Maison book girl(ブクガ)の徹底解説まとめ

Maison book girlとは、2014年11月5日に結成された日本のアイドルグループ。作曲家・音楽プロデューサーのサクライケンタとBiSのメンバーであったコショージメグミを中心として誕生。サクライケンタの「現音ポップ」と称する変拍子を多用した楽曲をバックにコショージメグミが詞の朗読を行うというパフォーマンスを発展させた形といえる。一筋縄ではいかない「現音ポップ」に合わせてパフォーミングを行う、という独自の世界を持っている。2021年5月30日、活動終了が公表される。

1. lost AGE
2. blue light
3. bed
4. empty

2015年9月23日にリリースされたファーストアルバム『bath room』から約半年後にリリースされた4曲入りEP。
2021年3月現在、Maison book girlによるEPはこれのみである。

2015年11月23日、東京・渋谷WOMBにて開催された初のワンマンライブ「Solitude HOTEL 1F」において初披露された「lost AGE」「bed」(当時発表されたセットリストでは「新曲」と表記されている)、2016年2月23日、東京・新宿motionにて開催された「ekoms presents Two Series vol.6」において初披露された「blue light」、そして新たな詩の朗読「empty」の計4曲が収録されている。

●楽曲概説
1. lost AGE
作詞:サクライケンタ
作曲:サクライケンタ
編曲:サクライケンタ
増々複雑化した変拍子を持つ楽曲。
矢川葵は「この曲は歌うより踊るほうが楽しい」と語っているが、この拍子で歌いながら踊り、なおかつメンバー4人のパフォーマンスを構成するのは、かなりのリハーサルを積む必要があるだろう。
サビが4拍子になり、なおかつポップなメロディーであるため、かなり強烈なカタルシスを味わうことができる。
「現音ポップ」の一つの完成系と言えるだろう。
2015年11月23日、東京・渋谷WOMBにて開催された初のワンマンライブ「Solitude HOTEL 1F」において初披露された。

「lost AGE」
撮影・編集:二宮ユーキ

2. blue light
作詞:サクライケンタ
作曲:サクライケンタ
編曲:サクライケンタ
井上唯が「わたし的今までのブクガの曲にはなかった曲だと思います」と語っているように、従来のMaison book girlの楽曲に比べ、ややソリッド感が薄れた、柔らかみを持った楽曲になっており、無機質に感じられがちだった彼女たちの楽曲群に新しいテイストが加わった印象を受ける。
2016年2月23日、東京・新宿motionにて開催された「ekoms presents Two Series vol.6」において初披露された。

3. bed
作詞:サクライケンタ
作曲:サクライケンタ
編曲:サクライケンタ
この曲も従来のMaison book girlとは異質な印象を受けるが、ひとつにはこの楽曲では変拍子が一切使われていないというのも要因の一つかもしれない。
その代わり、二つの異なるテンポの組み合わせにより、一種居心地の悪さを演出しているパートなどが「現音ポップ」の自己主張の役割をしている。
ただしその居心地の悪さは決して聴き手を拒否している訳ではない。
2015年11月23日、東京・渋谷WOMBにて開催された初のワンマンライブ「Solitude HOTEL 1F」において初披露された。

4. empty
作詞:コショージメグミ
作曲:サクライケンタ
編曲:サクライケンタ
ファーストアルバム『bath room』に次いで最後に登場するのは詩の朗読。
サクライケンタの音楽とコショージメグミの詩の組み合わせというのがそもそものMaison book girlの原点ともいえるだろう。
今回も詩の内容は歌詞カードにはきちんと記載されていないが、それは「目で読む」のではなく「耳で読む」ことを推奨されているからかもしれない。
バックの演奏はブライアン・イーノなどによるアンビエント・ミュージックを想起させる。
コショージメグミによれば「ハンプティ・ダンプティのお話をコショージメグミが描いたらどうなるだろうと思い描き始めて、こんななりました」とのこと。

