めだかボックスの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「めだかボックス」は2009年より「週刊少年ジャンプ」に連載された漫画作品。
主人公の完璧超人「黒神めだか」は圧倒的支持で箱庭学園生徒会長となり、幼馴染の「人吉善吉」と共に生徒会活動をスタートする。その活動の一つが目安箱、通称「めだかボックス」に投書された案件の解決。次第に増える個性豊かな生徒会メンバーと共に、生徒間トラブルを通してめだか達の成長を描く。奥深く考えさせられる名言の数々が名高い。

『めだかボックス』の概要

「めだかボックス」は、原作:西尾維新、作画:暁月あきらによって「週刊少年ジャンプ」に2009年から2013年まで連載された漫画作品。
「戯言シリーズ」・「〈物語〉シリーズ」などで知られる西尾維新が手がけた初の週刊連載の漫画原作。奇抜なネーミング、推理要素、言葉遊び、パロディなど西尾維新独特の要素が詰め込まれており、熱い少年漫画でありながら奥深く、時に冷酷な西尾維新作品としての色が強い。
2012年4月にテレビアニメ化され、同年10月より第二期が放送された。また、西尾維新による複数の書き下ろし小説も発売されている。

生徒会活動として目安箱、通称「めだかボックス」に投書された案件を解決していくめだか率いる生徒会だったが、そんな中、箱庭学園理事長が「フラスコ計画」なる陰謀を推進していることが発覚する。「天才の人為的な生産」という壮大な目的のもとに集った、「十三組の十三人(サーティン・パーティ)」と呼ばれる異常な才能を持つ特待生達。また、過負荷(マイナス)と区分されるおぞましい転校生により形成されるクラス「マイナス十三組」。そんな「普通じゃない」生徒達の起こす事件の渦中に、めだか率いる生徒会は巻き込まれていく。
普通の一般生徒「普通(ノーマル)」、スポーツや芸術などの才能に秀でた「特別(スペシャル)」、才能だけでは説明のつかない「異常な結果」を常に残す異常な天才「異常(アブノーマル)」、逆に極めて落ちこぼれで劣等生な負の人生を歩む「過負荷(マイナス)」。など、あらゆる生徒達がひしめく箱庭学園で、そんな生徒達とめだか達との対立、和解を描く物語。

異能や超常の存在するファンタジーバトル作品でありながら、悪の更生や人の成長といった面に重きを置いたストーリーとなっており、奥深く考えさせられる名言が数多く存在する。

登場する人間のタイプ分けについて

めだかボックスに登場するキャラクターはタイプ分けがされている。
普通の一般生徒「普通(ノーマル)」、スポーツや芸術などの才能に秀でた「特別(スペシャル)」、才能だけでは説明のつかない「異常な結果」を常に残す異常な天才「異常(アブノーマル)」、逆に極めて落ちこぼれで劣等生な負の人生を歩む「過負荷(マイナス)」の四つのタイプが主となっている。

例えば主人公の黒神めだかは「異常(アブノーマル)」に属しており、他人の才能を完全に会得する『完成(ジ・エンド)』という異常性を持っている。重要なのは要するに「完全に会得」というところにあり、才能を持っている本人よりもその才能を上手く扱うことができる。要するに「黒神めだかに勝つことはできない」という異常性を持っているのである(ただし、楽器の演奏をさせたら楽譜と寸分違わず演奏してしまうため、そこに感動は生まれない)。
だがこれはいいことばかりではない。黒神めだかの場合は「全てができてしまうので弱者の気持ちがわからない。」という欠点がある。それ故に「異常(アブノーマル)」なのである。

「過負荷(マイナス)」とは「生まれついての弱者」であり、そのトップにいる球磨川禊は人生でただの一度も勝負で勝利したことがない。
これは球磨川が弱いなどという話ではなく、「勝利することができない過負荷(マイナス)」であるからこその結果である。実際に球磨川は、すべてをなかったことにできる「大嘘つき(オールフィクション)」という凶悪なスキルを持っているが、ルールに違反していたり、何かしらの理由で敗北している。

『めだかボックス』の名言・名セリフ

世界は平凡か? 未来は退屈か? 現実は適当か? 安心しろ それでも生きることは劇的だ!

