マルモのおきて(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『マルモのおきて』とは、2011年4月からフジテレビで放送されたファンタジック・ホームドラマ。脚本は櫻井剛と阿相クミコ。主演は阿部サダヲと芦田愛菜で、鈴木福や比嘉愛未などが出演する。文具メーカーに勤める高木護は、ひょんなことから双子の笹倉薫と笹倉友樹を預かることになる。そして、双子が拾ってきた人間の言葉を話す犬のムックも一緒に家族として暮らしながら、絆を深めていく。最終話の視聴率は23.9%を超え、主題歌の「マル・マル・モリ・モリ!」がダンスと共に話題となり大ヒットした。
『マルモのおきて』の概要
『マルモのおきて』とは、2011年4月24日から7月3日まで、日曜21時からフジテレビ系列のドラマチック・サンデー枠で放送されたファンタジック・ホームドラマ。全11話。脚本は『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!』やアニメ『ONE PIECE』などを手掛ける櫻井剛と、『東京DOGS』などを手掛ける阿相クミコが担当した。主演は阿部サダヲと芦田愛菜。その他、鈴木福や比嘉愛未、伊武雅刀などが出演する。30代の独身サラリーマンが、亡くなった親友の忘れ形見である双子を引き取り、不器用ながらも懸命に育てる物語。様々な出来事を乗り越えながら、家族の絆を深めていくハートフルなストーリーが見どころとなっている。
大手文具メーカーに勤める高木護(たかぎまもる)は、学生時代に野球部でバッテリーを組んでいた笹倉純一郎(ささくらじゅんいちろう)と再会する。妻と離婚した純一郎は、双子の笹倉薫(ささくらかおる)と笹倉友樹(ささくらともき)を男手一つで育てていた。その後、純一郎が末期がんで亡くなり、父親を失った薫と友樹は別の親戚に引き取られることとなる。だが、友樹が姿をくらましてしまい、護は薫と一緒に彼を探し回る。そして、犬のムックを連れた友樹を発見したが、双子は親戚の元へ戻ることを拒んだ。そこで、護は2人を引き取る決意をし、家族として暮らすこととなった。
本作は最終回の視聴率が23.9%を記録。芦田愛菜と鈴木福が歌う主題歌の「マル・マル・モリ・モリ!」は、2人のダンスと共に話題となり、シングルが50万枚を超える大ヒットとなった。
また、2011年にはスペシャルドラマ第1弾『マルモのおきてスペシャル 薫と友樹、友だちの願いをかなえるためにカッパ探しの大冒険 マルモがいつか結婚して子供ができても、薫と友樹のことをずっと好きでいてね』が放送。さらに、2014年にはスペシャルドラマ第2弾『3年ぶりに帰ってきたよ!双子の夢と初恋にしゃべる犬…2人の成長を見守るマルモの決断は?でもマルモは本当のパパじゃないんだよ?』が放送された。スペシャルドラマ第1弾では、薫と友樹が夏休みに入ったことから護が大学時代の後輩が営んでいる山梨のブドウ園に連れてにいき、様々な経験をする。スペシャルドラマ第2弾では、薫と友樹が小学4年生になる。薫は歌って踊れるアイドルを夢みており、友樹は虫に夢中だった。そんな中、護は将来のために2人をあゆみの元へ返すべきではないかと考え始める、という内容になっている。
『マルモのおきて』のあらすじ・ストーリー
薫と友樹を引き取る護
大手文具メーカー・あけぼの文具のお客様相談室に勤める高木護(たかぎまもる)は、学生時代に野球部でバッテリーを組んでいた親友の(ささくらじゅんいちろう)と同窓会で久々に出会う。純一郎は妻と離婚後、男手一つで幼い双子の笹倉薫(ささくらかおる)と笹倉友樹(ささくらともき)を育てていた。
そんなある日、純一郎の訃報の電話が届き、護は突然のことにショックを受ける。実は純一郎は末期がんだったが、気を使われたくないからという理由で、護には何も伝えないよう周囲に口止めしていたのだ。そして、火葬場で親族が薫と友樹について話し合った結果、2人はバラバラに引き取られることになった。護は「ずっと一緒にいることが子供達には幸せだ」と純一郎が話していたことを思い出しながらも、泣く泣く別れる2人を、複雑な思いで見送ることしかできなかった。
しかし数日後、護の元に友樹がいなくなったと連絡が入る。気になった護が親戚の家に行ってみると、そこに薫がおり、友樹を心配して1人で探しに行こうとしていた。このままでは薫も迷子になると危惧した護は、彼女と一緒に友樹を探すことにした。そして、彼らは公園で迷い犬と一緒にいる友樹を発見する。だが、薫と友樹は「バラバラは嫌だ」と言って、2人で逃げようとする。そんな2人の強い思いを知った護は、「そんなに一緒が良いなら俺の家に来い」と提案。2人は喜び、護は一時的に彼らと犬を預かることになった。そして、護は自己紹介した際に友樹に名前を「マルモ」と言い間違えられたことから、2人からマルモと呼ばれるようになった。
護と双子の生活がスタート
翌日、護が仕事に行っている間、暇になった薫と友樹が散らかった部屋を片付ける。しかしその際に、作りかけのプラモデルや純一郎との思い出のボールなどを捨てられてしまった護は薫たちを怒った。友樹は泣きながら「パパだったら謝れば許してくれる」と言うが、イライラしている護は「パパはもういないんだ」と怒鳴ってしまう。すると、薫たちは家を出て行ってしまった。我に返る護に対し、犬が「お前って最低だな」と喋りかける。護は喋る犬に驚きながらも、慌てて薫たちを追いかけた。そして、護は2人に謝罪して「純一郎が亡くなって寂しいのは俺も一緒だ。もう1回あいつの球を受けたかった」と泣きながら純一郎への思いを語り、彼らと仲直りした。
