Maison book girl(ブクガ)の徹底解説まとめ

Maison book girlとは、2014年11月5日に結成された日本のアイドルグループ。作曲家・音楽プロデューサーのサクライケンタとBiSのメンバーであったコショージメグミを中心として誕生。サクライケンタの「現音ポップ」と称する変拍子を多用した楽曲をバックにコショージメグミが詞の朗読を行うというパフォーマンスを発展させた形といえる。一筋縄ではいかない「現音ポップ」に合わせてパフォーミングを行う、という独自の世界を持っている。2021年5月30日、活動終了が公表される。

他のメンバーなどからみたコショージメグミの印象

コショージメグミ

矢川葵「コショージはブクガの核です。最初にサクライさんとコショージが作りはじめて、ポエトリーの詩を書いてくれたりセットリストを決めたりしてくれていて、ブクガの根っこの部分を担っています」
井上唯「プロデューサーのサクライケンタさんの意見を噛み砕いてメンバーに落としてくれる」と仰っていました。

オフィシャルサイトに掲載された清水大輔氏(CUT/ロッキング・オン)によるコショージメグミの人物像。
コショージメグミは、「ブクガという思想」の体現者。「言語化することができなかったり、説明できないことを、なんとなく感覚でわかってる気がする(和田)」「ボイトレの先生に、『ニュアンスで、 ここをこうするイメージで』って言われたことを、全部わかってる。『なんでできんの!?』ってよく言われてます(井上)」。まさにこれらの証言が裏付けているように、コショージメグミは「ブクガという思想」を本能的に感じ取り、アウトプットしていく体現者だ。一部の楽曲では作詞も手掛けており、ブクガの音楽世界を構築する役割も担っている。本人は「最初からずっと同じことを続けてきたと思っている」と語っていたが、コショージがステージで放つ説得力の背景には、ブレることのないブクガへの情熱と信念がある。

Maison book girl主演映画『マイカット』の監督である小根山悠里香によるコショージメグミの紹介文。
白い冬役・コショージメグミ(Maison book girl)
【プロフィール】
1993年9月28日
てんびん座
ペット:食べちゃん(ウーパールーパー)
好きな数字:10
【監督からの紹介文】
白い冬はユキと対になっている少女。
コショとは他のメンバーよりも逢う機会が多かったりするのですが、
とにかく、その場の空気を変える不思議な力を持っています。
たぶん、新人類だと思います。
現場でも、スタッフキャストになんかとても好かれるというか、
ぽけっとしてそうで突然核心をつくようなことを言って来たりとか、
演技についてもこうしたら?とかどうしようか?とかメンバーの中心になっていてくれたり、
いつしか頼りにしてしまっていたりもしました。
そして本人は多分無意識ですが、演じてもらうとどうしてもにじみ出る「コショ感」というのが在って、
例えば立ち姿ひとつ、枕の持ち方ひとつ、走り方ひとつ、皆メンバーそれぞれ同じことをしていても、
一人だけ違うんです。それは私が言ってるワケではなくて、コショは自然にそうなっているんだと思うんだけれど。
その個性の滲み出し方は、役者でもなかなかできないんじゃないでしょうか。
あとカーテンと戯れるコショの図。
脚本には、「カーテンと戯れる白い冬」としか書いてません。
これはコショがこういうのきっと上手いだろうな、と思って宛書きしたところで、
案の定何の迷いもなく戯れてくれました。
こういうことがスッとできるってすごいセンスだなと思います。
さすが新人類コショージです。脱帽です。
撮影後、わたしの寝間着をうっかり持って帰ったくせに、
未だに「服が勝手にコショのバッグに入って来たんだよ!!」と言っています。

井上唯とBiS時代のコショージメグミが撮ったチェキ。
二人の初対面の瞬間。

2014年12月14日付の井上唯オフィシャルグログに掲載されたコショージメグミとの出会い。
こんばんわーーーー本日はこしょーじぱいせんについてです
私実はBiSが福岡来た時にライブ一回だけ行ったことあって!
その時にこしょーじさんとチェキ撮ったんです!!!
別に推してるわけでもなかったんですけど(笑)誰と撮ろう~って思ってたら一番近くに居たので…( ´ ▽ ` )ノ
そのときの会話はあんま覚えてないけどその日をきっかけにもっとBiSに興味もったし、だからそのときこしょーじさんとチェキ撮ってなかったら私はmbg受けてないかもって思ったらなんかすごいですね~!
いい話っぽい
めぞんぶっくがーるになってからはー
ステージ上のことについてたくさん考えてくれます!みせ方?とか?すごく頼もしいです!!でも遅刻がすごいです!私も人のこと言えないけどレベルが違いました!

