幻想水滸伝IV(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『幻想水滸伝IV』は、コナミより2004年に発売されたロールプレイングゲームだ。
PlayStation 2用のソフトであり、『幻想水滸伝シリーズ』の4作品目のナンバリングタイトルである。
キャッチコピーは「108人の待つ海へ。それは、冒険か。出会いか。」となっている。
物語の舞台は1作目の『幻想水滸伝』の150年前となっており、他のシリーズ作品と比べて旧作のキャラクターはあまり登場しない。
“罰の紋章”を継承した主人公を中心に群島諸国とクールーク皇国の戦いを描く。

窓セット

ウィンドを変更できる。初期の窓セットと窓セット1から9まである。

ハンマー

鍛冶屋に渡すと武器のレベルを上げの上限が変化する。4種類ある。
アイアンハンマーは武器レベルをレベル9まで上げる。
カッパーハンマーは武器レベルをレベル12まで上げる。
シルバーハンマーは武器レベルをレベル15まで上げる。
ゴールデンハンマーは武器レベルをレベル16まで上げる。

宝の地図

ルネを仲間にすると鑑定できる。

『幻想水滸伝IV』の用語

紋章

『幻想水滸伝シリーズ』に登場する紋章とは、手(または体の一部)に宿すことにより魔法が使えるようになったり、特殊能力が使えるようになるものである。体に宿していない時には「封印球」という形状になっている。紋章師によって体に宿したり外したりすることができる。
シリーズでは唯一紋章の宿せる部位が、魔力の値(防具や紋章の補正は無効)に依存するシステムになっている。
紋章のかけらは武器に宿す事もできる。

真の27紋章

通常の紋章より強力な力を持っており、『幻想水滸伝シリーズ』において「世界の根源」と考えられている。作中に登場する「古い本」で創世の物語が語られている。
紋章自体が意思を持っているとされ、宿主が死亡した場合に次の宿主を見定めたり、相応しい者がいなければ自らを封印することもあるという。宿主は不老となり、絶大な力を手に入れることができるが、同時に紋章の呪いに苦しめられることになる。ただし、宿主が真の紋章によって認められた場合、呪いから解放されるとされている。
『幻想水滸伝IV』では以下の真の紋章が登場する。
・罰の紋章:「償い」と「許し」を司る紋章。作中では最終的に主人公が宿す。
・生と死を司る紋章(ソウルイーター):名前のとおり「生」と「死」を司る紋章。作中はテッドが宿している。
・門の紋章:異世界との門を開く紋章。表と裏 があり、作中では裏を レックナートが宿している。

紋章砲

紋章の力を砲弾にこめて撃つ技術で、威力は砲撃手となったキャラクターと紋章との相性に依存する。各キャラクターごとに威力は固定されており、魔力の値は関係なく、宿していない属性の砲撃手は担当できない。紋章砲の撃ち合いとなった場合は、「火→風→土→雷→水→火…(左側が右側に強い)」という属性の相性で弱い側のみがダメージを受け、隣り合わない属性同士(例 - 火と雷)であれば双方がダメージを受ける。

群島諸国

ガイエン公国

島諸国の西方に位置し、一帯で最大の島を本土とする国家。かつては群島諸国で一番の大国で群島に対して強い影響力を持っていた。しかし、クールーク皇国との戦争で植民地であったミドルポートを失い衰え始め、群島解放戦争時にはミドルポートと同じく植民地であるラズリルを占領された際、クールークと事を荒立てぬようラズリルを事実上切捨てた。結果、群島諸国連合成立に際してラズリルに独立された。さらにラズリルが群島諸国連合へ参入した事によって影響力が低下している。

群島諸国連合

太陽暦307年ごろに成立した国家連合で、赤月帝国とファレナ女王国の間に位置する島々からなる。今作で描かれた群島解放戦争の際にクールーク皇国と戦った解放軍を母体とした組織であり、その中核にいたオベル国王リノ・エン・クルデスの呼びかけで結成された。

オベル王国

群島諸国連合の中核国家で、連合本部の所在地。リノ・エン・クルデスが治めている。

ミドルポート

オベル王国の西に位置する商業都市。ラインバッハ家が代々治めている。

ナ・ナル島

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