風都探偵(仮面ライダーW)のネタバレ解説・考察まとめ
『風都探偵』とは、2017年より週刊漫画雑誌『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載している青年漫画、及びそれを原作としたアニメ・舞台の名称である。脚本は三条陸、作画担当は佐藤まさき。特撮番組シリーズ『仮面ライダーW』の正統続編となる漫画であり、同作の主要スタッフが製作に参加している。特撮番組だった『仮面ライダーW』に引き続き、探偵が謎めいた事件を推理で解き明かしていくミステリードラマの面白さとヒーローが怪人に立ち向かう熱い特撮アクションの両方を楽しめる作品となっている。
『風都探偵』の概要
『風都探偵(仮面ライダーW)』とは、週刊漫画雑誌『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて2017年36・37合併号(2017年8月7日発売)より連載中の青年漫画、及びそれを原作としたアニメ・舞台の名称である。脚本は三条陸、作画は佐藤まさきが担当している。
東映特撮番組『仮面ライダーW』の正統続編となる漫画であり、特撮映像作品の続編を漫画で展開するという企画は初の試みである。そのためこの漫画の原作は仮面ライダーシリーズの生みの親である石ノ森章太郎となっており、脚本の三条陸を始め、監修に塚田英明、クリーチャーデザインに寺田克也と『仮面ライダーW』の製作スタッフが製作に参加している。
アニメ化も発表され、2022年8月1日から10月17日までU-NEXTにて配信。これもまた東映初の試みである。また2022年12月から1月にかけて、『風都探偵 The STAGE』のタイトルで舞台化もされた。
「仮面ライダーW」は左翔太郎(ひだり しょうたろう)とフィリップの探偵コンビが変身する、「二人で一人の仮面ライダー」である。人を怪物に変える悪魔の兵器「ガイアメモリ」から愛する街・風都を守るため、推理と仮面ライダーの力で立ち向かう。手がかりを集めて真実に至るミステリードラマの面白さと、変身ヒーローの熱く激しいアクションの両方を楽しめるのが本作の魅力である。また新ヒロイン・ときめを巡る謎という『風都探偵』ならではの物語も注目のポイントとなっている。
『風都探偵』のあらすじ・ストーリー
ときめとの出会い
風の街「風都」を守る探偵・左翔太郎(ひだり しょうたろう)が波止場で黄昏れていると、謎の美女が現れ「あなたは私を満たしてくれる人?」と問いかけてくる。女性の色香に惹かれつつも受け流した翔太郎だったが、すれ違う彼女は海の方へと歩いて行ってしまう。慌てて振り返った翔太郎だったが、彼女の姿は消えていた。
事務所に戻った翔太郎は「T字路の魔女を探して欲しい」という依頼人の話を聞いて、翔太郎は先ほど会った美女こそがその魔女だと推測。調査で分かったことは追い剥ぎをする彼女「ときめ」を追うと不可思議な力で夕凪町のT字路に迷い込んでしまうこと、その道沿いにあるヤクザの事務所で関係者が殺されたこと。さらに彼女が怪人に変身できる悪魔の兵器「ガイアメモリ」を持っていることに気づき追いかけると、いつの間にか不気味な街に入り込んでしまう。翔太郎の相棒・フィリップが駆けつけるが、気がつくとときめが空中に立っており、自分を追わないよう忠告して壁の中へと消えて行った。
気がつくと元の街へと戻ってきていた翔太郎たちはフィリップの能力で「地球の本棚」を検索し敵のガイアメモリが「ロード」であると特定。このメモリで変身する「ロード・ドーパント」は別次元に道を作る能力を持ち、そのために人を食う必要があることが分かり、ときめこそがロードであるという結論に至ってしまう。
それを信じられない翔太郎はさらに調査を重ね、ときめが記憶喪失であること、彼女の持つメモリが壊れていること、そしてロードの正体がヤクザの部下の一人であることを突き止めた。逆上したロード・ドーパントをフィリップとともに仮面ライダーWに変身して撃退。事件は解決した。
ときめは追い剥ぎの罪で逮捕されるはずだったが、所持していたガイアメモリの正体を突き止めるためという名目で鳴海探偵事務所の預かりとなる。翔太郎の助手に就任したときめは「メガネウラ・ドーパント」や「カラカル・ドーパント」の事件を通じて探偵の仕事に関わり、街を愛し依頼人を守る翔太郎たちの心意気に感化されていく。
一方、メガネウラの事件の裏では万灯雪侍(ばんどう ゆきじ)と名乗る謎の男とその仲間たちが暗躍していた。
裏側の「街」に蠢くもの
