Maison book girl(ブクガ)の徹底解説まとめ

Maison book girlとは、2014年11月5日に結成された日本のアイドルグループ。作曲家・音楽プロデューサーのサクライケンタとBiSのメンバーであったコショージメグミを中心として誕生。サクライケンタの「現音ポップ」と称する変拍子を多用した楽曲をバックにコショージメグミが詞の朗読を行うというパフォーマンスを発展させた形といえる。一筋縄ではいかない「現音ポップ」に合わせてパフォーミングを行う、という独自の世界を持っている。2021年5月30日、活動終了が公表される。

以下、ミスIDより矢自己紹介PRを引用。
Maison book girlデビュー前の矢川葵の姿を垣間見ることができる。

自己紹介PR
Q.将来の夢はなんですか? A.親しみやすさと少しの上品さを持った寿司のような女になること
Q.最近みた映画は? A.永遠に美しく
Q.「これだけは人に負けない!」というものは? A.アイドルになった妄想をしている時間の多さ
Q.人生で「これだけは経験しておきたい」ことは? A.ヲタ芸を打ってもらいたい
Q.あなたにとってのアイドルは誰? A.松田聖子さん、松浦亜弥さん、キティちゃん

出典: miss-id.jp

ポカリ女子に選出された矢川葵。

2015年には「ポカリ女子」の一人に選出されている。
ポカリ女子とは、京都在住の冨田小雪さんがTwitter上でスタートした、ポカリとチャーミングな女の子を組み合わせて撮影するセルフ・プロジェクトで、その活動が大塚製薬株式会社の目に止まり、ポカリスエット公式Facebookページとのコラボレーションが実現した企画。
このポカリ女子とCHEERZのコラボ企画「ポカリ女子 出演モデルオーディション」に応募し、見事に選出された。

「『ダメ。ゼッタイ。』普及運動」の一コマ。

2018年には、厚生労働省、各都道府県、公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター主催のもと実施されている、薬物乱用防止のためのキャンペーン「『ダメ。ゼッタイ。』普及運動」の啓発メッセージ映像に出演している。
*残念ながら動画は既に削除されている。

矢川葵

以下、musiciteよりインタビューを引用。
Maison book girlメジャーデビュー前のインタビューで、メジャーデビューに対する意気込み、Maison book girl加入前後や上京時の不安な気持ちなどが語られていて興味深い。

