Maison book girl(ブクガ)の徹底解説まとめ

Maison book girlとは、2014年11月5日に結成された日本のアイドルグループ。作曲家・音楽プロデューサーのサクライケンタとBiSのメンバーであったコショージメグミを中心として誕生。サクライケンタの「現音ポップ」と称する変拍子を多用した楽曲をバックにコショージメグミが詞の朗読を行うというパフォーマンスを発展させた形といえる。一筋縄ではいかない「現音ポップ」に合わせてパフォーミングを行う、という独自の世界を持っている。2021年5月30日、活動終了が公表される。

和田輪がMaison book girl参加以前に輪廻むい名義でリリースしたシングル。
高校卒業後、和田輪は北海道から上京し秋葉原の「秋葉原ディアステージ」でアルバイトを始めている。
このシングルはその「秋葉原ディアステージ」から、シングルCDを毎月発売する企画「ツキイチ!」の1枚としてリリースされた。
「秋葉原ディアステージ」とは、株式会社モエ・ジャパンが運営する秋葉原にあるライブイベントスペース及びバー。
かつてここに在籍していた人物には夢眠ねむ、最上もが、テンテンコ、シグサワアオなどがいる。

2015年1月31日:和田輪『ツキイチ!〜DearStage2014〜』(コンピレーションアルバム)

『ツキイチ!〜DearStage2014〜』

和田輪がMaison book girl参加以前に輪廻むい名義で活動していた「秋葉原ディアステージ」からリリースされたアルバム。
高校卒業後、和田輪は北海道から上京し、この「秋葉原ディアステージ」でアルバイトを始めている。
「秋葉原ディアステージ」とは、株式会社モエ・ジャパンが運営する秋葉原にあるライブイベントスペース及びバー。
このアルバムはその「秋葉原ディアステージ」から、シングルCDを毎月発売する企画「ツキイチ!」の1枚としてリリースされた楽曲を集めたもの。
その企画の一環として2014年8月30日に輪廻むい名義でリリースした「PRISM DRIVE」が収録されている。
また、同企画に参加したメンバーが一同に会して収録された「DearStage」にも参加している。

秋葉原ディアステージ「DearStage」

Maison book girlの代表曲

左から井上唯、和田輪、コショージメグミ、矢川葵。

ここではMaison book girlの代表曲を紹介するが、MVは既に「Maison book girlのディスコグラフィー」で紹介済なので、2017年5月9日、東京・赤坂BLITZにて開催された「major 1st album『image』release tour 2017 Solitude HOTEL 3F」のライブ映像をメインに紹介していく。

bath room

「bath room」

2015年3月14日にライブ会場限定で発売されたシングル『white』、及び同年9月23日にリリースされたデビューアルバム『bath room』に収録されていた楽曲。
シングル『white』では井上唯、コショージメグミ、宗本花音里、矢川葵での歌唱であるが、デビューアルバム『bath room』では宗本花音里に代わって参加した和田輪の歌唱に差し替えられている。
ただし歌唱差し替えに関しての公式なアナウンスはない。

映像のライブは2017年5月9日、東京・赤坂BLITZにて開催された「major 1st album『image』release tour 2017 Solitude HOTEL 3F」からで、初のワンマンツアーの千秋楽の模様。
「bath room」はこの日の16曲目、アンコールで披露された楽曲。
振り付けは二丁目の魁カミングアウトのミキティ本物。

サビ以外の歌のパートはコショージメグミと和田輪、矢川葵と井上唯のペアで歌われていく。
4拍子+3拍子の変拍子が中心になっているが、そのことで振り付けがギクシャクすることがないのは、振り付けを担当したミキティ本物の力量の大きさだろう。
フレンチカンカン風や応援団風の振り付けが面白い。

snow irony

「snow irony」

2015年9月23日にリリースされたデビューアルバム『bath room』に収録されていた楽曲。

映像のライブは2017年5月9日、東京・赤坂BLITZにて開催された「major 1st album『image』release tour 2017 Solitude HOTEL 3F」からで、初のワンマンツアーの千秋楽の模様。
「snow irony」はこの日の15曲目、アンコールで披露された楽曲。
振り付けは二丁目の魁カミングアウトのミキティ本物。

「オイオイ!」と掛け声をかけるパートは5拍子になっているが、観客側もすでに変拍子には慣れっこになっていることがわかる。
アンコールでのパフォーマンスであり、観客とのコミュニケーションをとる場面も見られる。
スタジオ盤で聴く以上にエモーショナルなパフォーマンスになっている。

last scene

「last scene」

2015年3月14日にライブ会場限定で発売されたシングル『black』、及び同年9月23日にリリースされたデビューアルバム『bath room』に収録されていた楽曲。
シングル『white』では井上唯、コショージメグミ、宗本花音里、矢川葵での歌唱であるが、デビューアルバム『bath room』では宗本花音里に代わって参加した和田輪の歌唱に差し替えられている。
ただし歌唱差し替えに関しての公式なアナウンスはない。
また、2017年7月19日リリースのシングル『412』に「last scene -2017Ver.-」が収録されている。

映像のライブは2017年5月9日、東京・赤坂BLITZにて開催された「major 1st album『image』release tour 2017 Solitude HOTEL 3F」からで、初のワンマンツアーの千秋楽の模様。
「last scene」はこの日の17曲目、アンコールを含めてこの日披露された最後の楽曲。
振り付けは二丁目の魁カミングアウトのミキティ本物。

この日のライブ最後の楽曲は、終始モノトーンの雰囲気でパフォーマンスが進行されていく。
変拍子が使われない、淡々とした曲調であるにも関わらず、ダンスとこのモノトーンの雰囲気が相まって見る者をとても惹きつける。
この日のライブ最後の楽曲であると同時に、Maison book girlに初めて提供された楽曲でもある。

lostAGE

「lostAGE」

2016年3月30日にリリースされたEP『summer continue』に収録されていた楽曲。
映像のライブは2017年5月9日、東京・赤坂BLITZにて開催された「major 1st album『image』release tour 2017 Solitude HOTEL 3F」からで、初のワンマンツアーの千秋楽の模様。

「lostAGE」はこの日の13曲目、アンコールで披露された楽曲。
振り付けは二丁目の魁カミングアウトのミキティ本物。

かなり複雑な変拍子を持つ楽曲なので、振り付けを担当したミキティ本物もかなり大変な思いをしたはずである。
またこの拍子でダンスを踊るメンバーもかなりのリハーサルを積まなければ、映像のようなきちんとしたパフォーマンスは出来ない。
加えて、この曲にエールを送る観客にとってもこの変拍子は難問であるにも関わらず、演者、観客共に難なくこなしているのは、やはり凄い空間である。

blue light

「blue light」

2016年3月30日にリリースされたEP『summer continue』、及び2017年4月5日にリリースされたメジャーデビューアルバム『image』に収録されていた楽曲。

映像のライブは2017年5月9日、東京・赤坂BLITZにて開催された「major 1st album『image』release tour 2017 Solitude HOTEL 3F」からで、初のワンマンツアーの千秋楽の模様。
「blue light」はこの日の10曲目に披露された楽曲。
振り付けは二丁目の魁カミングアウトのミキティ本物。

歌い踊るMaison book girlのメンバーや、それにエールを送る観客たち、だけでライブで成立している訳ではない。
ステージを照らし出すライティングや演出もライブを彩る重要な要素になっている。
この曲ではメンバーの影たちも重要なパフォーマンスを担っている。

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@8gfujiteru_1015

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