主人公の黒神めだかが箱庭学園生徒会長に就任した際に、全校生徒へ向けて放った言葉。
また、「めだかボックス」の最初のシーンであり、始まりの言葉。
この時、同時に彼女は、生徒会長としてのマニフェストで「二十四時間三百六十五日、誰からの相談でも受け付ける」と大言壮語を述べている。
入学したてにも関わらず圧倒的支持を得て生徒会長に当選し、高校一年生にして全校生徒へ向けて堂々と世界や人生について語り、普通の人が言ったなら冗談としか思えない大言壮語を大真面目に放つ、めだかのパワフルで破格な人格を表しているシーンである。

やり過ぎなけりゃ正義じゃねえ!

風紀委員長である雲仙冥利のポリシー。
忠告を無視して無許可で空き教室を使い練習していたオーケストラ部を、全員病院送りにした後、雲仙は堂々とこのセリフを口にした。風紀を乱す校則違反の生徒へ容赦なんかしない。あまりにもやり過ぎな雲仙の正義によって、これまで箱庭学園の風紀は守られてきた。

ところで門番? 困難に対し努力する奴はその時点で負け犬だって? 後輩に間違ったことを教えるな! 困難に対し努力をする奴はその時点で勝ち馬だ!!

箱庭学園の各学年十三組には、登校義務さえ免除されたあまりにも「異常」な天才的生徒達が集められ在籍しており、それは学園理事会が企むフラスコ計画」のためのクラスだった。
天才を人為的に創造する目的の「フラスコ計画」、その手段が確立された暁には箱庭学園の全校生徒が最初の実験体として「天才にされる」予定だったが、成功する確率はほとんどないと思われ、相当数の生徒が犠牲となる計算だった。それを知っためだか達生徒会は計画を叩き潰すべく本拠地へ乗り込むが、その入り口の門を前に立ち止まる。
その門は「異常」な「天才」だけが通れる門で、一人通る度にランダムで変更される六桁の暗証番号を入力しなければ開かない。百万分の一の確率を引き当てることができる、まさに異常者としか形容できない者しか通ることができない門をめだかはあっさりとくぐっていく。
「できる奴は最初からできるし、できない奴は最後までできない。困難に対して努力をする奴はその時点で負け犬である。」と門番の役目を負う生徒が天才と凡人の違いについて善吉に語るが、生徒会メンバーの一人である阿久根がそれに反論した。
直後、阿久根は暗証番号を気にすることもなく鈍器を扉に152回ぶつけることによって扉そのものを壊し、諦めない人間の底力を示した。

みんなの中にはお前もちゃんと入ってるんだから。みんなを幸せにするためにはまずお前が幸せにならなきゃな。

「フラスコ計画」を止めようとするめだか達生徒会だったが、「十三組の十三人(サーティン・パーティ)」と呼ばれる、十三組の中でも選りすぐりの異常性を持つ、計画の協力者集団がめだかの前に立ち塞がる。
その内の一人、「電磁波を操る」能力を持つ都城王土によって、めだかの脳は電気刺激され洗脳されてしまう。生徒会の敵となっためだかは、幼馴染であり生徒会の一人である善吉と戦っていく内に徐々に元の心を取り戻していくが、どうしても完全には戻らない。洗脳以前と以後、それぞれの人格がせめぎ合っていた。
めだかは「完成(ジ・エンド)」と呼ばれる「他人の能力を完全なものとして獲得できる」という異常性を持っており、都城の能力を使えるようになっていた。めだかは自らの洗脳を完全に解くため、自分を洗脳し直すべく電磁波を自分の脳に直接放射するという、感電死や脳への悪影響などのリスクを無視した乱暴な手段に出る。
しかし、「そこまでして元に戻ってほしくはない」と、直後にめだかを止める善吉。苦痛に顔を歪ませながら自らを洗脳し直すめだかの姿は、幸せからは程遠いものだった。「みんなを幸せにするために生まれて来た」というポリシーを持つめだかに、善吉が放ったセリフである。