メジャーデビュー目前のブクガ事情 -レレセ事件〜カナダツアー-
メジャーデビューおめでとうございます。
矢川:ありがとうございます。
WWW Xでのワンマン(Solitude HOTEL 2F)も見させてもらったんですが、どんな手応えでしたか?
矢川:楽しかったです。ノンストップでやるのもずっと練習してたんですけど結構しんどかったんですよ。でも、本番はしんどいと思う前に終わっちゃって。あっという間でした。
去年のWOMBでのワンマンとの違いはありましたか?
矢川:あの時は新曲を2曲披露することになってて、それで一杯々々で他の曲の見直しとかもできずに本番だったんですけど、今回は今までライブで披露したことある曲だったので、それも全部見直して…あと、でんぱ組.incのピンキー(藤咲彩音)さんがダンスの練習を見に来てくれて。
らしいですね。
矢川:4人ともダンス経験者じゃないんで、"こういうときは手をどうしたらかっこいいんだ?"っていうのが分からないんですよ。そういう表現力みたいなところをピンキーさんに教えてもらってからの本番だったので去年よりはクオリティとかも上がってたんじゃないかな。
では、ワンマンは自信をもって臨んだ感じ?
矢川:緊張はしてましたけど。"やってやらなきゃ"って気合いがありました。
お客さんも一杯で、本当にいいライブだったんですけど、最後のアルバムリリース発表の時に…
矢川:レレセが、レレセが(笑)(※アルバムリリースの発表の情報が会場のスクリーンに映し出された際、「2017 early spring RERESE」とReleaseがRERESE(レレセ)となっていた"レレセ事件")
葵ちゃんが必死に隠そうとしてましたね。
矢川:"A"を足そうとしました。
RERESEの前でピョンピョン跳ねてたのはAの文字を作ってたんですか。
矢川:(笑)
ちょっと前に海外に行ったばかりなのに…って思いながら見てましたよ。(※Maison book girlは、2016年10月5〜10日にかけてカナダでのライブイベント「Next Music from Tokyo vol 9 」に出演した。)
矢川:そうなんですよ。
カナダでのライブはどうでしたか?
矢川:海外に行くのが初めてだったので行く前はすごく不安だったんですよ。英語も喋れないし、ご飯も何があるか分からないし、10日間って結構長いし、長時間飛行機に乗るのも初めてで。ボロボロになって帰ってくるんじゃないかと思ったんですけど、カナダに呼んでくれたスティーブンさんっていう人がすごく優しくて、お客さんもウェルカムな感じで、私たちが絶対通じてないはずの片言の英語もニコニコして聞いてくれてて、ご飯もおいしくて。
ご飯おいしかったんですか。
矢川:おいしかったです。お寿司屋さんもありました。
日本と食べるのと変わらない感じでした?
矢川:ちょっとお米が固いぐらいで全然おいしかったです。旅行に行った気分でした(笑)
お客さんに日本の人もいました?
矢川:全部の日を通して10人ぐらい?一回のライブには3人ぐらいなんですけど、いつも来ててるお客さんが来てくれて。
すごいですね。
矢川:「カナダまでありがとう!」ってめっちゃ言いました。
現地の人もいるんですよね?
矢川:日本から来た人以外は現地の人ばっかりです。
ライブはどうでした?
矢川:ノリが日本の人とちょっと違って静かな曲でもリズムとって聴いてくれてて。国民性?なのか日本だと端っこの方でおとなしく聴いてくれてる人も多いんですけど、みんな始まる前からノリノリで。
MIXを打つ人もいたらしいですね。
矢川:それ、スティーブンさんが"日本のアイドルの盛り上がり方"みたいのを紙に書いて説明してくれて。言うタイミングとかはその日に来てくれた日本のファンの方に「よろしくね!」みたいな(笑)
また海外に行きたいですか?
矢川:はい。もう帰るのが嫌なぐらいすごく楽しくて。10日間が早かったです。

出典: www.musicite.net

矢川葵

「とにかく仕事が欲しかった」-矢川葵がMaison book girlに入るまで-
葵ちゃんがブクガを始めてからこれまでの話を聞きたいんですが、その前にミスiD(※)のころからちょっとだけ振り返らせてもらえますか。(※ミスiD…講談社が主催するアイドルオーディション。過去に玉城ティナなどがグランプリを受賞)
矢川:はい。
ミスiD 2015に参加してファイナリストに残りましたよね。オーディションのときの動画も見たんですが…。
矢川:あ"ぁぁ…。もう早く消して欲しいやつ。終わってから何年も置いておくもんじゃないと思います(笑)
ミスiDはなぜ受けようと思ったんですか?
矢川:専門学校を卒業して就職活動をしてたんですけど、ことごとく落ちて嫌になって結局普通に雑貨屋さんのバイトをしてたんです。でも定職には就きたくて、就職活動の一環として思い出づくりみたいな感じで「どうせ受からないだろうけど、とりあえず書類を送ろう」って送ったらなぜか最後まで残ってしまって。ただ、ファイナリストにはなったんですけどすぐに仕事がくるわけでもなく相変わらずバイトを続けてたら小林さん(ミスiD実行委員長/妄撮P)から「サクライさんという方がアイドルグループのメンバーを募集してるからお話だけでもどうですか?」って。その時は私もサクライさんも大阪に住んでたので大阪のカフェで会いました。私を含めて3人ぐらい候補がいたらしいんですけど、その一週間後ぐらいに「矢川さんでお願いします」って電話が来て、そこからバイトを続けながら週末だけ東京に行って練習したりライブに出たりっていうのが始まりました。
最初にサクライさんに会ったときの印象は?
矢川:…暗いな、って(笑)"サクライケンタ"って名前で勝手にもうちょっと爽やかな人を想像してたんですよ。そしたらこんな感じ(両手を目の前あたりに持ってくる)の黒髪で、すごい猫背で、でっかいリュック背負いながら「…サクライです」みたいな感じで、「おぉぉ…」って思ったんですけど、でも話したら丁寧に喋ってくれる方だったので大丈夫かな?と。
そうやってブクガに入ることになった訳ですが、ブクガは他のアイドルグループとだいぶ雰囲気が違いますよね。
矢川:違いました。
やる前はどんなイメージを持ってました?
矢川:ブクガの妹分にクマリデパートってグループがあるじゃないですか。ああいうのだと思ってたんですよ。かわいい衣装を着て、かわいい歌を歌って…っていうのが好きなので、そういうのができると思ってたらオヤオヤみたいな(笑)
(笑)
矢川:初めていただいた曲もすごく不思議な曲で、"アイドルがこれを歌うのか…"みたいな。でも、その時はとにかく仕事が欲しくてなんでもやります!って感じだったので、嫌だなとかは思わずやり始めましたね。