左から井上唯、和田輪、矢川葵、コショージメグミ。

以下、オフィシャルサイトより「SELF LINER NOTES」を引用。
メンバーが各楽曲に対してコメントを寄せているが、4人4様の内容になっていて興味深い。

矢川葵
1.lost AGE
最初から最後までどの部分のメロディも気持ちいい! イントロのだっだんだかだかだん!や 複雑な指さしのふりつけがある間奏、 この曲は歌うより踊るほうが楽しいです。
2.blue light
初めて聴いた時に素直に良い、と思った曲です。 きいてるとふんわり泣きそうになります。 どうして水色は嘘つきなんですかね。
3.bed
暗い、暗い、しんどい… 歌詞が今まで以上に暗い気がする…うぅ
4.empty
箱の中身はなんでしょう、おっきな苺が のってるショートケーキが入ってたらいいなぁ… 相変わらずコショージさんのかく詩は 真相が掴めなくてむず痒いです。

井上唯
1.lost AGE
わたし的に人気度が高い曲っていう認識な曲です。歌はもちろんかっこいいんですけどこの曲の注目すべきポイントはダンスにある「難しすぎる手拍子」です。一度ライブで見て欲しい、 いや、二度、三度と見てあの手拍子を習得して欲しい。そして手拍子をしながら聞いて欲しい!レッツクラップ!
2.blue right
わたし的今までのブクガの曲にはなかった曲だと思います。甘いような爽やかなようなフワフワしてて静かだけど重たいような…まるでブクガのメンバーの様にいろんな面がありますね(うまい) 私の中では冬から春へみたいなイメージで心地よい感じです。素敵な曲です。ただ問題があるとすると、歌う側難しすぎてめっちゃ苦労してます。
3.bed
わたし的メゾンブックガール史上一番カッコイイ。ブクガの曲でベストオブイノウエな曲です。好きです。イントロからカッコイイです。ダンスもカッコイイです。カッコイイ。
4.empty
白い箱といったら何を想像するでしょうか。この詩の登場人物達は中身のわからない箱を目の前にして何を思ってため息をつき、涙をながしたのでしょうか。 私は白い箱の中になにが入ってると思いますかと尋ねられてなにも答えられませんでした。今も考えてるけど思いつきません。何が入ってたらいいんだろう…欲しい物なのか、実態の無いものなのか。何が入ってたらいいんでしょうかね。
ね。

和田輪
1.lost AGE
強いドラムが気持ちいい。 落ちサビがすごいかっこいい。 なんかあんまり具体的に書けないけど好きです。
2.blue light
歌詞にはこれまでのように暗い単語が多く使われているが「嘘でもいい」「殺せばいい」というように開き直ったような表現や明るい響きの音が多く使われていてこれまでのブクガの楽曲とは少し違った雰囲気になっていると思う。 レコーディングの時に和田の甘い歌声が使いたかってんと言って貰えて嬉しかったのを覚えている!
3.bed
加入当初よりも各メンバーのできることが増えてきて、lostage、bedを2015年末のワンマンで披露したあたりから以前より難しい振り付けをさせて貰うようになった。他の収録曲もそうなのだが、bedは特に曲に合った振りを付けて貰ったので音源でもステージでも観てもらいたい。 あと母がbed最高って言ってました。
4.empty
耳鳴りは近くに幽霊がいる証拠だって話を聞いてから耳鳴りが怖くて仕方ないのでガンガントラウマを刺激される音だった。蝉の鳴き声のようなモーターのような音も実家の共用パソコンで深夜にこっそりプレイしたホラゲーみたいですごいこわい。それだけ感情が動かされるとも言えるけどこわい。こわい。

コショージメグミ
1.lost AGE
時間のループに閉じ込められたとしたらきっとこんな感じ。同じ時間をまた同じように過ごしてしまうでしょう。恋しくて痛々しくて懐かしいから一生ここに居ていいよ。
2.blue light
ギリギリのバランスで生きている機械のような曲だと感じました。この機械は私たちが歌い踊る度にどんどんとガラクタを取り込んでゆき、私たちの見たことの無い恐ろしいバケモノに容を化えてしまうかも。
3.bed
似てるけど違うもののほんの少しのズレを見つけてしまったとき。どちらを選ぶのか考えます。2つ選んでもいいし、2つ捨ててもいいのに。ベッドは1つあればいいけど。
4.empty
ハンプティ・ダンプティを知っていますか?
ハンプティ・ダンプティのお話をコショージメグミが描いたらどうなるだろうと思い描き始めて、こんななりました。