雪山で遭難してしまった翔太郎とフィリップが辿り着いたのは山奥に不釣り合いな豪邸で、屋敷の主人・鏡野空也(かがみの くうや)の花嫁選びが行われていた。しかし花嫁候補が次々と変死、その黒幕は空也の祖母・キクであった。長年に渡り「アルコールメモリ」を使ってきた彼女はメモリの限界を超えた力を引き出す「ハイドープ」となっており、圧倒的な力でWを苦しめる。駆けつけたときめ、鳴海探偵事務所所長の鳴海亜樹子(なるみ あきこ)、仮面ライダーアクセルに変身する風都署の刑事・照井竜(てるい りゅう)らとともに追い詰めるも、キクは屋敷や他の使用人とともに焼死を選んでしまう。残された空也と生き残った花嫁候補たちはそれぞれの道を歩んでいくこととなった。
この事件の裏にも「オーロラ・ドーパント」に変身する万灯雪侍と仲間の「スクリーム・ドーパント」、「ブラキオサウルス・ドーパント」が暗躍しており、翔太郎たちは彼らと初めて顔を合わせる。その最中にアクセルと戦ったスクリームが彼の強さに惚れ、標的として執着することとなる。またときめの失われた記憶の中にガイアメモリに関わる言葉があること、ドーパントの力を感知できることが明かされた。
続く事件では万灯たちがハイドープを同志として異次元の街「裏風都」へ誘っていること、その中でも特に上位の者に「ガイアドライバーrex」を渡して幹部としていること、裏と表を行き来する力を持つカード「ビズル」の存在が語られた。
そして、ときめの持っていたメモリが修理完了、翔太郎が変身に使うのと同じジョーカーメモリであることが判明。しかしメモリを起動しても、ときめの身体に生体コネクタは現れなかった。
さらに、かつてガイアメモリをばらまいた黒幕「ミュージアム」を支援していた集団「財団X」と万灯の繋がりが明らかになる。しかし地球の本棚から得られた万灯の情報は空白だらけであり、裏風都にいる間の情報は地球の記憶に刻まれないことが判明する。
話を聞いたときめは己の過去と向き合うことを決意し、ガイアメモリとWの始まりを知りたいと望むのだった。
翔太郎が語るビギンズナイト
その物語は、翔太郎が小学生だった頃の出会いから始まる。私立探偵・鳴海荘吉(なるみ そうきち)と「スパイダー・ドーパント」の攻防の場に居合わせた翔太郎は、彼に憧れ弟子になりたいと事務所に押し掛けた。しかしスパイダーの正体は荘吉の相棒だった男であり、彼を死なせてしまった荘吉は憔悴し探偵をやめていた。荘吉を励まそうとしていた翔太郎は「アントライオン・ドーパント」が人を襲う現場に遭遇し必死に立ち向かう。現場に駆け付けた荘吉は彼の正義感と街を愛する心に胸を撃たれ、街の守護者として再び立ち上がることを決めた。紆余曲折の末に成長した翔太郎は晴れて弟子入りを認められる。
ある日翔太郎が事務所に行くと荘吉は留守であり、代わりに見慣れないトランクがあった。そこへかかってきた女性からの電話で異変を感じた翔太郎はトランクを持って荘吉を追い、謎のビルが建つ島へ。そこではガイアメモリが製造されており、そのために囚われていた少年を開放することが荘吉の任務だった。「仮面ライダースカル」に変身した荘吉が戦う中、目的の少年を見つけた翔太郎は荘吉の指示を無視して後を追った結果、取り逃がしてしまう。少年は建物の中枢で地球の本棚と接続していたが、荘吉がスカルメモリを使い彼の元へ。自分自身の決断でここを出ること、そして自分の罪を数えることを促し、意志を宿した彼に「フィリップ」の名を与えた。
しかし後は彼を連れて脱出するだけというところで荘吉が敵の凶弾に倒れてしまう。衝撃を受ける翔太郎とフィリップだったが敵に取り囲まれ絶体絶命。翔太郎が持ってきたトランクをフィリップが開けると、中にはダブルドライバーと6本のメモリが入っていた。「悪魔と相乗りする勇気、あるかな?」と問うフィリップとともに翔太郎は変身。この瞬間「二人で一人の仮面ライダー」、Wが誕生したのだった。
風都に戻ってきた二人は荘吉から鳴海探偵事務所を受け継ぎ街の平和を守っていくことを決意。この夜のことを始まりの夜「ビギンズナイト」と呼ぶことに決め、決して忘れないよう胸に刻んだのである。
翔太郎は全てを語り、全ての話を聞いたときめはすっきりした顔で微笑んだ。
過去と現在の交差点
翔太郎たちと裏風都との戦いは激化していく。スクリームに変身する五条一葉(ごじょう かずは)を通じて知り合った万灯に塾の生徒を献上していた「オウル・ドーパント」、ブラキオサウルスの変身者千葉秀夫(ちば ひでお)に協力していた「トラッシュ・ドーパント」との戦いの中で、ときめの脳裏には街のシンボルである風都タワーでWと白い仮面ライダーが戦う光景が蘇った。
