Maison book girl（ブクガ）の徹底解説まとめ (18/61)

Maison book girl（ブクガ）の徹底解説まとめ

2023.02.14

Maison book girlとは、2014年11月5日に結成された日本のアイドルグループ。作曲家・音楽プロデューサーのサクライケンタとBiSのメンバーであったコショージメグミを中心として誕生。サクライケンタの「現音ポップ」と称する変拍子を多用した楽曲をバックにコショージメグミが詞の朗読を行うというパフォーマンスを発展させた形といえる。一筋縄ではいかない「現音ポップ」に合わせてパフォーミングを行う、という独自の世界を持っている。2021年5月30日、活動終了が公表される。

2016年8月

8月1日
東京・渋谷eggmanにて開催された「COSMICBOX vol.28」に出演。

8月2日
東京・TSUTAYA O-nestにて開催された「Beat Happening!SUMMER MAX!」に出演。

8月5日
大阪・心斎橋CONPASSにて開催された「MAD FRIDAY! in OSAKA」に出演。

8月6日
大阪・ロフトプラスワンWestにて開催された「大阪ロフトプラスワンウエスト presents ブクガクマリタビin OSAKA」に出演。

8月7日
東京・音楽実験室新世界にて開催された「B.A.C to the Future vol.2」に出演。

8月8日
東京・FEVERにて開催された「爆音チャンピオンまつり'16夏」に出演。

8月9日
東京・渋谷WWWにて開催された「KOTO3rdシングル「舞踏遊戯」リリースパーティー」に出演。

8月11日
東京・新宿club SCIENCEにて開催された「NGIiS vol.4」に出演（10:30）。
東京・吉祥寺CLUB SEATAにて開催された「IDOLidge-夏natsu-Carnival」に出演（14:00）。

8月14日
東京・VUENOS TOKYOにて開催された「"夏のKOTO祭り" ～舞踏遊戯リリースウィーク最終日prt1～」に出演。

8月17日
東京・TSUTAYA O-nestにて開催された「LaiSee （利事） Japan Tour 2016」に出演。

8月19日
東京・Shibuya Milkywayにて開催された「new encounters vol.9」に出演。

8月20日
神奈川・由比ガ浜OTODAMA SEA STUDIOにて開催された「音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2016『パラソルとビキニ2016』」に出演。

8月21日
東京・東高円寺UFO CLUBにて開催された「FORT DUM-DUM PARTY」に出演。

8月24日
東京・青山月見ル君想フにて開催された「poètes sous la lune ‒ 月下の詩人たち ‒」にコショージメグミが出演。

8月27日
東京・東京天然温泉古代の湯にて開催された「東京天然温泉「湯会」@古代の湯」に出演。

『TOKYO INTERNET LOVE』特報

『TOKYO INTERNET LOVE』Official Trailer

8月29日
映画『TOKYO INTERNET LOVE』公開。ムージック・ラボ2016参加作品。矢川葵が出演している。

「ekoms主催スリーマン企画『夜明けの月と煙』」の一コマ。

8月30日
東京・青山月見ル君想フにて「ekoms主催スリーマン企画『夜明けの月と煙』」開催。初回ゲストはカオティックスピードキングとsora tob sakana。11月30日リリースのシングル「river (cloudy irony)」で徳間ジャパンコミュニケーションズからメジャーデビューすること、および11月6日に渋谷WWWXにて2ndワンマンライブを行うことを発表。そのシングルより「cloudy irony」と「karma」を初披露。
以下、音楽ナタリーよりインタビューを引用。
メジャーデビュー決定の喜びや11月6日に開催される二度目のワンマンライブ、及びMaison book girlというグループで活動していくことの決意などが語られている。

