スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(MCU版)のネタバレ解説・考察まとめ
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』とは、2019年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。マーベル・コミック『スパイダーマン』の実写映画化作品としては7作目、再リブートシリーズとしては2作目、また、マーベル・コミックの実写映画で、世界観を共有するクロスオーバー作品として扱われたMCUシリーズとしては23作目の映画となる。高校の夏休みにクラスメイト達とヨーロッパ旅行へでかけた主人公のピーター・パーカーは旅先でスパイダーマンとしての任務が与えられ、再び戦いに出ることになる。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の概要
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(原題:Spider-Man: Far From Home)とは、アメリカ合衆国で2019年7月2日に公開されたスーパーヒーロー映画である。日本では世界最速となる 2019年6月28日の公開であった。製作はコロンビア映画、マーベル・スタジオ、パスカル・ピクチャーズ、配給はソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント。マーベル・コミック原作の『スパイダーマン』の実写映画化作品としては7作目、トム・ホランドを主演とした再リブートシリーズとしては『スパイダーマン:ホームカミング』に続く2作目である。マーベル・コミックの実写映画と世界観を共有するクロスオーバー作品として扱った『マーベル・シネマティック・ユニバース』(MCU)シリーズとしては『アベンジャーズ/エンドゲーム』に続く23作品目で、また2008年公開の『アイアンマン』から始まったMCUシリーズのうち、フェイズ3(第3シーズン)の最後の作品となっている。上映時間は129分、制作費は1億6000万ドル。監督は前作『スパイダーマン:ホームカミング』、ホラー映画『クラウン』、スリラー映画『コップ・カー』などで知られるジョン・ワッツ、脚本は同じく前作『スパイダーマン:ホームカミング』を担当したクリス・マッケナとエリック・ソマーズである。主役のピーター・パーカー(スパイダーマン)は以前からMCUシリーズでスパイダーマン役を担当するトム・ホランドが演じ、他にも『グレイテスト・ショーマン』に出演したゼンデイヤ、『トリプルX』シリーズや『ダイハード3』『交渉人』に出演したサミュエル・L・ジャクソンらが前作に引き続き同じ役を演じている。なお、今作のヴィランであるミステリオは『ブロークバック・マウンテン』で英国アカデミー賞助演男優賞受賞、アカデミー助演男優賞にノミネートされたジェイク・ジレンホールが演じている。
ニューヨークに住む高校生のピーター・パーカーは、普段は正体を隠しながらスパイダーマンとして街の平和を守っている。以前はアベンジャーズの一員としてサノスと戦い、それに勝利し地球を救った。サノスとの最終決戦後の夏休み、クラスメイトたちとヨーロッパ旅行へ出かけることになったピーターは、旅行中に片思いの女子生徒ミシェル・ジョーンズ(MJ)に告白しようと決めていた。だが、元S.H.I.E.L.D.長官でアベンジャーズの元司令官のニック・フューリーから度々呼び出しがあり、旅行を楽しみたいピーターはあえてそれには反応せず、スパイダーマンのスーツも自宅に置いたままイタリアへと向かう。しかし旅先でヴィランが現れ、戦いに巻き込まれることになる。
ソニー・ピクチャーズの会長トーマス・ロスマンが、前作である『スパイダーマン:ホームカミング』公開後に続編を制作することを明かしたのは2016年6月である。マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギは続編はピーター・パーカーの高校3年生の出来事を扱うと述べ、ソニーは本作の公開予定日を2019年7月5日と発表した。しかし2018年の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でスパイダーマンが消滅し、2019年4月の『アベンジャーズ/エンドゲーム』まで復活はないことから、続編が2019年公開になるという発表により、マーベル側の本作を含むMCUシリーズの情報公開はより慎重に進められることとなった。
