エヴァンゲリオンシリーズの特務機関NERVまとめ

『エヴァンゲリオン』シリーズとは、GAINAX制作のアニメシリーズである。14歳の少年少女が汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」に乗り込み、謎の敵「使徒」と戦うストーリーを軸に、聖書や心理学の要素を絡めた独自の作風で、社会現象を起こした。「特務機関NERV」とは、シリーズに登場する組織である。使徒の殲滅が主な任務だが、上位組織「SELLE」の命令により「人類補完計画」を秘密裏に進めてもいる。『新劇場版』と呼ばれるシリーズでは、NERVに対抗する組織「WILLE」も登場した。

CV:三石琴乃

NERVの戦術作戦部作戦局第一課に所属。EVAによる使徒戦における戦闘指揮官でもある。1986年12月8日生まれで、登場時の年齢は29歳。登場時の階級は一尉で、作中三佐に昇格した。シンジ、アスカの保護者でもある。仕事の面では有能だが家事は不得手で、引っ越したばかりにも関わらず自宅は散らかり放題だった。
14歳の時、父が率いる調査隊に同行し南極を訪れセカンドインパクトに巻き込まれる。父に救われたことで唯一の生還者となった。同時に、嫌っていた父に助けられたことで本当は父親の愛を欲していたことを自覚。そのことがトラウマとなり、失語症を患っていた時期がある。成長後、父性愛を求めて多くの男性と付き合うようになった。後に同僚となる加地リョウジとは恋人同士でもあった。初めは再会した加持を拒絶するようなそぶりを見せるも、徐々に関係を回復。加持が命懸けで集めたSELLEやNERVの機密情報を受け取る。
手探り状態ながら続けていたシンジ、アスカとの同居はアスカの精神崩壊やカヲルの死などで終わりを迎える。すべての使徒が倒されたことで、NERV職員の1人として戦略自衛隊に狙われるも、シンジを救い初号機に乗せる。カヲルを殺してしまったことで心身虚脱に陥っていたシンジを叱咤激励し、大人のキスをして初号機の下へと送り込んだ。直後、戦略自衛隊員により受けていた致命傷により死亡。
テレビ版第弐拾六話の「シンジがEVAに乗らない世界線」では、シンジのクラスの教員として登場した。

新劇場版でも基本的な役割は同じ。『Q』ではWILLEの総指揮官として登場。『破』のラストでニア・サードインパクトを興しかけたシンジに「何もするな」と言い含め、彼がEVAに乗るようなら爆殺も厭わない姿勢を見せた。アスカいわく「任務優先、人命軽視」らしく、冷徹な側面が増しているが、シンジを逃がすなど非常になり切れない面もある。『破』の時点で加持の子を身ごもっており、生まれた息子に父親と同じ名をつけた。

赤木リツコ(あかぎ リツコ)

CV:山口由里子

NERV技術開発部技術局第一課所属。「E計画」担当にして、エヴァンゲリオン開発の総責任者。MAGIの管理、運営も担当している。MAGIの開発者赤城ナオコ博士の娘でもある。母譲りの優秀な科学者で、MAGIは第11使徒イロウルに乗っ取られかけた際、使徒に自己進化促進プログラミングを打ち込み勝利した。
ミサト、加持とは大学時代からの付き合い。昔から男性に苦手意識があり、加持への第一印象は「軽い感じが馴染めない」と辛辣なものだった。その後、ゲンドウと愛人関係となる。母のナオコに対しては科学者としては尊敬、女としては嫉妬という複雑な思いを抱いている。ユイのクローンであるレイにも嫉妬しており、培養液の中にいたレイのストックをすべて破壊した。また、漫画版ではレイの首を絞める描写がある。
旧劇ではMAGIを自爆させようとしたが、CASPERに裏切られてしまう。その直後、ゲンドウに射殺された。

新劇場版ではゲンドウとの愛人関係はない。『Q』ではミサトと共にWILLEに所属。

加持リョウジ(かじ リョウジ)

