アルフォンス・エルリック(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ
アルフォンス・エルリックとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターで、主人公エドワード・エルリックの弟である。
母親を幼少期に亡くしており、母に会いたいという気持ちからエドワードと共に人体錬成を行うも失敗し、体を全て失ってしまう。だがエドワードがもう1度人体錬成魂を行い、魂を鎧に定着させることで一命をとりとめる。
その後は体を取り戻すため賢者の石を求め、エドワードと共に各地を旅している。
アルフォンス・エルリックの概要
アルフォンス・エルリックとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターで、主人公エドワード・エルリックの弟である。
母親を幼少期に亡くしており、母に会いたいという気持ちからエドワードと共に人体錬成を行うも失敗し体を全て失ってしまう。だがエドワードがもう1度人体錬成魂を行い、魂を鎧に定着させることで一命をとりとめる。その後は体を取り戻すため賢者の石を求め、エドワードと共に各地を旅している。
普段は温厚な性格で、怒りっぽいエドワードのフォローをしていることが多い。また外見からセントラル街の住人からよく「鋼の錬金術師」と間違えられている。
アルフォンス・エルリックのプロフィール・人物像
誕生日:1900年生まれ(月日不明)
血液型:不明
身長:220cm(鎧の姿)
体重:詳細不明
年齢:14歳(連載開始時)
特技:手合わせ錬成 格闘術
趣味:捨て猫拾い
CV:釘宮理恵
実写俳優:水石亜飛夢
エドワードの弟で金髪で金の瞳をしているが、本編では大柄の鎧の姿で描かれている。これは幼少期に母親を失った悲しみから、エドワードと共に母親を蘇らせるために錬金術において禁忌とされている「人体錬成」を行った結果である。
だが人体錬成は失敗してしまい、その代償としてリバウンドを受け体の全てを失ってしまう。だがエドワードが右腕を犠牲にしてアルフォンスの魂を錬成し、鎧に定着させてくれたことで一命を取り留めた。
エドワードが国家錬金術師の資格を取ったタイミングで共に旅に出発し、体を戻すための手がかりを見つけるために各地を放浪している。
魂を鎧に定着させた身体であるため、視覚・聴覚はあるものの触覚・嗅覚・味覚、また食事や睡眠という肉体的欲求や肉体的疲労を感じることもない。また全身が鎧という外見からか「鋼の錬金術師」と間違われることが多い。
また、エドワードが描いた血印が鎧とアルフォンスの魂を定着させる役割を持ち、血印が無事であるならばどんなに破壊されても直すことができる。代わりに血印が少しでも削れたりしてしまうと魂が離れ霧散してしまう。
素直で心優しい性格をしており、よく周りのことを気にかけている。特にエドワードのことは誰よりも気にかけていてよくフォローをしている。大人びた性格をしている一方、子供扱いしてくれることや頭を撫でられることを喜ぶ子供らしい一面もある。
2003年版では大きく設定が異なっている箇所がいくつかある
漫画版・2009年版との設定の違いは主に性格面、血印の設定の違いだ。
性格面では兄であるエドワードにコンプレックスを抱いている場面が見られたり、優しさゆえに他人に騙されやすい面がある。
また血印に関しては水に濡れてしまうのはダメという制限があり、その他にも原作ではエドワード以外はアルフォンスの魂の錬成はできないと明言されていた。だが2003年版ではキンブリー、傷の男(スカー)などもアルフォンスの体や魂に干渉する錬成をしていた。
アルフォンス・エルリックの能力
エドワードと共に幅広い分野の錬金術に秀でている。また才能も突出しており、父親が遺していた錬金術の本を何となく理解し錬金術を使用できている。
作中では物語中盤までは錬成陣を描くことで錬金術を使用している。これは人体錬成と真理の扉の記憶を失っている為でエドワードのように手合わせ錬成はできないが、それでも錬成の速度と精度はかなり高く、国家錬金術師に匹敵する力だと言われている。
だがダブリスにおいて目の前で人の死を見たショックで、失っていた「真理の扉」の記憶を取り戻し、エドワードと同様に手合わせ錬成をすることができるようになる。
錬成デザインのセンスは度々狂気的なデザインをするエドワードと違い、万人受けしやすい凡庸なデザインをしている。
アルフォンス・エルリックの来歴・活躍
漫画・2009年版アニメ
幼少期~人体錬成をするまで