マーベルとソニーは『スパイダーマン:ホームカミング』のジョン・ワッツ監督の続投を希望し、その通りとなる。ワッツは制作にあたり、本作の舞台が『アベンジャーズ/エンドゲーム』のほぼ直後となること、エンドゲームで明かされなかった謎を扱うことで『ファー・フロム・ホーム』チームにとって本作が「楽しい創造的挑戦」となること、また『エンドゲーム』のストーリーを汲みつつ、楽しいスパイダーマン映画を作ると述べた。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のあらすじ・ストーリー
冒頭、メキシコで任務中だった元アベンジャーズ司令官のニック・フューリーとマリア・ヒルは、土で出来た巨大な怪物サンドマンに遭遇する。そこへ、球体を被った謎のヒーローが現れ、手から緑のビームを放ち怪物を撃退。2人を窮地から救った。
舞台はニューヨークへと変わり、ピーター・パーカー(スパイダーマン)が通うミッドタウン高校。高校のテレビではニュースチャンネルが流れ、パーソナリティであるクラスメイトのベティとジェイソンの話から、現在がサノスとの最終決戦から8カ月後であること、サノスによる消滅から復活した人々は消滅した当時の姿のまま、そして消滅しなかった人々は5年ぶん年を取った状態で再び学生生活に戻ったことが明らかになる。
アイアンマン(トニー・スターク)が死亡した事実を受け止めきれないピーターは、ヒーローとして活動を続けるも、活動中にアイアンマンの後を継ぐのかとインタビューされることもあり日々プレッシャーに苛まれていた。その重圧から自身や周囲の危機を察知する特殊能力「スパイダーセンス」も失われていた。不安な気持ちを切り替えるため、学校が企画した2週間のヨーロッパ旅行へ参加することにしたピーターは、旅行中に思いを寄せる女子生徒ミシェル・ジョーンズ(MJ)に告白しようと決める。ある日自宅に元トニー・スタークの運転手で、現在はピーターのサポート役を引き受けているハッピー・ホーガンが現れ、ニック・フューリーから連絡があると告げられる。だが、ヒーローとしての重圧からしばらく逃れたかったピーターは電話を留守電にし、スパイダーマンスーツも自宅に置いたまま、ネッド、MJ、ベティ、ブラッド、ユージーンたちクラスメイトと、引率の教師ロジャー、ジュリアスと共に旅先のイタリアへ向かった。
自宅に置いてきたはずのスパイダーマン・スーツは、ピーターの育ての親で同居しているメイおばさんにより、ピーターの知らない間にトランクケースに入れられていた。ホテルに荷物を置いてイタリア・ベネチア観光を楽しむピーター達の前に、突然水でできた巨大な人型の怪物が現れ、街を破壊しはじめる。土産物の仮面を被って生身で戦うピーターだが、とても歯が立たない。そこへ、金魚鉢の様なガラスを被ったマント姿のヒーローがあらわれ、緑色のビームを放ち圧倒的な強さで怪物を倒してしまう。
ホテルに戻ると、テレビのニュースではアナウンサーが先ほどのマント姿のヒーローのことを謎の人物=ミステリオ、と報道していた。夜、部屋でくつろぐピーターの前に突然ニック・フューリーが現れ、任務があると言いそのままピーターを連れ出す。運河を下った先の秘密基地にはマリア・ヒルと先ほどの謎のヒーローも待っており、ニックはそのヒーローを「クエンティン・ベックだ」と紹介する。
ベックから「先ほどの怪物がエレメンタルズと呼ばれる火、水、風、土の元素の怪物で全部で4体いること」「自分は別次元であるマルチバース『アース833』から来てエレメンタルズと戦っていること」「故郷のアース883はエレメンタルズにより滅ぼされた」ということを説明されるピーター。ニックはメキシコで土のエレメンタルズ、サンドマンに襲われるところをベックに助けられたことからベックを信頼しており、共にエレメンタルズを倒して欲しいとピーターに依頼する。そしてニックはピーターに、トニー・スタークの遺品である人工知能E.D.I.T.H.(イーディス)を搭載したサングラスを手渡し、正式にアイアンマンの後継者となるようピーターに告げる。
残りのエレメンタルズ3体のうち、火の元素の怪物であるモルテンマンは、プラハに出没する可能性が高いと説明するベック。しかし、ピーターは自分の強さではアイアンマンの後継者として相応しくないこと、またベックの強さから自分は不要と考えたことから共闘の依頼を断り、旅行に戻るとニックに告げる。しかし次のピーター達の目的地は、ニックの手引きによって、パリからプラハへ変更されてしまうのだった。一同はバスでプラハへ向かうが、実はそのバスはニックの仲間であるディミトリが運転していた。ディミトリが停車したバスの休憩所で、ニックの派遣したエージェントの女性から新スーツのステルス・スーツを渡されたピーターは、しぶしぶニックに協力することを決める。