犬が喋る声を聞いた護は、メンタルクリニックで診察を受ける。そこで自分の心の声が聞こえているのかもしれないと診断をされ、護は納得した。それから、護の元に薫たちの叔父の笹倉秋人(ささくらあきと)が訪ねてきて、日曜には2人を迎えに来ると告げた。
一方、薫たちは犬がムックというキャラクターに似ていることから、犬にムックと名付ける。そんな中、護はアパートの大家である畑中陽介(はたなかようすけ)の娘・畑中彩(はたなかあや)に、子供たちのことやペット禁止の部屋で犬を飼っていることがバレてしまう。だが、事情を知った陽介と彩は同情して犬を飼うことを許可し、薫たちにご飯をご馳走してくれた。しかし、翌日に叔父の秋人が迎えに来て、薫たちは再び離れ離れで暮らすことになった。寂しがる彼女らを見送り、複雑な思いを抱える護にムックが「本当にこのままでいいのか?」と語りかける。その言葉を聞いて、護が薫たちとの思い出を振り返りながらノートを開いてみると、そこに子供たちが覚えたての文字で書いた護へのメッセージがあった。それを見た護は薫たちを追いかけ、秋人に「せめて2人が納得するまで一緒にいさせてあげたい。この子たちと一緒に暮らそうと思う」と告げる。秋人は反対するが、「2人の姿を見ていたい」という護の思いや「マルモと一緒にいたい」という薫たちの意思を聞き、彼の申し出を受け入れた。
そして、彼女らと再び一緒に暮らすことになった護は、これから仲良く暮らすために「おきて」のノートを作る。護はそこに「子供は子供らしく」と書き込み、「ここはお前たちの家だから、遠慮しなくていい。泣きたいときや笑いたいときは我慢するな」と2人に伝えた。
そんな中、薫と友樹が小学校に入学することになる。護はランドセルや文房具などの準備をしたが、薫は「もっと可愛いものが欲しい」ということは気を使って彼に言わずにいた。その後、薫たちは入学式を迎えたが、護は仕事のため入学式には行かなかった。しかし、護が入学式に行っていないことを知った彩は彼を咎め、薫が気を使っていることを伝える。反省した護は急いで学校へ行き、入学式に参加する2人を見守った。その後、護はおきてノートに「遠慮は無用」と書き込み、「家族なんだから言いたいことは言う。欲しいものは欲しいと言う」と薫たちに伝えた。だがその直後、ムックと子供たちが会話し始め、ムックが喋るのは自分の幻聴だと考えていた護は衝撃を受ける。そして、メンタルクリニックを訪れた護は子供たちも含めて幻聴を聞いていると診断を受け、慌てず騒がず受け入れることで自然と幻聴が消えるとアドバイスされた。
その後、護は会社でトラブルが発生し、出張をすることになる。嫌がっていた護だが、思いを寄せる牧村かな(まきむらかな)と一緒であることを知り、張り切って出張に出かけた。だがその夜、友樹が風邪を引いて熱を出してしまう。護は薫から連絡を受けたが、かなと食事中だったため「温かくして寝てろ」と言って、電話を切る。しかし、友樹の熱が上がったため、薫は護に何度も電話をかけてそのことを知らせる。護は食事を切り上げることを躊躇していたが、かなに「行ってあげて」と促され、家に戻った。護は苦しそうな友樹を病院に連れていったが、幸いただの風邪で大事には至らなかった。自分を責める護を、薫たちは励ました。
しかしその後、友樹の風邪が移って護がおたふく風邪となり、熱を出してしまう。そんな中、護を心配した母の高木節子(たかぎせつこ)が家を訪れ、薫たちと遭遇して驚く。そして、事情を知った節子は護のことを無責任だと怒り、子供たちを預かることに反対した。それでも、節子は護が風邪で寝込んでいる間、子供たちの面倒を見てくれた。しかし、その上で改めて護が2人を預かることに反対する。そして、節子は「あんたにお嫁さんでも来てくれれば別だけど、このままじゃあの子たちに寂しい思いをさせるだけ」と彼に告げた。護からそのことを聞いた彩は節子に安心してもらうため、彼女に「護さんとお付き合いしています」と切り出す。ところがその直後、護のお見舞いに来たかなが、節子に自分が婚約者だと言い出した。実は護が、かなに婚約者のフリをしてほしいと頼んだのだ。気まずくなった彩は「私の勘違いでした」と言って、その場を立ち去る。だが、節子は彩やかなが嘘をついていることに気づいていた。それでも、節子は護が子供たちに必要とされていることを知り、面倒を見ることを許可してくれた。
その後、クラスメイトの谷口隼人(たにぐちはやと)に学校でからかわれた薫は、そのことを護に話す。だが、女心が分からない護は「男は可愛い子をからかうものだから無視すればいい」と軽く受け流してしまう。さらに、薫は隼人から「マルモは本当のパパじゃないから、いつか捨てられる」と言われて不安を募らせる。そのため、薫は護のために頑張ろうと朝ご飯を作るが、仕事の資料を汚して彼に怒られてしまう。友樹を通じてそのことを知った隼人は、「マルモに捨てられるぞ」と再び薫をからかった。怒った薫は逃げる隼人を追いかけたが、彼は転んで怪我をしてしまう。それを知った護は学校に駆けつけ、薫に隼人へ謝るよう注意するが、彼女は「私は悪くない」と頑なに謝ろうとしなかった。翌日、薫は「学校に行きたくない」と言い出し、護は彼女と言い合いになってしまう。その夜、彩を通じて薫が隼人から言われたことを知った護は薫と友樹が不安になっていることを察し、「俺たちは家族だ。ずっと一緒にいる」と伝えた。薫たちは安堵し、泣きながら護に抱きついた。次の日、学校に行った薫は隼人に謝罪する。隼人も謝り、2人は無事に仲直りしたのだった。
薫と友樹の母親が登場
もうすぐ薫と友樹の誕生日だと知った護は、彼女らに何が欲しいか尋ねる。しかし、薫たちは「サンタさんにお願いしたから大丈夫」と答え、教えてくれなかった。そこで2人の欲しいものを探ることにした護は、家の中で彼らがサンタさんへ書いた手紙を発見する。だが、そこには「かしゃかしゃとぷちぷちがほしい」と書かれており、護は余計に混乱してしまった。