矢川葵コメント
去年からまた一年たち二度目のワンマンライブが行えること、とっても楽しみです！
まだまだ改善点などはありますが最近は素直にライブを楽しんでできるようになっていて個人的にはそこが一番成長したところかなと思っています。
そしてメジャーデビュー、一年目のワンマンライブが終わった時に二年目は絶対にまたなにかステップアップしたいと思っていて、それがメジャーデビューになって嬉しいです。
私はメンバーがとても好きです、この四人のグループがとても好きです。これからもずっと誰ひとり欠けることなく増えることもなくこの四人で夢を叶えていきたいです。いつも支えてくれるスタッフ、家族や友達、関係者の皆さん、そしてなによりファンの皆さん、いつもありがとう。これからはここに徳間ジャパンさんの方々も加わってくださり、今まで以上にMaison book girlを素敵にしていけると思っています。いや、素敵にします。

井上唯コメント
去年の11月23日のファーストワンマンから約1年後の11月6日にセカンドワンマンを行います。当たり前だけどこの1年間でブクガはめちゃめちゃ成長しました。技術面はもちろん、意識とかも。私自身ここ最近やっとMaison book girlが分かってきたって感じです。やっと。時間かかったー
ファーストワンマンより格段にレベル上がってる私達が見れることは間違いないしなにが違うってメジャーデビューが決定してしまいました。大変だ！私がインタビューなどで「目標みたいなのありますか？」って聞かれて答えてる「ビッグになりたい」に一歩近づいてしまえる。
「ビッグになりたい」ってすごい適当に言ってるように聞こえるでしょ？
私はブクガが好きです。最近好きになった。（最近までよくわからなかったから）だってこんなカッコよくてまあまあカワイくて面白い人たち居ないでしょ。ブクガって超サイコーなんだよってたーーーくさんの人に教えたい、知ってほしい。もちろん大きい箱でライブをしたいとかも総じてのビッグです。
というわけでまずワンマン成功させるんですよ。ビッグになる前の私達見に来て下さいネ
私はもう楽しみです

和田輪コメント
数年前までは自分ごときがメジャーなんて夢のまた夢だと思っていたので素直にめちゃくちゃ嬉しいです。集団行動ができないわたしが一緒に真剣にがんばれる人達と巡り会えたのは一世一代のチャンスだと思っています。この約2年で成長しただけでなく無限の伸び代に気付けたので、これからも限界を決めずに精進していきます。
一年経って色んなステージに立ってもワンマンはきっとまだ緊張してしまうけど、この一年分を受けて今後に更に期待して貰えるライブにしたいです。

コショージメグミコメント
結成からちょうど三年目突入というタイミングでメジャーデビューをさせていただけることとなりました。決して当たり前ではないことで、葵、唯、和田、スタッフさん、サクライさん、関係者さん、そしてファンの皆さんが力をくれたおかげでこの第一歩が踏み出せたと思っています。
Maison book girlのメジャーデビューは、脱退や解散を繰り返すアイドル界や皆さんの身の回りの暗いニュースを全て吹き飛ばす、希望の光です。
ワンマンライブぜひきてください。

出典： natalie.mu

2016年9月

9月2日
東京・新宿ロフトにて開催された「新宿ロフト presents 青と白」に出演。

9月3日
東京・Shibuya Milkywayにて開催された「最終未来兵器mofu（改名予定）新体制お披露目ライブ『ゴキゲンパーティー! vol.1』」に出演。

9月4日
東京・下北沢Club 251にて開催された「じゅじゅの『宴』」に出演。

9月5日
東京・代官山LOOPにて開催された「MUSIC HOURS」に出演。

9月7日
東京・AiSOTOPE LOUNGEにて開催された「『if idol comes to 2choume』VOL.1」に出演。
カフカ『あいなきせかい』リリース（アルバム）。「City Boy City Girl」に矢川葵がコーラスで参加している。