記憶を思い出す手がかりを求めてタワーを訪れたときめは、4日後に開催される感謝祭にマスコット・ふうとくんの着ぐるみで登壇する予定だった女性が少年に襲われるのを目撃。怪我をした女性に代わってふうとくんの着ぐるみに入ることとなる。しかし照井から、襲撃者の少年・ヒカルが所属する集団「蒼炎群(そうえんぐん)」が風都タワーを破壊する計画を立てていることが知らされる。彼らはかつて風都に恐怖をもたらした「仮面ライダーエターナル」の信望者で、それはときめの脳裏に浮かんだ白い仮面ライダーのことであった。
万灯から「クラブ」のメモリを得た蒼炎群のリーダー・テツとヒカルは感謝祭二日前にタワーを急襲、イベントに出演していたふうとくんを切り裂こうとするが、その演者がときめだと知った万灯が彼女を連れ去る形で救出する。一時「クラブ・ドーパント」を退けたWとアクセルが奪還に向かうが、万灯はときめのことをよく知っていると囁いて去った。祭当日になり再び二人のクラブが現れるもタワーに手を出す前に退けられ、感謝祭は無事に終了した。しかし護送中にヒカルが万灯から授かった「リアクターメモリ」を用いてテツを殺害、逃走。本名の双見光(ふたみ ひかる)を名乗って裏風都に合流した。
大仕事を労われ休暇を取るときめ。入れ替わりにかつてミュージアムの首魁だった園咲琉兵衛(そのざき りゅうべえ)の因縁を巡る事件が発生、「ラーフ・ドーパント」を退けたWだったが、ときめは「ディープ・ドーパント」に誘拐されていた。彼女を救い出したいと依頼に訪れたのはなんと万灯だった。ディープの変身者はかつて万灯の右腕だったが造反した人物で、その危険性を承知しているが故の共闘依頼だった。だが翔太郎たちは申し出を一蹴、地下深くに潜むディープの能力に苦戦しつつも解決。ディープを地上に引きずり出し情報を聞き出そうとするが、そこへ仲間を引き連れた万灯が襲来。ディープを多数のロード・ドーパントに食わせて処分してしまった。
裏風都幹部たちの動乱
翔太郎は「シザーズ・ドーパント」に遭遇、取り逃してしまうも、東風都大学に切り裂き魔が出たと聞き調査に乗り出す。大学の古い建物「迷路棟」に眠る不老不死の研究者ハルバー・ヘルスタイン博士の研究データを裏風都に渡していた切り裂き魔シザーズをWとアクセルが撃破する横で、千葉秀夫が変身するブラキオサウルス・ドーパントが現れて迷路棟を「鉄の牢獄」と呼び、跡形もなく破壊した。
事件後に回収されたヘルスタイン博士の肖像画を修復すると、そこには現在と同じ子供の姿をした秀夫が描かれていた。彼の博士の息子で、本名はフィルデオ・ヘルスタイン。70年以上前に肖像画に描かれて以降ずっと歳を取っていないことから、博士の研究によって不老不死となったと推測された。
後日、照井から呼び出された翔太郎たちは、密かに作られたガイアメモリの特殊研究施設「G研」へと案内される。ここに所属する4人の研究員は照井が強く信頼する女性たちだが、その中の誰かが裏風都と繋がっている裏切り者だというのだ。
調査を進め罠を張ることで炙り出したのは、4人全員が「ディーバ・ドーパント」の能力で操られ手先にされていた事実だった。さらに事件の黒幕である五条一葉が襲来し、今度こそ照井を殺そうとスクリーム・ドーパントに変身。ガイドライバーrexの機能により別のガイアメモリの能力をレイズして追い詰めていく。Wが駆けつけG研の所長が変身するディーバを倒すも、ついにアクセルの身体がスクリームに貫かれてしまう。
致命傷を受け心拍を止めてしまった照井の意識は死後の世界と言うべき場所に着き、かつて家族の仇だった井坂深紅郎(いさか しんくろう)と邂逅。「ウェザー・ドーパント」に変身した井坂の発した雷によって死の縁から追い返された。生き返った照井を目の当たりにした一葉は激しく動揺、アクセルの猛攻によってメモリブレイクに追い込まれ行方不明となる。
事件後にG研は解散となったが、4人の研究員たちは独自に集結。「チーム・アクセル」として仮面ライダーを援護していく道を選んだ。
その傍ら、密かに一葉を見つけ出したときめは彼女を保護するも逃げられてしまう。自分の行動を悔やんだときめは翔太郎たちに一葉を助けたいと懇願。一葉がガイアメモリ使用者専用の鎮痛剤にして麻薬でもある薬「yoke」を求めている事実を突き止めその後を追う。
