赤木リツコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
赤木リツコとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物であり、特務機関ネルフ技術開発部に所属する科学者。人型兵器エヴァンゲリオンの開発に深く関わっているほか、ネルフ本部の意思決定を支えるスーパーコンピューター「MAGI」の管理運営担当者でもある。戦闘指揮官である葛城ミサトとは学生時代からの友人で、時に衝突することもあるが技術者的見地から彼女の作戦をサポートしている。ネルフ司令碇ゲンドウの愛人でもあり、エヴァとネルフの抱える秘密を知る立場にあった。
赤木リツコのプロフィール・人物像
生年月日:1985年11月21日
血液型:B型
年齢:30歳(新劇場版:『Q』では44歳になっている)
所属:NERV技術開発部技術局第一課(『Q』以降はWILLEに所属し、艦艇「AAAヴンダー」の副長に就任している)
担当声優:山口由里子
赤木リツコとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物であり、特務機関ネルフ技術開発部に所属する科学者。
「E計画」と呼ばれる人型兵器エヴァンゲリオン開発計画の総責任者であり、エヴァに関する技術面での指揮を一手に執り行っている。また、ネルフ本部の意思決定に関わるスーパーコンピューター「MAGI」を管理する担当者でもあり、ネルフの運営に欠かせない非常に優秀な人材である。
「MAGI」の開発者は彼女の母である赤木ナオコ博士であり、母から技術者としての才能だけでなく、ネルフ司令碇ゲンドウの愛人という立場さえも引き継いだ。ゲンドウの愛人としてネルフの秘密を知る人物であり、彼の推し進める「人類補完計画」にも加担している。
同僚の葛城ミサトや加持リョウジとは大学の同級生であり、今でも公私にわたって交流が続いている。
見た目の特徴は、金髪のセミロングに泣きぼくろ。ハイネックシャツにタイトスカートというフォーマルな服装の上から白衣を羽織るのがお決まりのスタイルになっている。
性格は科学者らしく冷静沈着で現実主義。常にデータに基づいて判断し、時には非情とも思える発言をしてミサトと衝突することも。
プライベートではさっぱりした人柄で冗談も口にするが、独り言で自嘲的な発言をすることもしばしば。それはゲンドウに利用されているだけだとわかっていながら、彼への愛情ゆえに離れられない自分の愚かさに対してのものである。
作中では科学者として自分の状況を冷静に把握しておきながら、結局は女としての感情に左右され、不合理な選択を取ってしまう人物として描かれている。その結果としてゲンドウを撃ち殺そうとしたものの返り討ちにされ、射殺されるという最期を迎えた。
コーヒー好きのヘビースモーカーで、よくデスクの灰皿を口紅付きの吸い殻でいっぱいにしている。猫好きで、猫の小物を集めるのが趣味。実際に飼っていたこともあるが、現在は多忙のため祖母に愛猫を預けており、後に死んだという連絡が入る。その話をゲンドウにもしており、愛猫を亡くした喪失感がゲンドウに背くきっかけの1つになったようである。
新劇場版でも基本的な設定は同一だが、碇ゲンドウの愛人であるという設定は明示されていない。それに伴い、テレビアニメ版では嫉妬から複雑な想いを抱いていた綾波レイに対しても、親身に面倒を見るような良好な関係に変化している。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(以降『Q』)』では、反ネルフ組織ヴィレに所属し、空中戦艦ヴンダー副長として艦長ミサトを支える立場に就任している。『破』から14年経ち、年齢は44歳、髪型はベリーショートに変わっている。
赤木リツコの来歴・活躍
テレビアニメ版・旧劇場版
母・ナオコの死とMAGIシステムの完成
リツコの母・ナオコはネルフの前身であるゲヒルンで生体コンピューターの研究を行っていた。2003年、高校生だったリツコはナオコに招かれ、その現場を訪れる。
その後リツコは第2東京大学へ進学。葛城ミサトや加持リョウジら後の同僚と出会う。
大学卒業後、ゲヒルンへの内定が決まったリツコだが、たまたまゲンドウと母が密会しているところを目撃してしまう。それ以降、母に対してリツコは尊敬と嫌悪の入り混じった複雑な感情を抱くようになった。
2010年、MAGIシステムの完成と共にナオコが自殺。その原因としては、ゲンドウが自分を「用済みだ」と言っていることを幼い綾波レイの口から聞いてしまい、激昂したナオコは突発的に綾波レイを絞殺。自分の罪に耐え切れなくなったナオコは、自分の作り上げたMAGIシステムの上に投身自殺したのだった。