CV:山寺宏一

NERV特殊監査部に所属。1985年6月30日生まれで、登場時の年齢は30歳。アスカを本部に送り届ける再同行し、そのままアスカの保護観察役として本部で働くこととなった。表向きは飄々としており、元恋人のミサトのみならずリツコ、マヤにまでちょっかいを出すプレイボーイの側面を見せていた。その一方でゲンドウ、SELLE、日本政府内務省の間を行き来する三重スパイとして活動。尚、アスカの随行には、ゲンドウの下にアダムを送り届ける真の目的があった。ミサトからは冷たくされながらも徐々に関係を回復。
シンジからは冷ややかな目で見られていたが、大人の男として彼にアドバイスを送ることもある。また、第14使徒ゼルエル襲来の際、「君にしかできないことがあるはずだ」とシンジの背中を押した。最終的にSELLEからの刺客によって殺されるが、そのことを察知しており、自身が調べ上げたNERVやSELLEの秘密等をミサトに託していた。
小さいながら自身の農園を持っており、スイカの栽培を趣味とする。この場所はミサトにも秘密であり、シンジにだけ教えた。「死ぬ時はここがいい」と言っており、ゼルエル襲来時も農園にいた。

漫画版ではセカンドインパクトが原因で両親を失い、弟も含めた孤児たちと暮らしていた過去をシンジに語った。食料調達の際駐留軍の倉庫に忍び込み捕まる。結果、弟や仲間を売り、彼らの死を招いてしまう。「自分は幸せになってはいけない」との考えを持ち、すべての原因になったセカンドインパクトを憎むようになった。

新劇場版では、「NERV主席監察官」との肩書を持って登場。テレビ版、漫画版ではアスカから好意を寄せられていたが、新劇場版では全く興味を持たれていなかった。アダムではなく、「ネブカドネザルの鍵」と呼ばれるものを持ってゲンドウに渡している。
『破』のラストでニアサードインパクトが起きかけた際、方法は不明だが中心地に赴いてそれを停止。それによって加持自身は死亡するも、この時ミサトは胎内に彼との子を宿していた。『シン』では同姓同名の息子が登場する。

日向マコト(ひゅうが マコト)

CV:結城比呂

NERV本部オペレーターで、本部中央部作戦局第一課所属。階級は二尉。使徒戦やEVAのテストの際など、状況をモニタリング、報告を行う。ミサトに好意を持っており、使徒であるカヲルがターミナルドグマに侵入することになった際、「あなたと一緒なら」と自爆する覚悟を述べた。その他ミサトに頼まれNERVの秘密を探る描写も存在する。尚、人類補完計画発動の際、ミサトの姿をしたレイによって補完された。

新劇場版での役割は、基本的にテレビ版と同じ。『Q』ではWILLEの一員となり、ヴンダーの艦橋要員となっていた。

青葉シゲル(あおば シゲル)

CV:子安武人

NERV本部中央部作戦室付きオペレーター。階級は二尉。使徒戦やEVAのテストの際など、状況をモニタリング、報告を行う。エレキギターが趣味で、休憩中に指使いの練習をする描写がある。日向やマヤに比べると冷静で、参号機の一件の後初号機に籠城し、NERV本部を破壊するといったシンジに「今の彼ならやりかねない」と言った。
旧劇場版において、マヤに銃を渡す。他者とは違い、無数の例に囲まれ恐怖しながら補完された。これに関し、「青葉には愛する人がいなかった」とする解釈が多いが、愛する人の幻惑に惑わされることなく、現実を見ていただけとの声もある。

新劇場版『Q』では、WILLE側のAAAヴンダーのオペレーターとして登場。

伊吹マヤ(いぶき マヤ)

CV:長沢美樹

NERV本部のオペレーターにして、同技術開発部技術局一課に所属する。階級は二尉。1991年7月11日生まれで、本編での年齢は24歳。使徒戦やEVAのテストの際など、状況をモニタリング、報告を行う。技術者としての腕をリツコに買われており、マヤ自身もリツコを慕っている。優秀だが潔癖な面もあり、ダミーシステムに難色を示した。また、第1使徒バルディエルの解体、初号機による第14使徒の捕食を見ていられずに顔を背け、嘔吐している。
旧劇場版において、戦略自衛隊に反撃するよう銃を渡されるも、人を撃つことに抵抗の意を唱えた。リツコの姿をしたレイによって補完される。

新劇場版『Q』ではWILLEEの職員として登場。ヴンダーの整備長となり、部下を叱責する描写がある。

赤木ナオコ(あかぎ ナオコ)

CV:土井美加

リツコの母で、MAGIの開発者。ゲンドウとは愛人関係にあった。その為ユイを憎んでおり、その面影を持つレイに「ばあさん」と呼ばれたことに激高。幼かったレイの肉体を絞殺し、投身自殺をする。

エヴァンゲリオンパイロット

碇シンジ(いかり シンジ)

CV:緒方恵美、神木隆之介(新劇場版青年時)

