クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

ウォール・ローゼ内に発生した巨人の正体がラガコ村の住民だと判明し、一連の騒ぎが終結した頃、調査兵団は新たな危機に見舞われていた。
クリスタが壁の秘密を知る重要人物だと情報を漏らしたニック司祭が死体となって発見されたのである。憲兵団は最近流行っている強盗殺人だと片付けたが、爪が剥がされるなど拷問の跡があった。捜査を担当したのは王政に近い中央憲兵であり、彼らが事実を隠蔽したのは明らかであった。中央憲兵がニック司祭を拷問したのは、エレンとヒストリアの居場所を探るためと考えられた。
エレンとヒストリアの身柄を中央憲兵から守るため、104期達は新リヴァイ班に編成される。ただ逃げ隠れていてもいつか中央憲兵に見つかるだろうということで、逆にこちらからレイス家の正体を解き明かすため打って出ることにした。リヴァイ班はジャンとアルミンをエレンとヒストリアの影武者に仕立て上げ、わざと中央憲兵の手先に誘拐させる。そして誘拐の実行犯であるリーブス商会を味方につけ、中央憲兵のジェル・サネスら2人を逆に拘束することに成功した。
リヴァイ班が作戦を行っている間、宿舎で待機していたヒストリアはエレンに自分のことを打ち明ける。ユミルと別れて以来、ヒストリアは以前のような人に気を使い過ぎる性格ではなくなっていた。ストヘス区に帰還した当初はユミルを連れ戻すことを願っていたが、エレンに「ユミルは自分の意志で向こう側に行った」と説得され、ヒストリア自身も考えを改めたのだった。ヒストリアはエレンとの会話の中で自分が空っぽの人間であることを明かすが、エレンはむしろ昔のクリスタは「不自然で正直気持ち悪かった」と言い、今のヒストリアを肯定した。

クーデター計画

サネスの拷問により、ヒストリアが真の王家の末裔であることが発覚する。その報告を聞いたエルヴィン団長は腐敗した現王政を打倒し、王家の真の血統であるヒストリアを女王に即位させるため水面下で動き始める。
自分が真の王家の血筋であることを知らされたヒストリアは動揺した。自分には女王は無理だと訴えるが、リヴァイは「嫌ならオレを倒してみろ」といって無理やりヒストリアを従わせ、女王になるという言質を取った。
そして今回の件の黒幕であるロッド・レイスの元にたどり着くため、リヴァイ班はわざとエレンとヒストリアの身柄を中央憲兵に引き渡す。しかしその際、調査兵団の協力者だったリーブス商会の会長達が中央憲兵の手によって殺害されてしまう。
中央憲兵はさらにリーブス商会会長殺害の罪を調査兵団に擦り付け、エルヴィン団長の身柄を拘束した。エルヴィンは処刑寸前まで追い込まれるが、その寸前に「ウォール・ローゼが巨人によって陥落した」という知らせが入る。
実はこの知らせは、エルヴィンが前もって計画していた虚報だった。エルヴィンは駐屯兵団司令官のピクシスを味方に引き入れるため、「王政が本当に人類の手綱を握るのに相応しいか試してみるべきだ」と事前に提案していたのである。案の定、王政幹部達はこの虚報に引っ掛かり、ウォール・シーナを閉鎖して自分達の資産だけを守ろうとした。
この行動で王政を見限ったピクシスは、兵団トップのザックレー総統と共にクーデターに加担することを決める。ハンジが新聞社に働きかけ、王政の悪行を紙面上で公開したことも追い風となり、ほとんど血を流すことなく王政は打倒されたのだった。