直後、ゲヒルンはネルフに名を改め、リツコは母の後を継いでMAGIシステムの管理担当者に就任。ほどなくしてゲンドウと愛人関係になり、彼の目指す人類補完計画に関わるようになった。
そして使徒に対抗する兵器としてエヴァンゲリオンを開発。そのメンテナンスやパイロットとのシンクロテストの指揮を執ることに。
使徒襲来後の活躍
第3使徒サキエル襲来を皮切りに、ネルフ本部の位置する第3新東京市には多数の使徒が襲い掛かってくる。リツコはエヴァの調整と、使徒襲来時の作戦補佐として活躍していく。
戦闘指揮官であるミサトとは時折作戦方針の違いで衝突しながらも、適度な距離を保って良き友人関係を築いていた。しかし一方では、ネルフに反感を持つ日本重化学工業共同体が開発した戦闘ロボット「ジェット・アローン」の暴走工作に、ゲンドウの命を受けて加担している。
ネルフ本部に粘菌状の第11使徒イロウルが侵入した際は、持ち前のプログラミング能力を活かして対抗した。MAGIシステムへのハッキングを阻止するため、母ナオコの遺した裏コードを活用して自滅促進プログラムを作成。これを使徒に投与して自壊に至らしめ、ネルフ本部をMAGIの暴走による爆破の危機から救った。
また、第14使徒戦後にシンクロ率が高まりすぎたシンジが初号機に取り込まれた際は、サルベージ計画の指揮を執った。かつて碇ユイが初号機と融合した際のデータを基にして、苦戦しつつも無事シンジの肉体を取り戻すことに成功する。
ゲンドウとの亀裂
第16使徒アラエルの戦闘において、自爆した零号機と綾波レイ。リツコは綾波レイの遺体を確認しながらもその死亡の事実を隠蔽。数日後、シンジとミサトは綾波レイが生きていると聞かされるが、それは“3体目”のクローンだった(1体目は赤木ナオコ博士が殺害した幼い綾波レイであり、2体目が零号機パイロットとして自爆した綾波レイである)。
死んだはずの「綾波レイ」が生きていることに疑念を抱いたゼーレ(ネルフの上位組織)は、初号機パイロットの尋問を要請。そこでゲンドウはレイの代わりにリツコをゼーレに差し出す。
裸でゼーレの尋問を受けながらも、気丈な態度を崩さないリツコ。しかしゲンドウがレイの代わりに自分を差し出したことを聞かされると表情を強張らせる。
そしてゼーレから解放された後、リツコはシンジをターミナルドグマに呼び出す。ネルフの秘密を追い求めていたミサトもリツコを脅し、全ての真実を明らかにするよう求める。
リツコはシンジとミサトをネルフの極秘研究施設に案内する。そこで綾波レイの生まれた人口進化研究所や、エヴァ試作機の処分場を見せる。そして最後に見せたのが、水槽に浮かんだ無数の綾波レイのクローンだった。
リツコは2人に、これらの綾波レイのクローンこそがダミーシステムのコアであると話し、綾波レイが死んだ場合の代替品であることを明かす。そしてそれら魂のない「容れ物」を全て破壊した。それは、リツコが愛するゲンドウに全てを捧げたにも関わらず、ゲンドウがリツコよりも容れ物に過ぎないレイを選んだことへの復讐だった。報われないと知りながらゲンドウを愛してしまった自分の愚かさを嘆き、「私を殺したいならそうして。いえ、そうしてくれると嬉しい」とミサトに懇願するリツコ。ミサトに「それこそバカよ」と諭されたリツコは、何もなくなった水槽の前で泣き崩れるのだった。
リツコの最期
その後、綾波レイのクローンを破壊した罪でリツコは拘禁される。理由を問いただすゲンドウにリツコは「貴方に抱かれても嬉しくなくなったから」と返した。
それ以降は表舞台から姿を消すが、旧劇場版でネルフ本部がゼーレと対立した際、MAGIシステムをハッキングから防衛するため駆り出されることになる。
リツコの活躍でハッキングは防いだものの、今度はゼーレの指揮する戦略自衛隊が武力で侵攻をかけてきた。本部の職員たちが次々と皆殺しにされていく中、ゲンドウはかねてからの悲願であった「人類補完計画」をこのタイミングで発動する決断を下す。
ゲンドウは計画の鍵となる綾波レイを連れて、第2使徒リリスが磔にされているターミナルドグマを訪れる。しかしそこには、ゲンドウを道連れにして死ぬつもりのリツコが待ち構えていた。
リツコはゲンドウに銃を向け、本部を自爆させるようMAGIのプログラムを書き換えたと話す。しかし起動スイッチを押してもMAGIは作動しなかった。それは母・ナオコの「女」の人格を司る「カスパー」が命令を拒絶したためだった(MAGIシステムは赤木ナオコ博士の人格を移植した生体コンピューターであり、メルキオールが母、バルタザールが科学者、カスパーが女としての思考パターンを再現している)。
そして動揺したリツコはゲンドウに返り討ちにされ、命を落とすことになる。その際、ゲンドウはリツコに何か言葉をかけていたが(音声はないため、何と言ったのかは不明。漫画版では「愛していた」となっている)、それに対して「嘘つき」と呟きそのまま射殺された。死の間際、リツコは制服姿の綾波レイの幻覚を見ている。