出典: www.maisonbookgirl.com

アルバム

2015年9月23日:『bath room』

『bath room』

1. bath room (intro)
2. bath room
3. my cut
4. 最後のような彼女の曲
5. snow irony
6. film noir
7. Remove
8. last scene
9. water

2015年3月14日にライブ会場限定でリリースされたシングル『white』『black』から約半年後にリリースされたファーストアルバム。
前出の『white』『black』で既に発表されている4曲(「my cut」「bath room」「film noir」「last scene」)は新規にミックスとマスタリングが行われており、ヴォーカルも一部差し換えられている。
これはシングル『white』『black』のみで脱退していった宗本花音里の歌パートを本作リリース時の新規加入メンバーである和田輪の歌に差し替えたものと思われる(ただしヴォーカル差し替えに関しての公式アナウンスはない)。

記念すべきデビューアルバムであり、Masion book girlの音世界を世界に発信する第一歩となった作品。
いずこねことの作品である程度の完成を見せていたと思われるサクライケンタの現音ポップではあるが、ここにこうしてアルバム作品として示されると、やはりかなりの独自性、特異性を感じることになるし、それが「アイドル」という括りの中から出てきたという驚きは大きい。
この『bath room』は後年にリリースされるアルバムと比較すると、まだまだ楽曲にもメンバーの歌にも硬質な部分が多くあり、人当たりのよくない、気難しそうな表情を見せる瞬間もあるが、少なくとも音楽界に与えたインパクトや、これから先への期待に大きくつながる作品だったことは疑いようがない。

●楽曲概説
1. bath room (intro)
作曲:サクライケンタ
編曲:サクライケンタ
きびきびしたハンドクラップングで始まるインスト楽曲。
ハンドクラッピングに次いでバスドラ、ギター、ベース(打ち込みと思われる)が参入してくる。
既に7拍子という変拍子で曲が進行しているため、これから始まるMaison book girlの「現音ポップ」への「心構え」的な楽曲にも映る。

2. bath room
作詞:サクライケンタ
作曲:サクライケンタ
編曲:サクライケンタ
前曲「bath room (intro)」である程度変拍子に慣れた段階で始まる本編。
7拍子の変拍子のリズムにメンバーの声による主旋律が絡むだけで世界が大きく広がる。
演奏そのものは打ち込みによるシーケンスなのだが、不思議とあまり無機質な冷たさは感じさせない。
これはマリンバを模した音がバックの演奏のアクセントとなっていることも要因の一つと思われる。

「bath room」
監督はMaison book girl出演映画『マイカット』も手掛けた小根山悠里香。

3. my cut
作詞:サクライケンタ
作曲:サクライケンタ
編曲:サクライケンタ
ここには変拍子はなく、4拍子というスタンダードなリズムで展開されていく。
バックの演奏は前曲とあまり変わらないけれど、ギターのコードカッティングにアルペシオが加わることで彩に変化を与えている。
尚、下の映像は、2020年4月8日にYouTubeで公開された「my cut -Parallel ver. -」。
これはWOWOW 歌謡ポップスチャンネル「WOWOW PLUS MUSIC-深夜1時の音楽タイム-」にて放送された冠番組「Maison book girl / Dual」内の企画で制作されたもので、「もしMaison book girlが全力のアイドルとして活動していたら」というコンセプトをもとに、メンバーの4人が考えるアイドル像が表現されている。

「my cut -Parallel ver.」
WOWOW 歌謡ポップスチャンネル「WOWOW PLUS MUSIC-深夜1時の音楽タイム-」にて放送された冠番組「Maison book girl / Dual」内の企画で制作されたもので、「もしMaison book girlが全力のアイドルとして活動していたら」というコンセプトをもとに、メンバーの4人が考えるアイドル像が表現されている。

