ダークナイト(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ダークナイト』とは2008年に公開された、アメリカ・イギリス共作の実写アクション映画。監督はクリストファー・ノーラン。主演をクリスチャン・ベール、ヴィランをヒース・レジャーが演じた。バットマンとして世の犯罪者と戦ってきたブルース・ウェインが、新たに現れた敵・ジョーカーに翻弄されながら、ゴッサム・シティに必要なヒーローとは何かを模索する姿を描いた作品。

『ダークナイト』の概要

『ダークナイト』とは2008年に公開された、アメリカ・イギリス共作の実写アクション映画。監督はクリストファー・ノーラン。2005年に公開された『バットマン ビギンズ』の続編。
『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』『ダークナイト ライジング』の3作品の総称「ダークナイト・トリロジー」の2作目になり、『バットマン』を実写映画化した作品としては累計で六作目にあたる。バットマンとして世の犯罪者と戦ってきたブルース・ウェインが、新たに現れた敵・ジョーカーに翻弄されながら、ゴッサム・シティに必要なヒーローとは何かを模索する姿を描いている。

アメリカの出版社DCコミックスから出版されているヒーローコミック『バットマン』シリーズを原作としている。同シリーズからは数多くのコミックが刊行されているが、『ダークナイト』制作にあたっては、『Batman #1』(1940年)、『Batman: The Killing Joke』(1988年)、『Batman: The Long Halloween』(1996年)などを参考にしている。

アメリカでは『スパイダーマン3』のオープニング興行収入を越え、1億5830万ドル(約169億円)で初登場1位を記録する。
最終的に、全米での興行収入は5億3334万ドルを記録する。これは『タイタニック』に次ぐ歴代2位である。日本での最終的な興行収入は16億円である。
世界興行収入は最終的に10億192万ドルとなり、『タイタニック』、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』に次ぐ歴代4位を記録した。

第81回アカデミー賞ではヒース・レジャーの助演男優賞と、音響編集賞を受賞。第66回ゴールデングローブ賞でも、ヒース・レジャーが助演男優賞を受賞している。

『ダークナイト』のあらすじ・ストーリー

ジョーカーからの挑戦状

ゴッサム・シティの銀行に、ピエロのメイクを施した男が現れる。彼の名はジョーカー。彼は銀行に保管されていたマフィアの資金を奪っていく。

ゴッサムから犯罪をなくすため、バットマンとして戦ってきたブルース・ウェインは、活躍中の地方検事ハービー・デントと出会う。
デントは平和のために戦うバットマンを称賛し、ブルースもまた、正体を隠すことなく堂々と悪と戦うデントに「デントこそゴッサムが求める真のヒーローである」と感銘を受ける。

マフィアたちが集まり会議をしていると、突然姿を現すジョーカー。
彼は、ここにいる全員がバットマンを恐れていることを指摘し、マフィアたちの資金の半分と引き換えにバットマンを殺してやると言い放つ。
初めはジョーカーを敵視していたマフィアたちだったが、結局は彼の提案を受け入れる。

ジョーカーは、バットマンがその正体を明らかにしない限り、ゴッサムの人々を殺し続けると世間に発表する。デントも狙われるが、バットマンによって阻まれる。
そしてターゲットは警察本部長、裁判官、ゴッサム市長にまで及ぶ。ジョーカーが市長を殺そうとした時、ゴッサム市警警部補のジェームズ・ゴードンが身代わりとなって市長を守る。

デントとレイチェルの危機

ブルースは苦悩する。自分のせいで、ゴッサムの人々が危険に晒されている。その身を犠牲にして戦ってきたのは何だったのか。
ブルースは決意し、バットマンの正体を明らかにする記者会見が開かれる。だが悪に屈するバットマンを見たくないデントが、自分こそバットマンの正体だと発表する。

デントが警察に連行されると、突如ジョーカーが現れ、デントの乗る護送車を攻撃する。だがそこにバットマンが現れ、デントを守る。
バットマンはジョーカーを轢き殺すチャンスを得るが、殺人を犯すことはどうしてもできなかった。しかし死を装っていたゴードンによってジョーカーは逮捕される。

