アシリパ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
アシリパとは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する主人公の1人である。北海道の小樽近辺の集落に住むアイヌの少女で、大人顔負けの精神力と狩猟技術と調理技術の持ち主。伝統を尊重しながら時代の変化を柔軟に受け入れ、「新しいアイヌ」たることを信念としている。アイヌが隠した金塊とそれを巡る殺人事件に父が関与していた事を知り、その真実と真意を知るため、元日本兵でもう1人の主人公である杉元と共に、隠し金塊の謎へと挑んでいる。
その他の持ち物
出典: twitter.com
取り上げた3つの装備品アイヌ装束・狼の毛皮・弓矢・メノコマキリ以外にも、イカヨプ(矢筒)・チンル(堅雪ようのかんじき)・サラニプ(背負い袋)・ユクケレ(鹿皮の靴)・エキムネクワ(山杖)・タシロ(山刀)を持ち歩いている。ここで挙げてきたものはなかなか漫画の中では大々的な説明がないのでその他で括らせてもらったが、狼の毛皮は小さい頃から仲良しのレタラの親の毛皮使って作られている。タシロ(山刀)は第5話で雪山で捕れたリスをチタタプにする時に使ったり、第20話の大七師団の馬を殺処分して捌くとき、第24話では杉元に襲いかかる鹿にレタラ(白い狼)は噛み付いて、アシリパはタシロを利用して仕留めた。他に木の皮を剥いだり、狩猟やサバイバルで使うことがあるのでお目にかかれるシーンがいくつかあります。チンル(堅雪用かんじき)は、第22話で雪山を登るときに水分補給したサルナシの蔓を利用して作ったものをアシリパは使い、杉元は簡単に作ったものを使用していた。
語学力
アシリパは日本語とアイヌ語を話せるバイリンガルであるが、文字は読めない。第171話で「父からは学校に行って勉強しろ」と言われていたが、彼女は「私達はもともと文字を持たない民族だから」と漢字の勉強をしなかった。たまに日本語の文字や意味がわからず杉元に聞くシーンがある。フチ(祖母のこと)の元に戻ったときは、アイヌ以外の仲間に通訳としてくれるが、アシリパにとって恥ずかしいことを喋ったときは嘘の通訳をする。
アシリパの来歴・活躍
旅の始まり
山中で杉元と出会ったアシリパは、彼から「一部のアイヌが密かに集めた大量の砂金を、とある男が強奪して北海道のどこかに隠した」という”アイヌの隠し金塊”の話を聞く。実はアシリパの父ウイルクはその一件で殺されたアイヌの1人であり、彼女は父の仇を追うために杉元の”アイヌの隠し金塊”探しの旅を手伝うこととなる。まだこの段階では金塊の情報を知った杉元の跡をつけてくる者を捕まえたり、杉元と同じ金塊を狙っている陸軍の第七師団と鉢合わせになり、杉元に刺青人皮の存在と意味を教えてくれた囚人の皮を取り合いになった。そのあとはアシリパの祖母がいる集落に行き食事をご馳走になったり、アイヌの文化に触れたり楽しい時間を過ごした。
白石由竹が旅に参加した経緯
第6話で小樽の山中で野生動物の罠に白石が捕まり、アシリパと杉元が彼の刺青を見てアイヌの人々が持っていいた金塊を奪うためにアイヌ7人を殺害したのっぺらぼうについて色々と尋問していたが吐く様子はなかった。吐かないのでアシリパは獲物のウサギを発見し、杉元も気を取られている隙に白石は逃亡してしまった。杉元はそれを見てすぐに追いかけたが、雪で地形がわからずに気づいたら極寒の川に落ちていまい、お互い死ぬ思いをした。そこで助け合って仲間になるかと思いきや白石は「俺は脱獄王だ」と吐き捨ててどこかに行ってしまった。それから第14話で杉元は、アイヌの集落で滞在している間にアシリパがとても大切にされている場面を目の当たりにしたので、引き離すのを悪く感じ黙って1人で集落を離れて金塊探しをし始めた。アシリパは目覚めて杉元がいないことに気付き、彼が落としていっただろう靴下を仲間のレタラ(白い狼)に嗅がせて探しに行った。だが匂いを辿ると着いた先は白石で、靴下の持ち主は杉元ではなかった。試しに居場所を知らないかと聞くと、街で噂になっている第七師団に捕まった者がいると聞いていたので、アジトに潜入してみた。すると杉元がいたので、脱走できるように色々と手助けし抜け出すことが出来た。その後はアシリパと杉元は再び小樽の雪山に戻るとそこには白石が待ち構えていて、一緒に旅をすることとなった。
酒を飲むと冷静さが無くなるアシリパ
アシリパはお酒を飲むと人にビンタをしたり、急に鋭い目つきで野生動物達について熱弁を奮ったりと強気な行動に出る時もあれば、冗談で杉元が死んだらどうするという会話のときは鼻水と涙をたくさん出して号泣し始めるシーンがあったが、その反対にほんわかとした笑い上戸な雰囲気で人の話を聞いていたりいなかったりな状態になる時もあった。だが、一度スイッチが入ると牛山のコブを掴んだりと急に野蛮なことをし始めることがあるので。酔うと掴みどころがなく周りがとてもヒヤヒヤすることがある。