コショージメグミの「無人島に持っていく10枚」

以下、HMV&BOOKS onlineに掲載された「無人島 ~俺の10枚~」より、「コショージメグミが無人島に持っていきたいCD10枚」を抜粋。

青白く無機質な部屋、霞がかった薄暗い室内、はっきりと顔の見えない4人の女性。孤独を感じさせるこのアーティスト写真が象徴するように、元来のアイドル像からま真逆ともいえるアーティスティックな世界観で異彩を放ち、既にアンダーグラウンドで大きな話題となっているMaison book girl。メンバーは、コショージメグミ、矢川葵、井上唯、和田輪の4名。プロデューサー・サクライケンタのもと、11月30日に1stシングル『river』でメジャーデビューを果たす。リリースを記念して、コショージメグミ、和田輪の2名に「無人島 ~俺の10枚~」に参加して頂いた。セレクトされた各10枚は、やはり従来のアーティスト像とはかけ離れた個性的なものだった。

1)The cure 『disintegration』
「無人島に持って行きたい」と聞いて真っ先に思い浮かんだのがこのアルバムです。大大大大本命と言えます。なぜなら、disintegrationというアルバムは孤独だからです。どの曲を切り取っても、私独りしかいない何もない島にいる情景が浮かびます。「The Same Deep Water As You」までは目に見えるもの全て素敵なものに見えるほど絶好調でしょうが、「disintegration」で我に返り「Homesick」の一音目で家に帰りたくなり「Untitled」で何事もなかったかのようにボートでも作って家へと向かい出すんだろうな。

2)かぐや姫 『かぐや姫 ベスト』
私のお父さんは音楽が特別好きな人というイメージではないのですが、お父さんの車には古いカセットテープが沢山あって、物心ついた頃から家族で遠出をするときはお父さんのカセットテープを聞いていた記憶があります。その中でもかぐや姫はお父さんのお気に入りで、かぐや姫を聞けば自然とお父さんの事を考えているので、無人島でも寂しい思いをしないはずです。ちなみに今、お父さんのドライブソングはmaison book girlです。

3)森田童子 『森田童子ベストコレクション』
森田童子さんの曲は一人称が「ぼく」で有名です。それと逆にさっき紹介させていただいたかぐや姫の曲は一人称が「私」で女性目線の曲がいくつかあります。男性が描いた女性目線と女性が描いた男性目線、また「あなたの優しさが怖かった」と「君のやさしさにうもれていたぼくは弱虫だったんだヨネ」という歌詞など、対称的なようでリンクしているような部分もあったりして、この2組の世界観を何かに邪魔されることない無人島で理解することができれば、神や宇宙に近いものを私は知ってしまうと思います。

4)椎名林檎 『勝訴ストリップ』
椎名林檎さんのアルバムといえば「無罪モラトリアム」なのでしょうか。私は素直な好みでいえば「加爾基 精液 栗ノ花」になるのですが、あえて「勝訴ストリップ」を持っていきたい理由は、「月に負け犬」を聴いたあの日から「好きな人や物が多過ぎて見放されてしまいそうだ」というフレーズが今の今までずっとずっとずっとずっと頭の中で耳の奥で鳴り続けているのです。人も物もなにもない無人島にまで持っていけば鳴り止むんでしょうか?