そんな中、護は思いを寄せるかなを食事に誘い、彼女に「お付き合いしてほしい」と告白する。すると、かなは「よろしくお願いします」と答えて護は喜ぶが、子供を育てていることを伝えそびれてしまった。
一方、薫たちの実母である青木あゆみ(あおきあゆみ)は純一郎が亡くなったことを知り、2人の様子を見に来る。しかし、幼い薫たちを置いて家を出ていったあゆみは、2人に顔を覚えられていなかった。その後、護は会いに来たあゆみに「母親は死んだことになってるから、そっとしておいてほしい」と伝える。あゆみは「あの子たちの顔を時々顔を見たい」と言うが、護は「中途半端な気持ちで会ってほしくない」と断った。その後、護は純一郎の遺品の中から、薫たちの幼稚園の連絡帳を発見する。すると、そこに薫たちが欲しがっている、かしゃかしゃとぷちぷちのヒントが書かれていた。護はそのヒントを参考に、かしゃかしゃが包装紙、ぷちぷちが気泡緩衝材であることに気づく。そして誕生日当日、無事にかしゃかしゃとぷちぷちを薫と友樹にプレゼントすることができた。そんな中で、あゆみが護の元へやってきて「あの子たちとは2度と会わない」と言いつつ、彼女たちの誕生日を祝うために作ったケーキを彼に渡して立ち去る。そのケーキは薫たちが好きだった絵本に出てくるケーキだった。護はあゆみの母親としての思いを知り、彼女を追いかけて、薫たちと対面させた。あゆみのことを護の友達と聞かされた薫たちは、彼女に護との思い出話をする。あゆみは健気な2人の姿に涙を流しながら、彼女たちとお別れをした。
学校で父親と母親の仕事について調べるという宿題が出された薫たちは、仕事に行く護を尾行し、彼の会社に潜入する。そして、仕事をする護をこっそり偵察しようとするが、すぐに彼に見つかってしまった。職場では一部の人にしか2人のことを話していない護は子供たちを隠そうとするが、結局見つかってしまい、かなやお客様相談室の人たちにも全てバレてしまった。かなは少し戸惑っていたものの、子供たちのことを受け入れてくれて、護は安心する。その後、かなが護をデートに誘おうとするも薫たちがピクニックに行きたいと駄々をこねたため、4人でピクニックに行くことになった。そして、護たちとピクニックに行って1日一緒に過ごしたかなだが、「家族は一から作るものだと思うから、お付き合いは難しい」と護に告げる。護がショックを受けながら家に戻ると、薫たちがお仕事調査隊の作文を発表する練習をしていた。その作文には、護が仕事や家事をして父親と母親の役割をしてくれていることへの感謝の気持ちが綴られており、彼は感動の涙を流した。
そんなある日、薫は友達の家に1人で遊びに行ったが、その帰り道に車に水しぶきをかけられて泥だらけになってしまった。そこへ偶然居合わせたあゆみは思わず薫に声をかけ、新しい服を買いに行く。一方、薫の帰りが遅いことを心配した護と友樹は、彼女を必死で探し回る。そんな中、薫が見つかったと連絡を受けた護だが、あゆみが約束を破って薫と会っていたことを知って怒る。薫はそんな護の態度に抗議するが、彼は「もうあのおばさんとは会うな」と声を荒げ、縋り付く彼女を突き飛ばしてしまった。それから、薫は怒って護と口を利かなくなってしまう。護はあゆみに嫉妬して、彼女や薫に酷い態度を取ったことを後悔する。しかしその後、薫は友樹や陽介から護がどれだけ自分を思っているかを聞かされて改心。友樹と一緒に護に金メダルを作り、感謝の気持ちを伝えた。ところがその後、薫はアルバムを見て、あゆみの写真を発見してしまう。護は薫に「おばちゃんがお母さんだったの?」と聞かれたが、似ている人だと誤魔化した。
そんなある日、居酒屋を営む陽介の元に、ムックの迷い犬の張り紙を見た老夫婦が訪ねてくる。そして、彼らは「ムックが行方不明になっている自分の飼い犬に似ている」と話した。それを聞いた護は薫たちにも事情を話すが、彼女たちは「ムックは家族だから別れるのは嫌だ」と泣き出す。そんな彼女らに対し、護は「俺たちより先にムックには家族がいた。その人たちはムックと暮らすのをずっと待ってるから、返さなくちゃいけない」となだめた。その言葉は、薫たちをあゆみに返すかどうか悩んでいる護の心にも刺さった。後日、護は老夫婦にムックを会わせたが、ムックは老夫婦の犬ではなかったことが判明。護と薫と友樹は、またムックと暮らせることになり、喜んだ。
その後、小学校で運動会が行われたが、護はあゆみが保護者席で薫たちを見ていることに気づく。護と目が合ったあゆみはそそくさと立ち去ろうとするが、彼は彼女を追いかけ、一緒に子供たちを応援しようと誘った。そして、懸命に薫たちを応援している護の姿を見たあゆみは、「この子たちのことをお願いします」と彼に伝えた。その後、薫はあゆみと2人きりになった際に「おばちゃんは薫たちのママですか?」と尋ねる。あゆみは少し戸惑いながらも「違うよ」と否定した。
護と双子の別れ
そんな中、護は純一郎の遺品の中から、彼があゆみに宛てた手紙を発見する。その手紙には、あゆみが3年間1人で大変な子育てをしていたことへの感謝の気持ちが綴られていた。そして、純一郎は別れた後も、あゆみを家族だと思っていたことが判明する。純一郎を不憫に思っていた護は、子育てから逃げたあゆみには、子供たちを渡したくないと考えていた。しかし、手紙を見て自分の考えは間違っていたと感じ、薫と友樹をあゆみに返すことを決意した。