谷垣源一郎との出会いと旅の目的
第8話では第七師団が双眼鏡でアシリパと杉元を発見し、2人を追いかけていった。捕まらぬようアシリパは杉元から託された刺青人皮を持って木の上に逃げた。だが第七師団の兵士である谷垣に発見されたアシリパは木から降ろされて人皮について聞かれたが無視し続けた。すると谷垣の背後からレタラ(白い狼)が後ろから襲いかかり、谷垣の足に噛みついて投げ飛ばし、最後に首を噛もうとしたがアシリパは止めた。足を負傷した谷垣をそのままにし、アシリパ達はフチ(アシリパの祖母)の居る集落に帰って行った。第28話では刺青囚人の二瓶鉄造・谷垣とアシリパ達は雪山で出会ったが、お互いを銃で牽制し合っていたらアシリパは人質にされて一緒に居た杉元と白石は木に縛られてしまった。谷垣が杉元達が動かないのを確認し、人質のアシリパを抱えながら山奥を進んでいくも途中アイヌの狩猟用毒矢が足に刺さってしまった。毒により徐々に弱ってきた谷垣をアシリパは「死にかけてるのに置いてはいけない」と敵でも関係なく助ける。それから自分たちの寝床に連れていき、アシリパは谷垣を治療した。次の日にフチの集落に連れていきアイヌの皆んなに治療やサポートをしてもらい、見ず知らずの自分にここまでしてくれるアイヌの人々の優しさに、谷垣は人知れず涙をこぼしていた。
その後谷垣は治療の恩を返そうと、杉元たちと一緒に旅を続けるアシリパをフチの下へと連れ返すために、アイヌのチカパシとインカラマッと共にアシリパを探す旅に出る。夕張を出る時にフチへ電報を送ったので、その返事が来ているのではないかと考え、人舞で郵便局に立ち寄った。すると一通届いていたので内容を確認すると、「死期が近づくのを意識したフチが自分の死装束を作り始めた」と記されていた。早くフチが大事にしているアシリパを連れ戻して、元気を出してもらおうと谷垣は考えた。
アシリパはアイヌの子供達を怖がらせるのが得意
第14話のキサラリ(耳長お化け)という木の棒でアイヌの子供達を怖がらせるのがとても得意で、窓の外からキサラリだけを振りかざして恐怖感を表現する遊び。アシリパがやると子供達は泣いたりわめいたりと大慌てで収拾がつかなくなるほど場が盛り上がるが、これを杉元にやらせてみると何の反応もなくみんな飽き飽きしている。
糞を見つけると嬉しいアシリパだが、実は獲物の重要な手掛かりになる
第24話で雪山を歩いている最中に凍っている鹿の糞を発見し、アシリパは直接触っていたが、それを見た杉元はうっすら引いていた。糞の暖かさや硬さなどの状態を知ることで、いつまでその場に獲物が居たかを知ることが出来る。
第36話では雪山でエゾタヌキの糞を見つけ、木の棒で突っついていじっていた。タヌキは習性で巣穴の外に便所を作るので、外にある便所の数でタヌキが何匹いるかを確認することが出来る。
第64話でフチ(アシリパの祖母)の大事なアザラシ皮で作った服を取り返すために、現在の持ち主である牧場経営者のアメリカ人エディー・ダンのところに行った。取り返すための返却条件である森にいるモンスターを倒すことを突き付けられた。クリアするべく森を歩いている時に木にヒグマの止め糞がしてあり、木の枝でグリグリと楽しそうにいじっていた。アシリパ曰く止め糞は肛門の詰まりを無くすために行われることだという。
第158話では樺太の豊原の道中で湯気が立っている糞があり、とても嬉しそうに「この近くに大きな獲物がいる」と期待して尾形や白石に伝えたが、白石から「それさっき俺が出したウンコだよ」とアシリパに話していた。なんの意味も無い糞の発見で終わってしまった。
トイレを我慢して、汗だくになるアシリパ
第40話で漁師が住む番屋でアシリパと杉元が辺見和雄にご飯を振る舞ってもらっていたが、途中アシリパがトイレに行くと排泄物の溜め場に首から上が切り取られた頭が置かれていた。不審に思い、杉元に伝えようとしたら番屋には居なかったので辺りを探してみたが見当たらなかった。アシリパは近くにあった建物に杉元達を訪ねようとしたが、そこに居た女性に「お便所を借りたい」と尋常じゃなく汗だくになりながら便所を恥ずかしそうに借りていた。
杉元のイチモツを見てしまったが、見て見ぬふりして凌ぐ
第41話で海辺で辺見和雄が杉元を殺そうとして取っ組み合いをしているところ、シャチが餌を欲しがって陸に上がって辺見を咥えて海に引きずられたのを見て、アシリパたちは船で海へ出て辺見を奪い返そうとした。その時アシリパは海に潜ろうとして全裸になった杉元のイチモツを見ないように目を隠していたが、途中しっかり目を見開いて確認していた。
