白石麻衣（乃木坂46）の名言・迷言・発言まとめ

白石麻衣（しらいしまい）の概要

白石麻衣は日本のアイドルグループ「乃木坂46」の第1期メンバー。
デビュー・シングル『ぐるぐるカーテン』から卒業シングルである25枚目『しあわせの保護色』まで全て選抜入り、そして選抜フォーメーションの1、2列目から成る福神から落ちることが一度もなかった。
2017年2月7日に出版された2ndソロ写真集『パスポート』は重版を重ね、累計発行部数が50万部を突破、オリコン写真集累積売上歴代1位に輝き社会現象にまでなった。
乃木坂46にとってまさにグループの顔的存在であり、絶大な人気を誇っていた。
2020年1月7日、オフィシャルブログで乃木坂46からの卒業を発表、同年5月5日～7日に開催予定だった東京ドームでのコンサートをもってグループから卒業する予定だったが、コロナ禍の影響でコンサートが中止。同年10月28日に配信で行なわれた「Mai Shiraishi Graduation Concert」をもってグループから卒業。
卒業後は女優として活躍している。

オーディションについて

「こういうオーディションがあるんだけど、受けてみない？」

音楽の道に進みたいと思っていて、高校を卒業して音楽の専門学校に進学したんです。その学校の先生から「こういうオーディションがあるんだけど、受けてみない？」と乃木坂46のチラシを渡されて、せっかくだから受けてみようかなと思ったのがきっかけです。
（音楽の道を目指すようになったのは）高校3年生になった頃です。実はそれ以前は保育士になりたいと思っていて、高校の選択授業も保育選択を選んだり、検定を受けたりしたんですよ。でも、音楽がずっと好きだったので、将来歌手になっていろんな人に自分の歌を届けられたらなと思って、音楽の専門学校に行くことにしたんです。
ボイストレーニングもやったし、音楽理論も勉強したし、基礎中の基礎を学んでました。
（2012年4月26日『音楽ナタリー』）

白石麻衣が乃木坂46のオーディションを受けるきかっけを語ったもの。この音楽専門学校時代には、歌のレッスン、リスニング、音楽理論、ゴスペルを学び、SPEEDやPerfumeのような小規模のダンスボーカルユニットを目標に勉強していたという。

自分自身について

「なんでも自分から発言するようになりました」

イメージすることはとても大事だと思うので、“こうなりたい”という気持ちはいつも持っていてほしいし、それを誰かに話したり、表に出していったりすることは必要かなと思います。
乃木坂46に入る前はできなかったんですけれど、入ってから自分の道が見えてきたところもあって、“もっとこういうことをやりたい”とか思ったことは口に出したほうがいいんだっていうことを知ったんですよね。だから今は、なんでも自分から発言するようになりました。
（2016年9月14日『Deview』）

「夢を叶えるために必要不可欠なことは？」という問いに対する回答。白石自身が自分に対して行ってきたことをそのまま表現している。乃木坂46に加入してから約4年後のインタビューであり、センター（Wセンターを含む）も経験してきている、という良い意味での自信の表れでもあるように思われる。

「第一印象があまり良くないんです、本当に」

私、第一印象があまり良くないんです、本当に。すごく人見知りなので、最初に壁を張っちゃうタイプで。でもそれを越えればいろいろ話すので、たぶん世間一般が思っているイメージとは真逆。楽屋にいる時の私とか、メンバーとちょっとふざけて写真に写る時の私とか、ファンの方はそういうところが好きってよく言ってくださいます…（照れ笑い）。
（2017年1月4日『モデルプレス』）

「楽屋にいる時の私」というのは、乃木坂46の冠番組『乃木坂って、どこ？』や『乃木坂工事中』で度々紹介されてきた。それをみる限り、気さくでサービス精神に溢れた白石の姿が浮かんでくる。「壁を超える」までが大変なのかもしれないが、一旦超えてしまえばとてもフレンドリーで愛嬌のある白石がそこにいる。

「鍛えられたのは握手会。初めましての人にたくさん会うので」

今までは人見知りがすごかったけど、最近は現場を楽しむために自分から色々お話するようになりました。鍛えられたのは握手会。初めましての人にたくさん会うので、とにかく『何歳ですか？』とか、『どこから来たんですか？』とか、些細なことから質問攻めにしてます（笑）。
（2019年1月10日『MAQUIA ONLINE』）

「仕事におけるマイルールは？」という問いに対する回答。握手会の功罪は色々と取りざたされることも多いが、白石の場合は握手会によってコミュニケーション力を高めたのかも知れない。但し白石自身にもともとその力があったことは否めない。

