ダークナイト(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ダークナイト』とは2008年に公開された、アメリカ・イギリス共作の実写アクション映画。監督はクリストファー・ノーラン。主演をクリスチャン・ベール、ヴィランをヒース・レジャーが演じた。バットマンとして世の犯罪者と戦ってきたブルース・ウェインが、新たに現れた敵・ジョーカーに翻弄されながら、ゴッサム・シティに必要なヒーローとは何かを模索する姿を描いた作品。
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『ダークナイト』とは2008年に公開された、アメリカ・イギリス共作の実写アクション映画。監督はクリストファー・ノーラン。主演をクリスチャン・ベール、ヴィランをヒース・レジャーが演じた。バットマンとして世の犯罪者と戦ってきたブルース・ウェインが、新たに現れた敵・ジョーカーに翻弄されながら、ゴッサム・シティに必要なヒーローとは何かを模索する姿を描いた作品。
『ダークナイト』とは2008年に公開された、アメリカ・イギリス共作の実写アクション映画。監督はクリストファー・ノーラン。主演をクリスチャン・ベール、ヴィランをヒース・レジャーが演じた。バットマンとして世の犯罪者と戦ってきたブルース・ウェインが、新たに現れた敵・ジョーカーに翻弄されながら、ゴッサム・シティに必要なヒーローとは何かを模索する姿を描いた作品。
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2012年に公開された、アメリカ・イギリス共同制作の実写アクション映画。監督はクリストファー・ノーラン。 ゴッサム・シティに平和が訪れ、ブルース・ウェインもバットマンを引退していた。しかしベインと名乗るテロリストが現れ、ゴッサムは再び壊滅の危機にさらされる。 バットマンとして復活したブルースが、窮地に陥りながらも、ゴッサムのために命を懸けて戦う姿が描かれる。
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『バットマン ビギンズ』とは、2005年にアメリカで制作された実写映画。監督はクリストファー・ノーラン。アメリカンコミック『バットマン』シリーズを原作としている。実業家ブルース・ウェインが、闇の騎士「バットマン」として、世に蔓延る凶悪犯罪者たちと戦う決意をする様を描く。
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『プレステージ』とは2006年に公開されたアメリカの映画である。監督はクリストファー・ノーラン。主演をヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールが務める。第79回アカデミー賞において撮影賞と美術賞にノミネートされた。1995年に発売されたクリストファー・プリースト作の小説『奇術師』が原作となっており、2人の奇術師による因縁の戦いが描かれている。彼らのショーの舞台裏で起きていることを観客は知らない。映画には様々な仕掛けが施されており、人知を超えた世界へと誘われていく。
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『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。舞台はイギリスの魔法界。作中にはイギリス魔法界ならではの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物が登場する。人間界には無い少し変わったものも登場し、作品に楽しさ・面白さといった彩りを添えている。
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「ハリー・ポッター」とは作家J・Kローリングが描いた小説から始まり、映画化も行われている作品である。 主人公ハリーが悪と戦いを繰り広げ、魔法を用いた世界で、杖や魔法薬を用いることで魔法や呪文を行使できる。 一部の呪文には、効果が対になる呪文が設定されており、これを作中では「反対呪文」と呼ぶ。 このハリー・ポッターの映画や小説で登場した魔法を一覧にまとめた。
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『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。 普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。 作中には戦いの行方を左右する重要なものや物語の鍵となるものから、魔法使い達の日常で使われるものまで、様々な魔法具やアイテムが登場する。