キロランケとの出会い
Related Articles関連記事
アシリパ(ゴールデンカムイ)の顔芸・変顔まとめ
『ゴールデンカムイ』とは、明治末期の北海道を舞台に、バトル、サバイバル、アドベンチャー、歴史ロマン、そしてグルメなど様々なエッセンスを詰め込んだ野田サトルによる人気漫画である。 ヒロインのアシリパは、「新時代の女」を自認するアイヌの少女である。大人顔負けの狩りの技術を持ち、主人公・杉元佐一と共に隠し金塊の謎を追う。感情豊かな少女で、時にヒロインらしからぬ珍妙な表情を披露する。そんなアシリパの“変顔”を紹介する。
Read Article
ゴールデンカムイ(金カム)のネタバレ解説・考察まとめ
『ゴールデンカムイ』とは、野田サトルによる漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』で連載されていた。漫画2016年には「マンガ大賞」を受賞している。舞台は明治末期の北海道。主人公・杉元佐一は幼馴染・梅子の治療費を得るため大金を求め、一攫千金を目指してゴールドラッシュに湧いた北海道で砂金を集める生活を送っていたが、そんな杉元にあるアイヌ人が隠した埋蔵金の話が舞い込む。手がかりは、脱獄した囚人の体に掘られた入れ墨。一攫千金を巡るサバイバルバトルが開幕する。
Read Article
ゴールデンカムイ(金カム)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ
『ゴールデンカムイ』とは、野田サトルによるサバイバルバトル漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品である。 陸軍に所属していた杉元佐一は、日露戦争が終結した後、幼馴染の病を治す為、北海道で砂金採りをしていた。その時、杉元はアイヌが秘蔵していた金塊の存在を知る。杉元はアイヌの少女・アシㇼパと共に金塊を追い求める。 作中にはマタギやアイヌのユニークな料理が多数登場する。
Read Article
ゴールデンカムイの入れ墨(刺青人皮)の脱獄囚まとめ
『ゴールデンカムイ』とは、野田サトルによるサバイバルバトル漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品である。 日露戦争から生きて戻った杉元佐一は、幼馴染である梅子の病を治すために金が必要だった。そんな時、杉元はある男が隠したアイヌの金塊の存在を知る。その金塊の在処は、網走監獄の脱獄囚の身体に入れ墨として彫られていた。杉元は、アイヌの少女・アシㇼパと共に金塊を探し求める。
Read Article
ゴールデンカムイ(金カム)の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ
『ゴールデンカムイ』とは、野田サトルによる日本の漫画。集英社の『週刊ヤングジャンプ』で連載され、テレビアニメ化、実写映画化もされた人気作。舞台は明治末期の北海道。主人公・杉元佐一は幼馴染との約束を守るため、一攫千金を目指してゴールドラッシュに湧いた北海道で砂金を集める生活を送っていた。そんな彼にアイヌ人が隠した埋蔵金の話が舞い込む。手がかりは、脱獄した囚人の体に掘られた入れ墨だった。ここでは作中に登場したカップルや夫婦、恋愛要素のあったキャラクターたちについてまとめている。
Read Article
ゴールデンカムイのモデル・元ネタ・由来まとめ【キャラクター・場所・建物・武器・乗り物・エピソード】
『ゴールデンカムイ』とは、北海道を主な舞台に、アイヌの隠し金塊を巡る苛烈な争奪戦を描いたサバイバル・バトル・グルメ・アドベンチャー漫画、およびそれを原作とするメディアミックス作品である。アイヌ民族の姿をダイナミックに描いた人気漫画で、『北海道アイヌ協会』などからも評価される作品である。そんな『ゴールデンカムイ』の登場人物や舞台となった場所、建物などの多くにはモデルが存在し、それを考察するのもファンの楽しみのひとつとなっている。
Read Article
ゴールデンカムイ(金カム)の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
北海道を主な舞台に、莫大な隠し金塊を巡るアイヌと脱獄囚と軍部の熾烈な争奪戦を描いた『ゴールデンカムイ』は、2022年4月に原作漫画が完結。物語としては大団円を迎えるも、いくつかの謎については明確な解答を描かず「この件はどうなったんだろう」という余韻を残すものとなった。 ここでは、金塊の隠し場所やのっぺら坊の正体などの「作中で明らかになった伏線や謎」と、大敵・鶴見篤四郎の生死や単行本追加エピソードとして描かれた占守島の戦いの殊勲者などの「曖昧な形で決着した伏線や謎」について紹介する。
