綾波レイ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

綾波レイ(あやなみレイ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物であり、エヴァ零号機のパイロット。水色の髪に赤い瞳が特徴のミステリアスな美少女。当初は感情をほとんど表に出さず、機械のように命令に忠実に従っていたが、シンジとの交流を通して徐々に自我が芽生えていく。その正体はシンジの母・碇ユイを元にしたクローンであり、複数の「綾波レイ」が存在している。人類補完計画の要として、作中で大きな役割を果たす。

綾波レイのプロフィール・人物像

生年月日:不明
血液型:不明
年齢:14歳
担当声優:林原めぐみ

綾波レイ(あやなみレイ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物であり、エヴァ零号機のパイロット。水色のショートカットに赤い瞳が特徴のミステリアスな美少女。
表情の変化に乏しく、寡黙で近づきがたい雰囲気を発する少女。ただし無感情というわけではなく、シンジやゲンドウなど心を許した人の前では笑顔や赤面と言った表情を見せる。
ペシミズムとは違う存在の希薄さを持ち、「エヴァに乗ることが全てで、他には何もない」と言い切る。彼女にとってエヴァに乗ることは他者とのつながりを得る唯一の手段であり、彼女の存在理由そのものとなっている。
殺風景な部屋に住み、制服やプラグスーツ以外の衣服を持っている様子がないなど、生活感を感じさせない。普段はよくドイツ語の本を読んで過ごしている。食の傾向については、肉が嫌いでラーメンを食べに行った際もニンニクラーメンチャーシュー抜きを注文している。
宝物は、零号機の起動実験の際に壊れたゲンドウの眼鏡。ケースに入れて常に持ち歩いている。
過去の経歴はすべて抹消され、謎の多い人物だが、中盤においてその正体が明かされる。それはシンジの母である碇ユイを元にして生み出されたコピーであり、ネルフ本部地下に封じられている第2使徒リリスの魂の器だということ。零号機パイロットとして活動している個体のほかにも無数のクローンの肉体が存在し、「綾波レイ」が死亡した際はそれらを使用して蘇ることができる。
それらの肉体は魂が宿っておらず、パイロットなしでエヴァを運用するための「ダミーシステム」のコアとしても利用される。
全ては碇ゲンドウが最愛の妻・ユイと再会するために生み出した生命。ゲンドウは自身の考える人類補完計画の中核に綾波レイの存在を位置づけていた。そのためにレイの信頼を得るよう動いていたゲンドウだったが、肝心な時になって「私はあなたの人形じゃない」とレイに裏切られ、ゲンドウの計画は頓挫する。
シンジに対しては、最初はエヴァに対する考え方が違うことからも冷淡な態度を取っていた。しかし「ヤシマ作戦」後にレイが笑顔を見せてからは、シンジに心を開くようになっていく。表面上は優しくても裏では利用することしか考えていないゲンドウと違い、レイのことを対等な1人の人間として見てくれるシンジに、やがて恋心に似た感情を抱くようになる。
エヴァシリーズにおける象徴的なアイコンであり、劇中で彼女の姿を模した存在がいくつも登場し、重要な役割を果たしている。その人気も非常に高く、公式人気投票では圧倒的な1位に輝いた。
後のアニメやライトノベルなどのサブカルチャーにも大きな影響を与え、「無口系」ヒロインの元祖として一時代を築いた。

綾波レイの来歴・活躍

テレビアニメ版・旧劇場版

幼年期

碇ユイがエヴァ起動実験の事故で亡くなった後、綾波レイはそのコピーとして誕生した。肉体は初号機と同一化したユイのサルベージから生み出され、魂は第2の使徒リリスのものを移植された。
クローンの肉体が複数存在し、それらはセントラルドグマ内の地下プラントの中を漂っている。ただし魂が存在するのは1体だけであり、他の肉体は何らかの原因でレイが死んだ後、魂を移し替えるための予備として保管されている。
ターミナルドグマ内の人工進化研究所第3分室で幼少期を過ごしたことから、レイの深層心理にはこの場所の光と水のイメージが色濃く残っている。

