
結城友奈(ゆうきゆうな)とは、タカヒロ企画・原案のテレビアニメ『結城友奈は勇者である』の登場人物。香川県讃州市(さんしゅうし)にある讃州中学校に通う中学2年生で、「勇者部」に所属している。前向きで自己犠牲的といっても過言ではない友奈の優しさと、勇者というものに対しての誇り、そして「勇気」や「勇者であること」「勇ましさ」をテーマに描かれた仲間たちとの壮大な冒険譚は、日常の尊さを噛みしめることができるとして、多くの視聴者の心を掴んだ。
結城友奈の概要
結城友奈(ゆうきゆうな)とは、タカヒロ企画・原案のテレビアニメ『結城友奈は勇者である』の登場人物で、本作の主人公。トレードマークは、赤色の髪の毛と桜の花びら状の髪飾り。
香川県讃州市(さんしゅうし)にある讃州中学校に通う中学2年生で、自らが所属する部活「勇者部」で雑用を担当し、部の活動の一環として、日々人々の役に立つための活動に励む毎日を送っていた。能天気で楽天家な性格をしているがこれは対外的なもので、実際は気使い屋である上、仲間のためには冗談抜きで命を賭けるという危うさも併せ持っている。責任感が強い一面もあり、勇者としての使命と、それがもたらす犠牲や葛藤に直面しながらも、作品全体を通して絶望に抗い、希望を見出そうとする姿が描かれていた。
タカヒロ企画・原案、Studio五組制作によって世に送り出された、『勇者である』シリーズ第2作目となる本作『結城友奈は勇者である』は、5人の少女たちの戦いの物語だ。
「勇者部」として活動していた主人公たちの穏やかな日々が一転し、悲しい運命に立ち向かう勇気が描かれた作品。「勇気」や「勇者であること」「勇ましさ」をテーマにした友奈たちの冒険譚は、日常の尊さを噛みしめることができるとして、多くの視聴者の心を掴んだ。
結城友奈は勇者である(ゆゆゆ)のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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『結城友奈は勇者である』とは、勇者であるシリーズの第2段。2014年10月に第1期が放送。2017年10月から第2期が開始される。タカヒロIVプロジェクトの第4段。略称は「ゆゆゆ」。「勇気」や「勇ましさ」、「勇者であること」をテーマにして、少女たちの戦いが描かれている。アニメ本編のコミック化や勇者部の日々を描いたコミック作品も展開されている。
結城友奈のプロフィール・人物像
CV:照井春佳/演:本西彩希帆(舞台版)
神世紀287年3月21日生まれの13歳(中学2年生)。身長154cmで、血液型はO型。
『結城友奈は勇者である』の主人公。赤色の髪の毛と桜の花びら状の髪飾りがトレードマーク。讃州中学校に通っており、自身が所属する部活「勇者部」の雑用を担当している。いつ何時も前向きで友達思いな性格をしており、仲間のために本気で命を賭けようとする「自己犠牲」的な精神も目立つ。変身後は髪がピンクに代わり、服装も同じくピンクを基調としたスパッツ状の勇者服に変化する。主に徒手空拳で戦い、強力な打撃を得意とする。勇者の刻印は右手の甲にあり、刻印の花は桜。満開ゲージは桜の花びらとなっている。
満開時は、自身の身の丈をはるかに超える巨大な鋼の両腕を装備し、より強力な打撃を繰り出すことが可能になる。
趣味は押し花で好きな食べ物はうどん。個性的な嗜好を持っており、きのこやとうもろこしの押し花を作っていることもある。
結城友奈の能力
勇者への高い適性値
こんなゆるい表情を見せることもある友奈だが、勇者への適性は四国一である
友奈は、実は四国全土の勇者となれる素質を持つ女子たちの中において、最も高い適性値を持っていることが作中で明らかになる。そもそも彼女の所属している部活である「勇者部」自体が、友奈が勇者に選ばれることを見越した大赦の思惑によって、東郷を始めとする優秀な勇者候補を友奈の周囲に集められるという目標を持つものだった。
結城友奈の必殺技
満開

勇者システムの中核を成す、非常に強力でありながらも過酷な能力。勇者たちが戦闘中に「神樹(しんじゅ)」から絶大な力を引き出すための、いわばリミッター解除のような状態で、勇者が窮地に陥り、通常の勇者形態では対処できないほどの強敵(主にバーテックス)に直面した際に発動する。
友奈がこの満開の状態になると、両腕に自らの身の丈よりはるかに大きな鎧を装備するようになる。このため、徒手空拳で繰り出す打撃がより強力になり、衝撃波を伴うようになる。また、防御力も飛躍的に向上し、敵の攻撃をものともせずに突き進むことができる。
しかし、満開は一度使うごとに、勇者は身体機能の一部を永久に失う「散華(さんげ)」という現象に襲われる。
勇者パンチ

友奈が勇者として変身した際に繰り出す、素手による強力な打撃で、彼女の代名詞ともいえるものである。勇者として変身したことで得られる超人的な身体能力を乗せて繰り出されるパンチは、通常の人間では考えられないほどの破壊力を持っている。
友奈が契約している精霊の牛鬼と密接に関係しており、友奈の本来持つ身体能力と、精霊である牛鬼のパワーが組み合わさることで、バーテックスの強固な装甲を打ち破るほどの絶大な威力を生み出す。
結城友奈の来歴・活躍
讃州中学校「勇者部」の転機
幼馴染の東郷美森(とうごう みもり)や犬吠埼風(いぬぼうざき ふう)と樹(いつき)姉妹と共に、「勇者部」という部活で奉仕活動に勤しんでいた。誰よりも明るく、前向きで、困っている人を見れば放っておけない友奈は、まさに「正義の味方」を地で行く少女として、誰からも愛されていた友奈は、部活動の一環としてさまざまな人助けを行っていた。
しかし、突如現れた人類の敵「バーテックス」から世界を守るため、友奈たちは不思議なスマホアプリ「勇者システム」によって「勇者」へと変身する力を得ることになる。友奈は、武器を持たずに素手と強化された身体能力で戦う、まさに「脳筋」と揶揄されるほどのパワフルなスタイルで、人類の防衛線である「神樹(しんじゅ)の結界」を守るための戦いに身を投じていく。
満開の真実と散華の苦痛
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友奈や仲間たちは厳しい戦いに身も心も蝕まれていく
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目次 - Contents
- 結城友奈の概要
- 結城友奈のプロフィール・人物像
- 結城友奈の能力
- 勇者への高い適性値
- 結城友奈の必殺技
- 満開
- 勇者パンチ
- 結城友奈の来歴・活躍
- 讃州中学校「勇者部」の転機
- 満開の真実と散華の苦痛
- 絶望からの再起
- 真の平穏と未来
- 結城友奈の関連人物・キャラクター
- 勇者部
- 東郷 美森(とうごう みもり)
- 犬吠埼 風(いぬぼうざき ふう)
- 犬吠埼 樹(いぬぼうざき いつき)
- 三好 夏凜(みよし かりん)
- 乃木 園子(のぎ そのこ)
- 神樹の関係者
- 大赦神官
- 高嶋 友奈(たかしま ゆうな)
- 精霊たち
- 牛鬼
- 火車
- バーテックス
- 結城友奈の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「みんながそんな思いをするくらいなら、私が頑張る!」
- 「世界を守るためにはそれしかなかった!だから誰も悪くない、選択肢なんて誰にもなかったんです!」
- 結城友奈の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ファッションセンスが壊滅的な理由は「お母さんに任せきりだった」から