Read Article
ゴールデンカムイ(金カム)の壮絶な過去を持つキャラクターまとめ
明治末期の北海道を主な舞台に、アイヌたちがいずこかに隠した莫大な金塊を巡る熾烈な争奪戦を描いた『ゴールデンカムイ』には、壮絶な過去を持つキャラクターが何人も登場する。 幼馴染と交わした最後の約束のため、再び命懸けの戦いに身を投じる元兵士の杉元佐一。父を追う旅の中で、アイヌ民族そのものの命運を背負うこととなっていくアシリパ。恋をしたがために脱獄王となった白石由竹。妹の仇を討つために突き進み、多くのものを失った谷垣源次郎。ここでは、『ゴールデンカムイ』の主要人物たちの壮絶な過去を紹介する。
Read Article
ゴールデンカムイ(金カム)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
ゴールデンカムイは週刊ヤングジャンプに連載中の野田サトルによる漫画作品。明治時代の北海道を舞台に日露戦争で「不死身の杉元」と呼ばれた帰還兵杉元佐一とアイヌの少女アシリパを中心に隠された金塊をめぐる冒険漫画。過激な描写が特徴で作中では次々と個性的なキャラクターが登場するためインパクトのある名言・セリフが多い。
Read Article
谷垣源次郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
谷垣源次郎は、『週刊ヤングジャンプ』に2014年から連載が開始された、野田サトル原作の漫画・アニメ『ゴールデンカムイ』の登場人物。時代は明治時代の北海道。日露戦争(1904年~05年)終結から間もないころ、アイヌ民族が隠したとされる莫大な金塊のうわさを聞き、様々な理由と野望を胸に秘めた男たちが、誇り高き北の大地に集結する。その中で谷垣は金塊を追っている屯田兵の部隊、大日本帝国陸軍最強と謳われた北海道の第七師団(道民は畏敬の念を含めて「北鎮部隊」と呼ぶ)27聯隊に一等卒として所属している。
Read Article
月島基(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
月島基(つきしま はじめ)とは『ゴールデンカムイ』の登場人物で大日本帝国陸軍第七師団、歩兵27部隊に所属している軍人。階級は「軍曹」。同部隊上司である鶴見中尉の側近として主人公である「杉本佐一」と対立する。一時は仲間として行動していたが、自身の任務を遂行するために再度敵として相まみえる。淡々と自身の任務を遂行していく傍らで、「江渡貝弥作」や「鯉登音之進」と接触していくことにより着実に感情が隠し切れない場面が出始めている。
Read Article
海賊房太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
海賊房太郎(かいぞく ぼうたろう)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。刺青の囚人のうちの一人である。自分の王国を作りたいという野望を持ち、金塊を狙う。高い潜水能力とカリスマ性を持ち、金塊の在り処を刺青の暗号無しである程度特定している。初登場時は杉元一行と死闘を演じたが、杉元一行と手を組み、行動を共にした。その後紆余曲折を経て、札幌麦酒工場で第七師団から逃げる途中、撃たれそうになった白石を庇って死亡した。
Read Article
尾形百之助(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
尾形百之助(おがた ひゃくのすけ)とは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する銃さばきの上手い軍人。大日本帝国陸軍の第七師団に所属していたが、途中軍隊の上司である鶴見中尉を裏切った。その後は脱走兵として土方歳三とアイヌの金塊を探すため一緒に行動し、金塊の鍵を握るのっぺらぼうに会うため網走監獄に潜入した。そこでのっぺらぼうと一緒にいた杉元の頭を撃ち抜いて逃げた。それから新たな金塊の情報を探るべく誰にもすがらずに自分で旅を続けている。
Read Article
宇佐美時重(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
宇佐美時重(うさみ ときしげ)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。第七師団の初期メンバーの一人で階級は上等兵。かなり腕が立ち、丸腰で武器を持った複数人の殺人犯を返り討ちにしてしまう程。鶴見中尉に心酔しており、恋愛感情にも似た忠誠心を持つ。最期は元第七師団の尾形に狙撃され、胸を撃ち抜かれて致命傷を負う。それでも尚、今際の際に鶴見中尉に刺青人皮と重要情報を伝えて息絶えた。
