新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)のネタバレ解説・考察まとめ

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)』とは、ガイナックス制作による庵野秀明監督のアニメーション映画。主たるジャンルはロボットアニメに分類される。同名TV作品のリメイク映画作品。
地球に突如として謎の巨大生命体「使徒」が出現。これへの対処に組織された特務機関「ネルフ」は、巨大人造人間「エヴァンゲリオン」を創造した。操縦には資格を持った14歳の少年が必要である。操縦者に選ばれた少年碇シンジと、彼を取り巻く人間たちの複雑怪奇な愛憎劇を描く。

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)』の概要

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)』とは、全国東映・東急配給、制作ガイナックスのアニメーション映画である。同名のTV番組作品に再編集と新規カット、シナリオを大幅追加したリメイク作品であり、物語が未完のままに終わってしまったTV版を補完し、真の完結へと繋げた作品でもある。

正確には1997年3月封切りの『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』および同年7月封切りの『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』の二部構成の映画の総称。
二部構成とした理由は、TV版を劇場版一本にまとめあげるには制作時間が足らなかったことによる。つまり、上記二つの映画は「分割されたひとつの作品」であり、どちらか一方の視聴だけでは物語を把握できないため、両方を視聴する必要がある。

また「旧」という接頭辞がつく理由は、かつては単純に劇場版と呼称されていたものが後年になって『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズが作られたため、いわゆるレトロニムとして旧劇場版と呼ばれるようになったことによる。

主人公となる14歳の少年碇シンジと、二人のヒロイン綾波レイと惣流・アスカ・ラングレーが、巨大人造人間エヴァンゲリオンに乗り込み、謎の巨大生命体「使徒」から人類を守るために戦っていく。
彼らは戦いの中で仲間との交流を経て成長を見せていくが、それを拒絶するかのごとく、やがて使徒との戦いは人類を守るためではなく、人類を出来損ないの群体と決めつけ、完全な単体生物へ強制人工進化させるための「人類補完計画」遂行のためのシナリオだったことが判明していく。エヴァンゲリオンを操るシンジたち少年少女も、そのための駒だった。

やがてシンジは精神的に追い詰められていき、自ら生きる希望を放棄。
人類補完計画を止めることは叶わず、むしろその発動の要となってしまうが、最後に誰と出会うこともできなくなる世界を拒否し、引いては人類補完計画の撤回と、群体としての人類が存在する世界の再生を選んだ。

ジャンルとしては巨大ロボットものに分類される。
(『鉄人28号』を祖とする系列。例外はあるが人型をした巨大兵器を主役に置き、それにまつわる戦いが展開される作品群。従って戦闘機や潜水艦が主役の場合には、これが自律化された「ロボット」であっても、巨大ロボットものとしては分類されない)

ただし、登場キャラクターの造形や動きに関しては巨大ロボットものに限らず『ウルトラマン』や『仮面ライダー』に『ゴジラ』といった特撮作品、そして『デビルマン』や『マジンガーZ』に『ゲッターロボ』といった、1970年代に大いに人気を得たダイナミック・プロ作品に極めて強い影響を受けている。

また物語については『機動戦士ガンダム』の富野由悠季が手がけたアニメ『伝説巨神イデオン』が元ネタともいわれており、人に希望を見るか、絶望を見るかという哲学性の強いテーマはエヴァ・イデオン両作品に共通し、味方と敵の対戦に主眼を置いた「ロボットプロレスアニメ」とは言い表せない側面が非常に大きい。

加えて修飾として、映画監督の大友克洋の手がけた『AKIRA』のような緻密な世界観や描画、宮崎駿や押井守らがそれぞれの作品で多用したキリスト教をはじめ世界各地の宗教・哲学を物語のエッセンスとする手法を採用。
(特に聖書に関しての文献探しでは、庵野秀明が押井守へ直接アドバイスを請うことがあったといわれている)