警察署でバットマンから取り調べを受けるジョーカー。するとジョーカーは、警察に保護されたはずのデントと、デントが想いを寄せる女性レイチェル・ドーズが、別々の場所に捕らえられていることを明かす。レイチェルは、ブルースの想い人でもある。
ジョーカーから2人の居場所を聞き出したバットマンは、レイチェルの救出に向かう。ゴードンたちもデントのいる場所へ急ぐ。

デントとレイチェルは、別々の場所で、大量のガソリンと爆弾に縛り付けられていた。
バットマンがレイチェルのいる場所にたどり着くと、そこにいたのはデントだった。ジョーカーは逆の居場所を教えたのだ。
デントは爆弾が爆発する寸前にバットマンに救出されたものの、顔の左半分に大火傷を負う。そしてレイチェルの救出は間に合わず、爆発によって死亡してしまう。
一方ジョーカーは、警察署から逃亡していた。

トゥーフェイスの誕生

病院に入院しているデントの前に、ジョーカーが現れる。
ジョーカーは言葉巧みにデントを操り、デントはレイチェルの殺害に関与した者たちに復讐を始める。その姿はもはや正義の検事ハービー・デントではなく、左右で二つの顔を持つ怪人「トゥーフェイス」だった。

ジョーカーは、ゴッサムの人々に街から出ていくようテレビで呼びかける。しかし橋には爆弾が仕掛けられているという情報があり、警察は脱出用にフェリーを用意する。
だが本当に爆弾があるのはフェリーであった。一般人を乗せたフェリーと、囚人を乗せたフェリーから、それぞれ起爆装置が発見される。
その時ジョーカーから連絡が入る。起爆装置は互いのフェリーを爆破する物であり、相手を爆破させれば残った方は助けるが、午前0時を過ぎたら双方とも爆破する、と。
自分が助かるために相手を殺すべきか、フェリーでは議論が始まる。

そこにバットマンが現れ、ジョーカーを止めようとする。
ジョーカーはこのゲームで、どんな高潔な人間も一皮むけば悪に染まることを証明しようとしたが、結局どちらのフェリーも相手を爆破することを拒否した。
ジョーカーの言うような人間ばかりではないと反論するバットマンは、あくまでジョーカーを殺さず、警察に引き渡す。

デントの最期とバットマンの決意

一方デントは、レイチェルの死はゴードンにも責任があるとし、ゴードンと彼の家族に銃を向ける。
そこにバットマンが駆けつけ、格闘の末、デントは高所から落下し死亡する。
5人もの人間を殺したデントの行動が公になれば、彼を英雄視していたゴッサム市民が絶望する。バットマンはデントの罪を被り、警察に自分を捜査させるようゴードンに進言する。

犯してもいない罪で警察から追われるバットマンを見て、ゴードンは「彼はヒーローじゃない。沈黙の守護者。我々の監視者。闇の騎士(ダークナイト)だ」と呟く。

『ダークナイト』の登場人物・キャラクター

主人公

ブルース・ウェイン/バットマン(演:クリスチャン・ベール)

日本語版吹替:檀臣幸
ウェイン・エンタープライズ所有者。
バットマンに扮し、ゴッサム・シティに蔓延る犯罪者と日々戦っている。
だがゴッサムに本当に必要なのは、顔を隠さず法によって悪と戦うヒーローだということも理解している。

ヴィラン

ジョーカー(演:ヒース・レジャー)

日本語版吹替:藤原啓治
顔にピエロのメイクを施した謎の男。口が裂けており、常に笑っているかのような顔が特徴。
気が触れており、殺人、強盗、爆破などもまるでジョークを飛ばすかのように平然と行う。
バットマンのことを自分と同類の人間だと言い、彼への異常な執着心を見せる。
その経歴は不明で、警察のデータバンクにも一切の情報がない。

ハービー・デント/トゥーフェイス(演:アーロン・エッカート)