Read Article
ヴァシリ・パヴリチェンコ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
ヴァシリとは『ゴールデンカムイ』に登場するロシア人狙撃手である。樺太の国境警備隊所属。日本軍の狙撃手・尾形百之助(おがたひゃくのすけ)との狙撃対決に敗れるが、再戦を熱望して脱走兵となり、尾形を追い続ける。二人の対決は作中屈指の名勝負の一つであり、ファンの間で人気が高い。狙撃の他には絵を描くことが得意。ヴァシリが描いた似顔絵がきっかけで、主人公・杉元佐一(すぎもとさいち)と打ち解け、共に北海道へ渡る。言葉が通じないこともあり、杉元たちとの旅では絵やジェスチャーでやり取りをしている。
Read Article
姉畑支遁(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
姉畑支遁(あねはたしとん)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。刺青の囚人のうちの一人であり、動物学者。動物、植物をこよなく愛し、研究している。だが嫌がる動物を無理矢理犯したり植物を傷つけて射精するなど異常な性格の持ち主。自分の欲望のままに行為をしたにも関わらず、行為後は大変後悔をする。そして自分が犯した動物や植物に責任を一方的に擦り付け動物は殺害、植物はナイフで傷をつける、とかなり独善的で身勝手な行動をする。
Read Article
杉元佐一(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
杉元佐一(すぎもとさいち)とは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する主人公。日露戦争を戦い抜いてきた元・陸軍兵士で、体に無数の傷を追ってきたが全く命を落とすことが無かった。その活躍ぶりから、軍人の間では『不死身の杉元』と言われている。杉元が金塊を探しに北海道の山に入ると、アイヌの少女アシリパと出会う。後に少女の父は金塊を隠した人物であることを知り、お互いの目的を果たすために一緒に旅を始める。
Read Article
松田平太(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
松田平太(まつだ へいた)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。刺青の囚人のうちの一人である。砂金の専門知識を持ち、北海道での砂金の採取に情熱を燃やしている。だが、その本性は多重人格の殺人鬼である。自分がかつて同居していた長兄夫婦、次兄、父親、ヒグマの人格を持つ。自分の家族がヒグマに襲われて殺され、自分もヒグマに襲われて殺される幻覚を見る。その後、自分の体をヒグマに乗っ取られて人を襲って食べるという異常な殺人を行う。
Read Article
白石由竹(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
白石吉竹(しらいしよしたけ)とは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。通称「脱獄王」の異名を持つ天才的な牢破りである。脱獄する際は看守を騙す詐術や狭い隙間を通るための関節外しなど、脱獄のための多彩な技術を持つ。体には金塊の隠し場所を描いた刺青が彫られており、同じ刺青が描かれている囚人の皮を集めるとありかが分かるようになっている。金塊の手掛かりとなる刺青を持つ囚人たちを探して、北海道で出会った仲間達と共に旅を続けている。
Read Article
奥山夏太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
奥山夏太郎(おくやま かんたろう)とは、『ゴールデンカムイ』の登場人物で、アイヌの隠し金塊争奪戦に参加している「土方一派」と呼ばれる組織の一員。 北海道のヤクザの若衆だったが、ある時土方歳三と出会い、その覇気溢れる様に魅了される。同じ若衆だった亀蔵と共に出奔し、土方を追いかけてその一派に加わり、部下として金塊争奪戦に関与する。一方で「土方に認めてもらいたい」との思いからたびたび無茶なスタンドプレイに走る“血気盛んな若者”としての側面を持ち、その都度幸運によって生き延びている。
Read Article