それから、護は薫たちと旅行に行き、楽しく過ごして思い出を作った。そして、護はあゆみに薫たちを返すことを伝え、彼女を家に連れてくる。そこで、護は薫と友樹にあゆみが母親であることを打ち明ける。しかし、薫たちはあゆみが自分を捨てたことを怒り、家を出て行ってしまった。彩は薫たちをなだめて家に連れて帰ったが、2人は現実を受け止め切れないままだった。後日、護は「離れ離れになっても家族だ」というおきてをノートに書いて、2人に別れを告げる。離れたくないと泣き出す2人を説得する護だが、友樹はそのノートを破り捨てて、部屋に閉じこもってしまった。その後、友樹と2人きりになった薫は彼にマルモのおきての大切さを語り、「最後のおきてもちゃんと守ってマルモに褒めてもらおう。元気にバイバイしよう」と泣きながら伝える。友樹はその言葉にうなずき、破ってしまったおきてノートを修復した。その姿をこっそり見ていた護は、薫たちにあゆみが病気と闘っていたことやずっと2人を大切に思っていたことを話し、「俺たちは離れ離れになっても家族だ」と改めて言い聞かせる。薫と友樹は納得し、護は2人をギュッと抱きしめた。
そして、遂に訪れた別れの日。薫と友樹は涙ながらに護と別れを告げ、あゆみと一緒にバスで去っていった。その後、薫と友樹はあゆみのことを「ママ」と呼び、「今度病気になっても一緒に戦ってあげる」「生きててくれてありがとう」と伝えた。そんな2人の温かい言葉に、あゆみは涙を流す。しかし、薫たちは護が寂しがっているのではないかと心配していた。
一方、家に帰宅した護はムックに「護、ありがとうな」と声をかけられる。「マルモ」と呼ばれていたにもかかわらず、突然「護」と呼んだムックに護は驚く。そして、彼は「もしかして笹倉か?」と尋ねたが、ムックは何も喋らなくなってしまった。寂しくなった護が泣きそうになっていると、薫たちの忘れ物を届けに彩がやってくる。2人が良い雰囲気になっていると、なぜか薫と友樹が突然家に帰ってきた。「護が寂しがっていると思って帰ってきた」と言う薫だが、護は状況がつかめず、居酒屋にいるあゆみの元へ向かう。すると、あゆみは護に薫たちの話を聞いて心境が変化したことを語り、「あの子たちのことをよろしくお願いします。私はゆっくり少しずつ母親に戻ります」と伝えた。こうして、護は再び薫と友樹の面倒を見ることになったのだった。
『マルモのおきて』の登場人物・キャラクター
高木家
高木護(たかぎまもる/演:阿部サダヲ)
本作の主人公。38歳の独身。大手文具メーカーのあけぼの文具のお客様相談室に勤めており、居酒屋「クジラ」の2階を借りて住んでいる。薫と友樹とムックからは「マルモ」と呼ばれている。中学時代にバッテリーを組んでいた親友の純一郎が突然亡くなり、残された幼い双子の薫と友樹が引き離されることを不憫に思い、2人を引き取った。一時的に預かるつもりだったが、2人に情が湧いたため、彼らを育てることを決意する。慣れない子育てで時には2人を叱ったりすることもあったが、不器用ながらも彼らと向き合って、愛情を持って懸命に子育てに奮闘した。1度は双子の母親であるあゆみに子供たちを返そうとしたが、あゆみからの申し出により、再び子供たちの面倒を見ることになった。憧れだった美人社員のかなと交際することができたが、薫と友樹の存在を知られて、フラれてしまった。
笹倉薫(ささくらかおる/演:芦田愛菜)
本作の準主役。純一郎の子供で双子の姉。6歳。しっかり者でハキハキと喋る。しかし、空気が読める分、色々なことを我慢しており、初めは護にも気を使っていた。だが、徐々に家族の絆が深まっていき、護に対しても素直に自分の気持ちを伝えられるようになっていった。護からはしっかり者の姉として、友樹のことを任されることもあった。気が強い面もあり、からかってきたクラスメイトの男の子と喧嘩することもあった。弟の友樹は泣き虫で頼りないので、姉として彼の面倒を見たり、守らなければならないという意識を強く持っていた。
笹倉友樹(ささくらともき/演:鈴木福)
Related Articles関連記事
推しの王子様(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『推しの王子様』とは2021年夏にフジテレビ系木曜ドラマ枠で放送されていたテレビドラマ。主演は比嘉愛未である。主人公は乙女ゲームを作ったベンチャー企業の社長である日高泉美。自分の理想を詰め込んだ王子・ケント様と恋をするゲームを作ると、それが大ヒット。一躍時の人になる。そんな時、中身は全く違うものの見た目はケント様そっくりな五十嵐航に出会う。しかし中身はケント様とはまるで違いすぎて落胆。航を理想の王子様に近づくように育てていく泉美。お互いに刺激を受け生活するうちに、二人の間には恋が芽生えてゆく。
Read Article
池袋ウエストゲートパーク(IWGP)のネタバレ解説・考察まとめ
『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』とは2000年4月から6月までTBS系で放送された日本の若者の日常をワイルドに描いたテレビドラマ。主演は長瀬智也、脚本は宮藤官九郎。その他渡辺謙や妻夫木聡など、多くの豪華俳優が出演している。池袋を舞台に、主人公マコトが池袋を舞台に友人やギャングたちとケンカや友情に明け暮れるストーリー。原作は石田衣良の小説『池袋ウエストゲートパーク』で、ドラマ以外にも、コミック、ミュージカル、舞台、アニメなど幅広いメディアミックスがなされた。
Read Article
Mother(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『Mother』とは、2010年4月から水曜22時に日本テレビ系で放送されていたドラマで、坂元裕二が脚本を手掛ける。主演は松雪泰子。その他、山本耕史や芦田愛菜などが出演している。母性をテーマに、様々な視点から母親について描かれている作品である。小学校教諭の鈴原奈緒は、ある日教え子の道木怜南が極寒の中でゴミ袋に入れられ、捨てられているのを発見する。それをきっかけに、奈緒は怜南の母親になることを決意し、彼女を誘拐した。そして奈緒は怜南の母親になることで、女性として人間として成長していくのだった。
