ピナコ・ロックベル(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピナコ・ロックベルとは、『鋼の錬金術師』の登場人物で、主人公エルリック兄弟にとっては親代わりでもあるベテランの機械鎧(オートメイル)技師。
エルリック兄弟の実父であるヴァン・ホーエンハイムとは長い付き合いで、トリシャ・エルリックとの仲を取り持つなど家族同然の交流を重ねる。そのホーエンハイムが旅立った後、病で死去したトリシャの代わりに、自身の孫娘のウィンリィ・ロックベルともどもエルリック兄弟を育て上げる。エルリック兄弟やウィンリィの旅に同行することはなかったが、故郷から彼らを見守り続けた。

ピナコ・ロックベルの概要

ピナコ・ロックベルとは、『鋼の錬金術師』(はがねのれんきんじゅつし)の登場人物で、主人公エルリック兄弟にとっては親代わりでもあるリゼンプール出身のベテラン機械鎧(オートメイル)技師。
エルリック兄弟の実父であるヴァン・ホーエンハイムとは長い付き合いで、トリシャ・エルリックとの仲を取り持つなど家族同然の交流を重ねる。そのホーエンハイムが「国家を生け贄にしたなんらかの儀式」を目論むホムンクルスたちを止めるために旅立った後、病で死去したトリシャの代わりに、自身の孫娘のウィンリィ・ロックベルともどもエルリック兄弟を育て上げた。

作中には「錬金術」という特殊な技術が存在しており、ホーエンハイムはこの術の達人だった。エルリック兄弟もその才を受け継いでいたが、幼い彼らは母恋しさから「錬金術を用いたトリシャの蘇生」という無謀な試みに取り憑かれていく。結局これは失敗し、代償として弟アルフォンスは全身を失い、兄エドワードが自身の右腕を犠牲にして彼の魂を甲冑に定着させる。ピナコは2人がどれほど母との再会を望んでいたかを察してやれず、結果としてこのような愚挙に走らせたことを悔い、「どんな技術や力があったって死んだ者は生き返らないし、生き返らせてはならない」と彼らを諭す。
ピナコの話を重く受け止めたエルリック兄弟は、母の復活を諦める一方、「自分たちの肉体を取り戻す」ことを目的にリゼンプールを出立。ピナコから機械鎧技師としての技術を学んだウィンリィも、やがて彼らの後を追いかけていく。ピナコはエルリック兄弟やウィンリィの旅に同行することはなかったが、リゼンプールから彼らを見守り続けた。

ピナコ・ロックベルの人物像

CV:麻生美代子(第一期/FA)/豊口めぐみ(第一期青年期)/小山茉美(FA青年期)
演:風吹ジュン(実写映画版)

小柄で丸顔、眼鏡をかけた老女。タバコを愛好しており、作中ではキセルを口にしていることが多い。
矍鑠たる人物で、いかにも“頑固な職人”といった性格。若い頃は輪をかけて手に負えないじゃじゃ馬であったらしく、ラッシュバレーの機械鎧技師ドミニク・レコルトはウィンリィがピナコの孫だと知ると当時の彼女を思い出して戦慄していた。

一方で女性らしい優しさや人生の先達としての包容力も併せ持ち、母を蘇生せんとして失敗しそれぞれに肉体を失ったエルリック兄弟が助けを求めてきた時は「自分がもっとちゃんと叱ってやるべきだった」と激しく後悔している。ピナコに教え諭されて母の蘇生を諦めたエルリック兄弟が、自分たちの肉体を取り戻す方法を求めて旅に出んとした時は、手製の機械鎧を与えて彼らを見送っている。
ホーエンハイムによると料理が上手らしく、ホムンクルスとの決戦を間近に再会した際に、彼が「(自分は恐らく生きては帰れないだろうから)ピナコの料理が2度と食えないのは残念だ」と漏らすシーンが存在する。