関谷輪一郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
関谷輪一郎(せきや わいちろう)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。24人の刺青囚人のうちの1人である。際立った戦闘力は無いが狡猾さと独自の信仰心を持ち、他人の命を「試練」と称し運任せで毒殺する異様な殺人を繰り返し投獄される。脱獄後は北海道の阿寒湖のほとりで刺青人皮を巡り土方一派を狙う。一時は土方と牛山を持ち前の狡猾さで戦うことなく倒して生き埋めにした。しかし仲間の門倉とキラウシの活躍で復活した土方に逆襲され力尽きる。
Read Article
辺見和雄(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
辺見和雄(へんみ かずお)とは野田サトルの漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、体に刺青を掘られた24人の囚人のうちの1人。この刺青は埋蔵金の手掛かりとなっていて、多くの人や組織に狙われている。表向きでは人当たりがいいが、その正体は日本各地で100人以上を殺してきた殺人鬼。幼少期にイノシシに無残に食い殺された弟の死に方に憧れ、自分を残酷に殺してくれる人を求めている。辺見の刺青を狙う主人公・杉元佐一と死闘を繰り広げた後、シャチに海に引き摺り込まれた。想像を超える死に方ができて満足気だった。
Read Article
花沢勇作(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
花沢勇作(はなざわ ゆうさく)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、尾形百之助の異母兄弟。清廉潔白な人格で周囲の人々に愛された美男子だ。日露戦争の二〇三高地で味方を鼓舞する旗手を務めていたが戦死し、物語の開始時点では既に故人となっている。敵に殺されたのではなく、後方にいた尾形が狙撃した。将校である父が芸者に産ませた子どもである尾形を、階級が下であるにも関わらず「兄様」と呼んで慕っていた。金塊争奪戦を引っ掻き回す尾形の前に、たびたび幻覚として現れる。
Read Article
いご草ちゃん(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
いご草(いごぐさ)ちゃんとは漫画『ゴールデンカムイ』に登場する人物である。第七師団で鶴見篤四郎の腹心である月島基の幼馴染で元恋人である。将来を誓い合う仲だったが、両親に騙され、三菱財閥幹部の息子と結婚。東京へ移住し、幸せな家庭生活を送る。だが真実を知らない月島は、実の父親が「彼女を殺した」と誤解し、父親を殺害して死刑囚となってしまう。いご草ちゃんは月島にとってかけがえのない存在だった。それに目を付けた鶴見は彼女の存在を利用し、月島を忠実な部下に育て上げ、共に金塊争奪戦に身を投じていく。
Read Article
牛山辰馬(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
牛山辰馬(うしやま たつうま)とは、『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、アイヌの隠し金塊の在処を示す刺青を施された囚人の1人にして柔道の達人である。大柄で屈強な肉体に石頭、独特な耳の形状が特徴的な人物である。金塊を狙う土方歳三に協力し活動する。「不敗の牛山」の異名を持ち、様々な強敵をその卓越した柔術と怪力で組み伏せる。白兵戦では作中最強の男である。普段は紳士的だが極度の女好きでもあり、一定期間女を抱かないと男だろうと老人だろうと見境なく襲い掛かる一面を持つ。物語序盤から終盤にかけて活躍した。
Read Article
土方歳三(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
土方歳三(ひじかたとしぞう)とは、漫画『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、刺青の囚人の頭目にして「新撰組鬼の副長」と恐れられた男。函館戦争で死亡したと思われていたが、極秘で監獄に収監されていた。蝦夷共和国樹立を叶えるため、アイヌの隠し金塊を狙う。同じく金塊を狙う大日本帝国陸軍第七師団を最大の障害と見なし、主人公・杉元佐一や彼の仲間たちとも一時共闘する。普段は穏やかな老人だが、戦闘時には鬼のような気迫を見せて敵と戦う。利害が一致すればどんな人物とも手を組むが、敵と見なす者には一切容赦しない。