始祖の巨人

自暴自棄になるエレンを殴りつけるヒストリア

クーデターが起こる少し前、ヒストリアは押し込まれていた棺から出されロッドと再会していた。ヒストリアはロッドをにらみつけるが「ヒストリア 今まですまなかった」と抱きしめられ、愛情に飢えていたヒストリアは心が揺れてしまう。
エレンとヒストリアはレイス家の地下にある巨大な空洞に連れてこられていた。エレンは両手両足を太い鎖で繋がれ、猿轡をされ離せない状態で拘束されている。ヒストリアとロッドが同時にエレンの背に触れた瞬間、ヒストリアとエレンの脳内に記憶が流れ込んできた。
ヒストリアは、昔牧場で自分と遊んでくれていた髪の長いお姉さんのことを思い出す。その女性はヒストリアの腹違いの姉であるフリーダ・レイスだった。フリーダは始祖の巨人の継承者で、その力でヒストリアの記憶から自分のことを消していたため、ヒストリアはフリーダのことを忘れていたのだ。
フリーダを始めとする5人の子供達とロッドの妻は、5年前エレンの父親であるグリシャ・イェーガーによって虐殺されてしまったのだとロッドは語る。そして始祖の巨人の力はフリーダからグリシャ、グリシャから現在のエレンへと受け継がれた。
ロッドはヒストリアに巨人化の薬が入った注射器を渡し、ヒストリアにエレンを食わせて始祖の巨人を取り戻させようとする。王家の血を引く者でなければ始祖の真の力を使えず、この世から巨人を駆逐することはできないからだ。ヒストリアはロッドに言われるまま注射器を手に取りエレンを食おうとする。しかし寸前になって、ヒストリアに「どうしてフリーダは戦わなかったのか」という疑問が生じた。
その疑問をロッドにぶつけると、「壁の世界を作った初代王は人類が巨人に支配される世界を望んだ」という答えが返ってきた。始祖の継承者は初代王の破滅的な平和思想を受け継いだせいで、これまで巨人と戦おうとしてこなかったのだ。ロッドは始祖の継承者を神と呼び、人類の未来は神に委ねられると語った。
その話を聞いたヒストリアは、父親の望みをかなえるために一度は注射を打とうとする。しかしその瞬間、ユミルに言われた「お前…胸張って生きろよ」という言葉が思い浮かび、ヒストリアは注射器を投げ捨てた。
ヒストリアは激昂するロッドを投げ飛ばし、「何が神だ!!都合のいい逃げ道造って都合よく人を扇動して!!もう!これ以上…私を殺してたまるか!!」と啖呵を切った。そして拘束されていたエレンを逃がそうとする。エレンは父親がレイス家の人々から始祖を奪った罪悪感から自分を食ってほしいと懇願するが、ヒストリアはそんなエレンを殴りつけ、「巨人を駆逐するって!?だれがそんな面倒なことやるもんか!!むしろ人類なんか嫌いだ!!巨人に滅ぼされたらいいんだ!!」と自ら人類の敵になることを選んだ。
ヒストリアに背かれたロッドは最後の手段として、巨人化薬を口にして自ら巨人になることを選ぶ。ロッドの巨人は超大型巨人を超える巨大な体で地下空洞を破壊する。
地下空洞が崩落する中、エレンはどうしてそこまでして自分を助けようとするのかヒストリアに尋ねる。ヒストリアは、「私は人類の敵だけどエレンの味方 いい子にもなれないし神様にもなりたくない でも…自分なんかいらないなんて言って泣いてる人がいたら…そんなことないよって伝えに行きたい」と自分の素直な思いを吐露した。
そこへリヴァイ班の面々が合流する。リヴァイ班もろとも崩落に巻き込まれるという瀬戸際、エレンは「ヨロイ」と書かれた瓶を口にして硬質化能力を発現させ、仲間の危機を救ったのだった。

女王ヒストリア・レイス

なんとか崩落を切り抜けたリヴァイ班は、地上に出たロッド・レイス巨人体を馬車で追いながら今までの状況を確認していた。エレンは自分をロッドに食わせて人間に戻し、初代王の洗脳を解いて自分達の味方につけるべきだと言うが、ヒストリアはこれに反論。そのやり方で確実にロッド・レイスが戻る保証もなければ、そのまま人類の記憶を改竄される危険もある。むしろ破滅的な平和思想の持ち主から始祖の巨人の力を取り上げている今こそが人類にとって千載一遇の好奇であると。
皆の意見はヒストリアの主張で一致するが、それはヒストリアの唯一の肉親を殺害しなくてはならないことを意味していた。ヒストリアは父親に対する複雑な心境を打ち明けるが、すでに彼女の心は決まっていた。
ロッドはオルブト区方面へ移動しており、調査兵団はその壁上で待ち受けることになった。安全な場所で待機するよう命じられたヒストリアだが、立体起動装置を付けて自分も戦闘に参加しようとする。前線にいてもらっては困ると苦言を呈するエルヴィン団長に、ヒストリアは「私には疑問です 民衆とは…名ばかりの王になびくほど純朴なのでしょうか?」と投げかけた。エルヴィンもこれには敵わず、ヒストリアの戦闘参加を黙認する。
そしてついに到達したロッドの口内にエレンが爆弾を投げ入れ、内側から体を爆発させる。飛び散った肉片の中からヒストリアはロッドの本体を的確にえぐり取り、自ら父親にとどめを刺した。
ヒストリアは民衆の見ている前で巨人を倒し、自分がこの壁の真の王であると民衆の前で示したのだった。

