Maison book girl(ブクガ)の徹底解説まとめ

Maison book girlとは、2014年11月5日に結成された日本のアイドルグループ。作曲家・音楽プロデューサーのサクライケンタとBiSのメンバーであったコショージメグミを中心として誕生。サクライケンタの「現音ポップ」と称する変拍子を多用した楽曲をバックにコショージメグミが詞の朗読を行うというパフォーマンスを発展させた形といえる。一筋縄ではいかない「現音ポップ」に合わせてパフォーミングを行う、という独自の世界を持っている。2021年5月30日、活動終了が公表される。

「Next Music From TOKYO」でのカナダ・ツアー
宗像:そういう状況の途中にカナダ行きがあって。10月4日から10日間くらいの「Next Music From TOKYO」ツアー。福岡出身の井上さんも東京を背負って。
井上:しかもアイドル代表として。
宗像:しゃべれないまま?
井上:日常会話とかはしゃべっても大丈夫って言われてたんですけど、チェキ会とかは一時間近く長話になっちゃうから静かにしてたんです。でもカナダはCDは売れるけどチェキはあまり売れない。カナダはチェキっていう文化がないみたいなんです。
宗像:カルチャー・ショックですね。チェキをありがたがらない人類がいるんだって(笑)。
井上:カナダ人はそうでした。
宗像:ライヴやってみてどうでした?カナダの人たちはアニメとか日本のカルチャーが好きで来てるんですか?
井上:日本のヲタク文化とかが好きな方も何人もいて、そこから秋葉原で、アイドル好きで…みたいな感じの人もいたり、毎年開催されるそのツアーについてるお客さんもCD買ってくれたりして。
宗像:井上さんは英語を結構しゃべれるようになったんですか?
井上:しゃべれないです。初日はコンビニで買い物をしても“袋いりますか?”って言ってるのも聞き取れなくてイヤな顔をされたんですけど、人って進化するみたいで、3日もしたらヒアリング能力がすごいついてきて楽しかったです。
宗像:すごいですね。サンキュー以外はしゃべれるようになったんですか?
井上:しゃべれないです。でも聞き取れて日本語で返して、あとは表情で読み取ってくれて。
宗像:そしてトロントのフリーペーパーにブクガ(Maison book girl)が載って。
井上:あんなに大きく載って。カナダでのブクガの知名度はそんなにないと思いますけど、街にいっぱい置かれてる結構分厚いフリーペーパーに載ったんです。
宗像:日本のファンの人とカナダのファンの人の違いってどの辺に感じました?
井上:日本人と比べると表現力が盛り上がるというか、なんか違いました。
宗像:カナダ人の方がライヴでMIX(※曲に合わせてオタクが叫ぶコール)ってたって話を聞いたんですけど。
井上:そうです、私MIXってよくわからないんですけど、和田(輪)が“アイヌMIXまで入ってたわ”って言ってて(場内爆笑)。
宗像:スゴいですね、アイヌMIX打てないです私。