最初の「綾波レイ」が登場したのは2010年、ネルフの前身である研究機関「ゲヒルン」が解体される直前である。その際ゲンドウはレイのことを「知人の子」と周囲に説明していた。
赤木リツコの母でありMAGIシステムの開発者である赤木ナオコ博士は、幼いレイを見て直感的に碇ユイの関係者ではないかと疑う。
その後、ナオコの元に訪れたレイは、ゲンドウの言葉として「ばあさんはしつこい」「ばあさんは用済みだ」というナオコへの陰口を伝えた。それに激昂したナオコは、突発的にレイを絞殺。自身もその直後自殺する。

零号機パイロットに着任

レイは重傷を負いながらも出撃しようとする

2人目の「綾波レイ」が14歳になった頃、エヴァ零号機の専属パイロットに着任。
その起動実験中、暴走したエヴァが暴れまわったせいで重傷を負ってしまう。その際ゲンドウが手を火傷するのもいとわず真っ先に助けに来てくれたことから、レイはゲンドウのことを心から信頼するようになる。
レイの体が癒える間もなく、第3の使徒サキエルが襲来する。怪我を押して出撃しようとするレイを見て、ゲンドウの息子である碇シンジは自分が初号機に乗ることを決意。初号機の活躍で、なんとかサキエルの撃破に成功する。

歩けるまでに回復したレイの自宅に、ある時シンジがIDカードを届けようと訪ねてくる。シンジに裸を見られても無反応のレイ。しかしシンジがゲンドウのことを悪く言うのを聞くと、レイはシンジの頬を張り倒す。
その後第5使徒ラミエルが襲来すると、レイとシンジは共同で任務にあたることになる。シンジが遠距離狙撃役、レイがその盾役という役割を割り振られた。一度ラミエルに重傷を負わされ、戦いに怯えるシンジにレイは「あなたは死なないわ。私が守るもの」と声をかける。
その言葉通り、使徒の熱線からシンジを最後まで守り抜いたレイ。シンジが急いで零号機のエントリープラグをこじ開けると、レイは無事に生きていた。安堵して涙をこぼすシンジ。
かつてのゲンドウのように、シンジが火傷もいとわずレイを助けに来たことから、レイはシンジを見直し信頼を置くようになる。

2人目の死

少ししてドイツから弐号機パイロットのアスカも合流し、紆余曲折ありながらも3人は着実に使徒を撃破していく。
しかし第13使徒バルディエルがエヴァ参号機を乗っ取った事件で、シンジはゲンドウの指揮に納得がいかずネルフを離れることに。残されたレイとアスカだけで第14使徒ゼルエルと戦わなければならなくなった。
弐号機は両腕と頭部を切断され、零号機のレイは自爆覚悟でN2爆弾を抱えて使徒に特攻。しかしそれでもゼルエルは倒せず、零号機は行動不能に陥ってしまう。
最終的に戻ってきたシンジがゼルエルを倒すが、その際に初号機が覚醒。使徒のS2機関を取り込み、エヴァ本来の姿を抑え込む拘束具が外れたことで、初号機は無期限の凍結処分を下されてしまう。
その後、アスカが使徒の精神汚染攻撃を受けたことで戦える状態ではなくなり、満足に動けるのはレイの零号機だけという事態に。

そんな中、第16使徒アルミサエルが襲来。零号機が応戦するが、使徒の侵食を受けてしまう。精神世界で使徒が化けたもう1人の自分から「さみしい」という感情を教えられたレイは、現実に戻り生まれて初めての涙を流す。
零号機を助けるために弐号機が出撃するも、アスカのシンクロ率が10%を下回ってしまい動かすこともできない。やむなく初号機の凍結が解かれるが、初号機にも使徒の触手が迫る。
それを見たレイは、シンジと一緒になりたい自分の心が触手を動かしているのだと悟り、シンジを守るため使徒を自らの中に抑え込もうとする。そして使徒に侵食された自分もろとも零号機を自爆させたのだった。爆破の瞬間、レイの脳裏に映ったのは信頼を寄せるゲンドウの姿だった。

3人目とクローンたち

その後、シンジとミサトはレイが生き延びていたと聞かされる。しかし、レイの様子はどこかよそよそしかった。レイは「たぶん、私は3人目だと思うから」と口走る。
その言葉通り、2人目のレイは爆発で亡くなっていたのだ。シンジの前に現れたのは魂を移植された3人目の「綾波レイ」だった。3人目のレイは2人目の記憶は受け継いでいるものの、その感情までは知らなかった。にもかかわらず、自宅に戻った「綾波レイ」は思い出の品であるゲンドウの眼鏡を見て涙をこぼす。