日本語版吹替:木下浩之
ゴッサム・シティ地方検事。
正義を行う検事として、ゴッサム市民から英雄視される。
想いを寄せるレイチェルの死をきっかけに、コインフリップの結果によって殺人を犯す怪人「トゥーフェイス」となってしまう。

tobal4
tobal4
@tobal4

Related Articles関連記事

ダークナイト ライジング(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ダークナイト ライジング(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2012年に公開された、アメリカ・イギリス共同制作の実写アクション映画。監督はクリストファー・ノーラン。 ゴッサム・シティに平和が訪れ、ブルース・ウェインもバットマンを引退していた。しかしベインと名乗るテロリストが現れ、ゴッサムは再び壊滅の危機にさらされる。 バットマンとして復活したブルースが、窮地に陥りながらも、ゴッサムのために命を懸けて戦う姿が描かれる。

Read Article

ハリー・ポッターシリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

ハリー・ポッターシリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。舞台はイギリスの魔法界。作中にはイギリス魔法界ならではの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物が登場する。人間界には無い少し変わったものも登場し、作品に楽しさ・面白さといった彩りを添えている。

Read Article

ハリー・ポッターシリーズの魔法・呪文まとめ

ハリー・ポッターシリーズの魔法・呪文まとめ

「ハリー・ポッター」とは作家J・Kローリングが描いた小説から始まり、映画化も行われている作品である。 主人公ハリーが悪と戦いを繰り広げ、魔法を用いた世界で、杖や魔法薬を用いることで魔法や呪文を行使できる。 一部の呪文には、効果が対になる呪文が設定されており、これを作中では「反対呪文」と呼ぶ。 このハリー・ポッターの映画や小説で登場した魔法を一覧にまとめた。

Read Article

ハリー・ポッターシリーズの魔法具・アイテムまとめ

ハリー・ポッターシリーズの魔法具・アイテムまとめ

『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。 普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。 作中には戦いの行方を左右する重要なものや物語の鍵となるものから、魔法使い達の日常で使われるものまで、様々な魔法具やアイテムが登場する。

Read Article

インターステラー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

インターステラー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『インターステラー』とは鬼才クリストファー・ノーラン監督が世に放った壮大なSF映画である。最新技術と物理学者の協力によって映像化された、物理法則に忠実で当時最も本当の姿に近いといわれたブラックホール、ワームホールが話題となった。何年も雨が降らず、深刻な食糧問題を抱えた、人類滅亡の危機に瀕する近未来。元宇宙飛行士のジョセフ・クーパーは、居住可能な星を探す計画、「ラザロ計画」にスカウトされることになる。クーパーは娘に必ず戻ると約束し、広大な宇宙へと旅立った。果たして彼は人類を救うことができるのか。

Read Article

インセプション(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

インセプション(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『インセプション』( Inception)とは、2010年7月に公開されたクリストファー・ノーランが監督・脚本を務めるSFアクション映画である。他人の夢からアイデアを盗み出す企業スパイ・コブは、その才能から国際指名手配を受け、さらに妻の殺害容疑もかけられていた。そんなある日、サイトーと名乗る男が、彼に風変わりな依頼を持ちかける。サイトーのライバル会社を潰すため、息子に夢の中で会社を潰すアイディアを植え付ける(インセプション)依頼だった。夢の中ならではの壮絶なアクションが魅力の映画となっている。

Read Article

グランド・イリュージョン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

グランド・イリュージョン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『グランド・イリュージョン』とは2013年10月に日本公開されたクライム映画。ジェシー・アイゼンバーグが主演を、ルイ・ルテリエが監督を務める。大金を狙うマジシャンのアトラス、マッキニー、ワイルダー、リーブスの4人が「フォー・ホースメン」というグループを組み、マジックショーを行い鮮やかなトリックで復讐を果たすストーリー。彼らの逮捕に乗り出す捜査官との攻防、巧妙に張り巡らされた伏線、マジックの華麗な種明かしが見所。日本での興行収入4億8千万円を記録した大ヒット作品。