井上:すごい子がいたみたいです。取材の人が2ライヴ目くらいに、“ブクガはアイドルなんだからMIX入れようよ”って、「my cut」が唯一入りやすい曲なので、大きな紙にTIGERなんちゃらとか書いて出して、なんか英語で言ってました。
宗像:カナダの人にライヴの前に説明して…、異様な光景ですね(笑)。それできれいに入ってたんですか?
井上:わりと入ってた気がします。
宗像:日本のヲタク・カルチャーとか好きな人とか来ても、接触(※チェキ会や握手会などのこと)とかがライト目ってのが面白いですね。
井上:バンドさんが多かったのかガンガン来る人もいましたけど、“楽しかったよ”“来てくれてありがとう”っていうのはいっぱい言われました。
宗像:ライヴではコショージさんの英語MCもあって。
井上:カタカナで書いたカンペがんがん見ながら。
宗像:あれは通じるものなんですか?
井上:スタッフの方に“ゆっくりはっきりしゃべれば、なんとか通じるよ”って言われてたから、多分通じたと思います。
宗像:井上さんはファンの方との会話は通じました?
井上:日本語をしゃべれる子とは日本語でしゃべった。英語しかわからない人はもうボディランゲージですよ。多分通じたと思います、笑顔で帰っていったんで。「see you next time」って。
宗像:お、なんかそれっぽい!(場内爆笑)next timeだからまた行かなきゃいけないですよ。
井上:行きたいんです。呼んで欲しい。
宗像:次は海外どこへ行きたいですか?
井上:ロンドン!個人的にハリーポッターが好きだから、ロケ地を巡りたい。
宗像:ぜひ、そういうブッキングをしてくれる人を見つけて。でもロンドンに行くアイドルってそんなにいなくないですか。
井上:ダメか。
宗像:BABYMETALとかきゃりーぱみゅぱみゅ、Perfumeとかやってると思いますけど。
井上:もうちょっと頑張ったら。逆輸入!ロンドンでバズりましょう!
宗像:何をやるんですか?
井上:ロンドンで、気にいられ…ないかな。無理か。
宗像:いや、大丈夫、できますよ。なんで急に弱気になってるんですか。
井上:その前に日本で頑張りますか。
宗像:なんで急に日本に戻るんですか?ロンドンでバズるって言ってから1分も経たないうちに(笑)。
井上:カナダで思った以上に受け入れてもらったし、今いろいろ取材を受けてると、洋楽ファンの方からも“海外でもウケる音楽だと思います”って言われるので。
宗像:ブクガの音楽っていわゆるアイドル・ポップっぽくなくて、カナダとかで普通にロックを聞いている人たちも受け入れやすい音楽だと思うんです。ライヴのノリは、ヲタノリとロックファンのノリとどういう比率だったんですか?
井上:結構速い「カルマ」っていう曲があって、日本では聞き入る人が多いんですけど、バンドが好きって方が多かったのもあったのか、カナダではモッシュが起こって。日本じゃ見ない光景でした。
宗像:次から日本でも「カルマ」はモッシュ曲になるんじゃないですか(笑)。

