ハンターキラー 潜航せよ(Hunter Killer)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハンターキラー 潜航せよ(Hunter Killer)』とは、米海軍攻撃型原子力潜水艦(ハンターキラー)を題材とした海洋アクション映画である。主演は男臭い演技に定評のあるジェラルド・バトラー。小説家のドン・キースと、米海軍潜水艦の元艦長だったジョージ・ウォレスの二人による同名ベストセラー小説が原作である。製作は『ワイルド・スピード』のスタッフが担当。最新のCG技術を駆使、リアルな潜水艦の戦いを描く。深海での潜水艦アクションのみならず、地上での特殊部隊シールズの活躍も見どころのひとつだ。

『ハンターキラー 潜航せよ』の概要

『ハンターキラー 潜航せよ』は2018年製作のアメリカ合衆国の海洋・ミリタリーアクション映画である。原作は同名の大ヒット小説。ジャーナリストでもある小説家ドン・キースと、本物の元米海軍で潜水艦の艦長であったジョージ・ウォレスの共著。その映画化の権利を得て『ワイルド・スピード』シリーズの製作スタッフが集結。超リアルな最新鋭の攻撃型原子力潜水艦(ハンター・キラー)の活躍を描き切った。監督はドノヴァン・マーシュ。
ハンターキラーとは、ハンター(探索)とキラー(攻撃)を行う任務や能力の事。同時に両方の任務をこなせることから、攻撃型原子力潜水艦を総称してハンターキラーと呼ぶ。
見どころはなんといっても、公開当時の時点で最新の原子力潜水艦、そのディテールにまで拘った映像だ。日々更新されていく軍事テクノロジー。その技術の粋を集めた装置や兵器、さらにその運用に至るまでが巧みなカメラワークと見事なCGで可視化される。『レッドオクトーバーを追え!』『クリムゾンタイド』に勝るとも劣らない、いわゆる「潜水艦もの」映画の名作の1本となり得るだろう。
主演は『エンド・オブ・キングダム』『300(スリーハンドレッド)』など、数々のヒット作を担当したジェラルド・バトラー。共演に『フィフス・エレメント』『レオン』で有名なゲイリー・オールドマンらが加わり、緊迫感のあるドラマを盛り上げる。

米海軍の原子力潜水艦タンパ・ベイがロシア領バレンツ海で、突如として消息を絶つ。この事態の調査と、タンパ・ベイの捜索に当たるのがジョー・グラス艦長(ジェラルド・バトラー)率いる攻撃型原子力潜水艦アーカンソーだ。しかしその一方で、ロシア連邦の大統領が強硬派の国防大臣とその部下達に拘束されてしまう。驚くべきことに彼らは軍事クーデターを企て、世界大戦を引き起こそうとしていたのだ。
緊迫する情勢の中、ペンタゴン(米国防総省)内でも意見の対立が生じ、駆け引きが繰り広げられる。まずは情報の把握が急務と考えられ、現地には米海軍特殊部隊(シールズ)が派遣される。
国際情勢と軍事バランス、さらには政府内の駆け引きも加味され、否が応でも緊迫感が増してゆく。特殊部隊シールズによる地上での隠密作戦と、原子力潜水艦アーカンソーの深海での任務行動が、物語の中で徐々にシンクロする。果たして彼らは、ロシア強硬派の企みを阻止できるのか。そしてアーカンソー艦長ジョー・グラスとクルーたちの行く先に、いったい何が待っているのか。手に汗握る展開に目が離せない。

『ハンターキラー 潜航せよ』のあらすじ・ストーリー

消息を絶った米原潜タンパ・ベイ

ロシア領バレンツ海。米海軍原子力潜水艦タンパ・ベイはロシアの潜水艦を数週間、追跡・調査する任務に就いていた。ところが、そのロシア潜水艦からの突如とした爆発音をソナー員が探知した。しかしソナーで聴くまでも無く、船体が崩壊する音がすぐさま海底を揺るがし、米海軍クルーたちはロシア潜水艦が沈没した事を知る。原因を究明しようと動き出すタンパ・ベイだったが、続いてソナーが探知したのは自らに向かってくる魚雷のスクリュー音であった。

ロシア艦から爆発音という謎の報告の直後、遭難信号を発し消息を絶ってしまったタンパ・ベイ。その情報はすぐに米国防総省の国家軍事指揮センターに届く。事態の究明と、米原子力潜水艦が持つ機密情報の保持、そして110名のクルーを救出するのは目下の急務であった。海軍少将ジョン・フィスク(演:コモン)は攻撃型原子力潜水艦(ハンターキラー)の現場海域への派遣を検討する。すぐにこの任務に就ける艦は、休息と補給で停泊中の1隻のみであった。それは、新任の艦長ジョー・グラス(演:ジェラルド・バトラー)率いる原子力潜水艦アーカンソーだ。
ジョー・グラス艦長は、士官学校を経ないで叩き上げから艦長職に就いた異例の経歴を持ち、型破りな男と知られていた。上層部の中には、そんな彼の抜擢を危ぶむ者もいた。統合参謀本部議長のチャールズ・ドネガン(演:ゲイリー・オールドマン)その人である。

