ゴールデンカムイ(金カム)の入れ墨の脱獄囚まとめ

『ゴールデンカムイ』とは、野田サトルによるサバイバルバトル漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品である。
日露戦争から生きて戻った杉元佐一は、幼馴染である梅子の病を治すために金が必要だった。そんな時、杉元はある男が隠したアイヌの金塊の存在を知る。その金塊の在処は、網走監獄の脱獄囚の身体に入れ墨として彫られていた。杉元は、アイヌの少女・アシㇼパと共に金塊を探し求める。

ヤクザの親分で、凄腕の剣客。上半身には既に入れ墨が彫ってある為、アイヌの金塊を示す入れ墨は下半身に掘られている。
男色家であり、子分の仲沢達弥と結ばれてと結ばれており行動を共にしている。
若山が死亡した回は、ファンから神回とされている。

来歴・活躍

仲沢を助けるために颯爽と現れた若山

脱獄後、子分の仲沢達弥と行動を共にし、馬を購入して苫小牧競馬場で八百長を命じていた。しかし、代役の騎手であったキロランケが若山の命令を聞かずに、八百長が失敗、大きな損害を受ける。その事が原因でキロランケを追跡する。日高の一軒家で休んでいると、そこにヒグマに追われる杉元やキロランケがやってくる。入れ墨の脱獄囚だと知られない為に若山は咄嗟に一軒家の家主を装うが、以前に男娼を買ったことにより仲沢の裏切りにあい、全てが露呈してしまう。
その後、対抗するための武器もない状態でヒグマ3頭に囲まれ、絶体絶命の状況に追い込まれてしまう。そこで杉元たちと武器を取りに行く事をかけて丁半博打を行う。凄腕の壷振りの腕を持つ仲沢が仲間にいることで負けることは無いと思っていたが、再び仲沢の裏切りによって敗北してしまう。若山がどういうつもりか仲沢に問うと、仲沢は「親分が浮気するからだ!」と叫んだ。敗北した若山は外に出て銃弾を手にするが、熊に襲われて土饅頭にされた。
その後、杉元たちはヒグマに取り囲まれて絶体絶命となるが、そこへ機関銃を携えた若山が「姫〜〜ッ!!(仲沢のこと)」と叫びながら再登場する。そして一同を車に乗せて窮地を脱出する。しかし、仲沢が若山の長ドスを落としたことにより下車し、ヒグマに襲われる。それを見た若山は即座に下車し、仲沢を守るためにヒグマと戦いを繰り広げる。その結果、ヒグマを倒すことができたが、若山と仲沢は瀕死の状態だった。
死の間際、仲沢が「ざまあみろ親分…もう私に隠れて浮気できないね。私と一緒に死んじゃうもんね…。これで私は親分の最後のひとだからね」と言うと、若山は笑みを浮かべて「バカ野郎ッ…。」と返した。そして2人は手を握り合って死亡した。杉元は2人の最後を見届け、若山を刺青人皮にした。

renote.net

鈴川聖弘(すずかわ きよひろ)

プロフィール・人物像

老人の詐欺師。小柄で身体能力が低い。当初、杉元は鈴川のことを侮っていたが、用意周到な計画と、巧みな話術で相手の信頼を得る鈴川に感心した。
変装術の達人でもある。

来歴・活躍

アメリカ軍人に扮し、いくつもの結婚詐欺を働いたことで網走監獄へと送られた。
脱獄後は、政府の高官になりすまし、樺戸集治監に入って内部から囚人たちを脱獄させた。そして樺戸近くのアイヌの村を訪れ、男たちを殺害した。そして女たちを脅し、脱獄させた囚人たちを住まわせて偽のアイヌを装った。そこで、樺戸集治監から脱獄させた贋作師・熊岸長庵に偽札を作らせていた。
自身は「レタンノ エカシ」という名で村長となっていた。村を訪れる旅人がいれば、寝込みを襲って殺害していた。
そこへ杉元たちが訪れ、鈴川は必死にアイヌを装うが、最終的には見破られて杉元、牛島、尾形という実力者を相手に戦うことになる。そして大乱戦の末に杉元たちに捕縛される。刺青人皮になることを恐れた鈴川は、同じく入れ墨の脱獄囚である姉畑の情報を教える事で殺されなかった。

その後、第七師団に白石が捕らえられたという情報が入り、鈴川は白石の救出に協力させられる。鈴川は網走監獄の典獄(監獄長)である犬童に扮装し、杉元と共に第七師団の駐屯地へと向かう。そこで巧みな話術と交渉術で白石を取り戻す直前まで行くが、鯉登に揺さぶりをかけられ、犬童が下戸という情報を知らなかったことにより、偽物だということが発覚して射殺された。そして刺青人皮となった。

renote.net

坂本慶一郎(さかもと けいいちろう)