しかし心折れた一葉はもう人を殺せなくなったと判断した万灯が、彼女を始末するために「デス・ドーパント」を差し向ける。yokeが染み出す墓場のような場所でデスと対峙したときめは、自分がかつて裏風都で殺し屋をやっていたと聞かされる。動揺しつつも一葉と合流したときめは「ここではあなたの罪を数えられない」として共に逃げようと促すが万灯がデスに加勢、デスの攻撃が一葉を刺し貫いてしまう。号泣するときめだったが、万灯とデスの冷徹さを目の当たりにして激昂。一葉のドライバーにジョーカーメモリを装填しジョーカー・ドーパントに変身、すさまじい力でデスの変身者を殺してしまう。そんな彼女を「裏風都の守護神」と呼ぶ万灯。ときめはそれを聞いた瞬間全ての記憶を思い出し、翔太郎たちの前から姿を消してしまうのだった。
消えたときめと残された人々
ときめが風都から姿を消し、翔太郎は胸に大きな風穴が空いたように感じていた。そんな彼を励まそうと、亜樹子は街の仲間たちを「イブクロ横丁」に集めて宴会を開く。翌日襲ってきた「ハングリー・ドーパント」にWが立ち向かうが敵の能力で酷い飢餓状態に陥り、かろうじて敵は退けるも、水中で気絶した状態で変身が解けてしまう。絶体絶命の翔太郎を助けたのはかつてアルコール・ドーパントの事件で知り合った鏡野空也だった。
ハングリーの行方を追って奔走するフィリップと亜樹子を横目に、なかなか飢餓から回復しない翔太郎はベッドの住人になっていた。親身に世話を焼いてくれる空也に「ときめを忘れられない」と打ち明けると、空也からは「忘れる必要などない、自分の心に自信を持て」と励まされる。その言葉で迷いを打ち消した翔太郎は、同時に思い出したときめとの会話からハングリーの正体に気づき無事に撃破した。
翔太郎は全快祝いと称して再び宴会でもてなされた後、訪れたチーム・アクセルのメンバーから裏風都の出入り口を感知できる装備「ネオスパイダー」を受け取る。フィリップとも気持ちを共有した翔太郎は、ときめを取り戻すという決意を新たにした。
事務所の面々がときめの手がかりを探す中で、街の協力者・風都イレギュラーズの一人であるアイドルのクイーンが、撮影スタッフとロケバスごと裏風都へ連れ込まれるという事件が起こる。モンスターから逃げ惑うクイーンたちの元へときめが現れる。数えきれない罪を抱えて風都を離れたと語るときめ。だが怪我を堪えて自分たちを守り戦うときめの姿を見て、クイーンは笑顔で「翔太郎は一緒に罪を数えてくれる男」と伝えた。
やがて犯人である「クエスト・ドーパント」が襲来。ときめはロード・ドーパントの群れとの戦いで不在であり、絶体絶命のクイーン。だがそこへ駆けつけたクイーンの相方・エリザベスの一撃が起点となり、追いついたWがクエストを撃破。さらに、戻ってきたときめが皆を風都へと帰還させた。
その夜、翔太郎はときめと出会った波止場を歩きながら、彼女が仲間を助けるために戦える心を持ったままだったことに安堵していた。そこへときめが現れ、「自分のビギンズナイトをあなたに聞かせる」と告げるのだった。
『風都探偵』の登場人物・キャラクター
鳴海探偵事務所の探偵たち
左翔太郎(ひだり しょうたろう)
CV:細谷佳正(アニメ) 演:和田雅成(舞台)
この物語の主人公で、鳴海探偵事務所所属の私立探偵。仮面ライダーWに変身する片割れで左側担当。『仮面ライダーW』では桐山漣が演じた。
事務所の前所長である鳴海荘吉(なるみ そうきち)に憧れて弟子入りし探偵のいろはを叩き込まれるも、師のようなハードボイルドになり切れない甘さを指して「ハーフボイルド」と呼ばれてしまうお人好し。しかしそれは弱い人や困っている人を見捨てることができない熱い人情家という長所でもある。
故郷の街である風都をこよなく愛し、街とそこに住む人々を全力で守ろうとする正義漢。探偵としてのスキルは優秀であり、街に張り巡らせた情報網を辿り足を使って手がかりを集め事件の真実に迫る。
かつて街に「ガイアメモリ」をばらまき暗躍する組織「ミュージアム」との戦いの中で荘吉を失うが、その代わりに出会ったフィリップとともに仮面ライダーWに変身して敵を打ち倒した。当初は常識や人の心を理解しないフィリップとのコンビに苦労するも戦いを経てかけがえのない相棒となり、ミュージアム壊滅後も「俺たちは街の涙を拭う二色のハンカチ」と称して街の平和を守るため戦い続けている。
彼が謎の美女ときめと出会ったことがきっかけとなり、再びガイアメモリを使った陰謀を張り巡らせる「裏風都」との戦いへと身を投じていくこととなる。
フィリップ
CV:内山昂輝(アニメ) 演:木津つばさ(舞台)
もう一人の主人公。仮面ライダーWに変身する片割れであり右半分を担当する。『仮面ライダーW』では菅田将暉が演じた。