敵でも友達だからな。全部終わったら焼肉食いに行こーぜ。

異様な力を使いおぞましいオーラを放つ劣等生で落ちこぼれ、通称「過負荷(マイナス)」と呼ばれる生徒達が転校してきて、「マイナス十三組」なる新クラスを設立してしまった。終業式の真っ最中、突如壇上に上がって来た彼らによってめだか率いる生徒会は解任請求を突き付けられ、生徒会は崩壊の危機に陥る。
そして、壇上の過負荷軍団の中には、何故か善吉の親友である不知火が一緒に立っていた。
集会が終わり、慌てて不知火のもとへ駆けつけ、善吉は問い質す。何故不知火が敵の側に立っているのか、脅されでもしてるのかと必死の形相で聞く善吉に、不知火は普段の日常会話のような調子でからかい口調で「自分から積極的に協力している」と言う。だとしたらどうするんだ、といったニュアンスで、善吉を試すように吐かれた不知火の返答に、善吉は「そうか、だったらいいんだ」と即答して表情を緩ませた。
自分の意思で動いているのなら、どうせ不知火のことだから何か企んでいるのだろう。そんな風に善吉は笑う。そんな彼の態度に呆れ戸惑う不知火へ向け、「これだけは憶えとけ」と前置きして善吉が最後に投げかけた台詞である。

『僕は悪くない』

生まれついての負け犬、性格の腐り切った劣等生、人格のねじ曲がった落ちこぼれ、そんな過負荷な生徒達の頂点に立つ、つまり人として最底辺を這うのが、球磨川禊という生徒である。
そんな球磨川の、いついかなる時も己の非を認めない、ねじ曲がった性格を表す。球磨川禊の代名詞とも言える名台詞。
画像は、何人もの生徒を病院送りにしておきながら、その現場に立ったまま堂々と己の無罪を主張している場面。
球磨川のセリフでは、漫画の吹き出しの中にさらに『』でセリフを括るという表現法が用いられている。球磨川の言葉が上っ面で心がこもっていない様子を表し、彼の不気味さを強調している。

『まったく』『なんのためだなんて』『みんな大人のくせに』『的外れだよねえ』『人間は無意味に生まれて』『無関係に生きて』『無価値に死ぬに決まってるのにさ』

ayako730f3
ayako730f3
@ayako730f3

Related Articles関連記事

めだかボックス(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

めだかボックス(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

原作:西尾維新、作画:暁月あきら。 週刊少年ジャンプに掲載、コミック全22巻。ジャンル「学園異能インフレ言語バトル漫画」。 ありとあらゆる事を完璧に出来る、黒神めだかが生徒会長となり学園の問題を仲間達と解決していく物語。超人を人為的に作り出す「フラスコ計画」編から「能力者」と呼ばれるキャラがめだかと戦う。原作者は「物語シリーズ」で有名、キャラの独特な名前、推理、言葉遊び、パロディが豊富。

Read Article

〈物語〉シリーズ セカンドシーズンの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

〈物語〉シリーズ セカンドシーズンの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

〈物語〉シリーズ セカンドシーズンは、西尾維新による「化物語」「偽物語」の続編にあたるアニメ作品である。 怪異と呼ばれる怪奇現象にまつわる事件に、主人公「阿良々木暦」や周囲の人間が巻き込まれ、解決していく物語。時系列で言えば夏休み明けにあたり、暦の夏休みを描いた「偽物語」の直後である。原作小説「猫物語(白)」をはじめとして、「傾物語」「花物語」「囮物語」「鬼物語」「恋物語」の全六篇が収録されている。 各物語でそれぞれ印象的な名言が多くあり、作品における重要なファクターの一つとなっている。

Read Article

大斬-オオギリ-(西尾維新)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

大斬-オオギリ-(西尾維新)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『大斬-オオギリ-』とは、2014年から集英社の複数の漫画雑誌をまたいで掲載された漫画。編集者が出したお題に沿ったネームを西尾維新が書き、それをさらに9人の漫画家が形にするという、他漫画でも類を見ない構成が人気を集めた。9編全てがまったく異なるテーマを採用しているため、アクションからミステリー、恋愛ものやSFなど幅広いジャンルのストーリーが展開されている点が特徴である。