ピーターがスーツを試着しようとズボンを下ろした時、偶然その場にクラスメイトのブラッドが現れる。ピーターとはMJを取り合う険悪な仲であるブラッドは、MJに見せつけるためにピーターの姿を写真に収めその場を立ち去る。バスに戻ったピーターはイーディスに「ブラッドのスマートフォンに収められた写真を消せ」と慌てて命令するが、「ブラッドを消せ」と判断したイーディスは衛星兵器システムでブラッドを殺そうとする。衛星兵器システムがバスを攻撃する中、ピーターはイーディスに再度指示し何とかその場を収めるのだった。
プラハではカーニバルが開催されており、カーニバル会場に現れた火のエレメンタルズ、モンテルマンとピーター、ベックチームの闘いとなったが、圧倒的な強さでモンテルマンを倒すベックを見て、ピーターは自分の力不足を痛感する。ピーターはその後勝利の祝いにベックと2人訪れたバーで、ベックこそがアイアンマンの後継者にふさわしいと、E.D.I.T.H.の搭載されたサングラスをベックに譲り渡してしまった。
ピーターがバーを出ると、バーの内装が一転してボロボロのビルへと切り替わり、歓声を上げながらウィリアム、グートマン、ヴィクトリア、ジャニスが現れる。全てはベックが仕掛けたトリックで、バーに見えていたのはホログラムの映像だったのだ。ベックは別世界からやってきたヒーローではなく、過去にトニーの会社であるスターク・インダストリーズを解雇された元社員であった。スターク・インダストリーズに勤めていた頃のベックは高精度のホログラムを使用したBARFと呼ばれる技術を開発していたが、トニーに研究価値がないと一蹴されたことを長年恨んでいたのだ。E.D.I.T.H.を手に入れる為に同じようにクビになった元社員であるウィリアムたち4人と共謀し、ホログラムシステムやドローンを使ってエレメンタルズという架空の怪獣を作り出してヒーローを演じることで、人々を騙していたのだった。ベックはミステリオとしてトニーの代わりにヒーローの座につくため、最後の作戦を実行する。
その頃、ピーターはMJと、旅の最後に2人だけの夜を過ごしていた。自分がスパイダーマンであることをMJに打ち明けるかどうか迷うピーター。MJはピーター達がエレメンタルズと戦った現場に落ちていたスパイダーマンが手首から発射する糸であるスパイダー・ウェブを取り出し、ピーターがスパイダーマンであることに気づいていたとピーターより先に打ち明ける。その時、スパイダー・ウェブに絡みついていた映写装置が作動し、モンテルマンとベックが戦うシーンのホログラムが現れる。映写装置はベックがドローンに取り付けていた物であった。エレメンタルズがホログラム映像であったことから、ベックの嘘に感づいたピーターは、MJとネッドの協力でホテルを抜け出し、ニックのいるベルリンへと向かった。
ベルリンに到着したピーターは、車で迎えに来たニックに状況を説明するが、実はそのニックはホログラムによって変装したベックだった。変装を解除して逃げ出したベックを追いかけるうちに、線路上におびき出されたピーターはそのまま電車に轢かれてしまう。寸でのところで電車に飛び乗ったピーターだが、そのまま気を失ってしまった。ピーターを始末したと思い込んだベックは、秘密を知るMJとネッドを殺害するために旅の最終目的地であるロンドンへと向かう。
ピーターが目を覚ますと、そこはオランダにある留置場だった。脱出したピーターは、スターク・インダストリーズの警備部長ハッピー・ホーガンに電話をかけ、迎えに来たハッピーとプライベート・ジェットでロンドンへ向かう。ジェットの中で、己の不甲斐なさとトニー不在に対する不安を漏らしたピーター。そんな彼に対してハッピーはピーターに対するトニーの厚い信頼と遺志を語り、少しづつ気力を取り戻す。改めてベックを倒し、E.D.I.T.H.を取り戻すことを決意したピーターは、トニーの残した機内の装置を使い新たなスパイダー・スーツを作成する。夢中で作業するピーターの姿を見たハッピーは、ピーターにかつての相棒であるトニーの面影を重ね、彼の心に熱い鋼鉄の意志を見るのだった。
その頃ロンドンでは、大量のドローンで作りだされた巨大ホログラムの風のエレメンタルズ、サイクロンがMJ達を襲い、ロンドン橋の上まで追い詰めていた。そこへハッピーとピーターの乗った飛行機が到着し、グライダー機能を搭載した新スーツ着たピーターはそのままサイクロンへ向かって滑空した。