出典: www.musicite.net

矢川葵

「何をしてるんだろう…」-不安な中での上京、そしてメジャーデビューへ-
そこから丸2年ぐらいの活動ですが、その間は順調でした?それとも大変なことの方が多かった?
矢川:最初の3〜4ヶ月ぐらいはやっぱり楽しいんですよ。初めてやることばっかりだし、ファンの人とかもできたりして。でもメンバーが一人辞めちゃうことになって…。最初はコショージが中心になってそこに辞めちゃった子がいて、私と唯ちゃん(井上唯)はド素人なので2人についていく、みたいな気持ちだったんですけど急にそのお母さんみたいな人がいなくなっちゃったからどうしたらいいんだ?って。サクライさんも急なメンバー変更でバタバタして全然曲が作れなかったみたいで、曲も増えなくてライブもほぼ毎回同じ曲をやるばかりで…。その時は練習もほとんどなかったので活動してから4〜5ヶ月目ぐらいから「何をしてるんだろう…」って。
大丈夫なのかな、って?
矢川:このままずっとこれを続けてて将来どうなるんだろう?ホントに上京しちゃっていいのかな?みたいな。
その頃はまだ通いだったんですね。
矢川:唯ちゃんもまだ博多から来てたのでよく一緒に帰ってて、「不安だね」って話てたんですけどサクライさんは「"来月ぐらいに上京してきてね"って言ってるし…」みたいな。
その時はもう和田さん(和田輪:2015年3月27日加入)はいたの?
矢川:はい。
それでもまだ不安定な状態が続いてたんですね。
矢川:その時はまだライブも入ってなかったので平日はすごくヒマで。
たしかにブクガはライブが少なかった印象がありますね。
矢川:そうなんですよ。他のアイドルさんがいっぱいライブをしたり、ワンマンをやりますって言ってるのを見ててモチベーションがどんどん下がっちゃってたんですけど、去年の11月にワンマンが決まってからは曲も増えてライブもいっぱい入って"やらなきゃ"というか気持ちが戻ってきました。サクライさんも私たちが追いつかないくらいに曲をくれるようになって。で、その頃に徳間ジャパンさんからメジャーの話が来てるから今まで以上に頑張って欲しいって言われたんです。
それはいつ頃ですか?
矢川:今年の夏くらいかな?でも完全に決定したことは言われてなくて「今度の定期ライブで発表するから」って言われて「何を?」って聞いたら「メジャーデビューだよ」って。
月見ル君想フでのイベント(夜明けの月と煙 Vol.2)ですよね。
矢川:はい。なので最近はその頃の不安な気持ちはもうないです。
でも、他のアイドルグループと毛色が全然違うブクガのメジャーデビューってすごいことだと思いますよ。葵ちゃんはブクガのメジャーデビューって想像してました?
矢川:メジャーデビューしたい気持ちはあったんですけど…。私の母はMステに出るようなメジャーなアーティストさんしか知らないので、ブクガのCDを聴いた時に「よく分からない曲だね」って言われたんです(笑)
なるほど(笑)
矢川:最初は私もよく分からんかったんですけど最近サクライさんの曲が好きになって、面白いなって思えるようになったんで、普通のアイドルさんを聴いてる方は最初はあまりピンとこないと思うんですけど、私もブクガをやってるうちに好きになったからたぶんどこかに引っかかると思うんですよ。…なのでもうちょっと根気よく聴いてみて欲しいなって。
そういう結論ですか(笑)
矢川:ひとつ山を越えて聴いてもらえたら色んな人に好きになってもらえると思うからメジャーデビューはしたいな、って思ってました。
今振り返るとアレはメジャーが決まる頃の話だったのかな?って思うことがあったんですけど。サクライさんがクマリデパートを始めたり、ブクガメンバーに”もっと頑張らないとダメ”みたいなことをtwitterで言ったりしてたじゃないですか。その時ってどんなことを思ってたんですか?特にクマリデパートが始まった時は「ブクガはもうヤバいんじゃないか。サクライさん、絶対クマリデパートの方が好きじゃん!」って思ってたんですけど。
矢川:そうなんですよっ。もう捨てられたと思って(笑)3人ともかわいいし素直だし、絶対サクライさんもクマリデパートの方が好きやから曲もどんどんそっちに作って、"ブクガなんて…"みたいな感じになったらどうしよう、って思ってたんですけど、「それはないから大丈夫」って言ってくれてて。で、言った通りにいっぱい曲も作ってくれたり、グッズのこともやってくれてるのでそういう不安は一瞬でなくなりました。

