ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(ヱヴァ:Q)のネタバレ解説・考察まとめ
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』とは、社会現象をも巻き起こしたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を、同作監督を務めた庵野秀明自らが再構成したアニメ映画作品。「新劇場版」シリーズの三作目である。
主人公碇シンジが目覚めると、前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』から14年もの月日が流れていた。自身が起こした大災害により滅亡に瀕する世界で、かつての仲間たちが新世界創世を画策する「NERV」とそれを阻む「WILLE」の二派に別れて相争う中、シンジは14年前の真実を求めてNERV本部へと向かう。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の概要
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(以下ヱヴァ:Q)とは、アニメ界の奇才・庵野秀明が監督・脚本・原作を務める、2012年11月17日公開のアニメーション映画作品。
1995年に放送され社会現象を巻き起こしたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を再構築した、「新劇場版」と称されるシリーズの三作目である。前々作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(以下ヱヴァ:序)、前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(以下ヱヴァ:破)がTV版の第一話から第拾九話までの内容を踏襲し、それを再構築したものだったことに対し、本作はTV版とはまったく異なる衝撃的なストーリーが展開。続編を待ち望んでいたファンの度肝を抜いた。
『ヱヴァ:序』、『ヱヴァ:破』で受けた高評価から、上映館数は前作の百二十館から二百二十四館へと大幅に上昇。公開初日とその翌日だけで、興行収入は十一億円を突破した。
「第36回日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞」、「第17回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門 優秀賞」など数々の賞を獲得。最終的な興行収入は五十二億円を超え、これは2012年の映画興行ランキングで第四位の記録となった。
一方、TV版のそれを彷彿とさせる複雑かつ難解なストーリーに対しては「これこそ『エヴァンゲリオン』だ」と絶賛する者もいれば否定的な意見を述べる者も存在し、翻って本作に対する期待と注目がいかに高いものであったかを物語るものとなった。
前作『ヱヴァ:破』にて、クラスメイトにして同じエヴァンゲリオンパイロットである綾波レイを救うため、自身の乗るエヴァンゲリオン初号機(以下初号機)の力を限界以上に引き出した主人公・碇シンジ。それによって“世界を滅ぼし人類を死滅させる”という大災害「サードインパクト」が発生してしまい、シンジ自身は初号機の中に取り込まれてしまう。
次にシンジが目を覚ました時には十四年もの時が流れており、かつて共に戦った仲間たちはさらなる大災害とそれによる新世界創世を画策する「NERV(ネルフ)」と、それを阻止せんとする「WILLE(ヴィレ)」の二派に別れて死闘を繰り広げていた。
WILLEに保護されるも、“サードインパクトを起こした張本人”として信頼していた葛城ミサトや式波・アスカ・ラングレーからも敵視に近い扱いを受けるシンジ。自分のしたことは正しかったのか、綾波はいったいどうなったのか。真実を知るため、シンジはNERV本部へと向かう。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』のあらすじ・ストーリー
前作までのあらすじ
謎の巨大生物「使徒」により発生した大災害「セカンドインパクト」により、人類の半数が死滅した世界。さらなる大災害「サードインパクト」を起こさんとする使徒に対し、人類は特務機関NERVを結成。同組織が開発した汎用ヒト型決戦兵器「エヴァンゲリオン」で戦いを挑む。
そのエヴァンゲリオンのパイロットである14歳の少年碇シンジは、ある時仲間である綾波レイを救うため、乗機である初号機の力を限界以上に引き出し「疑似シン化」を果たしてしまう。そのすさまじい力の余波で世界が崩壊していく中、シンジは初号機に取り込まれて意識を失う。
衛星軌道上の棺
初号機を奪還するため、シンジの仲間でエヴァンゲリオンパイロットでもある式波・アスカ・ラングレーはUS作戦に参加する。初号機が封じられた十字架状の棺は衛星軌道上にあり、これに肉薄するため自身の乗機エヴァンゲリオン改2号機(以下改2号機)にロケットブースターを増設。同じ改造を施した、真希波・マリ・イラストリアスが搭乗するエヴァンゲリオン8号機と共に、慣れない宙域作戦に臨む。
初号機を奪わせまいとする者が用意していたEVANGELION Mark.04(以下Mark.04)による迎撃を受けるも、改2号機は8号機の援護でこれを突破。首尾よく棺に取りつくものの、そこで待ち伏せしていた敵の新手に苦戦を強いられる。
「なんとかしなさいよ、バカシンジ!」
追い詰められたアスカが思わず叫んだ刹那、棺の中から光線が迸る。アスカの声に応えるように休眠状態にあった初号機が動き出し、彼女を援護したのである。初号機が放った光線攻撃により敵機は撃破され、US作戦はひとまずの成功を見る。
14年分の齟齬
初号機の中から回収されたシンジを待っていたのは、かつて共に戦った仲間であるアスカや葛城ミサトからの敵意にも近い何かを含んだ視線だった。自分と世界に何が起きたのかも分からず、困惑するシンジ。自分が助けたはずの綾波はどうなったのかと彼女らに問うも、返ってきたのは「もう何もするな」という冷たい言葉だけだった。
そこに再びMark.04の集団が現れ、ミサトたちの組織「WILLE」は窮地に陥る。シンジは自分も初号機で出撃して戦うことを申し出るが、ミサトはそれにはとりあわず、その初号機を主動力としたWILLEの空中戦艦AAAヴンダー(以下ヴンダー)を起動。Mark.04を撃破し、この場を切り抜ける。