さらには漫画家・吾妻ひでおをルーツとする、男性向けとして前面に押し出された美少女キャラを用意し、高橋留美子による男性向けにして女性からも多大な支持を集めるラブコメにも通ずるシーンを作中に散りばめるなど、生まれからして混血児そのものといった作品。

上記の評論は、本作の制作会社であるガイナックス取締役代表を務めた岡田斗司夫(同時にオタクカルチャー評論家であり、オタクそのものの代表ともいわれた)をはじめ、映画監督の宮崎駿や押井守、富野由悠季、そして庵野秀明自身がアニメ雑誌のインタビューなどで包括的にしている。

封切りの前年に放映されたTV版がすでに大ヒットとなっており、それを完結させた本作の存在が『新世紀エヴァンゲリオン』を、当時の若年層であれば知らないものはいないほどの(普段アニメを見ない層まで視聴し、日々の話題とする)社会現象にまで上り詰めさせた。
同作の監督、 庵野秀明の出世作でもある。

また、その社会現象によって本作はTV版の『新世紀エヴァンゲリオン』と併せて、巨大ロボットもののみならず、アニメ・漫画の世界に、旧来不文律として存在した商習慣を崩した。
すなわち「作品由来の玩具を売る販促でなければならない」という概念を覆し「作品自体の売り上げが見込めるなら、玩具販売はスポンサーの絶対条件としない」という通常のドラマ同様、映像そのものの売り上げが主となる土俵を後世に用意したわけである。

これにより、当時まで厳然と根付いていた、アニメ・漫画は子どもの見るものであり、大人が見るものではない=大人なのにアニメ・漫画にかまけている人間はオタク、通じて「オタク=精神発達の未熟な人」という社会の偏見に、巨大な風穴を開けることに成功した。

総じて非常に大きな金字塔を打ち立てた作品といえ、1990年代前半に一世を風靡した『ドラゴンボール』終了後の、1990年代後半から2000年代前半における日本のポップカルチャー(サブカルチャー)を代表する作品である。

TVシリーズ版と旧劇場版の関係性

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)』は、TV版『新世紀エヴァンゲリオン』において完全なものとならなかった第弐拾五話と第弐拾六話を補完するもの、という立場を明確にして制作された。そのため本作のみの視聴では『エヴァ』の物語を完全に把握することは困難であり、実質TV版の視聴を必須とする内容になっている。

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)』の内『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』はTV版(1996年放送)第壱話~第弐拾五話前編までに新規カットを加えながら再編集したものであり、基礎的な部分はTV版と変わらない。
それと同時に、本作品が物語としてスポットを当てているのは、あくまで第弐拾五話後編と第弐拾六話(の、リメイク分)となる。なぜならTV版放送時、第弐拾五話と第弐拾六話は制作が間に合わず、話が進むにつれキャラクターが独白を続けるだけの内容に終始し、ついには作画さえ中断するという、アニメを放棄したような展開を見せたからだ。

当時、TV版を視聴した人々に共通した思いは「意味不明」の一言に尽きた。
それはそれで、一体『エヴァ』の世界になにが起きたのか。主人公碇シンジと、その周囲の人々になにが起きたのか。こんなアニメ今までになかった、これで終わるはずがない、という視聴者の興味を大いにそそらせることには成功したものの、やはりこのままでは作品としてあまりにも尻切れトンボ過ぎたのだ。

そこで登場したのが『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』だが、ここでも制作が間に合わず、完結は『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』まで持ち越すこととなってしまった。そのためTV版第壱話~第弐拾四話を再編集した『DEATH (TRUE)2』編と、TV版第弐拾五話リメイクを前半まで収録した『REBIRTH』編として二部構成に分けた。

注意しておきたいのは『REBIRTH』編は制作途中の分を先行公開したものであるため完結編となる『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』の予告となっており、内容はほぼ完全に重複しているということである。