5)渡り廊下走り隊 『廊下は走るな!』
現在のアイドルブームはAKB48さんが起こしたと私は思っています。いまやブームではなく文化になっていると云われていますが、その中心にいるのはやはりAKB48さんだと思います。渡り廊下走り隊は私がアイドルに興味を持つキッカケとなったグループです。とくに「廊下は走るな!」のジャケットがすごく好きで部屋に飾っていたこともあります。楽曲も王道アイドルらしい明るさと、少しクセのあるストーリーがあったりして楽しいので無人島でおばけが怖くなっちゃったときに聴きたいです。渡辺麻友(さん)最強。

6)岩瀬敬吾 『明日の出来事』
もし中学生の私が無人島に持って行きたいCD10枚を選んでいたら、10枚全てが岩瀬敬吾さんのCDだったかもしれません。その中でも明日の出来事は岩瀬さんのアルバムで一番初めに買ったものでとても思い出深いです。当時新潟県在住の中学生だった私は友達の家のパソコンを借りて岩瀬さんのライブ映像やMVをyoutubeで見ていました。ライブ予定は東京ばかりで行けるはずもなく、「明日の出来事」を聴いては東京に想いを馳せていました。

7)『アメリ サウンドトラック』
ある日、たまたまつけていたテレビから「アメリのワルツ」が流れてきて、私はこの曲を一瞬で好きになってしまいました。「アメリ」という映画で使われていると知って、すぐにDVDを借りにいって、まもなくDVDとサントラCDを購入しました。このアルバムは無人島に到着した日の午前中に聴きたいです。映画の主人公になった気分で楽しいでしょう。森で小人を見つけそうだし、猛獣ともお友達になれそう。

8)アイドルネッサンス 『君の知らない物語』
アイドルネッサンスさんに絶賛どハマりしています。今年の夏、車での移動中に隣に座っていた和田がアイドルネッサンスさんのMVを見ていて、何気なくそれを一緒になって見たのがキッカケです。君の知らない物語のストーリーとアイドルネッサンスさんの尊さにやられ、MVを見ながら号泣するという事態になりました(笑)いまやたくさん曲も憶え、メンバーさんの顔と名前と年齢もわかりますが、現在の8人編成で出てるCDは「君の知らない物語」だけなので、10枚中唯一のEPですが絶対に無人島に持っていきたい!

9)ACO 『absolute ego』
ACOさんを初めて見たときのことを私はよく憶えています。ステージに立っている姿がなんてマイペースで自由なんだろうとおもって、その全てがカッコイイとおもいました。大人になったらACOさんみたいになりたいです。「absolute ego」はACOさんを知った最初のアルバムです。ACOさんの曲はなんというか顔の知らない誰かのために歌っているというより、ACOさん自身が自分に向けて歌っているような印象があってそこがとても好きです。ずっとそのACOさんの話を聞いていたくなるのです。無人島に持っていったら毎日夜眠る時に聴きたいアルバムです。

10)My Bloody Valentine 『Ep's 1988-1991』
高校生の頃に海外のバンドの名盤とゆわれるアルバムを中心に聞き漁っていた時に、マイブラを知りました。「Loveless」を初めに買って、これがシューゲイザーというジャンルなのだと初めて認識しました。「Ep's 1988-1991 」は告知から数年後に発売されたもので、私はマイブラのアルバムの中でも一番最近(「MBV」よりも後)に手に入れました。「Cigarette in your bed」という曲が好きでyoutubeに誰かが編集したであろう煙草を吸ってる男女を集めた映像があって、それをみると少し煙草を吸ってみたい気持ちになります。無人島ならいいかな。

コショージメグミと欅坂46

コショージメグミは欅坂46の大ファンである。
全国ツアーにもプライベートで何度も観戦している。
ここではコショージメグミの欅坂46に対する「愛」を三つの記事から検証してみる。

コショージメグミ

以下、HMV&BOOKS onlineに掲載された「Maison book girl の "偏愛レター"」より引用。
コショージメグミが偏愛している「欅坂46」について、自身の口から語っている。