地球に刻まれた全ての情報が納められた、地球の記憶とでもいうべき領域「地球(ほし)の本棚」にアクセスする能力を持ち、キーワードを絞り込んで検索することで目的の情報に辿り着くことができる。知識欲の権化である彼は気になるものがあると脇目も振らず地球の本棚に籠って調べ尽くすことをやめられなくなり、この癖は翔太郎たちの悩みの種である。事件においては翔太郎が調べ上げた手がかりをキーワードにガイアメモリの正体を突き止め、戦闘中においても主に知識面でのサポートを担当する。
かつてガイアメモリを使って風都で暗躍した組織ミュージアムの頂点である園咲家の末子であり、本名は園咲来人(そのざき らいと)。前述の地球の本棚へアクセスする能力は幼い頃の事故で身に着いたもので、ガイアメモリの材料となる地球の記憶を得るために組織に利用されていたが、鳴海荘吉が命と引き換えに解放。その際に出会った翔太郎とコンビを組んで仮面ライダーWとなりミュージアムに立ち向かった。
幼少期より組織の道具として育ったため当初は人間らしい感情の機微に疎く翔太郎と対立することもあったが、戦いの中で成長し、翔太郎のかけがえのない相棒として心身ともに支え合う間柄となった。現在もまだどこかズレた言動をすることもあるミステリアスさを残しているが、自分の感情の正体が分からず悩むなど人間味が増したところも見せる。
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仮面ライダー鎧武(かめんライダーがいむ)とは、異界の森の侵略に立ち向かうヒーローたちの活躍を描いた、平成『仮面ライダー』第15作目の特撮番組。作中で主人公が変身するヒーローの名称でもある。 アルバイトで家計を助ける少年葛葉紘汰は、ある時不思議な森に迷い込み、そこで装着者を超人へと変身させる謎のベルトを手に入れる。同じタイミングで街の若者たちが同様のベルトを入手し、己の野望を叶えるためにこれを悪用。紘汰は時に彼らと戦い、時に協力しながら、不思議な森が招く世界の危機に立ち向かっていく。
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シン・仮面ライダー(庵野秀明)のネタバレ解説・考察まとめ
『シン・仮面ライダー』(シンかめんライダー)とは、改造手術でバッタと融合させられた青年と、それを成した秘密結社ショッカーとの戦いを描いた、2023年の映画作品。日本を代表するクリエイターである庵野秀明が監督を務める、国民的特撮ヒーロー『仮面ライダー』の生誕50周年記念作品である。 バッタとの融合人間に改造された本郷猛は、恩師の娘である緑川ルリ子に巻き込まれる形で秘密結社ショッカーと戦うこととなる。当初成り行きで戦っていた彼は、やがて正義の意志に目覚め、ショッカーの暴威に立ち向かっていく。
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仮面ライダーオーズ/OOOのネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーオーズ/OOO』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ作品で、2010年9月5日から2012年8月28日まで全48話がテレビ放送された。平成仮面ライダーシリーズ第12作目。800年前に封印されたコアメダルの怪物、グリードが蘇った。火野映司(ひのえいじ)はオーズドライバーと3つのコアメダルを渡され仮面ライダーオーズに変身する。戦いの中で新たなコアメダルを獲得し、3つのメダルを差し替えて多彩なフォームチェンジができるなど大人にも子供にも人気の作品である。
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仮面ライダーキバ(Kiva)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーキバ』は2008年から2009年にかけて、テレビ朝日系列で毎週日曜8時から8時30分に放送された特撮番組。人間を食らう敵ファンガイアと、人間を守る謎の戦士仮面ライダーキバによる戦いを描いた。ファンガイアのモチーフに吸血鬼を取り入れるなど西洋ホラーの要素を入れつつ、異種族間の恋愛や三角関係など複雑な人間ドラマも組み込んだ作品である。