よって『REBIRTH』編は「見なくても問題はない」が「見ておくと封切り当時の空気に触れられ、物語により没入できる」ものといえる。

TV版『新世紀エヴァンゲリオン』

『エヴァ』の原典。物語の基本的な流れをつかむために視聴がほぼ必須となる。

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生 DEATH (TRUE)2』編

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)』において、TV版第弐拾四話までを映像音声含めて再利用・再構成(一部は修正および新規カット追加)したものだが、必ずしも物語の時系列通りの順番を辿ってはおらず、主人公である碇シンジの記憶を整理するかのような演出としている。
物語の「おさらい」としての機能は弱く、本作の視聴のみで全体像を把握することを難しくさせている要因である。

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生 REBIRTH』編

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』の後編といった扱いであり、TV版第弐拾五話のリメイクにあたるが、内容は『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』の予告となっている。そのため、この編のみは視聴を飛ばしても物語を流れを把握することに問題はない。
(その性質上、メディアによっては収録されていないこともある)

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』

TV版『新世紀エヴァンゲリオン』第弐拾五話と第弐拾六話をリメイクしたもの。
ただし、こちらは『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』と打って変わってTV版の映像・音声の使い回しがほとんどない新規制作となっており、それがTV版の第弐拾五話と第弐拾六話を置き換える「完成品」なのか、それとも「別の物語」として劇場版独自の展開を描いたものなのかは明確にされていない。

『DEATH』編タイトルの変遷

『DEATH (TRUE)2』編という奇妙なタイトルの由来は、じつは初期の劇場放映分から手直しを受けたことによるもの。
まず『DEATH』編が劇場で封切りされ、その後WOWOWで放送される際に『DEATH (TRUE)』編という手直しを受けた。そして、さらに映像ソフト用として収録される際に、二回目の手直しを受けて『DEATH (TRUE)2』編へタイトルが変遷したのである。
また、動画配信サービス用に使われているものも、ほとんどが『DEATH (TRUE)2』編である。

そのため、手直し前の『DEATH』編と『DEATH (TRUE)』編は、世に出回っていないに等しく視聴するのには非常に探索の手間を要する。手直し後との差を探してみたいという場合以外は『DEATH (TRUE)2』編の視聴のみで問題はない。

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)』のあらすじ・ストーリー

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』

『DEATH』編 / 『DEATH (TRUE)』編(修正版) / 『DEATH (TRUE)2』編(再修正版)

最後の使徒であるカヲル。

開幕~再生される、シンジの記憶の断片

かつて南極で「セカンドインパクト」が起きた。正体不明にして極大規模の爆発である。
セカンドインパクトは地軸を変化させ、大規模な地殻変動をもたらし、世界中の海水面を上昇させた。これにより、日本も海岸沿いの土地の大半が水没し、かつての東京も今や水の底となってしまう。
その直前には、カプセルに収容される少女だった頃の葛城ミサトの姿があった。

やがて、首都は第2新東京市として長野県松本市に移され、さらに神奈川県は箱根に第3新東京市が築かれていた。
時にして西暦2015年のことである。

ある日、14歳の少年、碇シンジは突如としてそれまで音信不通になっていた父親から、第3新東京市へ呼び出された。母もなく、ろくに愛情をかけてもらえなかった彼の父親に対する感情は複雑であり、表向きには「今更なんなのか」と不満を表しながら第3新東京市の土を踏んだ。

シンジを待っていたのは特務機関「ネルフ」所属の女性、葛城ミサトと、第3新東京市へ襲い来る第3使徒サキエルだった。これを迎撃に出た国連軍との戦闘に巻き込まれたシンジは、ミサトによってネルフへ、第3新東京市の地下に広がるジオフロントへ強制直行させられる。そこで見せられたものこそ、一見すると巨大ロボットにも思える人造人間、ネルフが所持する汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」その初号機だった。