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『ハリー・ポッター』とはJ・K・ローリングによる小説及びそれを原作とした映画、舞台、ゲーム作品である。本作は1997年にイギリスで1作目が刊行。その後、全7シリーズが刊行され2007年に完結した。児童書でありながら緻密に設定された世界観に、子供だけではなく大人も引き込まれる物語だ。バラエティ豊かな登場人物たちの言葉には見ている人を勇気づけたり、人生を導くほどの説得力があるものが数多くある。そのため、幅広い世代の人に愛され、共感を持たれる作品となっている。
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『インターステラー』とは鬼才クリストファー・ノーラン監督が世に放った壮大なSF映画である。最新技術と物理学者の協力によって映像化された、物理法則に忠実で当時最も本当の姿に近いといわれたブラックホール、ワームホールが話題となった。何年も雨が降らず、深刻な食糧問題を抱えた、人類滅亡の危機に瀕する近未来。元宇宙飛行士のジョセフ・クーパーは、居住可能な星を探す計画、「ラザロ計画」にスカウトされることになる。クーパーは娘に必ず戻ると約束し、広大な宇宙へと旅立った。果たして彼は人類を救うことができるのか。
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『インセプション』( Inception)とは、2010年7月に公開されたクリストファー・ノーランが監督・脚本を務めるSFアクション映画である。他人の夢からアイデアを盗み出す企業スパイ・コブは、その才能から国際指名手配を受け、さらに妻の殺害容疑もかけられていた。そんなある日、サイトーと名乗る男が、彼に風変わりな依頼を持ちかける。サイトーのライバル会社を潰すため、息子に夢の中で会社を潰すアイディアを植え付ける(インセプション)依頼だった。夢の中ならではの壮絶なアクションが魅力の映画となっている。
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『グランド・イリュージョン』とは2013年10月に日本公開されたクライム映画。ジェシー・アイゼンバーグが主演を、ルイ・ルテリエが監督を務める。大金を狙うマジシャンのアトラス、マッキニー、ワイルダー、リーブスの4人が「フォー・ホースメン」というグループを組み、マジックショーを行い鮮やかなトリックで復讐を果たすストーリー。彼らの逮捕に乗り出す捜査官との攻防、巧妙に張り巡らされた伏線、マジックの華麗な種明かしが見所。日本での興行収入4億8千万円を記録した大ヒット作品。
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『マン・オブ・スティール』とは、2013年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。「DCコミックス」の人気アメリカン・コミック『スーパーマン』の実写映画作品である。『スーパーマン』シリーズを含めると、本作は通算第6作目の作品だ。科学や文明が発達して人工生育が常識である、地球から遠く離れた惑星「クリプトン」で、数百年ぶりに自然出産で「カル=エル」という子供が生まれた。のちに「スーパーマン」と呼ばれる彼は、子供のいなかった夫妻に育てられたのち、自分の出自を知るための旅にでる。
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『TENET テネット』とはイギリスで公開されたスパイ映画で、時間を逆行する物語。文字通り逆再生で時間が進んでいく。リアルに作り上げていくべく、スタッフや俳優に伝える能力も過去に時系列トリックを駆使した作品を作ってきたノーラン監督ならではの作品。 主人公はCIAの名もなき男。ウクライナのオペラハウスで発生したテロ事件に突入する。任務を終えた後そこで"TENET"というワードを耳にする。テネットというのは謎の組織の名前で主人公は組織の目的を知るために女性科学者のところへ向かうことになる。
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『ウォッチメン』とは、映像化不可能と言われたアメリカン・コミックを、『300/スリーハンドレッド』のザック・スナイダー監督が実写映画化した作品。かつてはスーパー・ヒーローだった男が何者かに殺され、彼の仲間だったヒーロー達が真相を突き止めようとする謎解きミステリー要素の強い2009年製作の異色ヒーロー・ドラマ。日本では映倫によりR-15指定を受けた。
