アルスラーン戦記(アル戦)のネタバレ解説・考察まとめ

『アルスラーン戦記』とは、田中芳樹による大河ファンタジー小説。荒川弘によってコミカライズされ、それを原作に映画やアニメ、ゲームなどにもなった。テレビアニメは2015年4月から同年9月までの第1期(全25話)と2016年7月から同年8月までの第2期(全8話)までが放送された。荒川版のコミカライズは2013年9月より別冊少年マガジンにて連載中。架空の王国を舞台に戦乱の世界で1人の王太子・アルスラーンの成長と仲間たちとの絆を描いた英雄譚である。

『アルスラーン戦記』の概要

『アルスラーン戦記』とは、1986年に刊行された田中芳樹による大河ファンタジーである。物語の舞台は中世ペルシャをイメージした架空の都市国家パルス王国。周辺諸国に恐れられる無敗の王・アンドラゴラスと、子に対し無関心を貫く王妃・タハミーネを両親に持つ王太子・アルスラーンがパルスに侵攻してきた敵軍に追われ、大敗を喫する中で九死に一生を得る。そこからアルスランの運命が動き出す形で物語は展開されていく。多くの忠臣を得て自身の体験から様々なことを学び、成長しながら懸命に運命に立ち向かい、王都を奪還し即位するまでが描かれている。
物語は大きく分けて2部構成となっている。敵国・ルシタニアに征服されたパルス王国をアルスラーンとパルス最強の騎士・ダリューンたちが奪還するまでを描いたのが第1部。奪還後、隣国やかつて古のパルス国王であった蛇王ザッハークとの戦いを描いたのが第2部となっている。原作小説は30年余りにわたり執筆され、2017年12月15日に光文社のカッパ・ノベル刊行の第16巻で完結を迎えた。
漫画家・荒川弘によるコミカライズは2013年8月号の「別冊少年マガジン」より開始。荒川版の漫画をもとにテレビアニメも放送。第1期が2015年4月から同年9月までの全25話、第2期が2016年7月から同年8月までの全8話となっている。第2期については連載がアニメに追い付いていなかったため、荒川弘はキャラクター原案と監修を担当。第3期については現時点では放送は未定となっている。

『アルスラーン戦記』のあらすじ・ストーリー

王都炎上

パルス王国奪還のため、各地を旅するアルスラーン王子(右から2人目)と、彼に付き従う戦士ダリューン(左から1番目)。

大陸行路の中心地、そこはアンドラゴラス三世が治める都市国家パルス王国。周辺諸国に恐れられる無敗の王・アンドラゴラスと、子に対し無関心を貫く王妃・タハミーネを両親に持つ王太子アルスラーンは、優しい臣下に囲まれながら、来るべき初陣に向けて剣の稽古に励む。剛勇な父とは対照的で「頼りない」「気弱」「器量不足」といわれる心優しい少年は臣下達に慕われていた。
パルス歴320年、アルスラーンは14歳で初陣を迎える。イアルダボート教を信仰する異教の国・ルシタニア王国軍が同盟国マルヤム王国を滅亡させ、一気にパルス王国へ侵攻。アンドラゴラス三世は自らの軍を率いてアトロパテネ平野にてルシタニア軍を迎え撃つこととなった。
地理に疎く、兵力も下回るルシタニア軍を前に、無敗を誇るパルス軍の勝利は確実かと思われた。しかし、ルシタニアに客将として参戦した「銀仮面卿」と呼ばれる謎の存在、万騎長(マルズバーン=一万騎の騎馬部隊を率いる指揮官に与えられる位)カーラーンの裏切り、さらに濠と柵、霧と火の罠にはまり多くの万騎長が戦死しパルスは国軍総兵力の半数を失い大敗することとなった。