4. 最後のような彼女の曲
作詞:コショージメグミ
作曲:サクライケンタ
編曲:サクライケンタ
ワルツのリズムで始まり、途中4拍子を経過、再びワルツに戻る、という流れの曲。
演奏のメインはピアノとスタッカータ気味のストリングス。
この曲の作詞はコショージメグミであり、単語の選び方や言葉遣いに独創性を強く感じる。
以下、2015年6月1日付のコショージメグミのオフィシャルブログより引用。
「最後のような彼女の曲」作詞中のエピソードが紹介されている。

「最後のような彼女の曲」作詞作業中のスマートフォンの画面。

サクライさんが作ってくれた三拍子の曲に
「最後のような彼女の曲」ってタイトルつけて歌詞を書かせてもらいました
三拍子の曲が好きであの雰囲気が好きです
物語が始まりそうな終わったかのようなここちよさがあります
サクライさんが作った三拍子の曲もまた同じようにここちよく
コショージなりに曲のイメージとおりに作詞できたつもりなんですけど
作詞中なぜか熱がでてしまってフニャフニャにゃ状態で完成しました
あとで見返したらここらへんとか完全に熱ってかんじなんかすっごい熱ってかんじ、ね
イメージでしか伝えずらいけどなんとなく何かを掴もうとしてる曲です
色も温度も昼も夜もはっきりしない世界で何か掴もうとするけど
掴んだモノに「これぼくしかもってないとくべつなやつだもん!」ってゆえなくてまた離してって
でもずっと手をわしゃわしゃしてずっと前向きな気持ち、なはず
でこんなことってよくあって簡単な熟語で片付けられることなんだけどそれをわざわざこんなふうに伝えようとすることに何の意味もなくてそんなふうな感情もろともそれだけはっておもいたいだけなんです

出典: ameblo.jp

5. snow irony
作詞:サクライケンタ
作曲:サクライケンタ
編曲:サクライケンタ
5拍子で始まり、途中4拍子を経過、再び5拍子に戻る、という流れの曲。
リズムにばかり耳がいってしまうと聞き逃してしまうのだけれど、非常にポップでキャッチーなメロディの曲でもある。
いわゆる「現音ポップ」の特徴をよく表している楽曲の一つ。

「snow irony」
撮影・編集:二宮ユーキ

6. film noir
作詞:サクライケンタ
作曲:サクライケンタ
編曲:サクライケンタ
今度は6拍子の曲。
叩きつけるようなアコギの音がリズム楽器の一部になっている。
サビになり4拍子になるとキャッチーなメロディが歌われる。
コーラスはずっとユニゾンで進むが、無機質になりがちな演奏に少女性、というよりもどちらかというと中性的な魅力が十分に感じられる歌声が乗ると、不思議なハイブリッド感を味わうことができる。

7. Remove
作詞:サクライケンタ
作曲:サクライケンタ
編曲:サクライケンタ
7拍子による曲。
ここでもサビは4拍子になる。
割と勢いのよい演奏で、ロック的なテイストも感じられる。

8. last scene
作詞:サクライケンタ
作曲:サクライケンタ
編曲:サクライケンタ
ちょっと不協和音っぽいアコギの叩きつけるようなストロークで始まる曲。
スタッカート気味のストリングスがいいアクセントになっている。
どの楽器もパーカッシブな響きを持っており、それらをバックにメンバーの流れるようなヴォーカルが流れる。
この対比も面白い。

9. water
作詞:コショージメグミ
作曲:サクライケンタ
編曲:サクライケンタ
いきなりのノイズから水の音、そしてピアノの演奏にのってコショージメグミ作による詩の朗読が始まる。
歌詞カードにはこの詩は載っておらず、ひたすら耳から言葉を吸収するしかないのだが、その超現実的な内容と各メンバーの声質が相まって、独特の世界観を作り上げている。
「Bath room」というアルバムタイトルと絡めて思考してみるのも一興。