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『ハンニバル』とは、2001年の米英伊合作によるサイコ・スリラー映画である。原作はトマス・ハリスの同名小説で、大ヒット作『羊たちの沈黙』の続編に当たる。監督はリドリー・スコットが務め、主人公レクター役は前作から引き続きアンソニー・ホプキンスが担当した。元精神科医で狂気の連続殺人鬼「ハンニバル・レクター博士」を巡る、極めて猟奇的な物語。FBI捜査官クラリスは彼を追うのだが、その先には身も凍る恐ろしい惨劇が待っていた。息を飲むスリリングな展開と、絵画のような映像によるコントラストは必見である。
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『ダンケルク』とはクリストファー・ノーラン監督・脚本・製作による2017年の戦争映画。第二次世界大戦の「ダンケルクの戦い」における史上最大の救出作戦、通称「ダイナモ作戦」を題材に描かれている。ポーランドを侵攻しそこから北フランスまで勢力を広げたドイツ軍は、英仏連合軍をフランス北部のダンケルクへと追い詰めていく。絶望的な状況の中、若き兵士トミーと仲間たちの命がけの撤退を描いた物語。ノーラン監督にとって初の史実を基にした映画である。
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ターミネーター4とは2009年公開のアメリカ映画。世界的大ヒットシリーズ『ターミネーター』の4作目にして初めて未来世界に迫り、これまでの原点を辿る終末への新たな船出となるSFアクション。審判の日以後の荒廃した未来を舞台に、機械軍に追いつめられたジョン・コナーら人類抵抗軍の存亡をかけた壮絶な戦いを圧倒的スケールで描く。主演はクリスチャン・ベール。監督は「チャーリーズ・エンジェル」シリーズのマックG。
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『レオン』とは、1994年公開のリュック・ベッソン監督によるアメリカ・フランス合作のアクション映画。 ナタリー・ポートマンの映画デビュー作であり、本作によって脚光を浴びることとなった。 幼いころから殺し屋として生きてきた男レオンと、父親と義姉の虐待により幼い弟にしか心を開けない少女マチルダ。 ある出来事から殺しを教えることになったレオンとマチルダの奇妙な共同生活を描く。 日本公開時のキャッチコピーは「凶暴な純愛」。
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マーク・ミラー原作のコミックを「キック・アス」に続きマシュー・ボーンが監督した、常識破りの超過激ノンストップ・スパイアクション。亡き父の後を継いでスパイ組織「キングスマン」の一員としてスパイとなる道を選んだ青年が、ブリティッシュスーツを華麗に着こなし、最強の敵相手に奮闘する姿を描く。「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したコリン・ファースが激しいアクションに挑戦。2015年公開のイギリス映画。
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『ワンダーウーマン』とは、2017年にアメリカで制作された実写映画。監督はパティ・ジェンキンス。 アメリカンコミックであるDCコミック『ワンダーウーマン』シリーズを原作としている。 女性だけが住む島、セミッシラで育ったアマゾン族の王女であり屈強な戦士であるダイアナは偶然「外の世界」からやってきたパイロット、スティーブ・トレバーを救出する。第一次世界大戦の最中、ダイアナは悲惨な戦いの元凶は神アレスと確信し、トレバーと共に「外の世界」へ旅立つ。
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『ハンターキラー 潜航せよ(Hunter Killer)』とは、米海軍攻撃型原子力潜水艦(ハンターキラー)を題材とした海洋アクション映画である。主演は男臭い演技に定評のあるジェラルド・バトラー。小説家のドン・キースと、米海軍潜水艦の元艦長だったジョージ・ウォレスの二人による同名ベストセラー小説が原作である。製作は『ワイルド・スピード』のスタッフが担当。最新のCG技術を駆使、リアルな潜水艦の戦いを描く。深海での潜水艦アクションのみならず、地上での特殊部隊シールズの活躍も見どころのひとつだ。