Read Article

刀語(西尾維新)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

刀語(西尾維新)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『刀語』とは、西尾維新のライトノベル作品である。全12話で、作者初の時代小説となる。2010年1月から12月にかけてテレビでアニメ化されている。「刀を使わない剣士」の鑢七花は、「奇策士」を名乗る女・とがめに誘われ、「完成形変体刀」とよばれる刀を集める旅に出ることとなる。人を知らぬ男と心を無くした女の物語が始まる。

Read Article

化物語の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

化物語の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「化物語」は、西尾維新によるファンタジー小説、及びそれを原作としたアニメ作品。 主人公の「阿良々木暦」が、クラスメイト「戦場ヶ原ひたぎ」に始まり、色んな少女たちの関わった「怪異」にまつわる事件を解決していく物語である。 ギャグ、パロディ、メタ発言など遊びの多い物語であると共に、西尾維新らしい奥深く尖った作品であり、そのどちらの側面からも多くの名言が排出されている。

Read Article

化物語(物語シリーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

化物語(物語シリーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『化物語』とは、西尾維新によるファンタジー小説、及びそれを原作としたアニメ・ゲームなどのメディアミックス作品である。アニメ版は2009年7月から放送された。主人公・阿良々木暦と、彼に出会った少女たちが織りなす「怪異」に関する物語である。サブタイトルは「メインキャラクター+怪異」の名前で構成されており、「化物語」は「ひたぎクラブ」「まよいマイマイ」「するがモンキー」「なでこスネイク」「つばさキャット」の5編から成り立っている。

Read Article

傷物語(物語シリーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

傷物語(物語シリーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『傷物語』とは、西尾維新によるファンタジー小説、及びそれを原作としたアニメ・ゲームなどのメディアミックス作品「<物語シリーズ>」の第2作目である。小説は2008年に刊行され、劇場版アニメーションが2016年に公開された。出来事の時系列は第1作目「化物語」の前にあたる。主人公の阿良々木暦が、高校生2年生から3年生の間の春休みに「吸血鬼」と巡り合うことで体験した出来事を描く。アニメーション制作はシャフト、監督は新房昭之。

Read Article

傷物語の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

傷物語の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『傷物語』とは、西尾維新による「化物語」のシリーズ作品の一つ。 主人公「阿良々木暦」の前日譚であり、怪異と呼ばれる怪奇現象に暦が関わることとなった、一番最初のきっかけとなる事件である。 ある日、遭遇した吸血鬼に血を吸われ、暦は吸血鬼となってしまう。そんな中、自分達を退治しにやってくる怪異の専門家たちと戦っていく、暦の春休みを描いたストーリー。 深く重い内容となっており、数々の名言も輩出されている。

Read Article

偽物語(物語シリーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

偽物語(物語シリーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『偽物語』とは、西尾維新によるファンタジー小説、及びそれを原作としたアニメ・ゲームなどのメディアミックス作品「<物語シリーズ>」の第3作目である。「偽物語」は「<物語>シリーズ」の主人公・阿良々木暦の妹たちをヒロインとしている。「偽物語(上)」は上の妹・阿良々木火憐に纏わる怪異を描いた「かれんビー」(アニメ1話〜7話)、「偽物語(下)」(アニメ8話〜11話)は下の妹・阿良々木月火の出生の秘密を明かした「つきひフェニックス」の話となっている。

Read Article

猫物語(物語シリーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

猫物語(物語シリーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『猫物語』とは、西尾維新によるファンタジー小説、及びそれを原作としたアニメ・ゲームなどのメディアミックス作品「<物語シリーズ>」の第4作目。主人公・阿良々木暦の同級生である羽川翼がメインヒロインとなる。「猫物語(白):つばさファミリー」「猫物語(黒):つばさタイガー」の二部構成。「猫物語(白)」は翼がストレスにより生み出した怪異と暦の対決について書かれ、「猫物語(黒)」は翼が嫉妬により生み出した怪異と向き合う出来事を描く。アニメーション制作はシャフト、監督は新房昭之。

