尾形百之助（ゴールデンカムイ）の徹底解説・考察まとめ
尾形百之助（おがた ひゃくのすけ）とは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する銃さばきの上手い軍人。大日本帝国陸軍の第七師団に所属していたが、途中軍隊の上司である鶴見中尉を裏切った。その後は脱走兵として土方歳三とアイヌの金塊を探すため一緒に行動し、金塊の鍵を握るのっぺらぼうに会うため網走監獄に潜入した。そこでのっぺらぼうと一緒にいた杉元の頭を撃ち抜いて逃げた。それから新たな金塊の情報を探るべく誰にもすがらずに自分で旅を続けている。
花沢勇作（ゴールデンカムイ）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
花沢勇作（はなざわ ゆうさく）とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、尾形百之助の異母兄弟。清廉潔白な人格で周囲の人々に愛された美男子だ。日露戦争の二〇三高地で味方を鼓舞する旗手を務めていたが戦死し、物語の開始時点では既に故人となっている。敵に殺されたのではなく、後方にいた尾形が狙撃した。将校である父が芸者に産ませた子どもである尾形を、階級が下であるにも関わらず「兄様」と呼んで慕っていた。金塊争奪戦を引っ掻き回す尾形の前に、たびたび幻覚として現れる。
鶴見篤四郎（つるみ とくしろう）
大日本帝国陸軍の第七師団歩兵第27聯隊の小隊長を務め、指示するだけではなく自分も戦闘に加わることもある。鶴見中尉の部下として尾形は上等兵に位置していたが、途中裏切られてしまうも特に動揺はしていない。
鶴見中尉は情報収集や分析能力に長けていて、将来は軍事政権を作って指導者になろうとしている。金塊を見つけたら、資金にして武器工場を作り、夕張の石炭・倶知安の鉄鉱石高品質な兵器を国内生産するための大きな拠点を北海道におこうとしている。併せて安定した仕事を作り出して、戦死した者の家族に仕事を与えて償いをしようともしている。
組織の中ではとても面倒見がよく、巧みな話術で人の懐に入るのが上手いため、部下からとても慕われている。時には負傷していた杉元や他の仲間を保護して手術を受けさせるなど、敵対する関係の相手であっても利用価値があれば手を差し伸べる大器の持ち主。
若い時ロシアで、長谷川幸一という名で写真館を営みながら日本軍のスパイもやっていた。その時に自分でやっていた写真館に若い時のウイルクやキロランケ・ソフィアが日本語を教えて欲しいと通ってきていたが、ある時スパイを捕まえる秘密警察が写真館を取り囲まれていた。ウイルクが近づいてきた警察1人を人質にして外に出ると銃撃戦になり、通っていた3人は写真館に隠されていた銃で次々と警察を撃ち抜いていくと、ソフィアは外に出て1人も逃さぬように撃ち続けていると誤って長谷川（鶴見の偽名）の奥さんに銃弾が当たってしまう。長谷川達が奥さんのもとへ駆け寄ると、妻と抱いていた赤ん坊両方に当たり死んでしまった。このような私生活の部分で、とても悲しい出来事を抱えている過去もある。
尾形百之助の小ネタ
モデルの有力候補はアメリカ人狙撃手カルロス・ハスコック
スナイパー時代のカルロス・ハスコック。構え方が尾形と同じ。
正式には公表されていないが、ファンの間ではアメリカ人狙撃手”カルロス・ハスコック”が尾形のモデルではないかと言われている。ハスコックの銃の構え方が尾形と似ていること、肩書きも似通っていることがそう言われる理由である。
ハスコックは17歳で海兵隊に入隊し、狙撃手の適性を見出されて訓練を受けることになる。海兵隊の狙撃訓練課題で250ポイント中248ポイントの記録を叩き出し、1965年に開かれたハイパワーライフル射撃競技大会に参加すると、全米から集まった3000人の参加者の頂点に立つほどの狙撃力があった。
ロシア語が堪能
尾形は人質を抱えながら、目の前にいたロシア人医師に指示をロシア語で出している。
197話でアシリパの矢で右目を負傷した尾形を病院に運ぶと、ロシア人の医者に手術をしてもらった。その後尾形の顔を確認しに杉元が手術室にくると尾形がいないことに気づき、焦って全員で尾形を探していた。杉元は外に探しに行き、手術室には鯉登少尉が来て医師が殴られ看護士が人質になっていることに気づく。鯉登少尉が人質を助けようとして時、尾形は他では話したことのないロシア語を倒れていた医師に対して「この女を刺すぞ！その男を殴り倒せ！」と鯉登少尉を殴るように指示した。
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土方歳三（ひじかたとしぞう）とは、漫画『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、刺青の囚人の頭目にして「新撰組鬼の副長」と恐れられた男。函館戦争で死亡したと思われていたが、極秘で監獄に収監されていた。蝦夷共和国樹立を叶えるため、アイヌの隠し金塊を狙う。同じく金塊を狙う大日本帝国陸軍第七師団を最大の障害と見なし、主人公・杉元佐一や彼の仲間たちとも一時共闘する。普段は穏やかな老人だが、戦闘時には鬼のような気迫を見せて敵と戦う。利害が一致すればどんな人物とも手を組むが、敵と見なす者には一切容赦しない。
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目次 - Contents
- 尾形百之助のプロフィール・人物像
- 尾形百之助の装備・能力
- 三十年式歩兵銃／三八式歩兵銃
- ベルダンM1870
- 拳銃
- 刺青人皮
- 尾形百之助の来歴・活躍
- 北海道
- 杉元達が捕まえていた刺青囚人を奪うために争う
- ひっそりと小樽にあるアイヌの村に足を運ぶ
- 土方歳三と手を組もうと交渉する
- 夕張で、偽の刺青人皮が作成されていることを知る
- 樺戸監獄近くのコタン（アイヌの村）で、尾形だけ村の違和感を感じる
- 大荒れの大雪山で、尾形の正確な狙撃が役に立つ
- 尾形の過去
- 尾形はインカラマッが鶴見中尉と繋がっていることを暴く
- 網走監獄で杉元とのっぺらぼうの頭を撃ち抜く
- 樺太
- 民族が飼っていたトナカイを殺してしまう
- ロシア
- ロシアの国境警備隊に狙われた
- 夢で、第七師団時代を思いだす
- アシリパが何かを思い出したのを気づき、問い詰める
- ロシア人の医師に治療を受けるも、病院から抜け出す
- 北海道（折り返し編）
- 杉元達の跡を追う
- 土方の家に上がり込み、情報を流す
- 尾形百之助の関連人物・キャラクター
- 杉元佐一（すぎもと さいち）
- アシリパ
- 花沢幸次郎（はなざわ こうじろう）
- 花沢勇作（はなざわ ゆうさく）
- 鶴見篤四郎（つるみ とくしろう）
- 尾形百之助の小ネタ
- モデルの有力候補はアメリカ人狙撃手カルロス・ハスコック
- ロシア語が堪能