『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラクター&スタンドの元ネタまとめ

荒木飛呂彦の漫画シリーズ『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するキャラクターやスタンド名は、作者の好きな洋楽を元ネタにしたものが多い。ここではジョジョのキャラクターやスタンドと、元ネタになった洋楽作品と合わせて紹介する。

ジャイロ・ツェペリ/スタンド名:ボール・ブレイカー/愛馬:ヴァルキリー

出典: pbs.twimg.com

ジャイロ・ツェペリ

スタンド:ボール・ブレイカー
愛馬:ヴァルキリー
本作Part7のもう1人の主人公。ゼッケン番号B-636。24歳。前歯に"GO! GO! ZEPPELI"と彫られた金歯を挿しており、「ニョホ」と笑う癖がある。両脇のガンベルトに銃ではなく、掌に収まる程度の大きさの「鉄球」を1つずつ収納し持ち歩いている。

「ボール・ブレイカー」は、ジャイロ自身の投球と馬の走行形から得た二つの黄金長方形の回転によって放たれた鉄球の無限回転エネルギーは固有の像を持つスタンド能力として発現し、たとえ鉄球が止められたとしてもその回転エネルギーは次元の壁の防御すら超える。スタンド名の由来は、AC/DCのアルバム「ボール・ブレイカー」から。
愛馬の名前「ヴァルキリー」はリヒャルト・ワーグナーが1856年に作曲し、1870年に初演した楽劇『ワルキューレ』が由来とされる。

ボール・ブレイカー

AC/DCが1995年に発表したスタジオ・アルバム。本作は、バンドの母国オーストラリアのアルバム・チャートで1位を獲得したのに加えて、フィンランドでは3週連続で1位を獲得し、18週連続でトップ40圏内にとどまる大ヒットとなった。アメリカでは、2001年1月にRIAAによってダブル・プラチナに認定された。

AC/DC - Ballbreaker (Entertainment Center, Sydney, 1996)

ディエゴ・ブランドー/スタンド名:スケアリー・モンスターズ/愛馬:シルバー・バレット

ディエゴ・ブランドー

スタンド:スケアリー・モンスターズ
愛馬:シルバー・バレット
ジャイロとジョニィのライバル的位置に存在する天才騎手。ゼッケン番号?-001。それぞれの馬が持つ「走るクセ」を見抜く才能があるが、目的のためには手段を選ばない最低な男との噂もある。

「スケアリー・モンスターズ」は、自分を含め、触れた生物を恐竜化するスタンド。スタンド名の由来は、イギリスのアーティスト「デヴィッド・ボウイ」のアルバム『スケアリー・モンスターズ』から。
愛馬の名前は、アメリカのミュージシャン「ボブ・シーガー」が率いていたバンド「ザ・シルバー・ブレット・バンド」から。

出典: modearkivet.se

デヴィッド・ボウイ

イギリスのマルチ・ミュージシャンであり、俳優としても長いキャリアを持つ。、「メジャーなカルトヒーロー」と言われ、時代時代の音楽に対する明敏さを生かし、それまでとは打って変わった音楽性という実験を繰り返しながら、様々な意味での自己刷新を計ることが多いため、安定した商業面での成功をおさめるには不利といえるが、セールス的には成功している部類に入り、アーティステックな面と商業面をうまく両立させている、数少ないミュージシャンのうちの一人である。ミュージシャンを対象に行ったアンケートでは、「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」に選ばれた。

スケアリー・モンスターズ

デヴィッド・ボウイの13枚目のアルバム。本アルバムは全英1位を獲得し、商業的な成功を収めるとともに後にアメリカを含む世界規模でヒットした『レッツ・ダンス』(1983年)以降の作品につながる事となった。

David Bowie- Scary Monsters (And super creeps)