幼少期は東部の田舎であるリゼンブールで父親のホーエンハイム、母親のトリシャ、兄のエドワード、幼馴染のウィンリィ達と共に過ごしていた。しかし、物心ついたころにホーエンハイムが家を出て行ったため、3人で暮らしていた。また、3~4歳の頃にエドワードと共に錬金術を使ったときにトリシャが褒めてくれ、笑顔を見せてくれたことがただ嬉しく錬金術へのめり込むようになる。
しかし、トリシャは流行り病を患い死去してしまう。2人は母を喪ってしまったその悲しさと寂しさ、そしてもう1度母の笑顔を見たいという思いで人体錬成をすることを決意する。
暫くは2人で錬金術の修業をしていたが、独学では限界を感じていた。そんな時、イズミ・カーティスが偶然リゼンブールに訪れており、彼女がとても高い錬金術の技量を持っているのを間近で見たことで弟子入りを懇願する。最初こそ断られていたが兄弟の強い覚悟を思わせる瞳をみて弟子入りを受け入れた。
兄弟2人は仮修行として1ヵ月イズミの元へ預けられどんな修業ができるのか楽しみにしていたが、イズミからは無人島へナイフ1本のみの装備で放り込まれてしまい、「『一は全、全は一』の答えを見つけろ、見つけれなければリゼンブールへ送り返す」と笑顔で言われてしまう。あまりに理不尽な内容に2人は嘆き、最初こそ何も食べられず錬金術と何の関係があるのかと憤っていた。
だが生死の境を彷徨い、自らが生きている事への喜びを感じると同時に自分たちは大きな流れを組む小さな存在だということへ気づき、それがイズミの示した「一は全、全は一」の答えだと理解する。
イズミへからの問いには「全は世界、一は自分」という答えを出し本修行へ移ることを許され、1年間の修業を経験する。その後はリゼンブールへ帰り皆からたくましくなったと評価され、錬金術の腕も比例して成長していた。だが修行のことを聞かれた途端トラウマを思い出したかのような顔をしており、詳細を語ることはなかった。
それからは2人で改めて人体錬成の理論を組み立てていき、エドワードがそれを完成させる。早く母親に会いたいという思いを抱き、これからのことに期待を膨らませるも、リバウンド(錬成失敗したときの代償)を受け全身を失ってしまう。しかしエドワードが重傷を負っている中、再度人体錬成を行い魂を鎧に定着させることで一命を取り留める。
しばらく経った後、東方司令部からロイ・マスタングがエドワードを国家錬金術師へスカウトするためリゼンブールを訪れる。だが、エドワード達は人体錬成の影響から酷く憔悴していた。だがマスタングから話を聞いたエドワードは少しでも可能性を求めるために国家錬金術師になることを決意し、アルフォンスはそんなエドワードを支えていくことを決意する。そしてウィンリィとピナコのおかげでエドワードは鋼の義肢、機械鎧(オートメイル)を1年で物にして見せ、国家資格も苦労することなく取得することができた。
そして2人は旅に出ることになるが、自分たちの戒めへとして家を焼き払い後戻りをできなくして旅へ出立した。
リオールでの騒動~列車ジャック事件まで
最初に2人が訪れたのはリオールという町だ。
ここではレト教という宗教が信じられていて、特にリゼという少女は熱心に信仰していた。教主であるレトは、小さな花を大きなヒマワリへ変化させるなどの「奇跡の業」を町の人々に見せることで町の人々を信仰させていた。だがアルフォンスたちは錬成反応が起きていることから、レトのやっていることが錬金術であることを見抜く。
しかしレトの使っている技は錬金術に違いないが、錬金術のルールを無視したものであることに疑問を抱き、探し求めていた賢者の石が使われているのではないかと考える。
教会へリゼと共に入ったアルフォンスたちは、従者を名乗る男からいきなり襲われるがこれを返り討ちにする。レトが見せていた「奇跡の業」は偽物で、教主はペテン師だという証拠を見せるが、それでもリゼはまだ信じ切れていなかった。
真実を見せる為、アルフォンスは自身の空洞の体の中にリゼを隠しエドワードと共にレトと対峙する。問い詰められたレトは賢者の石を使って錬金術を使い住民を騙していることを自白し、それを聞いていたリゼは激昂し問い詰める。
レトは「賢者の石でなら願いを、恋人を蘇らせることも可能かもしれない」と言い、リゼを味方にしようとするが、それをアルフォンスたちが止めることで互いに実力行使に出る。2人の活躍によりレト神父の悪事は露見した。
リオールでの騒動が終わり、その後は列車にて東方司令部へ向かう。その最中に軍将校を狙った列車ジャックが発生するも、これをエドワードと共に制圧しする。駅に着いた際にマスタングがそこへ現れ、そのまま東方司令部内にて軽い談話をする。