ミサトに関する記憶の断片

次にシンジの保護者となったミサトに関する記憶の断片が「再生」されていく。父親を亡くた心の傷から己の殻に閉じこもった過去、やがて時間が経って親友となるリツコとの出会い、しかしなにもかも疲れを感じたと感じる彼女の今の心境。彼女を好きではないとするアスカと、悪い人ではないと思ったシンジの声が聞こえる。
エヴァとの関わりに苦しむシンジと、彼に叱咤激励をするミサトを中心に彼を取り巻いた人々の声が繰り返された。

アスカに関する記憶の断片

次にガギエルを圧倒し、華々しく姿を見せたエヴァ弐号機から続く、アスカに関する記憶が再生される。
一見ポジティブだが、記憶が再生されていく内に、協調性に長けるとはいえない彼女のヒステリックな部分が浮き彫りになっていく。また、その合間には弐号機とのシンクロを失ったことが原因となって心を壊し、廃墟のバスタブに独り浸かる姿も差し挟まれた。

綾波に関する記憶の断片

対比するように、零号機パイロットの綾波に関する記憶も並行して再生されていく。
使徒を倒すために必要だったシンジとのユニゾン訓練で、まったく足並みを揃えられないアスカに対して、抜群の相性を見せる。あまり感情を表に出さないが、シンジがどう相対すればよいのか解らないと思っている父ゲンドウのことを、信じている様子だった「彼女」は、やがて零号機と共に散っていく。

ゲンドウに関する記憶の断片

次に妻ユイの墓前で息子シンジと珍しく会話するところから、ゲンドウに関する記憶が流れる。
ネルフを統括するスーパーコンピュータMAGIの制作者ナオコを愛人としたこと、しかし形だけであり、その心はユイを蘇らせる鍵となる綾波に注がれていたことと、それが原因でナオコは「綾波の内の一人」を手にかけたことの記憶である。
そして彼の片手には、アダムが埋め込まれていた(TV版ではただの掌だったシーンが、新規カットで描き直されている)。

エヴァと使徒に関する記憶の断片

そしてエヴァと使徒に関する記憶が再生される。
単純に使徒を倒すための兵器などではなく、エヴァはその内部に得体の知れないなにかを秘めており、そもそも使徒と同質のなにかであるらしいということが判明し、初号機が人間のコントロールを放れて「覚醒」し、自らの意志で動き、ゼルエルを捕食していった記憶の断片だ。

カヲルに関する記憶の断片~終幕

それらの果てに「演奏練習開始時刻 定刻――ヴァイオリン――第一絃」の字幕の後、最後の使徒であるカヲルが現れる。彼は搭乗者のいなくなったエヴァ弐号機を操り初号機と戦わせ、そしてA.T.フィールドは誰もが持っている心の壁だとする言葉を吐くが、やがて敵意を翻すかのごとく生と死は等価値と発言すると、その命をシンジに捧げ、初号機に握りつぶされるシーンをもって終幕となる。

『REBIRTH』編

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』の冒頭とほぼ完全に重複する。
出撃不可能に陥ったシンジと、空に円を描いて舞うエヴァ量産型のカットを最後にエンドロールとなっている。

ただし、本シリーズで人気のある楽曲「魂のルフラン」はこの編でしかかからないため、実際に映像と共に聴いてみたいという場合には『REBIRTH』編を視聴する必要がある。

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』

序盤:アスカの最期

カヲルを含める全ての使徒は撃破された。今やネルフはその使命を終え、組織の解体を待つだろうとされていた。ただ、職員たちでさえもよく理解できていない最終目的「人類補完計画」の発動を目前に控えるのみだ。
街外れに駐車した愛車の中で、ミサトがその計画の内容をひとりごちる。

「出来損ないの群体としてすでに行き詰まった人類を、完全な単体としての生物へ人工進化させる人類補完計画……」

だが、この計画の細部はネルフの上部組織たる「秘密結社ゼーレ」と、碇ゲンドウ率いるネルフとでは、違っていた。
正確には、ゼーレが「人類全体の個体としての再生」だけを考えていたことに対して、ゲンドウ個人はその理屈を利用しようとしていたのだ。

