碇シンジ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

碇シンジ(いかりシンジ)とは『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの主人公でエヴァンゲリオン初号機のパイロット。母・碇ユイをエヴァ起動実験の事故で失って以降父・ゲンドウとは距離を置いていたが、2015年突如ネルフ本部のある第3新東京市に呼び出され、エヴァ初号機パイロットに任命される。最初はエヴァに乗る事を拒絶していたシンジだったが、上司兼保護者の葛城ミサトやパイロット仲間の綾波レイや惣流(新劇場版では式波)・アスカ・ラングレー、クラスメイト達との交流を通して徐々に成長していく。

碇シンジの概要

碇シンジ(いかりシンジ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの主人公でエヴァンゲリオン初号機のパイロット。母・碇ユイをエヴァ起動実験の事故で失って以降父・ゲンドウとは距離を置いていたが、2015年突如ネルフ本部のある第3新東京市に呼び出され、エヴァ初号機パイロットに任命される。最初はエヴァに乗る事を拒絶していたシンジだったが、上司兼保護者の葛城ミサトやパイロット仲間の綾波レイや惣流(新劇場版では式波)・アスカ・ラングレー、クラスメイト達との交流を通して徐々に成長していく。
エヴァの操縦においては天性の才能を発揮する。幼い頃から訓練を重ねてきたアスカと比べても、遜色ないどころか上回ってさえいる。

碇シンジのプロフィール・人物像

生年月日:2001年6月6日
血液型:A型
年齢:14歳
身長:157cm
特技・趣味:チェロ演奏(テレビアニメ版)、料理
担当声優:緒方恵美(成人したシンジ:神木隆之介)

物腰穏やかで線の細い少年。センシティブで内向的な性格をしており、人との深いコミュニケーションを苦手としている。その一方、表面的な付き合いはそつなくこなし、他人の顔色をうかがって本心とは裏腹な優等生的態度を取ることも多い。
控えめな性格から優柔不断に見られがちだが、実は自分でやると決めたら曲げない頑固さの持ち主。戦いを好んではいないが、いざ戦うとなると誰よりも勇敢であり、大切な人間を守るためなら無茶な行動もとる。切羽詰まった状況では考えるより先に行動するタイプ。

父・ゲンドウに苦手意識を抱いているが、内心では理解してもらいたいと願っている。そのため父に褒め上がると舞い上がるが、逆に自分をないがしろにされていると感じ取ると逃げ出したり、エヴァに立てこもってネルフ本部を破壊しようとしたりなど過激な行動に出ることもある。
テレビアニメシリーズでは精神世界で自問自答するシーンが多かったシンジだが、新劇場版では他人との対話を通して成長していく。そのせいか、友人に弁当をふるまうなどより能動的に他者と関わるようになっている。レイやアスカとの関係もテレビアニメ版に比べ変化し、明確に好意的な感情を持たれている。

碇シンジの来歴・活躍

テレビアニメ版・旧劇場版

エヴァ初号機パイロットに

14歳の少年・碇シンジは、母・碇ユイが亡くなって以降ずっと連絡のなかった父親・碇ゲンドウから第3新東京市に呼び出される。
到着したシンジの前に突如「使徒」と呼ばれる巨大生命体が現れ、街を破壊し始めた。そこに車で迎えに来た葛城ミサトに拾われ、第3新東京市の地下にあるネルフ本部へ連れていかれる。
そこでシンジが目の当たりにしたのは、汎用ヒト型決戦兵器・エヴァンゲリオン(通称エヴァ)初号機だった。久しぶりに再会したゲンドウからいきなりエヴァに乗って使徒と戦うよう命じられ、困惑するシンジ。
ゲンドウはシンジに「乗らないなら帰れ」と言い放ち、エヴァ零号機パイロットである綾波レイを呼び出す。全身に包帯を巻き痛々しい姿のレイを見て、自分が乗らなければ彼女が傷つくことになると悟ったシンジは、初号機には自分が乗ると宣言する。
しかしぶっつけ本番で使徒と対峙するも、シンジに操縦できるはずがなく制御不能に陥ってしまう。シンジが意識を失う中、突如暴走を始めた初号機が圧倒的な力で第三使徒サキエルを粉砕した。
病院で目覚めたシンジは、今後も使徒の襲撃に備えて第3新東京市に移住することに。シンジの保護者として名乗り出たネルフの上司である葛城ミサトと同居することになる。

第壱中学校に転校したシンジだが、クラスに馴染めず無気力に毎日を過ごしていた。そんな中、新たな使徒が襲来し、その戦闘において撤退命令を無視したことからミサトと対立する。
一時はエヴァのパイロットを辞めようと考えたシンジだが、クラスメイトからの励ましを受けてこれからも戦い続けることを決めた。
その後シンジは、零号機のパイロットである綾波レイと心を通わせながら、使徒との戦いを繰り広げていく。

