鋼の錬金術師(ハガレン)のホムンクルス・人造人間まとめ

『鋼の錬金術師』とは、荒川弘による漫画、およびそれを原作としたアニメや映画などのメディアミックス作品である。
母親を亡くしたエルリック兄弟は、錬金術において最大の禁忌とされている『人体錬成』を行ってしまう。それにより、エドワードは右手と左足をなくし、アルフォンスは体をなくし魂だけの存在となってしまう。エルリック兄弟は、体を取り戻すために頂上の力を得られる『賢者の石』を求める。
賢者の石により作られた人造人間がホムンクルスである。彼らはある目的を達成するために、歴史の裏で暗躍している。

『鋼の錬金術師』の概要

『鋼の錬金術師』とは、荒川弘による漫画、およびそれを原作としたアニメや映画などのメディアミックス作品である。
錬金術をテーマに、命の偉大さ、人種問題、戦争などを描いた物語は大きな反響を呼び、コミックスは7000万部を超える売り上げとなった。

エドワード・エルリックとアルフォンス・エルリックの兄弟は、死んでしまった母を生き返らせるために『錬金術』を学んでいた。エルリック兄弟が行おうとしている『人体錬成』は錬金術最大の禁忌とされていた。エルリック兄弟はそれを知りながらも、母に会いたい一心で人体錬成を行なってしまう。人体錬成の結果、生みだされたのは、とても母とは思えない出来損ないの生命体だった。そして人体錬成の代償としてエドワードは左足を、アルフォンスは身体全てを失ってしまう。エドワードはアルフォンスの魂を錬成して鎧に移すことに成功するが、その代償として右腕を失う。
その後、エドワードは、自身の手足と、アルフォンスの身体を取り戻すため『国家錬金術師』となる。それにより大きな権力を得られるが、それは軍の狗になるということを意味した。
エルリック兄弟は超常の力を得られるという『賢者の石』を探す旅に出る。

『ホムンクルス』とは

『ホムンクルス』とは、この作品最大の敵である『お父様』が生み出した存在である。
人間の命を材料に作られる『賢者の石』を核としており、賢者の石に内在される魂の分だけ体が再生する。『お父様』に忠誠を誓っており、『お父様』の目的を果たすために、暗躍している。
『お父様』の中にあった感情をベースに作られており、名前はその切り離された感情と同一となっている。これは、人間を罪に導く可能性があるとされる感情『七つの大罪』と同じである。それぞれに与えられた感情に基づいた行動、思想を持つものがほとんどとなっている。

『鋼の錬金術師』のホムンクルス

お父様 / フラスコの中の小人(ホムンクルス)

ホムンクルス達を統括する存在であり、本作の最後の敵である。
従えているホムンクルスからは「お父様」と呼ばれている。人間の姿になる前は「フラスコの中の小人(ホムンクルス)」と自称していた。

エルリック兄弟の父親であるヴァン・ホーエンハイムと瓜二つの容姿をしている。
ホムンクルスを生み出した張本人である。セントラルシティの地下に潜み、ホムンクルスや軍部の上層部の人間を使って暗躍している。その目的は、あらゆる知識が詰め込まれた『真理の扉』を開き、『神』と呼ばれる力を我が物にする事である。
通常、錬金術には錬成陣が必要となるが、真理の扉を開いたものは手を合わせるだけで錬金術を使うことができる。しかし、膨大な賢者の石を持っている『フラスコの中の小人』は、ノーモーションで錬金術を使用する。
真理の扉を開いて力を手にした後は、若かりしホーエンハイムと瓜二つの容姿となる。そして、他の錬金術師とは比べ物にならない程の錬金術を使用するようになる。作中では擬似太陽を作り出している。
感情の起伏がほとんどない。これは「傲慢」「色欲」「強欲」「嫉妬」「怠惰」「暴食」「憤怒」といった感情を切り離しているからである。ホムンクルスは、それらの感情をベースに生み出されている。

クセルクセス王国でのフラスコの中の小人

遥か昔に存在した王国・クセルクセス王国の錬金術師が、奴隷二十三号の血を使って生み出した。肉体を持たず、フラスコの中でしか生きられない矮小な存在だった。この時は、感情豊か
様々な知識を有しており、自身に血を分けた二十三号に文字や錬金術に関する知識を教えた。その後、奴隷二十三号に「ヴァン・ホーエンハイム」という名前を授ける。その後、不老不死を望むクセルクセス王を使い、クセルクセス全土を覆う錬成陣・国土錬成陣を描かせ、クセルクセス国民全員の命を使って大量の賢者の石を手に入れた。これによりクセルクセス王国は一夜にして滅んだ。この時、ホーエンハイムの血を基にした「容れ物」を作り出し、人間の姿を手に入れた。ホーエンハイムもこの時再構築されており、賢者の石の半分を手に入れることになった。