ゲンドウの目的は人類補完計画は遂行しつつも、自身はエヴァという神の器を利用し、人類補完計画後に誕生する単体生命の制御役となること。すなわち自身が神となることで、その力で死んでしまった最愛の妻であり理解者たる碇ユイを蘇らせ、そして再会するということであったのだ。

当然、そのようなゲンドウ個人にしか利益のない身勝手を「他者」が認めるはずもない。ゼーレはゲンドウへ引導を渡すため、自分たちが保有する戦力をもってネルフせん滅に動き始めた。
加えてゼーレには焦りもあった。人類補完計画発動のための鍵となるのは、地球生命体の根源となった二柱の神「リリス」と「アダム」であり。その二柱の内、リリスはコピーされ「エヴァ初号機」として、アダムはその魂をゲンドウの肉体自身に宿しており、どちらもネルフの手の内にあったからだ。

ネルフに対して、ゼーレ指揮下の戦略自衛隊の襲撃がはじまる。
そもそも対人・対組織戦闘のためには組織されていなかったネルフは、あっという間に軍隊である戦略自衛隊の前に屍の山を築いていく。エヴァのパイロット全員にも射殺命令が下されており、シンジも発見されてしまう。危機一髪でミサトの銃弾に救われるものの、すでに生きる意志を失っていたシンジは身じろぎひとつできなくなっていた。

同じ頃、エヴァ弐号機に搭乗しつつもシンクロ率の低下によってこれを操縦できず、絶望に支配されていたアスカが、ふとエヴァ弐号機そのものに母の面影を見たことで覚醒。エヴァ弐号機にとどめを刺そうとする戦略自衛隊の兵器群を次々に撃破し、鬼神のごとき働きを見せる。
だがその活躍も束の間、ゼーレより放たれた9体のエヴァンゲリオン量産機の前に敗れ、アスカは文字通り、弐号機ごと量産機に「食われて」しまう。

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綾波レイ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

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綾波レイ(あやなみレイ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物であり、エヴァ零号機のパイロット。水色の髪に赤い瞳が特徴のミステリアスな美少女。当初は感情をほとんど表に出さず、機械のように命令に忠実に従っていたが、シンジとの交流を通して徐々に自我が芽生えていく。その正体はシンジの母・碇ユイを元にしたクローンであり、複数の「綾波レイ」が存在している。人類補完計画の要として、作中で大きな役割を果たす。

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惣流(式波)・アスカ・ラングレー(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

惣流(式波)・アスカ・ラングレー(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

惣流・アスカ・ラングレー(そうりゅう・アスカ・ラングレー)とは新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で、エヴァ弐号機のパイロット。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズにおける苗字は「式波」。茶髪と赤いプラグスーツがトレードマークの帰国子女で、勝気な性格から他のパイロットともたびたび衝突する。主人公である碇シンジと任務遂行上の理由から同居することになり、反発し合いながらも徐々に絆を深めていく。エヴァで活躍することを何よりも自分の存在意義と考えている。

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碇シンジ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

碇シンジ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

碇シンジ(いかりシンジ)とは『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの主人公でエヴァンゲリオン初号機のパイロット。母・碇ユイをエヴァ起動実験の事故で失って以降父・ゲンドウとは距離を置いていたが、2015年突如ネルフ本部のある第3新東京市に呼び出され、エヴァ初号機パイロットに任命される。最初はエヴァに乗る事を拒絶していたシンジだったが、上司兼保護者の葛城ミサトやパイロット仲間の綾波レイや惣流(新劇場版では式波)・アスカ・ラングレー、クラスメイト達との交流を通して徐々に成長していく。

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赤木リツコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