ピナコ・ロックベルの来歴・活躍

ホーエンハイムとの出会い

アメストリス国のリゼンプール村に生まれ、成長して機械鎧技師となる。当時はかなりじゃじゃ馬だったらしく、ラッシュバレーの機械鎧技師であるドミニク・レコルトとケンカして彼のアゴに傷を残している。
リゼンプールで家族を作り、友人たちも交えて暮らす中、ヴァン・ホーエンハイムという人物と飲み仲間になる。ホーエンハイムは「錬金術によって不老不死となり、2000年以上の時を生きている」という空前絶後の人生を歩む存在だったが、ピナコや彼女の仲間たちは彼を1人の人間として受け入れ、親しくなっていく。

やがてホーエンハイムはトリシャ・エルリックという女性と恋仲となるも、「普通の人間としての人生を歩むことができない自分が、そこに愛する人を巻き込むわけにはいかない」との考えから彼女との関係を進めることを躊躇する。それを察したピナコは、仲間たちと共に2人の仲を応援し、ついに結婚させることに成功する。
しかしピナコに孫娘のウィンリィ・ロックベルが、ホーエンハイムとトリシャの間にエドワードとアルフォンスの兄弟が生まれて間もない頃、ホーエンハイムは「自分を不老不死にしたホムンクルスという存在が、アメストリスの国民全てを生け贄にしたなんらかの儀式を行おうとしている」ことに気付く。大切な家族のために、自分を友人として受け入れてくれたピナコたちのために、これをなんとしても阻止しなければならないと考えたホーエンハイムはトリシャにだけ事情を話してホムンクルスの儀式を阻止するための旅に出る。

家族の別離

この頃、アメストリスは周囲のへの侵略戦争を繰り返していた。そうやって併合した土地の1つがイシュヴァールだったが、軍将校が子供を射殺した事件をきっかけに内乱が勃発。1人でも多くの怪我人を救おうと現地に飛び込んだ息子夫婦が命を落とすという悲劇に見舞われる。
同じ頃、トリシャも病で命を落とす。結果として自身の孫娘であるウィンリィ、トリシャの遺したエドワード・エルリックとアルフォンス・エルリックの兄弟の親代わりを務めることとなり、厳しくも優しく彼女たちを見守っていった。

しかし、ホーエンハイム譲りの錬金術の才を持つエドとアルが、母恋しさから禁忌とされる「錬金術による死者の蘇生」を密かに試みてしまう。結果としてトリシャは蘇らず、禁忌に挑んだ代償としてアルは肉体を喪失。エドは咄嗟にアルの魂を甲冑に定着させることで彼を救うも、自身はその代償として右腕を失うこととなる。右腕の無いエドと、アルの声で話し中身のないまま動き回る甲冑を見たピナコは、「自分がもっとちゃんと叱ってやるべきだった」と激しい後悔に囚われる。
「どんな力や技術でも人を蘇らせることはできないし、できたとしてもやってはいけない」とピナコに諭されたエドとアルは、母の蘇生を諦める一方で自分自身の肉体を取り戻すための旅に出ることを決意。国家錬金術師の資格を獲得すると、「本当の肉体を取り戻すまで帰らない」との決意表明として自分たちの家を焼却する。この時、ピナコからは失われたエドの右腕の代わりに彼用に調整した機械鎧の義手が送られている。

国を覆う暗雲

しばらくした後、エルリック兄弟がリゼンプールに戻ってくる。どうしてもここで調べなければならない情報があるというのが理由だったが、ピナコは彼らを歓迎し、家を燃やしてしまった彼らを自宅に招く。この頃にはウィンリィも一端の機械鎧技師に成長しており、「エドのこともアルのことも心配だから」と言って彼らの旅についていく。
一方、ホムンクルス対策のためにアメストリスを東奔西走していたホーエンハイムもリゼンプールに戻り、トリシャの死や息子たちが彼女を蘇らせようとしたこと、それに失敗して家を燃やして旅に出たことを知って驚愕する。ホーエンハイムは「友人とはいえ、自分とホムンクルスの事情に無関係のピナコを巻き込むわけにはいかない」と考え、自分が何を追っているのかについては言葉を濁したまま、エドとアルの面倒を見てくれたことについてピナコに深く感謝しつつ再び出立する。