Read Article
ウイルク(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
ウイルクとは『ゴールデンカムイ』に登場するアイヌ民族の男性である。アイヌの隠し金塊の所在を唯一知る人物であり、金塊争奪戦の原因となった。メインヒロインであるアイヌの少女アシリパの父親であり、娘と同じ独特な青い目をしている。作中では網走監獄に幽閉され、顔の皮が無い「のっぺら坊」として登場。アイヌの金塊を隠し、その場所を示した暗号を24人の凶悪な囚人達に刺青として彫った。金塊を巡る様々な勢力が網走監獄を襲撃した際にかつての仲間のキロランケの差金で暗殺された。
Read Article
フチ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
フチとは、『ゴールデンカムイ』のキャラクターで、アイヌの老婆にしてヒロイン・アシリパの祖母。 アイヌの古い教えを大切にしながら日々を生きる一般人で、作中で繰り広げられる熾烈な金塊争奪戦とは無縁の立場にある。一方で家族の多くが金塊争奪戦の渦中にあり、たびたびその関係者の来訪を受ける。中でも陸軍兵士の谷垣源次郎とは、瀕死の重傷を負って彼女の家に担ぎ込まれてから交流を重ね、実の家族のように互いを大切に想う間柄。主人公・杉元佐一を気に入り、アシリパを嫁にもらってほしいと考えている。
Read Article
鯉登音之進(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
鯉登音之進とは野田サトル原作の漫画・アニメ『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、大日本帝国陸軍第七師団歩兵第27聯隊に所属する陸軍少尉である。鶴見篤四郎中尉を崇拝しており、彼からも「お気に入り」とされている。銃器が多く登場する本作において、薩摩に伝わる日本剣術・自顕流を実践で通用するレベルにまで鍛え上げた一流の使い手。海軍少将の鯉登平二を父に持ち、裕福な家庭で育ったいわゆる「ボンボン」。様々な場面で月島基軍曹の補佐を必要としたが、最終的には一人前の将校へと立派に成長した。
Read Article
門倉利運(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
門倉利運(かどくら としゆき)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、のっぺらぼうを収監していた網走監獄の看守部長。冴えない中年男だが、実は土方歳三の内通者として情報を流していた。網走の攻囲戦の後は土方と行動を共にする。のっぺらぼうが隔離される前に最後に刺青を入れた男だが、刺青はすべてが揃わなくても解けるため、門倉の刺青はさほど重要ではないと思われていた。しかし最終局面で、思わぬ鍵が隠されていたことが判明する。
Read Article
岩息舞治(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
岩息舞治(がんそくまいはる)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、屈強な肉体と暴力への飽くなき欲求を併せ持つ男だ。樺太にあるロシア人の村で、男たちが集団で殴り合う競技「スチェンカ」に参加していた。キロランケやアシリパを追跡する杉元と出会い、拳を通して心を通わせる。刺青は剥がずに書き写された後、強者との出会いを求めてロシアへ渡っていった。
Read Article
マンスール(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
マンスールとは、『ゴールデンカムイ』のキャラクターで、ロシア皇帝の暗殺にも加担したパルチザンのソフィア・ゴールデンハンドの仲間の1人にして砲撃手である。 アイヌの隠し金塊を手に入れるため、ソフィアや仲間たちと共に北海道に乗り込み、主人公の杉元たちに協力。金塊を我が物にせんとする第七師団と壮絶な戦いを繰り広げ、敵の駆逐艦を旧式の大砲で撃破するという大殊勲を挙げた。突如鳴り物入りで登場し、作品の内外からその力量に疑問を持たれるも、鮮やかな活躍で評価を覆したキャラクターである。
Read Article
二階堂浩平(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