プロフィール・人物像

モデルは実在の強盗犯、坂本慶次郎。

『稲妻強盗』という異名を持つ連続強盗犯。凄まじい脚力を持ち、象皮のような足裏で、1日に200kmもの距離を走り抜けたとされる。
『蝮のお銀』という女強盗と夫婦であり、2人一緒に行動している。

来歴・活躍

強盗により捕まり、樺戸集治監へと送られる。それから7年の間、服役していたが、外役(監獄外での作業)中に脱走する。『脱獄王』と呼ばれる白石でさえ、外役夜は脱走に向かない、としていたが、坂本は自前の強靭な脚力で逃げ切ることに成功する。
その後、坂本は『蝮のお銀』と呼ばれる凶悪な女強盗と出会い、夫婦となる。それから夫婦で郵便局や銀行を襲い続けた。2人の存在は、反権力の象徴となり、新聞などで取り上げられるようになった。10年間に渡って強盗を繰り返すが、坂本が再び捕まって網走監獄へ送られた。

脱獄後、お銀と再会して、2人でアイヌの金塊を狙う。そしてある賭場に刺青人皮がある事を聞き、賭場強盗を企てる。しかし、それは第七師団が仕掛けた罠であり、坂本は第七師団の面々に取り囲まれて窮地に陥る。しかし、持ち前の脚力で脱出に成功する。
追跡してくる鯉登も振り切ったかに思えたが、鯉登による発砲で鶴見が坂本のところへたどり着き、軽機関銃でお銀と共に撃ち殺された。

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姉畑支遁(あねはた しとん)

プロフィール・人物像

丸メガネに、口髭、透き通った瞳が特徴。
動植物の学者である。性的趣向が狂っており、生態調査の傍らで獣姦を行ったり、木の穴で自慰行為を行ったりする。獣姦の証拠を隠滅するために、行為後に動物を殺害することもある。
強烈な性癖と、それに対する執念が読者に衝撃を与えた。

来歴・活躍

shuichi
shuichi
@shuichi

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二階堂浩平(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

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二階堂浩平(にかいどう こうへい)とは、『ゴールデンカムイ』の登場人物で、アイヌの隠し金塊争奪戦に参加している大日本帝国陸軍第七師団の兵士である。双子の兄弟の二階堂洋平を返り討ちにした杉元佐一に激しい殺意を抱くようになり、復讐を果たさんとたびたび死闘を演じた。戦いを経る毎に両耳や手足を失って行き、治療の際に使用したモルヒネによって薬物中毒者と化し、その副作用で子供のような性格の異常者となった。最終的に武器の仕込まれた義手や義足を装備し、心も体も壊れていきながら金塊争奪戦の最前線で戦い続けた。

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津山睦雄(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

津山睦雄(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

津山睦雄(つやま むつお)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、「三十三人殺し」と呼ばれている。本編には登場せず、第七師団の鶴見中尉が刺青人皮を持っている。津山から剥いだ刺青人皮をベストのように着こなす鶴見中尉の姿は、多くの読者に衝撃を与えた。「三十三人殺し」という経歴から、モデルは「津山三十人殺し」の都井睦雄(とい むつお)であるという見方が一般的だ。

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土井新蔵(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

土井新蔵(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

土井新蔵(どい しんぞう)とは野田サトルの漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物である。埋蔵されたアイヌの金塊の暗号となっている刺青が体に彫られた24人の囚人の1人である。幕末に土佐藩の勤皇派におり、幕府の要人など何人も殺害した殺し屋であった。その後北海道・根室に流れ着きアイヌの女性と結婚するも、土井に恨みを持つ者が妻を拐った。妻を取り戻すために、妻を拐った人物を殺め、釧路の海岸で捉えられ囚人となった。妻が病で先が短いことを知り網走監獄を脱獄した。最期を看取った後は根室の漁場で働いている。

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キラウシ(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

キラウシ(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

キラウシとは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、土方歳三に道案内に雇われたアイヌの男性。コタン(アイヌの村)の周辺を蝗害に襲われて食糧難になったため、出稼ぎに出ていたところを土方たちに出会った。網走監獄で看守部長をしていた門倉利運(かどくら としゆき)と仲が良く、ふたりで行動することが多い。取り立てて強いわけではないが、五稜郭での最後の戦いではアイヌの土地の権利書を守るため勇敢に戦った。

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