Read Article

マン・オブ・スティール(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マン・オブ・スティール(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『マン・オブ・スティール』とは、2013年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。「DCコミックス」の人気アメリカン・コミック『スーパーマン』の実写映画作品である。『スーパーマン』シリーズを含めると、本作は通算第6作目の作品だ。科学や文明が発達して人工生育が常識である、地球から遠く離れた惑星「クリプトン」で、数百年ぶりに自然出産で「カル=エル」という子供が生まれた。のちに「スーパーマン」と呼ばれる彼は、子供のいなかった夫妻に育てられたのち、自分の出自を知るための旅にでる。

Read Article

TENET テネット(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

TENET テネット(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『TENET テネット』とはイギリスで公開されたスパイ映画で、時間を逆行する物語。文字通り逆再生で時間が進んでいく。リアルに作り上げていくべく、スタッフや俳優に伝える能力も過去に時系列トリックを駆使した作品を作ってきたノーラン監督ならではの作品。 主人公はCIAの名もなき男。ウクライナのオペラハウスで発生したテロ事件に突入する。任務を終えた後そこで"TENET"というワードを耳にする。テネットというのは謎の組織の名前で主人公は組織の目的を知るために女性科学者のところへ向かうことになる。

Read Article

ウォッチメン(Watchmen)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ウォッチメン(Watchmen)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ウォッチメン』とは、映像化不可能と言われたアメリカン・コミックを、「300/スリーハンドレッド」のザック・スナイダー監督が実写映画化した作品。かつてはスーパー・ヒーローだった男が何者かに殺され、彼の仲間だったヒーロー達が真相を突き止めようとする謎解きミステリー要素の強い2009年製作の異色ヒーロー・ドラマ。日本では映倫によりR-15指定を受けた。

Read Article

ダンケルク(Dunkirk)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ダンケルク(Dunkirk)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ダンケルク』とはクリストファー・ノーラン監督・脚本・製作による2017年の戦争映画。第二次世界大戦の「ダンケルクの戦い」における史上最大の救出作戦、通称「ダイナモ作戦」を題材に描かれている。ポーランドを侵攻しそこから北フランスまで勢力を広げたドイツ軍は、英仏連合軍をフランス北部のダンケルクへと追い詰めていく。絶望的な状況の中、若き兵士トミーと仲間たちの命がけの撤退を描いた物語。ノーラン監督にとって初の史実を基にした映画である。

Read Article

ハンニバル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハンニバル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハンニバル』とは、2001年の米英伊合作によるサイコ・スリラー映画である。原作はトマス・ハリスの同名小説で、大ヒット作『羊たちの沈黙』の続編に当たる。監督はリドリー・スコットが務め、主人公レクター役は前作から引き続きアンソニー・ホプキンスが担当した。元精神科医で狂気の連続殺人鬼「ハンニバル・レクター博士」を巡る、極めて猟奇的な物語。FBI捜査官クラリスは彼を追うのだが、その先には身も凍る恐ろしい惨劇が待っていた。息を飲むスリリングな展開と、絵画のような映像によるコントラストは必見である。

Read Article

ターミネーター4(T4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ターミネーター4(T4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ターミネーター4とは2009年公開のアメリカ映画。世界的大ヒットシリーズ『ターミネーター』の4作目にして初めて未来世界に迫り、これまでの原点を辿る終末への新たな船出となるSFアクション。審判の日以後の荒廃した未来を舞台に、機械軍に追いつめられたジョン・コナーら人類抵抗軍の存亡をかけた壮絶な戦いを圧倒的スケールで描く。主演はクリスチャン・ベール。監督は「チャーリーズ・エンジェル」シリーズのマックG。

Read Article

レオン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レオン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レオン』とは、1994年公開のリュック・ベッソン監督によるアメリカ・フランス合作のアクション映画。 ナタリー・ポートマンの映画デビュー作であり、本作によって脚光を浴びることとなった。 幼いころから殺し屋として生きてきた男レオンと、父親と義姉の虐待により幼い弟にしか心を開けない少女マチルダ。 ある出来事から殺しを教えることになったレオンとマチルダの奇妙な共同生活を描く。 日本公開時のキャッチコピーは「凶暴な純愛」。