出典: www.shinko-music.co.jp

井上唯

メジャー・デビューとワンマン・ライヴ
宗像:今、11月30日のメジャー・デビューに向けてブクガは取材が集中してますけど、このIDOL AND READ 008の取材はメジャー発表前で、井上さんがコショージに“メジャーに行くともう失敗はできない”って話を聞かされて、ちょっと不安そうだったんですよ。今はどうです?
井上:あの時はまだよくわかってなかったし、新曲が増えるとか、CDも詳しく決まってなかったので。今は取材とかをいっぱい受けたのでだいぶ実感が湧いて、「river」のMVも公開されて頑張るぞって感じです。
宗像:サクライさん(プロデューサーのサクライケンタ)はMVはメジャー感バリバリっすよ!っておっしゃってました。井上さんはあの曲渡されてどう思いました?
井上:すごい聞きやすい感じで、メジャーって感じです。
宗像:MVはどうでした?二宮ユーキさんが以前と変わらず撮ってらっしゃるんですが、ロケの場所が増えたところがメジャー感ありますね。
井上:そうですね、最初の「bath room」が森で、次の「snow irony」が草原だけで、「lost age」がスタジオだけだったんですけど、今回はスタジオと外!
宗像:あれは何カ所くらい撮ってるんですか?
井上:外は一カ所と、ちょっと車で行ったもう一カ所だけです。スタジオも一つの所に、色々なセットが組んであってそんなに移動してないんですよ。
宗像:今、ブクガのグループ内でメジャーに向けての温度感ってどういう感じになってるんですか、過去にメジャーを経験したことがあるのはコショージだけじゃないですか。
井上:ワンマンがあるんですよ、11月6日に渋谷のWWW Xで。まずはそれに向けて練習をしていて。今まではなんとなくやってたんですけど。
宗像:なんとなくだったんですか(笑)、ミキティー本物まで連れてきて。
井上:ミキティーも売れっ子だから、メンバーだけでするしかないけど誰もダンスはできなくて。
宗像:でも和田さんがカウントするんでしょ?
井上:和田はカウントだけはできるんで。
宗像:(笑)だけってのは語弊が。
井上:その数少ない知識を頼りにやってたんですけど、今回ワンマンに向けてみんなだんだん踊れるようになってきて。
宗像:(笑)だんだん踊れるって、語弊が。今まで以上にいい感じに踊れるようになってきた…と。
井上:このデビューから2年という月日を経て、やっと徐々に踊れるようになってきたんですよ、ホント。ミキティーからも最近“あんた、良くなったわね”って言われて。(場内爆笑)
宗像:結構大雑把ですね。
井上:“覚醒した”って。で、コショージの友だちにでんぱ組.incのピンキー(藤咲彩音)がいて、凄いダンスができるじゃないですか、そのピンキー先生の力を借りながら。
宗像:え、ピンキーに教えてもらってるの?ヤバくね、そんな。ディアステージ(でんぱ組.incの所属事務所)にお金払わなきゃいけなくなる。(場内爆笑)それはずいぶん贅沢な方に教えてもらってますね。
井上:昨日のWWW Xのイベントでもアンコールに踊るAKB48の「ハロウィン・ナイト」をピンキーさんに教えてもらいました。そしたら隣にBiSさんがいて、プー・ルイさんに“ピンキーの使い方間違えてるよ”って言われました(場内大爆笑)。その通りだと思います。ピンキーさん凄いんですよ、すぐ覚えるんです。しかも、ブクガの動画とか観てくれてるらしくて、ありがたいです。
宗像:そういう周りに恵まれつつ、WWW Xって700人のキャパらしいんですけど、ブクガはそこを即日ソールドアウトですよ。
井上:やった。(場内拍手)
宗像:700のハコが即日ソールドアウトってヤバくないですか?何が起きてるんですか?
井上:わかんないです。前回の渋谷WOMBのときは一週間前ぐらいまでチケットが残ってたのに、今回は一日で完売しちゃって。ちょっとよくわかんないです。
宗像:勢いついてますよね。ブクガを観たいっていう人がドバっと来て熱い視線が注がれると思うんですけど、井上さんの意気込みとかってあります?
井上:昨日初めてWWW Xでライヴをしたんですよ。で、ここでワンマンかって思ったらスゴい緊張しちゃって。人がいっぱいいてめちゃめちゃ緊張してました。でも成功できるように今から…(場内爆笑)。
宗像:今、今日をもって頑張るみたいな(笑)。
井上:今は、スゴい練習を詰めてるんで。
宗像:今日のイベントがあるので、昨日のライヴはずっと井上さんを見てたんですけど、全然緊張したようには見えなかったですよ。
井上:いいんですかね。
宗像:緊張しててもアベレージ高くやれるから。
井上:えー。
宗像:ここから11月6日まで自分で頑張ったらさらにガァ〜って
井上:ガァ〜って行きますかね。
宗像:そのワンマンがあって、次は11月30日のメジャー・デビューであると。(ここで突然宗像さんが井上さんに自撮りを促し、ファン映り込みの撮影が行われた)。
宗像:この自撮りは歴史的瞬間ですね(場内大拍手)、これまで自撮りを頑に拒んでいた井上さんだけに。ということで、IDOL AND READ 008発売記念トークイベント、井上さんありがとうございました!
井上:ありがとうございました!