新劇場版
テレビアニメ版との違い
新劇場版では、ミサトや加持と大学時代の友人だったということ以外過去は明らかにされていない。
初めて登場したのは、ネルフ本部で道に迷ったミサトとシンジを迎えに来るシーン。そのままシンジを初号機の前に連れていき、パイロットとしてエヴァに乗るよう促す。
その後、パイロットのシンクロテストや戦闘訓練を取り仕切るほか、技術的な立場からミサトの戦闘指揮を補佐。プライベートな面でもシンジとの同居に悩むミサトの相談に乗っている。
テレビアニメ版にあったゲンドウの愛人という設定がなくなったせいか、より仕事の虫というキャラクター性が強調されている。
綾波レイに対しても、テレビアニメ版のような嫉妬は見られない。むしろ指の怪我を手当てしたり、アスカへの電話を取り次いだりと何かと世話を焼いている。ただ、レイの身体検査などを彼女が行っていたこともあり、レイがクローン・アヤナミシリーズの一体であることは知っていたと考えられる。
ニアサードインパクトから14年後
第10の使徒との戦いの中で、綾波レイを救いたいという想いから覚醒した初号機。そして疑似シン化形態となった初号機は、ニアサードインパクトのトリガーとなる。リツコもミサトの隣でその光景を見ていた。
それから14年後。ミサト・リツコら旧ネルフメンバーは、ネルフ司令ゲンドウ(と副指令冬月コウゾウ)に反旗を翻し、反ネルフ組織ヴィレの一員となっていた。
44歳になったリツコは、ヴィレの保有する空中戦艦「AAAヴンダー」副長に就任。相変わらず無茶な作戦を立てるミサト艦長を冷静にサポートする。
軌道衛星上に封印されていた初号機からシンジを回収した際は、艦長に代わって説明を行った。そしてネルフの送り込んだエヴァMark.09にシンジが連れ去られた際は、彼が再びフォースインパクトのトリガーになることを恐れて、シンジを殺害することをミサトに進言。結局ミサトはDSSチョーカー(シンジに着けられた首輪。エヴァを覚醒させると自動で装着者を殺害するほか、手動での起動も可能)のスイッチを押せなかったが、リツコはそれを責めることはなかった。
その後、シンジはゲンドウの用意したエヴァ第13号機に乗ってセントラルドグマに現れる。それはサードインパクトによって荒廃した世界を元に戻したいという一心での行動だったが、皮肉にもその想いがフォースインパクトの引き金を引いてしまう。
先んじて出撃していたアスカ・マリに続いてミサト・リツコらが操るヴンダーも駆けつけるが、第13号機を止めることは叶わなかった。最終的にはシンジと共に第13号機に搭乗していた渚カヲルの犠牲でフォースインパクトは収束したものの、第13号機およびMark.09との戦いの中でヴィレの保有するエヴァが大きなダメージを受けてしまう。
ネルフとの最終決戦
セントラルドグマでの戦いの後、リツコらヴィレクルーはパリを訪れていた。その目的は損傷したエヴァ改2号機と8号機の修復パーツを入手することである。
修復パーツの保管されているユーロネルフ本部を起動するには、コア化して赤く染まったパリを封印柱の力で復元しなくてはならない。リツコの部下である伊吹マヤ主導の元、急ピッチで進められる復元作業。
しかしその作業を妨害するため、ネルフの冬月副指令はMark.04シリーズを送り込んでくる。マリの活躍でMark.04シリーズは殲滅されたのだが、その際リツコはMark4シリーズによる超高出力の陽電子砲攻撃にも微動だにせず副長としての貫禄を見せつけていた。
2体のエヴァの修復が完了した後、ヴンダーは満を持してネルフとの決戦地・南極へ向かう。
出撃前の最終調整中、リツコは生命種保管施設にいたミサトの元を訪れた。そこで、加持がサードインパクトを止めるため自分の命を犠牲にしたこと、この施設には「人類補完計画の巻き添えで消える地球の生命種を地球圏外に避難させる」という加持の願いが込められていること、加持が死んだ時ミサトは彼の子供を妊娠していたことなどを振り返る。
「情で動くとロクなことにならない」という経験から、常に冷徹な表情を崩さず息子とも顔を合わせずに「人類の未来を守る」という使命を全うしてきたミサト。そんなミサトにとって、唯一本音を話せる相手が親友であるリツコだった。
ミサトはリツコに、シンジ1人に重荷を背負わせてしまった責任感を感じていることを告白。今回の戦いで全てのケリを付けるという決意を固める。
そして第13号機の無力化を目的とした「ヤマト作戦」が開始される。冬月副指令が操るNHGシリーズの猛攻を潜り抜け、南極L結界面の最奥へ進むヴンダー。
作戦は順調に進んでいるように思えたが、それこそがネルフの罠だった。第13号機に停止信号プラグを打ち込もうとしたアスカは取り込まれ、第13号機再起動及びインパクト発動のトリガーとなってしまう。
