めだかボックスの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「めだかボックス」は2009年より「週刊少年ジャンプ」に連載された漫画作品。
主人公の完璧超人「黒神めだか」は圧倒的支持で箱庭学園生徒会長となり、幼馴染の「人吉善吉」と共に生徒会活動をスタートする。その活動の一つが目安箱、通称「めだかボックス」に投書された案件の解決。次第に増える個性豊かな生徒会メンバーと共に、生徒間トラブルを通してめだか達の成長を描く。奥深く考えさせられる名言の数々が名高い。

『めだかボックス』の概要

「めだかボックス」は、原作:西尾維新、作画:暁月あきらによって「週刊少年ジャンプ」に2009年から2013年まで連載された漫画作品。
「戯言シリーズ」・「〈物語〉シリーズ」などで知られる西尾維新が手がけた初の週刊連載の漫画原作。奇抜なネーミング、推理要素、言葉遊び、パロディなど西尾維新独特の要素が詰め込まれており、熱い少年漫画でありながら奥深く、時に冷酷な西尾維新作品としての色が強い。
2012年4月にテレビアニメ化され、同年10月より第二期が放送された。また、西尾維新による複数の書き下ろし小説も発売されている。

生徒会活動として目安箱、通称「めだかボックス」に投書された案件を解決していくめだか率いる生徒会だったが、そんな中、箱庭学園理事長が「フラスコ計画」なる陰謀を推進していることが発覚する。「天才の人為的な生産」という壮大な目的のもとに集った、「十三組の十三人(サーティン・パーティ)」と呼ばれる異常な才能を持つ特待生達。また、過負荷(マイナス)と区分されるおぞましい転校生により形成されるクラス「マイナス十三組」。そんな「普通じゃない」生徒達の起こす事件の渦中に、めだか率いる生徒会は巻き込まれていく。
普通の一般生徒「普通(ノーマル)」、スポーツや芸術などの才能に秀でた「特別(スペシャル)」、才能だけでは説明のつかない「異常な結果」を常に残す異常な天才「異常(アブノーマル)」、逆に極めて落ちこぼれで劣等生な負の人生を歩む「過負荷(マイナス)」。など、あらゆる生徒達がひしめく箱庭学園で、そんな生徒達とめだか達との対立、和解を描く物語。

異能や超常の存在するファンタジーバトル作品でありながら、悪の更生や人の成長といった面に重きを置いたストーリーとなっており、奥深く考えさせられる名言が数多く存在する。

登場する人間のタイプ分けについて

めだかボックスに登場するキャラクターはタイプ分けがされている。
普通の一般生徒「普通(ノーマル)」、スポーツや芸術などの才能に秀でた「特別(スペシャル)」、才能だけでは説明のつかない「異常な結果」を常に残す異常な天才「異常(アブノーマル)」、逆に極めて落ちこぼれで劣等生な負の人生を歩む「過負荷(マイナス)」の四つのタイプが主となっている。

例えば主人公の黒神めだかは「異常(アブノーマル)」に属しており、他人の才能を完全に会得する『完成(ジ・エンド)』という異常性を持っている。重要なのは要するに「完全に会得」というところにあり、才能を持っている本人よりもその才能を上手く扱うことができる。要するに「黒神めだかに勝つことはできない」という異常性を持っているのである(ただし、楽器の演奏をさせたら楽譜と寸分違わず演奏してしまうため、そこに感動は生まれない)。
だがこれはいいことばかりではない。黒神めだかの場合は「全てができてしまうので弱者の気持ちがわからない。」という欠点がある。それ故に「異常(アブノーマル)」なのである。

「過負荷(マイナス)」とは「生まれついての弱者」であり、そのトップにいる球磨川禊は人生でただの一度も勝負で勝利したことがない。
これは球磨川が弱いなどという話ではなく、「勝利することができない過負荷(マイナス)」であるからこその結果である。実際に球磨川は、すべてをなかったことにできる「大嘘つき(オールフィクション)」という凶悪なスキルを持っているが、ルールに違反していたり、何かしらの理由で敗北している。

『めだかボックス』の名言・名セリフ

世界は平凡か? 未来は退屈か? 現実は適当か? 安心しろ それでも生きることは劇的だ!

主人公の黒神めだかが箱庭学園生徒会長に就任した際に、全校生徒へ向けて放った言葉。
また、「めだかボックス」の最初のシーンであり、始まりの言葉。
この時、同時に彼女は、生徒会長としてのマニフェストで「二十四時間三百六十五日、誰からの相談でも受け付ける」と大言壮語を述べている。
入学したてにも関わらず圧倒的支持を得て生徒会長に当選し、高校一年生にして全校生徒へ向けて堂々と世界や人生について語り、普通の人が言ったなら冗談としか思えない大言壮語を大真面目に放つ、めだかのパワフルで破格な人格を表しているシーンである。

やり過ぎなけりゃ正義じゃねえ!

風紀委員長である雲仙冥利のポリシー。
忠告を無視して無許可で空き教室を使い練習していたオーケストラ部を、全員病院送りにした後、雲仙は堂々とこのセリフを口にした。風紀を乱す校則違反の生徒へ容赦なんかしない。あまりにもやり過ぎな雲仙の正義によって、これまで箱庭学園の風紀は守られてきた。

ところで門番? 困難に対し努力する奴はその時点で負け犬だって? 後輩に間違ったことを教えるな! 困難に対し努力をする奴はその時点で勝ち馬だ!!