その後シンジが教えられたのは、「自分が初号機で疑似シン化を果たしてから14年の年月が経過した(シンジ自身はその間ずっと眠っていた)」という驚愕の事実だった。自分やアスカなどのエヴァンゲリオンパイロットのみ姿が変わっていないのは、「エヴァの呪い」によるものだという。WILLEに来てから自分の監視についていた年上にしか見えない女性が、かつての同級生・鈴原トウジの妹のサクラだと聞かされ、シンジは半信半疑ながらミサトたちが嘘を言っているわけではないらしいことをなんとか受け入れる。
WILLEに来てすぐシンジの首に取りつけられた「DSSチョーカー」は、彼がエヴァンゲリオンに乗り込んで再び疑似シン化を果たした時に作動し、命を奪うためのものだという。今のNERVは大災害「フォースインパクト」の実現を画策しており、WILLEはそれを阻止するために活動しているらしい。混乱の中、どうしてそんなことをと質問を重ねるシンジ。しかしミサトたちがそれに答える前に、敵の新手がヴンダーを襲撃。その迎撃のために彼女たちはシンジとの対話を打ち切り、彼の前から去っていく。
仲間だったはずのミサトたちから理不尽としか思えない扱いを受け、シンジは「あんなにがんばったのに、どうして」と虚無感に苛まれる。そんな中、彼は不意に綾波の声を耳にする。向かった先では、WILLEに襲撃をかけてきた組織の有するEVANGELION Mark.09(以下Mark.09)がシンジが来ることを知っていたかのように待ち構えていた。
綾波は生きていた、自分が成したことは間違いではなかったと安堵するシンジ。そのまま導かれるようにシンジがMark.09の下へと向かうと、駆けつけたミサトがDSSチョーカーの強制起動装置を手にそれを制止する。しかしシンジの中にはこれまでのやり取りでミサトたちに対する不信感が芽生えており、綾波の生存を信じたい一心でMark.09の掌に乗ってしまう。それを見たサクラが「勝手もいいですけど、エヴァにだけは乗らんでくださいよ」と釘を刺す一方、ミサトはシンジがNERVの手に落ちることは世界の滅亡の可能性を孕むことを承知でなお情を捨て切れずにDSSチョーカーを起動させられず、シンジを回収して撤退していくMark.09を見上げるアスカは「バカじゃなくてガキね」と呆れたように吐き捨てるのだった。
かつての仲間と新たな友人
Mark.09に連れていかれたのは、NERV本部が存在する、かつての第3新東京市だった。シンジはここでMark.09から降りてきた綾波、かつてのNERV最高司令官にして実の父である碇ゲンドウ、その副官の冬月コウゾウ、エヴァンゲリオンのパイロットだという見覚えの無い同年代の少年と出会う。第3新東京市は廃墟と化しており、自分たち以外には誰もいないようだった。
ゲンドウは「間もなく完成するエヴァンゲリオン第13号機(以下13号機)にそのパイロットと乗れ」とだけシンジに命じ、彼からの質問は受け付けずに去っていく。シンジのNERV本部での生活が始まる。
最初の内は綾波が生きていたことを純粋に喜んでいたシンジだったが、声も見た目も言動も酷似しているのに自分のことをまったく覚えていないこと、過去の彼女とは違う嗜好の主であることを知って次第にその正体に疑念を抱いていく。そんな彼に一番親身に接してくれたのは、自分と共に13号機に乗るパイロットだと紹介された同年代の少年だった。渚カヲルと名乗った彼は、シンジが真実を求めていることを見て取り、今の世界の有様とそうなった理由を説明する。
今から14年前、地球全体を巻き込んだ大災害が発生。今や人類は絶滅寸前の状況にあるという。「ニアサードインパクト」と名付けられたこの災害の原因こそ、シンジが初号機を疑似シン化させたことにあった。仲間のシンジに対するアスカやミサトの冷然とした態度も、ここから始まった苦難と人々の死と破滅を14年間見続けたことによるものだったのだ。
自分が世界を破滅させる引き金を引いたという事実に打ちのめされるシンジ。さらに綾波だと思っていた少女が複製の内の一体に過ぎず、本物の綾波は初号機の中に取り込まれたままだと知って絶望する。そんなシンジに手を差し伸べ、彼を救ったのは、カヲルの純粋な友情だった。
カヲルはシンジのDSSチョーカーを取り外し、その罪の重さを一緒に背負うことの証として自分の首に巻き付けると、完成したばかりの13号機に共に乗ろうと彼に持ち掛ける。NERV最深部に放置されているロンギヌスの槍とカシウスの槍、その2つを手に入れれば世界をやり直せるというのだ。全てを失い、罪悪感に押し潰されそうになっていたシンジは、カヲルのこの提案を受け入れる。
世界をやり直すために
13号機に乗り込んだシンジとカヲルは、Mark.09に乗った綾波のクローン(以下アヤナミ)と共に、世界をやり直すためにNERV最深部を目指す。果たしてそこには第2使徒リリスの死体と、かつてカヲルが乗っていたEVANGELION Mark.06(以下Mark.06)、そしてそれぞれを貫く二本の槍があった。自分が滅ぼしてしまった世界を蘇らせるために、その槍を手に入れんと13号機を進ませるシンジ。しかしカヲルは二本の槍が同じ形状をしていることに気付き、様子がおかしいと言ってそれを制止する。
そこに突如アスカの改2号機とマリの8号機が現れ、13号機を襲撃。Mark.09が救援に駆けつけ、エヴァンゲリオン同士の混戦が始まる。シンジはなんとかアスカを説得しようと試みるも、かつて疑似シン化を果たしたシンジがエヴァンゲリオンに乗ることの危険性を知るアスカは聞く耳持たない。マリはアヤナミと交戦し、戦場が混迷していく中、カヲルは槍の形の異常を気にしてそれを取ることを躊躇する。しかしアスカの執拗な攻撃を前に、シンジはもはや猶予はないと判断し、カヲルの制止を振り切って二本の槍を回収する。
しかし、その全てはゲンドウの描いたシナリオだった。Mark.06の中に潜んでいた第12の使徒がシンジたちに襲い掛かり、これを一蹴するも13号機は疑似シン化を達成。さらに第1の使徒たるカヲルが“第13の使徒に堕とされた”ことで、フォースインパクトが発生する条件がそろってしまう。
改2号機、8号機、そして遅れて駆けつけたヴンダーがそれを阻止せんと猛攻をかけるも、Mark.09がその前に立ちはだかる。ヴンダーと同化してその制御を奪おうとするMark.09に、アスカは改2号機の獣化第四形態を発動して対抗。激闘の末にこれを沈黙させる。その際、「こんな時、綾波レイならどうするの」と漏らしたアヤナミに、かつての戦友を思い出してか「アンタはどうしたいの」と言い放つ。これを受けてかアヤナミは機体を捨てて脱出し、なお再生を続けるMark.09を仕留めるためにアスカは改2号機を自爆させる。
