シド・ハイウィンド（ファイナルファンタジーVII）の徹底解説・考察まとめ

星の声を聞くことができる不思議な種族「古代種」の最後の生き残りで、ストーリーに大きな影響を与えるキーパーソン。
茶色いロングヘアを後ろで束ねた天真爛漫な女性で、スラム街で花を売っていた際にクラウドと出会う。明るく屈託のない印象だが、古代種であるがゆえに「約束の地」を知るとされ、約束の地にある豊富な魔晄を探し求める神羅カンパニーに追われ続けている。養母エルミナと共にスラム街のはずれで花を育てながらひっそり暮らしていたが、実母はイファルナという古代種の女性である。幼いエアリスと共に神羅から抜け出した際に亡くなっており、実母の死によって残る古代種はエアリスただ1人となっていた。
危険な目に遭い続けているにも関わらず、本人は「慣れている」と飄々とした様子で、時には自ら危険に乗り込む度胸も見せる。ウォールマーケットでは男達の言動や性格を見抜きながら、相手に合わせて花の値段を変えており、意外と商売上手である。
古代種の神殿では古代種達の意識を汲み取り、究極の破壊魔法である「メテオ」を発動する黒マテリアがセフィロスに渡る前に入手することに成功する。しかし、その後黒マテリアがセフィロスに渡ってしまったことから、クラウド達の元を去り「忘らるる都」でメテオを止めるために祈り続けていた。クラウド達が祭壇を訪れた際に笑顔を見せたが、その直後にセフィロスに擬態したジェノバによって背後から刺され、命を落としてしまう。
エアリスの死後、クラウド達がエアリスの意志を継ぐ。メテオを止める方法を探る中で、エアリスが「白魔法ホーリー」を唱えていたことが発覚する。ホーリーの発動がセフィロスの存在によって妨げられているため、改めて一同はセフィロスと戦う決意をする。セフィロスを倒したクラウド達は、ホーリーが発動してメテオを包み込む様子を目の当たりにした。
500年後にレッドXIIIとその子供達が、豊かな自然と子供達の笑い声が響く平和な星の姿を見届けている。

エアリス・ゲインズブール（ファイナルファンタジーVII）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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エアリス・ゲインズブールとはスクウェア・エニックスのゲーム『ファイナルファンタジーVII』及び『ファイナルファンタジーVIIリメイク』、『ファイナルファンタジーVIIクライシスコア』に登場するキャラクター。星の声を聞き、人々を「約束の地」と呼ばれる場所へ導くという伝説が伝わる「古代種／セトラ」のただ一人の生き残りである。世界を牛耳る大企業「神羅カンパニー」に誕生後から長い間利用されてきたが、元ソルジャーを名乗るクラウドと出会ったことにより神羅から解放され、世界を救うための戦いに身を投じていく。

バレット・ウォーレス

反神羅組織アバランチのリーダーで、右腕が銃の男。暑苦しいほどの熱血漢で、星の血液ともいえる「魔晄」を神羅カンパニーが際限なく吸い続けていることから、環境が汚染されていくことを危険視してアバランチとしての活動を始める。大柄で強面な上に口も悪いため、周囲からは怖がられることもしばしば。意外にも細かい部分で思い悩むこともあり、時折繊細な面を見せる。親友ダインの忘れ形見であるマリンを実の娘のように想い、何よりも大切にしている。
故郷コレル村を神羅に襲われて仲間達や妻を亡くしたことから、アバランチの活動より前から神羅に強い反発心を抱いている。更には神羅兵が撃った銃によって右腕を失っており、神羅に復讐するために腕に銃を取り付けた過去を持つ。
熱血漢で直情的、それでいて繊細な性格もあり、ストーリーの中では数多くの名言を生み出している。自分がリーダーに向いていないと思っており、旅の序盤はクラウドにリーダーを託す。クラウドが不在となる中盤には、シドをクラウド不在時のリーダーに任命した。

バレット・ウォーレス（ファイナルファンタジーVII）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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バレット・ウォーレスとは『ファイナルファンタジーVII』に登場する味方キャラクターであり、星を救うレジスタンス組織「アバランチ」を率いるリーダーである。アバランチの仲間ティファの幼馴染で元ソルジャーであるクラウドとは当初気が合わずいがみ合っていたが、旅の途中己の弱さや考えをさらけ出すうちに徐々に打ち解けていった。一人娘マリンの事を誰よりも大切に思っており、マリンはバレットの弱点にも戦う原動力にもなっている。過去の出来事により片腕が銃になっている。

ティファ・ロックハート

クラウドの幼馴染で、反神羅組織アバランチの一員。ニブルヘイム出身。アバランチには自分の経営する酒場「セブンスヘブン」をアジトとして提供していた。格闘技を得意としており、黒いロングヘアに、ウエストが見えるほどの短いタンクトップとミニスカートが健康的な女性。明るいが積極的なタイプではなく、どちらかと言えば控えめな性格。子供の頃から男子の憧れの的であり、大人になってからもセブンスヘブンに通う客などファンが多い。
幼なじみとはいえ、クラウドとはそこまで仲が良いわけではなかったが、ソルジャーになったら自分のピンチの時に助けてもらうと村の給水塔で約束をしていた。クラウドが村を出た後は、クラウドを気に掛けるようになった。
5年前の事件では、セフィロスによって父親を殺害された上に、ティファ自身も父の敵を討とうとセフィロスに向かっていき大怪我を負っている。その後にクラウドと再会した際の会話が噛み合わずに違和感を覚えたことから、アバランチに紹介してクラウドの様子を観察していた。自分の持つクラウドへの違和感や不安を隠しながら、セフィロスを追う中で自分に不安を覚えるクラウドを励ましていた。クラウドにとって過去の記憶を共有できる唯一の人物であり、クラウドと共にライフストリームに落ちた際には、クラウドの意識の中で共通の思い出を辿ることで本来のクラウドを取り戻す手助けをする。
シドには「ネエちゃん」と呼ばれることが多く、メテオ発動後にクラウドが行方不明になった際にはシドに励まされている。