Read Article
タイガー&ドラゴン(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『タイガー&ドラゴン』とは、2005年にスペシャルドラマとして放送され、その後、連続ドラマ化された「落語とヤクザ」をテーマにした日本のテレビドラマ。主演はTOKIOの長瀬智也とV6の岡田准一。ヤクザの虎児が落語家に弟子入りし、事件に巻き込まれながらも噺家として修行を積んで、一人前の落語家を目指していくストーリー。毎話お題目となる落語噺に沿うように作成されており、1話完結の構成となっている。TBSプロデューサー磯山晶と脚本宮藤官九郎のコンビによるドラマ。
Read Article
アンフェア(ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アンフェア』とは、2006年にフジテレビ系列で放送が開始された、女性が主人公のハードボイルド系の刑事ドラマ。硬派なストーリー展開が特徴である。主人公の女性刑事・雪平夏見(ゆきひらなつみ)が、刑事だった父が殺害された事件の真相を追いつつ、数々の難事件を解決していく姿を描いた。テレビドラマ放送終了後も幅広い層から高い人気を集め、スピンオフも含めてスペシャルドラマ4作品と映画3作品が公開された。原作は奏建日子の『推理小説』。主人公の雪平夏見役を篠原涼子が演じた。
Read Article
阪急電車 片道15分の奇跡(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『阪急電車 片道15分の奇跡』とは2011年に全国東宝系で公開されたハートフル群像劇映画である。有川浩が2008年に発表した連作短編集『阪急電車』を原作とし、 監督三宅喜重、脚本岡田惠和、主演中谷美紀で映画化された。同じ電車に乗り合わせた8人の乗客たちがそれぞれ少しずつ関わり合い、笑顔になっていくさまが描かれる。作品の舞台となる阪急電車の他、西宮市や宝塚市なども制作に協力し、地元愛が強く溢れた映画に仕上がっている。
Read Article
ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』とは、2000年公開の日本の怪獣映画である。ゴジラシリーズ第24作品目となる。 物語は、ゴジラ打倒に執念を燃やすGグラスパーの隊長で主人公の辻森桐子が、マイクロマシンの天才エンジニア工藤元の協力を得てゴジラを倒す話である。辻森は、完成した武器「ディメンション・タイド」を使って命を懸けてゴジラに挑む。そんな中、メガギラスがゴジラの前に現れ、大規模な戦いを繰り広げる。 見所は、メカギラスとゴジラの白熱した戦いと、命を懸けてゴジラに突っ込んでいく辻森の勇姿である。
Read Article
舞妓Haaaan!!!(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『舞妓Haaaan!!!』とは、宮藤官九郎が脚本を手がけたコメディ映画である。主人公の鬼塚(おにつか)は舞妓の美しさに魅了され、お茶屋遊びにあこがれていた。しかし京都の茶屋はどこも「一見さんお断り」のため、鬼塚はツテを頼ってなんとか茶屋に入ろうとする。そして贔屓の舞妓・駒子(こまこ)やライバルの内藤(ないとう)、元カノの富士子(ふじこ)等、周りの人物を巻き込みドタバタ劇が繰り広げていく。この作品は鬼塚という舞妓へ異常な執着を持った強烈キャラが、日常を忘れて大笑いさせてくれる映画になっている。
Read Article
のぼうの城(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『のぼうの城』とは、和田竜の日本の歴史小説を元にして2012年に公開された映画である。犬童一心と樋口真嗣の共同監督で制作された。主人公の長親(ながちか)は忍城(おしじょう)城代の息子である。関白秀吉の家臣である三成によって、忍城は開城を迫られていた。しかし長親は世の理不尽に真っ向から対抗するため、三成に相対する。長親は周りの力を借り、ついには三成軍を退けることになった。この作品は時にはしんみりしつつも、長親という「でくのぼう」の奇策によって観た人を気分爽快にさせる歴史映画となっている。
Read Article
最上の明医〜ザ・キング・オブ・ニート〜(最上の命医)のネタバレ解説・考察まとめ
『最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~』とは橋口たかしにより2008年1号~2010年13号の期間、週刊少年サンデーにて連載していた医療漫画作品。主人公、最上義明(もがみよしあき)は高校時代に交通事故で瀕死状態に追い込まれた同級生、伊達正宗(だてまさむね)の命を救い医者を志すようになる。最上たちは人命救助を通して立ちふさがる医者の世界に蔓延るしがらみを乗り越えるための葛藤、仲間たちとの熱い思いともに人として、医者として成長していくストーリーが展開していく。
Read Article
カムカムエヴリバディ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『カムカムエヴリバディ』とは、NHK連続テレビ小説の第105作目となるテレビドラマ。2021年11月1日から2022年4月8日まで放送された。 連続テレビ小説史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)、娘のるい、孫のひなたの親子3世代にわたる家族の物語である。安子の生まれた1925年(大正14年)から物語はスタートし、ひなたがアメリカでキャスティングディレクターとして活躍する2025年までの100年を描いている。
