フー(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ
フーとは、『鋼の錬金術師』に登場するリン・ヤオの護衛を務める老武人である。主であるシン国第十二皇子のリンと、孫娘でありフーと同じく護衛であるランファンの3人で、不老不死を求めアメストリスへやって来た。ヤオ家に代々使える家系であり、主であるリンに強い忠誠心を持つ。白髪白髭の老人でありながら俊敏に動き、シン式の特殊な体術を用いる。リンやランファンと同様にホムンクルスの気を読むことができる。「シンの人間は盟約は必ず守る」という発言などから分かるように義理堅い性格である。
フーの概要
フーとは、『鋼の錬金術師』に登場するリン・ヤオの護衛を務める老武人である。シン国次期皇帝の座を狙うシン国第十二皇子のリンに仕える。
不老不死の象徴「賢者の石」を求め、主であるリン、孫娘であり同じく護衛のランファンの3人でアメストリスへやって来た。フーとランファンはヤオ家に代々使える家系であり、主であるリンに強い忠誠心を持つ。
ランファンに対しては同じ護衛を務める立場であるため厳しい態度を取ることもあるが、孫娘としても大切に思っている。
「シンの人間は盟約は必ず守る」という発言などから分かるように義理堅い性格でありながらも、大きな目標の為には一時の情に流されず状況判断を下すべきという考えを持ち、長年の経験の中で培われた冷静沈着な一面も見受けられる。
最期は「約束の日」のブラッドレイとの一戦で、バッカニア大尉との命がけの攻撃でブラッドレイに致命傷を負わせ、命を落とす。
2003年版のアニメシリーズ1作目では、原作7巻のデビルズネスト時代のグリードのストーリー以降はアニメオリジナルとなっているため、フーを含めたシン国のキャラクター達は登場しない。ほぼ原作ストーリー準拠となっている2009年版アニメ2作目『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』では堀勝之祐が声優を担当していたが、堀は近年一部を除いて過去に演じたキャラクターを降板している。2021年配信開始のスマートフォン用ゲームアプリ『鋼の錬金術師 MOBILE』では後任として稲葉実が声優を担当している。
フーのプロフィール・人物像
出身国:シン
一人称:「儂」
語尾:「~だわイ」
年齢:不明
使用武器:薄刃刀、爆弾、催涙弾、煙幕閃光弾、照明弾
CV:堀勝之祐(アニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』)/ 稲葉実(ゲームアプリ『鋼の錬金術師 MOBILE』)
演:筧利夫(実写映画版)
一人称は「儂」。主であるリンには敬語を用いて会話するが、多くの人物に対しては淡々とした話し方で敬語は用いない。また、シン訛りなのか他のシン国キャラクター同様語尾が「~だわイ」など、セリフの最後の文字がカタカナ表記となっている。黒装束を身にまとい素顔が分からないよう仮面を着けている。
白髪白髭の老人でありながら俊敏に動き、シン式の特殊な体術で戦闘を展開する。戦闘時には武器として薄刃刀や爆弾などで攻撃し、煙幕や閃光弾などで相手の視界を奪うなどのかく乱も行う。ホムンクルス特有の気配を読むことはできるが、同じくシンの人間であるメイ・チャンのように錬丹術は使えない。
年齢は明かされていないものの、「約束の日」に戦闘を交えたブラッドレイから「私より年寄りなのによく動いたものだ」と言われているため、ブラッドレイの年齢60歳よりも老齢であることが分かる。
フーの能力
リンやランファンと同様に大地の気の流れである「龍脈」を読み取る力を持っている。この「龍脈」は人体にも循環して流れており、シンで武術や錬丹術を極めているものはこの気を読み取ることが可能だ。そのため、アルフォンスから人間の気が感じられなかったことにより鎧の中身を見ずとも身体を持っていないことに勘づいたり、通常の人間とは異なる気を放つホムンクルスの気配に気づいたりすることができた。
くねくねとした独特の動きが特徴的なシン古来の体術を使い、「約束の日」に戦ったブラッドレイからも評価されるほどの俊敏な身のこなしにより肉弾戦では非常に高い戦闘力を見せている。実際にアルフォンスがフーとラッシュバレーで対峙した際には肉弾戦のみでは苦労しており、偶然通りかかったパニーニャの協力と陣無し錬金術で意表をついたことでフーを捕らえることができた。
また、老齢ながら豊富な経験の中で培った冷静な思考力・判断力を持っており、仲間となったエドワードとアルファオンスに対して「感情に流されて迂闊な行動をすべきでない」と諭す場面も見受けられる。