出典: www.shinko-music.co.jp

井上唯の「こだわりの部屋」「ファッション」

井上唯のおこだわり。

以下、OTOTOYに掲載された「メンバーおこだわりの「お部屋」を写真とともに公開」より抜粋。
井上唯のおこだわり。
「ここは私の部屋の一角なんですが、最近、100円ショップの書類などを片付けるグッズコーナーで買った収納グッズに、化粧品などを入れてみました。パズルのごとくうまい具合に詰めていって、見事に綺麗に収まりました。綺麗過ぎて眺めちゃうくらい、今家の中で1番整ってる場所です。基本的に仕事のときは化粧道具一式持ち歩いてるので、あまり使うことのない補欠選手やスキンケア用品などを整理した結果、使わないものや古くなったものがどんどん出てきて、いい断捨離になりました。これで心機一転、スッキリしたので、顔面の方もより一層整えていきたいと思います」

井上唯

以下、FINEBOYSに掲載された「個性派ガールズユニット、Maison book girlがファッション観を語る!」より抜粋。
――みなさんの普段のファッションについて教えてください!
「私はブクガの4人の中でも割とカジュアルですね。それはずっと変わらないんですけど、前髪を伸ばすようになってからはモノトーンコーデが増えました。最近は夏っぽいカゴバッグが欲しいなと思ってます! ファッション誌でも"流行ってる"ってよく見る気がするので(笑)」
――”おっ!”っと思う男子のファッションってありますか?
「とくにこのアイテム! とかはないんですけど、"この人このファッション好きなんだろうな~"って見てわかる格好はいいなと思います。見た目がどうとかじゃなく、その人が本当に好きで着ていることが大事かなと」

井上唯

以下、HARAJUKU POP WEBに掲載された「Maison book girl、5年間の物語の歩みを綴ったベスト盤「Fiction」を発売!!」より抜粋。
─みなさんのファッションへのこだわりもお聞きしたいなと思います。
井上唯:普段は動きやすい格好や着替えやすさを重視していたんですけど。自粛期間中、毎日スウェット姿で過ごしていたら、その格好に飽きてきちゃって。近所に散歩や買い物に行くだけなのに、「スカートを穿いちゃおう」「パンプスで行こう」など、お洒落をしながら気分転換もしていました。普通に生活していた時期は、楽な格好で過ごすことに違和感を覚えることはなかったんですけど。ちょっと違う刺激を求めようとしたのは、きっと気分転換をしたかったからなんだと思います。

井上唯の偏愛レター

井上唯

以下、HMV&BOOKS onlineに掲載された「Maison book girl の "偏愛レター"」より引用。
井上唯が偏愛しているものについて、自身の口から語っている。

