『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラクター&スタンドの元ネタまとめ

荒木飛呂彦の漫画シリーズ『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するキャラクターやスタンド名は、作者の好きな洋楽を元ネタにしたものが多い。ここではジョジョのキャラクターやスタンドと、元ネタになった洋楽作品と合わせて紹介する。

宮本 輝之輔

スタンド:エニグマ
人が恐怖する姿を観察するのが好きな謎の少年。康一や朋子をスタンド能力で人質にして、仗助を追い詰めるが、噴上裕也の協力もあり抹殺に失敗した。

「エニグマ」は、物質や「恐怖のサイン」を示した者を紙に閉じ込める人型のスタンド。紙は折りたたまれており、開くことで中身を取り出すことが可能。スタンド名の由来はルーマニアの音楽プロジェクト「エニグマ」から。

エニグマ

1990年にマイケル(ミヒャエル)・クレトゥと元アラベスクのサンドラ・アン・ラウアー (マイケル・クレトゥの元妻)を中心に結成された。民族音楽やグレゴリオ聖歌(グレゴリアン・チャント)、カンタータなどの古典音楽とダンスビートを緻密なサウンド・プロダクションで融合したサウンドで、世界的にヒットする。

Enigma - Return To Innocence

乙 雅三(きのと まさぞう)/スタンド名:チープ・トリック

乙 雅三

スタンド:チープ・トリック
1970年生まれの一級建築士。吉良吉廣にスタンドの矢で背中を射抜かれ、スタンド能力を得た。しかし、スタンドを認識できていない上にスタンド自体が自我を持っていたため、全く制御できていない。
「チープ・トリック」は、自意識を持ち、宿主の背中にとり憑く完全な自律型スタンドである。スタンド名の由来はアメリカのバンド「チープ・トリック」から。

チープ・トリック

1977年、デビュー・アルバム『チープ・トリック』発表。しかし、本国アメリカでは成功せず、その後2枚のアルバムもヒットしなかったが、日本では人気が高まっていき、1978年4月には、初の日本公演を行う。その時の模様を収録したライヴ・アルバム『チープ・トリックat武道館』(1978年)は、当初は日本限定企画だったが、本国アメリカで日本からの輸入盤が売れ出したため、1979年に本国でもリリースされ、バンドにとって初の全米トップ10入り(最高4位)を果たした。

CHEAP TRICK【SURRENDER】1978

ポリス

ポリス

広瀬家で飼っている犬。動くことが苦手ですぐ眠ろうとする。康一いわく「ボケ犬」らしい。
名前の由来は、「スティング」が所属していたバンド「ポリス」から。

ポリス

スティングが所属していたバンド。ロックの枠組みの中に、レゲエの要素を加えるという斬新な音楽性は、ホワイト・レゲエとしばしば呼称される。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第70位。2003年に、ロックの殿堂入りを果たし、授賞式ではスティングの結婚式以来11年振りに集結した。

The Police - Every Breath You Take

第5部 黄金の風

西暦2001年のイタリアが舞台となる。ネアポリスに住む少年ジョルノ・ジョバァーナは、ジョースター家の宿敵であるDIOの息子として生を受けた。この際DIOの首から下はジョナサン・ジョースターの肉体となっており、ジョルノはDIOとジョースター家の二つの血を受け継ぐという数奇な運命を持つことになった。ジョルノは、かつて名前も知らない1人のギャングを救い、そのギャングにお礼として助けられたことからギャングに憧れを抱いており、いつか自分もギャングスターになるという目標を持っていた。

ジョルノ・ジョバーナ/スタンド名:ゴールド・エクスペリエンス

ジョルノ・ジョバーナ

スタンド:ゴールド・エクスペリエンス
第5部の主人公。日本人の母を持ち、本名及び日本名は「汐華 初流乃(しおばな はるの)」だが、イタリアで生活する都合で「ジョルノ・ジョバァーナ」を名乗る。生父はジョースター家の宿敵でありながら、ジョナサン・ジョースターの肉体を乗っ取ったDIO。そのため、DIOとジョナサンの両方の性質を受け継ぐ。
街を浄化するために、ギャングスターになる決意を抱いてギャング組織「パッショーネ」に入団した。任務で出会ったボスの娘・トリッシュをめぐる組織の内部抗争に巻き込まれていく。

「ゴールド・エクスペリエンス」は、テントウムシをモチーフにした人型の近距離パワー型のスタンドで、殴るか触れるかした物質に生命を与え、地球上に存在する動物や植物に変える能力を持つ。スタンド名の由来は、「プリンス」のアルバム「ゴールド・エクスペリエンス」から。

出典: www.trbimg.com

プリンス

これまでに12作品のプラチナアルバムと30曲のトップ40シングルを生み出し、アルバム・シングルの総売り上げは1億2000万枚以上になる。数多くのミュージシャンに多大な影響を与えたカリスマ的な存在として知られる。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も過小評価されている25人のギタリスト」において第1位、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第30位、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第27位、2011年に「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において第33位。

ゴールド・エクスペリエンス

1995年にリリースされたアルバム。プリンス自身が「ニュー・ファンク」と呼んだ、ストレートでポップでフックの効いた90年代中期の彼の音楽は第二の黄金期とも呼べるくらい素晴らしいアルバム。

Endorphine Machine / Prince

ブローノ・ブチャラティ/スタンド名:スティッキー・フィンガーズ

ブローノ・ブチャラティ

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