一方、シンジは激しい後悔の中にいた。罪悪感から逃れたい一心で迂闊なことをした結果、再び世界を滅ぼしてしまうのかと絶望するシンジに、カヲルは「君のせいじゃない」と優しく声をかける。彼が“第13の使徒に堕とされた”ことこそが最後にして決定的な「フォースインパクト」のトリガーだったのだ。「魂が消えても願いと呪いはこの世界に残る」と謎めいた言葉を残すと、カヲルは作動したDSSチョーカーによって頸部を弾き飛ばされて死亡する。これによって13号機の疑似シン化現象は収束、さらにマリの8号機によってコックピットを強制的に排出されることで、危ういところでフォースインパクトは回避される。
唯一の拠り所だったカヲルを目の前で失い、コックピットの中でただただ悲しみに打ちひしがれるシンジ。そんな彼を、自爆直前に脱出したアスカが強引に外へと引きずり出す。
「助けてくれないんだ、私を」
どこか恨めしそうにそう言って、アスカは茫然自失の状態のままのシンジの手を握って無理矢理引っ張っていく。そこにアヤナミも現れ、やや面食らうも無視して進むアスカと、彼女に手を引かれるままのシンジの後に無言で続く。立場も考え方もあまりに変わってしまったシンジたちは、それでもかつてそうしたように、ヴンダーとの合流地点に向かって三人で歩き出すのだった。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の登場人物・キャラクター
エヴァンゲリオンパイロット
碇シンジ(いかり しんじ)
CV:緒方恵美
本作並びにシリーズを通しての主人公。エヴァンゲリオン初号機のパイロット。
繊細で内向的な14歳の少年。『ヱヴァ:破』のラストにて、同じエヴァンゲリオンパイロットである綾波を助けるために初号機の力を限界以上に引き出し、「疑似シン化」という現象を引き起こす。この力により綾波を助けることこそできたものの、エヴァンゲリオンの疑似シン化は地球規模の大災害ニアサードインパクトをも発生させ、文字通り世界を滅ぼしてしまう。
自身は初号機に取り込まれた上でネルフに確保され、そのまま14年もの時を過ごす。そのため実年齢は28歳だが、「エヴァの呪い」によって肉体は成長しておらず、初号機の中で眠り続けていたため精神年齢も見た目通りである。
仲間に危機が迫るのを見て「自分も初号機で戦う」と申し出るなど、自分のことだけで手いっぱいだった前二作での彼と比べて前向きに成長している。しかしその成長もアスカたちかつての仲間からの冷遇、命懸けで果たした綾波の救出が無駄に終わったという事実によって磨り潰され、本作ではTV版終盤のような神経質で不安定な言動が目立つ。
シンジがエヴァンゲリオンに乗ると再び疑似シン化現象を起こし、さらなる世界的大災害フォースインパクトが発生する可能性がある。万が一そうなった時は彼を殺してでもフォースインパクトを阻止するべく、WILLEによってDSSチョーカーという首輪型の爆弾を首に巻き付けられている。
自身の選択によって世界が滅亡しつつあることを知り、衝撃のあまりNERV本部の一室に引き籠る。カヲルとの友情を糧に再び立ち上がり、「13号機に乗ってカシウスの槍とロンギヌスの槍を手に入れ、世界をやり直す」という彼の提案を受け入れる。しかしそれはゲンドウの罠であり、危うくフォースインパクトを起こしかける上にカヲルを失う結果となってしまう。呆然自失の状態だったところをアスカに無理矢理コックピットの外へと連れ出され、彼女とアヤナミと共にWILLEの回収班との合流を目指して歩き出した。
式波・アスカ・ラングレー(しきなみ・あすか・らんぐれー)
CV:宮村優子
本作並びにシリーズを通してのヒロインの一人。WILLEに所属する、エヴァンゲリオン改2号機のパイロット。左目は過去の戦闘の負傷で眼帯になっている。
外交的で攻撃的だが、内面はシンジと同等以上に繊細。見た目は『ヱヴァ:破』の頃のままだが、これはエヴァの呪いで肉体年齢が変わっていないためであり、実年齢は28歳。
前作『ヱヴァ:破』で使徒に取り込まれ、シンジたちによって解放されはしたものの、半死半生の状態で隔離病棟に入れられる。それから本作までの間にどのように過ごしていたのかは不明だが、現在は改2号機のパイロットとしてWILLEの中核戦力となっている。歴戦の経験からか攻撃的な言動に磨きがかかっており、戦闘中は非常に雄々しい。一方でかつてほのかな想いを抱いていたシンジに対しては今も意識する部分があるらしく、咄嗟に彼に助けを求める、綾波やカヲルのためには必死になっていたシンジが自分には何もしてくれないことに不平を漏らすなど、素直になれない思春期の少女のような態度も見せている。
US作戦で衛星軌道上に安置されていた初号機を回収し、その後のNERVの襲撃も切り抜け、シンジとの再会を果たす。凄惨な世界の現状を知っているためか、14歳の頃のままの彼を見て苛立ちと幻滅を隠そうともせず、世界の完全なる破滅の引き金となりうることを知りつつ「真実を知りたい」一心でNERVの手を取ったシンジを「ガキ」と言い表した。
カシウスの槍とロンギヌスの槍を手に入れんとしたシンジとカヲルの13号機の前に乱入、疑似シン化を発生させる可能性のあるシンジをエヴァンゲリオンから降ろすために猛然と襲い掛かる。
マリの8号機、WEILE旗艦ヴンダーと連携し、さらに改2号機の奥の手である獣化第4形態を発動して奮戦。13号機の疑似シン化こそ許すものの、それによる世界的大災害フォースインパクトの阻止には成功し、自身は機体を失う。
事態が収束した後、カヲルを失い13号機のコックピットで呆然自失の状態だったシンジを無理矢理外に引きずり出し、彼の手を取って仲間との合流ポイントへと歩き出す。その際先ほどまで戦っていたアヤナミとも鉢合わせるも、特に敵対的に対応するでもなく、彼女が自分たちの後をついてくることを黙って受け入れた。
戦闘中、エヴァンゲリオンの力を引き出す場面などで眼帯のかけられた左目が青く光る演出がある。ラスト近くにも「リリン(人間)が来られる場所まで移動しよう」という発言があり、完全な人間ではない(使徒の力を使えるようになっている)可能性がある。
真希波・マリ・イラストリアス
Related Articles関連記事
新世紀エヴァンゲリオン(エヴァ)のネタバレ解説・考察まとめ