女王として戴冠式に臨んだヒストリアは、オルブド区の危機を救った英雄として民衆から大きな祝福を受けた。これ以降ヒストリアは兵団を辞め、前線から退くことになる。
戴冠式の後、ヒストリアはリーブス商会会長の最後の冗談を本気にし、自分を無理やり女王に仕立て上げたリヴァイ兵長を殴り飛ばすと決意する。同期達が冷や冷やしながら見守る中、ヒストリアのパンチはリヴァイの肩を打ち、今までのお返しをしたのだった。

牛飼いの女神様

戴冠から2か月後、女王になったヒストリアは孤児院の院長としても活躍していた。全地区の孤児や困窮者を集めて牧場で面倒を見たことから、今や巷では親しみを込めて「牛飼いの女神様」とも呼ばれるようになっていた。「困っている人がいたらどこへいたって見つけ出して助けに行く」という言葉を有言実行しているヒストリアにエレンは敬意を表する。
初代王の力を否定したことを後悔しないよう、自分にできることを精一杯やろうとするヒストリアであった。

ウォール・マリア奪還後

エレンがヒストリア女王の手の甲に口づけた瞬間、記憶が流れ込みエレンの顔が一気に青ざめる

体制変革から数か月後、調査兵団は大多数の兵を犠牲にしながらもウォール・マリア奪還に成功した。そしてエレンの家の地下室にグリシャが隠していた手記が発見され、世界の秘密が明らかになる。壁外の文明は滅んでなどいないこと。敵は巨人ではなく、壁外の世界そのものであること。ヒストリアは女王として「100年前民から奪った記憶を100年後の民へお返しする」という方針を掲げ、この事実を歴代の王で初めて公表した。街には号外が出版される。

「人類を脅かす人喰い巨人の正体は人間であり、我々と同じ祖先を持つ民族ユミルの民だった。我々の王は100年前にこの壁を築き巨人の力で民衆の記憶を改竄し、壁の外の人類は滅亡したと思い込ませた。だが人類は滅んではおらず、我々ユミルの民を悪魔の民族と呼んでいる。近い将来敵はこの国の資源獲得を口実に進行を開始する。それが5年前から始まった超大型巨人らの襲撃である」

まもなくしてウォール・マリア奪還に功績のあった者達に勲章の授与が行われた。ヒストリア女王は調査兵団員達1人1人に勲章を与えていく。
そしてエレンの番が来てヒストリアと触れた瞬間、始祖の力が王家の血と共鳴しエレンの中に様々な記憶が流れ込んできた。

パラディ島の女王として

パラディ島内のほとんどの巨人が駆逐された後、マーレの調査船に乗って反マーレ派義勇兵達が島にやってくる。彼らは獣の巨人の継承者でエレンの異母兄であるジーク・イェーガーの命を受け、パラディ島政権と協力関係を結ぼうとしていた。
ジークはパラディ島を守るための「秘策」があるという。エレンにはその秘策に心当たりがあった。本来始祖の力を使えないはずのエレンが、以前一度だけ始祖の能力を発動させたことがある。それは王家の血を引くグリシャの前妻ダイナ・フリッツと接触した瞬間だった。つまり、王家の血を引く巨人と始祖の巨人を持つ人間が接触すれば、初代王の思想に縛られず巨人を操ることが可能となる。そしてそれは目覚めさせた壁の巨人を一斉に行進させ、世界を平らにする最終兵器「地鳴らし」の発動条件ともなる。
エレンはずっと黙っていたことをリヴァイ兵長に咎められたが、王家であるヒストリアを不確かな情報で巨人にしたくないため隠していたとエレンは白状する。

その後ジークと義勇兵達の仲介により、パラディ島の初めての友好国であるヒィズル国からキヨミ・アズマビト特使が来訪する。キヨミはジークと密会し、ヒイズル国の忘れ形見ミカサとの取り次ぎを条件にある取り計らいに賛同したとパラディ島政権に提示した。その取り計らいの内容とは、地鳴らしでパラディ島を守る3つの過程である。
1つ目は地鳴らしの一部の力を公開し、世界に破壊力を見せつけること。
2つ目はヒイズルが介入し、地鳴らしが必要無くなるまで島の軍事力世界水準まで底上げすること。
そして3つ目は、始祖及び王家の血を引く者の両者を継続的に維持することであった。
ジークから獣の巨人を継承した王家の者は、13年の任期中に可能な限り子を増やすことが求められた。それはヒストリアを始め代々の王家の子孫が家畜のように子供を産ませられ、殺される運命を意味する。
ヒストリアは地鳴らしがこの島の切り札である以上、獣の巨人の継承を受け入れるしかないと女王として覚悟を決める。しかしエレンはこの条件は受け入れられないと猛反発した。そんなエレンの姿にヒストリアは思わず涙ぐむ。