戦場から生き延びることのできたアルスラーンは「戦士の中の戦士(マルダーンフマルダーン)」と呼ばれる騎士ダリューンと共に敗走を続ける中、ダリューンの提案により彼の友人であるナルサスの元を訪れる。ナルサスはかつては天才軍師として軍に在籍していたが、現在は画家となって隠居していた。しかし誰の目から見てもナルサスには絵の才能はなかった。アルスラーンは彼に力を貸して欲しいと願い、忠誠の代償として将来宮廷画家として迎えることを条件にだす。これにナスサスは「人の真意を見抜く力」と「度量の大きさ」を見出し、アルスラーンに忠誠を誓う。こうしてナルサスと、彼の従者エラムが仲間に加わり、パルス奪還へと動き出す。
一方、パルス軍を撃破した勢いのままルシタニア軍により王都エクバターナも陥落。ルシタニアの王・イノケンティス七世が入城を果たし、王妃・タハミーネが捕らえられた。タハミーネは、王妃の美しさに魅了されたイノケンティス七世に結婚を迫られてしまう。そんな中、カーラーンは自軍を率いてアルスラーン討伐に動き出した。アルスラーンたちはカーラーンの軍を山岳地帯に誘い込み、暗闇に乗じて奇襲を仕掛けようとしていた。その時、ミスラ神殿より遣わされた女神官(カーヒーナ)のファランギースと、彼女に同行していた旅の楽士ギーヴがアルスラーンに加勢する。ナルサスに最低限の指示を与えられつつ、最大限の活躍を見せつけたファランギースとギーヴ。さらにアルスラーン、ダリューン、エラム、ナルサスの活躍も加わり、わずか6人で1000の軍勢に勝利する。ダリューンはギーヴを信用していなかったが、アルスラーンは馳せ参じた2人の助力を、快く受け入れるのだった。
その頃、アトロパテネの戦場で行方不明となっていたアンドラゴラス三世はすでにルシタニア軍の捕虜として地下牢につながれ、拷問を受け続けていた。そんな国王の前に銀仮面卿と呼ばれる男が現れる。この男こそがルシタニア軍に智恵を貸し、カーラーンの裏切りの原因になった人物だった。男は自身を先王でありアンドラゴラスの兄であるオスロエスの嫡男・ヒルメスだという。16年前に叔父であるアンドラゴラスの罠により父を殺されヒルメスも火事によって殺されそうになったが、右半分の顔に大火傷を負いながらも生き延びることができたことを語った。そして自分こそがパルスの正統な王位継承者だと叫ぶのだった。

王子二人

ルシタニア軍からの追撃を受けながらもパルスへと急ぐアルスラーン一行はカシャーン城塞へと到着する。以前より「奴隷制度」に疑問をもっており、王都奪還後に奴隷制度の廃止を考えていたアルスラーンにある出来事が起こる。カシャーン城主に「奴隷制度の是非」で悩んでいることを知られると、たちまち奴隷制度の肯定派である城主からの反逆にあうがこれを回避。逆に城主を倒して奴隷たちを解放するものの、奴隷たちからは「ご主人様を殺した悪党」と罵られ、襲われてしまう。ダリューンに助けられ一行はそのままカシャーン城塞を後にするが、アルスラーンはこの事件で大きなショックを受けるのと同時に「奴隷制度の廃止」がとても難しいことなのだと改めて気づくのだった。
城塞を出た一行は万騎長・キシュワードのいるペシャワール城に向かうため東へ向かうことになった。ペシャワール城は「東方国境の要」であるという理由から「アトロパテネの戦い」に参加しなかった為、戦力を温存していたのである。しかし、ルシタニア軍に加えカシャーン城主の兵たちの追撃にあい、ついには「ペシャワールで会おう」と仲間たちと別れて目的地を目指すことになった。
仲間たちと別れたナルサスは銀仮面卿ことヒルメス一行と出くわすも、何とかその場を切り抜ける。その時に助けたゾット族の娘アルフリードと共に近くに村に立ち寄った際、地行術(地中を自在に移動することができる魔道の術)を操る魔術師に襲われるも、火を使って襲撃者を撃破。その後、一行は合流を果たしキシュワードの守護するペシャワール城塞へ到着。万旗長・キシュワードはアルスラーンを快く迎え入れる。しかし、その様子を沈痛な面持ちで見やるもう一人の万旗長・バフマンがいた。バフマンは「聡明そうなアルスラーンに心からの忠誠を捧げたい」と思う一方で、それを妨げる重大な秘密を抱え込み、苦悩していた。到着した夜に一人になったアルスラーンは銀仮面卿に襲われる。間一髪のところでダリューン達が駆け付けるが、銀仮面卿の逃走をかばう万騎長・バフマンが「その方を殺せばパルス王家の正統の血は絶えてしまう」と発し、その場にいたものに衝撃が走った。その隙をついて銀仮面卿は逃れ、アルスラーンはバフマンの言葉の意味を問い詰める。直後、兵たちからシンドゥラ軍が国境を突破しつつあることを知り、まずはこれを阻止することとなった。