9月8日
東京・新宿ロフトにて開催された「ウホウホオンラインプレゼンツアイドルLIVE」に出演。

9月10日
茨城・水海道あすなろの里にて開催された「サワソニ21 前泊キャンプ」に出演。

9月11日
茨城・水海道あすなろの里にて開催された「サワソニ21 キャンプフェス」に出演。

9月15日
東京・TSUTAYA O-nestにて開催された「MAKI ADACHISM vol.0」に出演。
井上唯、喉のポリープ手術を受けることを発表。同年11月には完治しライブに復帰。

9月17日
東京・VUENOS TOKYOにて開催された「Kindergarten-茅ヶ崎りこ生誕祭-」に出演。

9月18日
東京・渋谷eggmanにて開催された「changes of life vol.12」に出演。

9月22日
東京・新宿ロフトにて開催された「シー・イット・ナウ vol.4」に出演（10:00）。
千葉・イオンモール幕張新都心グランドスクエアにて開催された「幕張アイドルストーム」に出演（14:00）。

9月24日
千葉・幕張メッセ国際展示場 9～11ホールにて開催された「@JAM×ナタリーEXPO 2016」に出演。

9月25日
千葉・幕張メッセ国際展示場 9～11ホールにて開催された「@JAM×ナタリーEXPO 2016」に出演。

9月28日
東京・青山月見ル君想フにて「ekoms主催スリーマン企画『夜明けの月と煙』」開催。ゲストはそれでも世界が続くならとせのしすたぁ。

9月30日
青森SUNSHINE （青森県）にて開催された「夏の魔物前夜祭～LAST SUNSHINE～」に出演。

2016年10月

10月1日
青森・夜越山スキー場にて開催された「AOMORI ROCK FESTIVAL '16 ～夏の魔物～ 10周年記念大会」に出演。

10月5日
カナダ・Montreal Divan Orangeにて開催された「Next Music from TOKYO vol.9」に出演。

10月7日
カナダ・Toronto Soybombにて開催された「Next Music from TOKYO vol.9」に出演。

10月8日
カナダ・Toronto Lee’s Palaceにて開催された「Next Music from TOKYO vol.9」に出演。

10月10日
カナダ・Vancouver Biltmore Cabaretにて開催された「Next Music from TOKYO vol.9」に出演。

10月16日
北海道・札幌DUCEにて開催された「No Maps presents『IDOL DIVERSITY』」に出演。

10月17日
東京・TSUTAYA O-nestにて開催された「look book party Vol.4」に出演。

10月20日
東京・新宿ロフトにて開催された「YOTEIHAMITEI」に出演。
11月30日リリースのシングル「river (cloudy irony)」より「cloudy irony」のMVをYouTubeにて先行公開。

10月22日
東京・渋谷WWW Xにて開催された「虹コンなりのハロウィン・ナイト」に出演。

10月23日
東京・Shibuya Milkywayにて開催された「R m」に出演。

「ekoms主催スリーマン企画『夜明けの月と煙』」の一コマ。

10月24日
東京・青山月見ル君想フにて「ekoms主催スリーマン企画『夜明けの月と煙』」開催。ゲストはSohaとamiinA。

10月29日
東京・品川インターシティホールにて開催された「ミスiDフェス2017～私だけがいない世界へ～お披露目ハロウィンショーへようこそ」に出演。

10月30日
栃木・オリオンスクエアにて開催された「ギュウ農フェス in うつのみや」に出演（11:50）。
栃木・HEAVEN'S ROCK 宇都宮にて開催された「ギュウ農フェス in うつのみや」に出演（18:10）。