拝啓、欅坂46サマ。
ぼくは恋をしました
ぼくの前に現れて
季節のように去ってゆこうとするアナタを
ぼくは嫌だ、と感じ
この胸に溢れる想いを思いっきり伸ばしたのです
ガラス片ばかりが転がるコノセカイ二
ぼくはガラス瓶から出られず孤独に
時代の片隅で殺されていました
そんな絶望の淵で出逢ったのがアナタです
アナタはいとも簡単にこのガラス瓶に一太刀浴びせ
ぼくに不敵な笑みを浮かべると
誰もいない道を進んでゆきました
ぼくはあの日からずっと視線を逸らせずにいます
いつか、アナタを抹殺する。その日まで。
拝具
Maison book girl コショージメグミ

欅坂46さんの楽曲の中で私の好きなフレーズを集めて、欅坂46さん宛てにラヴレターを綴りました。このひと気が狂ってしまったんだわ、と思うでしょうがその通りです。私は気が狂ってしまうほど欅坂46を偏愛しているのです。
欅坂46さんを偏愛し始めた瞬間を私は明確に覚えています。デビュー時から話題性が強かったため、冠番組や主演ドラマ、MVなどはチェックして注目していたのですが、CDを手に取ったことはありませんでした。
そんなある日、なにげなく立ち寄った本屋さんで BRODY という雑誌に目が行きました。欅坂46さんが21人それぞれ日本刀などの武器を装備したグラビアの表紙で、私は迷うことなくその雑誌をジャケット買いしました。
すぐに近くのカフェでこの雑誌を読むことにして、パラパラとページをめくった一番目に平手友梨奈さんの言葉「欅坂46というグループそのものが私の武器」。私はこの言葉に殺されました。ページをめくる指先がびりびりシビれ、一旦雑誌を閉じました。
こんなこと言えるひとがアイドル界、というかこの宇宙に存在するのか……というほど衝撃的でした。
この出来事を境に私は、劇的に欅坂46さん偏愛主義への道を辿るのです。
2016年12月24日有明コロシアムで初めてLIVEを観に行ってから、月1~2回のペースでLIVEへ行かなくては死んでしまう病です(._.)(∵`)

出典: www.hmv.co.jp

以下、miyearnZZ Laboより「吉田豪とコショージメグミ 欅坂46を語る」を引用。
欅坂46にはまったきっかけや、欅坂46と一緒に写真を撮った時のエピソードなどが語られている。