出典: www.musicite.net

矢川葵

「すごい笑ってるつもりなんですよ」-ブクガのライブ&twitterの使い方-
ブクガってライブ中にあまり笑うなって言われてたりするんですか?
矢川:いや、全然言われてなくて4人ともそういう性格なんです。コショージ(メグミ)は真顔もニコニコしてる感じの顔なんですけど、私は昔から楽しいって思っててもあんまり顔に出ないんですよ。だからライブ中もすごく笑ってるつもりでも後から「葵ちゃんは真剣な顔でやってるね」って言われてアレ?みたいな。
そうなんですよ。コショージだけ一人ニヤニヤしながらライブしてる印象があって、他の3人はわざと笑ってないの?と思うぐらいクールというか…。
矢川:いやー、違うんですよ。唯ちゃんも結構キリっとした顔して、和田ちゃんは笑うのが下手らしくて(笑)
ちょっとぐらい笑ってもいいと思うんですけどね。
矢川:個人的にはすごい笑ってるつもりなんですよ。ワンマンの時も一曲目からすごい楽しくなっちゃって笑ってたんですけど、それは伝わりましたか?
あんまり分からなかったかも。
矢川:うー。満面の笑みのつもりでした…。
あとtwitterもあまりやらないじゃないですか。
矢川:苦手なんですよね。何をつぶやけばいいのか分からなくて。仕事ばっかりしてるので、たまにしか人と遊んだりしかないから基本一人の生活なんですけど…。一人で思うこととか色々あるじゃないですか。
例えば?
矢川:テレビが面白いなとか、歩いてる人の服装がきれいだなとか。そうやって思ったことも自分の中で終わるんですよ。ブログってすごく流行ったじゃないですか。私も一応してて、友達のブログも見たりするんですけど、友達は毎日こんなことがあったとか日記みたいに書いてるんですけど、私は友達と遊びに行ったとか特別な日じゃないと何を書いたらいいか分からなくて。
twitterもそういう感じでつぶやけない?
矢川:そうなんです。”果たしてこれをツイートして意味があるのだろうか?”みたいなことを思ってしまいがちで…。
そんなこと考えながらtwitterしてる人なんていないですよ(笑)
矢川:ツイートすべきこととしなくていいことの境目が自分の中でよく分からないんです。
"#目指せフォロアー1万人"ってハッシュタグつけてつぶやいてるじゃないですか。葵ちゃんなら1万フォロアーとか瞬殺だと思ってるんですけどね。
矢川:全然なんですよね、それが。普段のツイートをした方が増えるのかなぁ?って思って、最近は自分の中でどうでもいいって思ったことでも頑張ってツイートするようにしてて…。
自撮りですよ。自撮りで少しだけ笑ってみるとか"釣り画像"を上げるとか。
矢川:釣り画像!?(笑)
ちょっと困った感じの顔とかあるじゃないですか。毎回やらなくていいんですけど10枚に1枚ぐらいのペースで入れたらあっという間に100〜200人ぐらいフォロアーが増えますよ。
矢川:なるほどぉ。
あと、ちょっと病んでる風のツイートをするとか。
矢川:あっ、そう。病んでる風のツイートはミスiDの時はしてたんですよ。でもフォロアー数が増えると、私がちょっと病んだようなツイートをするとファンの人たちが何かした訳じゃないのにすごく心配してくれるのが申し訳なくて…。
いいんですよ。"釣り"だから。
矢川:(笑)だから私はもうtwitterでは病まないって決めたんです。ネガティブワードは使わないって。