10月31日
東京・Shibuya Milkywayにて開催された「Trick or IDOL」に出演。

2016年11月

11月3日
東京・Shibuya Milkywayにて開催された「new encounters vol.14」に出演。

11月5日
東京・H.L.N.A SKYGARDENにて開催された「OTODAMA 空フェス 2016 天空のファンタジー2016 DAY1」に出演。

「Solitude HOTEL 2F」の一コマ。

11月6日
東京・渋谷WWWXにて2ndワンマン・ライブ「Solitude HOTEL 2F」開催。
以下、Real Soundより「Solitude HOTEL 2F」ライブレポートを引用。
二度目のワンマンライブのレビューであり、ステージ展開やメンバーのパフォーマンス、ファンのノリ方などを垣間見ることが出来る。
また2015年11月23日、東京・渋谷WOMBにて開催された初のワンマンライブ「Solitude HOTEL 1F」でのライブレポート（音楽ナタリー）と比較すると、MCの時間の減少、つまりよりパフォーマンスに重点を置き、時間を多く割くようになってきていることがわかる。
これは楽曲のレパートリーが増えてきたという要因だけでなく、サクライケンタ及びMaison book girlが目指しているライブパフォーマンスの完成形が提示されている、とみるべきだろう。

2016年11月6日に渋谷WWW Xで開催されたMaison book girlのセカンドワンマンライブ『Solitude HOTEL 2F』は、アイドルシーン、ひいてはJ-POPシーンにおけるMaison book girlの特異性を浮きあがらせるのに充分なものだった。それは音楽面においても、存在感においてもだ。

コショージメグミ、矢川葵、井上唯、和田輪からなるMaison book girlは、2016年11月30日に＜徳間ジャパンコミュニケーションズ＞からシングル『river (cloudy irony)』でメジャー・デビューする。それを目前にした今回のワンマンライブは、キャパシティ約700人のWWW Xのチケットが即日ソールドアウトし、現在のMaison book girlの勢いを見せつけた。10月には『Next Music from Tokyo vol 9』に出演し、カナダ・ツアーも行ったばかりである。

会場に入ると、「Maison book girl Solitude HOTEL 2F」という文字がスクリーンに映しだされ、そしておそらくはプロデューサーのサクライケンタの手による穏やかなインストゥルメンタルが流されていた。

冒頭は「opening SE」。スティックを鳴らすような音にピアノなどが加わり、やがてストリングスも響く厚い音色になっていき、さらにドラムのキックが鳴りはじめた。スクリーンには、水に濃いインクを垂らしたかのような映像が流されている。

そして、最後にドアが閉まる音が響くと、Maison book girlのメンバーがステージに登場。鳴りだしたのは、メジャー・デビュー・シングルに収録されている「cloudy irony」だ。アイドルのメジャー・デビュー・シングルのリード・ナンバーが7拍である事例は他に存在するのだろうか。しかも歌詞には＜体を重ねる度に何かを失って＞というフレーズまである。

そして、「cloudy irony」でのMaison book girlのダンスは、「アイドルの振り付け」というよりコンテンポラリー・ダンスのようだ。それはまるで、現代音楽に影響されたサクライケンタによる楽曲に呼応しているかのようだった。

音楽的に特異であるがゆえに、Maison book girlは2014年に活動を始めたとき、どこへ向かうのかはわからなかった。しかし、一般的な「アイドル」に何ひとつ迎合することもなく、この日のステージでは約2年の活動で結実したものを堂々と提示していた。「cloudy irony」を歌い踊るMaison book girlを見ながら感じていたのは、そんなことだった。

「snow irony」では、矢川葵が可愛らしい声で「オイ！オイ！」と煽り、さらに＜許さない＞＜知らない＞という歌詞に合わせてファンも叫ぶ。フロアではリフトも激しくなっていた。そうしたノリがあるということは、ファンもMaison book girlをポップスとしてごく自然に受容している証拠だ。

「bath room」では、ファンから7拍のリズムでクラップが起きる。「リフトの位置が高いな……」と見ていると、そのままファンがクラウドサーフしていった。

そんなフロアの光景とは対照的に、Maison book girlは淡々と儀式のようにステージを進行していく。いや、「淡々と」と言うのは語弊がある。そこには、フィジカルな熱を秘めながら踊る身体性が確実に存在しているからだ。