フーの来歴・活躍
ラッシュバレーでのエルリック兄弟との出会い
アメストリスの東に位置するシン国は皇帝制度の国である。現皇帝は死期も近づいていたため国内では次期皇帝の座を巡り激しい骨肉の争いが起こっていた。シン国第十二皇子であるリン・ヤオの目的は、死期の近い皇帝の「不老不死」の願いを一時的に叶えることで次期皇帝の座に就くことであった。リン、護衛のフーとランファンの3人は、不老不死の象徴「賢者の石」を求めて、過酷な砂漠越えを経てアメストリスへ密入国しラッシュバレーへ到達する。
エドワードの機械鎧を直すため、機械鎧技師として修行中のウィンリィ・ロックベルのいるラッシュバレーを訪れていたエルリック兄弟。空腹で行き倒れていたリンと出会ったエドワードは、「賢者の石」についてリンから尋ねられる。「賢者の石」の原材料が人間であると知ってしまったことや、ダブリスの人造人間グリードにアルフォンスの身体の秘密を聞かれ一方的に喧嘩を売られ死人の出る騒動に巻き込まれるなど、「賢者の石」をめぐって快く思っていないことが多いエドワードは「知らない」としらを切った。しかし何かしらの情報を持っていると直感したリンは、力づくでも情報を聞き出すためフーとランファンに合図しエルリック兄弟を攻撃させる。
フーはアルフォンスと、ランファンはエドワードと二手に分かれ戦闘が展開される。俊敏な動きでアルフォンスを手こずらせる戦闘を展開するものの、最終的には錬金術を使用したアルフォンスにより捕らえられる。アルフォンスにとっては真理の扉での記憶が戻った直後、初めての錬成陣無しでの錬金術であった。フーは戦闘の中で、アルフォンスからは通常の人間の「気の流れ」がないことに気づきリンに報告をする。
その後エルリック兄弟との戦闘から力づくで情報を聞き出すことは難しいとわかったリンは、友好的な態度を取り賢者の石の情報を聞き出すことに切り替えた。ラッシュバレーからセントラルへ向かうエルリック兄弟とウィンリィの一行について回るようになる。
クセルクセスでのマリア・ロス亡命の付き添い
その後セントラルでまたも行き倒れてしまうリン。フーとランファンは護衛でありながらリンを見失ってしまい意気消沈する。リンは不法入国者として連行され、憲兵司令部の檻で取り調べを受けることとなる。
エドワードやウィンリィも面識のあるヒューズ准将の殺害事件について、マリア・ロスが容疑者として新聞で発表される。完全な濡れ衣であったが、リンと時を同じくして、ロスも取り調べのため憲兵司令部へ収監される。
この時マスタング大佐の指示を受けたバリー・ザ・チョッパーがロスの救出のため司令部へ突入してきたため、バリーに対して自分も一緒に逃がすよう交渉するリン。最初はリンを軽くあしらおうとしたバリーだったが、リンがシンからの不法入国者だと聞き立ち止まり考える。救出したロスの国外逃亡に利用できると考え、リンを脱出させ協力させることとした。この時にバリーと密約を交わしたリンの命令により、フーはロスをシンへ亡命させる任を負うこととなる。
クセルクセス遺跡にてロスを匿っていたフーは、事情を知らないながらもアームストロング少佐に強引に連行されてきたエドワードと再会する。表向きでは、マスタング大佐により焼死体となっていたはずのロスと再会し喜ぶエドワードに、一連の取引や事情を説明するフーたち。不老不死の法につながると考えたリンは、バリーの身体の秘密を教えてもらうことを条件に、ロスのアメストリス出国の協力に同意した。フーは自分たちがアメストリス入国時にも力を借りた出入国コーディネーターのハン氏と連絡を取り、同様の砂漠越えルートでのシンへの亡命の段取を組んだ。
エドワードに対する一連の流れの説明を聞いていたロスは、「賢者の石などの事情にはまったく無関係であるはずの自分がなぜ巻き込まれなければいけないのか」と率直かつ至極真っ当な感想を口にする。あまりにも正論すぎるロスの物言いに対してフーだけは「ビンボーくじひいたナ」と声をかけた。情報共有を終えた後、「シンの人間は盟約は必ず守ル」と責任をもってシンまで連れていきロスの衣食住を保証するとフーは声をかけ、義理堅い一面を見せた。その後ロスとともにシンへ向かい、クセルクセス遺跡を後にする。
傷を負ったランファンを潜伏先まで迎えに
キング・ブラッドレイとの戦闘で左腕を失ったランファンは、行動を共にしていたマスタング大佐の紹介によりノックス医師のもとで治療を受け潜伏していた。
