Maison book girl(ブクガ)の徹底解説まとめ

Maison book girlとは、2014年11月5日に結成された日本のアイドルグループ。作曲家・音楽プロデューサーのサクライケンタとBiSのメンバーであったコショージメグミを中心として誕生。サクライケンタの「現音ポップ」と称する変拍子を多用した楽曲をバックにコショージメグミが詞の朗読を行うというパフォーマンスを発展させた形といえる。一筋縄ではいかない「現音ポップ」に合わせてパフォーミングを行う、という独自の世界を持っている。2021年5月30日、活動終了が公表される。

7月8日
神奈川・横浜赤レンガ倉庫 赤レンガパーク 野外特設ステージにて開催された「アイドル横丁夏まつり!!~2018~」に出演。

7月10日
東京・渋谷ロフト9にて「井上唯 COOKING PARTY 2018」開催。

7月11日
大森靖子のアルバム『クソカワPARTY』リリース。コショージメグミが当アルバムにコメントを寄せている。
以下がコショージメグミのコメント。
大森さんのアルバムをききました。
大森さんの音楽のイメージはライブで見る大森さんってかんじで、強い光ってかんじで、あ、神様なんかな?ってたまに思うんですけど、アルバムの一曲目が「死神」で、あ、死神だったのか、ってわかりました。
(僕天使なのにってグチる死神クソカワPARTY)
大森さんの曲はいつも一対一でタイマン張られている気分になるんですけど、いつのまにか大森さんが歌っているはずの言葉が自分の口から発せられているかのような感覚に陥ります。
大きなエネルギーで飲み込んで他人の心に棲みついているのかも。
最終的に命も奪われるかも。死神だし。
大森さんに殺されるならそれでもいいかもしれないですね。
でも死ぬ前にオムライス作ってほしいです。遺書。

7月15日
愛知・今池3STARにて開催された「Rainbows over Paradise tour in NAGOYA」に出演。

7月16日
東京・TOKYO FM HALLにて開催された「「NEO Fes!!! presented by Top Yell」 Vol.5」に出演。

「ピエールフェス THE FINAL」の模様。

7月18日
東京・恵比寿LIQUIDROOMにて開催された「ピエールフェス THE FINAL」に出演。

7月21日
石川・山代温泉 瑠璃光にて開催された「加賀温泉郷フェス2018」に出演。

7月22日
新潟・新潟GOLDEN PIGS BLACKにて開催された「lyrical school tour 2018 “WORLD’S END”(前半戦)」に出演。

7月27日
神奈川・三浦海岸OTODAMA SEA STUDIOにて開催された「OTODAMA SEA STUDIO 2018 supported by POCARI SWEAT ~YOU R BEAUTIFUL 2018~」に出演。

2018年8月

「ekoms主催スリーマン企画『夜明けの月と煙』」のバックステージ。
RYUTistと共に。

8月1日
東京・月見ル君想フにて「ekoms主催スリーマン企画『夜明けの月と煙』」開催。ゲストはDOTAMAとRYUTist。

8月3日
東京・お台場青海周辺エリアにて開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL 2018」に出演。

8月4日
東京・お台場青海周辺エリアにて開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL 2018」に出演。

8月5日
東京・フジテレビ 湾岸スタジオ 横 公園にて開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL 2018」に出演。

8月12日
和田輪、自身制作のバーチャルYoutuber(VTuber)「バーチャルワダリン」を開始。

「@JAM×DJダイノジ コラボイベント」の一コマ。

8月15日
東京・日本テレビ 大屋根1F 未来のミライステージにて開催された「@JAM×DJダイノジ コラボイベント」に出演。

8月19日
千葉・幕張メッセにて開催された「SUMMER SONIC 2018」に出演。

8月25日
神奈川・横浜アリーナにて開催された「@JAM EXPO 2018」に出演。

8月26日
東京・新宿MARZにて開催された「goodnight! records presents おやすみホログラムxMaison book girl」に出演。

