大斬-オオギリ-(西尾維新)のネタバレ解説・考察まとめ
『大斬-オオギリ-』とは、2014年から集英社の複数の漫画雑誌をまたいで掲載された漫画。編集者が出したお題に沿ったネームを西尾維新が書き、それをさらに9人の漫画家が形にするという、他漫画でも類を見ない構成が人気を集めた。9編全てがまったく異なるテーマを採用しているため、アクションからミステリー、恋愛ものやSFなど幅広いジャンルのストーリーが展開されている点が特徴である。
小学生と対等に遊ぶほどお馬鹿な学生。サッカー少年と非常に仲良くしていた。しかし事故にあった少年を慰めた際、少年から「オフサイドも分からないのに適当を言うな」と拒否されてしまう。このことをきっかけに、オフサイドを知って少年の気持ちを理解するため、伊島に教えを乞う。
差井(さい)
大房のクラスメイト。見た目は派手だが、非常に礼儀正しい。
『どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99の願い』
寝住(ねずみ)
バトルロワイアル「十二大戦」の優勝者であり、なんでも1つ願いをかなえる権利を与えられた。非常に無気力かつ考えすぎる性格。「たったひとつの願いを忘れる」という願いをかなえ、日常へと戻った。
ドゥデキャプル
「十二大戦」の審判員。寝住の願いを面白がりながら叶えた。
『僕らは雑には学ばない』
助手子(じょしゅこ)
博士先輩を唯一慕う後輩。「カバの汗はピンク色」という雑学を披露したことで、博士先輩にアフリカまで連れていかれてしまう。博士先輩に振り回されているが、好意を抱いている。
博士先輩(はかせせんぱい)
助手子の先輩であり、「学ぶとはみずから知識を味わうこと」を信条としている。自分自身で味わったことしか信用せず、痛い目にあうこともしばしばある模様。自分を慕ってくれる助手子のことは大切に思っている。
『友達いない同盟』
五十嵐 五十音(いがらし ことね)
中学生から友人ができなかったが、百舌子に声をかけられ、友達いない同盟を結ぶ。時折デリカシーのない発言をすることがある。
百本 百舌子(もももと もずこ)
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目次 - Contents
- 『大斬-オオギリ-』の概要
- 『大斬-オオギリ-』のあらすじ・ストーリー
- ハコと兵太郎の1週間
- 天国に行くための薬
- 殺しやすい生物
- ハンデありの戦い
- 思い人を好きにさせる指輪
- オフサイドの必要性
- どうしても叶えたい願い
- 真に学ぶことは体験すること
- 「友達いない同盟」メンバー募集中
- 『大斬-オオギリ-』の登場人物・キャラクター
- 『娘入り箱』
- 兵太郎(へいたろう)
- ハコ
- クビムラ
- 『RKD-EK9』
- 剣林(けんばやし)
- 血ノ池(ちのいけ)
- 釜茹 亡国(かまゆで ぼうこく)
- 『「何までなら殺せる?」』
- 宮(きゅう)ちゃん
- 冷夏(れいか)
- 『ハンガーストライキ!』
- 小浦 突子(こうら つきこ)
- 炭長 蹴美(すみなが けりみ)
- 『恋ある道具屋』
- 島根 盾則(しまね たてのり)
- 横井 まわり(よこい まわり)
- 小鋸井(このこい)
- 『オフサイドを教えて』
- 伊島(いとう)
- 大房(おおふさ)
- 差井(さい)
- 『どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99の願い』
- 寝住(ねずみ)
- ドゥデキャプル
- 『僕らは雑には学ばない』
- 助手子(じょしゅこ)
- 博士先輩(はかせせんぱい)
- 『友達いない同盟』
- 五十嵐 五十音(いがらし ことね)
- 百本 百舌子(もももと もずこ)
- 『大斬-オオギリ-』の用語
- 猫の箱(ねこのはこ)
- ノーバウンド
- 愛なき指輪
- 『大斬-オオギリ-』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- クビムラ「だっていいことした奴が評価されるのは当たり前じゃないですか」
- 冷夏「犬は無理でも人間までならってことはあるかもだ」
- 百本 百舌子「家に帰って考えるのよ明日 五十ちゃんと話すどーでもいいことを。」
- 『大斬-オオギリ-』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 短編から始まった不思議な名作『十二大戦』
- 『オフサイドを教えて』は貴重な西尾維新のスポーツ作品
- 単行本と連載で違うエピソード掲載順