落日悲歌

南方の国・シンドゥラの第2王子ラジェンドラ率いるシンドゥラ軍約5万を迎え撃つアルスラーンたち。捕らえたラジェンドラと半ば無理やりに同盟を結ばせることに成功する。現在シンドゥラは国王・カリカーラ王が病床に臥せっており、ラジェンドラは次の王座をめぐって腹違いの兄である第1王子のガーデーヴィと争っている真っただ中だった。アルスラーンはラジェンドラに対し、即位に協力することを約束する。
そしてラジェンドラ軍とガーデーヴィ軍が激突。ラジェンドラ軍は無敵の戦象部隊を前に劣勢を強いられるが、パルス軍の援護とダリューンの猛攻により勝利を収める。一方、シンドゥラの国都ウライユールで昏睡状態に陥っていた国王カリカーラ王が目を覚ます。兄弟の争いを知ったカリカーラ王は「神前決闘(各陣営から代表者を選出して決闘を行い、その勝敗で争いの勝ち負けを決めるアディカラーニャ=シンドゥラでの独特の裁判方法)で決着をつけよ」と告げる。ラジェンドラとガーデーヴィはお互い代理人を立てて決闘に臨む。ラジェンドラ側からはダリューンが、ガーデーヴィ側からは野獣と呼ばれるバハードゥールが選ばれた。ダリューンは決闘に勝利するが、敗北したガーデーヴィは反乱を起こすが最終的には捕らえられて処刑されてしまう。カリカーラ王亡き後をラジェンドラが後継してパルスとの間に不可侵条約を結んだ。

汗血行路

ルシタニア軍内部では王弟・ギスカール中心の貴族勢力と、イアルダボート教の大司教ボダン率いる宗教騎士団の2つに分かれて覇権を争っていた。ボダンは宗教騎士団を引き連れマルヤム王国を目指していた進行していた。銀仮面卿ことヒルメスはギスカールよりボダンたちの討伐を命じられ、ザブール城にへと攻め込む。
一方、ペシャワール城へと戻ったアルスラーンは自らの名のもとに「ルシタニア討伐令」と「奴隷制度廃止令」の2つをパルスの諸侯へ発表。それを受けパルス各国から諸侯や武将が軍を引き連れて集結する。また、ナルサスの提案により、重要官職に新旧の家臣関係なく能力があれば地位・身分に関係なく平等に登用し、味方同士の争いが起こらぬようにした。こうして準備を整え、アルスラーンはいよいよ王都エクバターナへ進行を開始する。
アルスラーンの動向に焦りを覚えたヒルメスは、ギスカールに自らの正体を明かし協力を要請。しかし、不信感が拭えないギスカールは今だ捕らわれているアンドラゴラスに真偽を問いただすが、アンドラゴラスはまんまとギスカールを人質に取り、脱出を果たす。

征馬孤影

ヒルメスは以前より手を結んでいた黒い魔術師達が崇める「尊師」の元を訪れていた。アルスラーンより多くの民意を得るには王位継承の正統性を示すため、パルス王朝の始祖である『英雄王 カイ・ホスロー』が所持していた伝説の宝剣ルクナバードを手に入れよと進言される。斥候の密命を受け、一人パルス軍を離れていたギーヴはデマヴァンド山でヒルメスたちを目撃する。ヒルメスたちの目的が宝剣を手に入れることと知ったギーヴはヒルメスへ「宝剣を元に戻せ。さもなくば蛇王の再臨となる」と説得を試みるも失敗する(蛇王とは、パルスを1000年間もの間恐怖で支配したザッハークという王。カイ・ホスローによりデマヴァント山に封印されたとされている)。そして宝剣をめぐりヒルメスたちとギーヴは剣を交えることとなるが、宝剣はヒルメスたちの元へ渡る。ヒルメスは腹心のザンデへ宝剣を渡すが、ギーヴの「蛇王の再臨」に異を唱えることが出来ず、宝剣を地の割れ目に投げ入れた。