その頃ゼーレ(ネルフの上位組織)の尋問に、零号機パイロットの代理人として赤木リツコが呼び出されていた。ゲンドウがレイの代わりに自分を差し出したと聞いたリツコは、何かを決意したような表情を見せる。
リツコはシンジをネルフ地下に呼び出す。そこにはネルフの秘密を探っていたミサトの姿もあった。
リツコはシンジとミサトを、レイの育った人工進化研究所第3分室に案内する。そしてその後エヴァの失敗作や、ダミープラグの原型を見せていく。最後にリツコは、ダミーシステムのコアとなる存在-水槽の中を漂う無数の綾波レイのクローンボディをシンジたちに見せる。
そしてリツコは、自分の手でそれらのクローンの肉体を破壊する。その動機は、リツコは愛するゲンドウのために全てを捧げてきたにも関わらず、ゲンドウにとってリツコはこのクローン以下の存在なのだと知ってしまったからだった。母・ナオコと同じように、リツコもまた、ゲンドウに良いように利用されるだけの愛人だったのだ。

補完計画発動

リリスと融合し巨大化した綾波レイ

クローンを失いながらも、3人目のレイは淡々と任務を遂行し続ける。そして最後の使徒である渚カヲルが死んだ後、ゲンドウの計画はいよいよ大詰めに入ろうとしていた。
それは人類補完計画と呼ばれる、すべての人類を単一の生命体に生まれ変わらせる壮大な計画だった。しかしゼーレによる当初の計画と、ゲンドウの目指す人類補完計画の方向性は異なっていたため、両者は決裂し敵同士となる。
人類補完計画に必要なリリスやアダム、エヴァはゲンドウが保有していた。そこでゼーレは、ゲンドウからそれらを奪取するためネルフ本部に戦略自衛隊を派遣。
ネルフ本部が戦略自衛隊に蹂躙される中、ゲンドウはレイを連れてジオフロント最深部ターミナルドグマへ向かう。アダムの胎児を自らの体に移植したゲンドウと、リリスの魂を持つレイ。2人が融合し、ターミナルドグマで磔にされている巨大なリリス本体と合流する。
そしてリリスが生命の実(使徒が持つS2機関のこと)と知恵の実(人類が元々持つもの)を有するエヴァ初号機と合わさることで、ゲンドウは神と一体化し初号機の中にいるユイと再会できる。それがゲンドウの考える人類補完計画の全貌だった。
しかし、ゼーレもゲンドウの横暴を許してはいなかった。シンジの乗る初号機を依り代とし、アダムのコピーである9体のエヴァシリーズ量産機を使って、補完計画発動の儀式を開始する。
一方、レイと融合しようとするゲンドウだが、「私はあなたの人形じゃない」とレイに拒絶されたことで計画は頓挫。レイは「碇君が呼んでる」と言い、ゲンドウからアダムの力を奪うと、彼女自らの意思でリリス本体に還った。
リリスは磔から解放され、巨大な綾波レイの姿を取る。そして初号機を取り込むと、人類補完計画は完全に発動した。綾波レイの分身たちが人々の前に現れ、それぞれの人間の愛する者に姿を変えて彼ら彼女らを生命原初の姿(LCL)へ導いていく。

そしてすべての人間が1つとなった世界で、シンジは「神」となった。世界に絶望し他者のいない世界を望んでいたシンジだが、綾波レイとの対話でその考えを改める。
「もう一度皆に会いたい」と神であるシンジが他者のいる世界を望んだことで、人類補完計画は破綻。巨大な綾波レイの眼球から初号機が飛び出し、残された綾波レイの肉体はバラバラに崩壊していった。

新劇場版

新劇場版4部作の内、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(以下『序』)』においての活躍は、ほとんどテレビアニメ版と同様のためここでは省略する。
新劇場版でも基本的な設定は同じだが、レイの持つ魂がリリスのものであることは明言されていない。また、「魂が宿るのは1つの肉体だけ」という設定はなくなり、同時に2つの肉体に魂が宿っている。記憶や感情は別の肉体に引継がれないため、見た目が同じだけの全くの別人といっていい。