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『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。三年生となったハリ―。魔法界を訪れるとアズカバンに投獄されていたシリウス・ブラックが、脱獄していたことを知る。シリウスが自分を狙っていることを知るハリー。学生時代、父とシリウスが親友だったことを知り、ハリーは父を裏切ったシリウスに対し憎しみを抱き始める。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第三弾。
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『ジョーカー』とは、2019年にアメリカ合衆国で作成されたスリラー映画である。DCコミックス『バットマン』に登場するスーパーヴィランであるジョーカーが主人公となっており、2019年10月4日に日米同時公開された。舞台は、まだバットマンが誕生する以前の、不景気により治安の悪化する1981年のゴッサム・シティ。後のジョーカーことアーサーは、発作的に笑い出してしまう病と病弱な母親を抱えながら、一流のコメディアンを目指して貧しい生活を送りながらピエロのアルバイトを続けていた。
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『アクアマン』とは、アメリカ合衆国で2018年12月21日に公開されたスーパーヒーロー映画。日本では2019年2月8日に公開された。「DCコミックス」のアメリカン・コミック『アクアマン』の実写映画で、『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズの6番目の作品である。監督はジェームズ・ワン。海底王国アトランティス帝国の女王である母と、人間の父との間に生まれた主人公アーサー。人間として地上で成長したアーサーだったが、ある日を境に海底王国間の戦争に巻き込まれる事になる。
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私が何度も観ている好きな映画はバットマンが登場する『ダークナイト』です。3本同じ監督のシリーズでこの作品は2作目として公開されました。
ただカッコイイヒーロー映画ではなく、様々な登場人物の思惑が交錯する中身の濃い作品です。
主な登場人物の主人公ことブルース・ウェインや敵のジョーカー、警官のゴードンのほかに町中のギャングたちそれぞれの思いが入り交ざって物語が進みます。
その中で印象的なキャラクターは地方検事として出てくるハービー・デントです。自らの正義をかたくなに信じ、前半はジョーカーやギャングたちと戦うのでした。しかし途中でジョーカーの罠にかかり、恋人を失って顔面の半分を焼かれてしまいます。けがをして入院している彼のもとにジョーカーが現れ、「人間は善も悪もない、基本的なところでは、自分のことしか考えないのだ」と言い放つと、デントは理性を狂わせてしまいます。そして、報復のために行動するようになりました。
この一連の件は正義の味方から悪者への変化が説得力のある描写で表現されており、監督が意図して伝えたかったのは、弱っている時に心を揺さぶられると人間の信念は曲がるものだということではないかと感じました。
おすすめの見どころはほかにもたくさんあるものの、人間の心とは何かという問いかけを考えさせられる映画です。
何度見ても面白いし、歳をとればとるほどこの映画の重厚さを思い知らされます。
※この映画はDCコミックスのアメコミヒーロー「バットマン」の活躍を描いた物語です。
※前作の「バットマンビギンズ」を見てると更に面白いこと間違いなしです(勿論、本編だけでも驚異の面白さです)
前作でマフィアと警察の汚職にまみれた治安最低都市ゴッサムシティに平和をもたらしたバットマン。
ですが、なんと追い込まれたマフィアたちはある男にバットマン殺害を依頼するという話なのですが…
マフィアたちが依頼した男が原作でも超有名な悪役ジョーカー。顔面を白塗りにし、口が裂け、特徴的な笑い声、見るからに異常者という感じです。そして、バットマンへの攻撃もねちっこく異常…とんでもなく狂気に歪んだ犯罪を繰り返します。
本作はとにかく究極の選択をこのジョーカーから突きつけられます。
最愛の人を救うか?ゴッサムシティの為になる人を救うか?
自分が助かるために受刑者を見殺しにするか?
生きて怪物になるか?死んで英雄となるか?