列車ジャックを制圧したことから、エドワードが生体に詳しい錬金術師を紹介してくれとマスタングへ要求、そして紹介されたのが国家錬金術師であり合成獣(キメラ)を専門に研究しているショウ・タッカーだった。
ショウ・タッカーと出会う~傷の男(スカー)との戦闘
アルフォンスはエドワード、マスタングと共にショウ・タッカーの元を訪れる。そして蔵書を読んでも良いと許可を得ることができ、研究蔵書を片っ端から読んでいた。この時にタッカーの娘であるニーナや飼い犬であるアレキサンダーと息抜きの合間によく一緒に遊ぶ間柄になり、2人はニーナからはとても懐かれていた。
何日か経ったとき、2人はいつものようにタッカーの家を訪れる。だがノックをしても誰も姿を見せず、家の中を探していく。途中で地下室を訪れるとタッカーがおり、彼は新しい人語を理解するキメラを生み出していた。キメラを見て最初こそ興奮を見せていたが、キメラが発した「お…にい…ちゃ…」という言葉から、エドワードは目の前のキメラがタッカーの娘であるニーナと愛犬であるアレキサンダーを使って作られたのだと理解する。
この事実にエドワードは激昂しタッカーを何度も殴りつけるが、アルフォンスはタッカーが死んでしまうと冷静に止める。しかし、タッカーが「きれいごとでやっていけるかよ」と言った時、アルフォンスは「それ以上喋ったら今度は僕がブチ切れる」と、作中で初めての明確な怒りを抱いていた。ニーナのことも助けたかったが、自分たちではどうしようもないということを理解しており、ただ悲しく謝っていた。
数日後、2人はタッカーとキメラになってしまったニーナのことが気になり司令部を訪れる。たまたまいたホークアイ中尉へ詳細を尋ねると、何者かによって2人とも殺された事を知らされる。その事実に大きな虚脱感を抱き、雨の中項垂れてしまう。
そんな時に額に傷のある男、通称「傷の男(スカー)」と呼ばれている男が突如エドワードを襲撃し、2人は迎撃を余儀なくされる。スカーの扱う人体破壊の技に苦戦し、アルフォンスは体を破壊され動けなくなってしまう。また、エドワードは右腕の機械鎧を破壊され錬金術を使えなくなってしまった。
エドワードは「自分は大人しく殺されるから弟には手を出すな」と言い、スカーの人体破壊を受け入れようとした。アルフォンスは必死に助けようとするも動くことができず絶体絶命かと思われたが、そこへマスタング大佐やホークアイ中尉、アームストロング少佐や多くの軍人が助けに入る。包囲網を敷きスカーを順調に追い詰めていくも下水道への逃走を許してしまうが、エドワード達の救助には成功していた。
アルフォンスの元へエドワードが真っ先に駆け寄り安否を確認するが、そんなエドワードをアルフォンスは思いきりぶん殴る。自分を犠牲に助けようとしたエドワードへ、「生きて生きて生き抜いてニーナのような子を助けることができるかもしれない、可能性を投げ捨て死ぬ選択をするなんて許さない」と激情をあらわにする。
だが最後には互いに生き残れたことを心から安堵していた。
リゼンブールへ帰郷
スカーとの戦いにより満足に動けなくなったエドワードとアルフォンスは一度リゼンブールへ帰ると決める。その際にアームストロング少佐が護衛につき、列車でリゼンブールへ向かうが、その最中にアームストロング少佐がドクター・マルコーと呼ばれていた人物を発見する。かなりの実力をもった錬金術師で生体に関する研究をしていたと聞き、3人で会いに行ったところ最初はひどく警戒され話もままならなかったが、アームストロング少佐の説得により話をすることができた。
そしてマルコーはアルフォンスたちが求めていた賢者の石について研究していたと聞き、2人は手がかりを得られるかもしれないと研究資料を見たいとせがむも、マルコーは「あれは悪魔の研究、地獄を見ることになる」と頑なに拒む。だがエドワード達の覚悟に根負けしたマルコーは、列車が発車する直前に資料の隠し場所を託してくれる。
そして一行は無事リゼンブールへ到着し、機械鎧の修理をしてもらった。1週間以上はかかるのかとみていたがウィンリィ達の奮闘により3日で修理が完了し、アルフォンスもエドワードに鎧を再構築してもらうことができた。そうして予定よりも早く2人は賢者の石の資料が隠されている場所へ向かう。
賢者の石の秘密を知る
アルフォンスとエドワードはアームストロング少佐の部下であるロス少尉、ブロッシュ軍曹と共にマルコーに教えてもらった場所、国立中央図書館の第一分館へ向かう。しかし、そこは既に何者かによって放火された後だった。