『破』:シンジと接近するレイ

「ヤシマ作戦」から数日後。ネルフユーロ支部から来たエヴァ2号機パイロットのアスカも加わり、レイやシンジ達は平和な日々を過ごしていた。ある日シンジとクラスメイト達は、ネルフ主席監察官である加持リョウジに誘われて、セカンドインパクト前に生息していた海洋生物を飼育する研究所を見学することに。
水槽の中の魚を眺めながら、「この子たちはこの中でしか生きられないの。私と同じ」と呟くレイ。
その後研究所の屋上で、一行はシンジの作ったお弁当を味わう。肉が苦手なレイも、シンジの味噌汁を飲んで「美味しい」と呟くのだった。

その直後第8の使徒が現れるが、シンジ・レイ・アスカの連携で見事撃破。その後しばらく使徒は現れることなく、エヴァパイロットたちも平穏な日常を過ごす。
シンジはアスカの弁当を作るのが恒例となり、それをレイやミサトにも振舞うようになる。シンジから弁当をもらったレイは、生まれて初めて「ありがとう」と言う。シンジと接するうちに、自分の中に知らない感情が生じていることに気づくレイ。
シンジが父・ゲンドウと仲良く出来るよう、レイはゲンドウに「碇君や皆と食事しませんか」と提案する。最初は忙しさを理由に断ろうとしていたゲンドウだが、レイに妻・ユイの面影を見てその提案を了承する。
その後レイは、アスカやミサト、リツコに招待状を送るなど食事会の準備を進めていた。アスカとエレベーターで乗り合わせた際、エヴァの操縦について口論になってしまうが、2人とも指先に絆創膏を貼っていたことで冷静になる。レイだけでなくアスカも、シンジに手料理を食べてもらうため、指を傷つけながら練習していたのだ。
去り際にアスカはレイに「シンジをどう思っているか」と尋ねる。それに対しレイは「碇君と一緒にいるとぽかぽかする。私も碇君にぽかぽかしてほしい」と答えるのだった。
レイが自分と同じようにシンジのことを好きだと察したアスカは、食事会の日程とブッキングしていた3号機の起動実験にパイロットとして名乗り出る。

しかし平穏な日常は長くは続かなかった。参号機は起動実験の際に使徒に乗っとられて暴走してしまう。アスカを攻撃することをためらったシンジの代わりに、ゲンドウはダミープラグを起動。参号機を八つ裂きにした挙句、アスカに重傷を負わせてしまう。
ゲンドウに反発したシンジはネルフを去るが、その直後第10使徒が来襲する。アスカに代わって勝手に2号機に乗り込んだ真希波・マリ・イラストリアスが迎え撃つが、使徒の圧倒的な力にやられてしまう。
零号機のレイも自爆覚悟でN2爆弾を抱えて特攻したが、これも使徒を倒すには至らなかった。行動不能に陥った零号機はレイごと使徒に捕食されてしまう。
そこへ、戻ってきたシンジが初号機に乗って現れる。レイを取り戻すため、活動限界を超えてもなお戦い続ける初号機。覚醒した初号機は使徒を撃破し、レイを無事救い出すことに成功したのだった。
初号機のコアの中で固く抱き合うシンジとレイ。しかし、初号機の覚醒はサードインパクトの始まりを意味していた。

『Q』:もう1人の綾波レイ

サードインパクトから14年後、軌道衛星上に封じられていた初号機は、反ネルフ組織ヴィレによって地上へと帰還した。しかし、初号機の中に確認できたのはシンジと綾波が持っていたカセットプレイヤーだけ。シンジが命を賭けて救い出したはずのレイは、どこにも見つけ出すことができなかった。
その真実を告げられて混乱するシンジ。ふと脳内に懐かしいレイの声が響き、シンジがその声に答えた瞬間、ヴンダー(ヴィレの保有する巨大空中戦艦)の外壁を壊してEVANGELION Mark.09が侵入してきた。
レイの声はMark.09から聞こえてきている。レイはやはり生きていると考えたシンジは、Mark.09に乗ってヴンダーを後にするのだった。

Mark.09に連れられシンジがたどり着いた先は、変わり果てたかつてのネルフ本部だった。
Mark.09のパイロットである「アヤナミレイ」は黒いプラグスーツを着ており、雰囲気もどこか以前と異なっていた。命令以外のことに興味を示さず、かつてのレイ以上に機械的な対応をする「アヤナミレイ」に違和感を覚えるシンジ。
そしてシンジはネルフ副指令の冬月コウゾウから、レイに関する衝撃的な事実を教えられる。
それはレイが母・ユイを元に生み出された複製体であること、そしてMark.09のパイロットである「アヤナミレイ」はシンジの知るレイとは別人だということだった。