本編主人公で、EVA初号機の専属パイロット。ゲンドウの息子でもある。2001年6月6日生まれで、登場時の年齢は14歳。幼くして母ユイを失い、「先生」と呼ばれる人物の下で育てられた。父に捨てられたとの思いから人の顔色を伺う性格となる。
14歳の時突如一に呼び出され、NERVを訪れる。何の訓練も説明も受けていない中初号機に乗り込み、第3使徒サキエルと交戦。望んでパイロットになったわけではなく、使徒戦に対しても「命じられたから」やっていただけで保護者となったミサトとの仲もぎくしゃくしていた。
よく「ウジウジしている」、「内向的」と評されるが、心を許した相手には気さくに振舞うこともある。父やミサトから褒められればEVAに乗ることも戦闘も意欲的に行う、前向きな一面を見せた。幼い頃保護者の勧めでチェロをはじめ、久し振りに弾いた時には皮肉屋のアスカにも褒められる腕前を披露した。家事も得意で、ミサトの家はシンジが来てから整頓されるようになった。
参号機の事件の後一時パイロットをやめるが、第14使徒ゼルエル襲撃の際加持に背中をされたこともあり戦線に戻る。その後はアスカの精神崩壊、2人目のレイの自爆や友人らの疎開で気持ちが沈んでいた。
渚カヲルと出会ったのはそんな状況の中で、彼と親しくなり、同時にある種の依存心も持つようになった。カヲルの正体が第17使徒タブリスであることを知ったときは裏切られたと憤慨するも、彼を殺害することには躊躇いがあり、殲滅を果たしてからは心を閉ざしてしまう。
SELLEによるNERV職員の抹殺、初号機回収が始まる中、ミサトに救い出され初号機に乗るように言われた。ミサトの叱咤激励と大人のキスにより送り出される。補完計画が始まり、人類が個の姿を失いL.C.Lへと還元される中、シンジはリリスへと還ったレイから世界の行く末を委ねられる。人類が個の姿を持つ今までの世界を望み、補完計画を終わらせた。
テレビ版第弐拾六話の「シンジがEVAに乗らない世界線」では、本編よりも明るい少年として描かれていた。

漫画版では親類の家に預けられていたとの設定で、その頃の待遇なども少し描かれていた。性格もテレビ版とは異なり、皮肉屋で冷めた一面が目立つ。また、アスカやカヲルなど一部の人間関係もテレビ版と異なっている。

新劇場版では、テレビ版と人間関係が少し異なる。ミサトやゲンドウのシンジに対する態度が違うためで、シンジ自体の性格に変化はない。『破』ではレイとの距離を縮めていく。零号機もろとも使徒に取り込まれたレイを救おうとしたシンジの思いにこたえるように、初号機が覚醒。ニアサードインパクトが起きかける。初号機はMark.06によるロンギヌスの槍の投擲で沈黙。シンジもまた14年間眠ってしまう。
『Q』ではニア・サードインパクトを興しかけたとして危険人物扱いを受け、何の説明もないままアヤナミレイと共にNERVに向かう。そこでカヲルと出会い、「ロンギヌスの槍とカシウスの槍を使えば、世界を基に戻せる」と言われる。カヲルと共に第13号機に乗り込むが、カシウスの槍と思われていたのはロンギヌスの槍のコピーだった。これによりフォースインパクトが起こりかけるが、カヲルが自らを犠牲にしてそれを阻止。シンジは虚脱状態の中、アスカに救われる。
『シン』ではニア・サードインパクトの生き残りで級友だったトウジらと再会。父が起こしたアディショナル員夫アクトにより、初号機に乗った状態で虚構世界に入り込む。そこで父と戦い、対話。精神の成長を認めた父から謝罪と和解の言葉を受け、世界の命運を委ねられる。「エヴァンゲリオンが存在しない世界」を望んだ。

えどまち
えどまち
@edono78

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相田ケンスケ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

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相田ケンスケとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で主人公碇シンジのクラスメイト。軍事オタクで常にビデオカメラを持ち歩いている変わり者。眼鏡と茶髪、そばかすが特徴的な中学生。エヴァに強い憧れを抱いており、戦闘を一目見るためにシェルターを抜けだしたり、パイロットになりたいと指揮官の葛城ミサトに直談判したりと目的のためならなりふり構わないところがある。新劇場版では大人になったケンスケが再登場し、物語のキーマンとなった。

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渚カヲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