こんにちは!Maison book girlの井上唯です。
突然ですが私はカレーが好きです。
カレーにもたくさん種類がありますよね、スープカレー、スリランカ、インド、普通の家のカレー。私は総じて好きです。あ、グリーンカレーは苦手です。
そのくらいのレベルなら大体の日本国民カレー好きやろってなりますよね。
しかし、私はふと、「え、カレーってめちゃめちゃ美味しいんじゃね?」って気づいた瞬間があったんです。
給食や家庭料理の定番のカレー、二十歳越えるまでは好物レベルは中の上くらいでした。私はキクラゲが苦手なんですけど、その日の給食にキクラゲの入った何かしらが出ると知るとテンション下がりっぱなしなのに対して、カレーと分かったからと言って特別上がるわけでもないといった感じでした。
高校生になると給食がなくなってお弁当になり、なかなかお弁当にカレーを持っていくのは難しいし、JKですよ。遊び盛り、ファーストフード店に溜まりがち、家帰ってご飯入らないがち、そんな感じで思い返せばカレーを食べることが自然と減ったのかもしれません。
高校を卒業すると私は短大の栄養科に進学しました。ここです、ここでグリーンカレーが嫌いになります。
栄養科ということで色々な種類の調理実習の授業があります。その中で世界の料理を作る授業があって、その日はタイ料理でグリーンカレーを作る日でした。先生も過去に厨房での調理してたり、講師をしていた人だったので毎回本格的な料理を作ってました。グリーンカレーを食べたことも作ったこともない私は見よう見まねで作りました。よくわからない葉っぱとかいろいろ入れてて全く味の想像がつかないまま出来上がったのは覚えてます。出来上がったグリーンカレーを一口たべてそれ以降スプーンが進まなかったことはたしかです。周りの友達のグリーンカレーも同様に減っておらず、それ以来グリーンカレーは口にできてません。トラウマになりました。単純に好みじゃないのか、作り方間違えたのか、本場すぎたのか。でも周りの友人達も一緒にトラウマになったのでそういうことだとおもいます。
まあそんなこんなで短大を卒業し、上京する事になりました。一人暮らしです。栄養科にいたからって自炊すると思うなよ、面倒くさいものは面倒くさいんですよ。外食増えますよね。ほぼ仕事のときは空き時間にお店に入ることもあり、その流れでカレー屋さんに行くこともあります。
外食が増えたからか、二十歳を越え大人になったからか、急に味覚が変わりました。好んで食べることのなかった納豆、お魚、煮物、今では大好きです。
ある日急に「カレーっておいしくない?」って多分カレーが好きだった誰かに言われ、なぜかピンと来てそのときカレーを食べていたわけでもないのに「私はカレーが好きなのでは」という気持ちが芽生え、ふと友人に「カレー食べたくない?」と聞くと偶然にも友人もカレーの気持ちに気づいたころだったようで、そこからはカレー屋さんを巡る日々です。友人に至っては旅行でインドに行っちゃいました。行っチャってお土産にチャイ買ってきてくれました、なんチャって。ははは。
カレーはもっぱらライス派です。タイ米でもなんでもお米で食べるカレーが好きです。
最初に書いた様にグリーンカレー以外なら全体的に好きなんですけど強いていうならインドカレーかな、です。インドにも地方によって違いがあるみたいですが、カレー屋さんで食べると合いがけとか三種がけとかいろいろ楽しめていいですよね。特にマイブームはダル(豆)カレーです。
インドカレーも好きなんですけど、ある日、知り合いの方がカレーを作ってくれました。普通の、たぶんバーモントカレーとかのルウで作った、具も一般的な人参ジャガイモ玉ねぎ肉、だったと思います。
でもその普通の家庭のカレーがすごく沁みて。すごい懐かしい気持ちになり、少し泣きそうになりながら食べたあのカレーが忘れられないんです。多分一生忘れないです。一人暮らしでなかなか人が作ってくれたご飯を食べてなかったのもあるんでしょうけど、もう私がカレーを好きになるのは運命だったのかもしれません。めっちゃいい話風になりました。
そう、お気付きかと思いますがカレー好きになってまだ1、2年です。まだまだっす。オススメのカレー屋さんとかあったら教えて下さい。

出典: www.hmv.co.jp

井上唯はコレでデキている

井上唯の形成内容を示す円グラフ。

以下、M-ON! MUSIC!に掲載された「Maison book girlの井上&和田を円グラフで表すと?【ワタシはコレでデキている】」より引用。
井上唯自身が、自分を形成するうえで欠かせない“コレ”を語っている。

食…30%
井上:短大で栄養科にいたんですけど、そこでいろいろ学びながら……上京したてで友達もいないし、楽しみは食しかなかったということで(笑)、食にこだわっています。できるだけ自炊をして栄養バランスを考えながら玄米を炊いたりしているんですよ。
和田:ブログとかで写真を上げていて、どれもおいしそう! って思うけど、まだ食べたことはないです。食べさせてよ!(笑)
井上:えー(笑)。私は基本的に何でもおいしいと感じるんですよ。だから、人はどう感じるのかは未知なんですよね。今のところは自分がおいしいから満足です。苦手な食べものはキクラゲとレーズン。グラノーラとかに入っているレーズンは全部抜いて、和田にあげてます(笑)。
和田:よく食べてあげてます(笑)。食に気をつけるようになって、何か体のコンディションに変化はあった?
井上:2年ぐらい前に上京してひとり暮らしを始めて、食にこだわるようになったからかわからないんですけど、確かにここ2年ぐらいで新陳代謝が良くなったかな。パフォーマンスしていると汗もよくかくし、痩せました!