ティファ・ロックハート（ファイナルファンタジーVII）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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ティファ・ロックハートとは『ファイナルファンタジーVII』および『ファイナルファンタジーVIIリメイク』に登場するキャラクターで、主人公クラウドの幼馴染である。セフィロスが引き起こした故郷ニブルヘイムでの事件をきっかけに神羅に関係するすべてに憎しみを抱くようになり、星の命を救う活動組織「アバランチ」に加入した。世界に名を轟かす格闘家ザンガンに師事し、女性格闘家としてモンスター相手に臆することなく拳を振るっている。

シエラ

ロケット村に暮らす女性でシドの助手。整備の他にも身の回りの世話もこなしている。シドと同居しているため、シドが仲間になる際まで、クラウドにはシドの妻と間違われていた。几帳面な性格で細かい部分まで点検を怠らないが、その細やかさが原因でシドの夢だった宇宙飛行を中止にしてしまった過去を持つ。そのためシドからは「ノロマ」と言われたり、辛く当たられているが、シドの夢を潰した過去を償うために助手を続けている。
ヒュージマテリアの回収時、ロケットを使うことになった際に、シエラが点検していた箇所の故障が判明する。宇宙計画が中止になった当時のシエラの点検がなければ、自分の命がなかったことに気づいたシドはシエラに謝罪する。シド自身もシエラの仕事のペースが遅いことには苛立つものの、真摯に仕事に向き合うシエラの真面目さは理解している。

パルマー

パルマーは神羅カンパニーの宇宙開発部門の役員で、過去に試作ロケット「神羅26号」のパイロットだったシドとは共に仕事をしていた関係。シドからは「ふとっちょパルマー」と呼ばれている。いかにもなメタボ体形に加えて、口癖が「うひょ」というお茶目な雰囲気の中年男性で、神羅側の人間でありながらもどこか憎めない存在。
シエラにお茶を催促する際には、砂糖と蜂蜜に加えてラードも入れるように頼んでいる。
ルーファウスと共にロケット村を訪れた際は、宇宙開発部門の総括にも関わらず、複葉機タイニーブロンコの持ち出し係を頼まれたことに小言を漏らしていた。その場にクラウド達が現れたことから戦闘になるが、戦闘終了時に走り去ろうとして神羅のトラックにはねられ、その後は姿を現さなくなる。
中盤のヒュージマテリア回収イベントで、神羅26号の打ち上げの際にシドと無線でやり取りしており、その時点では生存が確認されている。その後、神羅ビルがウェポンの攻撃を受けた後については、登場や安否のわかる場面はなく消息は不明である。

セフィロス

神羅カンパニーで圧倒的な強さを誇っていたソルジャー。その強さによって「英雄」として世の中の人々にとって憧れの的となっていた人物でもあり、今作のラスボスでもある。長い銀髪に整った顔立ちで、目はクラウドと同じく魔晄を浴びた者の証である青い色をしている。クラウドにとっては上司であり戦友のような存在であり、幼い頃には憧れの存在でもあった。
5年前に訪れたニブルヘイムの魔晄炉で、魔晄を冷却する機械の中に入れられてモンスター化した人間を発見したことを機に、特別な強さを持つ自分も同じように作られたのではないかと疑問を抱くようになる。自身の出生を探り始めた結果、自分が「ジェノバ・プロジェクト」によって「古代種の能力を持つ者」として創り出されたと信じ込む。更にはこの星がもともと古代種のものであり、過去の厄災で古代種を盾にした人間達から星を取り返し、古代種が星を支配すべきという思想に囚われるようになる。
セフィロスが母と呼ぶ「ジェノバ」は、実際には星にとっての厄災であり、古代種の女性に擬態することで古代種達を絶滅に追い込んだ張本人であった。その結果、ジェノバの意志と同化し、魔晄炉内部に保管されていたジェノバの首と共に「約束の地」を目指して各地に姿を現わすようになる。
大きな精神エネルギーが存在する約束の地で、究極の破壊魔法「メテオ」を発動させて星を傷つけることにより、治療のために集まるエネルギーを全て我が物にしようと目論む。
そのため、メテオに対抗できる白魔法「ホーリー」を発動させようとしていたエアリスを殺害する。更に、自身の強い精神力によって「セフィロス・コピー」であるクラウド呼び寄せて黒マテリアを受け取り、メテオを発動させるまでに至る。
大空洞を経て星の体内まで辿り着いたクラウド達によって倒された後、なおも思念のみが生き残るが、クラウドによって完全に倒され死亡する。

セフィロス（ファイナルファンタジーVII）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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セフィロスとは『ファイナルファンタジーVII』および『ファイナルファンタジーVIIリメイク』、『ファイナルファンタジーVIIクライシス・コア』に登場するキャラクターであり、主人公クラウドの最大の敵である。幼少より神羅カンパニーのソルジャーとして活躍を重ねた「伝説のソルジャー」だったが、同時に人間離れした自身の強さに疑問を抱いていた。任務で訪れたニブルヘイムでの出来事をきっかけに自分が「ジェノバ」によって生み出された人間だと認識し、星を滅ぼし神になることを目論み暗躍するようになる。

シド・ハイウインドの名言・名セリフ／名シーン・名場面

「この時代、神羅にさからおうなんてバカヤロウのクソッタレだ！気に入ったぜ！」