二階堂浩平(にかいどう こうへい)とは、『ゴールデンカムイ』の登場人物で、アイヌの隠し金塊争奪戦に参加している大日本帝国陸軍第七師団の兵士である。双子の兄弟の二階堂洋平を返り討ちにした杉元佐一に激しい殺意を抱くようになり、復讐を果たさんとたびたび死闘を演じた。戦いを経る毎に両耳や手足を失って行き、治療の際に使用したモルヒネによって薬物中毒者と化し、その副作用で子供のような性格の異常者となった。最終的に武器の仕込まれた義手や義足を装備し、心も体も壊れていきながら金塊争奪戦の最前線で戦い続けた。
Read Article
津山睦雄(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
津山睦雄(つやま むつお)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、「三十三人殺し」と呼ばれている。本編には登場せず、第七師団の鶴見中尉が刺青人皮を持っている。津山から剥いだ刺青人皮をベストのように着こなす鶴見中尉の姿は、多くの読者に衝撃を与えた。「三十三人殺し」という経歴から、モデルは「津山三十人殺し」の都井睦雄(とい むつお)であるという見方が一般的だ。
Read Article
菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
菊田杢太郎(きくた もくたろう)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、鶴見中尉率いる第七師団の一員。作中では珍しく、比較的常識的な言動をする男だ。日露戦争で倒したロシア将校の銃を奪い、戦争が終わった後でも持ち歩いている。金塊争奪戦には途中から参戦したが、その正体は軍中央から鶴見中尉に差し向けられたスパイ。また、かつて故郷を出たばかりの杉元佐一(すぎもと さいち)と出会い、軍に入隊するきっかけを作っており、「不死身の杉元」の生みの親とも言える。
Read Article
インカラマッ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
インカラマッとは、『週刊ヤングジャンプ』にて連載されていた野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、占いで生計を立て北海道を旅するアイヌ女性。少女の頃にアシリパの父ウイルクと交流があり、金塊争奪戦の渦中にいるアシリパの周囲に現れる。目的を明かそうとせず、周囲を占いで惑わすような行動を取るため、その存在を怪しまれている。鶴見中尉率いる第七師団から離れ小樽のアシリパのコタンで療養していた谷垣源次郎と、疱瘡で家族を失ったチカパシとともに、アシリパを追いかけ旅をする。
Read Article
目次 - Contents
- アシリパの概要
- アシリパのプロフィール・人物像
- 性格
- 変顔
- アシリパの装備・能力
- 野生動物の狩猟技術+調理法
- 自然界で生きる術
- 装備品
- アイヌ装束
- 弓矢
- メノコマキリ(女性用小刀)
- その他の持ち物
- 語学力
- アシリパの来歴・活躍
- 旅の始まり
- 白石由竹が旅に参加した経緯
- 酒を飲むと冷静さが無くなるアシリパ
- 谷垣源一郎との出会いと旅の目的
- アシリパはアイヌの子供達を怖がらせるのが得意
- 糞を見つけると嬉しいアシリパだが、実は獲物の重要な手掛かりになる
- トイレを我慢して、汗だくになるアシリパ
- 杉元のイチモツを見てしまったが、見て見ぬふりして凌ぐ
- キロランケとの出会い
- アシリパが牛山を尊敬する!?
- インカラマッとの出会い
- アシリパが偽アイヌに拘束される
- 蛇が大嫌い
- 丹頂鶴を食べた後に急に踊り始めた
- 珍しくアシリパが弱気の発言
- ついにのっぺらぼうの居る網走監獄に潜入
- 若い頃のウイルクを知る女性を探しに行き、アシリパは昔の記憶を思い出す
- 初めて人を傷つけた瞬間
- 離ればなれになっていたアシリパと杉元が再会し、感動のシーンのはずが
- アシリパが映画監督に
- 活動写真家の映像で昔のウイルク(父)と母に出会う
- アシリパの関連人物・キャラクター
- 杉元佐一
- 白石由竹
- 尾形百之助
- 土方歳三
- ウイルク
- アシリパの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「杉元も干し柿を食べたら 戦争へ行く前の杉元に戻れるのかな」
- アシリパの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- アシリパのメノコマキリはモデルになった実物が存在する
- チタタプはアイヌにとって一般的な料理だった
- アイヌ女性は口の周りに入れ墨を入れていた