エルリック兄弟づてで潜伏先を訪れたフー。グリードとなったリンを護衛できなかったランファンに対して厳しく叱責するものの、仲間であり孫娘であるランファンの痛々しい姿を見て悲しみの表情を浮かべる。その後エドワードが機械鎧技師としてピナコを紹介すると提案するが、エドワードの厚意を汲みつつも自分たちで機械鎧技師を探すとして提案を断る。ランファンの命の恩人であるノックス医師に感謝の念を伝えて潜伏先を後にした二人。皇帝の体調が悪化する状況の中一刻も早く不老不死の法を手にするため、必ず戻ってくると決意を固め、共に暗闇へと消えていく。
半年後、異例の短期間でリハビリを終え機械鎧を装着したランファンと共にフーは再登場し、グリードとなったリン、エドワードの一行と再会する。
「約束の日」での対ブラッドレイ戦
「約束の日」には、列車の爆発事故から帰還したブラッドレイを相手に、グリード化したリンとバッカニア大尉らと協力して交戦する。リンがグリードに人格を乗っ取られた経緯の中でランファンを叱責したフーだったが、左腕を失ったことには涙を堪え身を震わすほど悲しんでいた。ランファンが片腕を失った元凶のブラッドレイはフーにとって大切な孫娘をめぐって因縁の仇敵でもあった。
憎悪の対象であるブラッドレイに対して奮闘するものの、人造人間であるブラッドレイの格段の戦闘力の前に太刀打ちができない。決死の自爆攻撃によりブラッドレイへの致命傷を与えるよう試みるものの、その自爆攻撃すらもブラッドレイに防がれ、逆に攻撃を受け自らが致命傷を負ってしまう。ブラッドレイに切られたフーが、何も成しえず絶望感のまま生き絶えるのかと思われた時、フーの背後から身を隠したバッカニア大尉による援護攻撃でブラッドレイに致命傷を与える。自らの攻撃が無駄にならずに済んだフーはバッカニアに感謝の言葉を述べ亡くなる。
その後フーの遺体はリンとランファンが連れて帰り、故国のシン国で埋葬された。
フーの関連人物・キャラクター
リン・ヤオ
50万人からなるヤオ族出身のシン国第十二皇子であり、フーの仕える主。
明るくて飄々とした性格だが、糸目の風貌のため真顔だと目つきが悪いことを気にしているため、常に笑顔を心がけている。背丈は高いものの年齢は15歳の少年で、フーやランファンからは「若」と呼ばれている。
一族代々ヤオ家に仕えているフーは、次期皇帝候補としてリンの護衛とお目付役の任を担っている。しかし、リンは空腹で行き倒れたり自由気ままに行動したりすることが多いため、護衛であるフーやランファンが少し目を離しただけで見失ってしまうことも多々あるようだ。無賃乗車をしているフーたちを車掌につきだそうとするエドワードに対して「そう簡単には捕まらない」と口にしており、リンはフーやランファンの実力に信頼を置いている。
お父様の策略により途中グリードに人格を乗っ取られてしまう。その後フーやランファンとは別れて行動をするようになるが、グリードとなったリンの異様な気配を辿りフーがリンのもとへ合流した「約束の日」では、共に協力してブラッドレイとの肉弾戦を展開した。フーがブラッドレイにとどめを刺されそうになった瞬間、グリードの人格からリン本人の人格に戻り虫の息の状態のフーを助ける。そんなリンの姿を見てブラッドレイは「捨てられないもののために己の命を危険にさらしている」とリンの判断の甘さを指摘する。重傷を負い戦闘の力になれないと感じているフー自身も、リンの足手まといとならないよう自分のことは捨て置くようリンに語りかける。しかし、「王は民のために在る者」「民無くして王は在りえない」という信念を持つリン。目的のためには自分の国の民をも見捨てようとするブラッドレイと同じような行動を取ることはないとフーに伝える。リンの信念の強さに触れ覚悟を決めたフーは、「王になりなされ」とリンへの最期の言葉を残し、ブラッドレイへ決死の攻撃を仕掛ける。この攻撃によりフーは命を落とす。
リンは周囲に対して自分の中にいるグリードの賢者の石を使い生き返らせるよう必死に声をかける。本来シン国からアメストリスを訪れた目的は賢者の石を手に入れることであったにもかかわらず、その賢者の石を「いくらでも使ってくれ」と発言していたことからも、リンにとってフーという人物が何物にも代えがたい大切な存在であったことが分かる。
「約束の日」の後は、「賢者の石」を手にしたことにより、フーの遺言どおり念願の皇帝となる。皇帝に即位したリンは、それまでほぼ国交の無かったアメストリスとの条約を結んでいる。
リン・ヤオ(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
