家を訪ねる間、妻に引き取られ、自分を軽蔑する子供達ロビーとレイチェルを預かった。そんなある日、奇妙な稲妻が町に落ち、地中から巨大な何かが現れて人々を攻撃、街を破壊していく。今まで家族をかえりみなかった父親だったが、必死に子供達を守っていく中で家族を守る父親へと変わっていく。

Read Article

ターミナル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ターミナル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ターミナル』とはアメリカ合衆国で2004年6月に公開された、ロマンスおよびコメディー映画である。ある目的をもってアメリカ合衆国に入国するビクター・ナボルスキーだったが、母国でクーデターが起き国が消滅してしまう。無国籍状態となり入国ができなくなってしまった。それでも目的を達成するために、空港の乗り継ぎロビーでクーデターが終結することを待ち続ける。空港生活の中で国土安全保障省税関国境保護局との対立、キャビンアテンダントとの恋模様など様々なヒューマンドラマが描かれている作品である。

Read Article

デイブレイカー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

デイブレイカー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デイブレイカー』とは、オーストラリア出身のスピエリッグ兄弟の監督・脚本によるSFアクション・ホラー。人口の9割以上がヴァンパイアと化した近未来を舞台に、人間の減少により血液不足に陥った状況を解決するために代用血液の開発を進めていたヴァンパイアの男が、人間とヴァンパイアの双方を救う新たな道を探ろうとする。09年・オーストラリア・アメリカ製作。

Read Article

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(MCU版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(MCU版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』とは、2019年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。マーベル・コミック『スパイダーマン』の実写映画化作品としては7作目、再リブートシリーズとしては2作目、また、マーベル・コミックの実写映画で、世界観を共有するクロスオーバー作品として扱われたMCUシリーズとしては23作目の映画となる。高校の夏休みにクラスメイト達とヨーロッパ旅行へでかけた主人公のピーター・パーカーは旅先でスパイダーマンとしての任務が与えられ、再び戦いに出ることになる。

Read Article

アンブレイカブル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アンブレイカブル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アンブレイカブル』とは、2000年製作のアメリカ映画。日本公開は2001年の6月。大ヒットとなった「シックス・センス」の次にM・ナイト・シャマランが手掛けた作品。脚本もシャマラン自身が担当した。凄惨な列車事故に遭いながら、ただ一人かすり傷ひとつ負わずに生き残った男が辿る数奇な運命を描く。主演は「シックス・センス」に続きブルース・ウィリス。共演はサミュエル・L・ジャクソン、ロビン・ライト・ペン。

Read Article

インデペンデンス・デイ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

インデペンデンス・デイ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『インデペンデンス・デイ』は1996年に公開されたアメリカのSFアクション映画。タイトルの意味は「独立記念日」で、物語の設定がアメリカの独立記念日である7月4日であることから取られている。 ある朝、世界各地の都市に巨大なUFOが突如出現し、大規模なレーザー攻撃で街を破壊していく。圧倒的な力を持つ宇宙人と人類との戦いを描く。

Read Article

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』とは、1868年出版のルイーザ・メイ・オルコットの自伝的小説『若草物語』が映画化されたもの。2019年12月に全米、2020年6月に日本公開。監督のグレタ・ガーウィグが脚本も担当。今作に挑むに当たってガーウィグ監督は、著者であるオルコットが「本当は何を言いたかったのか」という命題を深く掘り下げることに焦点を当てた。古来、女性が置かれてきた状況を顕在化することで、自分らしく生きたいと願う現代の女性へのオマージュに昇華させている。

Read Article

コーチ・カーター(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

コーチ・カーター(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『コーチ・カータ』とは、弱小高校バスケ部が、スパルタコーチであるカーターの指導によって成長し、活躍する姿を描いた青春映画。落ちこぼれの集まりであるリッチモンド高校バスケ部に、OBであるケン・カーターが新コーチとして赴任してくる。カーターは、バスケの技術を教えるより先に、まず選手たちと契約を交わす。契約を守らない者は試合に出さないというカーターに対し選手たちは反発するが、徐々にカーターの真意を理解し耳を傾け、相互に信頼しあうようになる。

Read Article

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(インディ・ジョーンズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(インディ・ジョーンズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』とは1981年にアメリカ合衆国で公開されたアクション・アドベンチャー映画。主演はハリソン・フォード、監督にはスティーブン・スピルバーグ、原案と制作総指揮にジョージ・ルーカスが務めた。超常的パワーを秘めた聖櫃(アーク)を巡り、冒険家インディ・ジョーンズはナチス・ドイツを相手に争奪戦を繰り広げる。

Read Article

ディープ・ブルー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ディープ・ブルー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ディープ・ブルー』(原題:Deep Blue Sea)とは、1999年にアメリカで公開されたパニックアクション映画。監督はアクション映画を得意とすることで有名なレニー・ハーリン。興行収入は1.6億ドル。物語の主人公スーザンは、アオザメの脳を素材とするアルツハイマー病治療薬の開発を海洋上の研究施設アクアティカで行っていた。遺伝子操作を行った影響で脳が発達し賢くなった巨大ザメは、自らの考えを持つようになり、外界へ出て自由になるという目的のため、研究者や関係者たちを次々に襲撃する。

Read Article

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』は1984年5月23日にアメリカで公開されたアクション・アドベンチャー映画。監督はスティーブン・スピルバーグ、製作総指揮はジョージ・ルーカス、主演はハリソン・フォードであり、前作『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の続編にあたる。 富と名声の象徴である伝説の「サンカラ・ストーン」を巡り、冒険家インディ・ジョーンズが恐ろしい邪教集団「サギー教」と熾烈な争奪戦を繰り広げる。

Read Article

ウエスト・サイド・ストーリー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ウエスト・サイド・ストーリー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ウエスト・サイト・ストーリー』とは、1957年に上演されたミュージカル作品をスティーブン・スピルバーグ監督が現代版にアレンジした映画だ。物語の流れや人物の基本的な設定は変えず、現代の人々に合わせて内容に絶妙に手を加えることで若い世代にも響く作品に生まれ変わった。スピルバーグ監督の手腕が大いに発揮されている。 劇中の音楽も原作のものを元に、グスターボ・ドゥダメルにより色彩の増した編曲がされている。 物語本来の魅力と現代版のアレンジが新たな魅力を生み出す。

Read Article

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』は1989年5月に公開されたアメリカ合衆国のアクション・アドベンチャー映画で、大ヒットアドベンチャーシリーズの3作目にあたる。 監督はスティーブン・スピルバーグ、制作総指揮はジョージ・ルーカス、主演はハリソン・フォード。「原点回帰」をテーマに胸躍る冒険活劇は健在で、主人公インディの父役としてショーン・コネリーが演じ話題となった。 キリストの血を受けた「聖杯」を巡り、冒険家インディとその父ヘンリーが宿敵ナチス・ドイツと争奪戦を繰り広げる。

Read Article

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』とは2008年に公開されたアメリカ合衆国のアクション・アドベンチャー映画で、大ヒットアドベンチャーシリーズの4作目にあたる。 監督はスティーブン・スピルバーグ、制作総指揮はジョージ・ルーカス、主演はハリソン・フォード。前作より19年後を舞台に、映像技術の進歩による描写と壮年となったインディの変わらぬパワフルさが特徴。 謎の結晶体「クリスタル・スカル」に秘められた謎を巡り、インディは新たな敵「ソビエト連邦」と争奪戦を繰り広げる。

Read Article

目次 - Contents