生死に関わる究極の選択を突きつけることで人間の本性を暴こうとするジョーカーと犯罪を犯してでも街の平和に貢献するバットマン。
犯罪者の心理・目的を利用して今まで戦ってきたバットマンにとって、お金でもなく名誉でもなく、ただ世界が燃える様を楽しみたいジョーカーにまぁ作中ずっと苦しめられるんです。
もうとんでもなくわくわくしませんか?ここまで読んで少しでもわくわくしたらこの作品にドハマリ間違いなしです。
正義のヒーローよりも悪役が好き、勧善懲悪が苦手、リアルなヒーロー像、ダークヒーロー
こういったキーワードが好きな人は間違いございません。
究極の悪が極まるダークヒーローの最高傑作だと私は思います。
ジョーカーが素晴らしい作品です。最初、誰かわからない奴が計画した銀行強盗から映画は始まるのですが、そこからジョーカーだと判明するまでの流れもかっこいいですし、マフィアと対峙するときも、殺人をするときもふざけていてこれば、ジョーカーという感じでした。ジョーカーとのカーチェイスとか話題でしたが、私は戦ってるときよりも、その前の人をおちょくってる時のジョーカーが怖くて好きです。ジョーカーの怖さは理由がわからないところ、ただ、ただ、悪ってところだと思います。ジャックニコルソンのジョーカーもすごかったらしいですが、ヒースも若いし、これくらいの歳のジョーカーもいいなあと思いました。あと、話的には選択の話で、どちらも助けたいバッドマンと、人が悪い選択をすると信じているジョーカーと、2人の性格の違いがよく出る話だったなと思います。バッドマンの性格上、ありえませんが、いや、もうジョーカーを殺せよと思ってしまいます。また、ジョーカーは逃げ出して悪さするんだろうなと思いました。ヒースが亡くなり、ヒースジョーカーがもう映画で見られなくなり残念です。他の役者たちも好きな役者なので、このシリーズのバッドマンが好きでした。3部作はおわってしまいましたが、またバッドマンの映画も見たいです。
実写映画のバットマンシリーズにして、初めてタイトルに「バットマン」の名前が使われてない作品である。
監督は「人間の内面性」「葛藤」「心の闇」等、とにかくその手の作品に関しては名監督であるクリストファー・ノーラン。バットマン(ブルース・ウェイン)役はクリスチャン・ベール。前作品の評価がいまいちだったが今作品は予想以上の出来。ヒーローとしての葛藤にあえて立ち向かう姿に感動。
そしてもう一人。バットマンにとって永遠の宿敵(ヴィラン)であるジョーカーの登場。ジョーカー役にはこの作品で助演男優賞をとったヒース・レジャー。残念ながら受賞する前に若くしてこの世を去ってしまったのですが、とにかく素晴らしいの一言。ジョーカーは悪役であるにもかかわらず、ヒーロー以上に観る人の心を引き付ける魅力がある。その他映画を盛り上げるキャストにマイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン等が脇を固めている。
もちろんバットマンと言えばバットモービル。今回のシリーズでは今までとは全く違う形状で、とにかくゴツイ。しかしながらコックピットも含めアッと驚く仕掛けがあり興奮する事間違いない。破壊され動かなくなった後に「えっ!?」ってなる。登場シーンは少ないものの、インパクト大である。
ヒーロー映画ではあるが戦う場面以外の方が多いし、ちょっと痛いシーンが多いので正直子供向けの作品ではないと言えるが、自信を持ってお勧めしたい。
是非、続編の「ダークナイト・ライジング」と合わせて鑑賞して頂きたい。
この作品ではバッドマンであるブルースもさることながら、ヒースレジャー演じるジョーカーにもスポットが当たっています。
ヒロインであるレイチェルがジョーカーの手によって殺されてしまうところに衝撃を感じました。
アメコミから実写化された映画の多くはスーパーマン、スパイダーマンなど、元は人間ながらヒーローになると驚異的なパワーを持ったキャラクターが多く、悪役が悪いことをしていてそこへ正義のみかたが登場すると、やっと来てくれたという安堵感や安心感があり、退治してくれるという気になります。
それなのにこのダークナイトの中のバッドマンはそれらとは違い、ジョーカーの悪行から人々を救おうとしても手が届かない事が多く、なぜかそこに視聴者側のストレスがかかります。
