Maison book girl(ブクガ)の徹底解説まとめ

Maison book girlとは、2014年11月5日に結成された日本のアイドルグループ。作曲家・音楽プロデューサーのサクライケンタとBiSのメンバーであったコショージメグミを中心として誕生。サクライケンタの「現音ポップ」と称する変拍子を多用した楽曲をバックにコショージメグミが詞の朗読を行うというパフォーマンスを発展させた形といえる。一筋縄ではいかない「現音ポップ」に合わせてパフォーミングを行う、という独自の世界を持っている。2021年5月30日、活動終了が公表される。

「bed」

2016年3月30日にリリースされたEP『summer continue』に収録されていた楽曲。

映像のライブは2017年5月9日、東京・赤坂BLITZにて開催された「major 1st album『image』release tour 2017 Solitude HOTEL 3F」からで、初のワンマンツアーの千秋楽の模様。
「bed」はこの日の14曲目、アンコールで披露された楽曲。
振り付けは二丁目の魁カミングアウトのミキティ本物。

曲の中盤、二つの異なるテンポが混同するパートがある。
それまでは歌に合わせたテンポで振り付けられていたメンバーが一瞬、うつ伏せになり足だけをもう一つの異なるテンポに合わせて上下させる。
ほんの一瞬なのだが、変拍子を特色としているグループらしい演出になっている(ただしこの曲では変拍子は使用されていない)。

cloudy irony

「cloudy irony」

2016年11月30日にリリースされたメジャーデビューシングル『river (cloudy irony)』に収録されていた楽曲。

映像のライブは2017年5月9日、東京・赤坂BLITZにて開催された「major 1st album『image』release tour 2017 Solitude HOTEL 3F」からで、初のワンマンツアーの千秋楽の模様。
「bed」はこの日の12曲目、アンコールの1曲目として披露された楽曲。
振り付けは二丁目の魁カミングアウトのミキティ本物。

サビ前のブリッジで観客から掛け声がかかる。
「ああ、やはりブクガはアイドルグループだったのだな」と我に返るような瞬間でもある。
アンコール1曲目ということもあり、観客の熱も上がっていることが分かる。

karma

「karma」

2016年11月30日にリリースされたメジャーデビューシングル『river (cloudy irony)』、及び2017年4月5日にリリースされたメジャーデビューアルバム『image』に収録されていた楽曲。

映像のライブは2017年5月9日、東京・赤坂BLITZにて開催された「major 1st album『image』release tour 2017 Solitude HOTEL 3F」からで、初のワンマンツアーの千秋楽の模様。
「karma」はこの日の8曲目に披露された楽曲。
振り付けは二丁目の魁カミングアウトのミキティ本物。

ステージ後方のスクリーンにはこの曲のMVが流される。
光と暗闇、メンバーとその影、バックのMV、と様々な視覚要素が少しせわしなさを感じさせるバックの演奏と相まって疾走感が心地よいパフォーマンスになっている。
サクライケンタのお気に入りの楽曲でもある。

sin morning

「sin morning」

2017年4月5日にリリースされたメジャーデビューアルバム『image』に収録されていた楽曲。

映像のライブは2017年5月9日、東京・赤坂BLITZにて開催された「major 1st album『image』release tour 2017 Solitude HOTEL 3F」からで、初のワンマンツアーの千秋楽の模様。
「sin morning」はこの日の2曲目に披露された楽曲。
振り付けは二丁目の魁カミングアウトのミキティ本物。

この日のライブのオープニングは詩の朗読である「ending」だったので、実質上この「sin morning」がオープニングの楽曲となる。
曲の後半になるまで、メンバーはカーテンの後ろでパフォーマンスを行い、そのシルエットのみが観客に提供される。
そしてカーテンが落とされ、まばゆい光とともに観客は大いなるカタルシスを味わうこととなる。

end of summer dream

「end of summer dream」

2017年4月5日にリリースされたメジャーデビューアルバム『image』に収録されていた楽曲。

映像のライブは2017年5月9日、東京・赤坂BLITZにて開催された「major 1st album『image』release tour 2017 Solitude HOTEL 3F」からで、初のワンマンツアーの千秋楽の模様。
「end of summer dream」はこの日の3曲目に披露された楽曲。
振り付けは二丁目の魁カミングアウトのミキティ本物。

マリオネットを模したような振り付けや、細かく刻み込まれたバックと相まった少しせわしない振り付け。
ただそのどれもが楽曲の世界観を壊す訳でもなく、見事に溶け合っており、優雅ですらある。
忘れられがちだが、振り付けを担当したミキティ本物の貢献はとても大きい。

veranda

「veranda」

2017年4月5日にリリースされたメジャーデビューアルバム『image』に収録されていた楽曲。

映像のライブは2017年5月9日、東京・赤坂BLITZにて開催された「major 1st album『image』release tour 2017 Solitude HOTEL 3F」からで、初のワンマンツアーの千秋楽の模様。
「veranda」はこの日の4曲目に披露された楽曲。
振り付けは二丁目の魁カミングアウトのミキティ本物。

光と闇の見事なバランスのステージ。
決して大げさな演出がされている訳ではないのだが、スタッフの隅々にまでMaison book girlの世界観を大切にしたい、という意図が見て取れる。
まわりをサポートしてくれるスタッフにも恵まれていることの証だろう。

faithlessness

「faithlessness」

2017年4月5日にリリースされたメジャーデビューアルバム『image』に収録されていた楽曲。

映像のライブは2017年5月9日、東京・赤坂BLITZにて開催された「major 1st album『image』release tour 2017 Solitude HOTEL 3F」からで、初のワンマンツアーの千秋楽の模様。
「faithlessness」はこの日の5曲目に披露された楽曲。
振り付けは二丁目の魁カミングアウトのミキティ本物。

ステージ後ろのスクリーンには工場とそこから排出される煙の映像。
ピョンピョンと飛び跳ねていたと思ったら唐突に動きを止める振り付け。
他のアイドルとは明らかに一線を画したステージを観ることができる。

int

「int」

2017年4月5日にリリースされたメジャーデビューアルバム『image』に収録されていた楽曲。

映像のライブは2017年5月9日、東京・赤坂BLITZにて開催された「major 1st album『image』release tour 2017 Solitude HOTEL 3F」からで、初のワンマンツアーの千秋楽の模様。
「int」はこの日の6曲目に披露された楽曲。
振り付けは二丁目の魁カミングアウトのミキティ本物。

前曲の「faithlessness」からの続きで、静止した矢川葵からパフォーマンスが始まる。
バックの映像やライティング、そしてメンバーの振り付け。
10分を超えるインストルメンタルの楽曲がそれらの要素によって見事に表現されている。

townscape

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