陸上部…20%
井上:高校生のときに陸上部に入っていたんですけど、めちゃくちゃ強い学校に入ってしまったので、そこで精神面をかなり鍛えられました。厳しくて……すごく厳しい(笑)。もうそれしかなかったぐらい。でも忍耐力を鍛えられたので、今になって思うと入って良かったなと思います。上下関係もそうだし、ダンスの練習がつらくても、多少のことは耐えられる気がしますね。
和田:練習では「体がしんどい」って言いつつ、その日のライブはめっちゃ汗だくになるまで頑張っていたりするよね(笑)。ストイックだと思います。
井上:それを言ったらメンバー全員メンタル強いから、それぞれキツいことはあったんでしょうけど、みんなあまり気にしてないのかもしれない(笑)。

音楽(ピアノ、アイドル)…20%
井上:小学校1年生ぐらいからクラシックピアノを習っていて……ぜんぜん上手ではなかったんですけど、ブクガ(Maison book girl)の曲を歌うにしても、なんとなく拍子とかの飲み込みが速かったりするのは、その経験があったからなのかな。ただし、今は全然弾けません(笑)。
和田:特にブクガの音楽は変調・変拍子が多いから難しいよね。
井上:難しいね~。私はブクガが初めてのグループだし、それまでダンス経験もまったくなく、他の音楽をやったことがないので、他とは比べられないんですけど。でも、難しいです(笑)。
そういえば高校生のときに周囲でAKB48やももいろクローバーZとか、アイドルがブームになった時期があって、そのときにハマって聴いたりしたんですけど、そのおかげでブクガ加入に踏み込めたっていうのはあります。
和田:今もアイドルで好きな人っている?
井上:もう100%ブクガに染められてしまっているからか、他のアーティストまで注目できていません。ブクガは、私が昔好きだったアイドルとやっていることは全然違いますけど(笑)。

地元…20%
井上:福岡の出身なんですが、昨日も地元の友達と連絡をとってました。この春に大学卒業を迎えた友だちがたくさんいて、久しぶりに連絡したら「卒業しちゃったよぉ。社会人だよぉ」って(笑)。
バイトしていたときのシフト表が画像で送られてきて「懐かしくない!?」って話をしたり(笑)。友だちの中には幼稚園からの付き合いの子もいたりして。関係は大事にしたいですね。
和田:すごい! 私は人見知りが激しくて友達が少ないので、羨ましいな。
井上:東京には友達いないよ? でも、和田は人見知りが激しいというより、ひどいレベルなので、それを見ていると「私は大丈夫だ」と思えます(笑)。
ブクガに入った当初は和田が人見知りって知らなくて、コショージ(メグミ)と一緒に和田をいじっていたんですよ。コミュニケーションをとろうと思って。でも、あとで聞いたら彼女は死ぬほど嫌だったらしいです(笑)。
和田:あれはねぇ……怖かった~よ~(泣)。
井上:あははは! でも私の東京での友達といえばメンバーぐらいだよ。