一方、脱獄に成功したアンドラゴラスはギスカールの解放と引き換えに物資と身の安全の確保、さらには王妃タハミーネを連れて王都を出る。
王都へ進軍するアルスラーン達だったが、ルシタニアの侵攻によってパルス国内の隙をつきペシャワール城塞へ侵攻を開始してきたトゥラーン軍を退けるため、ペシャワールへと舞い戻る。そこには斥候の任務から戻ったギーヴもおり、ナルサスの知略のもとトゥラーン軍を打ち破った。
アルスラーン達がトゥラーンの侵攻を退けた後、再度王都へ進軍しようとしていた矢先に王都エクバターナから脱出してきたアンドラゴラスとタハミーネ王妃がペシャワールへ到着する。王が復帰したことで軍の指揮権を失ったアルスラーンはアンドラゴラスより「五万の兵を集めよ」と理不尽な命令を下された。その命令は事実上、アルスラーンをパルス軍から追放することとなった。

風塵乱舞

アンドラゴラスの命により5万の兵を集めるため南を目指すアルスラーン一行。パルス南部海岸地帯の港町であるギランに到着する。そこで海賊に襲われていた商船を助けたことをきっかけに海賊の隠し財産を入手し、さらにはギランと南方海岸地帯全域の財力と影響力を持つ富商たちを味方につけることができた。これによりアルスラーンはアンドラゴラスをしのぐほどの勢力を手に入れた。
その頃、アンドラゴラス率いるパルス軍とギスカール率いるルシタニア軍が王都の東方で激突。パルス軍が勝利を収める。また、ギスカールと決別したヒルメスも王都への突入の機会をうかがっていることを知ったアルスラーンたち。彼らもまた王都へ向けて進撃を開始した。

『アルスラーン戦記』の登場人物・キャラクター

アルスラーン陣営

アルスラーン(CV:小林祐介)

出典: www.cospa.com

運命に翻弄される王太子。
パルスの国王(シャーオ)アンドラゴラス三世の子。パルスの若き王太子であり、のちに国王となる。荒川版では登場時は11歳。初陣の時で14歳となっている。
温厚で繊細な性格。他者に対して深い思いやりの心を持っている。幼少時は王宮外で育ったためか身分の違いなどにも関係なく人々に平等に接したり、好奇心旺盛なところも見受けられる。基本的に素直で勤勉な性格のため、周りの仲間たちから武術や戦術など時には実戦で、時には直接教えを乞うような形で吸収・学習しては大きく成長していく。また人からの協力を得る天性のものを持っているようでギーヴにでさえ「アルスラーン殿下のために何かして差し上げたいとは思うが、パルス王家に忠誠を誓う気はない」とまで言わせている。そのため年齢、性別、人種、身分問わず彼のもとには優秀な人材が揃っていった。のちの第19第パルス国王となる。

ダリューン(CV:細谷佳正)

出典: www.cospa.com

sasay8
sasay8
@sasay8

Related Articles関連記事

アルスラーン戦記(アル戦)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

アルスラーン戦記(アル戦)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『アルスラーン戦記』は別冊少年マガジンで連載中の原作・田中芳樹、作画・荒川弘で描かれる大河ファンタジー漫画。王子アルスラーンが仲間たちともにルシタニアに征服されたパルスの奪還を目指す物語である。王子アルスラーンの成長とともに、その周りを彩るキャラクターたちの個性あるセリフを紹介する。

Read Article

藍井エイル(Eir Aoi)の徹底解説まとめ

藍井エイル(Eir Aoi)の徹底解説まとめ

J-POPやアニソンを中心に歌い上げる女性歌手・藍井エイルは、アニメ『Fate/Zero』『ソードアート・オンライン』『アルスラーン戦記』などのテーマ曲で一躍有名となり、「アニソン界のヒロイン」と呼ばれる。テレビ出演に始まり、世界13ヵ国でライブを行うなど精力的な活動を続けてきたが、2016年、体調不良を理由に無期限の活動休止を発表した。

Read Article

やなぎなぎ(ガゼル)の徹底解説まとめ

やなぎなぎ(ガゼル)の徹底解説まとめ

やなぎなぎとは、2012年2月29日にデビューした女性シンガー。 所属芸能事務所はインクストゥエンター。所属レコードレーベルはNBCユニバーサル。 デビューシングル「ビードロ模様」は、アニメ「あの夏で待ってる」のエンディングテーマを担当した。 その後も次々と人気アニメのタイアップし、着実に知名度を上げていく。

