
007シリーズとは、英国秘密情報部のエージェント「ジェームズ・ボンド」の活躍を描いた小説、および映画シリーズである。原作は作家のイアン・フレミングが1953年に生み出した小説『カジノ・ロワイヤル』が初作品で、映画はショーン・コネリーがボンドを演じた1962年の『007は殺しの番号』から始まった。長期のシリーズであるため、主人公のボンドのキャストも作品ごとに変わっていく。どの俳優も渋く魅力的である。
007シリーズの概要
007シリーズとは、英国秘密情報部のエージェント「ジェームズ・ボンド」の活躍を描いた小説、および映画シリーズである。原作は作家のイアン・フレミングが1953年に生み出した小説『カジノ・ロワイヤル』が初作品で、映画はショーン・コネリーがボンドを演じた1962年の『007は殺しの番号』から始まった。ジェームズ・ボンドのコードナンバーが「007(ダブルオーセブン)」であり、映画の邦題には「007」が使用されていることから、日本では「007シリーズ」と呼ばれる。
ジェームズ・ボンドの概要
ジェームズ・ボンド(James Bond)とは、イギリスの作家イアン・フレミングのスパイ小説およびこれを原作とする映画の主人公である、イギリス情報部のエース諜報員。日本でも広く親しまれている「007」とは、ボンドのコードネームである。映画007シリーズは長期のシリーズであるため、主人公のボンドのキャストも作品ごとに変わっていく。
テレビシリーズ初代ボンド:バリー・ネルソン

007が映画化されるきっかけとなったテレビシリーズで初代ジェームズ・ボンドを演じたのが、アメリカの名優バリー・ネルソンである。バリー・ネルソンが演じたのは最も古い1950年代の短編テレビシリーズ。
初代ボンド:ショーン・コネリー
ショーン・コネリー (Sean Connery)

本名:Thomas Sean Connery
生年月日:1930年8月25日
映画化した007で初代ジェームズ・ボンドを演じたのがショーン・コネリーである。ショーン・コネリーはスコットランド出身の映画俳優。公称身長188cm。
1962年に公開された『007は殺しの番号』(『007/ドクター・ノオ』)は大ヒットを記録し、「ジェームズ・ボンド」=「ショーン・コネリー」と言われるほどに007は彼のはまり役となった。ジェームズ・ボンド役で一躍有名となり、その他のアメリカ映画にも多数出演している。
ショーン・コネリーは以下の作品にボンドとして出演している。
第1作007 ドクター・ノオ Dr. No
第2作007 ロシアより愛をこめて From Russia with Love
第3作007 ゴールドフィンガー Goldfinger
第4作007 サンダーボール作戦 Thunderball
第5作007は二度死ぬ You Only Live Twice
第7作007 ダイヤモンドは永遠に Diamonds Are Forever
番外編ネバーセイ・ネバーアゲイン Never Say Never Again
第1作:『007/ドクター・ノオ』
第1作『007/ドクター・ノオ(Dr. No)』
『007/ドクター・ノオ』は1962年公開の、イーオン・プロダクションズ製作の007シリーズの第1作目。ショーン・コネリーがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じている。
第2作:『007/ロシアより愛をこめて』
『007/ロシアより愛をこめて From Russia with Love』
『007/ロシアより愛をこめて』は1963年公開の、イーオン・プロダクションズ製作の007シリーズの第2作目。ショーン・コネリーがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる2作目の作品である。
第3作:『007/ゴールドフィンガー』

出典: www.amazon.co.jp
『007/ゴールドフィンガー Goldfinger』
『007/ゴールドフィンガー』は1964年公開の、007シリーズの第3作目。ショーン・コネリーがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる3作目の作品である。
第4作:『007/サンダーボール作戦』

出典: www.amazon.co.jp
『007/サンダーボール作戦 Thunderball』
『007/サンダーボール作戦』は1965年公開の、007シリーズの第4作目。ショーン・コネリーがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる4作目の作品である。
第5作:『007は二度死ぬ』
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007シリーズとは、英国秘密情報部のエージェント「ジェームズ・ボンド」の活躍を描いた小説、および映画シリーズである。原作は作家のイアン・フレミングが1953年に生み出した小説『カジノ・ロワイヤル』が初作品で、映画はショーン・コネリーがボンドを演じた1962年の『007は殺しの番号』から始まった。本作には、毎回入れ替わる形で表れてはジェームズのパートナーとして活躍するヒロイン、通称「ボンドガール」が存在する。グラマラスで魅力的なボンドガールが登場することも、本シリーズも見所である。
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目次 - Contents
- 007シリーズの概要
- ジェームズ・ボンドの概要
- テレビシリーズ初代ボンド:バリー・ネルソン
- 初代ボンド:ショーン・コネリー
- 第1作:『007/ドクター・ノオ』
- 第2作:『007/ロシアより愛をこめて』
- 第3作:『007/ゴールドフィンガー』
- 第4作:『007/サンダーボール作戦』
- 第5作:『007は二度死ぬ』
- 第7作:『007/ダイヤモンドは永遠に』
- 番外編:『ネバーセイ・ネバーアゲイン』
- 2代目ボンド:ジョージ・レーゼンビー
- 第6作:『女王陛下の007』
- 3代目ボンド:ロジャー・ムーア
- 第8作:『007/死ぬのは奴らだ』
- 第9作:『007/黄金銃を持つ男』
- 第10作:『007/私を愛したスパイ』
- 第11作:『007/ムーンレイカー』
- 第12作:『007/ユア・アイズ・オンリー』
- 第13作:『007/オクトパシー』
- 第14作:『007/美しき獲物たち』
- 4代目ボンド:ティモシー・ダルトン
- 第15作:『007/リビング・デイライツ』
- 第16作:『007/消されたライセンス』
- 5代目ボンド:ピアース・ブロスナン
- 第17作:『ゴールデンアイ』
- 第18作:『トゥモロー・ネバー・ダイ』
- 第19作:『ワールド・イズ・ノット・イナフ』
- 第20作:『007/ダイ・アナザー・デイ』
- 6代目ボンド:ダニエル・クレイグ
- 第21作:『007/カジノ・ロワイヤル』
- 第22作:『007/慰めの報酬』
- 第23作:『007 スカイフォール』
- 第24作:『007 スペクター』
- 第25作:『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』