ホーエンハイムとエルリック兄弟は旅の中でニアミスを繰り返した末に再会し、エドとアルはついに父の口からホムンクルスたちの恐るべき計画と、自分たちも彼らに狙われていることを知る。兄弟にとってホーエンハイムは「何年も自分たちを放置し、(知らなかったとはいえ)母が死んでも帰ってこなかった最低の父」ではあったが、旅の中でそれぞれに成長した2人はその軋轢を飲み込んで協力を約束。旅の中で得た仲間たちと共に、ホムンクルスの計画の阻止に乗り出していく。
ピナコはこれらの事情については何も知らない状態だったが、「凄腕の錬金術師で不老不死のホーエンハイムが入念に準備して動き回っている」ことから、近々大きな事件が起きるだろうことは予感していた。ウィンリィは一時期人質としてホムンクルスたちの息のかかった人間たちの監視下にあったが、エルリック兄弟の工作でうまいこと脱出し、そのままピナコと合流。戦場から離れた場所で、エルリック兄弟やホーエンハイムの勝利を祈ることとなる。

友の死と新たな家族

ホムンクルスたちの計画は危ういところで阻止され、エドとアルはそれぞれに失った肉体を取り戻す。一方、この戦いであらゆる力を使い果たしたホーエンハイムは、自分なりに息子たちに別れを告げてリゼンプールへと帰還。妻であるトリシャの墓の前で力尽きる。トリシャはこれに気付き、心から安堵し満足した表情で死んでいるホーエンハイムに彼女なりの労いの言葉をかける。

その後エドはウィンリィと結婚し、ピナコと正式に血族となる。アルは旅の中で出会った異国の少女と親しくなり、アメストリスを離れて活動することも多くなるが、定期的にリゼンプールを訪れてはピナコの家に顔を出している。
多くの友と仲間と家族を失いながらも、ピナコはベテランの機械鎧技師としての活躍を続け、孫やひ孫たちに囲まれて穏やかに時を過ごしていった。

ピナコ・ロックベルの関連人物・キャラクター

エドワード・エルリック

友人であるホーエンハイムの長男。そのホーエンハイムがホムンクルスの野望を食い止めるために旅に出た後、病に倒れた彼の母の代わりに実質的な保護者として育てる。このためピナコに対しては本当の肉親のように接しており、ピナコもまた彼のことを実の孫同然に扱っている。
母を蘇生させようとして失敗し、右腕を失った後は、ピナコとウィンリィが調整した機械鎧の義手を用いるようになる。

アルフォンス・エルリック

友人であるホーエンハイムの次男。そのホーエンハイムがホムンクルスの野望を食い止めるために旅に出た後、病に倒れた彼の母の代わりに実質的な保護者として育てる。このためピナコに対しては本当の肉親のように接しており、ピナコもまた彼のことを実の孫同然に扱っている。
母を蘇生させようとして失敗し、“甲冑を魂に定着させる”という方法でなんとか現世に留まっている。「アルの声で話して動き回る中身が空っぽの甲冑」という異形と化した彼を見て、ピナコは「自分がもっとアルとその兄であるエドの“母を失った寂しさ”に寄り添えていたら、もっとちゃんと道理について教えて叱ってやっていれば」と深く後悔。自分の体を取り戻すために兄と共に旅立つ彼のことを黙って見送っている。

ウィンリィ・ロックベル

孫娘。容姿は若い頃のピナコによく似ている。子供の頃から機械いじりが好きで、ピナコの工房に出入りする内に自然と機械鎧に精通。やがて彼女を師として機械鎧技師を目指すようになっていった。

ヴァン・ホーエンハイム

YAMAKUZIRA
YAMAKUZIRA
@YAMAKUZIRA

Related Articles関連記事

NEW
鋼の錬金術師(ハガレン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鋼の錬金術師(ハガレン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『鋼の錬金術師』とは、2001年から2010年まで荒川弘により『月刊少年ガンガン』で連載された漫画およびそれを原作とするアニメ、ノベライズ、映画、ゲーム作品。舞台は19世紀産業革命期のヨーロッパをモチーフとした錬金術が存在する架空の世界。主人公エドワード・エルリック(エド)は弟アルフォンス(アル)と共に、自身らが犯した禁忌の錬成によって失ったエドの右腕と左足、アルの全身を取り戻すための方法を求め旅に出る。