2018年9月

9月4日
東京・サンリオピューロランド ピューロビレッジ1階 エンターテイメントホールにて開催された「DREAM ROCKET LiVE」に出演。

「アーバンギャルド Presents 鬱フェス 2018」のバックステージ。
アーバンギャルドと共に。

9月8日
東京・TSUTAYA O-EASTにて開催された「アーバンギャルド Presents 鬱フェス 2018」に出演。

9月9日
東京・マイナビBLITZ赤坂にて開催された「ミュージックパーク ~Girls&Music Theater~」に出演。

9月16日
東京・SELENE b2にて開催された「DDD~Discovery iDol Depot~ 2nd ANNIVERSARY」に出演。

9月18日
東京・渋谷WWWにて「ekoms主催定期イベント『bmg』」開催。ゲストはsora tob sakana、BILLIE IDLE®。
シングル『elude』より「おかえりさよなら」のMVをYouTubeにて公開。

「ekoms主催定期イベント『bmg』」の一コマ。

9月23日
愛知・名古屋クラブクアトロにて開催された「エクストロメ FEST in NAGOYA 9.23」に出演。

9月24日
東京・新宿駅西口付近集合で「コショージメグミ生誕記念ミステリーバスツアー(仮称)」開催。

9月26日
東京・渋谷ロフト9にて「井上唯さんお誕生日おめでとう!素敵な一年になりますように」開催。

9月29日
北海道・Sound Lab moleにて開催された「BAD mole SURFERS DAY2」に出演。

9月30日
北海道・KLUB COUNTER ACTIONにて開催された「ODD FUTURE Vol.5 〜Outer spot DAY2〜」に出演。

2018年10月

10月8日
東京・渋谷WOMBにて開催された「CCC vol.3」に出演。

10月10日
配信限定Golden Record企画『faithlessness (Tomggg Remix)』リリース。
配信限定Golden Record企画『last scene (長谷川白紙 Remix)』リリース。
配信限定Golden Record企画『veranda (bo en MEGACRAZYMIX)』リリース。

「ekoms presents IN CLOSET 2018」の一コマ。

10月13日
東京・新木場STUDIO COASTにて開催された「ekoms presents IN CLOSET 2018」に出演。

10月17日
PLASTICZOOMS『Minds』(限定シングル)リリース。カップリング曲「Pink Snow -2017 version」と「Time In The Cellar -2017 version」にコショージメグミがヴォーカルで参加している。これは2017年12月15日にライブ会場限定シングルとしてリリースされたものの全国流通盤。

10月19日
東京・新宿ロフトにて開催された「タワレコ新宿 IDOL Meeting vol.3」に出演。

10月23日
東京・渋谷WWWにて「ekoms主催定期イベント『bmg』」開催。ゲストはDÉ DÉ MOUSE & Akinori Yamamoto from LITE、TORIENA。

10月24日
ポップしなないで『CDはもう売れない』(アルバム)リリース。収録曲「魔法使いのマキちゃん」のMVに和田輪が出演している。
ナオト・インティライミ『Start To Rain』(シングル)リリース。「Start To Rain」のMVに矢川葵が出演している。
以下、Real Soundより和田輪とポップしなないでの二人との鼎談を引用。
お互いの印象や音楽活動に対するスタンスなどについて語られている。