Read Article

キングスマン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キングスマン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マーク・ミラー原作のコミックを「キック・アス」に続きマシュー・ボーンが監督した、常識破りの超過激ノンストップ・スパイアクション。亡き父の後を継いでスパイ組織「キングスマン」の一員としてスパイとなる道を選んだ青年が、ブリティッシュスーツを華麗に着こなし、最強の敵相手に奮闘する姿を描く。「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したコリン・ファースが激しいアクションに挑戦。2015年公開のイギリス映画。

Read Article

ワンダーウーマン(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ワンダーウーマン(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ワンダーウーマン』とは、2017年にアメリカで制作された実写映画。監督はパティ・ジェンキンス。 アメリカンコミックであるDCコミック『ワンダーウーマン』シリーズを原作としている。 女性だけが住む島、セミッシラで育ったアマゾン族の王女であり屈強な戦士であるダイアナは偶然「外の世界」からやってきたパイロット、スティーブ・トレバーを救出する。第一次世界大戦の最中、ダイアナは悲惨な戦いの元凶は神アレスと確信し、トレバーと共に「外の世界」へ旅立つ。

Read Article

ハンターキラー 潜航せよ(Hunter Killer)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハンターキラー 潜航せよ(Hunter Killer)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハンターキラー 潜航せよ(Hunter Killer)』とは、米海軍攻撃型原子力潜水艦(ハンターキラー)を題材とした海洋アクション映画である。主演は男臭い演技に定評のあるジェラルド・バトラー。小説家のドン・キースと、米海軍潜水艦の元艦長だったジョージ・ウォレスの二人による同名ベストセラー小説が原作である。製作は『ワイルド・スピード』のスタッフが担当。最新のCG技術を駆使、リアルな潜水艦の戦いを描く。深海での潜水艦アクションのみならず、地上での特殊部隊シールズの活躍も見どころのひとつだ。

Read Article

NEW
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。三年生となったハリ―。魔法界を訪れるとアズカバンに投獄されていたシリウス・ブラックが、脱獄していたことを知る。シリウスが自分を狙っていることを知るハリー。学生時代、父とシリウスが親友だったことを知り、ハリーは父を裏切ったシリウスに対し憎しみを抱き始める。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第三弾。

Read Article

ジョーカー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジョーカー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ジョーカー』とは、2019年にアメリカ合衆国で作成されたスリラー映画である。DCコミックス『バットマン』に登場するスーパーヴィランであるジョーカーが主人公となっており、2019年10月4日に日米同時公開された。舞台は、まだバットマンが誕生する以前の、不景気により治安の悪化する1981年のゴッサム・シティ。後のジョーカーことアーサーは、発作的に笑い出してしまう病と病弱な母親を抱えながら、一流のコメディアンを目指して貧しい生活を送りながらピエロのアルバイトを続けていた。

Read Article

アクアマン(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アクアマン(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アクアマン』とは、アメリカ合衆国で2018年12月21日に公開されたスーパーヒーロー映画。日本では2019年2月8日に公開された。「DCコミックス」のアメリカン・コミック『アクアマン』の実写映画で、『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズの6番目の作品である。監督はジェームズ・ワン。海底王国アトランティス帝国の女王である母と、人間の父との間に生まれた主人公アーサー。人間として地上で成長したアーサーだったが、ある日を境に海底王国間の戦争に巻き込まれる事になる。

Read Article

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』とは2020年に公開されたDCコミックス作品で『スーサイド・スクワッド』で初登場して人気となったハーレイ・クインが主役となるスピンオフ映画である。 悪のカリスマ、ジョーカーと破局して、自由に生きようとするハーレイ・クイン。しかし、舞台となるゴッサムシティでこれまでに悪党から恨みを買っており、ついには街を牛耳る顔剥ぎが趣味のマフィアである最悪のサイコ、ブラックマスクに狙われる。彼女と同様に今の境遇から抜け出そうとする女性4人と手を組みブラックマスクと対決する。