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仮面ライダーアマゾン(Amazon)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーアマゾン』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ『仮面ライダー』シリーズ第4弾のタイトルであり、同時に主役が変身するヒーローの名前である。通称、アマゾンライダーともよばれている。物語は、世界征服をたくらむ悪の組織ゲドンやガランダー帝国の放つ獣人(じゅうじん)と戦うアマゾンライダーの活躍を描いている。1974年10月から1975年3月までの間で、全24話が放映された。仮面ライダーシリーズの原点回帰を目指した作品と言われている。
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仮面ライダーセイバー(SABER)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーセイバー』とは、2020年より放送された東映制作の特撮テレビドラマ作品。今作は令和仮面ライダーシリーズの第2作目。キャッチコピーは「文豪にして剣豪!!」。異世界に飛ばされた街や人々を救うため、主人公・神山飛羽真たちは救世主・仮面ライダーとなって悪に立ち向かう。異世界を舞台に、セイバーをはじめブレイズ、エスパーダなど多人数のライダーの活躍を描いている。
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劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(Zi-O)のネタバレ解説・考察まとめ
『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(Zi-O)』とは、2019年に公開された特撮ヒーロー映画である。特撮テレビドラマ『仮面ライダージオウ』の単独映画作品。興行収入11.7億円、観客動員数78.0万人を記録した。ソウゴは仮面ライダージオウとして平成ライダーの力であるライドウォッチを集めていた。全てのライドウォッチを集めた時、平成をやり直そうとする集団クォーツァーが現れた。平成に築いた人々の暮らしを守るため、ソウゴと仲間達がクォーツァーに立ち向かう。
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平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER(平ジェネFOREVER)のネタバレ解説・考察まとめ
『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』とは、2018年に東映系で公開された平成最後の仮面ライダーコラボ映画である。『仮面ライダージオウ』と『仮面ライダービルド』のクロスオーバー作品となっている。仮面ライダージオウまでの歴代の平成ライダーが集結するファンも多い。常盤ソウゴと桐生戦兎の仲間の記憶がなくなっていく事件が発生していた。二人の前に現れたティードという男と彼に狙われる少年・久永シンゴを追いながら真実を解明していく特撮ヒーロードラマである。
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仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ(Zi-O)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ(Zi-O)』とは2020年に劇場上映、BD/DVDが発売された特撮ヒーローオリジナルビデオ作品である。『仮面ライダージオウ』のテレビシリーズの後日談で、主人公は仮面ライダーゲイツに変身する明光院景都。普通の高校生・明光院景都は謎のロボットに襲われ、戦いに巻き込まれてゆく。”守るために戦う”ことを決めた景都は仮面ライダーゲイツに変身した。景都が”救世主”を目指すきっかけとなった物語が描かれる。