Read Article

十二大戦(西尾維新)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

十二大戦(西尾維新)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『十二大戦』とは、原作西尾維新による現代ファンタジー小説、および小説を原作としたアニメ作品である。12年に一度だけ開催される十二大戦。干支の名を宿し、干支にちなんだ能力を持つ12人の戦士たちが、己の命をかけて戦う物語である。廃墟となった街中が舞台で、策謀と殺戮が繰り広げられる。どんな願いでもただ一つだけ叶えてくれる、史上最高のバトルロイヤルが開戦される。

Read Article

偽物語の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

偽物語の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「偽物語」は、西尾維新による小説「物語」シリーズの第三弾、及びそれを題材としたアニメ作品。 第一弾「化物語」の続編であり、主人公「阿良々木暦」の夏休みを描いたもの。 二人の妹「火憐」と「月火」が「怪異」と呼ばれる怪奇現象に巻き込まれ、それを暦が解決する、という形式で、妹達それぞれをメインとした二部構成となっている。偽物、本物、正義、といった奥深いテーマで展開される本作には、様々な名言が存在する。

Read Article

傾物語(物語シリーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

傾物語(物語シリーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『傾物語』(カブキモノガタリ)とは高校生の青年が少女たちとの関わり合う中で、日常に潜む怪異現象などに困惑しながらも、解決する姿を描いた西尾維新の小説。『〈物語〉シリーズ』の第5弾であり、同シリーズのセカンドシーズン第2弾(通算8巻)に当たる作品。 本作は夏休みの宿題をし忘れた暦が忍に昨日に戻ることを提案。それを忍は快諾するが予想外にも11年前に飛んでしまう。しかし暦は、その時期に事故に遭って死んだ八九寺真宵を、タイムパラドックスや運命の強制力などの問題を考慮しながらも、救うために奔走する。

Read Article

少女不十分(西尾維新)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

少女不十分(西尾維新)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『少女不十分』とは2011年に執筆された西尾維新によるミステリー小説、およびそれを題材としたミステリー漫画。小説家を目指す僕は、謎の少女Uの異常なある行動を見てしまったことをきっかけに、彼女によって誘拐されてしまう。彼女との一週間の監禁生活を送る中、Uの行動に隠された謎を紐解いていく。その巧みな場面描写により、一種のモキュメンタリーとして成立させ、そのリアリティさにより人気を博した。キャッチコピーは「西尾維新、原点回帰にして新境地の最新作。」、「この本を書くのに10年かかった。」

Read Article

美少年探偵団(西尾維新)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

美少年探偵団(西尾維新)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『美少年探偵団』とは2016年に執筆された学園ミステリー漫画、及びそれの題材となったミステリー小説、アニメ、舞台作品。主人公・瞳島 眉美は校内の有名人で構成された謎の組織・美少年探偵団と遭遇する。美少年探偵団の一員となった眉美は、彼らとともに学園で起こる様々な事件や怪奇現象を解決するために奔走する。登場人物たちの美しいデザインや、グロテスク過ぎない事件が人気を博した。

Read Article

憑物語(物語シリーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

憑物語(物語シリーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『憑物語』は、西尾維新によって書かれたライトノベルシリーズ『物語シリーズ』の第10作品目。ファイナルシーズン3部作のうち第1作品目である。『物語シリーズ』は、主人公・阿良々木暦が様々な「怪異」と呼ばれる現象や存在に遭遇し、それらと向き合う姿を描いており、『憑物語』では斧乃木余接が主要人物として物語に登場し、阿良々木暦の身体に生じた重大な変化の理由を追究するストーリーが展開される。アニメにおいては物語は「よつぎドール」のタイトルで全4話にわたって構成されている。

Read Article

【人気漫画】2007年~2018年の週刊少年ジャンプ打ち切り・終了マンガまとめ!