アスカとの出会いとシンジの葛藤

必死の決意でエヴァに乗り込むシンジ

エヴァ弐号機のパイロット惣流・アスカ・ラングレーがネルフドイツ支部から来日した。アスカは操縦の腕はいいがわがままでプライドの高い少女だった。作戦遂行上の理由でシンジはアスカと同居することになり、最初は反発し合いながらも徐々にチームワークを高めていく。

そんな中、アメリカから持ち込まれたエヴァ参号機の起動実験が行われることに。しかしその実験の最中、三号機は突如使徒に乗っ取られ暴走を始める。
ゲンドウはシンジたちに参号機を撃破するよう命じるが、シンジは自分と同世代のパイロットが乗っていることから攻撃をためらう。そんなシンジを見限ったゲンドウは、初号機のダミープラグシステムを起動する。ダミープラグに操られた初号機は参号機を徹底的に破壊し、パイロットが乗るダミープラグまでも握りつぶしてしまう。
そこに乗っていたパイロットが自分の友人だったことを知ったシンジは絶望する。そして非情な手段を取ったゲンドウに激怒し、今度こそ愛想が尽きたとネルフ本部を後にする。

シンジが去った直後、第14使徒ゼルエルが襲来するが、あまりの強さにアスカの弐号機もレイの零号機も手も足も出ずやられてしまう。危機的状況の中、ミサトの同僚である加持リョウジから「後悔のないようにな」と諭されたシンジは、苦悩した末にエヴァに再び乗る決意を固める。
ゼルエルを地上に押し出した初号機だが、あと一歩というところで活動限界が来てしまう。「動いてよ!」というシンジの言葉に呼応するかのように覚醒する初号機。ゼルエルを倒すとその肉を食い始め、本来のエヴァの姿を取り戻していった。

カヲルとの出会い

凍結された初号機に代わって零号機と弐号機が戦闘に駆り出される中、アスカが使徒による精神汚染を受けてしまう。
さらに第16使徒アルミサエルによる侵食を抑え込むため、レイは零号機もろとも自爆することを選ぶ。爆発の後シンジの前に現れたレイは今までのレイとは別人のクローンであり、シンジとの関係もリセットされてしまった。

気を許せる人が次々といなくなり悲嘆にくれるシンジの前に現れたのは、5人目のパイロットである渚カヲルという少年だった。シンジに優しく友好的なカヲルに、シンジの方も急速に心を開いていく。
しかしカヲルは突如弐号機を操り、ネルフ本部地下にあるセントラルドグマへの下降を始める。カヲルの正体は人間ではなく、最後の使徒・タブリスだった。
セントラルドグマの最奥に辿り着いたカヲルは、初号機で追ってきたシンジに向かって「僕を殺してくれ」と言ってきた。シンジは葛藤しつつも、最終的にはカヲルの願いを聞き届け彼を握りつぶすのだった。

補完計画発動

様々な人から祝福されるシンジ

カヲルを自分の手で殺害したことで精神崩壊するシンジ。その後の物語は全てシンジの精神世界で展開される。ゲンドウが予定していた人類補完計画が発動したことで、自分と他人の精神が溶け合い登場人物それぞれの心の内が明かされていく。
他人が自分を嫌っていると思い込み、自分の世界に閉じこもっていたシンジだが、自問自答を繰り返し世界との向き合い方を模索していく。そして最終的に「僕はここにいてもいいんだ」と自分自身を肯定することができたシンジは、出会ってきた様々な人から「おめでとう」と祝福される。

旧劇場版

シンジがカヲルを自らの手で握りつぶした後から物語が始まる。ネルフ本部はゼーレ(ネルフの上位団体である秘密結社)が派遣した戦略自衛隊の襲撃を受けていた。カヲルを失いぬけがらのようになっていたシンジも殺されかけるが、間一髪の所でミサトに救われる。ミサトはシンジにもう1度エヴァに乗ってケリをつけるよう伝えると、凶弾によって命を落とす。
勝手に動き出した初号機に導かれるように乗り込んだシンジだが、やはり戦う意思が持てないでいた。そんな初号機を利用し、ゼーレは人類補完計画発動のための儀式を始めてしまう。
一方、セントラルドグマにいたゲンドウも独自に人類補完計画を発動させようとするが、計画の要となるレイに拒絶されたことで計画は頓挫。レイは自分のオリジナルであるリリスと融合し、初号機をも取り込んで人類補完計画を発動させる。
全ての人間が1つになり、他者がいなくなった世界で、シンジは綾波レイと問答を交わす。
そしてシンジは問答の末、自分は本当は他人のいない世界など望んではいないという結論にたどり着く。
その瞬間、巨大な綾波レイの目玉を突き破って初号機が現れた。シンジは人類補完計画を拒否し、他者のいる世界で生きていくことを選んだのである。