Read Article

鋼の錬金術師(ハガレン)のネタバレ解説・考察まとめ

鋼の錬金術師(ハガレン)のネタバレ解説・考察まとめ

『鋼の錬金術師』とは、2001年から2010年まで荒川弘により『月刊少年ガンガン』で連載された漫画およびそれを原作とするアニメ、ノベライズ、映画、ゲーム作品。舞台は19世紀産業革命期のヨーロッパをモチーフとした錬金術が存在する架空の世界。主人公エドワード・エルリック(エド)は弟アルフォンス(アル)と共に、自身らが犯した禁忌の錬成によって失ったエドの右腕と左足、アルの全身を取り戻すための方法を求め旅に出る。

Read Article

銀河英雄伝説(銀英伝)のネタバレ解説・考察まとめ

銀河英雄伝説(銀英伝)のネタバレ解説・考察まとめ

銀河英雄伝説とは、田中芳樹によるSF小説を原作としたアニメ、マンガ、PCゲーム等の関連作品を指す。銀河系を舞台にした帝国軍(専制主義)と自由惑星同盟(民主主義)の戦いを描いたスペースオペラである。アニメ版本伝では帝国軍主人公ラインハルトが皇帝になり、同盟側の智将ヤンとの戦いを経て人生を終えるまでを描いている。

Read Article

銀の匙(Silver Spoon)のネタバレ解説・考察まとめ

銀の匙(Silver Spoon)のネタバレ解説・考察まとめ

『銀の匙』とは、荒川弘によって2011年より週刊少年サンデーで連載されている漫画及びそれを原作とするアニメ、実写映画。舞台は北海道の「大蝦夷農業高等学校(エゾノー)」。主人公の八軒勇吾は札幌の私立中学に通っていたが受験に失敗し、学力競争と父から逃れるため恩師の勧めもあり大蝦夷農業高等学校に進学する。農業未経験者の八軒は仲間たちと汗と涙と泥にまみれ、農業の厳しい現実にぶつかりながらも成長していく。

Read Article

黄泉のツガイ(荒川弘)のネタバレ解説・考察まとめ

黄泉のツガイ(荒川弘)のネタバレ解説・考察まとめ

『黄泉のツガイ』とは、『鋼の錬金術師』の作者・荒川弘による伝奇バトル漫画である。『月刊少年ガンガン』2022年1月号から連載開始。物語は山奥の村落に住む少年・ユルが突然襲撃に遭うところから始まる。双子の妹・アサを守るために彼女の元にユルは向かう。そこには自称本物の妹・アサがいて奇妙な力で妹・アサを殺害。混乱の最中、ユルは村の守り神である「ツガイ」の左右様と契約して、自称本物の妹・アサを追う。迫力あるバトルとコミカル要素が人気の作品。「全国書店員が選んだおすすめコミック2023」で第2位を獲得。

Read Article

百姓貴族(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

百姓貴族(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『百姓貴族』とは、『鋼の錬金術師』や『銀の匙 Silver Spoon』などの人気漫画を世に送り出した荒川弘による農家エッセイ漫画である。荒川が高校卒業後の7年間、北海道で農業に従事していた時の経験を元に、農家の日常や荒川の家族の事などを紹介している。また、酪農や耕作の実態や、日本の農業の問題点が笑いや蘊蓄、仮説を織り交ぜて描かれている。 2013年、第4回ブクログ大賞の漫画部門に本作がノミネートされた。 月刊漫画雑誌『ウィングス』にて連載中。2023年7月よりアニメ放映が開始された。

Read Article

RAIDEN-18(荒川弘)のネタバレ解説・考察まとめ

RAIDEN-18(荒川弘)のネタバレ解説・考察まとめ

『RAIDEN-18』とは『鋼の錬金術師』で有名な荒川弘によるコメディ漫画である。『月刊サンデーGX』2005年6月号にて読み切りとして1話目が掲載。好評を博したため、読み切り形式の3本が2021年まで掲載された。1話目掲載から単行本化まで15年かかった作品である。ストーリーは死体改造愛好家のタチバナ博士によって様々な死体を基に作られた「フランケンシュタイン」ライデン18号が、倫理観が崩壊したマッドサイエンティストたちに振り回される様子が描かれている。