事態の究明を急げ

その頃、国家軍事指揮センター。フィスク少将のところへNSA局員のジェイン・ノルクィスト(演:リンダ・カーデリーニ)がやってくる。ロシア艦爆発の少し前、ロシア大統領ザカリンが国防相ドミトリー・ドゥロフと会合するために出発していたというのだ。タンパ・ベイの消息不明とロシア艦の爆発。そしてザカリン大統領がその前に会合に向かったのは偶然では無いと、NSAのノルクィストは疑う。彼女はフィスク少将に対し、ザカリンらの動きを調査すべきと、現地へ特殊部隊シールズの派遣を懇願する。意見を同じくしたフィスクは承諾し、すぐさまビル・ビーマン率いるシールズの4名をロシアへ向かわせた。

アーカンソー出撃す

スコットランド高地でひとり休暇を満喫していたグラス。そこへ突如、海軍から極秘招集命令を携えたヘリが現れ、急を告げる。ヘリに乗り、急ぎイギリス領内ファスレーン米海軍基地へとグラスは帰投する。そして副艦長ブライアン・エドワーズに命令し、同じく休暇中だったクルーたちを招集したのだった。当然、休暇は取り消しである。任務のため急ぎ、現場海域に向かわねばならない。最新鋭のハンターキラー、攻撃型原子力潜水艦アーカンソーの出撃である。

氷の海での死闘

ロシア領海コラ半島。現場海域に到着したグラスは、すぐに探索任務を開始した。そしてソナーのスキャン結果から、タンパ・ベイらしき艦影を発見。現地へ小型潜水艇「ミスティック」を出動させる。それによりグラスたちは沈没したタンパ・ベイと、そのクルーたちの無残な姿を目の当たりにすることとなる。そのさなか、タンパ・ベイを撃沈させたロシアのアクラ級原子力潜水艦から数本の魚雷が放たれる。思いもよらぬ奇襲であった。デコイ(おとり)を使った緊急回避を試み、なんとか窮地を脱したグラスとアーカンソー。ロシア海軍の戦い方を熟知していたのか、グラスは氷の中に潜む敵艦を見つけることに成功し、見事これを撃沈する。だが撃破される寸前に発射されたロシア艦の魚雷が接近してくる。爆発音にソナーが反響して、魚雷の発見が遅れたのだ。

危機を脱する奇策

絶望的な状況だったが、グラスの機転と戦術がアーカンソーを救う。沈没したタンパ・ベイのギリギリまで艦を接近させ、魚雷をかく乱したのだ。なんとか被害を最小限に抑え、撃沈されるピンチを回避したグラスとアーカンソー。だが攻撃を受けたとはいえ他国の原潜を撃沈し、そのクルーたちの命を奪ったのだ。この事態がロシアとの戦争勃発の火種となる可能性はぬぐえない。グラスをはじめアーカンソー各員には、一抹の不安がよぎる。そして、なぜタンパ・ベイは撃沈され、このアクラ級ロシア艦は攻撃してきたのか。謎は深まるばかりであった。

クーデター勃発か

ロシアのアクラ級潜水艦がアメリカに撃沈された。この報告をポリャルヌイ司令部で受けたロシア大統領ザカリン。強硬に反撃を進言する国防大臣ドゥロフに対し、ザカリンはアメリカ側との対話を優先する。まずは冷静な事態の把握が先決だと判断したのだった。
一方、アーカンソーのグラスは。タンパ・ベイの近くで最初に沈没したロシア艦を発見し、調査を開始する。ソナー員がその艦内から生存者と思しき物音を探知したのだ。最初の調査でそのロシア艦は魚雷による攻撃では無く、艦内の爆発によって沈没した痕跡が見られていた。事実を究明するためにも沈没したロシア艦から生存者を救出し、事情を聞かねばならない。
深海での海流にさらされ、危機的な状況の中であったが、小型潜水艇による救助任務が進められた。なんとかロシア海軍のアンドロポフ艦長ら3名を救助することに成功。捕虜として拘束する。
そのころシールズが監視していたザカリン大統領が、軍事クーデターを起こしたドゥロフたち強硬派によって監禁される。国家軍事指揮センターは、シールズから送られた映像を確認。それによればロシア内部でクーデターが起きたことは明らかだった。統合参謀本部議長ドネガンとアメリカ大統領ドーヴァーは緊急会議を招集。議論が伯仲する中、ロシア海域に空母機動艦隊を派遣することを決定。さらにフィスク少将の提言した、ザカリン大統領の救出作戦を現地に潜入しているシールズ隊員に命じると決まった。ドネガンは不服そうであったが、ザカリン大統領救出作戦が成功すれば、ロシアのクーデターを無力化できる可能性がある。アメリカ大統領ドーヴァーは、その決断により戦争回避の希望を見出したのである。