箱庭学園の各学年十三組には、登校義務さえ免除されたあまりにも「異常」な天才的生徒達が集められ在籍しており、それは学園理事会が企むフラスコ計画」のためのクラスだった。
天才を人為的に創造する目的の「フラスコ計画」、その手段が確立された暁には箱庭学園の全校生徒が最初の実験体として「天才にされる」予定だったが、成功する確率はほとんどないと思われ、相当数の生徒が犠牲となる計算だった。それを知っためだか達生徒会は計画を叩き潰すべく本拠地へ乗り込むが、その入り口の門を前に立ち止まる。
その門は「異常」な「天才」だけが通れる門で、一人通る度にランダムで変更される六桁の暗証番号を入力しなければ開かない。百万分の一の確率を引き当てることができる、まさに異常者としか形容できない者しか通ることができない門をめだかはあっさりとくぐっていく。
「できる奴は最初からできるし、できない奴は最後までできない。困難に対して努力をする奴はその時点で負け犬である。」と門番の役目を負う生徒が天才と凡人の違いについて善吉に語るが、生徒会メンバーの一人である阿久根がそれに反論した。
直後、阿久根は暗証番号を気にすることもなく鈍器を扉に152回ぶつけることによって扉そのものを壊し、諦めない人間の底力を示した。

みんなの中にはお前もちゃんと入ってるんだから。みんなを幸せにするためにはまずお前が幸せにならなきゃな。

「フラスコ計画」を止めようとするめだか達生徒会だったが、「十三組の十三人(サーティン・パーティ)」と呼ばれる、十三組の中でも選りすぐりの異常性を持つ、計画の協力者集団がめだかの前に立ち塞がる。
その内の一人、「電磁波を操る」能力を持つ都城王土によって、めだかの脳は電気刺激され洗脳されてしまう。生徒会の敵となっためだかは、幼馴染であり生徒会の一人である善吉と戦っていく内に徐々に元の心を取り戻していくが、どうしても完全には戻らない。洗脳以前と以後、それぞれの人格がせめぎ合っていた。
めだかは「完成(ジ・エンド)」と呼ばれる「他人の能力を完全なものとして獲得できる」という異常性を持っており、都城の能力を使えるようになっていた。めだかは自らの洗脳を完全に解くため、自分を洗脳し直すべく電磁波を自分の脳に直接放射するという、感電死や脳への悪影響などのリスクを無視した乱暴な手段に出る。
しかし、「そこまでして元に戻ってほしくはない」と、直後にめだかを止める善吉。苦痛に顔を歪ませながら自らを洗脳し直すめだかの姿は、幸せからは程遠いものだった。「みんなを幸せにするために生まれて来た」というポリシーを持つめだかに、善吉が放ったセリフである。

敵でも友達だからな。全部終わったら焼肉食いに行こーぜ。

異様な力を使いおぞましいオーラを放つ劣等生で落ちこぼれ、通称「過負荷(マイナス)」と呼ばれる生徒達が転校してきて、「マイナス十三組」なる新クラスを設立してしまった。終業式の真っ最中、突如壇上に上がって来た彼らによってめだか率いる生徒会は解任請求を突き付けられ、生徒会は崩壊の危機に陥る。
そして、壇上の過負荷軍団の中には、何故か善吉の親友である不知火が一緒に立っていた。
集会が終わり、慌てて不知火のもとへ駆けつけ、善吉は問い質す。何故不知火が敵の側に立っているのか、脅されでもしてるのかと必死の形相で聞く善吉に、不知火は普段の日常会話のような調子でからかい口調で「自分から積極的に協力している」と言う。だとしたらどうするんだ、といったニュアンスで、善吉を試すように吐かれた不知火の返答に、善吉は「そうか、だったらいいんだ」と即答して表情を緩ませた。
自分の意思で動いているのなら、どうせ不知火のことだから何か企んでいるのだろう。そんな風に善吉は笑う。そんな彼の態度に呆れ戸惑う不知火へ向け、「これだけは憶えとけ」と前置きして善吉が最後に投げかけた台詞である。

『僕は悪くない』

生まれついての負け犬、性格の腐り切った劣等生、人格のねじ曲がった落ちこぼれ、そんな過負荷な生徒達の頂点に立つ、つまり人として最底辺を這うのが、球磨川禊という生徒である。
そんな球磨川の、いついかなる時も己の非を認めない、ねじ曲がった性格を表す。球磨川禊の代名詞とも言える名台詞。
画像は、何人もの生徒を病院送りにしておきながら、その現場に立ったまま堂々と己の無罪を主張している場面。
球磨川のセリフでは、漫画の吹き出しの中にさらに『』でセリフを括るという表現法が用いられている。球磨川の言葉が上っ面で心がこもっていない様子を表し、彼の不気味さを強調している。

『まったく』『なんのためだなんて』『みんな大人のくせに』『的外れだよねえ』『人間は無意味に生まれて』『無関係に生きて』『無価値に死ぬに決まってるのにさ』

ayako730f3
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