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仮面ライダーストロンガー(Stronger)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーストロンガー』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。1975年に全39話がTBS系列にて放映された。『仮面ライダーシリーズ』第5弾であり、同シリーズ昭和第1期最終作として知られている。西部劇風のストーリー展開を見せる序盤と、歴代仮面ライダーとの客演が豊富な終盤との対比が鮮やかであり、高い人気と評価を得てきた。主人公の城茂は、悪の組織ブラックサタンに殺害された親友の仇を討つためあえて同組織で改造手術を受け、仮面ライダーストロンガーとなりブラックサタンに立ち向かう。
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仮面ライダーBLACK RX(ブラックRX)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーBLACK RX』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。1988年から1989年まで放映された。放映時期が昭和と平成に跨っており、初の平成テレビ放映『仮面ライダーシリーズ』であるが昭和ライダーに分類されている。武器や銃を用いて戦う戦闘スタイル、別のライダー形態への変身など多くの新機軸が盛り込まれて人気と高評価を得た。前作『仮面ライダーBLACK』で暗黒結社ゴルゴムを滅ぼした主人公の南光太郎が、仮面ライダーBLACK RXに転生して新たなる敵クライシス帝国と戦う物語である。
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仮面ライダー剣(ブレイド)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダー剣(ブレイド)』とは、「平成仮面ライダーシリーズ」の第5作目に当たる東映制作の特撮テレビドラマ作品。本作の仮面ライダーのモチーフはトランプであり、スペード、ダイヤ、ハート、クラブの4人のライダーが活躍する。トランプのスートでカテゴリーと呼ぶ2~10・A・J・Q・Kの役割を持つ52枚組のカードと、3枚の特殊なカードでを用いて戦う。キャッチコピーは「今、その力が全開する。」「運命の切札をつかみ取れ!」。
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ロボット刑事のネタバレ解説・考察まとめ
『ロボット刑事』とは、東映によって制作された1973年放送の特撮番組、及び同時期に『少年マガジン』で連載された石森章太郎作の漫画。変身ヒーローの全盛期に作られた作品だが、人間としての姿を持たない人型ロボットが主人公となっているのが特徴である。 人間には実行不可能な密室殺人が発生し、頭を抱える刑事たちの前に「K」を名乗るロボット刑事が現れる。事件の犯人もまたロボットであり、Kは刑事たちと共に犯人を撃破。次々に起こるロボットによる怪事件と、その裏に潜む犯罪組織バトーを相手に、Kたちの戦いが始まる。
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勇者アバンと獄炎の魔王(ドラゴンクエスト ダイの大冒険)のネタバレ解説・考察まとめ
『勇者アバンと獄炎の魔王(ゆうしゃアバンとごくえんのまおう)』とは、2020年より三条陸原作、柴田優作作画により『Vジャンプ』で連載の漫画作品である。『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の前日譚であり、勇者時代のアバンが主人公である。騎士ロカと旅立ち、女盗賊レイラの加入、大魔導士マトリフや武闘家ブロキーナとの出会いが描かれる。アバンたち主人公の活躍のみならず、ブラスやバルトスなど『ダイの大冒険』に登場する人物たちの過去の活躍なども描かれ、『ダイの大冒険』のファンからも絶大な支持を受けている。
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ダイの大冒険(ダイ大)の必殺技・呪文まとめ
『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』とは、原作:三条陸、漫画:稲田浩司、監修:堀井雄二による漫画作品。 世界征服を目論む魔王が、勇者によって倒されてから十数年。デルムリン島に住む少年ダイは、ある日「勇者の家庭教師」を名乗る男アバンと出会う。勇者に憧れるダイはアバンの弟子となるが、やがて彼こそが伝説の勇者であることを知る。戦いの中倒れたアバンの志を継ぎ、ダイは仲間たちと共に壮大な冒険の旅に挑む。 魔王軍の猛者たちとの戦いも作品の魅力であり、その中で数多くの必殺技が登場する。