ヒストリアの懐妊

エレンはヒストリアとその子孫達を巨人の継承という運命から救うため、地鳴らしでパラディ島以外の世界を滅ぼすと決意する。エレンがその決意を告げると、ヒストリアは罪の無い人々を無差別に殺害するのは間違っていると猛反対した。それでもエレンの決意は固く、地ならしを思いとどまらせることはできなかった。ヒストリアはせめてジークから巨人を継承するまでの時間を稼ごうとしたためか、自分から「私が子供を作るのはどう?」とエレンに提案する。
その言葉通り、ヒストリアは牧場にいた頃の幼馴染の青年との間に子供を儲ける。彼は幼いヒストリアに構ってほしくて石を投げてしまったことを反省しており、その償いのためヒストリアの運営する孤児院を手伝っていた。ヒストリアは自分から彼に声をかけ、婚礼もせずに懐妊したのだった。結果的にヒストリアの巨人継承は出産まで見送られることになった。
「天と地の戦い」と呼ばれる最終決戦でエレンが死んだ後、ヒストリアは無事娘を出産する。巨人の存在はこの世から消え、ヒストリアは巨人を継承する必要がなくなった。
それから3年後、ヒストリアは3歳になる娘の母となり、幼馴染の青年と共に幸せな生活を送っていた。エルディア国(パラディ島の国名)が軍備増強を進める中、ヒストリアは女王としてエレンから託された世界を守るために尽力していくのだった。

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイスの関連人物・キャラクター

ユミル

クリスタに好意を寄せる少女。訓練兵時代から一緒にいることが多く、ふざけながら結婚しようぜと口説くのが日課となっている。
実はユミルは約60年以上前の人物で、孤児だったところを始祖ユミルを信仰する教団に拾われて教祖に仕立て上げられたという過去があった。ユミルという名前も始祖ユミルから取ったものである。人々の求めに応じて始祖ユミルになり切って幸せな暮らしをしていたが、ある時マーレ政府に教団が摘発され、信徒ともども「楽園送り」にされてしまう。その際、自分を神に仕立て上げた男に裏切られた経験から、もし人間に戻れたら自分のためだけに生きようと決意していた。
無垢の巨人として壁外を彷徨っていた所たまたま知性巨人の保有者を捕食し、顎の巨人を継承したことで人間に戻ることができた。
ユミルが訓練兵団に入ったのは、たまたま耳にした「家から追い出された妾の子」に興味を持ったからである。クリスタになにかと突っかかっていたのは、人の目ばかりを気にして「良い子」の仮面をかぶり、自分を疎んだ人間のために死のうとしている姿勢が過去の自分と重なるためだった。
最初は単なる興味で近づいたものの、いつしかユミルにとってクリスタは自分の命よりも大切な存在になる。未来のない壁内世界からクリスタを連れ出そうと試みるが、エレンが始祖の力を発動させた様子を見て、その考えを断念した。そしてユミルはクリスタに別れを告げ、自分が殺されるとわかっていながらベルトルトとライナーの手土産としてマーレに渡ることを選ぶ。
クリスタは最初ユミルを救いたいと思っていたが、エレンに「ユミルは自分の意志で道を選んだ」と説得され、ユミルの意思を尊重することを選んだ。ユミルから言われた「お前…胸張って生きろよ」という言葉はクリスタがヒストリアとして生きるようになった後も彼女の支えとなっており、回想や台詞で度々登場している。
ユミルはマーレに渡る直前ヒストリアに当てた手紙を書いており、ウォール・マリア奪還作戦後クリスタの元にその手紙が届いている。

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エレン・イェーガー

ヒストリアを犠牲とすることに抗議するエレン(左)

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ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。

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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。

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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。

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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。

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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。

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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。

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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。

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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。

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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。

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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。

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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。

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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。

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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。

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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

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ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ジャン・キルシュタインとは『進撃の巨人』の登場人物で、調査兵団に所属する兵士。第104期訓練兵団を6番で卒業した。自己の保身を第一に考える現実主義者で、思ったことを率直に言い過ぎる性格からたびたび主人公のエレン・イェーガーと対立していた。当初は巨人の脅威から逃れるために内地への配属を希望していたが、友人のマルコ・ボットが戦死したことで考えを大きく変え、調査兵団に入団する。入団後は持ち前の現状把握能力を活かして同期のまとめ役として活躍した。

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