出典: www.musicite.net

矢川葵

「これからコショージはここにいてくれる」 -矢川葵にとってのコショージメグミ-

コショージのことについて少し聞かせてもらえますか。コショージはサクライさんと一緒にブクガを作ったメンバーですが、彼女は葵ちゃんにとってどういう存在ですか?
矢川:んー。なんかすごい好きなんですよね。コショージのことが(照)
分かります。伝わってきます。
矢川:元々人なつっこいというか、人を引き寄せやすいところがあると思うんですけど、初めて会った時はやっぱり緊張するじゃないですか。私、人見知りなんで何話したらいいか分からなくなってた時に年齢を聞かれて同い年ってことが分かったら会って5分ぐらいしか経ってないのに「えー!?同い年じゃん!」ってハグをされたんですよ。そしたら「わー、好きだ」って思って(笑)
(笑)
矢川:こんなに人との距離感が近い人が初めてだったのでそれがすごく嬉しくて。それからなつくようになりました。あと私はサンリオが好きなんですけどコショージもサンリオが好きだったり、一見趣味が合わなそうに見えて私は一番話しやすい。練習の時とかは和田ちゃんに「そこ違うよ!」って言われたりするんですけど、ライブの時に映えるというか"おぉ!?"って思う行動をやるのはコショージかな?って。今年の夏に…どこやっけな?江ノ島?でライブをした時に豪雨だったんですよ。
サワソニじゃないですか?
矢川:そうです。サワソニです。あの時も他のメンバーは”あぁ…”ってなってたんですけど、コショージだけ海に飛び込みに行って。そういう突拍子もないことをできるところがすごいなって。
葵ちゃんもやりたいなって思ったりします?
矢川:思わないです。
あ、思わないんですか。
矢川:私、ダイブとかも怖くてできないので。
海に行くぐらいはいいんじゃないですか?
矢川:…天気がよければ(笑)ドロドロになるのがあまり好きじゃなくて。コショージが海に飛び込んだ後の衣装をずっと絞ってたのが私です。
去年コショージにインタビューした時に聞いたんですが、コショージのことを好きになる女の人は"ダメ女気質"があるらしいですよ。
矢川:そうなんですよね。でも、私はピンキーさんほどではないのでまだ大丈夫かなって思ってます(笑)
そのコショージがブクガのメジャーデビューを発表した時にした「BiSよりもブクガの方が好き」って話を聞いてどう思いました?
矢川:めーっちゃめちゃ嬉しかったです。最初の頃、たまにプー・ルイさん(BiS)やサキさん(GANG PARADE/元BiS)とかと楽屋が一緒になるとコショージはそっちに行っちゃうんですね。今はみんなで喋ったりするんですけど、最初の方は私達は3人で固まって、コショージだけ向こうの楽屋にいるとかで結構距離を感じてたんですよ。BiSのことがすごく好きで加入したっていうのは知ってたんで、何かあったらそっちに戻っちゃいそうな気がして。でも、だんだん日にちを重ねていくうちに"ブクガの方が好きになった"って言ってくれて、「もうこれからコショージはここにいてくれるんだ」って思えて…泣きました(笑)