Read Article

鋼の錬金術師(ハガレン)の国家錬金術師まとめ

鋼の錬金術師(ハガレン)の国家錬金術師まとめ

『鋼の錬金術師』とは、荒川弘による漫画作品である。アニメや映画、ゲームなど様々な展開が行われている。 エドワード・エルリックと、その弟であるアルフォンス・エルリックは母親を蘇らせるために禁忌とされている『人体錬成』を行うが、その結果兄弟は身体を失ってしまう。エルリック兄弟は自分たちの体を取り戻すために、超常の力を持つ『賢者の石』を求めて旅に出る。 国に認められた極めて優秀な錬金術師が『国家錬金術師』であり、作中でも重要人物となるものが多い。

Read Article

鋼の錬金術師の錬金術・錬丹術・錬成陣まとめ

鋼の錬金術師の錬金術・錬丹術・錬成陣まとめ

『鋼の錬金術師』とは、荒川弘作の少年漫画、および、それを原作とするアニメなどのメディアミックス作品である。禁忌とされる人体錬成を試みた幼い錬金術師、エドワード・エルリックは、代償として自身の身体の一部と、弟アルフォンスの身体のすべてを奪われる。元の身体に戻るために「賢者の石」を追い求めるエドワードは、その裏に隠された「ホムンクルス」による国家的陰謀に巻き込まれていく。「錬金術」、「錬丹術」は、物質の構成を変えて別のものに作り変える技術であり、個々の術式に応じた「錬成陣」を使って術を発動させる。

Read Article

鋼の錬金術師(ハガレン)のホムンクルス・人造人間まとめ

鋼の錬金術師(ハガレン)のホムンクルス・人造人間まとめ

『鋼の錬金術師』とは、荒川弘による漫画、およびそれを原作としたアニメや映画などのメディアミックス作品である。 母親を亡くしたエルリック兄弟は、錬金術において最大の禁忌とされている『人体錬成』を行ってしまう。それにより、エドワードは右手と左足をなくし、アルフォンスは体をなくし魂だけの存在となってしまう。エルリック兄弟は、体を取り戻すために頂上の力を得られる『賢者の石』を求める。 賢者の石により作られた人造人間がホムンクルスである。彼らはある目的を達成するために、歴史の裏で暗躍している。

Read Article

衝撃の死を遂げ、読者や視聴者を驚かせたキャラクターまとめ

衝撃の死を遂げ、読者や視聴者を驚かせたキャラクターまとめ

アニメ、漫画の中でも安易な展開を避けたいがために死んでしまうキャラクターは星の数ほどいます。しかしそういう作品はキャラクターを殺すことで逆に安易な展開になってしまうものもあります。 そんな中でも、悲惨だったり、予想だにできない衝撃の死を遂げたキャラクターをまとめました。

Read Article

鋼の錬金術師(ハガレン)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

鋼の錬金術師(ハガレン)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『鋼の錬金術師』は『月刊少年ガンガン』で連載されていた荒川弘が描くファンタジー漫画。兄エドワードと弟アルフォンスのエルリック兄弟が自身の体を取り戻す為、各地の旅をする物語である。出会う仲間や対峙する敵など、魅力あふれるキャラクターたちが個性あるセリフを残している。

Read Article

キング・ブラッドレイ(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

キング・ブラッドレイ(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

キング・ブラッドレイとは『鋼の錬金術師』の登場人物で、アメストリス軍の最高責任者(大総統)である。戦闘能力が非常に高く、数々の戦場で功績を残し、その地位へとのし上がった。しかし、その正体は「お父様」の計画により造られた人造人間(ホムンクルス)であり、ラストやエンヴィーなどの他のホムンクルスたちと共にその計画を進めていた「憤怒のラース」である。正体が明かされてからは、計画の邪魔になる者や、立ちはだかる者たちと対峙しながら、国を動かして計画を進めていく。