そのままサイクロンのホログラムに入り込み、ドローンを次々と破壊するピーター。イーディスの能力でより一層強化されたドローンによる攻撃がスパイダーマンを襲うが、自信とスパイダーセンスを取り戻したピーターは目を閉じ、ミステリオの幻影に惑わされることなくその銃弾を回避した。しかしドローンに攻撃を命じたベックは誤って自分自身が機関銃で撃たれ、大怪我を追ってしまう。
ベックはしおらしくピーターに和解を申し出たが、実はその姿もホログラムであり、背後からピーターを狙っていた。だが、今度はベックの姿がホログラムであることを、ピーターはしっかりと見破っていた。ベックは全てを諦め、「人は、信じたいものを信じる」と言い残し絶命する。ベックからE.D.I.T.H.の眼鏡を取り戻し、ドローンからクラスメイト達を守りMJの元に戻ってきたピーターはMJから告白され、そのままキスをする。
その後、ニューヨークをMJと共にスパイダーマンの姿で散歩していたピーターは、街の巨大スクリーンにロンドンでベックと戦った時のニュースが映し出されるのを目にする。そこには、ヒーローのミステリオをスパイダーマンが殺し、アイアンマンの後継者の座を奪い取ったかのように編集された動画が流れていた。さらに、生前のベックが「スパイダーマンはピーター・パーカーだ」と言い残すシーンも残されており、さらにデイリー・ビューグル新聞の編集長J・ジョナ・ジェイムソンが、スパイダーマンは犯罪者であると熱弁していた。ベックは、最後の罠でピーターがミステリオを殺害するよう細工した動画を残していたのだ。ベックの罠で最悪の状態で正体をバラされたことに絶叫するピーター。その後、エンドクレジットが流れる。
エンドクレジット後、車を走らせるニックとマリア・ヒルの姿が、MCUシリーズの『キャプテン・マーベル』に登場したスラクル人のタロスとソレンに変化する。スラクル人とは変身能力を持つ宇宙人であり、その将軍タロスとタロスの妻であるソレンは、以前宇宙の巨大国クリー帝国によって故郷の星を滅ぼされ仲間と共に難民となっていたところを、ニック・フューリーとキャプテン・マーベルの協力により助けられた過去を持っていた。ベックのホログラム技術に感嘆する2人。そして、本物のニックたちが宇宙基地にいるシーンで物語は終わる。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の登場人物・キャラクター
主要人物
ピーター・パーカー / スパイダーマン(演:トム・ホランド)
ニューヨークに住む高校生。幼い頃に両親を亡くし、親戚のメイおばさんと2人で暮らしている。特殊なクモに噛まれた事でクモの能力を手に入れ、ヒーローとして活動していたところトニー・スタークに誘われてアベンジャーズの一員となった。高校の同級生であるネッドには正体を話しており、協力関係にある。また同じく同級生のMJに片思い中である。トニー・スタークが亡くなったのちに、フューリーを通じて自分が後継者に選ばれていたことを知りトニーの残した人工知能「E.D.I.T.H.」を譲り受けるが、その重責に悩むことになる。
クエンティン・ベック / ミステリオ(演:ジェイク・ジレンホール)
ブラジルで謎の怪物エレメンタルズに襲われたフューリーとマリアを助けたヒーロー。マルチバース「アース883」出身で、エレメンタルズにより故郷を滅ぼされ家族を殺された過去を持ち、サノスとアベンジャーズの闘いの影響でピーター達の住む「アース616」にやってきたと話す。だが、それは全くの作り話であり、正体は過去にトニー・スタークによってスターク・インダストリーズを解雇された元社員である。高精度ホログラム映写システム「B.A.R.F.」の開発者で、システムを軍事目的に利用しようとしていたことからクビになり、同じくトニーに恨みを持つ元社員を集めてピーターに渡されたイーディスを奪う計画を立てていた。
ミシェル・ジョーンズ / MJ(演:ゼンデイヤ)
ピーターの通うミッドタウン高校の同級生で、学力コンテストのチームメイト。ピーターの片思い相手でもある。クールかつ知的な性格で以前からピーターに興味を持っており、その行動を観察していたことから、ピーターがスパイダーマンであることに薄々感づいていた。
ニック・フューリー(演:サミュエル・L・ジャクソン)
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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』とは、マーベル・コミックの中でもマイナーながらもカルトな人気を誇るコミックの実写映画化作品。トレジャー・ハンターのピーターが、緑の肌の美しき暗殺者ガモーラ、遺伝子操作で生まれたアライグマに似たロケット、樹木型ヒューマノイドのグルート、それに全身イレズミ・マッチョのドラックス等と共に、銀河を舞台に凶悪な敵に立ち向かう痛快スペース・アクション。14年に公開され、全世界で7億ドルを超える大ヒットとなった。