欅坂46と一緒に写真に写るコショージメグミ。

(吉田豪)もともと欅にハマったのはなんでなんですか?
(コショージ)欅は……でも、最初の頃から結構話題だったじゃないですか。『サイレントマジョリティー』の時から。で、すごい気にはしていて。MVとかも見ていて。で、あとは番組とかも全部見ていたんですよ。っていうか、もともと私、48さんとかも聞いていたんですよ。乃木坂とかも。なので欅もめっちゃ気になっていて。でもだんだん、2枚目のシングルでポエトリー・リーディングが入っていたりとか、あとはCDのアートワークとか、ちょっといままでのアイドルの感じっていうよりはちょっとブクガに雰囲気が近くない? みたいな感じになっていて。私たちの中で。
(吉田豪)前に僕がその話をされた時、ちょっと僕が鼻で笑っちゃって。「鼻で笑われた!」って怒っていたのは覚えていますけど(笑)。
(コショージ)あれ? そんなこと言ってました?
(吉田豪)ありましたよ(笑)。
(コショージ)ああ、そうなんだ。
(吉田豪)でも、たしかにわかるんですよ。大森靖子さんも同じようなことを言っているじゃないですか。だから要は「地下アイドル的な要素とか私たちがやっていたようなこととかをメジャーな資金でやっているのが欅坂で。あれをやられたら勝てない」みたいな話を大森さんはしていて。たぶんそれに近いような話なんですよね。
(コショージ)たぶんそうですね。みたいな感じで気にはなっていたんですけども。もう、たぶん『二人セゾン』が出た時にもう完全に落ちました。めっちゃいい曲じゃないですか。
(吉田豪)異常なハマり方をしていましたよね?
(コショージ)もういまでもめっちゃ好き、すごい好きなんですけど。いまでも異常です。
(吉田豪)「いまでも異常」(笑)。
(コショージ)いまでも異常ですよ。昨日かな? 『SCHOOL OF LOCK!』っていうラジオで新曲が解禁になったんですよ。2月27日に出る『黒い羊』っていうのが解禁になって。それが、そのラジオ自体が10時からってなっていて。私、ライブだったんですけど、10時半とかまでライブをやっていて。特典会とかも含めて。で、「聞けないな」って思っていたんですけど、終わってすぐに携帯をバッて開いてプッてやったら『黒い羊』が聞けて。
(吉田豪)おおっ、リアルタイムで。
(コショージ)そう。「あ、待って。ヤバいヤバいヤバい……」って言いながらずっとこうやって、みんながいるところで聞いていました。
(吉田豪)初披露のタイミングで聞けて。ライブ直後に(笑)。
(コショージ)ライブ直後(笑)。
(吉田豪)さすがですね。
(コショージ)もうすごい、あれなんですよ。衣装とかも……。
(吉田豪)(コメントを読む)「『黒い羊』、ヤバかったね」みたいな。
(コショージ)ああ、ヤバかったね! ヤバかったです。で、欅坂さんってメッセージっていう、月額でメンバー1人300円かかるんですけど。それを取ると、個人的なメッセージが送られてくるみたいな。
(吉田豪)はいはい。モバメっていうやつですね。
(コショージ)ああ、たぶんそうです。そういうやつがあって。登録をしているんですけども。昨日、解禁された曲について私の好きなメンバーの子が「この曲、どうでしたか?」みたいなのを長文ですごいいろいろと送ってきてくれて。なんか……聞きました?
(吉田豪)すいません。全然。
(コショージ)あ、聞いてないんだ!
(吉田豪)申し訳ないです……(笑)。
(コショージ)アハハハハハハッ! ああ、聞いてないんですね。
(吉田豪)欅知識、僕はあんまりなくて。
(コショージ)まあ、いいでしょう。
(吉田豪)フハハハハハハッ!
(コショージ)いいでしょう。なんか結構、ノリノリではないんです。
(吉田豪)まあ、タイトルからも察せますね。
(コショージ)そうです。そういう感じの曲で。で、「この曲はコールとかをしないで聞いてもらったりするのが嬉しいな」みたいなことがあって。普段、そういうことを言わない感じの子だったから、すごいいま「珍しいな」って思っていて。なんか、いまここでそういう出した1曲にそこまで……まあ、もっと長文なんですけど。基本、そういうことで。パフォーマンスに対して向き合って、で、私たちにも「どう思いますか?」って聞いてくれるっていう。「なんていい子なんだろう!」っていう風にいま、思っています。
(吉田豪)本当、ただのオタですね(笑)。