Read Article

鋼の錬金術師(ハガレン)の国家錬金術師まとめ

鋼の錬金術師(ハガレン)の国家錬金術師まとめ

『鋼の錬金術師』とは、荒川弘による漫画作品である。アニメや映画、ゲームなど様々な展開が行われている。 エドワード・エルリックと、その弟であるアルフォンス・エルリックは母親を蘇らせるために禁忌とされている『人体錬成』を行うが、その結果兄弟は身体を失ってしまう。エルリック兄弟は自分たちの体を取り戻すために、超常の力を持つ『賢者の石』を求めて旅に出る。 国に認められた極めて優秀な錬金術師が『国家錬金術師』であり、作中でも重要人物となるものが多い。

Read Article

鋼の錬金術師の錬金術・錬丹術・錬成陣まとめ

鋼の錬金術師の錬金術・錬丹術・錬成陣まとめ

『鋼の錬金術師』とは、荒川弘作の少年漫画、および、それを原作とするアニメなどのメディアミックス作品である。禁忌とされる人体錬成を試みた幼い錬金術師、エドワード・エルリックは、代償として自身の身体の一部と、弟アルフォンスの身体のすべてを奪われる。元の身体に戻るために「賢者の石」を追い求めるエドワードは、その裏に隠された「ホムンクルス」による国家的陰謀に巻き込まれていく。「錬金術」、「錬丹術」は、物質の構成を変えて別のものに作り変える技術であり、個々の術式に応じた「錬成陣」を使って術を発動させる。

Read Article

鋼の錬金術師(ハガレン)のホムンクルス・人造人間まとめ

鋼の錬金術師(ハガレン)のホムンクルス・人造人間まとめ

『鋼の錬金術師』とは、荒川弘による漫画、およびそれを原作としたアニメや映画などのメディアミックス作品。母親を亡くしたエルリック兄弟は、錬金術において最大の禁忌とされている「人体錬成」を行ってしまう。それにより、エドワードは右手と左足をなくし、アルフォンスは体をなくして魂だけの存在になった。エルリック兄弟は、体を取り戻すため「賢者の石」を求める。エドワードたちの前に立ちはだかるのは、賢者の石により作られた人造人間がホムンクルスである。彼らはある目的を達成するために、歴史の裏で暗躍している。

Read Article

衝撃の死を遂げ、読者や視聴者を驚かせたキャラクターまとめ

衝撃の死を遂げ、読者や視聴者を驚かせたキャラクターまとめ

アニメ、漫画の中でも安易な展開を避けたいがために死んでしまうキャラクターは星の数ほどいます。しかしそういう作品はキャラクターを殺すことで逆に安易な展開になってしまうものもあります。 そんな中でも、悲惨だったり、予想だにできない衝撃の死を遂げたキャラクターをまとめました。

Read Article

鋼の錬金術師(ハガレン)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

鋼の錬金術師(ハガレン)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『鋼の錬金術師』は『月刊少年ガンガン』で連載されていた荒川弘が描くファンタジー漫画。兄エドワードと弟アルフォンスのエルリック兄弟が自身の体を取り戻す為、各地の旅をする物語である。出会う仲間や対峙する敵など、魅力あふれるキャラクターたちが個性あるセリフを残している。

Read Article

銀河英雄伝説(銀英伝)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

銀河英雄伝説(銀英伝)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

銀河英雄伝説、通称・銀英伝は、田中芳樹原作の銀河系を舞台としたスペースオペラ小説及びアニメである。 銀河を二分する銀河帝国と自由惑星同盟の闘争を、両勢力の主人公、ラインハルト・フォン・ローエングラムとヤン・ウェンリーの二人を軸に、史劇体裁で描かれている。 両主人公だけでなく、総勢で600名以上のキャラクターは珠玉ともいえる名言を数多く残している。

Read Article

supercell(スーパーセル)の徹底解説まとめ

supercell(スーパーセル)の徹底解説まとめ

supercell(スーパーセル)は、コンポーザーの“ryo”を中心にイラストレーターやデザイナーが集ったクリエイター集団。 当初メンバーにボーカルはおらず、ボーカロイド「初音ミク」を用いてのリリースを行う。 2007年に代表曲、「メルト」を発表、以後も5曲連続ミリオン再生達成という金字塔を打ち立て、初音ミク、ニコニコ動画の爆発的流行を作った。