『新世紀エヴァンゲリオン』とは、監督・庵野秀明が率いるGAINAXによるTVアニメ作品および登場する巨大人型兵器の名称。略称『エヴァ』。 本作を原作とする劇場版、漫画、ゲーム作品などの派生作品が存在する。本記事では1994年10月から翌3月まで放送されたTVシリーズについて記述。 90年代に社会現象とまで言われた国民的アニメの一つ。ストーリーは主に少年少女の苦悩が描かれ、人類の敵「使徒」との闘うにつれ、使徒やエヴァの正体など多くの謎解きが展開されるが、すべては説明されずに完結した作品。
Read Article
ヱヴァンゲリヲン新劇場版(ヱヴァ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とは、2007年から公開されているアニメ映画シリーズである。 1994-1995年のTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』が原作。総監督はTVシリーズと同様に庵野秀明が担当している他、主要スタッフや声優もほぼ同一でリメイクではなく「リビルド(再構築)」作品。 全4部作予定で、現在3作目まで公開済み。巨大人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットの少年少女を主人公とし、人類の敵「使徒」との闘いや人間同士の争い、陰謀の謎解き、主人公の苦悩や成長を描いたストーリーである。
Read Article
シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇(シン・エヴァ)のネタバレ解説・考察まとめ
『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』(EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME)とは、2021年に公開されたSFアニメーション映画。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』全4部作の4作目にあたり、四半世紀にわたる『エヴァンゲリオン』シリーズの集大成の作品として、公開前から注目を集めた。総監督・脚本・原作・製作総指揮を庵野秀明が務める。前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の後、失意のどん底にいる碇シンジが立ち直る姿を描く。
Read Article
新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)のネタバレ解説・考察まとめ
『新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)』とは、ガイナックス制作による庵野秀明監督のアニメーション映画。主たるジャンルはロボットアニメに分類される。同名TV作品のリメイク映画作品。 地球に突如として謎の巨大生命体「使徒」が出現。これへの対処に組織された特務機関「ネルフ」は、巨大人造人間「エヴァンゲリオン」を創造した。操縦には資格を持った14歳の少年が必要である。操縦者に選ばれた少年碇シンジと、彼を取り巻く人間たちの複雑怪奇な愛憎劇を描く。
Read Article
EVA-EXTRA-EXTRA(シンエヴァの薄い本)のネタバレ解説・考察まとめ
『EVA-EXTRA-EXTRA』とは『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』の入場者プレゼントとして2021年6月12日から全国の映画館で配布された入場者特典である。前作である『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の前日譚を描いた漫画『EVANGELION:3.0 (-120min.)』を始めとして、公式アニメーターによるイラストが多数収録されたことから話題を呼んだ。表紙のイラストは総作画監督である錦織敦史が担当している。
Read Article
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(ヱヴァ:破)のネタバレ解説・考察まとめ
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』とは、社会現象をも巻き起こしたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を、同作監督を務めた庵野秀明自らが再構成したアニメ映画作品。「新劇場版」シリーズの二作目である。 謎の巨大生物・使徒により、「セカンド・インパクト」という大災害が発生してから15年。14歳の少年碇シンジは、父ゲンドウの命令で汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗り込み、使徒と戦うことを強いられる。同じくパイロットに選ばれた少女たちと交流しながら、シンジは世界の謎を巡る奇怪な陰謀に翻弄されていく。
Read Article
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(ヱヴァ:序)のネタバレ解説・考察まとめ
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(以下ヱヴァ:序)とは、ガイナックスの取締役だった庵野秀明氏が独立し、2006年に設立した株式会社カラーの第1回作品である。テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(以下TVシリーズ)に新たな設定とストーリーを追加して、再構築したシリーズの第1作目である。本作は全4部作の第1作目にあたる。またタイトルの『序』は雅楽の用語『序破急』から来ている。ヱヴァ:序はTVシリーズの第壱話~第六話までのストーリが基盤となっているが、TVシリーズの原画の流用は1枚もない。
Read Article
エヴァンゲリオンシリーズの使徒まとめ
『新世紀エヴァンゲリオン』とは、庵野秀明監督率いるGAINAX制作のアニメシリーズである。時は2015年。大きな災厄「セカンドインパクト」と生き延びた人類は、「使徒」と呼ばれる新たな脅威に晒されていた。主人公の碇シンジを含む14歳の少年少女が汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」に乗り込み、使徒と戦うストーリーを軸に人間ドラマが展開された。人類の敵と称される使徒は外見、能力もバラバラで一切が謎に包まれており、作品の人気の一因にもなった。