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キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
マーベル・コミックのヒーロー『キャプテン・アメリカ』を原作に、2011年に製作された劇場公開作品。 ひ弱な青年だったスティーブ・ロジャースは、ある実験の被験体となることで超人的な肉体と力を持つ『キャプテン・アメリカ』となり、世界征服を企てる組織ヒドラのレッド・スカルと戦うことになる。アベンジャーズのリーダーであるキャプテン・アメリカのデビュー作。
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アイアンマン(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
アイアンマンとは、2008年に公開された「マーベル・コミック」の「アイアンマン」を原作としたスーパーヒーロー映画。監督はジョン・ファヴロー。 トニーはある日、プレゼンのために親友のいる空軍を訪れているところをテロリストに襲撃される。 そこでトニーは自社の兵器が罪のない人間の命を奪っているところを目撃。 トニーは悪に立ち向かうためにスーツを身にまとう。
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アントマン(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
マーベル・コミックのスーパーヒーローの中でも、身の丈1.5センチの最小ヒーロー「アントマン」を実写映画化した作品。元泥棒の主人公が、天才科学者が発明した、体の大きさを自在に縮小できる特殊スーツを身に包み、科学者の指示のもと、アリたちの助けを借りて邪悪な敵に立ち向かう。2015年制作。
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グランド・ブダペスト・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『グランド・ブダペスト・ホテル』は、ウェス・アンダーソン監督、レイフ・ファインズ主演で製作された。ズブロフカ共和国にあるグランド・ブダペスト・ホテルが物語の舞台である。コンシェルジのグスタヴと部下のムスタファを主人公に、常連客をめぐる殺人事件と遺産争いに巻き込まれた二人が、ホテルの威信のためにヨーロッパ中を駆け巡り事件解明に奔走する。本作は1930年代、1960年代、1985年、現在と4つの時間軸で展開されていく。
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ジュラシック・パーク(Jurassic Park)のネタバレ解説・考察まとめ
『ジュラシック・パーク』とは、1993年に公開されたSF映画である。スリラー、ホラー、パニック、アクション、ドラマなど様々な要素で構成されている。マイケル・クライトンによる同名小説を原作としており、監督はスティーヴン・スピルバーグ。後に続編が公開されるジュラシック・パークシリーズの第1作。 バイオテクノロジーにより作られた恐竜が暴走し、恐竜に追われる恐怖と、仲間を守ろうとする主人公達の絆を描いており、生命や科学技術に関する倫理観が問われている。
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グレイテスト・ショーマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『グレイテスト・ショーマン』とは2017年に公開された、アメリカで19世紀に活躍した興行師「P.T.バーナム」をモデルとしたミュージカル映画である。奇抜なアイデア故に奇人扱いされていた「P.T.バーナム」は、ピンチをチャンスに変えて「史上最大のショー(The Greatest Show)」を作りあげていく。主演は『レ・ミゼラブル』でも活躍したヒュージャックマンが務め、音楽は『ラ・ラ・ランド』も担当したベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビである。