Read Article
大病院占拠(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『大病院占拠』とは、日本テレビで放送された嵐の櫻井翔主演のサスペンスドラマである。心の病で刑事を休職している武蔵三郎が、界星堂病院を占拠した鬼のテロリストから人質を救出しようとするストーリーとなっている。櫻井翔の他に、比嘉愛未、白洲迅、渡部篤郎など豪華キャストがドラマ出演している。ドラマの脚本は福田哲平、音楽はベイリー芦屋が担当する。鬼のテロリストによって次々と犯罪者の罪が暴かれていくシーンや犯行に及んだ理由も、ドラマの見どころのひとつである。
Read Article
最高の教師 1年後、私は生徒に■された(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』とは、2023年に日本テレビで放送されたテレビドラマである。高校教師が、卒業式直後に担任生徒の誰かに突き落とされ1年前にさかのぼり、運命を変えるため生徒たちが抱える問題を解決していく物語。見る人が「あの時言ってほしかった」と感じる言葉が多くあり、当時の悩みが解消されるような気持になれるところが魅力だ。主演の松岡茉優が教師を演じ、芦田愛菜など注目の若手俳優が生徒役を務めた。ギャラクシー賞2023年9月度月間賞など多くの受賞歴をもつ2023年の話題作。
Read Article
麒麟がくる(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『麒麟がくる』とはNHK大河ドラマの59作目として、2020年1月19日から2021年2月7日まで放送された作品である。裏切り者や悪人として描かれてきたことの多い明智十兵衛光秀(あけちじゅうべえみつひで)を主人公にしている。平和な世の中になると現れる「麒麟(きりん)」を呼べる人物を探しつつ足利義昭(あしかがよしあき)や織田信長(おだのぶなが)に仕え、戦のない大きな国を作ろうとする十兵衛の一生が描かれている。定説とは全く正反対の側面から描かれた十兵衛や、戦国武将たちの姿が見どころの1つである。
Read Article
劇場版 コード・ブルー(ドクターヘリ緊急救命)のネタバレ解説・考察まとめ
『劇場版 コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』とは、ドラマが大人気となり、映画化された作品である。乱気流に巻き込まれた飛行機や、フェリーが海ほたるに衝突など、連続して大事故が起きてしまう。フライトドクター達は救助に駆けつけ、傷病者の命を救うため、懸命に処置をする。どんな困難にも立ち向かっていくドクターの奮闘や絆が感じられる内容となっており、最後にはそれぞれの旅立ちが描かれている。
Read Article
コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』とは、フジテレビで2008年7月に放送された医療ドラマである。脚本は林宏司と安達奈緒子。主演は山下智久で、新垣結衣や戸田恵梨香などが出演する。救命救急センターにフェローシップ研修でやって来た4人のフライトドクター候補生が、葛藤をしながら救急救命や災害医療に奮闘する作品。事故や病気などで重傷を負った患者の命に真摯に向き合い、仲間たちとぶつかったり支え合ったりしながら成長する姿を描く。本作は最高視聴率が21.2%を記録し、3rdシーズンまで制作された。
Read Article
不適切にもほどがある!(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『不適切にもほどがある!』とは、2024年1月よりTBS系で放送されたテレビドラマ。主演は阿部サダヲ。脚本は宮藤官九郎が担当。昭和(1986年)と令和(2024年)のそれぞれの時代を、登場人物達が行き来し、各時代をかき回すタイムトリップコメディである。令和へタイムトリップした阿部演じる“昭和のおじさん”が数々の「不適切な」言動を行い、令和の時代を乱していく。一方でその「不適切さ」が停滞して閉塞感のある令和の空気を刺激し、現代人に本当に大切なことは何か、を気づかせるヒューマンドラマである。
Read Article
死刑にいたる病(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『死刑にいたる病』とは、櫛木理宇による小説、およびそれを原作として白石和彌監督によって実写化されたサイコミステリー映画である。鬱屈した日々を過ごす岡田健史(水上恒司)演じる大学生・筧井雅也の元に、阿部サダヲ演じる24人もの少年少女を殺害し世間を震撼させた連続殺人犯・榛村大和からある日突然1通の手紙が届くことから物語がスタートする。PG-12指定。
Read Article
いじめにあった有名人の体験談まとめ【芸能人・文化人・スポーツ選手他】
テレビや映画などで華やかに活躍する有名人の中にも、過去にいじめを受けていたという人がいる。ここでは彼らの体験談をまとめた。中にはいじめを受けている人に対するメッセージもあり、考えさせられる内容となっている。
Read Article
天才か!?有吉弘行が付けたあだ名まとめ!芦田愛菜、和田アキ子ほか
