クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
104期の同期。訓練兵時代はあまり交流がなかったが、「無理して表情を作っている感じで不自然で正直気持ち悪かった」とクリスタの偽善的な一面をエレンには見抜かれていた。だが、ヒストリアが本名を明かし、人のために生きるのを辞めてからは「今のお前はなんかいいよな」と評価を一転させている。空っぽな自分をエレンに「お前は普通だよ」と肯定してもらえたことで、ヒストリアは自分に自信が持てるようになった。
レイス家礼拝堂の地下空洞で、ヒストリアは父ロッド・レイスからエレンを捕食し、始祖の力を取り戻すよう求められる。一度は父に嫌われたくないという思いからエレンを食おうと本気で思っていたヒストリアだが、住んでのところでユミルの言葉を思い出し、始祖継承を拒絶した。そして自暴自棄になっていたエレンに「私は人類の敵だけどエレンの味方」だと告げ、彼の拘束を解き放った。
女王即位後も時折2人で過ごしており、エレンの幼馴染のミカサから嫉妬される場面もあった。
世界の真実が明らかになった後、ヒストリアは女王としてパラディ島を守るため巨人の継承を覚悟する。しかしエレンは、ヒストリアを家畜扱いするようなやり方に強く反発した。エレンはヒストリアと仲間を守るために地鳴らしを発動し、世界を滅ぼすと言う結論に至る。その話を聞かされたヒストリアは「あなたを…何としてでも止めないと二度と…胸を張って生きていくことができない」と猛反対するが、エレンに「できるさ お前はあの時オレを救ってくれた世界一悪い子なんだから」と以前ヒストリア自身が使った言葉を持ち出され、説得を諦める。
そして時間稼ぎのために「私が…子供を作るのはどう?」とエレンに持ち掛け、その言葉通りヒストリアは懐妊したのだった。
エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。
フリーダ・レイス
ヒストリアの義理の姉にあたる女性。15歳で始祖の巨人を継承し、王家による最後の継承者となる。彼女も不戦の契りによりユミルの民を滅びの道へと歩ませていた為、グリシャ・イェーガーに始祖の巨人を強奪される。同時にロッド・レイス以外の家族全員を殺害された。
気さくで面倒見が良く、親の愛に飢えていたヒストリアを気にかけで、読み書きを教えたり遊び相手になっていた。ヒストリアにとってもよく遊んでくれた大好きなお姉ちゃんだったが、フリーダはその都度始祖の巨人の力でヒストリアの記憶を消去していたので、大人になったヒストリアはフリーダのことを覚えていなかった。
フリーダがグリシャによって殺害されたと知り、ヒストリアは愕然とする。
アルマ
ヒストリアの母であり、ヒストリア曰く、とても美しい人であった。我が子に関心は無く、ヒストリアに対してネグレクトの状態だった。一度ヒストリアが母親に抱き着いてみたことがあったが、すぐに突き飛ばされ「こいつを殺す勇気が…私にあれば…」と辛辣な言葉を投げかけられている。その後、アルマは牧場を出て別の場所で暮らし始めた。
元レイス家の使用人でありロッド・レイスの不倫相手であったが、最期はロッド・レイスに裏切られ、中央憲兵のケニー・アッカーマンに命乞いをしながら殺される。
ミカサ・アッカーマン
第104期訓練兵団の同期。エレンに強い執着心を抱いており、ヒストリアがエレンと親しげに話しているのを見て物凄い形相で睨んだこともあった。
実は東洋のヒィズル国将軍家の末裔である。同じ生まれで重い荷物を背負うもの同士として、ヒストリアはミカサに親近感を抱いていた。
ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイスの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「死ぬなユミル!!こんなところで死ぬな!!何いい人ぶってんだよ!!そんなにかっこよく死にたいのかバカ!!性根が腐りきってんのに今更天国に行けるとでも思っているのか このアホが!!自分のために生きろよ!!こんな塔を守って死ぬくらいなら もう こんなもん ぶっ壊せ!!!」
ウトガルト城で無防備に取り残された104期生を守る為、ユミルは遂に正体を明かし巨人の集団に立ち向かう。しかし多勢に無勢かつ104期を守りながら戦わざるを得ず、ユミルは追い詰められてしまう。ヒストリアはユミルを応援すべく、塔から落ちそうになりながらも身を乗り出し「死ぬなユミル!!こんなところで死ぬな!!何いい人ぶってんだよ!!そんなにかっこよく死にたいのかバカ!!性根が腐りきってんのに今更天国に行けるとでも思っているのか このアホが!!自分のために生きろよ!!こんな塔を守って死ぬくらいなら もう こんなもん ぶっ壊せ!!!」と必死に叫んだ。この言葉通りユミルは塔を崩して巨人達を下敷きにするという無茶な作戦を取り、多数の巨人の討伐に成功する。