生き残ったロシア艦長アンドロポフ

コラ半島ポリャルヌイ。モスクワのはるか北、ノルウェーの東に位置する。周辺のバレンツ海はロシアの裏庭とも言える海域だ。グラスたちのアーカンソーは、ザカリン大統領とビーマンたち4人のシールズ脱出作戦の命令を受ける。回収地点はムルマンスク・フィヨルド。狭隘な水路に機雷と探査ソナーがひしめき、他国の潜水艦が無事に通過するのはまず不可能な場所であった。グラスは、ドゥロフたち強硬派の破壊工作でアンドロポフの乗艦が沈没した事実と、ザカリン大統領の救出任務の命令を受けたことをアンドロポフに告げる。彼の協力無しにムルマンスク・フィヨルドを抜け、戦争の危機を回避するのは困難だからだ。
芯まで軍人気質のアンドロポフには、敵国に機密情報を渡すことなど受け入れがたかった。だが「軍人である前に同じ船乗りではないか。その労苦はお互い分かり合えるはずだ」「アメリカ、ロシア。国境など関係ない。多くの命を救えるのは、今ここにいる我々だけなのだ」グラスの熱い説得に、心を動かされたアンドロポフ。グラスたちに協力することを決意、ロシア艦だけが通過できる極秘航路を案内するのだった。

ロシア兵の追跡

一方、ポリャルヌイ基地のドゥロフはアメリカ側の通信信号をキャッチ。部下の特殊部隊の一群を差し向ける。ビーマンたちシールズはなんとか発見されず隠れおおせたが、新人狙撃手のマルティネリが負傷してしまう。ザカリン救出の命令を受けたビーマンは、まともに動けないマルティネリを置いていく決断をやむなく迫られた。脱出の際、アーカンソーに向かう前に必ず迎えに戻るとビーマンは言い残す。マルティネリには、彼だけが行える任務を与えたのだった。そして速やかに残り2人のメンバーと海に潜り、ポリャルヌイ海軍基地へ向かった。

シールズの過酷な任務

ポリャルヌイに着くと、岩場の影でザカリン大統領の護衛官オレグ見つけ、ビーマンは彼を助ける。手負いであったがその求めに応じ、協力して救出作戦を行うことに。共に大統領が監禁されている司令部へと向かった。なんとかたどり着くが、強固なドアは厳重な作りだった。仕方なく特殊爆薬を使用して突破する。その爆発音を聞いたドゥロフは侵入を察知、阻止するため部下を急行させた。間もなくビーマンたちは、大勢のドゥロフの部下たちの追撃に遭う。激しい銃撃戦を繰り広げるが、ロシア兵の数は増すばかりであった。
大統領を救い出し、脱出を試みるビーマンたちだったが追手は諦めない。護衛官オレグは大統領に別れを告げ、たったひとり残ることを決める。部下の忠誠心に感謝しつつ、ザカリンはシールズと共にその場を離れる。オレグは彼らの脱出の時間を稼ぐため、その命を投げ出したのだ。最後はドゥロフの部下数名を巻き添えに、壮絶な最期を遂げる。
だが犠牲はオレグだけでは無かった。逃走中にメンバーの古参、デヴィン・ホールもまた撃たれて命を落とした。ビーマンは戦友を失う悲しみに浸る間もなく、その亡骸を置いて任務を果たすしか術はなかった。
海路から陸へ。ザカリンを連れて向かうビーマンたちだったが、ドゥロフの部下たちの追跡は執拗であった。ついにはザカリンも撃たれ、絶望的な状況に陥る。だが、はるか彼方から放たれた銃弾がロシア兵をひとり、ふたりと倒し始める。負傷して止むを得ず置き去りにした、新人狙撃手マルティネリの援護射撃だった。
窮地を脱したビーマンたち。撃たれて息も絶え絶えのザカリンを連れアーカンソーとの合流地点、ムルマンスクの護岸へ向かう。だが追手は銃撃をゆるめない。シールズ隊員マット・ジョンストンはザカリンをビーマンに託し、残って敵を防ぐため援護射撃を開始する。なんとか時間を稼ぎ、マット自身も脱出するが追手の放った1発の銃弾が彼を貫き、その命を奪ってしまった。

絶体絶命

ビーマンはザカリンをアーカンソーのクルーに預けると、ポリャルヌイ海軍基地に取って返す。マルティネリの救出に向かうのだ。一方ザカリンをアメリカ軍に奪取されたドゥロフたち強硬派は、駆逐艦を出撃させる。大統領の代理として、すでに全軍の指揮権を掌握していたのだ。そしてドゥロフは、ロシア海軍駆逐艦に対し、米原子力潜水艦アーカンソーをミサイル攻撃せよと命令を下す。

その間、小型潜水艇はアーカンソーとのドッキングに成功。艦内に逃げ込むザカリンとクルー。そしてすぐにアーカンソー指令室はミサイルのロックオンを探知、緊急回避行動に向け、全速前進のスクリューが激しく回転し始めた。しかしすでにロックオンされては、とても逃げきれるものでは無かった。だが、グラス艦長の下した命令により、切り離された小型潜水艇がおとりの役目を担った。ミサイルは間一髪で小型潜水艇を追い、アーカンソーはまたもや死地を脱したのだった。

アーカンソーの死闘

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