幻想水滸伝III(幻水III)のネタバレ解説・考察まとめ

『幻想水滸伝III(幻水III)』とは、コナミが制作する「幻想水滸伝シリーズ」の一作品で、2002年に発売されたロールプレイングゲームである。略称は「幻水III」で、宿星を持つ108人の仲間を集めて戦うところは中国の『水滸伝』をモチーフにしている。個性豊かなキャラクターたちが織り成す人間関係と、ドラマティックなストーリーが魅力。幻水IIIはシリーズ内で唯一、複数の主人公が登場する点や、初採用となった3Dポリゴンのグラフィックでも注目された。対応するプラットフォームはPlayStation 2。

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ピッコロ

108星:地健星
ビュッデヒュッケ城の占い師。大魔導師を自称しつつも占いが当たるのはまれだと語るなど、ひょうひょうとした人物。実際のところは雷魔法を得意にしており、確かな魔力を持っている。

マーサ

108星:地全星
ビュッデヒュッケ城で宝くじを売っている。城がさびれて客が減ったことを嘆いているが、それでも強引に売りつけて生計を立てる。カラヤ村の出身であり、城が明け渡しの危機を迎えた際には、カラヤ村へ戻って重要な役割を果たした。

ムト

108星:地損星
ビュッデヒュッケ城で倉庫番を務めているコボルト。背が高く力仕事が得意で、城の修復も行っている。誠実で一生懸命な性格。帽子と顔の傷が印象的である。

アイク

108星:地遂星
ビュッデヒュッケ城の図書館に務めている。司書として膨大な文献を読み漁っており、気配を消して人の背後に立つのが得意。行方不明になることが時々あり、大捜索が行われた結果、地下3階に秘密の読書部屋を作っていることがわかった。

ルックの主要な仲間

アルベルト・シルバーバーグ

108星:地魁星
ハルモニア神聖国で軍師を務めている。シーザーの兄でもあり、軍師の家系に育った。ハルモニアの神官将・ササライの元で働きながら、陰では破壊者のルックに手を貸すなど独自の策略を巡らせている。弟との関係はあまりよくない。

ユーバー

108星:天雄星
破壊や混沌を好む謎の黒騎士で、人間ではない存在。真の姿を見た者は誰もいないと言われる。基本的に他人の指示を受けて行動することはないが、同じ目的を持つ人物には力を貸して協力する。死んだ人から話を聞き出す術を持っている。

セラ

108星:地然星
ルックと行動を共にする魔導士で、さまざまな古代の秘儀を操る。生まれたときから軟禁状態にあったが、救い出してくれたルックに恩義を感じており、忠誠を誓っている。世界を壊すというルックの目的に戸惑いながらも、彼の思いを遂げさせるべく全力を尽くす。

グラスランドの人々

ビッチャム

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