フラスコの中の小人の最後

その後、真理の扉を開いて神の力を手に入れるために、ホムンクルスや人間を操ってアメストリス各地で戦争を起こす。これは血で国土錬成陣を描くためである。そして、クセルクセスの時よりももっと巨大な国土錬成陣を完成させ、アメストリスの人間を賢者の石にして神の力を得た。しかし、ホーエンハイムが用意した「逆転の錬成陣(アメストリスの生物の魂を集める錬成陣を無効化する錬成陣)」により、アメストリス人の魂が元に戻る。それにより神の力を抑えきれなくなり、周囲の人間を手当たり次第、賢者の石にしようと襲いかかる。
そして、エルリック兄弟や他の錬金術師、軍の人間との総力戦の末、更に賢者の石を消耗してしまう。そこで裏切っていたグリードを取り込み、賢者の石を補充しようとするが、グリードにより体を炭に変えらた。そしてエドワードの拳に貫かれて消え去った。
その後、真理の扉の前で「真理(真理の扉の前にいる存在)」に「思い上がらぬ様、正しい絶望を与えるのが真理。だからお前にも絶望を与えよう」と告げられる。「思い上がらぬ様、正しい絶望を与えるのが真理。」というセリフは、以前『フラスコの中の小人』が人間に対して発した言葉であった。そして絶望の声を挙げながら、真理の扉の奥へと引きずり込まれていった。

ラスト(Lust)

「色欲」を司るホムンクルス。黒髪で黒のドレスを着ており、整った容姿をしている。胸にウロボロスの印がある。
『最強の矛』と呼ばれる伸縮自在の爪を持つ。この爪は貫通力が凄まじく、エドワードの義手や、建物の壁などを容易に貫く。

『お父様』の命により各地で暗躍している。
『お父様』が真理の扉を開くためには、人体錬成を行い、真理の扉へ到達した5人の錬金術師(通称:人柱)が必要となる。そのため、人柱になりうる国家錬金術師を殺して回っていた「傷の男(スカー)」を邪魔者とし、消そうとしていた。
『焔の錬金術師』であるロイ・マスタングの情報を手に入れるために、ロイの部下であるハボックと交際していた。しかし、ハボックから情報は漏れることはなかった。
その後、『お父様』の元へと続く第三研究所へ侵入したマスタング達と戦う事となる。その時、マスタングとハボックの腹部を突き刺し、重傷を与えた。ハボックはこの傷により脊髄を損傷し、下半身不随となっている。
その後、アルフォンスと、マスタングの部下であるリザ・ホークアイを追い詰めるが、腹部を焼いて止血したマスタングが割って入る。マスタングと戦おうとするが、焔の錬金術の前に手も足も出ず、賢者の石で回復が出来ないほどに焼かれて死亡した。

グラトニー(Gluttony)

「暴食」を司るホムンクルス。丸刈りの頭で、肥満体型の男。舌にウロボロスの印がある。
どんな物質でも無尽蔵に食べることができる能力を持っている。また、嗅覚が鋭く、それにより追跡などもできる。
いつも腹を空かせている。「食っていい?」というセリフをよく口にする。知能が低く、子供のような口調と性格をしている。自身で判断を下すことが出来ずに、いつもラストと行動し指示を仰いでいる。それ故にラストに好意を抱いており、ラストを殺したマスタングを憎んでいる。

『お父様』は真理の扉を人為的に作り出そうとするが、その実験は失敗している。その失敗作がグラトニーである。そのため、擬似的な真理の扉を体内に持つ。ラストを殺したマスタングと相対した時には、怒りから暴走し、擬似的な真理の扉を出現させた。この状態になると、肋骨が牙のように広がり、身体の中央に眼が現れる。こうなるとなんでも飲み込むようになってしまう。これにエドワード、シン国の皇子リン・ヤオ、ホムンクルスの一人であるエンヴィーが飲まれている。
腹の中は暗く、どこまでも血の海が広がっている。擬似・真理の扉はどこにも繋がっておらず、通常は一度入ったら二度と出られないが、エドワードは本物の真理の扉を通って現世に帰った。

『お父様』の元へやって来たスカーにより、賢者の石で回復できないほど破壊された。一度『お父様』に吸収され、記憶はそのままにもう一度生み出された。
その後、アルフォンスやグリードを取り込んだリンなどと戦いを繰り広げるも、リンの臣下であるランファンが参戦したことで賢者の石の限界まで破壊される。最後は、グラトニーの能力を取り込むため、プライドにより喰われてしまう。

暴走したグラトニー

エンヴィー(Envy)

『嫉妬』を司るホムンクルス。中性的な容姿をしており、性別が明らかになっていない。左足の太ももにウロボロスの印がある。
感情豊かで饒舌。しかし、ホムンクルスの中でも特に残忍な性格をしている。人間を下に見ており、それ故に一人称も「このエンヴィー」という独特の呼称をする。
何にでも返信できる能力を持つ。この能力を使って、多くの争いを生んでいる。
人間の姿は仮の姿であり、本来は巨大なトカゲのような姿をしている。体からは賢者の石となったクセルクセスの人間たちが頭を出しており、うめき声を上げている。本体は蟲の幼虫のような姿をしている。

卓越した知力により、『お父様』が仕込んでいた国土錬成陣の存在に気づいたマスタングの親友、マース・ヒューズを妻のグレイシアに化けて殺害した。
13年前に起った『イシュヴァールの内乱』も、エンヴィーが軍将校に化け、イシュヴァールの少女を銃殺した事がきっかけで起きた事件である。内乱は激化し、その後『イシュヴァール殲滅戦』が行われる。この殲滅戦にはマスタングや、国家錬金術師のアレックス・ルイ・アームストロングが駆り出された。この戦によりスカーは兄と腕を失い、錬金術師を恨むようになった。更に、エルリック兄弟の幼馴染であるウィンリィ・ロックベルの両親が、兄を失い抑えが効かなくなったスカーに殺害されている。

死ぬ間際のエンヴィー

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