2人は本館へ行き改めて確認してもらうも、第一分館にある可能性が強まり落胆していたが、職員から「本の虫」と言われているシェスカを紹介してもらう。シェスカと会い、彼女から研究書類が第一分館にあったことを証明され落ち込んでいたが、彼女から内容を全て記憶していることを告げられる。
アルフォンスたちは半信半疑だったがシェスカは5日かけて全てを書き写してみせ、アルフォンスたちは一筋の光を見出す。研究書の中身は錬金術とは全く関係のなさそうな料理研究書ではあったが、2人は錬金術の研究書だと確信し様々な参考書を用いて解読を進めた。
天才的な才能を持つ2人でさえも解読は難航していくが、1週間をかけて解読に成功する。だがその内容は余りにも酷いもので2人は怒りのあまり机を殴りつけてしまっていた。その内容とは「賢者の石の材料は生きた人間、しかも1つを作るのに複数の人間が必要」というものだった。
この事実に2人は塞ぎ込み、しばらくの間部屋から出てこなかったが、現状を知ったアームストロング少佐が強引に部屋に介入する。改めて話し合っていく中、そこでアームストロング少佐が何気なくつぶやいた「真実は時として残酷だ」という言葉から、2人は真実はこれだけではなくさらにもっと何か隠されているのではないかと気づく。
セントラルの地図から錬金術研究所が怪しいのでは話し合っていく中、すでに閉鎖されているという第五研究所が怪しいのではないかと予想する。その理由として隣に刑務所が設置されており、賢者の石に人間が使われるというのなら死んでも問題にならない死刑囚を使っていて、その安定供給をしていたと考えた為だった。
第五研究所での戦闘
アルフォンスとエドワードはアームストロング少佐たちの目を盗み、第五研究所に忍び込むことに成功する。通気口を通る必要性があることから、中の捜索をエドワードに任せアルフォンスは外で待機することになる。
そこへ「ナンバー66」と名乗る鎧の男が現れ戦闘となる。しかしアルフォンスは終始圧倒するほどの体術を見せつける。その最中にナンバー66の頭の鎧が外れ「中身が空」ということを知り、更にナンバー66本人の口から、嘗ての大量殺人鬼で本来死刑にされるところを実験台にされた存在だと知る。だがアルフォンスは全く知らなかったため怯えておらず、自分の中身を見せることで逆に怖がらせていた。
ナンバー66から死刑囚仲間だと勘違いされるが、自分はエドワードのおかげで一命を取り留めたことを教え、誤解を解く。しかし、ナンバー66から「偽りの兄弟愛」「人格も記憶も兄貴の手によって作られたものなのじゃないのか」と言われてしまい、己の存在について疑問を持ち始めてしまう。
自らの中に生まれた疑問のせいでうまく戦うことができず防戦一方になっていたところ、ロス少尉とブロッシュ軍曹が援護に入る。さらには第五研究所が爆発し崩落、それを機にナンバー66は逃走をしたことで戦いは収束した。崩落中の建物から重傷を負ったエドワードを、素性の分からない者が外へ運んできてくれたことで全員無事で脱出する。
だがアルフォンスはナンバー66のせいで自分の中での葛藤と疑問が抜けずにいた。
兄とのすれ違い
重傷を負ったエドワードは入院となり、無事起き上がれるようになるまで数日かかるが、その間もアルフォンスはずっと思い詰めていた。エドワードも何かを考えこんでいることを見抜いており心配する。機械鎧の修理のためウィンリィも病院へ訪れ、病室は賑やかになるも、未だアルフォンスは思い詰めていた。
そんな時、エドワードがいつものように牛乳を拒み「アルはいいよな。体がでかくて」という何気ない、愚痴にも近い言葉で今まで貯めていた感情が一気に爆発してしまう。
「好きでこんな体になったんじゃない」「この空っぽの体で何を信じればいいのか」「前に怖くて言えなかった事って自分という存在が実は作られたものなのではないか」「みんなして僕をだましているのではないか」などを感情のままにぶちまけるが、エドワードはそれに対して怒ったりすることなく「それをずっとため込んでいたのか。…そうか」と言い部屋を後にする。
気まずい空気になってしまった中、ウィンリィが泣きながら思いきりアルフォンスをスパナで殴りつける。それはエドワードの怖くて言えなかった事の内容を知っているからこそであり、エドワードが怖くて言えなかったことは、「アルが自分を恨んでいるんじゃないか」ということだと伝える。
ウィンリィはエドワードが機械鎧の手術のせいで毎晩うなされながら泣いていた事を伝え、更に「命がけで偽物の弟を作るバカがどこにいるのよ。あんたたち、たった二人の兄弟じゃない」と諭し、エドワードを追うように促す。これにアルフォンスは素直に従い、エドワードを探しに行く。