Read Article

ロイ・マスタング(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

ロイ・マスタング(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

ロイ・マスタングとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターで、作中では「焔の錬金術師」の名で知られている。軍に所属しており階級は大佐。主人公の過去を知る数少ないキャラクターの1人であり様々な面で手助けをしている。普段は仕事をサボって女性と長電話したり主人公を揶揄ったりしているが、自身が過去に経験したことをきっかけに強い意志・信念を持ち国のトップの座に就かんとしている。

Read Article

ヴァン・ホーエンハイム(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

ヴァン・ホーエンハイム(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

ヴァン・ホーエンハイムとは、荒川弘氏による漫画『鋼の錬金術師』の登場人物の一人であり、主人公エドワードとアルフォンスの父親。 古代文明クセルクセス王国の元奴隷。自身の血から生まれたホムンクルスに知識を与えられ、錬金術師となる。しかし、ホムンクルスの企みで望まぬ不老不死の体とされ、故郷も滅ぼされた。失意から放浪生活を過ごし、リゼンブールで出会ったトリシャという女性と結婚。”家族と共に老いて死にたい”という願いから普通の人間に戻る研究を始めるが、ホムンクルスの企みに気づくと、阻止するため旅に出る。

Read Article

イズミ・カーティス(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

イズミ・カーティス(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

イズミ・カーティスとは『鋼の錬金術師』に登場する錬金術師で、エドワード・エルリックとアルフォンス・エルリックに錬金術を教えた師匠。流産の経験があり、エルリック兄弟と同じく人体錬成という禁忌を犯している。錬成陣なしで錬成ができ、格闘技にも長けている。一方、人体錬成の影響で内臓をいくつか損傷しており、本来は屈強な体力の持ち主だが病弱になっている。アニメ1期のホムンクルス・ラースはこの時誕生したとされている。原作およびアニメ2期においては国土錬成陣発動に必要な「人柱」の一人である。

Read Article

グリード(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

グリード(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

グリードとは『鋼の錬金術師』に登場するホムンクルスであり、「強欲」の感情をもっている。ホムンクルスの創造主である”お父様”から離れて活動していたが、キング・ブラッドレイことホムンクルスのラースに捕獲され、”お父様”によって一度存在を抹消された。物語の中盤、”お父様”の手により、東の大国シンの皇子リン・ヤオの身体を乗っ取る形で復活。己の求めるものも追いかけつつ、リンと協力しながら”お父様”の野望が叶う「約束の日」に向けて動き出す。

Read Article

ウィンリィ・ロックベル(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

ウィンリィ・ロックベル(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

ウィンリィ・ロックベルとは『鋼の錬金術師』のヒロインで、根っからの機械オタクな機械鎧(オートメイル)技師。男勝りの度胸と女性らしい繊細さを併せ持つ少女。主人公エルリック兄弟の幼馴染で、過酷な運命に挑む彼らの支えとなるべく、優秀な技師を目指している。幼い頃に外科医だった両親を戦争で亡くしたことで、残された家族を何よりも大切に想うようになり、兄弟を時には優しく時には叱咤しながら見守っている。物語の裏で暗躍する人造人間達に“エルリック兄弟への人質”として目を付けられ、国家規模の陰謀に巻き込まれていく。

Read Article

アルフォンス・エルリック(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

アルフォンス・エルリック(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

アルフォンス・エルリックとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターで、主人公エドワード・エルリックの弟である。 母親を幼少期に亡くしており、母に会いたいという気持ちからエドワードと共に人体錬成を行うも失敗し、体を全て失ってしまう。だがエドワードがもう1度人体錬成魂を行い、魂を鎧に定着させることで一命をとりとめる。 その後は体を取り戻すため賢者の石を求め、エドワードと共に各地を旅している。

Read Article

リン・ヤオ(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

リン・ヤオ(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

リン・ヤオとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターで、物語の舞台であるアメストリスの東側にある大国・シンの第12皇子。次期皇帝争いで優位になるべく、臣下のランファン、フーを連れて伝説の賢者の石を求めてアメストリスに入国した。主人公のエルリック兄弟、国家錬金術師のロイ・マスタングらと協力する中、アメストリス国内で暗躍するホムンクルスと遭遇。その内の1体であるグリードに取り込まれるも自我を保ち、利害の一致や相互理解を経て共闘。ホムンクルスの黒幕である「お父様」の野望を阻止するために活躍した。