Read Article
エヴァンゲリオンシリーズの機体とパイロットまとめ
『新世紀エヴァンゲリオン』とはGAINAXによるアニメ作品、及びそこからメディア展開された作品である。14歳の少年少女が、巨大な人造人間エヴァンゲリオンに乗り込み、使徒と呼ばれる謎の敵と戦うのが主軸。そこに聖書や心理学の要素を絡めた実験的な作風や人間ドラマが人気を呼び、社会現象にまでなった。2007年には「再構築」として『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズが公開された。今尚アニメ界で異彩を放つ作品である。
Read Article
エヴァンゲリオンシリーズのWILLE(ヴィレ)まとめ
WILLE(ヴィレ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場する組織で、反NERV(ネルフ)を掲げて行動する軍事団体。NERVによるフォースインパクトの阻止を目下最大の目標として活動している。 サードインパクトによって世界各国がほぼ壊滅した中、元NERVの職員や軍と民間の有志によって結成された混成部隊。それだけに兵器を扱い慣れている者もいればそうでない者もいるなど練度はまちまちである。組織のイメージカラーは青で、構成員はこの色のバンダナを身に着けている。
Read Article
エヴァンゲリオンシリーズの伏線・謎まとめ
社会現象にまでなったアニメ『エヴァンゲリオン』シリーズには、複雑怪奇な謎と詳細に語られることなく終わった設定や伏線が数多く存在する。それらは強烈な魅力ともなったが、「誰が何をしたいのかよく分からない」との評価の原因にもなった。 世界を滅ぼしかけたセカンドインパクトの真実。汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンの正体。使徒たちはどこから現れたのか。人類補完計画の全貌とその目的。綾波レイや渚カヲルは何者なのか。ここでは、『エヴァンゲリオン』シリーズで描かれた伏線と謎について紹介する。
Read Article
ヱヴァンゲリヲン新劇場版の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとは、1995年制作のテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を原作とした劇場版アニメ。総監督庵野秀明を始めとして、ほとんどの声優やスタッフがテレビアニメシリーズに引き続き制作を手掛けている。単なるリメイクではなく「再構築(リビルド)」と位置づけ、14歳の少年少女が人型兵器エヴァンゲリオンに乗って謎の使徒と戦うという大本の設定は同一ながら、中盤から全く新しい展開を見せている。2021年にシリーズ完結作となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が公開された。
Read Article
新世紀エヴァンゲリオン・旧劇場版の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『新世紀エヴァンゲリオン』は1995年に製作された庵野秀明監督によるロボットアニメ作品。巨大な人造人間である「エヴァンゲリオン」のパイロットである14歳の少年少女たちと、謎の敵「使徒」との戦いを描く。謎めいたストーリー展開、今までにない独特の世界観から社会的ブームを巻き起こした。それぞれの個性的なキャラクターたちから印象深いセリフが放たれている。
Read Article
碇ゲンドウ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
碇ゲンドウとは、新世紀エヴァンゲリオンの登場人物で、特務機関ネルフの最高司令官。主人公碇シンジの実父ではあるが、その関係は荒んでおりほとんど親子らしい会話を交わすことはなかった。本作の核心ともいえる「人類補完計画」を実行すべく謀略を巡らせる黒幕的ポジション。その真の目的は、過去に命を落とした最愛の妻・碇ユイと再会することである。常にサングラスをかけており、その表情を読み取ることは難しい。
Read Article
鈴原サクラ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
鈴原サクラ(すずばらサクラ)とはアニメ映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの登場人物で、反ネルフ組織「ヴィレ」に所属する医療スタッフ。テレビアニメシリーズでは鈴原トウジの妹として名前だけ言及されていたが、新劇場版シリーズで初めて本人の姿が登場した。基本的に明るく柔和な女性だが、主人公の碇シンジがエヴァに乗ることについては激しく反対する。碇シンジに対して愛憎入り混じった複雑な感情を抱き、彼を不幸にしたくないという想いから過激ともいえる行動に出た。
Read Article
冬月コウゾウ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
冬月コウゾウとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で特務機関ネルフ副指令。謎に包まれたネルフ司令碇ゲンドウの数少ない理解者であり、真の目的を共有する同志である。主にネルフの実務処理を担当しているが、ゲンドウの不在時には代わりに作戦指揮を執ることも多い。元々は京都大学の教授として形而上生物学を研究しており、その時に教え子であった碇ユイやゲンドウと出会っていた。ロマンスグレーの初老の紳士で、常にゲンドウの傍らに立ち戦況を見守っている。
Read Article
加持リョウジ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
加持リョウジとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で特務機関ネルフに所属する諜報員。後ろで束ねた長髪に無精髭、咥え煙草がトレードマークの伊達男で、飄々としたプレイボーイ。しかしその真の姿は、ネルフとその上位組織であるゼーレ、日本政府を股にかけて暗躍する三重スパイである。セカンドインパクトの真相を探るため独自に動いていたが、ゼーレを裏切ったことで始末された。エヴァの戦闘指揮官・葛城ミサトは彼の元恋人であり、再会した後は再び深い仲になっている。
Read Article