そして、つい「儀式」と形容してしまうのは、メンバーがほとんど自身の感情を見せないからだ。Maison book girlは内面を封印する。その姿は、ロック系のアイドルたちが感情を露わにしているのと対照的だ。BiSに在籍していた時代のコショージメグミと、Maison book girlになってからのコショージメグミとでは、パフォーマーとしての姿がまるで違う。そうしたMaison book girlのスタイルこそが、シーンの中で彼女たちを唯一無二の存在にしている。

「sin morning」から「film noir」へと続いたあたりでようやく気付いたのは、「ここまでMCがまったくない」ということだった。さらに、さらに、「film noir」から「remove」「last scene」「最後のような彼女の曲」「karma」「faithlessness」までは、トラックがノンストップで編集されていた。「last scene」では、フロアの最後部からでも井上唯が汗ばんできたのが見えた。フロアが暑いのだから、ステージはさらに暑いだろう。しかもノンストップのステージなのだ。

Maison book girlは、サクライケンタによる表現のプラットホームであると考えることもできるだろう。しかし、背丈も髪型も髪色もバラバラな4人のメンバーの容姿や歌を通すことによって、より間口が広いものへと変換されていることも重要なポイントだ。そして、内面を封印されていても、そこからなお滲む感情が、Maison book girlの魅力を増幅している。「faithlessness」の＜裏切られて裏切られて裏切るの＞というシリアスな歌詞も、Maison book girlが歌うことで、甘いポップスへと変換されてしまうのだ。

出典： realsound.jp

「Solitude HOTEL 2F」の一コマ。

ノンストップだったトラックが止まったのは「SE」だった。メンバーが一旦ステージを去ると、蝉の鳴き声とピアノの音色が響きだす。「14days」は、ステージ上にメンバーが不在のままポエトリーリーディングが始まった。この「14days」も、「cloudy irony」や「karma」とともにメジャー・デビュー・シングルに収録されるのだ。スクリーンには野菜や果物、卵を包丁で切る映像が流され続ける。

メンバーがステージに戻ってきたかと思うと、4人とも本を手にしていた。「empty」は、エレクトロニカなサウンドをバックにしたポエトリーリーディングだった。「君って本当に綺麗だ、まるで心がないみたい」。そんな一節といい、Maison book girlの言葉は、自分がこの世界に存在してしまうことへの悲しみに満ちている。

「lost AGE」では、矢川葵も汗ばんでいるのが見えた。「lost AGE」から「bed」まで、フロアは熱気に包まれたままだ。本編のラストは「blue light」。そのメロディーは、聴く者に少し甘い感傷を残した。

「以上、Maison book girlでした、ありがとうございました！」という最後の言葉が、本編で唯一のMCだった。

アンコールのクラップは、「bath room」の7拍に対応したもの。しかも、普通ならアンコールのクラップはだんだん早くなりがちなものだが、ほぼ一定のBPMを維持していることに驚いた。

Maison book girlはTシャツに着替えて再登場。この日初めてとなる普通のMCがようやく始まった。満員のフロアを眺めながら、メンバーは即日ソールドアウトについて感謝の言葉を述べた。

そして、コショージメグミが「お知らせ大魔王から戦いを挑まれているので、魔法の言葉を一緒に言ってほしい」という主旨のことを言うので、指示された通りファンが「ポン！」と言いながら右手を広げたところ、スクリーンには告知が。2017年の初春にニュー・アルバム『image』がリリースされるという。

アンコールは2度目の「cloudy irony」から始まった。そして、続く「my cut」ではリフトの嵐となり、フロアの混沌ぶりも鮮烈だった。それはMaison book girlという独自の道を行くアーティストだから生みだせる空間だった。

こうしてニュー・アルバムの告知がされたものの、いや実はまだメジャー・デビュー・シングルすら発売されていないのだ。しかし、Maison book girlがアイドルシーンにとどまらず、広くJ-POPシーンでどのように受容されていくのか、さらに期待は高まった。Maison book girlが何かを「拡張」してくれるのではないか。そう感じさせるのに充分なライブが『Solitude HOTEL 2F』だったのだ。