サードインパクトで荒廃した世界をやり直すため、親友となった渚カヲルと共に第13号機に乗り込み、セントラルドグマへと向かうシンジ。その後ろからMark.09でアヤナミレイもついてくる。
そこへ、第13号機を止めるため、改2号機のアスカと8号機のマリが襲い掛かってきた。
異変を察知したカヲルの制止を振り切り、シンジはリリスとエヴァMark.06に刺さった2本の槍を引き抜いてしまう。
その瞬間、Mark.06の体内に残っていた第12の使徒が動き出した。そしてアヤナミレイが命令通りMark.06の体を切り落とすと、中から全身がコアの第12使徒が現れ、第13号機を包み込んだ。
球体になった第12使徒は赤く染まったアヤナミレイの頭部を形作った。それを見たアヤナミは「これは…私? 私は…何?」と恐れおののく。
そして第12の使徒を取り込んだ第13号機は覚醒し、フォースインパクトの引き金となってしまった。
フォースインパクトを止めようと突撃してきたヴンダー。しかし「アダムスの器」と化したMark.09の妨害を受ける。Mark.09はヴンダーの本来の主であることを利用して、ヴンダーの制御を奪い取ろうとする。
アスカが改2号機の獣化第4形態を発動し、激闘の末Mark.09の息の根を止める。「こんな時、綾波レイならどうするの?」とアスカに尋ねるアヤナミ。アスカの「知るか!あんたはどうしたいの!?」という答えを受け、アヤナミはMark.09を捨てて脱出することを選ぶのだった。

その後、渚カヲルの犠牲でなんとか収束したフォースインパクト。しかし親友を失ったシンジの傷は深く、呆然自失の状態になってしまう。そんなシンジをエントリープラグから引っ張り出し、手を引いて歩きだすアスカ。地上に脱出していたアヤナミも、2人の後ろを追いかける。

『シン・エヴァ』:アヤナミレイの最期とエヴァからの解放

畑仕事を行うアヤナミレイ

endouami06289
endouami06289
@endouami06289

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加持リョウジ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

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加持リョウジとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で特務機関ネルフに所属する諜報員。後ろで束ねた長髪に無精髭、咥え煙草がトレードマークの伊達男で、飄々としたプレイボーイ。しかしその真の姿は、ネルフとその上位組織であるゼーレ、日本政府を股にかけて暗躍する三重スパイである。セカンドインパクトの真相を探るため独自に動いていたが、ゼーレを裏切ったことで始末された。エヴァの戦闘指揮官・葛城ミサトは彼の元恋人であり、再会した後は再び深い仲になっている。

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碇ユイ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

碇ユイ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

碇ユイとは『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、主人公碇シンジの母親。物語の始まる10年前にエヴァンゲリオン初号機の開発中の事故で死亡したとされているが、実は初号機の中に肉体ごと取り込まれてしまっている。ユイの死が夫であるゲンドウを狂わせ、人類補完計画に傾倒していく原因となった。すでに故人ということもありほとんど回想シーンでしか登場しないものの、ある意味では作品の根幹にかかわる重要人物といえる。

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鈴原トウジ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

鈴原トウジ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

鈴原トウジとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で主人公シンジのクラスメイト。関西弁が特徴で、常に黒いウィンドブレーカーを着用している。エヴァパイロットであるシンジに当初は反感を抱いていたが、彼の苦労や覚悟を知って和解する。その後は同じくクラスメイトの相田ケンスケと共に「3バカトリオ」として親しく付き合うようになった。テレビアニメ版では参号機のテストパイロットに選ばれるが、起動実験時の暴走と初号機による破壊によって左脚を失ってしまう。

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惣流(式波)・アスカ・ラングレー(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

惣流(式波)・アスカ・ラングレー(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

惣流・アスカ・ラングレー(そうりゅう・アスカ・ラングレー)とは新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で、エヴァ弐号機のパイロット。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズにおける苗字は「式波」。茶髪と赤いプラグスーツがトレードマークの帰国子女で、勝気な性格から他のパイロットともたびたび衝突する。主人公である碇シンジと任務遂行上の理由から同居することになり、反発し合いながらも徐々に絆を深めていく。エヴァで活躍することを何よりも自分の存在意義と考えている。