リン・ヤオとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターで、物語の舞台であるアメストリスの東側にある大国・シンの第12皇子。次期皇帝争いで優位になるべく、臣下のランファン、フーを連れて伝説の賢者の石を求めてアメストリスに入国した。主人公のエルリック兄弟、国家錬金術師のロイ・マスタングらと協力する中、アメストリス国内で暗躍するホムンクルスと遭遇。その内の1体であるグリードに取り込まれるも自我を保ち、利害の一致や相互理解を経て共闘。ホムンクルスの黒幕である「お父様」の野望を阻止するために活躍した。
ランファン
Related Articles関連記事
鋼の錬金術師(ハガレン)のネタバレ解説・考察まとめ
『鋼の錬金術師』とは、2001年から2010年まで荒川弘により『月刊少年ガンガン』で連載された漫画およびそれを原作とするアニメ、ノベライズ、映画、ゲーム作品。舞台は19世紀産業革命期のヨーロッパをモチーフとした錬金術が存在する架空の世界。主人公エドワード・エルリック(エド)は弟アルフォンス(アル)と共に、自身らが犯した禁忌の錬成によって失ったエドの右腕と左足、アルの全身を取り戻すための方法を求め旅に出る。
Read Article
鋼の錬金術師(実写映画)のキャストまとめ
多くのファンを持つ傑作漫画「鋼の錬金術師」の実写映画化が発表。キャスト情報や予告動画など、映画に関する情報を集めました。 制作発表以来、賛否の声が分かれるこの作品。果たして実写化は正解なのか、それとも実写化こそが最大の禁忌だったと知ることになるのであろうか。
Read Article
鋼の錬金術師(ハガレン)の国家錬金術師まとめ
『鋼の錬金術師』とは、荒川弘による漫画作品である。アニメや映画、ゲームなど様々な展開が行われている。 エドワード・エルリックと、その弟であるアルフォンス・エルリックは母親を蘇らせるために禁忌とされている『人体錬成』を行うが、その結果兄弟は身体を失ってしまう。エルリック兄弟は自分たちの体を取り戻すために、超常の力を持つ『賢者の石』を求めて旅に出る。 国に認められた極めて優秀な錬金術師が『国家錬金術師』であり、作中でも重要人物となるものが多い。
Read Article
鋼の錬金術師の錬金術・錬丹術・錬成陣まとめ
『鋼の錬金術師』とは、荒川弘作の少年漫画、および、それを原作とするアニメなどのメディアミックス作品である。禁忌とされる人体錬成を試みた幼い錬金術師、エドワード・エルリックは、代償として自身の身体の一部と、弟アルフォンスの身体のすべてを奪われる。元の身体に戻るために「賢者の石」を追い求めるエドワードは、その裏に隠された「ホムンクルス」による国家的陰謀に巻き込まれていく。「錬金術」、「錬丹術」は、物質の構成を変えて別のものに作り変える技術であり、個々の術式に応じた「錬成陣」を使って術を発動させる。
Read Article
鋼の錬金術師(ハガレン)のホムンクルス・人造人間まとめ
『鋼の錬金術師』とは、荒川弘による漫画、およびそれを原作としたアニメや映画などのメディアミックス作品。母親を亡くしたエルリック兄弟は、錬金術において最大の禁忌とされている「人体錬成」を行ってしまう。それにより、エドワードは右手と左足をなくし、アルフォンスは体をなくして魂だけの存在になった。エルリック兄弟は、体を取り戻すため「賢者の石」を求める。エドワードたちの前に立ちはだかるのは、賢者の石により作られた人造人間がホムンクルスである。彼らはある目的を達成するために、歴史の裏で暗躍している。
Read Article
衝撃の死を遂げ、読者や視聴者を驚かせたキャラクターまとめ
アニメ、漫画の中でも安易な展開を避けたいがために死んでしまうキャラクターは星の数ほどいます。しかしそういう作品はキャラクターを殺すことで逆に安易な展開になってしまうものもあります。 そんな中でも、悲惨だったり、予想だにできない衝撃の死を遂げたキャラクターをまとめました。
Read Article
鋼の錬金術師(ハガレン)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『鋼の錬金術師』は『月刊少年ガンガン』で連載されていた荒川弘が描くファンタジー漫画。兄エドワードと弟アルフォンスのエルリック兄弟が自身の体を取り戻す為、各地の旅をする物語である。出会う仲間や対峙する敵など、魅力あふれるキャラクターたちが個性あるセリフを残している。
Read Article