しかもジョーカーをバイクで息の根を止める事が出来るときも根性がなく、躊躇してしまう。
ジョーカーが生き延びてしまって、そんなだから罪のない一般市民が次々と命を落としてしまうのだ。
ブルースが本拠地でパソコンに向かっていても、バッドマンスーツの改良にしても画期的アイテムではなく、ただ首のところの布を柔らかくして後ろが見れるようにして欲しいという程度。
(リアル世界であればもちろんすごいのでしょうが、他のヒーローものに比べるとという意味で)
さらに本人も自分で体におった傷を縫うなどのシーンがあり、改造人間でもなければバックボーンに医者や博士が付いている訳でもない模様。
より、人間らしい、等身大のヒーローなのだ。
一方でジョーカーも口が裂けて見てくれが気持ち悪く、(過去に奥さんとの関係が原因でこうなった)怪物なのか?と思いきやあれもただの人間だという設定。
そう、実は生身の人間同士の戦いなだけ。
この設定が好きか嫌いかによってこの映画を好む好まないかが分かれてくるところだと思う。
ちょっとじれったく感じるところが、続きが気になって次作品に繋がり親近感がわくのだと思います。
バットマン史上、最大のヴィラン、ジョーカーが出てきます。ヒースのジョーカーは異様な明るさがあり、なんで悪さをするのか、わからない、ただの悪という感じがして、すごくいいです。ただ楽しいのさ感が出ていて、余計怖いです。世間に投げかけるいたずらも、1人の命がたくさんの命、悪人の命か普通の人の命など、何かを選ばせるもので、多くの人、バットマンの心を揺さぶる感じで感じが悪いです。でも、これがジョーカー。カリスマ性がありながら、嫌なやつであることが、ジョーカーの醍醐味だと思います。もう1人のヴィラン、トゥーフェイスは、最初から彼がトゥーフェイスになることがネタバレしていたので、あまり驚きはなかったけど、すごい特殊メイクだし、怖いです。運で生死が決まるなんて、私なら耐えられないなと思います。あと、タイトルが、最後に出てくる演出、そこのナレーションがゲイリー・オールドマンであることもかっこよくて、大好きです。最後、タイトルが出てきて、あっ、そういや、タイトルまだ出てなかったなと驚きました。このごろ、最後にタイトルが出るという演出も増えましたが、ダークナイトが最初だったのかなと思います。いろんな映画に影響を与えた映画なのかなと思いました。
「インターステラー」「インセプション」などの作品を作ってきたクリストファーノーラン監督が手掛ける、誰もが知っているダークヒーロー、バットマンの生い立ちを描いた全3部作の中の2作目にあたいするこの作品には、残虐非道、ヴィランズの中のカリスマ的な存在の「ジョーカー」が敵としてバットマンを追い詰めていく作品である。
カーチェイスやバットマンの戦闘シーン、物語のスピード感などアクション映画としての迫力も凄いのですが、そこに更なる魅力を与えてくるのがこのジョーカーでした。
緊張が走るシーンには彼の不気味な笑顔が見れ常に手に汗を握りながらいっときも目が離せませんでした。
ダークナイトのジョーカーの魅力は大きく分けて2つあります。
一つは、その残虐性。
あそこまで人に嫌な事ができる姿は、その突き抜けた狂気に目が離せなくなりました。
もう一つは、カリスマ性。
他人を信用していないのに、彼の魅力に集まってくる同胞達。そして何よりも人が嫌がる事を最も辛い状況に持っていくスペシャリストで、その頭の機転に何度も驚かされました。
このジョーカーをやってのけたのは、ヒース・レジャー。20代の時の作品です。見えません。
この作品の後に残念ながら彼は亡くなられてしまいましたが、このジョーカーで助演男優賞を見事獲得しました。
きっと世界は彼のジョーカーの演技に釘付けになったのではないかなと思います。
ヴィランにして狂気を纏ったキャラにして魅力的なこのジョーカーと共に、大迫力なこの映画をぜひ御覧ください。
現在数多くのヒーロー映画が作られ多くのヒーローがいます。それに伴い悪役「ヴィラン」もその数だけいます。弱いものから強いものまで。腕っぷしが良いものから頭脳派まで。そんな中でも映画「ダークナイト」に登場するヴィラン「ジョーカー」は最強と言ってもいいのではないか、というキャラクターであります。