お笑い芸人としてデビューを果たし、伝説的なバラエティ番組『電波少年』での過酷なロケをきっかけに大ブレイクした有吉弘行。そんな彼の特技は芸能人・著名人に対する「あだ名」である。少し毒を含みつつもそのセンスの良さに定評がある有吉。本記事では有吉弘行が名付けた数々の「あだ名」をまとめて紹介する。
Read Article
球界の宝・大谷翔平の恋愛事情をまとめた!女子アナとの噂も紹介【市ノ瀬瞳など】
プロ4年目にして日本ハムの日本一に貢献した大谷翔平。その彼の恋人として名前が挙がったのが、地方局のアナウンサー・市ノ瀬瞳でした。ここでは噂の真相やファンの反応、大谷翔平のタイプの女性や恋愛観などを紹介していきます。
Read Article
大丈夫?「芦田愛菜が学校でいじめられている」噂についてまとめてみた
子役からスタートし、芸能界で長らく活躍している芦田愛菜。タレント、歌手、声優、ナレーターと多様な分野で活躍している彼女だが、気になる噂が聞こえてきている。忙しい合間を縫って通っている学校でイジメを受けているというのだ。 ファンならずとも心配なこの噂について紹介する。
Read Article
【愛らしい元天才子役】役芦田愛菜の現在【芸能界引退?】
天才子役と謳われ、愛らしいルックスと子供とは思えない演技力で多くの人を虜にした芦田愛菜。テレビへの露出が減った時期もあり、引退説が囁かれていた彼女。その後ハリウッドデビューを果たし、芸能活動と学業を両立させるスーパー女優へと成長。引退説が囁かれながら、着実に次へのステップを進めていた時期の芦田愛菜についてまとめました。
Read Article
阿部サダヲがおんな城主 直虎で徳川家康を熱演!「良すぎる」との声多数
2017年のNHK大河ドラマは、『おんな城主 直虎』でした。その中で徳川家康を演じたのが、俳優の阿部サダヲです。作中には、家康13歳の頃の姿が登場。本来、ドラマの登場人物・キャラクターの子ども時代は子役が演じるのですが、阿部サダヲはなんと子役なしで13歳の家康を自ら演じています。これに対する視聴者の反応は、「良すぎる」といったとても前向きなものばかりでした。この記事で、その内容をまとめています。
Read Article
【超名作】いつ何度観ても面白いTVドラマを総まとめ!
つい何回もDVDを借りてしまうTVドラマを集めました。ふとした時に観たくなる名作だらけです。ぜひ見たい作品を探してみてください! 振り返れば奴がいる、王様のレストランなど1990年代の懐かしいドラマもたくさんありますよ!
Read Article
【IWGP】池袋ウエストゲートパークの豪華キャスト【伝説のドラマ】
2000年に放送され、一世を風靡したドラマ『池袋ウエストゲートパーク』。長瀬智也や窪塚洋介、妻夫木聡といった若手実力派俳優として人気を博していたキャストだけでなく、今やハリウッドで活躍する渡辺謙も出演していました。ここではドラマに出演した豪華すぎるキャストを一覧で紹介していきます。
Read Article
【GTO】注目は誰!?ドラマ版のグレートな生徒役まとめ
『ごくせん』や『3年B組金八先生』と並ぶ学園モノとして人気の高い『GTO』。1998年に初めてドラマ化され、2012年にリメイク版が放送されました。その後もスペシャル版やリメイク版第2期の放送などを重ねていることから、その人気の高さがうかがえます。この記事では、『GTO』の2012年からの生徒役についてまとめました。
Read Article
【IWGP】名作ドラマ 池袋ウエストゲートパークまとめ
みなさんは池袋ウエストゲートパークを知っているだろうか?2000年にTBSで放送したドラマで当時大人気になったドラマだが現在もその人気は変わらず名作ドラマの一つとなっている。そんな池袋ウエストゲートパークをまとめました。
Read Article
美人揃い!2012年版GTO生徒役のキャストまとめ!桐谷美玲・黒川芽以など
1998年に反町隆史主演で放送されて大ヒットとなったドラマ『GTO』。元暴走族リーダーである「鬼塚英吉」と、問題児誰家の生徒達との交流を描いた物語だ。2012年にはキャストを一新し、「EXILE」のAKIRA主演でリメイク版が放送された。視聴者の間では「生徒役の子がみんな可愛い!」と評判になっていた。本記事では2012年版『GTO』に生徒役で出演していたキャストの情報をまとめて紹介する。
Read Article
『池袋ウエストゲートパーク』に出演していた人気俳優たち【IWGP】
石田衣良の小説を原作として大ヒットしたドラマ『池袋ウエストゲートパーク』には、池袋で過ごす多くの若者が登場した。ここでは『池袋ウエストゲートパーク』に出演していた人気イケメン俳優たちを紹介する。当時は若手として出演していた俳優が、今は大物芸能人といえるまでになっているのがわかる。
Read Article
【ドラマ】2014年版「GTO」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・感想まとめ!大ヒット作の続編にファン大歓喜!
元暴走族のリーダーという経歴を持つ高校教師「鬼塚英吉」と、問題児だらけの生徒達との交流を描いたドラマ『GTO』。1998年に反町隆史主演で放送されると、主題歌も含め瞬く間に大ヒット作品となった。2012年には「EXILE」AKIRAの主演によってリメイクされ、さらに2年後の2014年には、舞台を湘南に変えて『GTO』の第2シーズンがスタートしたのである。本記事では2014年版『GTO』のあらすじ・ストーリー、キャスト、ネタバレありの感想などをまとめた。
Read Article
矢作がモデル!?池袋ウエストゲートパーク・マコトにまつわる都市伝説を紹介!