赤木リツコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

赤木リツコとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物であり、特務機関ネルフ技術開発部に所属する科学者。人型兵器エヴァンゲリオンの開発に深く関わっているほか、ネルフ本部の意思決定を支えるスーパーコンピューター「MAGI」の管理運営担当者でもある。戦闘指揮官である葛城ミサトとは学生時代からの友人で、時に衝突することもあるが技術者的見地から彼女の作戦をサポートしている。ネルフ司令碇ゲンドウの愛人でもあり、エヴァとネルフの抱える秘密を知る立場にあった。

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真希波・マリ・イラストリアス(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

真希波・マリ・イラストリアス(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

真希波・マリ・イラストリアス(まきなみ・マリ・イラストリアス)とはヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズの登場人物で、エヴァ仮設5号機、2号機、8号機パイロット。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』より登場する新キャラクターで、その明るく奔放なキャラクターと謎に満ちた正体に注目が集まった。2つ結びの茶髪と赤縁眼鏡がトレードマーク。『Q』以降は改2号機パイロットである式波・アスカ・ラングレーの相方として8号機を操り、数々の戦場を駆け抜ける。

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葛城ミサト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

葛城ミサト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

葛城ミサトとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物でエヴァの戦闘指揮官。主人公の碇シンジの保護者兼上司として、時に厳しく接しながらも彼の成長を見守っていく。セカンドインパクト時の南極調査隊の生き残りでもあり、父の仇である使徒殲滅に情熱を燃やす。彼女の立てる作戦は無謀なものがほとんどだが、ミサト自身の強運によるものか結果的には成功を収めている。

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伊吹マヤ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

伊吹マヤ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

伊吹マヤとは新世紀エヴァンゲリオンの登場人物で、特務機関ネルフ本部所属のオペレーター。人型兵器エヴァンゲリオンの戦闘をサポートする役回りとして、第1回から戦闘時には欠かさず登場している。上司の赤木リツコを「センパイ」と呼んで慕っており、彼女から直々に技術指導を受けている。生真面目な性格や、黒髪ショートカットという可愛らしい見た目から、メインキャラクターではないにも関わらず高い人気を誇っている。

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相田ケンスケ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

相田ケンスケ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

相田ケンスケとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で主人公碇シンジのクラスメイト。軍事オタクで常にビデオカメラを持ち歩いている変わり者。眼鏡と茶髪、そばかすが特徴的な中学生。エヴァに強い憧れを抱いており、戦闘を一目見るためにシェルターを抜けだしたり、パイロットになりたいと指揮官の葛城ミサトに直談判したりと目的のためならなりふり構わないところがある。新劇場版では大人になったケンスケが再登場し、物語のキーマンとなった。

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渚カヲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

渚カヲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

渚カヲル(なぎさカヲル)とは新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で、5番目のエヴァンゲリオンパイロット(フィフスチルドレン)。その正体は第1にして最後の使徒であり、作中で提示された多くの謎の鍵を握る重要人物。白い髪と赤い瞳、色白の肌が特徴的な美少年である。主人公である碇シンジに強い興味を持ち、瞬く間に心を通い合わせた親友となる。傷ついたシンジを慰め、大きな影響を与えるが、最終的にはシンジの手にかかって亡くなるという悲劇的な最期を迎える。

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日向マコト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

日向マコト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

日向マコトとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で特務機関ネルフ本部のオペレーター。黒縁眼鏡とオールバックの髪型が特徴の男性。エヴァの戦闘時におけるサポートが主な仕事であり、使徒の反応を観測した際に「パターン青!」と告げるのが日向のお決まりのセリフとなっている。物語にあまり関わらない役どころではあるが、第1話から新劇場版まで出演しているレギュラーキャラクターであり、エヴァという作品の世界観を支える名脇役である。

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加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