屋上でエドワードを見つけたアルフォンスは謝ろうとするがエドワードは突如組手を仕掛けてくる。エドワードの体を心配したアルフォンスを余所に、目隠しなどを駆使することでエドワードは初めて勝利を収める。
2人で屋上へ転がり、過去の思い出について話していく。たくさんの喧嘩をしてきたことを語り、エドワードは「全部嘘だったのか」「どんなことを仕手でも元の体に戻りたいというのも嘘なのか」と問いかける。アルフォンスは「嘘じゃない」と返し、エドワードは続けて「喧嘩も心ももっと強くなる」と宣言する。アルフォンスも決意に満ちた声で「うん、もっともっと強くなろう」と返し、エドワードと拳を突き合わせる。そうして一度すれ違いはしたが兄弟の絆は更に強くなっていった。
ラッシュバレーへ立ち寄る
仲直りしたアルフォンスたちは改めて第五研究所で得た情報を交換していく。軍で一番偉い存在であるキング・ブラッドレイ大総統が急に訪れたりなどのハプニングはあったが、2人は一度師匠のいるダブリスへ行くことを決めた。だが、ダブリスの手前にあるラッシュバレーという街へウィンリィが行きたがったことで、ラッシュバレーへ立ち寄ることになる。
ラッシュバレーは「機械鎧の聖地」とも呼ばれるほど機械鎧の生産・開発などが盛んであり、街にいる人で機械鎧を装着していない人のほうが珍しいほどだった。
だがエドワードの着けていた機械鎧はかなり珍しい型だったようで多くの住民にもみくちゃにされていた。しかし、落ち着いたときに荷物を確認したところ、国家錬金術師の証である銀時計を盗まれたことが発覚する。盗んだ犯人であるパニーニャのことを教えてもらい、換金される寸前の所で見つけ、追いかけることになる。
だがパニーニャは両足が機械鎧にも関わらず軽業師のような立ち回りや両足に刃物、カルバリン砲という砲台を組み込まれていたりと、機械鎧にしてはかなり異質な性能をしていた。それがウィンリィの目に留まり、パニーニャを一度は捕らえることに成功する。そしてウィンリィ達が技師の元へ案内する代わりにスリの件を見逃すという約束を、アルフォンス達を余所に勝手に決め、4人で山奥へ向かうことになる。
山奥に工房を構えていたのはドミニクとその息子のリドル、妻のサテラだった。ウィンリィ達が機械鎧について話が盛り上がっている中、アルフォンスとエドワードは妊婦でもあったサテラと会話をしており、生命の神秘を肌で感じていた。
だが、夜にサテラに異変が起こる。本来の出産予定日にはまだ日数があるが、陣痛が起き一同大慌てしていた。また外は大雨が降っており、ドミニクが医者を連れてくるために馬を走らせに行くも、橋が落雷により落ちてしまっていることが発覚する。エドワード達は得意の錬金術で乗り越えようとするが上手くいかず、己の無力さを嘆いていた。
サテラの様子が更に急変し時間がないことを悟ったウィンリィは、自分たちで赤ん坊を取り上げることを決意し全力を尽して処置に当たった。その一方でアルフォンスたちは部屋の外で心底怖いと感じ震えながら、無事に終わることを神様へ祈っていた。永遠にも思える時間がたち、ウィンリィ達は無事に赤ん坊を取り出すことに成功する。
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ティム・マルコーとは、荒川弘の漫画『鋼の錬金術師』に登場する賢者の石の研究の第一人者で、生体錬成を得意とする錬金術師。しかし人間の魂を材料とする賢者の石を生成する為の実験はほとんどが人体実験であり、それを重ねる精神的苦痛に耐えかねて軍を脱走、東部の田舎町にて身分を偽り身を隠していた。気弱で受け身な性格で、強く言われると断れない。本来は思いやりのある優しい性格で、穏やかな人物。
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フー(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ
フーとは、『鋼の錬金術師』に登場するリン・ヤオの護衛を務める老武人である。主であるシン国第十二皇子のリンと、孫娘でありフーと同じく護衛であるランファンの3人で、不老不死を求めアメストリスへやって来た。ヤオ家に代々使える家系であり、主であるリンに強い忠誠心を持つ。白髪白髭の老人でありながら俊敏に動き、シン式の特殊な体術を用いる。リンやランファンと同様にホムンクルスの気を読むことができる。「シンの人間は盟約は必ず守る」という発言などから分かるように義理堅い性格である。
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ランファン(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ
ランファンとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターで、リン・ヤオの護衛を務める少女である。シン国第十二皇子のリンを主とし、祖父であるフーとの3人で不老不死の法を求めアメストリスへやって来た。黒装束に面という隠密のような出で立ちで、髪型はお団子ヘアー。ヤオ家に代々仕える家系であり、リンに強い忠誠心を持つ。普段は冷静沈着な性格だが、素顔を見られると赤面したり、主が侮辱されると我を忘れるほど激高したりするギャップも併せ持つ。戦闘での特長はシン式の特殊な体術とホムンクルスの気を読む能力である。
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実写化して失敗したor失敗しそうなアニメ・漫画まとめ
アニメ・漫画の実写化というと、どうしてでしょう?なにか嫌な予感しかしないのは…。しかしそれでも、いつかはと、人はアニメ・漫画の実写化で爆発的な人気を出そうとしているのです。諦めていないのです。けれども結局は、「人は過ちを繰り返す」とは言ったものですね。今回はそんな実写化して完全に爆死(不評・批評)の嵐にあった作品と、その予定作をまとめました。
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シチュエーション別!ぐっとくる漫画の名言【前向きになりたい時】
大人から子どもまで、みんな大好きな漫画。漫画を読むことでいろんなものを吸収したり、人生に影響を受けた人も多いのではないでしょうか?今回は、「前向きになりたい時に背中を押してくれる名台詞」を集めてみました。ここにあなたの背中を押してくれる、素敵なことばがあるかもしれません!
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「鋼の錬金術師」や「銀の匙」などの人気作品を手がけた荒川弘先生とは?
「鋼の錬金術師」や「銀の匙」はアニメ化されましたよね。
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鋼の錬金術師オープニングテーマソングのご紹介。
荒川弘先生の大人気作鋼の錬金術師。2017年に実写化が決まり、衰えない人気の高さを証明しています。物語の面白さと完成度の高さはもちろんなんですが、アニメのオープニングテーマソングとアニメの世界観のマッチングは素晴らしいものがあります。名だたるアーティストの楽曲が使われております。ここではテーマソングとそのアーティストをご紹介したいと思います。
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『鋼の錬金術師』にまつわる都市伝説まとめ!エドの名前の由来などを紹介【ハガレン】
人気作『鋼の錬金術師』にまつわる都市伝説をまとめました。漫画連載中は妊娠中・出産後にも関わらず、一度も休載することが無かったという作者に関するエピソードや、エドの名前の由来や背が低い理由といった、登場人物・キャラクターに関する噂などを掲載。ハガレンファン必読の情報をたっぷり紹介していきます。
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『鋼の錬金術師』の壁紙用画像まとめ!エルリック兄弟の素敵なイラスト多数!【ハガレン】
『鋼の錬金術師』の壁紙用画像をまとめてみました。主人公のエドワード・エルリックと、弟のアルフォンス・エルリックのイラストがメインですが、ロイ・マスタングやエンヴィーのソロショットも揃えています。カッコいい場面・シーンはもちろん、可愛らしい日常風景などもあるのでぜひチェックしてみてください。
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『鋼の錬金術師』の魅力をまとめてみた!ファンタジー少年漫画の傑作!【ハガレン】
ここでは荒川弘が手掛けたファンタジー少年漫画の傑作、『鋼の錬金術師』の魅力についてまとめた。錬金術をテーマに、賢者の石を追い求める兄弟の冒険を描いた物語。アニメ化をきっかけに大きなブームとなり、実写映画化や原作に準拠した2度目のアニメ化を果たした。
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話題の無双シリーズ新作品『アルスラーン戦記×無双』を徹底紹介!
