空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

空条承太郎(くうじょう じょうたろう)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダストクルセイダース』の主人公であり、時間を止めるスタンド「スタープラチナ」の使い手である。感情は表に出さないためクールに見えるが、仲間思いであり正義感あふれる人物。第3部で宿敵DIOを倒した後も、第6部まで再登場しており、頼れる味方キャラクターとして圧倒的な存在感を持つ。そんな承太郎のセリフには、読者の胸を熱くするような名言が多数登場している。

「西部劇のガンマン風に言うと『ぬきな!どっちが素早いか試してみようぜ』というやつだぜ」(第3部)

「時は動き始めた」(第3部)

「てめーはおれを怒らせた」(第3部)

「てめーはおれを怒らせた」とは、承太郎の名台詞にしてDIOの敗因である。ここへ至るまでに承太郎はアヴドゥル・イギー・花京院を殺されており、ジョセフも瀕死に追い込まれた。
このようなDIOに対してぶちぎれた承太郎は、DIOと同じ時を止める能力を発露させる。
そしてDIOを完全に滅ぼすことに成功した承太郎は、朝日に消えていくDIOを前にして、「てめーの敗因はたったひとつだぜ…DIO… たったひとつの単純な答えだ てめーはおれを怒らせた」とつぶやくのだった。

「『無理』だと? この旅は無理なことばかりして来た旅だった… 無理だとか無駄だとかいった言葉は聞きあきたしおれたちには関係ねえ」(第3部)

宿敵であるDIOを倒したあと、承太郎はその遺体からジョセフへ輸血することを提案する。スピードワゴン財団の医師は当然無理だと言い張るが、承太郎は「『無理』だと? この旅は無理なことばかりして来た旅だった… 無理だとか無駄だとかいった言葉は聞きあきたしおれたちには関係ねえ」と言い放つ。
そしてDIOから輸血をされたジョセフは、無事に生還するのだった。

「人間は何かを破壊して生きているといってもいい生物だ。その中でおまえの能力はこの世のどんなことよりもやさしい。だが…生命が終わったものはもう戻らない。どんなスタンドだろうと戻せない…」(第4部)

仗助が「クレイジー・ダイヤモンド」で祖父の怪我を治癒したにも関わらず、生き返らない状況に、承太郎は「人間は何かを破壊して生きているといってもいい生物だ。その中でおまえの能力はこの世のどんなことよりもやさしい。だが…生命が終わったものはもう戻らない。どんなスタンドだろうと戻せない…」と諭した。仗助のスタンド能力を尊いものと評価した上で、彼の肉親を失った悲しみにも寄り添っている名場面である。

「もはや この地球上に生きてていい生物じゃあないなこいつは……」(第4部)

「もはや この地球上に生きてていい生物じゃあないなこいつは……」とは、スタンド能力を持ったねずみを追跡しているときの承太郎のセリフ。弓と矢によって射られたねずみは、能力を使って人も仲間のねずみも皆殺しにしてしまうようになってしまった。承太郎は第3部でもスタンド能力を持ったオランウータンと対峙したことがあるため、その時のことを思い出したのかもしれない。

「観察しろというのは……見るんじゃあなくて観ることだ…聞くんじゃあなく聴くことだ」(第4部)

敵スタンド「シアーハートアタック」戦で、広瀬康一に「注意深く観察しろ」と注意を促しつつ、承太郎は「観察しろというのは……見るんじゃあなくて観ることだ…聞くんじゃあなく聴くことだ」と続けた。康一がこのセリフを本当に理解するのはもう少し後の事になるが、承太郎の長年の戦闘経験の豊富さが伺える名セリフである。

「やれやれだ 初めて出会ったぜ こんなガンジョーな『スタンド』は… 逆にオレの『自信』てやつがブッこわれそうだぜ…………」(第4部)

靴のむかで屋で吉良のスタンド、シアーハート・アタックに遭遇した承太郎と康一。シアーハート・アタックがスタープラチナのパワーでも破壊できなかったことに対して、承太郎は「やれやれだ 初めて出会ったぜ こんなガンジョーな『スタンド』は… 逆にオレの『自信』てやつがブッこわれそうだぜ…………」と呟く。ショックを受けたような承太郎の様子が珍しいシーンとなっている。

「だが もう時間が見れないようにたたっこわしてやるぜ……………… きさまの顔面の方をな………………」(第4部)

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