「ダークナイト」の主人公のバットマンは正義を掲げ犯罪心理学を学び夜な夜なゴッサムシティの腐敗と戦い続けています。そんな中現れたジョーカー。彼は普通の犯罪者と違い金が目的ではない。宝石にも目もくれない。望むのはただ一つ、ゴッサムシティに混乱をもたらすことだけ。
犯罪者の常識が全く通じず、暴力にも死にも脅しにも恐れることのないジョーカーにバットマンは次第に追い詰められ、とうとうマスクを脱がざるを得ない窮地に陥っていきます。他の映画には主人公のヒーローと、地球を征服したかったりものすごい武器を奪いたかったりするヴィランとボコボコ殴り合うというのはよくありました。ですがジョーカーはそんなキャラクターたちとはひと味もふた味も違い、的確に相手の弱点を突き確実に弱らせて本性を暴き混乱に陥れることに快楽を得る異常なヴィランです。こんな異常な敵との戦いが繰り広げられる「ダークナイト」は多くの人に見てもらいたいと思います。
ジョーカーは、本作品のメインキャラの一人であり、悪のカリスマである。
ブルース・ウェイン(バットマン)、地方検事のハービー・デント、ゴッサム市警のジム・ゴードンは、ゴッサムから犯罪を無くすための活動をしていた。ブルースは、堂々と悪と戦うハービーがゴッサムの真のヒーローだと考えていた。そんな時、マフィアの会議にジョーカーが現れ、マフィアの資金の半分と引き換えにバットマンを殺す提案をする。ジョーカーは、バットマンがテレビを通じて正体を明かさなければ人々を殺し続けると脅迫する。ハービーのために開いたパーティー会場にジョーカーが現れバットマンと対決をするが、検事のレイチェル・トーズを人質に取られビルから突き落とされる。それを救出するが、次に狙うのが市長であると暗示されゴードンが命がけで守り犠牲になる。ブルースは、これ以上の犠牲者を出さない為に正体を明かそうとするが、ハービーがバットマンであると発表をする。ジョーカーが現れハービーの乗った輸送隊を攻撃する。しかし、死を装っていたゴードンに逮捕される。バットマンに尋問され、レイチェルとハービーを別々の所に監禁をして爆弾を仕掛けている事を話す。バットマンは、レイチェルを助けに行ったがそこに居たのはハービーであり爆発の影響で顔の半分に火傷を負ってしまう。ジョーカーは、ハービーのレイチェルの死に対する復讐心を操る。ハービーは、コイントスに基づきレイチェルの死に責任のある人物を大量に殺害していく。バットマンは、ジョーカーの居場所を見つけ逮捕するが、切り札はハービーであると明かす。ゴードンとバットマンは、レイチェルが死んだ建物でハービーのコイントスによって自分自身、バットマン、ゴードンの運命を試そうとする。彼は、バットマンを撃ちゴードンの息子を撃とうとするがバットマンにより救出される。しかし、高所から落ちたハービーは死亡する。ハービーの行動が公になればゴッサムの市民は希望を失うので、その罪をバットマンが背負う。
クリストファー・ノーラン監督のバットマンシリーズ2作目であり、全世界でヒットした映画です。
前作でバットマンとして街を守る為に戦うことを決意しましたが、今作はバットマンを辞めることに苦悩します。その理由はシリーズである宿敵ジョーカーが現れたことによります。
ジョーカーの策略により追い詰められていくバットマン、幼馴染レイチェルとの恋の行方、街に平和を取り戻す為に手を組んだ検事ハービーの最期、とストーリが濃密です。
アクションシーンもバットマンらしい道具が数々登場し、非常にスタイリッシュで爽快です。
また今作はジョーカー役であるヒース・レジャーの存在感が非常に大きいです。
今までのジョーカーとは一味違う冷徹で不気味であり、どこかコミカルな役作りは見所です。
ジョーカーを演じるに辺り、入念な役作りをしたために精神状態が不安定になってしまい今作の撮影終了後に亡くなってしまった渾身のジョーカーを是非見届けてください。
特に後半でジョーカーがボタンを押した瞬間に病院を爆発する予定がなかなか起爆せず、戸惑うシーンがあります。
面白い動きするなと思って見ていましたが、実際は機材トラブルで本当に起爆しなくてその動きはヒースのアドリブであったことを後々知りました。
ノーラン作品のバットマンは3作ありますが、ダントツで2作目のダークナイトがおすすめです。
ヒーローものとしては珍しい完全なハッピーエンドではない結末を是非観ていただきたいです。