鋼の錬金術師(ハガレン)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『鋼の錬金術師』とは荒川弘によるダークファンタジー漫画、及びそれを原作としたアニメ・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。この記事では『鋼の錬金術師』のアニメ・映画に使用された歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌を紹介する。
Read Article
ロイ・マスタング(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ
ロイ・マスタングとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターで、作中では「焔の錬金術師」の名で知られている。軍に所属しており階級は大佐。主人公の過去を知る数少ないキャラクターの1人であり様々な面で手助けをしている。普段は仕事をサボって女性と長電話したり主人公を揶揄ったりしているが、自身が過去に経験したことをきっかけに強い意志・信念を持ち国のトップの座に就かんとしている。
Read Article
キング・ブラッドレイ(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ
キング・ブラッドレイとは『鋼の錬金術師』の登場人物で、アメストリス軍の最高責任者(大総統)である。戦闘能力が非常に高く、数々の戦場で功績を残し、その地位へとのし上がった。しかし、その正体は「お父様」の計画により造られた人造人間(ホムンクルス)であり、ラストやエンヴィーなどの他のホムンクルスたちと共にその計画を進めていた「憤怒のラース」である。正体が明かされてからは、計画の邪魔になる者や、立ちはだかる者たちと対峙しながら、国を動かして計画を進めていく。
Read Article
ヴァン・ホーエンハイム(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ
ヴァン・ホーエンハイムとは、荒川弘氏による漫画『鋼の錬金術師』の登場人物の一人であり、主人公エドワードとアルフォンスの父親。 古代文明クセルクセス王国の元奴隷。自身の血から生まれたホムンクルスに知識を与えられ、錬金術師となる。しかし、ホムンクルスの企みで望まぬ不老不死の体とされ、故郷も滅ぼされた。失意から放浪生活を過ごし、リゼンブールで出会ったトリシャという女性と結婚。”家族と共に老いて死にたい”という願いから普通の人間に戻る研究を始めるが、ホムンクルスの企みに気づくと、阻止するため旅に出る。
Read Article
イズミ・カーティス(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ
イズミ・カーティスとは『鋼の錬金術師』に登場する錬金術師で、エドワード・エルリックとアルフォンス・エルリックに錬金術を教えた師匠。流産の経験があり、エルリック兄弟と同じく人体錬成という禁忌を犯している。錬成陣なしで錬成ができ、格闘技にも長けている。一方、人体錬成の影響で内臓をいくつか損傷しており、本来は屈強な体力の持ち主だが病弱になっている。アニメ1期のホムンクルス・ラースはこの時誕生したとされている。原作およびアニメ2期においては国土錬成陣発動に必要な「人柱」の一人である。
Read Article
グリード(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ
グリードとは『鋼の錬金術師』に登場するホムンクルスであり、「強欲」の感情をもっている。ホムンクルスの創造主である”お父様”から離れて活動していたが、キング・ブラッドレイことホムンクルスのラースに捕獲され、”お父様”によって一度存在を抹消された。物語の中盤、”お父様”の手により、東の大国シンの皇子リン・ヤオの身体を乗っ取る形で復活。己の求めるものも追いかけつつ、リンと協力しながら”お父様”の野望が叶う「約束の日」に向けて動き出す。
Read Article
リン・ヤオ(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ
リン・ヤオとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターで、物語の舞台であるアメストリスの東側にある大国・シンの第12皇子。次期皇帝争いで優位になるべく、臣下のランファン、フーを連れて伝説の賢者の石を求めてアメストリスに入国した。主人公のエルリック兄弟、国家錬金術師のロイ・マスタングらと協力する中、アメストリス国内で暗躍するホムンクルスと遭遇。その内の1体であるグリードに取り込まれるも自我を保ち、利害の一致や相互理解を経て共闘。ホムンクルスの黒幕である「お父様」の野望を阻止するために活躍した。
Read Article
アルフォンス・エルリック(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ
アルフォンス・エルリックとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターで、主人公エドワード・エルリックの弟である。 母親を幼少期に亡くしており、母に会いたいという気持ちからエドワードと共に人体錬成を行うも失敗し、体を全て失ってしまう。だがエドワードがもう1度人体錬成魂を行い、魂を鎧に定着させることで一命をとりとめる。 その後は体を取り戻すため賢者の石を求め、エドワードと共に各地を旅している。
Read Article
ウィンリィ・ロックベル(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ
ウィンリィ・ロックベルとは『鋼の錬金術師』のヒロインで、根っからの機械オタクな機械鎧(オートメイル)技師。男勝りの度胸と女性らしい繊細さを併せ持つ少女。主人公エルリック兄弟の幼馴染で、過酷な運命に挑む彼らの支えとなるべく、優秀な技師を目指している。幼い頃に外科医だった両親を戦争で亡くしたことで、残された家族を何よりも大切に想うようになり、兄弟を時には優しく時には叱咤しながら見守っている。物語の裏で暗躍する人造人間達に“エルリック兄弟への人質”として目を付けられ、国家規模の陰謀に巻き込まれていく。
Read Article
リザ・ホークアイ(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ
リザ・ホークアイとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターでロイ・マスタング大佐の腹心の部下である。銃火器の扱いに長けており、拳銃から狙撃ライフル、ショットガンなど様々なものを使いこなしている。また狙撃精度の高さから「鷹の眼」という異名を持っている。時に優しく時に厳しくエルリック兄弟やロイ・マスタングに接し手助けをしている。
Read Article
ピナコ・ロックベル(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ
ピナコ・ロックベルとは、『鋼の錬金術師』の登場人物で、主人公エルリック兄弟にとっては親代わりでもあるベテランの機械鎧(オートメイル)技師。 エルリック兄弟の実父であるヴァン・ホーエンハイムとは長い付き合いで、トリシャ・エルリックとの仲を取り持つなど家族同然の交流を重ねる。そのホーエンハイムが旅立った後、病で死去したトリシャの代わりに、自身の孫娘のウィンリィ・ロックベルともどもエルリック兄弟を育て上げる。エルリック兄弟やウィンリィの旅に同行することはなかったが、故郷から彼らを見守り続けた。
Read Article
マース・ヒューズ(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ
マース・ヒューズとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターで、様々な場面で主人公のエドワード・エルリックやアルフォンス・エルリックを手助けしている。 軍に所属しており階級は中佐。普段は妻や娘を溺愛しており、どこであろうと構わず写真を見せ自慢するほどの愛妻家。作中に登場するロイ・マスタングとは親友であり戦友でもある。また本人はデスクワークを得意としているが、過去にはイシュヴァール殲滅戦という戦争の最前線を戦い、生き抜いている。
Read Article
ティム・マルコー(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ
ティム・マルコーとは、荒川弘の漫画『鋼の錬金術師』に登場する賢者の石の研究の第一人者で、生体錬成を得意とする錬金術師。しかし人間の魂を材料とする賢者の石を生成する為の実験はほとんどが人体実験であり、それを重ねる精神的苦痛に耐えかねて軍を脱走、東部の田舎町にて身分を偽り身を隠していた。気弱で受け身な性格で、強く言われると断れない。本来は思いやりのある優しい性格で、穏やかな人物。