「お母さんを安心させたい」-メジャーデビューでやりたいことは?-
これからの話なんですがメジャーデビューをしてやりたいことはありますか?
矢川:やりたいこと…。実家が大阪なので大阪に住んでても伝わる仕事がしたいんですよ。この間、「PON!」(日本テレビ系列)のエンディングテーマに決めていただいた時も嬉しくて連絡したんですけど「大阪じゃ見れない」って言われて。
そうなんですか?
矢川:関西圏じゃ放送していないらしいので全国で流れるテレビとかに出たらお母さんも安心させてあげられるというか。ライブも東京ばっかりなので見に来たことがないんですよ。
大阪でライブした時も?
矢川:大阪でやっても「自分の娘が歌って踊ってるのは恥ずかしくて見れない」って(笑)
(笑)気持ちは分からなくもないですけどね。
矢川:だから上京させたけど東京で何してるか分からない状態なんですよ。なので最近は「取材させてもらったよ」とか「CDが出たよ」って言えるんで安心させてあげられるんですけど…
全国区で分かりやすく…っていうとなんですかね。でもテレビに出るとなると喋れるかどうかが問題になったりしますよ。今のブクガのライブだってほとんどMCないじゃないですか。「Maison book girlでしたっ」って最後に言うくらいで。
矢川:そうなんです。ブクガの今一番弱いところは喋りが苦手ってところなんです。ラジオに出ても喋らないと伝わらないのに身振り手振りで「あれがこれで」みたいに全然伝わらない話をしちゃって、終わってからすごく反省するんです(笑)
ラジオも興味あります?
矢川:あります。だから自分でツイキャスとかやろうかな?と思ったんですけど、家にWi-Fiがつながってなくて通信制限が…。
スマホでしか使えないんですね。
矢川:そうなんです(泣)この間、CHEERZさんの"ちあスト"っていうのをやったんですけど、次の日からtwitterが全然開けなくなって…。そこをどうにかしなきゃいけないので自分の携帯を使わなくてもできるラジオとかのお仕事が欲しいな、と思いました。
あと、葵ちゃんは他の人のPVに出たり、映画に出たりすることもあるじゃないですか。ああいうお仕事は?
矢川:出たいです。「清涼飲料水のCMに出てよ」とかファンの人に言われるんですよ。
twitterの「#ポカリ女子」で頑張ってましたよね。
矢川:そうなんです。そういうのに呼ばれたいなって思います。
僕は"ワンデーアキュビュー"のCMに出てほしいです。
矢川:あー。コンタクトしてます。
アレ風なのを撮ってtwitterとかに上げればいいんですよ。
矢川:(笑)
では、最後はメジャーデビューにあたっての意気込みで締めてもらえますか。
矢川:頑張ります。北海道から沖縄までの人が知ってるよって言ってもらえるグループになりたいです。お母さんを安心させたいって言うのが一番大きいですね。

出典: www.musicite.net

矢川葵の「こだわりの部屋」「ファッション」

矢川葵のおこだわり。

以下、OTOTOYに掲載された「メンバーおこだわりの「お部屋」を写真とともに公開」より抜粋。
矢川葵のおこだわり。
「私のお部屋のお気に入りはここです! 窓の前に大好きなサンリオ・グッズやカードキャプターさくらの杖などを置いています。自分で買ったものや昔ファンの方にもらったものもあります! 今1番のお気に入りは真ん中にあるサンリオのジオラマで、友人が今年のお誕生日にプレゼントしてくれました! こういうのはハマりだすと全部欲しくなっちゃうから我慢していたのでプレゼントしてもらえてとても嬉しかったです。昔本当にサンリオで販売していたものがミニチュアになっていて、この柄懐かしいなぁ~と思いながら自分で配置を考えるのがとても楽しかったです。最近ものが多くなってきて収納に困ってるのですがサンリオでお買い物するのは一生やめられそうにないです」

矢川葵

以下、FINEBOYSに掲載された「個性派ガールズユニット、Maison book girlがファッション観を語る!」より抜粋。
――みなさんの普段のファッションについて教えてください!
「もうずーっと"スカート""足を出す"みたいな、ザ・女子! という格好が好きだったんですけど、少し前から大人めなファッションにシフトしようとしています。といってもパンツをはいてみるとか、スカートは前より少し長い丈のものを選ぶとかぐらいなんですけど(笑)。でもやっぱり、レースやリボンみたいなガーリーなモチーフに惹かれちゃいますね」
――”おっ!”っと思う男子のファッションってありますか?
「うーん……よくわからないかも……(笑)。あんまりこだわりがないかもしれません。アクセサリーをジャラジャラつけていたりするのはちょっと怖いけど、シンプルでその人に似合っていれば素敵だと思います」

矢川葵

以下、HARAJUKU POP WEBに掲載された「Maison book girl、5年間の物語の歩みを綴ったベスト盤「Fiction」を発売!!」より抜粋。
─みなさんのファッションへのこだわりもお聞きしたいなと思います。
矢川葵:こだわり…なんか、年々なくなっている気がしています(笑)。最近は、着替えやすい服装でいることが多いですね。たとえばレッスンに行くときは、すぐにレッスン用のジャージに着替えやすい格好とか、楽で動きやすい格好を求めることが多いです。
わたしの場合、衣装姿以外で人前に出るときは、よく原宿の古着屋さんに行っては、そこでも1着しか取り扱ってないワンピースなどを探し、それを着て人前に出ています。

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