ヴンダーも、潜伏していたNHGシリーズ4番目の艦に攻撃を受け、コントロールを奪われかける。マリと8号機の活躍でなんとかコントロールは取り戻したものの、ヴンダーは満身創痍に。
その時、ヴンダー甲板にネルフ司令碇ゲンドウが現れた。リツコは躊躇なくその頭部に銃を放つが、ゲンドウはすでにネブカドネザルの鍵を使って人間の範疇を超えていた。何事もなかったかのように散らばった脳を拾い集め、これから自身が行おうとしている人類補完計画について語るゲンドウ。
ゲンドウはガフの扉の向こうのマイナス宇宙へ去っていく。ヴンダーではマイナス宇宙の航行は不可能という状況で、ヴィレに戻ってきていたシンジが初号機で追跡すると名乗り出る。シンジに反感を持つヴィレクルーとのやり取りの末、「彼に全てを任せたい」というミサトの言葉が決め手となりシンジは初号機で出撃することになった。
マイナス宇宙へ旅立ったシンジを見届けた後、残されたヴィレクルーたちはインパクトを止める鍵である新たな槍を創造する。
先程の攻防の中、ネルフはNHGシリーズと「黒き月」を使ってロンギヌスの槍とカシウスの槍を作成していた。その原理を応用し、NHGシリーズの1つであるヴンダーの脊髄を利用して槍を作る計画である。
ほとんどサンプルがないにも関わらず、リツコは見事新たな槍・ガイウスを創り上げた。
そしてガイウスの槍をシンジの元へ届けるため、ミサトは単身マイナス宇宙へ乗り込む決断を下す。それはミサトの命を引き換えにするということを意味していた。
ミサトはヴンダーからすべての乗組員を退避させ、「息子や生き残った人々のことをお願い」とリツコに自分が死んだ後のことを託す。リツコはそれに答えて「わかってる。ミサト、ベストを尽くすわ」と請け負った。
そして親友と最後の会話をした後、リツコらヴィレクルーは脱出用ポッドで戦線を離脱。ミサトはヴンダーごとインパクトの中心に特攻し、シンジにガイウスの槍を届けて命を落とすのだった。
赤木リツコの関連人物・キャラクター
葛城ミサト
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真希波・マリ・イラストリアス(まきなみ・マリ・イラストリアス)とはヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズの登場人物で、エヴァ仮設5号機、2号機、8号機パイロット。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』より登場する新キャラクターで、その明るく奔放なキャラクターと謎に満ちた正体に注目が集まった。2つ結びの茶髪と赤縁眼鏡がトレードマーク。『Q』以降は改2号機パイロットである式波・アスカ・ラングレーの相方として8号機を操り、数々の戦場を駆け抜ける。
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葛城ミサト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
葛城ミサトとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物でエヴァの戦闘指揮官。主人公の碇シンジの保護者兼上司として、時に厳しく接しながらも彼の成長を見守っていく。セカンドインパクト時の南極調査隊の生き残りでもあり、父の仇である使徒殲滅に情熱を燃やす。彼女の立てる作戦は無謀なものがほとんどだが、ミサト自身の強運によるものか結果的には成功を収めている。
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伊吹マヤ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
伊吹マヤとは新世紀エヴァンゲリオンの登場人物で、特務機関ネルフ本部所属のオペレーター。人型兵器エヴァンゲリオンの戦闘をサポートする役回りとして、第1回から戦闘時には欠かさず登場している。上司の赤木リツコを「センパイ」と呼んで慕っており、彼女から直々に技術指導を受けている。生真面目な性格や、黒髪ショートカットという可愛らしい見た目から、メインキャラクターではないにも関わらず高い人気を誇っている。
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相田ケンスケ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