碇ユイ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
碇ユイとは『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、主人公碇シンジの母親。物語の始まる10年前にエヴァンゲリオン初号機の開発中の事故で死亡したとされているが、実は初号機の中に肉体ごと取り込まれてしまっている。ユイの死が夫であるゲンドウを狂わせ、人類補完計画に傾倒していく原因となった。すでに故人ということもありほとんど回想シーンでしか登場しないものの、ある意味では作品の根幹にかかわる重要人物といえる。
Read Article
鈴原トウジ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
鈴原トウジとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で主人公シンジのクラスメイト。関西弁が特徴で、常に黒いウィンドブレーカーを着用している。エヴァパイロットであるシンジに当初は反感を抱いていたが、彼の苦労や覚悟を知って和解する。その後は同じくクラスメイトの相田ケンスケと共に「3バカトリオ」として親しく付き合うようになった。テレビアニメ版では参号機のテストパイロットに選ばれるが、起動実験時の暴走と初号機による破壊によって左脚を失ってしまう。
Read Article
綾波レイ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
綾波レイ(あやなみレイ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物であり、エヴァ零号機のパイロット。水色の髪に赤い瞳が特徴のミステリアスな美少女。当初は感情をほとんど表に出さず、機械のように命令に忠実に従っていたが、シンジとの交流を通して徐々に自我が芽生えていく。その正体はシンジの母・碇ユイを元にしたクローンであり、複数の「綾波レイ」が存在している。人類補完計画の要として、作中で大きな役割を果たす。
Read Article
惣流(式波)・アスカ・ラングレー(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
惣流・アスカ・ラングレー(そうりゅう・アスカ・ラングレー)とは新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で、エヴァ弐号機のパイロット。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズにおける苗字は「式波」。茶髪と赤いプラグスーツがトレードマークの帰国子女で、勝気な性格から他のパイロットともたびたび衝突する。主人公である碇シンジと任務遂行上の理由から同居することになり、反発し合いながらも徐々に絆を深めていく。エヴァで活躍することを何よりも自分の存在意義と考えている。
Read Article
碇シンジ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
碇シンジ(いかりシンジ)とは『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの主人公でエヴァンゲリオン初号機のパイロット。母・碇ユイをエヴァ起動実験の事故で失って以降父・ゲンドウとは距離を置いていたが、2015年突如ネルフ本部のある第3新東京市に呼び出され、エヴァ初号機パイロットに任命される。最初はエヴァに乗る事を拒絶していたシンジだったが、上司兼保護者の葛城ミサトやパイロット仲間の綾波レイや惣流(新劇場版では式波)・アスカ・ラングレー、クラスメイト達との交流を通して徐々に成長していく。
Read Article
赤木リツコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
赤木リツコとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物であり、特務機関ネルフ技術開発部に所属する科学者。人型兵器エヴァンゲリオンの開発に深く関わっているほか、ネルフ本部の意思決定を支えるスーパーコンピューター「MAGI」の管理運営担当者でもある。戦闘指揮官である葛城ミサトとは学生時代からの友人で、時に衝突することもあるが技術者的見地から彼女の作戦をサポートしている。ネルフ司令碇ゲンドウの愛人でもあり、エヴァとネルフの抱える秘密を知る立場にあった。
Read Article
真希波・マリ・イラストリアス(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
真希波・マリ・イラストリアス(まきなみ・マリ・イラストリアス)とはヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズの登場人物で、エヴァ仮設5号機、2号機、8号機パイロット。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』より登場する新キャラクターで、その明るく奔放なキャラクターと謎に満ちた正体に注目が集まった。2つ結びの茶髪と赤縁眼鏡がトレードマーク。『Q』以降は改2号機パイロットである式波・アスカ・ラングレーの相方として8号機を操り、数々の戦場を駆け抜ける。
Read Article
葛城ミサト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
葛城ミサトとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物でエヴァの戦闘指揮官。主人公の碇シンジの保護者兼上司として、時に厳しく接しながらも彼の成長を見守っていく。セカンドインパクト時の南極調査隊の生き残りでもあり、父の仇である使徒殲滅に情熱を燃やす。彼女の立てる作戦は無謀なものがほとんどだが、ミサト自身の強運によるものか結果的には成功を収めている。
Read Article
伊吹マヤ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
伊吹マヤとは新世紀エヴァンゲリオンの登場人物で、特務機関ネルフ本部所属のオペレーター。人型兵器エヴァンゲリオンの戦闘をサポートする役回りとして、第1回から戦闘時には欠かさず登場している。上司の赤木リツコを「センパイ」と呼んで慕っており、彼女から直々に技術指導を受けている。生真面目な性格や、黒髪ショートカットという可愛らしい見た目から、メインキャラクターではないにも関わらず高い人気を誇っている。