漫画版

貞本義行による漫画版では、テレビアニメシリーズや旧劇場版と大筋のストーリーは同じだが、カヲルが早い段階から登場していたり、結末で成長した姿が見られたりといくつかの差異が見られる。
シンジの性格も強気な面が強調され、テレビ版と比べてより能動的に行動を起こしている。

新劇場版

新劇場版4部作のうち、最初の作品である『新劇場版ヱヴァンゲリヲン:序(以降『序』)』においてはテレビアニメ版のストーリーとほとんど同じである。ただし家出したシンジが最終的に自分の意志で戻ってきたり、「ヤシマ作戦」の直前にミサトからリリスを見せられたりと細かい部分が変化している。
そのためここでは『破』以降、アスカが登場してからの来歴・活躍について記述することとする。

破:日常の終わりとシンジの覚醒

ゲンドウの元を後にするシンジ

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@mole0513i3

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加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

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加持リョウジJr.(かじ リョウジ ジュニア)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、加持リョウジと葛城ミサトの間に生まれた少年。父と同じ名前で、作中では特に「Jr.」と呼称される場面は無い。 生まれる前に父を失い、母とも会ったことがなく、両親のことは何も知らない。世界的大災害サードインパクトを生き残った人々の支援を目的とする組織KREDIT(クレーディト)に所属し、汚染された大地を浄化する研究をしている。主人公の碇シンジ曰く、「すごくいいヤツ」とのこと。

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惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

惣流・キョウコ・ツェッペリンとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、メインヒロインの1人である惣流・アスカ・ラングレー/式波・アスカ・ラングレーの母親。 特務機関NERV(ネルフ)の前身の1つであるゲヒルンという組織のドイツ支部に所属する科学者だったが、エヴァンゲリオン弐号機の実験中に事故に遭い、魂の大半を機体に取り込まれてしまう。この結果精神を病み、人形のことを娘のアスカだと思い込み、突発的に自殺する。しかしエヴァンゲリオン弐号機の中から娘のことを見守り、彼女と共に戦い続けた。

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北上ミドリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

北上ミドリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

北上ミドリ(きたかみ ミドリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、反NERV(ネルフ)組織WILLE(ヴィレ)のメンバーの1人。 WILLEが保有する空中戦艦AAAヴンダーの艦橋要員で索敵担当。特徴的なピンク色の髪は、染めているわけではなくエヴァンゲリオン・インフィニティの廃液を浴びて変色したものである。かつて碇シンジが発生させたサードインパクトによって家族やそれ以前の生活を失っており、14年ぶりに目覚めた彼のことを冷ややかな目で眺めていた。

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赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

赤木ナオコ(あかぎ ナオコ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、高名なコンピュータ技師。 特務機関NERV(ネルフ)の活動を支えるスーパーコンピュータシステム「MAGI(マギ)」の開発者。NERVの前身である人工進化研究所で働き、娘である赤木リツコとは手紙でのみやりとりする多忙な日々を送っていた。同組織の代表である碇ゲンドウとは愛人の関係にあったが、次第に彼から飽きられ、綾波レイからこの事実を突きつけられて激昂。衝動的に彼女を殺し、直後に自害した。

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洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

洞木ヒカリ(ほらき ヒカリ)/鈴原ヒカリ(すずはら ヒカリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、主人公碇シンジのクライメイト。 学級委員を務めるしっかり者で、父、姉、妹に自分を加えた4人家族。家の中では母親代わりを務め、家事全般を得意とし、弁当も自分で作っている。クラスメイトの鈴原トウジに片思い中で、仲良くなるきっかけを探している。弐号機のパイロットである惣流(式波)・アスカ・ラングレーからは、その面倒見の良さから頼りにされるようになり、やがて友人としての関係を築いていった。

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キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

キール・ローレンツ/ゼーレ01とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、人類補完計画を主導する秘密結社ゼーレの中心人物。 その遂行を特務機関NERV(ネルフ)の総司令官である碇ゲンドウに任せるが、彼が独自の目的に合わせて計画を歪めていることを知ると、これを裏切り行為と判断して戦略自衛隊に本拠地を襲撃させる。新劇場版では大きく設定が異なり、人間ではなく地球外で発生した知性体の成れの果てで、「自身の目的と大きく異なるものではない」とゲンドウの計画変更を許容した。

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