幻想水滸伝(幻水)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『幻想水滸伝(幻水)』とは、1995年12月にコナミから発売されたロールプレイングゲーム。PlayStation用ソフトとして発売。シリーズ化されており13作品が発表されている。物語の舞台は皇帝が圧政を敷く赤月帝国。帝国将軍の息子である主人公は27の真の紋章の1つ「ソウルイーター」を継承したことにより命を狙われ帝国を離脱。やがて帝国軍と敵対する解放軍のリーダーとなり107人の仲間と共に戦いに身を投じていく。仲間集めやイベントなどやり込み要素も非常に多いゲームである。

108星

「約束の石板」に表示される順に記載。「約束の石板」は本拠地入手時にレックナートから授けられる仲間になった108星の名前が刻まれる石板である。

主人公

年齢不詳(小説版では14歳)。赤月帝国五大将軍の1人テオ・マクドールの息子。母親は主人公を産んだ直後に死亡しており、同居しているテオの部下のグレミオ・クレオ・パーンは家族同様の存在。親友のテッドから27の真の紋章の1つ「ソウルイーター」を託された為、帝国の宮廷魔導師ウィンディから狙われ、帝国軍と敵対する解放軍に身を寄せることになる。やがて初代リーダーのオデッサの遺志を継ぎ、解放軍のリーダーとなる。ゲーム内では自ら話すことはないが、パーンやクレオのセリフから父と敵対関係になる事に葛藤している様子が窺えたり、リーダーとして仲間の死の上での決断をしなければならないなど過酷な運命を辿ることになる。解放戦争勝利後、トラン共和国の初代大統領の座を断り、ひっそりと姿を消す。

レパント

42歳。コウアンの村に住む富豪であり武人。村人からも信頼されており、マッシュが仲間にすることを推薦する。妻のアイリーンを大事にしている愛妻家。1人息子のシーナがいる。解放軍入りを初めは断るが、クレイズとの一件を機にアイリーンと共に仲間になる。名刀キリンジを大事にしている。

マッシュ・シルバーバーグ

35歳。セイカの村で塾を営んでいる。解放軍初代リーダーのオデッサの兄。先の戦争で副軍師を務めていたが、叔父であり軍師であったレオン・シルバーバーグの仕組んだ「カレッカの戦い(虐殺)」を機に軍を去り、戦いを避ける生活をしていた。主人公に出会い再び軍師として帝国軍と戦うことを決意する。

ルック

14歳。魔術師レックナートの一番弟子で27の真の紋章の1つ「真なる風の紋章」を継承している。美少年だが毒舌で性格にも難あり。本拠地を手に入れた際、レックナートと共に現れ解放軍の一員となる。

ハンフリー・ミンツ

32歳。解放軍の初期メンバー。元帝国軍百人隊長で「大刀のハンフリー」と呼ばれている。寡黙な性格。竜洞騎士団の団長ヨシュアとは旧知の仲である。

カシム・ハジル

43歳。帝国五大将軍の1人で随一の剣の使い手。テオの親友であり、主人公にも好意的である。「青い月のカシム・ハジル」と呼ばれている。モラビア城を占拠するが、マッシュとミルイヒの説得により仲間になる。

クワンダ・ロスマン

36歳。帝国の大将軍で「鉄壁のクワンダ・ロスマン」と呼ばれている。パンヌ・ヤクタ城を居城とする。ウィンディに与えられた紋章「ブラックルーン」に操られ、反乱を起こすエルフを根絶する為「焦魔鏡」で村や森を焼き払ってしまう。全て「ブラックルーン」に意思を操られていたことによる所業だったことを許すと、仲間になる。

ペシュメルガ

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@milemon35644

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