Read Article

セブン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

セブン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

1995年のアメリカ映画。監督はデヴィッド・フィンチャー。 舞台は犯罪がはびこるアメリカの大都会。キリスト教の「七つの大罪」に沿って人を殺していく猟奇殺人犯を、退職間近の老刑事サマセット(モーガン・フリーマン)と、血気盛んな若手刑事ミルズ(ブラッド・ピット)が追っていく。 独創的な映像センスと、人間の暗部を描いた脚本が魅力のサイコサスペンス。

Read Article

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。復活を遂げたヴォルデモート。しかし魔法省はそれを受け入れずホグワーツに干渉するようになる。そんな中、ダンブルドアは「不死鳥の騎士団」を再び活動させる。五年生となったハリーたちはヴォルデモートに対抗するため、ダンブルドア軍団を結成。そしてヴォルデモートや死喰い人と再び対峙することとなる。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第五弾。

Read Article

ジャスティス・リーグ(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジャスティス・リーグ(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ジャスティス・リーグ』とは、2017年公開のアメリカ合衆国制作のヒーロー映画である。ワーナー・ブラザーズ、DCコミックスが展開するシェアワールド『DCエクステンデッド・ユニバース』の5作品目にあたる。コミックスの初登場は1960年であり、初めての映画化となる。 前作でスーパーマンが敵と相打ちしていなくなった地球。そこへ地球の環境を激変させ侵略しようとする敵が攻めてくる。スーパーマン亡き今、バットマンがヒーローチームを結成してそれに立ち向かう物語である。

Read Article

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。四年生となったハリーたち。ハリーは何者かの陰謀により、トライ・ウィザード・トーナメントに参加することとなる。待ち受ける過酷な課題を乗り越えていくハリー。そんな彼の前で因縁の敵、ヴォルデモートがついに復活する。肉体を持ったヴォルデモートと初めて戦うことになったハリー。その強大な力に圧倒される。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第四弾。

Read Article

メメント(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

メメント(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

映画『メメント』は2001年に公開されたアメリカのサスペンス映画である。クリストファー・ノーラン監督が名を知らしめた代表作になっている。主人公レナード・シェルビーは強盗に襲われ、妻を殺害される。その際に頭を負傷し、10分しか記憶が持たない病気になってしまう。復讐のため、写真や自分の体にメモに記憶を刻みながら犯人をさがす。時間を遡りながら物語が進む難解な映画となっている。

Read Article

最高の人生の見つけ方(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

最高の人生の見つけ方(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『最高の人生の見つけ方』とは2007年にアメリカで公開されたハートウォーミングストーリー。全く違った人生を歩んできた2人の男が、ガンで余命宣告されたことをきっかけに、人生でやり残したことにチャレンジしていくという冒険物語。最後の旅を通して2人の間にはかけがえのない友情が芽生え、人生で一番大事なことは何かということに気付いていく。誰しも避けては通れない死というテーマを扱いながら、友情、冒険、家族愛など、人生で一番大事なエッセンスがギュッとつまった心温まる感動的なヒューマンドラマとなっている。

Read Article

スーサイド・スクワッド(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

スーサイド・スクワッド(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『スーサイド・スクワッド』とは、2016年8月にアメリカ合衆国で公開された、悪役だらけのヒーローアクション映画である。DCコミックスが刊行する人気アメリカン・コミックスシリーズ『スーサイド・スクワッド』の実写映画化されたものでもある。スーパーマンの死から数か月後、米国政府の高官・アマンダによる対メタヒューマン特殊部隊「タスクフォース」、通称”スーサイド・スクワッド”のメンバーになった元精神科医ハーレイ・クインが、恋人のジョーカーと複数の犯罪者たちと共に、世界崩壊の危機に立ち向かっていく。

Read Article

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』とは、2016年に公開されたアメリカ合衆国のヒーローアクション映画。「DCコミックス」から出版された人気アメリカン・コミック『バットマン』と『スーパーマン』を原作とした、実写映画作品である。『マン・オブ・スティール』で、地球の危機を救ったスーパーマンだが、その戦いでの被害は甚大なものであった。地球外から来た異星人は追放すべきだと世論が強まっていく中、バットマンも自社のビルを破壊されて社員を失ったことから、スーパーマンを危険視してしまう。