加持リョウジJr.(かじ リョウジ ジュニア)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、加持リョウジと葛城ミサトの間に生まれた少年。父と同じ名前で、作中では特に「Jr.」と呼称される場面は無い。 生まれる前に父を失い、母とも会ったことがなく、両親のことは何も知らない。世界的大災害サードインパクトを生き残った人々の支援を目的とする組織KREDIT(クレーディト)に所属し、汚染された大地を浄化する研究をしている。主人公の碇シンジ曰く、「すごくいいヤツ」とのこと。

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青葉シゲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

青葉シゲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

青葉シゲルとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、ネルフ本部所属のオペレーター。主に通信と情報分析を担当しており、使徒との戦闘ではエヴァや本部施設のモニタリングと戦況のアナウンスを行う。肩にかかる程度のロン毛と鋭い目つきが特徴のやせ形の男性。物語の本筋に深く関わるキャラクターではないが、テレビアニメ版第1話から登場し、作中の戦闘描写になくてはならない存在である。趣味はギターで、音楽雑誌を読んでいたりギターケースを背負って出勤したりする様子が描かれている。

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惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

惣流・キョウコ・ツェッペリンとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、メインヒロインの1人である惣流・アスカ・ラングレー/式波・アスカ・ラングレーの母親。 特務機関NERV(ネルフ)の前身の1つであるゲヒルンという組織のドイツ支部に所属する科学者だったが、エヴァンゲリオン弐号機の実験中に事故に遭い、魂の大半を機体に取り込まれてしまう。この結果精神を病み、人形のことを娘のアスカだと思い込み、突発的に自殺する。しかしエヴァンゲリオン弐号機の中から娘のことを見守り、彼女と共に戦い続けた。

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北上ミドリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

北上ミドリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

北上ミドリ(きたかみ ミドリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、反NERV(ネルフ)組織WILLE(ヴィレ)のメンバーの1人。 WILLEが保有する空中戦艦AAAヴンダーの艦橋要員で索敵担当。特徴的なピンク色の髪は、染めているわけではなくエヴァンゲリオン・インフィニティの廃液を浴びて変色したものである。かつて碇シンジが発生させたサードインパクトによって家族やそれ以前の生活を失っており、14年ぶりに目覚めた彼のことを冷ややかな目で眺めていた。

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赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

赤木ナオコ(あかぎ ナオコ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、高名なコンピュータ技師。 特務機関NERV(ネルフ)の活動を支えるスーパーコンピュータシステム「MAGI(マギ)」の開発者。NERVの前身である人工進化研究所で働き、娘である赤木リツコとは手紙でのみやりとりする多忙な日々を送っていた。同組織の代表である碇ゲンドウとは愛人の関係にあったが、次第に彼から飽きられ、綾波レイからこの事実を突きつけられて激昂。衝動的に彼女を殺し、直後に自害した。

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キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

キール・ローレンツ/ゼーレ01とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、人類補完計画を主導する秘密結社ゼーレの中心人物。 その遂行を特務機関NERV(ネルフ)の総司令官である碇ゲンドウに任せるが、彼が独自の目的に合わせて計画を歪めていることを知ると、これを裏切り行為と判断して戦略自衛隊に本拠地を襲撃させる。新劇場版では大きく設定が異なり、人間ではなく地球外で発生した知性体の成れの果てで、「自身の目的と大きく異なるものではない」とゲンドウの計画変更を許容した。

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洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

洞木ヒカリ(ほらき ヒカリ)/鈴原ヒカリ(すずはら ヒカリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、主人公碇シンジのクライメイト。 学級委員を務めるしっかり者で、父、姉、妹に自分を加えた4人家族。家の中では母親代わりを務め、家事全般を得意とし、弁当も自分で作っている。クラスメイトの鈴原トウジに片思い中で、仲良くなるきっかけを探している。弐号機のパイロットである惣流(式波)・アスカ・ラングレーからは、その面倒見の良さから頼りにされるようになり、やがて友人としての関係を築いていった。

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