TOKIOのボーカル、長瀬智也が演じたことで話題となったドラマ『池袋ウエストゲートパーク』の主人公、マコト。破天荒ながらも、生来の面倒見の良さで様々な問題を解決していく様は人気を集めた。そんな主人公マコトにはモデルがおり、それはお笑いコンビ「おぎやはぎ」の矢作兼だ、という都市伝説が流れていることをご存じだろうか。その噂の出所はどこなのか。本記事では『池袋ウエストゲートパーク』のモデルは「矢作兼」という都市伝説を検証する。
Read Article
池袋ウエストゲートパーク(IWGP)出演者のその後まとめ
大ヒットドラマ「池袋ウエストゲートパーク」に出演していた俳優陣のその後を追いました。情報は2018年のものになります。長瀬智也や窪塚洋介、山下智久や妻夫木聡といった豪華キャストはもちろん、ドラマの中で抜群の存在感を見せていたG-Boysのメンバーを演じた俳優たちの情報も紹介していきます。
Read Article
【IWGP】池袋ウエストゲートパークとデュラララ!!の共通点まとめ【聖地巡礼したいファン必見!】
多くの若者に影響を与えたドラマ『池袋ウエストゲートパーク』と、池袋を舞台に描かれたライトノベル『デュラララ!!』の共通点を紹介。どちらの作品も舞台が池袋であり、カラーギャングが登場。ここでは、両作品に共通して登場した場所をまとめました。聖地巡礼したいファン必見です。
Read Article
池袋ウエストゲートパークの挿入曲をエピソードごとに紹介【モーツァルトなど】
2000年に放送され、絶大な人気を誇った『池袋ウエストゲートパーク』。挿入歌にクラシックの名曲が使用されていることもドラマの特徴の一つです。ここでは挿入曲として使用されたモーツァルトやバッハといった有名な音楽家たちの名曲を、各エピソードのあらすじ・ストーリーとあわせて紹介していきます。
Read Article
AKB48向井地美音の子役時代からの軌跡まとめ!『アンフェア the end』にも出演
ここではアイドルグループ「AKB48」の3代目総監督、向井地美音の子役時代からの軌跡をまとめた。幼い頃に子役女優として活動をスタートし、ドラマ『アンフェア』シリーズで主人公の娘役を演じる。子役を卒業した後も、映画『アンフェア the end』で同じ役を演じた。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『マルモのおきて』の概要
- 『マルモのおきて』のあらすじ・ストーリー
- 薫と友樹を引き取る護
- 護と双子の生活がスタート
- 薫と友樹の母親が登場
- 護と双子の別れ
- 『マルモのおきて』の登場人物・キャラクター
- 高木家
- 高木護(たかぎまもる/演:阿部サダヲ)
- 笹倉薫(ささくらかおる/演:芦田愛菜)
- 笹倉友樹(ささくらともき/演:鈴木福)
- ムック(演:ムック)
- 居酒屋「クジラ」
- 畑中陽介(はたなかようすけ/演:世良公則)
- 畑中彩(はたなかあや/演:比嘉愛未)
- あけぼの文具
- 鮫島勇三(さめじまゆうぞう/演:伊武雅刀)
- 牧村かな(まきむらかな/演:滝沢沙織)
- 真島孝則(ましまたかのり/演:小柳友)
- 塩沢民子(しおざわたみこ/演:千葉雅子)
- 尾崎凛花(おざきりんか/演:外岡えりか)
- 安藤祐作(あんどうゆうさく/演:山本啓之)
- 篠原良平(しのはらりょうへい/演:小川智弘)
- 中西修一(なかにししゅういち/演:満田伸明)
- 墨田区立広川小学校
- 杉下秀夫(すぎしたひでお/演:六角慎司)
- 谷口隼人(たにぐちはやと/演:貴島康成)
- 川口健太(かわぐちけんた/演:藤本飛龍)
- 戸上元気(とがみげんき/演:下出倫輝)
- 森本聖也(もりもとせいや/演:西ヶ谷帆澄)
- 広瀬響(ひろせひびき/演:後藤小太郎)
- 石川翼(いしかわつばさ/演:山口康智)
- 遠藤まなみ(えんどうまなみ/演:本田望結)
- 町田はるか(まちだはるか/演:芳山叶恋)
- 伊藤亜里沙(いとうありさ/演:伊藤未来)
- 木暮葵(こぐれあおい/演:瀬駒妃)
- 椎名美桜(しいなみお/演:内藤穂之香)
- その他
- 笹倉秋人(ささくらあきひと/演:二階堂智)
- 笹倉純一郎(ささくらじゅんいちろう/演:葛山信吾)
- 青木あゆみ(あおきあゆみ/演:鶴田真由)
- 千葉亮一(ちばりょういち/演:児嶋一哉)
- 白川桜子(しらかわさくらこ/演:芳本美代子)
- 『マルモのおきて』の用語
- 居酒屋「クジラ」
- 墨田区立広川小学校
- あけぼの文具
- おきてノート
- ごま塩の親分
- 野球ボール
- 『マルモのおきて』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 護が喧嘩した薫と仲直りする場面
- 護と離れることを嫌がる友樹を薫が説得する場面
- 笹倉薫「生きててくれてありがとう」
- 『マルモのおきて』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『マルモのおきて』の高視聴率とヒットした「マル・マル・モリ・モリ!」
- ドッグトレーナーの指示で演技をしたムック
- 陽介が作ったクジライスはフードコーディネーターのアイデア
- 『マルモのおきて』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):谷村詩織「きみのとなりで」
- ED(エンディング):薫と友樹、たまにムック。「マル・マル・モリ・モリ!」