Read Article
ランファン(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ
ランファンとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターで、リン・ヤオの護衛を務める少女である。シン国第十二皇子のリンを主とし、祖父であるフーとの3人で不老不死の法を求めアメストリスへやって来た。黒装束に面という隠密のような出で立ちで、髪型はお団子ヘアー。ヤオ家に代々仕える家系であり、リンに強い忠誠心を持つ。普段は冷静沈着な性格だが、素顔を見られると赤面したり、主が侮辱されると我を忘れるほど激高したりするギャップも併せ持つ。戦闘での特長はシン式の特殊な体術とホムンクルスの気を読む能力である。
Read Article
実写化して失敗したor失敗しそうなアニメ・漫画まとめ
アニメ・漫画の実写化というと、どうしてでしょう?なにか嫌な予感しかしないのは…。しかしそれでも、いつかはと、人はアニメ・漫画の実写化で爆発的な人気を出そうとしているのです。諦めていないのです。けれども結局は、「人は過ちを繰り返す」とは言ったものですね。今回はそんな実写化して完全に爆死(不評・批評)の嵐にあった作品と、その予定作をまとめました。
Read Article
シチュエーション別!ぐっとくる漫画の名言【前向きになりたい時】
大人から子どもまで、みんな大好きな漫画。漫画を読むことでいろんなものを吸収したり、人生に影響を受けた人も多いのではないでしょうか?今回は、「前向きになりたい時に背中を押してくれる名台詞」を集めてみました。ここにあなたの背中を押してくれる、素敵なことばがあるかもしれません!
Read Article
「鋼の錬金術師」や「銀の匙」などの人気作品を手がけた荒川弘先生とは?
「鋼の錬金術師」や「銀の匙」はアニメ化されましたよね。
Read Article
鋼の錬金術師オープニングテーマソングのご紹介。
荒川弘先生の大人気作鋼の錬金術師。2017年に実写化が決まり、衰えない人気の高さを証明しています。物語の面白さと完成度の高さはもちろんなんですが、アニメのオープニングテーマソングとアニメの世界観のマッチングは素晴らしいものがあります。名だたるアーティストの楽曲が使われております。ここではテーマソングとそのアーティストをご紹介したいと思います。
Read Article
『鋼の錬金術師』にまつわる都市伝説まとめ!エドの名前の由来などを紹介【ハガレン】
人気作『鋼の錬金術師』にまつわる都市伝説をまとめました。漫画連載中は妊娠中・出産後にも関わらず、一度も休載することが無かったという作者に関するエピソードや、エドの名前の由来や背が低い理由といった、登場人物・キャラクターに関する噂などを掲載。ハガレンファン必読の情報をたっぷり紹介していきます。
Read Article
『鋼の錬金術師』の壁紙用画像まとめ!エルリック兄弟の素敵なイラスト多数!【ハガレン】
『鋼の錬金術師』の壁紙用画像をまとめてみました。主人公のエドワード・エルリックと、弟のアルフォンス・エルリックのイラストがメインですが、ロイ・マスタングやエンヴィーのソロショットも揃えています。カッコいい場面・シーンはもちろん、可愛らしい日常風景などもあるのでぜひチェックしてみてください。
Read Article
『鋼の錬金術師』の魅力をまとめてみた!ファンタジー少年漫画の傑作!【ハガレン】
ここでは荒川弘が手掛けたファンタジー少年漫画の傑作、『鋼の錬金術師』の魅力についてまとめた。錬金術をテーマに、賢者の石を追い求める兄弟の冒険を描いた物語。アニメ化をきっかけに大きなブームとなり、実写映画化や原作に準拠した2度目のアニメ化を果たした。
Read Article
話題の無双シリーズ新作品『アルスラーン戦記×無双』を徹底紹介!
無双シリーズの新作、『アルスラーン戦記×無双』。 北斗無双・海賊無双・ゼルダ無双など、様々な作品とコラボする無双シリーズですが、今回は『アルスラーン戦記』とのコラボが決定しました!
Read Article
漫画家・荒川弘ワールドとは?
アニメファンの中には「荒川弘さんの作品が大好き!」という方がたくさんおられると思います。荒川弘さんといえば少し懐かしいところでハガレンこと「鋼の錬金術師」という作品が非常に有名ですね。荒川さんの作品をご紹介させて頂きましょう。
Read Article