相田ケンスケとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で主人公碇シンジのクラスメイト。軍事オタクで常にビデオカメラを持ち歩いている変わり者。眼鏡と茶髪、そばかすが特徴的な中学生。エヴァに強い憧れを抱いており、戦闘を一目見るためにシェルターを抜けだしたり、パイロットになりたいと指揮官の葛城ミサトに直談判したりと目的のためならなりふり構わないところがある。新劇場版では大人になったケンスケが再登場し、物語のキーマンとなった。
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渚カヲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
渚カヲル(なぎさカヲル)とは新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で、5番目のエヴァンゲリオンパイロット(フィフスチルドレン)。その正体は第1にして最後の使徒であり、作中で提示された多くの謎の鍵を握る重要人物。白い髪と赤い瞳、色白の肌が特徴的な美少年である。主人公である碇シンジに強い興味を持ち、瞬く間に心を通い合わせた親友となる。傷ついたシンジを慰め、大きな影響を与えるが、最終的にはシンジの手にかかって亡くなるという悲劇的な最期を迎える。
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日向マコト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
日向マコトとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で特務機関ネルフ本部のオペレーター。黒縁眼鏡とオールバックの髪型が特徴の男性。エヴァの戦闘時におけるサポートが主な仕事であり、使徒の反応を観測した際に「パターン青!」と告げるのが日向のお決まりのセリフとなっている。物語にあまり関わらない役どころではあるが、第1話から新劇場版まで出演しているレギュラーキャラクターであり、エヴァという作品の世界観を支える名脇役である。
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加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
加持リョウジJr.(かじ リョウジ ジュニア)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、加持リョウジと葛城ミサトの間に生まれた少年。父と同じ名前で、作中では特に「Jr.」と呼称される場面は無い。 生まれる前に父を失い、母とも会ったことがなく、両親のことは何も知らない。世界的大災害サードインパクトを生き残った人々の支援を目的とする組織KREDIT(クレーディト)に所属し、汚染された大地を浄化する研究をしている。主人公の碇シンジ曰く、「すごくいいヤツ」とのこと。
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青葉シゲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
青葉シゲルとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、ネルフ本部所属のオペレーター。主に通信と情報分析を担当しており、使徒との戦闘ではエヴァや本部施設のモニタリングと戦況のアナウンスを行う。肩にかかる程度のロン毛と鋭い目つきが特徴のやせ形の男性。物語の本筋に深く関わるキャラクターではないが、テレビアニメ版第1話から登場し、作中の戦闘描写になくてはならない存在である。趣味はギターで、音楽雑誌を読んでいたりギターケースを背負って出勤したりする様子が描かれている。
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惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
惣流・キョウコ・ツェッペリンとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、メインヒロインの1人である惣流・アスカ・ラングレー/式波・アスカ・ラングレーの母親。 特務機関NERV(ネルフ)の前身の1つであるゲヒルンという組織のドイツ支部に所属する科学者だったが、エヴァンゲリオン弐号機の実験中に事故に遭い、魂の大半を機体に取り込まれてしまう。この結果精神を病み、人形のことを娘のアスカだと思い込み、突発的に自殺する。しかしエヴァンゲリオン弐号機の中から娘のことを見守り、彼女と共に戦い続けた。