無双シリーズの新作、『アルスラーン戦記×無双』。 北斗無双・海賊無双・ゼルダ無双など、様々な作品とコラボする無双シリーズですが、今回は『アルスラーン戦記』とのコラボが決定しました!
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漫画家・荒川弘ワールドとは?
アニメファンの中には「荒川弘さんの作品が大好き!」という方がたくさんおられると思います。荒川弘さんといえば少し懐かしいところでハガレンこと「鋼の錬金術師」という作品が非常に有名ですね。荒川さんの作品をご紹介させて頂きましょう。
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目次 - Contents
- アルフォンス・エルリックの概要
- アルフォンス・エルリックのプロフィール・人物像
- アルフォンス・エルリックの能力
- アルフォンス・エルリックの来歴・活躍
- 漫画・2009年版アニメ
- 幼少期~人体錬成をするまで
- リオールでの騒動~列車ジャック事件まで
- ショウ・タッカーと出会う~傷の男(スカー)との戦闘
- リゼンブールへ帰郷
- 賢者の石の秘密を知る
- 第五研究所での戦闘
- 兄とのすれ違い
- ラッシュバレーへ立ち寄る
- 師匠の元へ
- デビルズネストでの攻防
- 人造人間(ホムンクルス)のグリードと出会う
- 記憶を取り戻す
- シン国の王子リン・ヤオと出会う
- ヒューズ中佐が殺されたことを知る
- ロス少尉が逮捕される
- 真実を知る
- マスタング大佐の策に協力する
- エドワードと合流する
- 人造人間を誘き出す
- 人造人間グラトニー及びエンヴィーと戦闘
- 中央(セントラル)の地下へ
- 軍の真実を知る
- ブリッグズ要塞へ向かう
- スカー達を捜索する
- 人造人間エンヴィーと戦闘する
- ホーエンハイムと再会する
- 人造人間プライドと遭遇し操られる
- キンブリー及びプライドと戦闘
- 元の体を見つける
- 最終決戦へ
- 最終決戦後
- 2003年版アニメ
- 映画『シャンバラを征く者』
- アルフォンス・エルリックの関連人物・キャラクター
- エドワード・エルリック
- トリシャ・エルリック
- ヴァン・ホーエンハイム
- ウィンリィ・ロックベル
- ピナコ・ロックベル
- イズミ・カーティス
- ロイ・マスタング
- アレックス・ルイ・アームストロング
- マース・ヒューズ
- ニーナ
- 傷の男(スカー)
- リン・ヤオ
- メイ
- シェルソ
- ザンパノ
- アルフォンス・エルリックの名シーン・名場面
- 「兄さんも『天才』だなんて言われてるけど『努力』という代価を払ったからこそ今の兄さんがあるんだ」
- 「それ以上喋ったら今度はボクがブチ切れる」
- 「それなのにその可能性を投げ捨てて死ぬ方を選ぶなんて そんなマネは絶対に許さない!」
- 「何かに一生懸命になれるって事はそれ自体が才能だと思うし」
- 「いやなんだよ!ボクのせいで… 自分の非力のせいで人が死ぬなんてもう沢山だ!! 守れたはずの人が目の前で死んで行くのを見るのはもう我慢できない!!」
- 「不自由と不幸はイコールじゃない!哀れに思われる理由はないよ!」
- 「10もらったら自分の1を上乗せして11にして次の人へ渡す。小さいけど僕達が辿りついた『等価交換を否定する新しい法則』です」
- アルフォンス・エルリックの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 鎧の銘は「オーガ・ヘッド」
- 恋愛に対しては憧れが強い
- 元の体に戻って最初にやりたいことはウィンリィのアップルパイを食べること
- 大の猫好き
- 最終決戦後に鎧を機械鎧の部品へ加工する