出典: img16.shop-pro.jp

ボブ・シーガー&ザ・シルバー・ブレット・バンド

1945年にアメリカはミシガン州のデトロイトに生まれたボブ・シーガーは、61年から音楽活動を始め、68年にはバンド、ボブ・シーガー・システムを結成し、翌69年にキャピトル・レコードからアルバム『Ramblin' Gamblin' Man』でデビューを飾る。その後ソロになって5枚のアルバムを発表したのち、バックを務めていたミュージシャンと、ボブ・シーガー&ザ・シルバー・ブレット・バンドを結成する。1980年に発表されたアルバム『奔馬の如く(Against The Wind)』で、念願の全米No.1を獲得し、アメリカとカナダを合わしたトータル・セールスで1000万枚を突破する。

Bob Seger "Against The Wind" 1980

ファニー・ヴァレンタイン/スタンド名:D4C

出典: twitpic.com

ファニー・ヴァレンタイン

第23代アメリカ合衆国大統領。1847年9月20日生まれ。アメリカ各地に散らばっている「遺体」を集めるためにSBRレースを利用し、その遺体をマンハッタン島のシェルターに埋葬・保管する事によりアメリカを「世界の全ての中心」にしようとしている。名前の由来は、ジャズの名曲「マイ・ファニー・バレンタイン」から。

正しいスタンドの名称は「Dirty Deeds Done Dirt Cheap(いともたやすく行われるえげつない行為)」とされ、「D4C」と表記されることも多い。人型のスタンドで、巨大な2本の角がウサギの耳のように生えた頭部と、全身にある縫い目状の模様が特徴。パラレルワールド間を自在に行き来することができ、他者を平行世界へ引きずり込む(又は送り出す)こともできる。
スタンド名の由来は、AC/DCのアルバム名「悪事と地獄 - Dirty Deeds Done Dirt Cheap」から。

Sarah Vaughan - My funny Valentine

1937年にリチャード・ロジャースとロレンツ・ハートにより作詞・作曲され、ミュージカル『ベイブス・イン・アームス』で発表されたショー・チューン。代表的なジャズ・スタンダードの楽曲でもある。様々なアーティストにカバーされている。

出典: a.dilcdn.com

悪事と地獄 - Dirty Deeds Done Dirt Cheap

1976年にリリースされたAC/DCのアルバム。

「悪事と地獄」「俺らはロッカー」「素敵な問題児」など、初期AC/DCを語る上で重要な楽曲が収録され、欧州席巻のきっかけとなった。また全米においては1981年に最高3位を記録する大ヒットを生んだ1枚。

AC/DC - Dirty Deeds Done Dirt Cheap (Lyrics+HQ)

ホット・パンツ/スタンド名:クリーム・スターター/愛馬:ゲッツ・アップ

ホット・パンツ

スタンド:クリーム・スターター
馬:ゲッツ・アップ
第1、第2ステージ共に上位にランクインし、第3ステージで後続に1時間の差をつけてトップ通過した人物。年齢・略歴も不明で、名前も偽名であるが、実は女性。元々はローマ法王庁の修道女で、「遺体」を集める目的でこのレースに参加。名前の由来は、アメリカの歌手ジェームス・ブラウンの曲「ホット・パンツ」から。

「クリーム・スターター」は、全長10cmのスプレーヘッドがついた2本のスプレー型のスタンドで、別名「肉スプレー」。馬の名前はジェームズ・ブラウンの楽曲「「セックス・マシーン(Get Up (I Feel Like Being Like A) Sex Machine)」から。

ジェームス・ブラウン

ファンクの帝王と呼ばれ、 The Hardest Working Man in Show Business(ショウビジネス界一番の働き者)と称される。シャウトを用いたヴォーカルと、斬新なファンク・サウンドが特徴である。「ナンバーワン・ソウル・ブラザー」「ミスター・ダイナマイト」「ファンキー・プレジデント」など、いくつものニック・ネイムを持っていた。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第10位。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第7位。

James Brown ♬HOT PANTS

1971年のシングル曲。ポップチャートで15位を記録。

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