「メンバーと楽屋にいるときは基本騒いでますね」

お仕事のときはちゃんとしなきゃっていうスイッチが入るのでちょっと大人しくなりがち。でもメンバーと楽屋にいるときは基本騒いでますね。元気です。3期生もグイグイきてくれるようになったので、いじったりちょっかいを出して楽しんでます！
（2019年1月10日『MAQUIA ONLINE』）

「仕事とプライヴェートとのギャップは？」という問いに対する回答。「第一印象があまり良くないんです、本当に」の項でも触れたが、楽屋での白石はやはりとても楽しい存在であり、上で触れられているように第3期生にとっても親しみ易い先輩だったことが伺える。

「30代って、ようやく大人の仲間入りができる年代なのかなと思っています」

見た目で、「話しかけにくそう」「あまりしゃべらない人なのかな」と判断されてしまうことも多いんですが、全然そんなことはなくて（笑）。普段もお仕事の時も、ずっとこんな感じなんですよ。当初は「どういう自分を出したらいいんだろう」と迷走した時期もあったんですが、自分を作って生きていくのも疲れてしまうし、キャラを作るようなこともしたくないので、このまま自分らしく生きようと思って。自分のやりたいことをやるのが、一番のリラックス方法だなと思うんです。ファンの方にも、私がお仕事を楽しんでいる姿を見てもらいたい。“楽しむ時は全力で楽しむ、休む時は休む”とメリハリをつけることを心掛けています。
自分らしく生きていいと思えたのは、ファン方の方からの声のおかげです。握手会などでは、直接ファンの方の声を聞くことができました。「この前、テレビ観たよ」「ああいう麻衣ちゃんの表情が好き」などいろいろな感想を教えてくれて、そういう話を聞いて「このままの私でいいんだ」「素顔の私も応援してくれる人がいるんだ」と思うと、ものすごくうれしくて。それからは変な気を遣わずに、いろいろなことができるようになりました。
ずっとグループにいたので、最初は一人でお仕事をすることにさみしさを感じることもありました。いまは乃木坂46を卒業して1年半くらいが経って、グループにいた時と比べて、自分の時間も増えました。ゆっくりと自分と向き合える時間ができたことで、焦らずにひとつひとつのお仕事に集中することができているのかなと思います。
30代って、ようやく大人の仲間入りができる年代なのかなと思っています。いろいろなことを自分でできるようになりたいですし、内面がかっこいい人って、それが見た目にも表れてくると思うんです。様々なことに目を向けて内面をしっかりと磨いて30代を迎えたいです。
友だちと“30歳までにやりたいこと、一緒にやることリスト”を作っていて（笑）。本当にしょうもないことばかりなんですけれど！結構いま、クリアしているんですよ。陶芸も30歳までにやりたい。ちょっと大人な感じがしますよね。「かわいい花瓶を作ろう！」と話しています。
（2022年4月15日『MOVIE WALKER PRESS』）

白石が乃木坂46から卒業して約1年半後に行われたインタビュー。上で「ずっとこんな感じなんですよ」と触れているのは、インタビューがザックバランと明るく、進行していることを指す。やはり白石のコアな部分は人見知りなのかも知れないが、それを自分自身で克服してきたという自負も感じられる。白石は2022年8月20日生まれ。このインタビューが行われたのが30代直前ということもあり、30代になってからの自身の夢も語られている。「本当にしょうもないことばかり」と謙遜しているが、充実した日々を送っていることが伺える。

夢を叶えるには

「何事にもどんどんチャレンジしていく心が大事」

やっぱり笑顔でいることかな。笑っていた方が楽しいですし、ハッピーになれます。あと何事にもどんどんチャレンジしていく心が大事。失敗してもいいから真っ直ぐ自分の道に進んでいってほしいなと思います。
（2013年10月10日『モデルプレス』）

「夢を叶えたいと頑張っている女の子にメッセージを」という問いに対する回答。「チャレンジしていく心」というのがキーワードになっている。

「楽しく前向きに、何でも挑戦していくこと」

楽しく前向きに、何でも挑戦していくこと。失敗してもまた挑戦すればいいことだし、頑張っている姿は必ず誰かが見ているので。私も6枚目のシングルでセンターに選ばれた時、最初は全然自信がなくて「どうしよう」と不安だったんですけど、母からメールでもらった「毎日を楽しんで頑張って」という言葉に背中を押されました。自分が楽しむ気持ちがなかったら、周りの子もついてきてくれないな、と思ったんです。
（2013年11月20日『モデルプレス』）

「夢を叶える秘訣は？」という問いに対する回答。ここでも「何でも挑戦していくこと」というキーワードが登場する。