Read Article

アルスラーン戦記「黒衣の騎士・ダリューン」の過保護な名言/迷言まとめ‐その概要に迫る

アルスラーン戦記「黒衣の騎士・ダリューン」の過保護な名言/迷言まとめ‐その概要に迫る

物語当初からアルスラーンに忠誠を誓い、右腕として活躍している天下無双の騎士・ダリューン。彼の言動にはアルスラーンに対する並々ならぬ忠誠心が見え隠れしますが、それは時として”過保護”なレベルにまで達する事があります。一体、それはどれ程の物なのか…?ここでは過保護なダリューンの忠臣セリフをまとめて振り返っています。

Read Article

【アルスラーン戦記 1期】流浪の楽士・ギーヴのキラキラシーンまとめ

【アルスラーン戦記 1期】流浪の楽士・ギーヴのキラキラシーンまとめ

アルスラーン戦記21話目にして唐突に軍から追放され旅立ってしまったギーヴ。だがその真相は、軍内の対立を鎮めるための一時的な離脱だった。しかし、やはり彼が去ってしまうとどこか物足りなさを感じてしまう…。その原因はギーヴ特有の発光現象・キラキラ効果にあるのではないか?という考えに至ったので、この記事を作成してみた。

Read Article

「アルスラーン戦記」を見た海外の反応 動画(全25話)

「アルスラーン戦記」を見た海外の反応 動画(全25話)

アニメの面白さは万国共通なのか!?「アルスラーン戦記」を楽しむ世界中のアニメファンのリアクション動画を全25話分まとめています。本編を見た事がある人もそうでない人も、同じ作品を愛する者同士のリアクションには共感してしまう所があるかもしれません。(※最終話のみリアクション動画が無かったため、コメントを載せています。全動画の表示に時間がかかります。ご了承ください。)

Read Article

アニメの裏話も!「アルスラーン戦記 風塵乱舞」ミニ朗読劇まとめ

アニメの裏話も!「アルスラーン戦記 風塵乱舞」ミニ朗読劇まとめ

「アルスラーン戦記2期 風塵乱舞」の放送を記念して配信されているミニ朗読劇のまとめです。第1章はアルスラーンとダリューン、第2章はアルスラーン・ナルサス・エラム。第3章はヒルメス・サーム・ザンデで、新たに公開された第4章がギーヴ・ファランギース編となっています。アニメとは少し違った視点で語られるエピソードから覗く、キャラの意外な能力にも注目です!

Read Article

アルスラーン戦記 第1巻 あらすじ/コミックおまけ収録 ネタバレ

アルスラーン戦記 第1巻 あらすじ/コミックおまけ収録 ネタバレ

田中芳樹原作、ハガレンでもお馴染みの荒川弘版「アルスラーン戦記」の内容まとめです。アニメを観た人も、原作小説を読み終えた人も楽しめる!それが漫画版「アルスラーン戦記」ではないでしょうか。今回は、単行本でしか見られないイラストや対談インタビューについてザッとまとめています。(※画バレ無し)

Read Article

アルスラーン戦記 第2巻 あらすじ/コミックおまけ収録 ネタバレ

アルスラーン戦記 第2巻 あらすじ/コミックおまけ収録 ネタバレ

第2巻の内容などについてのまとめ。荒川弘版のアルスラーン戦記の魅力は、アニメ視聴済みの方でも原作読破組でも楽しめるところだと思います。天才軍師ナルサスや、その従者エラム、さらに流浪の楽士ギーヴと絶世の美女ファランギースが登場し、アルスラーン戦記は新たな顔を見せ始めますよ。(※画バレ無し)

Read Article

【アルスラーン戦記】間違いなく面白い!大人気少年漫画まとめ【七つの大罪】

【アルスラーン戦記】間違いなく面白い!大人気少年漫画まとめ【七つの大罪】

少年漫画はバトルモノや冒険モノなど、ワクワクハラハラするようなストーリーが多いことで人気です。「少年」漫画とはいうけれど、もちろん女性でも楽しめますし、イケメンが多く登場する作品だと女性読者の方が多かったりもします。この記事では、絶対に面白いこと間違いなしのオススメ少年漫画についてまとめました。気になるものがあれば、さっそく読んでみましょう!

Read Article

目次 - Contents