渚カヲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

渚カヲル(なぎさカヲル)とは新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で、5番目のエヴァンゲリオンパイロット(フィフスチルドレン)。その正体は第1にして最後の使徒であり、作中で提示された多くの謎の鍵を握る重要人物。白い髪と赤い瞳、色白の肌が特徴的な美少年である。主人公である碇シンジに強い興味を持ち、瞬く間に心を通い合わせた親友となる。傷ついたシンジを慰め、大きな影響を与えるが、最終的にはシンジの手にかかって亡くなるという悲劇的な最期を迎える。

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日向マコト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

日向マコト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

日向マコトとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で特務機関ネルフ本部のオペレーター。黒縁眼鏡とオールバックの髪型が特徴の男性。エヴァの戦闘時におけるサポートが主な仕事であり、使徒の反応を観測した際に「パターン青!」と告げるのが日向のお決まりのセリフとなっている。物語にあまり関わらない役どころではあるが、第1話から新劇場版まで出演しているレギュラーキャラクターであり、エヴァという作品の世界観を支える名脇役である。

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加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

加持リョウジJr.(かじ リョウジ ジュニア)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、加持リョウジと葛城ミサトの間に生まれた少年。父と同じ名前で、作中では特に「Jr.」と呼称される場面は無い。 生まれる前に父を失い、母とも会ったことがなく、両親のことは何も知らない。世界的大災害サードインパクトを生き残った人々の支援を目的とする組織KREDIT(クレーディト)に所属し、汚染された大地を浄化する研究をしている。主人公の碇シンジ曰く、「すごくいいヤツ」とのこと。

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青葉シゲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

青葉シゲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

青葉シゲルとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、ネルフ本部所属のオペレーター。主に通信と情報分析を担当しており、使徒との戦闘ではエヴァや本部施設のモニタリングと戦況のアナウンスを行う。肩にかかる程度のロン毛と鋭い目つきが特徴のやせ形の男性。物語の本筋に深く関わるキャラクターではないが、テレビアニメ版第1話から登場し、作中の戦闘描写になくてはならない存在である。趣味はギターで、音楽雑誌を読んでいたりギターケースを背負って出勤したりする様子が描かれている。

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惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

惣流・キョウコ・ツェッペリンとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、メインヒロインの1人である惣流・アスカ・ラングレー/式波・アスカ・ラングレーの母親。 特務機関NERV(ネルフ)の前身の1つであるゲヒルンという組織のドイツ支部に所属する科学者だったが、エヴァンゲリオン弐号機の実験中に事故に遭い、魂の大半を機体に取り込まれてしまう。この結果精神を病み、人形のことを娘のアスカだと思い込み、突発的に自殺する。しかしエヴァンゲリオン弐号機の中から娘のことを見守り、彼女と共に戦い続けた。

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北上ミドリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

北上ミドリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

北上ミドリ(きたかみ ミドリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、反NERV(ネルフ)組織WILLE(ヴィレ)のメンバーの1人。 WILLEが保有する空中戦艦AAAヴンダーの艦橋要員で索敵担当。特徴的なピンク色の髪は、染めているわけではなくエヴァンゲリオン・インフィニティの廃液を浴びて変色したものである。かつて碇シンジが発生させたサードインパクトによって家族やそれ以前の生活を失っており、14年ぶりに目覚めた彼のことを冷ややかな目で眺めていた。

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赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

赤木ナオコ(あかぎ ナオコ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、高名なコンピュータ技師。 特務機関NERV(ネルフ)の活動を支えるスーパーコンピュータシステム「MAGI(マギ)」の開発者。NERVの前身である人工進化研究所で働き、娘である赤木リツコとは手紙でのみやりとりする多忙な日々を送っていた。同組織の代表である碇ゲンドウとは愛人の関係にあったが、次第に彼から飽きられ、綾波レイからこの事実を突きつけられて激昂。衝動的に彼女を殺し、直後に自害した。

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キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

キール・ローレンツ/ゼーレ01とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、人類補完計画を主導する秘密結社ゼーレの中心人物。 その遂行を特務機関NERV(ネルフ)の総司令官である碇ゲンドウに任せるが、彼が独自の目的に合わせて計画を歪めていることを知ると、これを裏切り行為と判断して戦略自衛隊に本拠地を襲撃させる。新劇場版では大きく設定が異なり、人間ではなく地球外で発生した知性体の成れの果てで、「自身の目的と大きく異なるものではない」とゲンドウの計画変更を許容した。

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