衝撃の死を遂げ、読者や視聴者を驚かせたキャラクターまとめ

アニメ、漫画の中でも安易な展開を避けたいがために死んでしまうキャラクターは星の数ほどいます。しかしそういう作品はキャラクターを殺すことで逆に安易な展開になってしまうものもあります。
そんな中でも、悲惨だったり、予想だにできない衝撃の死を遂げたキャラクターをまとめました。

ニーナ・タッカー

人体錬成と超常の力を持つ「賢者の石」を研究しているエルリック兄弟は、国家錬金術師で生体錬成を研究しているショウ・タッカーを紹介される。
ショウ・タッカーは人語を理解する合成獣(キメラ)を錬成したことで国家錬金術師の資格を得ていた。そのキメラは「死にたい」と一言だけ喋り、その後エサも食べずに死んだらしかった。

エルリック兄弟はショウ・タッカーが解放してくれた研究資料を時間も忘れて読み漁る。一日で資料を読みきれなかった兄弟にショウ・タッカーは「また明日来るといいよ。」と言ってくれた。見送るショウ・タッカーに政府の軍人が国家錬金術師の査定の日が近いことを告げて言った。
国家錬金術師は1年に一度研究の成果を報告しなければならない義務があった。そこで成果を見せることができないと資格を剥奪されてしまうのであった。
ショウ・タッカーの家に通う内に研究で忙しい父親の代わりにニーナとアレキサンダーと仲良くなるエドワード達。

その日、いつものようにエルリック兄弟がショウ・タッカーの家に行く。するとショウ・タッカーの新しい人語を理解するキメラを作っていた。
「えど、わーど。えどわーど。」と言葉を発するキメラにエドは驚いていたが、不意にそのキメラが「お、にい、ちゃん」と発する。
ショウ・タッカーは国家錬金術師の査定のためにニーナとアレキサンダーを使ってキメラを錬成していた。2年前に錬成したキメラには自身の妻が使われていた。

この事件はエルリック兄弟の今後を左右する大きな出来事になった。

その後、軍に連行されたショウ・タッカーとキメラだったが国家錬金術師を殺して回っている傷の男(スカー)に殺害された。

H2

あだち充原作の野球漫画。
主人公である国見比呂は親友である橘英雄に幼馴染である雨宮ひかりを紹介する。その後2人は無事に交際するが、比呂はその後になってひかりを好きになってしまう。そして比呂と英雄は別の高校に進学し、競い合っていくことになる。
2人のヒーローと、2人ののヒロインの青春と恋愛を描いた作品で大傑作漫画となった。
ちなみに、あだち充は「タッチ」「クロスゲーム」など他の作品でも多数のキャラクターを死なせており、「名探偵コナン」の作者である青山剛昌には「次は誰を殺すんですか?」と質問されたようだ。

雨宮さくら

選抜大会が終わったある日、比呂の母親が入院することになり、比呂はひかりの家に夜ご飯を求めにいく。
するとひかりが「2人分も3人分も変わらない」というので、どういうことか尋ねるとひかりの母親も過労で検査入院したという。
比呂が病院へお見舞いに行くと母親二人は楽しそうに話していた。英雄と競うことで悩んでいた比呂にさくらは優しい言葉をかける。

しかし

比呂の母親は無事に退院するが、さくらはそのまま帰らぬ人となる。

その後、比呂はひかりの家に行った時、本当にさくらが居なくなってしまったことを実感する。
そうして落ち込んでいる比呂にひかりの父が声をかける。

「あいつは結婚する前から子供は男の子がいいって言っていた。ひかりが生まれたあとも、もう一人男の子がほしいって…けど比呂ちゃんが遊びに来るようになってからは、一言もそんなことを言わなくなったよ。」

さらに比呂が子供の頃に書いた落書きを見つけると
「きれいに残ってるだろ。掃除の時もそこは拭かなかったからね。比呂ちゃんは必ずプロ野球の大スターになるって。この落書きは日本一有名なピッチャーのものとしてものすごい価値がでるんだって。親子じゃないから親バカとはいわんよな。」と言うのであった。

比呂は野球でスターになることを誓うのであった。

比呂や英雄にも愛情を注ぐ人の良さや、「ヒロインの母親」という死とは無縁と思える立場からまさかさくらが死ぬとは予想されていませんでした。それ故、読者からは「母親を殺す必要があったのか」「悲しすぎる」など大反響を呼びました。

東京マグニチュード8.0

shuichi
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@shuichi

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