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碇シンジ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

碇シンジ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

碇シンジ(いかりシンジ)とは『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの主人公でエヴァンゲリオン初号機のパイロット。母・碇ユイをエヴァ起動実験の事故で失って以降父・ゲンドウとは距離を置いていたが、2015年突如ネルフ本部のある第3新東京市に呼び出され、エヴァ初号機パイロットに任命される。最初はエヴァに乗る事を拒絶していたシンジだったが、上司兼保護者の葛城ミサトやパイロット仲間の綾波レイや惣流(新劇場版では式波)・アスカ・ラングレー、クラスメイト達との交流を通して徐々に成長していく。

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赤木リツコ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

赤木リツコ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

赤木リツコとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物であり、特務機関ネルフ技術開発部に所属する科学者。人型兵器エヴァンゲリオンの開発に深く関わっているほか、ネルフ本部の意思決定を支えるスーパーコンピューター「MAGI」の管理運営担当者でもある。戦闘指揮官である葛城ミサトとは学生時代からの友人で、時に衝突することもあるが技術者的見地から彼女の作戦をサポートしている。ネルフ司令碇ゲンドウの愛人でもあり、エヴァとネルフの抱える秘密を知る立場にあった。

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真希波・マリ・イラストリアス(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

真希波・マリ・イラストリアス(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

真希波・マリ・イラストリアス(まきなみ・マリ・イラストリアス)とはヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズの登場人物で、エヴァ仮設5号機、2号機、8号機パイロット。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』より登場する新キャラクターで、その明るく奔放なキャラクターと謎に満ちた正体に注目が集まった。2つ結びの茶髪と赤縁眼鏡がトレードマーク。『Q』以降は改2号機パイロットである式波・アスカ・ラングレーの相方として8号機を操り、数々の戦場を駆け抜ける。

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伊吹マヤ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

伊吹マヤ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

伊吹マヤとは新世紀エヴァンゲリオンの登場人物で、特務機関ネルフ本部所属のオペレーター。人型兵器エヴァンゲリオンの戦闘をサポートする役回りとして、第1回から戦闘時には欠かさず登場している。上司の赤木リツコを「センパイ」と呼んで慕っており、彼女から直々に技術指導を受けている。生真面目な性格や、黒髪ショートカットという可愛らしい見た目から、メインキャラクターではないにも関わらず高い人気を誇っている。

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葛城ミサト(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

葛城ミサト(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

葛城ミサトとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物でエヴァの戦闘指揮官。主人公の碇シンジの保護者兼上司として、時に厳しく接しながらも彼の成長を見守っていく。セカンドインパクト時の南極調査隊の生き残りでもあり、父の仇である使徒殲滅に情熱を燃やす。彼女の立てる作戦は無謀なものがほとんどだが、ミサト自身の強運によるものか結果的には成功を収めている。

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相田ケンスケ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

相田ケンスケ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

相田ケンスケとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で主人公碇シンジのクラスメイト。軍事オタクで常にビデオカメラを持ち歩いている変わり者。眼鏡と茶髪、そばかすが特徴的な中学生。エヴァに強い憧れを抱いており、戦闘を一目見るためにシェルターを抜けだしたり、パイロットになりたいと指揮官の葛城ミサトに直談判したりと目的のためならなりふり構わないところがある。新劇場版では大人になったケンスケが再登場し、物語のキーマンとなった。

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渚カヲル(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

渚カヲル(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

渚カヲル(なぎさカヲル)とは新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で、5番目のエヴァンゲリオンパイロット(フィフスチルドレン)。その正体は第1にして最後の使徒であり、作中で提示された多くの謎の鍵を握る重要人物。白い髪と赤い瞳、色白の肌が特徴的な美少年である。主人公である碇シンジに強い興味を持ち、瞬く間に心を通い合わせた親友となる。傷ついたシンジを慰め、大きな影響を与えるが、最終的にはシンジの手にかかって亡くなるという悲劇的な最期を迎える。

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日向マコト(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