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北上ミドリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
北上ミドリ(きたかみ ミドリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、反NERV(ネルフ)組織WILLE(ヴィレ)のメンバーの1人。 WILLEが保有する空中戦艦AAAヴンダーの艦橋要員で索敵担当。特徴的なピンク色の髪は、染めているわけではなくエヴァンゲリオン・インフィニティの廃液を浴びて変色したものである。かつて碇シンジが発生させたサードインパクトによって家族やそれ以前の生活を失っており、14年ぶりに目覚めた彼のことを冷ややかな目で眺めていた。
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赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
赤木ナオコ(あかぎ ナオコ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、高名なコンピュータ技師。 特務機関NERV(ネルフ)の活動を支えるスーパーコンピュータシステム「MAGI(マギ)」の開発者。NERVの前身である人工進化研究所で働き、娘である赤木リツコとは手紙でのみやりとりする多忙な日々を送っていた。同組織の代表である碇ゲンドウとは愛人の関係にあったが、次第に彼から飽きられ、綾波レイからこの事実を突きつけられて激昂。衝動的に彼女を殺し、直後に自害した。
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キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
キール・ローレンツ/ゼーレ01とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、人類補完計画を主導する秘密結社ゼーレの中心人物。 その遂行を特務機関NERV(ネルフ)の総司令官である碇ゲンドウに任せるが、彼が独自の目的に合わせて計画を歪めていることを知ると、これを裏切り行為と判断して戦略自衛隊に本拠地を襲撃させる。新劇場版では大きく設定が異なり、人間ではなく地球外で発生した知性体の成れの果てで、「自身の目的と大きく異なるものではない」とゲンドウの計画変更を許容した。
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洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
洞木ヒカリ(ほらき ヒカリ)/鈴原ヒカリ(すずはら ヒカリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、主人公碇シンジのクライメイト。 学級委員を務めるしっかり者で、父、姉、妹に自分を加えた4人家族。家の中では母親代わりを務め、家事全般を得意とし、弁当も自分で作っている。クラスメイトの鈴原トウジに片思い中で、仲良くなるきっかけを探している。弐号機のパイロットである惣流(式波)・アスカ・ラングレーからは、その面倒見の良さから頼りにされるようになり、やがて友人としての関係を築いていった。
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目次 - Contents
- 赤木リツコのプロフィール・人物像
- 赤木リツコの来歴・活躍
- テレビアニメ版・旧劇場版
- 母・ナオコの死とMAGIシステムの完成
- 使徒襲来後の活躍
- ゲンドウとの亀裂
- リツコの最期
- 新劇場版
- テレビアニメ版との違い
- ニアサードインパクトから14年後
- ネルフとの最終決戦
- 赤木リツコの関連人物・キャラクター
- 葛城ミサト
- 加持リョウジ
- 碇ゲンドウ
- 綾波レイ
- 碇シンジ
- 伊吹マヤ
- 赤木ナオコ
- 赤木リツコの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あたしは母親にはなれそうもないから、母としての母さんは分からないわ。だけど、科学者としてのあの人は尊敬もしていた。でもね、女としては憎んでさえいたの」
- 「潔癖症はね、辛いわよ。人の間で生きていくのが。汚れたと感じた時わかるわ、それが」
- 「男と女は分からないわ、ロジックじゃないもの」
- 赤木リツコの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 男を手玉に取るリツコ
- 太鼓を叩くリツコ