Read Article

リザ・ホークアイ(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

リザ・ホークアイ(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

リザ・ホークアイとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターでロイ・マスタング大佐の腹心の部下である。銃火器の扱いに長けており、拳銃から狙撃ライフル、ショットガンなど様々なものを使いこなしている。また狙撃精度の高さから「鷹の眼」という異名を持っている。時に優しく時に厳しくエルリック兄弟やロイ・マスタングに接し手助けをしている。

Read Article

ティム・マルコー(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

ティム・マルコー(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

ティム・マルコーとは、荒川弘の漫画『鋼の錬金術師』に登場する賢者の石の研究の第一人者で、生体錬成を得意とする錬金術師。しかし人間の魂を材料とする賢者の石を生成する為の実験はほとんどが人体実験であり、それを重ねる精神的苦痛に耐えかねて軍を脱走、東部の田舎町にて身分を偽り身を隠していた。気弱で受け身な性格で、強く言われると断れない。本来は思いやりのある優しい性格で、穏やかな人物。

Read Article

フー(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

フー(鋼の錬金術師)とは【徹底解説・考察まとめ】

フーとは、『鋼の錬金術師』に登場するリン・ヤオの護衛を務める老武人である。主であるシン国第十二皇子のリンと、孫娘でありフーと同じく護衛であるランファンの3人で、不老不死を求めアメストリスへやって来た。ヤオ家に代々使える家系であり、主であるリンに強い忠誠心を持つ。白髪白髭の老人でありながら俊敏に動き、シン式の特殊な体術を用いる。リンやランファンと同様にホムンクルスの気を読むことができる。「シンの人間は盟約は必ず守る」という発言などから分かるように義理堅い性格である。

Read Article

実写化して失敗したor失敗しそうなアニメ・漫画まとめ

実写化して失敗したor失敗しそうなアニメ・漫画まとめ

アニメ・漫画の実写化というと、どうしてでしょう?なにか嫌な予感しかしないのは…。しかしそれでも、いつかはと、人はアニメ・漫画の実写化で爆発的な人気を出そうとしているのです。諦めていないのです。けれども結局は、「人は過ちを繰り返す」とは言ったものですね。今回はそんな実写化して完全に爆死(不評・批評)の嵐にあった作品と、その予定作をまとめました。

Read Article

シチュエーション別!ぐっとくる漫画の名言【前向きになりたい時】

シチュエーション別!ぐっとくる漫画の名言【前向きになりたい時】

大人から子どもまで、みんな大好きな漫画。漫画を読むことでいろんなものを吸収したり、人生に影響を受けた人も多いのではないでしょうか?今回は、「前向きになりたい時に背中を押してくれる名台詞」を集めてみました。ここにあなたの背中を押してくれる、素敵なことばがあるかもしれません!

Read Article

歴史的傑作!『鋼の錬金術師』の名言・名セリフ/名シーン・名場面特集!

歴史的傑作!『鋼の錬金術師』の名言・名セリフ/名シーン・名場面特集!

禁忌を犯したエルリック兄弟が、失った肉体を取り戻すために大冒険を繰り広げる『鋼の錬金術師』。2001年から連載がスタートし、アニメ、ゲーム、映画と様々なメディアミックスを果たした世界的な人気作品である。 ここでは、そんな『鋼の錬金術師』の作中に登場する数々の名言、迷言、暴言を画像と共に紹介する。

Read Article

鋼の錬金術師オープニングテーマソングのご紹介。

鋼の錬金術師オープニングテーマソングのご紹介。

荒川弘先生の大人気作鋼の錬金術師。2017年に実写化が決まり、衰えない人気の高さを証明しています。物語の面白さと完成度の高さはもちろんなんですが、アニメのオープニングテーマソングとアニメの世界観のマッチングは素晴らしいものがあります。名だたるアーティストの楽曲が使われております。ここではテーマソングとそのアーティストをご紹介したいと思います。