ユミルから「胸張って生きろよ」と言われたクリスタが、今度は逆にユミルに「自分のために生きろよ!!」と叫ぶ胸が熱くなる名シーン。
「私は人類の敵だけど…エレンの味方 いい子にもなれないし神様にもなりたくない でも…自分なんかいらないなんて言って 泣いている人がいたら…そんなことないよ って 伝えに行きたい それが誰だってどこにいたって私が必ず助けに行く!」
父グリシャがフリーダから始祖の巨人を奪ったせいで、人類は巨人の脅威から逃れられないでいると知ったエレン。絶望のあまり自暴自棄になり、ヒストリアに自分を食ってほしいと懇願する。しかしヒストリアは、「私は人類の敵だけど…エレンの味方 いい子にもなれないし神様にもなりたくない でも…自分なんかいらないなんて言って 泣いている人がいたら…そんなことないよ って 伝えに行きたい それが誰だってどこにいたって私が必ず助けに行く!」と叫び、エレンを拘束から解き放とうとした。
困っている人を助けたいと言うヒストリアの考え方を表した名セリフ。ヒストリアは女王に即位した後、孤児院の院長として行き場の無い人々の面倒を見ており、まさにこの言葉を有言実行している。
「…私はヒストリア・レイス この壁の真の王です」
エルヴィン団長の反対を押し切り、戦場に出たヒストリア。そして初めての親子喧嘩にケリをつけるため、自らの手でロッドにとどめを刺したのだった。オルブド区市街に落下したヒストリアは、目撃していた市民たちに向かい「…私はヒストリア・レイス この壁の真の王です」と胸を張って宣言する。女王自らが巨人を倒し民衆を守ったという評判は瞬く間に広がり、ヒストリアは新たな女王として求心力を得たのだった。
クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイスの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
萌えキャラから脱却
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目次 - Contents
- クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイスのプロフィール・人物像
- クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイスの来歴・活躍
- 生い立ち
- 訓練兵時代
- サシャを肯定するクリスタ
- 雪中行軍
- 第57回壁外調査
- ユミルがクリスタを助ける理由
- ウドガルト城での戦い
- ユミルとの別れ
- クリスタ・レンズはもういない
- クーデター計画
- 始祖の巨人
- 女王ヒストリア・レイス
- 牛飼いの女神様
- ウォール・マリア奪還後
- パラディ島の女王として
- ヒストリアの懐妊
- クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイスの関連人物・キャラクター
- ユミル
- エレン・イェーガー
- フリーダ・レイス
- アルマ
- ミカサ・アッカーマン
- クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイスの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「死ぬなユミル!!こんなところで死ぬな!!何いい人ぶってんだよ!!そんなにかっこよく死にたいのかバカ!!性根が腐りきってんのに今更天国に行けるとでも思っているのか このアホが!!自分のために生きろよ!!こんな塔を守って死ぬくらいなら もう こんなもん ぶっ壊せ!!!」
- 「私は人類の敵だけど…エレンの味方 いい子にもなれないし神様にもなりたくない でも…自分なんかいらないなんて言って 泣いている人がいたら…そんなことないよ って 伝えに行きたい それが誰だってどこにいたって私が必ず助けに行く!」
- 「…私はヒストリア・レイス この壁の真の王です」
- クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイスの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 萌えキャラから脱却
- ヒストリアの子供の謎
- 進撃のスクールカーストではクイーン・ビー