左から和田輪、かめがい、かわむら。

「魔法使いマキちゃん」MV撮影秘話
ーーポップしなないでと和田輪さんとの出会いのきっかけは、THIS IS JAPAN(かわむらが参加しているバンド)とMaison book girlが参加した2016年のカナダツアー(『Next Music From Tokyo vol.9』)だったそうですね。
かわむら:はい。カナダの空港で和田ちゃんが取り調べを受けているところを見たのが最初ですね。
かめがい:取り調べ!?
和田輪(以下、和田):何かがひっかかったみたいで、ちょっと調べられただけです(笑)。ツアーでは、5グループ(THIS IS JAPAN、Maison book girl、jizue、羊文学、虎の子ラミー)で一緒にいろんな都市を回って。
かわむら:そのときは正直、そんなに仲良くなったりしてないんですよ。僕はずっと同行していたカメラマンのけんちと話してたので。今日も撮影してくれてるんですけど(笑)。
かめがい:かわいい女の子たち(Maison book girl)に絡んだらヤバいからね。
かわむら:そうそう。僕はアイドルのライブを一切見たことがなかったんですけど、ブクガのステージが素晴らしかったんです。オケが鳴った瞬間に「これはヤバい」と思ったし、曲もすごく好みで、ダンスもカッコ良くて。圧倒されましたね。
和田:ありがとうございます。あのときは「私たちはバンドじゃないし、メンバー自身で曲も作ってないし、大丈夫かな」と不安でしたが、みなさんに認めていただいたというか、ちゃんと受け入れてくれて。優しい方々でした。
かわむら:いやいや。ディスジャパのメンバーも「めっちゃいい」って言ってました。普段は他の出演者に興味を示さないヤツも「すごいっすね」って。
かめがい:それ以来、私にもずっと「ブクガがすごくカッコいい」って推してたんですよ。その前に企画に呼んでいただいてはいるのですが、初めてブクガのライブを純粋なお客さん目線でフロアから観たのが『YOIMACHI』(東京・大塚のサーキットフェス)だったんですけど、「faithlessness」のフリがかわいくて、ずっとマネしてたんです。そしたらお客さんに「ポップしなないでのかめがいさんが、ブクガのライブで一生懸命踊ってる」ってツイートされて(笑)。
かわむら:僕らの自主企画イベント(2017年10月に新宿MARZで行われた『ガガガ!“girl!girl!girl!”』)にもブクガに出てもらったんですよね。
ーー和田さんはポップしなないでに対してどんなイメージを持ってたんですか?
和田:最初に観たのが「エレ樫」のMVだったんです。アニメのMVなんですが、メガネの女の子がかわいいなと思って。THIS IS JAPANはその前から知ってたから、「爆音でドラムを叩いている人がこんなポップな音楽をやってるんだ!」と意外に感じたんですよね。「え、歌詞も書いてるの?」って。
かわむら:そうだよね(笑)。
和田:カナダに行ったとき、かわむらさんがゲーム好きだって聞いて、「なるほど、だからか」と納得できたところもありました。
かわむら:「Minecraft」ね。カナダツアー中の唯一の会話です(笑)。
ーーポップしなないでの「魔法使いのマキちゃん」のMVに和田さんが出演したことも大きな話題を集めています。このコラボレーションはどうやって実現したんですか?
かわむら:ここにもカメラマンのけんちが出てくるんですけど(笑)、以前から「何かいっしょに何かやろうよ」って言ってたんです。映像作品を作ろうということになったときに、ふたりの間で「やっぱり和田ちゃんだよね」という共通のイメージがあって。忙しそうだからムリかなと思ったんだけど、声をかけさせてもらったら、すぐに「やります」と言ってくれて。
和田:「こういうオファーが来てます」と聞いた瞬間に「え、やるやる」という感じでした。
かめがい:和田ちゃんが受けてくれたとき、超うれしかった!
和田:私もうれしかったです。ポップしなないでのMVに出て来るメガネの女の子たちと並べるなんて、すごく光栄なので。
かわむら:自分たちのMVに和田ちゃんに出てもらうには、何か理由が必要だと思うんですけど、和田ちゃんはアニメの印象に負けないキャラクターですからね。ステージでの凛とした雰囲気もそうだし、ただ歩いているだけで雰囲気があって。
かめがい:しかもメガネまでかけていて。奇跡ですね。
和田:私は「メガネ女子だから抜擢してもらえたのかな」と思ってました(笑)。
かめがい:お願いしたのは和田ちゃんだからです! MVもすごくいいんですよ。幻想的なんだけど、どこか生々しくて。和田ちゃんのおかげですね、ホントに。
和田:ありがとうございます。歌舞伎町のなか走って撮影した甲斐がありました(笑)。撮影の前はすごく緊張してたんですよ。演技したこともないし、大して踊ったりもできないし、大丈夫かしら? って。「私はマキちゃんの役ですか?」とかわむらさんに聞いたら、「いや、和田ちゃんです」と言ってくれたので、「じゃあ、自分をやろう」と少し安心できましたね。
かわむら:和田ちゃんが出演していることを知らない人も、「あ、和田輪ちゃんだ!」って気付いてくれて。
和田:Maison book girlのファンも観てくれてるみたいです。ふだん赤いドレスを着ることはないし、両方とも好きな人は「ポしなのMVに和田輪が! やば」みたいに言ってくれて。
かめがい:良かった。じつは最初は別の候補曲があったんですけど、その後「魔法使いのマキちゃん」が出来て、「これでMVを撮ろう」ということになったんですよ。
かわむら:MVの撮影もずっとスムーズで。すべてのタイミングが良かったんでしょうね。
ーー「魔法使いマキちゃん」という楽曲について、和田さんはどんな印象を持ってますか?
和田:MVに出演することが決まってから曲を聴かせてもらったので、最初は「私、どんなことをやればいいんだろう?」だけだったんですよ。
かわむら:歌詞もちょっとわかりづらいしね。かめがいさんにもほとんど説明しないし。
かめがい:がんばって歌ってます(笑)。
和田:ブクガもそうですよ。サクライさん(Masion book girlのプロデューサー・サクライケンタ)も歌詞の意味とか教えてくれないので。
かわむら:教えなそう(笑)。しかもメンバー4人いると、意志の統一が大変だろうね。
和田:統一されてないかも(笑)。
かめがい:かわむらくんは大枠のテーマは教えてくれるんですけど、「あとは自由にやってください」という感じなんです。どうしても困ったら質問しますけど。
和田:そのときは答えてくれるんですか?
かめがい:うん。
和田:いいなあ。サクライさんは質問しても答えてくれないです(笑)。