(コショージ)そうなんです(笑)。わかります? いま、それ言ってほしかったんで。ありがとうございます(笑)。
(吉田豪)わかりますよ。完全にオタテンションになりますよね。
(コショージ)そうそうそう。だって、何枚目だ? 8枚目ですよ。曲を何個も出しているじゃないですか。なのにまだそこまで1曲に対して「大切にしたい」って言って向き合って、その曲を出してくれているわけですよ。欅坂さんは。……ありがたいことですよね。
(吉田豪)フハハハハハハッ!
(コショージ)アハハハハハハッ! 失笑?
(吉田豪)いや、いいですよ。本当、ねえ。『ビバラポップ』で共演が決まった時はどんなテンションだったんですか?
(コショージ)ええっ? もう、どうしよう!って。
(吉田豪)(コメントを読む)「モバメは読めるコショージさん」っていう(笑)。
(コショージ)だから、モバメって一応私たちからも返信ができて。まあ、タダではないんですけども。返信ができて。だから私、これ返したことがないんですけど。見るだけで細々と……どういう風に送られるかもわからないし。だから名前とかも出るのかわからないし。だから、全然ずっと無で、ただ見るだけだったんですけども。でも「これは絶対に返さなきゃいけないじゃん!」って思って。だって「どう思いますか?」って聞かれているから。聞かれていることに対して、ちゃんと真剣に返さなきゃいけないなって思って。だから「返さなきゃ」ってずっと思っていたのにまだ返してなくて。もうそのことばっかり考えていますよ。
(吉田豪)最近は(笑)。
(コショージ)今日の朝に送られてきたやつなんで。ずっと今日1日、「どう返そうかな?」って思っていて。
(吉田豪)モバメの長文は読めるんですか?
(コショージ)あの、長文はまあ読めますね。でも私の取っている方はあまり長文で送ってこないんで。
(吉田豪)なるほど。なんとかなる(笑)。
(コショージ)写真ばっかりで。
(吉田豪)『ビバラポップ』の打ち上げでね、欅の方々と記念写真を撮るのになかなか踏み出せない方たちばっかりで。「誰が突破しますか? 僕が行きましょうか?」っていろんな人たちが動こうとしていたのがありましたよね? だからその結果、「なんで吉田豪が欅の写真に入っているんだ?」って言われたんですけど、それはそういうことなんですよね。交渉役があの中に紛れているんですよ(笑)。
(コショージ)そう!っていうか、私が入った写真がたしかMCの方々だったんですよね。
(吉田豪)そうですね。あれ、コショージさんが行くに行けない流れで……。
(コショージ)そう。行けないから、なんかみんながすごい言ってくれたんですよね。たぶん。他のMCの方が。で、「あ、コショージ。おいで!」みたいに言われたんだけど、「えっ、えっ、む、むりです……」みたいになっちゃっていて(笑)。「えっ、むりです……」ってなったけど、そうやっている間にもこっちに視線が集まってしまうとそれも嫌だったので。「あ、行きます」って行って「はー……」って撮って。震えながら撮ってもらって。ずっと私、待受にしていました。
(吉田豪)へー。よかったじゃないですか。じゃあ撮って。
(コショージ)いやー、ねえ。ちょっとでも……本当に申し訳ない。ただのファンなのに。
(吉田豪)私なんかのために時間を割いてもらって。
(コショージ)申し訳ない……。お金払ってならいいんですけどね。
(吉田豪)基本、お金払ってイベントも行っているわけですよね?
(コショージ)あ、そうです。ライブとかもめっちゃ行ってます。めっちゃ行ってますね。グッズもめっちゃ買ってますね。だから今日も着てこようかなと思ったんですけど。さすがになんかやめようと思って。
(吉田豪)フフフ(笑)。まあでもここで着たら確実に届くじゃないですか。それこそ明日が乃木坂の番組だとか。
(コショージ)えっ、そうなんですか?
(吉田豪)そういうのもたぶん何も知らないんでしょうけど。坂道とかと同じ土俵で戦っている番組なんですよ、これは。
(コショージ)えっ、申し訳ございません!
(吉田豪)全然(笑)。
(コショージ)オタクが紛れてしまい……(笑)。
(吉田豪)なんの問題もありません。それでいいんです(笑)。
(コショージ)そう。でも、なんか、今日はブクガにしました(笑)。
(吉田豪)告知しておかないと。自分から(笑)。(コメントを読む)「なにも知らないで来たのか」。コショージさんはそういう人です!(笑)。
(コショージ)フハハハハハハッ!