日向マコト(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

日向マコトとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で特務機関ネルフ本部のオペレーター。黒縁眼鏡とオールバックの髪型が特徴の男性。エヴァの戦闘時におけるサポートが主な仕事であり、使徒の反応を観測した際に「パターン青!」と告げるのが日向のお決まりのセリフとなっている。物語にあまり関わらない役どころではあるが、第1話から新劇場版まで出演しているレギュラーキャラクターであり、エヴァという作品の世界観を支える名脇役である。

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青葉シゲル(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

青葉シゲル(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

青葉シゲルとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、ネルフ本部所属のオペレーター。主に通信と情報分析を担当しており、使徒との戦闘ではエヴァや本部施設のモニタリングと戦況のアナウンスを行う。肩にかかる程度のロン毛と鋭い目つきが特徴のやせ形の男性。物語の本筋に深く関わるキャラクターではないが、テレビアニメ版第1話から登場し、作中の戦闘描写になくてはならない存在である。趣味はギターで、音楽雑誌を読んでいたりギターケースを背負って出勤したりする様子が描かれている。

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加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

加持リョウジJr.(かじ リョウジ ジュニア)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、加持リョウジと葛城ミサトの間に生まれた少年。父と同じ名前で、作中では特に「Jr.」と呼称される場面は無い。 生まれる前に父を失い、母とも会ったことがなく、両親のことは何も知らない。世界的大災害サードインパクトを生き残った人々の支援を目的とする組織KREDIT(クレーディト)に所属し、汚染された大地を浄化する研究をしている。主人公の碇シンジ曰く、「すごくいいヤツ」とのこと。

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惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

惣流・キョウコ・ツェッペリンとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、メインヒロインの1人である惣流・アスカ・ラングレー/式波・アスカ・ラングレーの母親。 特務機関NERV(ネルフ)の前身の1つであるゲヒルンという組織のドイツ支部に所属する科学者だったが、エヴァンゲリオン弐号機の実験中に事故に遭い、魂の大半を機体に取り込まれてしまう。この結果精神を病み、人形のことを娘のアスカだと思い込み、突発的に自殺する。しかしエヴァンゲリオン弐号機の中から娘のことを見守り、彼女と共に戦い続けた。

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北上ミドリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

北上ミドリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

北上ミドリ(きたかみ ミドリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、反NERV(ネルフ)組織WILLE(ヴィレ)のメンバーの1人。 WILLEが保有する空中戦艦AAAヴンダーの艦橋要員で索敵担当。特徴的なピンク色の髪は、染めているわけではなくエヴァンゲリオン・インフィニティの廃液を浴びて変色したものである。かつて碇シンジが発生させたサードインパクトによって家族やそれ以前の生活を失っており、14年ぶりに目覚めた彼のことを冷ややかな目で眺めていた。

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赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

赤木ナオコ(あかぎ ナオコ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、高名なコンピュータ技師。 特務機関NERV(ネルフ)の活動を支えるスーパーコンピュータシステム「MAGI(マギ)」の開発者。NERVの前身である人工進化研究所で働き、娘である赤木リツコとは手紙でのみやりとりする多忙な日々を送っていた。同組織の代表である碇ゲンドウとは愛人の関係にあったが、次第に彼から飽きられ、綾波レイからこの事実を突きつけられて激昂。衝動的に彼女を殺し、直後に自害した。

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洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

洞木ヒカリ(ほらき ヒカリ)/鈴原ヒカリ(すずはら ヒカリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、主人公碇シンジのクライメイト。 学級委員を務めるしっかり者で、父、姉、妹に自分を加えた4人家族。家の中では母親代わりを務め、家事全般を得意とし、弁当も自分で作っている。クラスメイトの鈴原トウジに片思い中で、仲良くなるきっかけを探している。弐号機のパイロットである惣流(式波)・アスカ・ラングレーからは、その面倒見の良さから頼りにされるようになり、やがて友人としての関係を築いていった。

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キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

キール・ローレンツ/ゼーレ01とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、人類補完計画を主導する秘密結社ゼーレの中心人物。 その遂行を特務機関NERV(ネルフ)の総司令官である碇ゲンドウに任せるが、彼が独自の目的に合わせて計画を歪めていることを知ると、これを裏切り行為と判断して戦略自衛隊に本拠地を襲撃させる。新劇場版では大きく設定が異なり、人間ではなく地球外で発生した知性体の成れの果てで、「自身の目的と大きく異なるものではない」とゲンドウの計画変更を許容した。

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