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ライフ(2017年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ライフ』は、2017年にアメリカ合衆国で公開されたSFスリラー映画である。 ジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ、レベッカ・ファーガソン、真田広之らが共演している。未知の生命体の採取に成功し調査していた6人の宇宙飛行士達が、密室の無重力空間で直面する恐怖を描いた作品である。その生命体は次第に進化、成長し次々に宇宙飛行士達を襲い始める。ダニエル・エスピノーサが監督を務め、ポール・ワーニックとレット・リースが脚本を担当した。
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目次 - Contents
- 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の概要
- 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のあらすじ・ストーリー
- 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ピーター・パーカー / スパイダーマン(演:トム・ホランド)
- クエンティン・ベック / ミステリオ(演:ジェイク・ジレンホール)
- ミシェル・ジョーンズ / MJ(演:ゼンデイヤ)
- ニック・フューリー(演:サミュエル・L・ジャクソン)
- ミッドタウン高校
- ネッド・リーズ(演:ジェイコブ・バタロン)
- ベティ・ブラント(演:アンガーリー・ライス)
- ブラッド・デイヴィス(演:レミー・ハイ)
- ユージーン・“フラッシュ”・トンプソン(演:トニー・レヴォロリ)
- ジェイソン・イオネッロ(演:ジョージ・レンデボーグ・Jr)
- ロジャー・ハリントン(演:マーティン・スター)
- ジュリアス・デル(演:J・B・スムーヴ)
- スパイダーマンの関係者
- マリア・ヒル(演:コビー・スマルダーズ)
- ディミトリ(演:ヌーマン・アジャル)
- メイ・パーカー(演:マリサ・トメイ)
- ハロルド・“ハッピー”・ホーガン(演:ジョン・ファブロー)
- E.D.I.T.H. / イーディス(声:ドーン・ミッチェル・キング)
- ミステリオの関係者
- ウィリアム・ギンター・リヴァ(演:ピーター・ビリングスリー)
- グートマン(演:ニコラス・グリーヴス)
- ヴィクトリア(演:クレア・ダン)
- ジャニス(演:クレア・ラッシュブルック)
- サンドマン
- ハイドロマン
- モンテルマン
- サイクロン
- ノンクレジット・カメオ出演
- J・ジョナ・ジェイムソン(演:J・K・シモンズ)
- タロス(演:ベン・メンデルソーン)
- ソレン(演:シャロン・ブリン)
- 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の用語
- ステルススーツ(ナイト・モンキー)
- ファー・フロム・ホーム・スーツ
- エレメンタルズ
- 指パッチン
- スクラル人
- スパイダー・ウェブ
- 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「どこに行っても彼を思い出す」
- 「トニーはよく迷っていたが、君のことは迷わなかった」
- 「人は、信じたいものを信じる」
- 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 元はピーターの育ての親であるベンおじさんの所有物だったスーツケース
- 影からピーターを支えるトニーの妻・ペッパー・ポッツ
- 宣伝できる期間は『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開から本作公開までの2か月間であった
- トム・ホランドとクリス・ヘムワーズの豪華PR動画
- 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の予告編動画
- 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):ホイットニー・ヒューストン『オールウェイズ・ラヴ・ユー』
- ED(エンディング):ゴーゴーズ『ヴァケーション』
- 日本語吹き替え版主題歌:凛として時雨『Neighbormind』
- 挿入歌:AC/DC「Back In Black」