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ダイの大冒険(ダイ大)のハドラー親衛騎団まとめ
『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』とは、原作:三条陸、漫画:稲田浩司、監修:堀井雄二による漫画作品。 世界征服を目論む魔王が、勇者によって倒されてから十数年。デルムリン島に住む少年ダイは、ある日「勇者の家庭教師」アバンと出会う。勇者に憧れるダイはアバンの弟子となるが、やがて彼こそが伝説の勇者であることを知る。戦いの中倒れたアバンの志を継ぎ、ダイは仲間たちと共に壮大な冒険の旅に挑む。 ハドラー親衛騎団は、本作後半に登場する敵組織。魅力的な好敵手として描かれ、物語を大いに盛り上げた。
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目次 - Contents
- 『風都探偵』の概要
- 『風都探偵』のあらすじ・ストーリー
- ときめとの出会い
- 裏側の「街」に蠢くもの
- 翔太郎が語るビギンズナイト
- 過去と現在の交差点
- 裏風都幹部たちの動乱
- 消えたときめと残された人々
- 『風都探偵』の登場人物・キャラクター
- 鳴海探偵事務所の探偵たち
- 左翔太郎(ひだり しょうたろう)
- フィリップ
- 鳴海亜樹子(なるみ あきこ)
- ときめ
- ミック
- 風都警察署
- 照井竜(てるい りゅう)
- 刃野幹夫(じんの みきお)
- 真倉俊(まくら しゅん)
- 風都イレギュラーズ
- ウォッチャマン
- 店長
- クイーン
- エリザベス
- フランク白銀(ふらんくしろがね)
- リリィ白銀(りりぃしろがね)
- 青山晶(あおやま あきら)
- 鏡野空也(かがみの くうや)
- その他風都市民
- 「風麺(ふうめん)」のマスター
- 楠原みやび(くすはら みやび)
- ジミー中田(じみーなかた)
- 轟響子(とどろき きょうこ)
- 裏風都に暗躍する者たち
- 万灯雪侍(ばんどう ゆきじ)
- 五条一葉(ごじょう かずは)
- 千葉秀夫(ちば ひでお)
- 二階堂守(にかいどう まもる)
- 双見光(ふたみ ひかる)
- 鏡野キク(かがみの きく)
- 故人
- 鳴海荘吉(なるみ そうきち)
- 園咲琉兵衛(そのざき りゅうべえ)
- 園咲冴子(そのざき さえこ)
- 園咲若菜(そのざき わかな)
- シュラウド
- 井坂深紅郎(いさか しんくろう)
- 大道克己(だいどう かつみ)
- 芦原賢(あしはら けん)
- 泉京水(いずみ きょうすい)
- 羽原レイカ(はねはら れいか)
- 堂本剛三(どうもと ごうぞう)
- 『風都探偵』の用語
- 仮面ライダーたちのホーム
- 風都
- 鳴海探偵事務所
- 地球の記憶とガイアメモリ
- 地球の本棚
- ガイアメモリ
- ドーパント
- メモリドライバー
- ハイドープ
- 敵対組織
- ミュージアム
- 裏風都
- 『風都探偵』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 左翔太郎(ひだり しょうたろう)・フィリップ「さぁ、おまえの罪を数えろ!」
- ときめ「後先考えないで彼女を守る。探偵がいつもそうしてるように…!」
- フィリップ「ぼくは取り戻したい。それ以外の選択肢は無い。相棒が愛した女性なのだから!」
- 『風都探偵』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 主人公たちのキャラクターデザインは「似顔絵にしない」こだわり
- 裏風都幹部の名前の由来は連載開始当時の紙幣
- 『風都探偵』初出のドーパントは漫画ならではのデザインが魅力
- 『風都探偵』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):Big Gadgets ft.上木彩矢 w TAKUYA「Private Eye」
- ED(エンディング):松岡充「罪と罰とアングラ」
- 挿入歌:上木彩矢 w TAKUYA「W-G-X ~W Goes Next~」
- 挿入歌:風祭メグ(CV:Machico)「Let’s go ahead 」