出典: realsound.jp

左からかめがい、かわむら、和田輪。

ポップミュージックにおける“浅さと深さのバランス”
ーーこの曲はミニアルバム『CDはもう売れない』に収録されていますが、ミニアルバム全体のテーマはあるんですか?
かわむら:はい。我々はまだそれほど知られてないですし、いまのタイミングでCDを出すのであれば、この曲数かなと。初めて聴く人にとって、フルアルバムはちょっとキツいと思うんですよね。アルバムだとどうしても“たゆみ”や“緩み”が出ちゃうけどーーそれがアルバムの良さなんですけどねーーミニアルバムにはそれがないし、ピュアな感覚で聴いてもらえるんじゃないかなと。「これだけ聴いてもらえれば、分かる人には分かるはず」という気持ちもあるし。(かめがいに向かって)どうですか?
かめがい:その通りです! 「どうしてもこのことを伝えたい」という強いものはないんだけど。
かわむら:そうだね。気張らないで、できるだけ自然体でやりたいので。
和田:私も全曲聴かせてもらいましたけど、すごく良かったです。きっと、この先も聴きます。
かわむら:いまその言葉をいただけたら、もう……。
かめがい:十分だね。帰りましょうか(笑)。
和田:(笑)。特に「砂漠の惑星」が、すごくいいです。かめがいさんのかわいい声、伸びやかな声がしっかり出ていて……さっきまで聴いていた音楽の感想を、ご本人たちの前で話すのは緊張しますね(笑)。もっと上手に伝えられたらいいんだけど。
かめがい:大丈夫、伝わってます。「砂漠の惑星」はBPMが速くて言葉数も多いんですよね。サビは伸びやかに歌えるし、メリハリがある曲だなって。ピアノから始まるんですが、ライブでテンポが速すぎたことがあって、死ぬかと思いました(笑)。お客さんは笑ってたけど。
和田:〈タテヨコ ナナメマエ〉という歌詞もいいですね。
かめがい:かわいいよね。何のことかはわからないけど。
かわむら:どうして入れたんだろう……?
かめがい:(笑)。何の疑いもなく歌ってるから大丈夫です。
ーーでは、ポップしなないでのボーカリストとして意識していることは?
かめがい:私、「歌い方にクセがある」ってよく言われるんですね。自分ではずっと意識してなくて、指摘されて初めて気付いたんですけど、「なるほど。確かにクセがあるな」と理解してからは、それを活かすというか、メロディやリズムをあえてハミ出すようにしてるかもしれないです。「魔法使いのマキちゃん」にもデモと違うメロディを歌ってるところがあるんですが、それも「何も考えずに歌ったら、違う音が出た」という感じで。それが自由度につながっているのかも。あと、感情を出し過ぎないほうがいいときもあるので、そのコントロールは意識してるかな。
かわむら:レコーディングのときは「ここはグッと歌って」とか「ここはやりすぎないほうがいいかも」くらいのことは言いますが、基本的にはお任せですね。作り手の意図を押し付けるのではなくて、歌い手のものになってほしいという気持ちがあるので。だから歌詞の意味も伝えないし、自由に解釈してもらってるんです。
ーーなるほど。『CDはもう売れない』というタイトルについては?
かわむら:我々の世代、和田ちゃんくらいの世代もそうだと思うけど、音楽が好きな人にとってCDは切り離せないものだと思うんですよ。最近になって急に「CDはおしまい」「そういう時代じゃない」と言われるようになりましたけど、せっかくCDを出せるんだし、全国のお店に置いてもらえるんだから、好きな言葉、引っかかる言葉をタイトルにしたいなと。このタイミングで出すCDに対して、自分たちが一番言いたい言葉を付けたということですね。