ネコ…10%
井上:ネコ派だということに最近気づきました。実家はマンション住まいだったので、ペットといえば亀や金魚だったんですよ。だから毛の生えた動物がほしいなと小さい頃からずっと思っていて。
そうしたら最近、ネコがめちゃくちゃかわいく思えてきて。Twitterでネコbotみたいなのをずっと眺めています(笑)。ネコの画像が私の癒しですね。スコティッシュフォールドかマンチカンかアメリカンショートヘアが飼いたいです。
和田:性格もネコっぽい? 顔はネコっぽいけど(笑)。
井上:私、ネコ科の顔してる!? 性格は「イヌみたい」ってよく言われるけど。事務所にプロデューサーのサクライケンタさんが飼っているロシアンブルーがいるんですけど、飼い主が忙しくてかまってあげていないのか、ネコなのにイヌみたいに活発で暴れるし、物を投げるとイヌのように全速力で入って取りに行くんですよ(笑)。もし私がネコだったらそんなタイプかもしれません。

出典: www.m-on-music.jp

他のメンバーなどからみた井上唯の印象

井上唯

コショージメグミ「井上さんはフツーです。フツー担当。いちばん人間的…というか、ケープのCMとか出てるタイプ」
矢川葵「しっかりしていてお母さんみたい。一番人としての常識がしっかりしていると思う」
和田輪「相対的に一番しっかりしてるよね。しっかり度以外にも、背の低い私たちの中では一番大きくみえるけど、実際世界の規模で見てみるとそうでもないってこともよくあるしね」

オフィシャルサイトに掲載された清水大輔氏(CUT/ロッキング・オン)による井上唯の人物像。
井上唯は、人間性の人。「井上さんは、わたしが風邪をひいてるとおかゆを作って家まで届けてくれるほど優しい!(コショージ) 」「井上さんは人間性が最高! (和田) 」「しっかりしてる!(矢川)」とメンバーが口々に(そしてちょっとテンション高めに)語ってくれたし、井上自身も「わたしは人間らしさ担当で」と述べていた。4人に対面したときに感じた『地に足の着いた心地のいい空気』と『底知れなさ』は、実は井上の佇まいや言葉 から特に強く受け取った印象だったりする。一見つかみどころがないようでいて受け手を惹きつけるMaison book girlの引力は、ある意味井上が発信源なのでは、と思う。ライブでは、長い手足を活かしたダイナミックな動きがとにかく目を引く。

Maison book girl主演映画『マイカット』の監督である小根山悠里香による井上唯の紹介文。
白い春役・井上唯(Maison book girl)
【プロフィール】
1994年9月13日生まれ 乙女座 O型
長所:意外といい奴
短所: 飽きやすい
マイブーム:カレーを食べる
悩み:新宿駅をマスターできない
【監督からの紹介文】
白い春はサキコと対になっている少女。
ゆいまーるは普段もそうだけど、演技もとてもフラットで、
言われたことを淡々とこなしてくれる。
一見、個性が見えにくいような気がしてしまうけれど、実はそれって映画では逆。
私が感動したのは廊下でサキコを慰めるシーン。
このシーンのゆいまーるは動きの段取りが他のメンバーよりも多かった。
でも、その段取りでいっぱいいっぱいになってしまっては勿体ない。
「サキコさんの表情をちゃんと見てみて」
と私は本番前にゆいまるに言いました。
そして本番、ゆいまーるは私の言った通り、じっと、じーっと、サキコを見てた。
フラットに言われたことを素直にできる分、サキコの気持ちの変化を無意識に感じ取ってくれたのだと思うのですが、
テストの時と全然違う、ゆいまーる独自の「間」が色濃く見えて、それがとても素敵だった。
終ってから本人に直接よかったよ、と言いました。
「は?」って言われたような気がするけど。笑
あと余談ですがお礼メールの文面を読んでも解るんですが、
多分すごく言葉選びのセンスがある人なんだと思います。
普段無口だけど(私の前だからか?)もっとたくさん喋ったり、文章書いたりしたらいいと思う。

「栄養士」としての井上唯

井上唯

以下、メシ通よりインタビューを引用。
「栄養士」としての井上唯にスポットを当ててのインタビューであり、Maison book girlとは違った一面を知ることが出来る興味深いインタビューとなっている。

8gfujiteru_1015
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