【人気漫画】2007年~2018年の週刊少年ジャンプ打ち切り・終了マンガまとめ!

週刊少年ジャンプ連載作品で、2007年1号以降に終了した作品をすべて順に紹介します。『週刊少年ジャンプ』は、集英社が発行する日本の週刊少年漫画雑誌。略称は『ジャンプ』『WJ』 。1968年に『少年ジャンプ』として月2回刊誌として創刊し、翌1969年より週刊となり『週刊少年ジャンプ』に改名した。

Read Article

漫画家がうっかりもらした本音・暴言・爆弾発言・名言・不祥事まとめ!『レディ・ジャスティス』の荻野ケンなど

漫画家がうっかりもらした本音・暴言・爆弾発言・名言・不祥事まとめ!『レディ・ジャスティス』の荻野ケンなど

ここでは漫画家がうっかりもらした本音・暴言・爆弾発言・名言・不祥事などをまとめた。『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『レディ・ジャスティス』の荻野ケンが発表したコメントを発端に冨樫義博への批判が集まったり、池沢春人のTwitterが炎上した件などを紹介している。

Read Article

めだかボックスの原作者・西尾維新が影響を受けた5人の偉大な作家を紹介!

めだかボックスの原作者・西尾維新が影響を受けた5人の偉大な作家を紹介!

『週刊少年ジャンプ』に連載されていた漫画『めだかボックス』の原作者として有名な西尾維新。西尾は遠野浩平、森博嗣、清涼院流水、京極夏彦、笠井潔という5人の作家に影響を受けており、インタビューで「彼らは神」とまで述べているのだ。記事内では西尾に影響を与えた5人の作家の簡単なプロフィール情報と代表作を、画像と共に紹介している。

Read Article

『めだかボックス』に登場するキャラの異常性・過負荷・スキル・言葉使いをまとめて紹介!

『めだかボックス』に登場するキャラの異常性・過負荷・スキル・言葉使いをまとめて紹介!

ここでは『めだかボックス』に登場するキャラクターの異常性(アブノーマル)・過負荷(マイナス)・スキル・言葉使い(スタイル)をまとめて紹介する。本作は『週刊少年ジャンプ』で連載され、西尾維新が原案、暁月あきらが作画を担当している。2011年にはアニメ化もされた。

Read Article

【アニメ】化物語から始まる西尾維新の「物語シリーズ」視聴順まとめ

【アニメ】化物語から始まる西尾維新の「物語シリーズ」視聴順まとめ

西尾維新プロジェクトと称されるアニメ化真っ最中の【物語シリーズ】は、現代の怪異に出会った少年少女の姿を描いた作品です。その多さ故、視聴前は混乱必至ですが各シリーズの放送順を知ることでスムーズに楽しむことができます。今回は各シリーズの大まかなあらすじ/放送順/時系列順でご紹介。

Read Article

西尾維新の小説ランキング30選!『猫物語』などぶっ飛びキャラクター&ストーリーを堪能しよう!

西尾維新の小説ランキング30選!『猫物語』などぶっ飛びキャラクター&ストーリーを堪能しよう!

主にライトノベルテイストで執筆される西尾維新の作品は、奇想天外な登場人物・キャラクターが多数登場する。そんなキャラクターたちが交わり化学反応を起こす様子は、一度読んだら病みつきになること間違いなし。 ここでは西尾維新がこれまで発表してきた小説作品を、1位から30位までランキングにしてまとめている。また、それぞれの作品のあらすじ・ストーリーや、読者のツイートなども掲載している。

Read Article

【化物語】ハイクオリティ!素敵すぎる壁紙まとめ

【化物語】ハイクオリティ!素敵すぎる壁紙まとめ

西尾維新によるファンタジー小説が原作の『化物語』。新房昭之監督によってアニメ化され、人気を博しました。そんな『化物語』から、高クオリティな壁紙を一挙ご紹介!どれも素敵なものばかりだから、デスクトップが一気に大変身しますよ。全部チェックして、ぜひお気に入りの1枚を見つけてくださいね!

Read Article

目次 - Contents