左から矢川葵、井上唯、和田輪、コショージメグミ。

以下、オフィシャルサイトより本アルバムに寄せられたコメントを抜粋して引用。
サクライケンタやMaison book girlと親交のある人物からの、ファーストアルバムへの祝辞などを読むことができる。
なお、ここに引用したものはごく一部である。

大森靖子 (シンガーソングライター)
サクライケンタの混沌が、女子中学校のグラウンドで、もう何年も何億週もぐるぐるぐねぐねとうねり続けている。
彼が何を待っているのか、何から逃げているのか、なんの意味もないのか、誰も知らない。
砂も鉄棒も兎も女生徒も、雨と間違えて音が降ってきた日の朝、みーんなグラウンドに出てきて、ちっちゃい前ならえをして整列する。
朝礼が終わると、ブクガのメンバーは全てのテスト問題を捨て、透明に踊る。とても静か、とても清らか。
本当はその音を降らせているのは、本当は学校の神様は、本当は世界をつくっているのは、本当に愛しているのは、
ね。

ピエール中野 (凛として時雨)
硬派でプログレッシブなアプローチが多々登場する独創性の塊のようなサウンド。重なるメンバーの歌声はポップでもあり、強烈な刹那を感じさせてくれる。どこで聴いても、例えば、ありふれた街の景色にも不思議な程に馴染むから、再生したくなる中毒性がある。独自の世界観を貫く格好良さが詰まっているし、あと何が良いって、音が超良くて、冷たい。これ、アイドルへのコメントとは思えないけど、アイドルなんだよね。

ぱいぱいでか美 (タレント)
去年いろんな地方でライブをしたときに結構な田舎にも行ったんですが、空き地の、鎖がはられた向こう側にだけ彼岸花が大量に咲いてて、それに見惚れてたら現代にまだ居たんだって感じのTHE子供がすぐ側で虫取りをしていて、そりゃ誘拐もなくならないよなと。
美しすぎるものの裏に見えるそこはかとない恐怖とか絶望とかの得体知れなさ、をしっかり掴み込んで音になってるのが、私は少しいやかなり怖い。サクライさんは自分の虚無を女の子に代弁させててズルいってずっと思ってたんですけど実は全然逆なのかもしれないです。私の排水口はもうゴポゴポ言って吸い込んでんのか逆流してんのかもわからないです。コショたんゆいまーるあおいたん輪ちゃんが可愛くてよかった、スキ♡

蒼波純
CDの発売おめでとうございます!
聞きましたが、少し難しくて不思議な音楽です。
いつか共演できたらうれしいです。

ハシダカズマ (箱庭の室内楽)
変拍子って言葉はあまり好きじゃないのですが、十数年飽きずに変拍子の歌もの曲を作りづけてきた僕がここを語らずに誰が語るんだって思うのでちょっと触れておくと、7拍子とか5拍子って作るのはそんな難しいものではないんだけど、ポップに歌をちゃんと聴かせるのは、技術とセンスが結構要求されるんですよねほんとに。ブクガの音楽が実際の複雑さ以上にさらっと聴けてしまうのは、サクライくん作曲能力の賜物なのですが、それをちゃんと歌って踊るブクガのメンバーも凄いなぁと思います。たぶんちょっとコピーしてみたり歌ってみたりすると結構できないと思います。それほどちょっとおかしな音楽です(凄い褒めてます)。変な音楽好きな人はかなり楽しめると思うので偏見抜きに聴いてもらいたい一枚です。
あと、ボーカルの無垢性というか、透明感というかが、なんか中性的なのも魅力だなぁと思いました。当然みなさまお奇麗な美少女さんたちなのですが、どこか少年的だなぁと。歌詞の印象に引っ張られてるというのもあるかもなんですが。
ともあれアルバム発売おめでとうございます!凄い売れそうです。

出典: www.maisonbookgirl.com

左から井上唯、和田輪、コショージメグミ、矢川葵。

以下、Mikikiよりレビューを引用。
Maison book girl初のアルバムがメディアからどう受け取られていたか(ごく一部であるが)垣間見ることができる。

8gfujiteru_1015
8gfujiteru_1015
@8gfujiteru_1015

Related Articles関連記事

目次 - Contents