かめがい:うん。
かわむら:「こうなってほしい」とか「こうしてほしい」ではなくて、CDが好きなんですよ。いまもたくさんのバンドやアイドルがCDを出しているのも、きっと意味があるだろうし。
ーー楽曲の内容、音楽そのものはもちろんですけど、CDにする意味が必要だと。
かわむら:そうですね。そこもブクガはすごいんですよね。CDはアートワークもいいし、付属のDVDに収録されている映像もカッコよくて、モノとしての攻撃力が強いじゃないですか。CDを出す意味が詰まっているというか。
かめがい:いいこと言う!
和田:ありがとうございます。カップリングにもすごく力を入れているし、締め切りギリギリまで「どれをリード曲にするか」と話してたり。それも作品の濃さにつながっているのかも。
かわむら:なるほど。ビジュアルのイメージも作品によって神秘的だったり、カジュアルだったり、顔が写ってないこともあって。僕もそうですけど、ブクガの振り切り方に憧れているバンドマンは多いと思いますよ。“モノ作り主義”というのかな。ライブが中心で作品をあまり出さないアイドルもいるけど、CDやアートワートを含めて、モノにこだわっているのはすごくいいと思うし、じつは我々も真似してます。
かめがい:どこを真似したかは言えないけど(笑)。
和田:聞きたいです(笑)。
かめがい:ブクガの話ばっかりになっちゃうけど、ちょっとショッキングというか、フワッとしててかわいい雰囲気のなかにトゲを感じるんですよ。そこはかなり参考にしてます。
和田:私も『CDはもう売れない』を聴いて、同じようなことを感じましたね。直接的なことはあまり言わないし、パッと聴いたときはポップでかわいいんだけど、核となる部分があるんだろうなと。そこがポップしなないでとブクガの共通しているところかもって、昨日の夜に思いました(笑)。
かめがい:うれしい。
かわむら:和田ちゃんがいいこと言ってくれた音源、全部ほしいです(笑)。そう、“ポップでキャッチ―”は前提なんだけど、その奥に何かあると感じてもらいたいんですよね。浅さと深さのバランスというのかな? そのことはいつも話し合ってます……いや、話し合ってないか。
かめがい:話さないね(笑)。
かわむら:(笑)。ドラムとピアノという編成って、じつはバランスが取りやすいんですよ。すごくポップな曲をやっても恥ずかしくないというか、この編成だと自然にトゲが出てくるし、素直に聴けるんじゃないかなと。そういうバランス感覚は、アニメやゲームなどのサブカルチャーからの影響もあるでしょうね。すごくわかりやすくて、なおかつ、多くの人の心にグサッとくるものが好きだし、それを追い求めているので。
ーーライブに関してはどうですか?
かめがい:ブクガのライブを観てると、あんなにカッコよく踊って歌えるなんて、すごいなって思います。バカみたいなこと言ってますけど(笑)。
和田:私もバカみたいなこと言っちゃいますけど(笑)、楽器を演奏しながら歌うのってすごいですよね。しかも、めちゃくちゃ自由度の高い演奏で。音色もほぼピアノだけなのに、あんなにも雰囲気を使い分けられるのもすごいなって。
かめがい:ありがとう。また褒められた。

出典: realsound.jp

左からかめがい、かわむら、和田輪。

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