出典: miyearnzzlabo.com

以下、Pop 'n'Rollよりインタビューを抜粋して引用。
コショージメグミが欅坂46の大ファンになった瞬間について語っている。
*聞き手:山村哲也

コショージメグミ

山村:
コショージさんがハマっているものの話を聞きたいのですが。
コショージ:
えー、じゃあ欅の話をします?
山村:
多分その話だろうと思っていましたから(笑)。もともと欅坂46にハマったのはどこからだったんですか?
コショージ:
サイマジョのMVは絶対観るじゃないですか。それで気にはしていてCDデビュー前から番組(『欅って、書けない?』)も観ていたんですよ。でも、好きだなという子がまだ特にいなかったから録画してあるけど流し見している感じで、その後『徳山大五郎を誰が殺したか?』ってドラマがあって、それにめちゃハマったんです。
山村:
ドラマでハマって好きになった?
コショージ:
いや、そこではまだメンバーにハマったという感覚ではなくて、曲やお話が好きなパターンのドラマだったからドラマにハマったみたいな感じ。でも、そう言いながら多分きっともう好きだったんですけど(笑)。なんか今さらアイドルを好きになるのって、ちょっとハードルがあるじゃないですか。自分もやっているし。なので、私の中では一線の壁があって、その時は“多分好きなんだよな”と思いながら、気持ちをそのままにしておいたんです。あとはドラマの曲が「世界には愛しかない」でポエトリーリーディングだったから、ちょっと(ブクガに)似てるなーと思ったりもしていて。
山村:
そういえば一時期ブクガは欅に似たところがあるって言っていましたよね。
コショージ:
だからそういうところも含めてずっと気にはしていたんですよ。でも「二人セゾン」のMVを観た瞬間に“あー、これは大好きです”と思って。これは抑え切れない好きなやつだわーって(笑)。
山村:
わかります。あの曲にあのダンスは衝撃的でしたから。
コショージ:
「二人セゾン」は2016年の11月30日に出たんですけど、ブクガも同じ日にメジャーシングル「river (cloudy irony)」が出たからプロモーションでお店回りをしていて、そうすると店頭にCDが一緒に並んでいるわけですよ。つまりそれってアーティストとしてはライバルじゃないですか。でも“ちょっとすいません、買ってきていいですか?”ってCDを買っちゃって。
山村:
自分のリリースのお店回り中なのに。
コショージ:
そう、フラゲしちゃいました(笑)。それでタイプAを買ったんですけど、カップリングが「大人は信じてくれない」で、2曲のMVを観てこれはもう本当にヤバいわみたいな。季節の移り行く早さみたいなのを「二人セゾン」では歌っていて、「大人は信じてくれない」は外側ではこうだけど十代の内側にある大人なんてっていう反抗的な部分を歌っていたから、その2つが一緒のシングルに入っているっていう奇跡がもうすごすぎて。
山村:
完璧に秋元康の戦略にハマっているじゃないですか。
コショージ:
ホントに。振り付けもカッコいいし、TAKAHIRO先生がやっぱすごい方なんだなって思ったし。それでめちゃハマって、クリスマスの初ワンマンにも行きたいってなったんですけど、先行とかはすでに終わっていたんですよね。でも、どうしても観たかったから、なんとかチケットを手に入れて。
山村:
有明コロシアムですね。
コショージ:
そうです。初ワンマンって1度しかないじゃないですか。だから絶対に観たくて。「大人は信じてくれない」で始まったんですけど、真っ暗なところに音だけ急に始まってどこから出てくるのだろうと思っていたら、バンッ!って目の前に全員が腕を組みながら歩いて来て“あぁこれはやられたな”と思って、その瞬間今後のライブは全部行こうって心になりました。

出典: popnroll.tv

矢川葵(やがわあおい)

矢川葵

矢川葵の略歴(誕生からMaison book girl加入前後まで)

矢川葵は1994年4月1日、大阪府大阪市で生まれている。
好きな食べ物はフルーツサンド、パフェ、肉、寿司、小籠包で、好きなおにぎりの具はネギトロ。
妹がいる。

2014年に専門学校を卒業後、雑貨店でアルバイトをしている時に就職活動としてミスiD2015に応募(エントリーナンバー55)。
見事ファイナリストに選出され、ミスiD実行委員長の小林司氏からサクライケンタが新しいアイドルグループのメンバーを募集していることを教えてもらう。
そこでサクライケンタと大阪のカフェで出会うことになるのだがこれがMaison book girl参加のきっかけとなった。
なお、就職活動の一環としてミスiD2015に応募したのは「アルバイトではなく定職に就きたかった」からとのこと。

アイドルへの憧れは小さい頃から抱き続けていたようで、2016年4月6日付のオフィシャルブログに以下のように書き込んでいる。
「そういやこないだ実家に帰ったとき小3の時にかいた将来の夢の欄をみたら『かわいいアイドルになりたい。無理ならなにもしたくない』ってかいててうわ~もう人格形成されてる…って思った笑 小学三年生のあおいちゃん、時間かかるけどアイドルの端くれにはなれるから大丈夫だよ。
ふふんふふん歳に(今更ぼかす)なったあおいちゃんもがんばろうね!」

矢川葵(ミスiD2015 ファイナリストの紹介写真)

矢川葵「ミスiD2015 自己紹介動画」

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