Read Article
相田ケンスケ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
相田ケンスケとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で主人公碇シンジのクラスメイト。軍事オタクで常にビデオカメラを持ち歩いている変わり者。眼鏡と茶髪、そばかすが特徴的な中学生。エヴァに強い憧れを抱いており、戦闘を一目見るためにシェルターを抜けだしたり、パイロットになりたいと指揮官の葛城ミサトに直談判したりと目的のためならなりふり構わないところがある。新劇場版では大人になったケンスケが再登場し、物語のキーマンとなった。
Read Article
渚カヲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
渚カヲル(なぎさカヲル)とは新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で、5番目のエヴァンゲリオンパイロット(フィフスチルドレン)。その正体は第1にして最後の使徒であり、作中で提示された多くの謎の鍵を握る重要人物。白い髪と赤い瞳、色白の肌が特徴的な美少年である。主人公である碇シンジに強い興味を持ち、瞬く間に心を通い合わせた親友となる。傷ついたシンジを慰め、大きな影響を与えるが、最終的にはシンジの手にかかって亡くなるという悲劇的な最期を迎える。
Read Article
日向マコト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
日向マコトとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で特務機関ネルフ本部のオペレーター。黒縁眼鏡とオールバックの髪型が特徴の男性。エヴァの戦闘時におけるサポートが主な仕事であり、使徒の反応を観測した際に「パターン青!」と告げるのが日向のお決まりのセリフとなっている。物語にあまり関わらない役どころではあるが、第1話から新劇場版まで出演しているレギュラーキャラクターであり、エヴァという作品の世界観を支える名脇役である。
Read Article
加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
加持リョウジJr.(かじ リョウジ ジュニア)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、加持リョウジと葛城ミサトの間に生まれた少年。父と同じ名前で、作中では特に「Jr.」と呼称される場面は無い。 生まれる前に父を失い、母とも会ったことがなく、両親のことは何も知らない。世界的大災害サードインパクトを生き残った人々の支援を目的とする組織KREDIT(クレーディト)に所属し、汚染された大地を浄化する研究をしている。主人公の碇シンジ曰く、「すごくいいヤツ」とのこと。
Read Article
青葉シゲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
青葉シゲルとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、ネルフ本部所属のオペレーター。主に通信と情報分析を担当しており、使徒との戦闘ではエヴァや本部施設のモニタリングと戦況のアナウンスを行う。肩にかかる程度のロン毛と鋭い目つきが特徴のやせ形の男性。物語の本筋に深く関わるキャラクターではないが、テレビアニメ版第1話から登場し、作中の戦闘描写になくてはならない存在である。趣味はギターで、音楽雑誌を読んでいたりギターケースを背負って出勤したりする様子が描かれている。
Read Article
惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
惣流・キョウコ・ツェッペリンとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、メインヒロインの1人である惣流・アスカ・ラングレー/式波・アスカ・ラングレーの母親。 特務機関NERV(ネルフ)の前身の1つであるゲヒルンという組織のドイツ支部に所属する科学者だったが、エヴァンゲリオン弐号機の実験中に事故に遭い、魂の大半を機体に取り込まれてしまう。この結果精神を病み、人形のことを娘のアスカだと思い込み、突発的に自殺する。しかしエヴァンゲリオン弐号機の中から娘のことを見守り、彼女と共に戦い続けた。
Read Article
北上ミドリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
北上ミドリ(きたかみ ミドリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、反NERV(ネルフ)組織WILLE(ヴィレ)のメンバーの1人。 WILLEが保有する空中戦艦AAAヴンダーの艦橋要員で索敵担当。特徴的なピンク色の髪は、染めているわけではなくエヴァンゲリオン・インフィニティの廃液を浴びて変色したものである。かつて碇シンジが発生させたサードインパクトによって家族やそれ以前の生活を失っており、14年ぶりに目覚めた彼のことを冷ややかな目で眺めていた。
Read Article
赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
赤木ナオコ(あかぎ ナオコ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、高名なコンピュータ技師。 特務機関NERV(ネルフ)の活動を支えるスーパーコンピュータシステム「MAGI(マギ)」の開発者。NERVの前身である人工進化研究所で働き、娘である赤木リツコとは手紙でのみやりとりする多忙な日々を送っていた。同組織の代表である碇ゲンドウとは愛人の関係にあったが、次第に彼から飽きられ、綾波レイからこの事実を突きつけられて激昂。衝動的に彼女を殺し、直後に自害した。
Read Article
キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