■セットリスト
opening SE
1.cloudy irony
2.snow irony
3.bath room
4.sin morning
5.film noir
6.remove
7.last scene
8.最後のような彼女の曲
9.karma
10.faithlessness
SE
11.14days
12.empty
13.lost AGE
14.bed
15.blue light

En1.cloudy irony
En2.my cut

出典： realsound.jp

11月10日
東京・新宿MARZにて開催された「UP A RAY!! #01」に出演。

11月12日
東京・恵比寿CreAtoにて開催された「TOKYO IDOL LIVE Vol.29 1部『大場ーナイトセンセーションvo.1』」に出演（12:30）。
東京・恵比寿CreAtoにて開催された「TOKYO IDOL LIVE Vol.29 2部『大場ーナイトセンセーションvo.2』」に出演（17:30）。

11月14日
東京・渋谷WWW Xにて開催された「Shallow Grave『BELL/BOOK （ベルブック）』」に出演。

11月18日
東京・表参道WALL & WALLにて開催された「WALL&WALL PRESENTATION "PLAYGROUND"」に出演。

11月19日
東京・日比谷野外小音楽堂にて開催された「全国魚市場&魚河岸まつり」に出演（11:40）。
東京・タワーレコード新宿店にて「メジャーデビューシングル『river (cloudy irony)』リリースイベント」開催（18:00）。

11月20日
東京・タワーレコード渋谷店にて「メジャーデビューシングル『river (cloudy irony)』リリースイベント」開催（18:00）。

11月21日
東京・新宿ロフトにて開催された「ekoms presents OUT OF STEP」に出演。

11月22日
東京・池袋ニコニコ本社にて「メジャーデビューシングル『river (cloudy irony)』リリースイベント」開催（18:30）。

11月23日
東京・Galaxy Gingakeiにて開催された「look book party Vol.5」に出演。

11月24日
東京・タワーレコード錦糸町店にて「メジャーデビューシングル『river (cloudy irony)』リリースイベント」開催（18:00）。

11月25日
愛知・タワーレコード近鉄パッセ店にて「メジャーデビューシングル『river (cloudy irony)』リリースイベント」開催（18:30）。

11月26日
大阪・味園ユニバースにて開催された「WONDER WORLD vol.20 ～二周年SP～」に出演。

大阪・タワーレコード「メジャーデビューシングル『river (cloudy irony)』リリースイベント」での一コマ。

11月27日
大阪・タワーレコード難波店にて「メジャーデビューシングル『river (cloudy irony)』リリースイベント」開催（15:00）。
大阪・タワーレコード梅田NU茶屋町店にて「メジャーデビューシングル『river (cloudy irony)』リリースイベント」開催（18:00）。

11月28日
東京・青山月見ル君想フにて「ekoms主催スリーマン企画『夜明けの月と煙』」開催。ゲストはカフカとヤなことそっとミュート。

11月29日
神奈川・タワーレコード川崎店にて「メジャーデビューシングル『river (cloudy irony)』リリースイベント」開催（18:00）。

メジャーデビューシングル『river (cloudy irony)』（初回限定盤）

クマリデパート（Qumali Depart）の徹底解説まとめ

クマリデパートとは、サクライケンタがプロデュースを務め、「完全王道アイドル」として2016年に結成された日本の女性アイドルユニット。ミスiD2016ファイナリストの羽井リサコ、同セミファイナリストの優雨ナコに加え、サクライの知人から紹介された早桜ニコの3人組としてデビューを果たす。2018年5月、羽井が卒業するとともに、新メンバー、小田アヤネ、楓フウカ、比奈ミツバが加入。同年6月、比奈が脱退。2020年2月、山乃メイ、七瀬マナが加入。2023年3月、日本武道館単独ワンマンライブを開催した。

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