Read Article

『鋼の錬金術師』にまつわる都市伝説まとめ!エドの名前の由来などを紹介【ハガレン】

『鋼の錬金術師』にまつわる都市伝説まとめ!エドの名前の由来などを紹介【ハガレン】

人気作『鋼の錬金術師』にまつわる都市伝説をまとめました。漫画連載中は妊娠中・出産後にも関わらず、一度も休載することが無かったという作者に関するエピソードや、エドの名前の由来や背が低い理由といった、登場人物・キャラクターに関する噂などを掲載。ハガレンファン必読の情報をたっぷり紹介していきます。

Read Article

『鋼の錬金術師』の壁紙用画像まとめ!エルリック兄弟の素敵なイラスト多数!【ハガレン】

『鋼の錬金術師』の壁紙用画像まとめ!エルリック兄弟の素敵なイラスト多数!【ハガレン】

『鋼の錬金術師』の壁紙用画像をまとめてみました。主人公のエドワード・エルリックと、弟のアルフォンス・エルリックのイラストがメインですが、ロイ・マスタングやエンヴィーのソロショットも揃えています。カッコいい場面・シーンはもちろん、可愛らしい日常風景などもあるのでぜひチェックしてみてください。

Read Article

『鋼の錬金術師』の魅力をまとめてみた!ファンタジー少年漫画の傑作!【ハガレン】

『鋼の錬金術師』の魅力をまとめてみた!ファンタジー少年漫画の傑作!【ハガレン】

ここでは荒川弘が手掛けたファンタジー少年漫画の傑作、『鋼の錬金術師』の魅力についてまとめた。錬金術をテーマに、賢者の石を追い求める兄弟の冒険を描いた物語。アニメ化をきっかけに大きなブームとなり、実写映画化や原作に準拠した2度目のアニメ化を果たした。

Read Article

「鋼の錬金術師」の版権イラストまとめ!アニメ雑誌に掲載された画像などを紹介!【ハガレン】

「鋼の錬金術師」の版権イラストまとめ!アニメ雑誌に掲載された画像などを紹介!【ハガレン】

『鋼の錬金術師』の版権イラストをまとめてみました。アニメ雑誌や映画のポスターなどで公開された画像を紹介しています。主人公のエドワード・エルリックはもちろん、弟のアルフォンスや、国家錬金術師のロイ・マスタングなどが描かれているものも多いです。

Read Article

日本の傑作SFマンガ年代別まとめ!【ネタバレ注意】

日本の傑作SFマンガ年代別まとめ!【ネタバレ注意】

SFと言えば海外のイメージが強いですが、日本にもSFの傑作はたくさんあります。『鉄腕アトム』や『ドラえもん』から始まり、時代が変わってもSFマンガ人気は衰えを知りません。ここでは国民的人気を誇る日本のSFマンガを、雑誌に掲載された年代別に紹介!あらすじもまとめているので、まだ読んでいない人は要注意です。

Read Article

2次元の最強イケメンは誰だ!?カッコいい男性キャラクターの画像をまとめて紹介!

2次元の最強イケメンは誰だ!?カッコいい男性キャラクターの画像をまとめて紹介!

アニメ・漫画に登場するイケメン男性キャラクターの画像をまとめてみました。『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリック、『HUNTER×HUNTER』のキルア=ゾルディックなど、人気者ばかり!SNSに投稿されたファンの感想なども紹介しているので、2次元のイケメンが好きな方はぜひ最後までチェックしてみてください。

Read Article

コミック実写化に対する関係者のコメントまとめ【鋼の錬金術師など】

コミック実写化に対する関係者のコメントまとめ【鋼の錬金術師など】

制作発表のたびに批判やバッシングが巻き起こるのが、人気漫画の実写化。ここでは、「鋼の錬金術師」や「銀魂」などの人気作品の実写化にあたって、作者や実写化作品のキャストが発表したコメントをまとめています。原作ファンの反応も交えながら、気になるコメント内容を紹介していきます。

Read Article

目次 - Contents