キール・ローレンツ/ゼーレ01とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、人類補完計画を主導する秘密結社ゼーレの中心人物。 その遂行を特務機関NERV(ネルフ)の総司令官である碇ゲンドウに任せるが、彼が独自の目的に合わせて計画を歪めていることを知ると、これを裏切り行為と判断して戦略自衛隊に本拠地を襲撃させる。新劇場版では大きく設定が異なり、人間ではなく地球外で発生した知性体の成れの果てで、「自身の目的と大きく異なるものではない」とゲンドウの計画変更を許容した。
Read Article
洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ
洞木ヒカリ(ほらき ヒカリ)/鈴原ヒカリ(すずはら ヒカリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、主人公碇シンジのクライメイト。 学級委員を務めるしっかり者で、父、姉、妹に自分を加えた4人家族。家の中では母親代わりを務め、家事全般を得意とし、弁当も自分で作っている。クラスメイトの鈴原トウジに片思い中で、仲良くなるきっかけを探している。弐号機のパイロットである惣流(式波)・アスカ・ラングレーからは、その面倒見の良さから頼りにされるようになり、やがて友人としての関係を築いていった。
Read Article
タグ - Tags
- EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE.
- EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.
- EVANGELION:3.0 YOU CAN (NOT) REDO.
- EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME
- Neon Genesis EVANGELION
- Neon Genesis Evangelion: Death & Rebirth
- Revival of Evangelion
- The End of Evangelion
- シン・エヴァ
- シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇
- ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
- ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
- ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
- ヱヴァ:Q
- ヱヴァ:序
- ヱヴァ:破
- 新世紀エヴァンゲリオン
- 新世紀エヴァンゲリオン劇場版
- 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
- 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に
- 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生
- 旧劇場版
目次 - Contents
- 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の概要
- 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』のあらすじ・ストーリー
- 前作までのあらすじ
- 衛星軌道上の棺
- 14年分の齟齬
- かつての仲間と新たな友人
- 世界をやり直すために
- 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の登場人物・キャラクター
- エヴァンゲリオンパイロット
- 碇シンジ(いかり しんじ)
- 式波・アスカ・ラングレー(しきなみ・あすか・らんぐれー)
- 真希波・マリ・イラストリアス
- アヤナミ レイ
- 渚カヲル(なぎさ かをる)
- WILLE
- 葛城ミサト(かつらぎ みさと)
- 赤木リツコ(あかぎ りつこ)
- 日向マコト(ひゅうが まこと)
- 青葉シゲル(あおば しげる)
- 伊吹マヤ(いぶき まや)
- 鈴原サクラ(すずはら さくら)
- 高雄コウジ(たかお こうじ)
- 長良スミレ(ながら すみれ)
- 多摩ヒデキ(たま ひでき)
- 北上ミドリ(きたがみ みどり)
- 特務機関NERV
- 碇ゲンドウ(いかり げんどう)
- 冬月コウゾウ(ふゆつき こうぞう)
- 碇ユイ(いかり ゆい)
- ゼーレ
- ゼーレ01
- 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の兵器・使徒
- 汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオン
- エヴァンゲリオン初号機(EVANGELION TEST TYPE-01)
- エヴァンゲリオン改2号機(EVANGELION PRODUCTION MODEL-02')
- エヴァンゲリオン8号機(EVANGELION PRODUCTION MODEL CUSTOM TYPE-08)
- EVANGELION Mark.09(エヴァンゲリオン マークナイン)
- エヴァンゲリオン第13号機(EVANGELION 13)
- EVANGELION Mark.06(エヴァンゲリオン マークシックス)
- EVANGELION Mark.04(エヴァンゲリオン マークフォー)
- WILLEの兵器
- AAAヴンダー(エーエーエーヴンダー)
- DSSチョーカー(ディーエスエスチョーカー)
- 使徒
- 第1の使徒アダム
- 第2の使徒リリス
- 第12の使徒
- 第13の使徒
- 『ヱヴァンゲリオン新劇場版:Q』の用語
- 特務機関NERV(とくむきかんねるふ)
- WILLE(ヴィレ)
- ゼーレ
- 人類補完計画
- ニアサードインパクト
- 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- US作戦
- ミサト「ヴンダー発進!」
- アスカ「助けてくれないんだ、私を」
- 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:宇多田ヒカル『桜流し』