Read Article

ショーシャンクの空に(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ショーシャンクの空に(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ショーシャンクの空に』とは、1992年にアメリカ合衆国で制作されたヒューマン・ドラマ映画である。1940年代のメイン州ポートランドを舞台に、妻とその愛人を殺したとして逮捕されたアンドリュー・デュフレーンと、刑務所で出会った囚人のエリス・ボイド・レディング。寡黙で真面目な銀行員だったアンドリューは、ショーシャンク刑務所へ収監された後も自らの力で希望を切り開き、エリス・ボイド・レディングも、アンドリューとの出会いで人生が大きく変わることとなる。ラストシーンでの大どんでん返しが話題を呼んだ人気作だ。

Read Article

GOTHAM/ゴッサム(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

GOTHAM/ゴッサム(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『GOTHAM/ゴッサム』とは、架空の犯罪都市であるゴッサム・シティを舞台にしたアメリカ合衆国のテレビドラマ。DCコミックスの人気シリーズ『バットマン』のスピンオフ作品で、同作に登場するジェームズ・ゴードン刑事の若年期や後にバットマンとなるブルース・ウェインの少年期を中心に描いている。ドラマ作品オリジナルの小悪党コブルポッドを含めた様々な人物が登場し、後にバットマンと深い因縁を持つことになる者も多数存在する。ブルーノ・ヘラーが企画し、シーズン1~5まで約5年をかけて制作された超大作となっている。

Read Article

フォードvsフェラーリ(Ford v Ferrari)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

フォードvsフェラーリ(Ford v Ferrari)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『フォードvsフェラーリ』とは、アメリカ合衆国で2019年に公開された、”ル・マン24”でフォードとフェラーリがしのぎを削る実話を基にした作品である。キャロル・シェルビー、ケン・マイルズ、ヘンリー・フォード2世などの実在の人物が登場する。1965年の”ル・マン24”でマイルズがドライバーから外される描写があるが、実際はドライバーとして参戦(リタイア)しているなど、脚色されている部分もある。伝説といわれる、1966年の”ル・マン24”を描く。第92回アカデミー賞「音響編集賞」「編集賞」受賞作品。

Read Article

ワンダーウーマン 1984(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ワンダーウーマン 1984(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ワンダーウーマン 1984(DCEU)』とは、2020年に公開されたアメリカのスーパーヒーロー映画で、2017年世界中で大ヒットした『ワンダーウーマン』の第2作目である。1984年を舞台とし、人々の欲望を叶える「ドリーム・ストーン」を手に入れた実業家による陰謀で世界中に混乱を招くが、その陰謀を阻止すべくワンダーウーマンが立ちはだかる。人間の欲望、愛との狭間での苦悩を描きつつ、陸海空を舞台に壮大なアクションが繰り広げられる。

Read Article

ハドソン川の奇跡(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハドソン川の奇跡(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハドソン川の奇跡』とは、日本で2016年に公開されたヒューマンドラマ映画。2009年に実際に起きた“ハドソン川の奇跡”と言われたUSエアウェイズ1549便不時着水事故と、その後の知られざる真実を描いている。俳優・監督として活躍を続ける名匠クリント・イーストウッドが監督を、主演を名優のトム・ハンクスが務めている。英名タイトルは、機長の愛称でもある「SULLY」。第40回日本アカデミー賞最優秀外国作品賞を受賞。

Read Article

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』とは、2014年に製作されたアメリカのコメディドラマ映画である。 監督はリチャード・ロンクレイン。 カ―ヴァ―夫妻は、ニューヨークブルックリンの眺めのいいアパートメントの五階で、40年暮らしていた。 妻ルースの悩みは、アパートメントにはエレベーターがないことであった。夫婦共に歳を取り、階段の上り下りも楽ではなかった。ルースは思い切って長年住んだ部屋を売りに出すことにした。戸惑う夫アレックスを余所に売却の話はどんどん進むのであった。

Read Article

目次 - Contents