スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ(SW8)のネタバレ解説・考察まとめ
『スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ』とは、2017年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく2017年の12月。全9部作からなるスター・ウォーズサーガの、8番目の物語になる。前作「フォースの覚醒」で銀河新共和国を壊滅させたものの、拠点であるスターキラー基地をレジスタンスにより破壊されてしまった、ファースト・オーダーの猛反撃が始まった。この恐るべき猛攻に対抗する、レジスタンスたちの決死の攻防を描く。
ジェダイの帰還
フィンは、同じく不時着したローズの機体へ駆け寄る。
ローズは「敵を憎むより、愛する人を救う。これが、私たちの戦い」と言い、フィンにキスをする。
基地の防護壁を打ち破ったカイロ・レンは、基地への突撃を命じる。
レイアも、「銀河から希望の光が消えてしまう」と座り込むが、そこへ突然、ルーク・スカイウォーカーが姿を現す。
ルーク・スカイウォーカーは、レイアとの久しぶりの再会を喜び、ずっと消息を絶っていたことを詫びる。
そして、息子は暗黒面に染まってしまったと語るレイアに、「まだ希望はある」と言い残し、レジスタンスのメンバーが見つめる中、ルークは一人基地を出て、ファースト・オーダーの攻撃隊の前に立ちはだかる。
カイロ・レンは、自分が地上に降りて、ルークと対決すると宣言する。
最後のジェダイ
ルークと対峙したレンは、ライトセーバーでルークに切りかかるが、ルークはひらりとその攻撃をかわす。
「お前を殺せば、最後のジェダイが死ぬ!」と叫ぶレンに、「今日再び反乱軍は立ち上がる。そして私は、最後のジェダイではない」「私を殺しても、私はいつもお前の傍にいる。お前の父親のように」とルークは宣言する。
激高したレンはライトセーバーでルークを射抜くが、ライトセーバーの刃はルークの体をすり抜けてしまった。
ルークは、遠く離れた惑星オク=トーで、フォースにより生み出した分身を惑星クレイトに出現させていたのだ。
唖然とするレンに「また会おう」と言い残して、ルークの分身はレンの前から姿を消す。
ポーは、基地からの脱出口を見つけるが、崩れた岩で塞がれてしまっていた。
その時レイが、出口の外側から、強力なフォースでその岩の山を宙に浮かせた。
出口は見事に貫通し、レジスタンスは基地を脱出した。
惑星オク=トーでは、全精力を使い果たしたルークが倒れ込んでいた。
ルークは、故郷である惑星タトゥイーンに似た夕陽を見ながら、静かに息絶える。
その肉体は、着ていたローブを残し、消え去っていった。
その頃、レイとレイアに加えカイロ・レンも、フォースによりルークの死を察していた。
レイは、へし折れてしまったライトセーバーを手にしながら、どうやってレジスタンスを立て直すのかと、レイアに尋ねる。
レイアは、準備は整っている、と答える。
同じ頃、カント=バイトのカジノで獣の世話をする子供たちが、レジスタンスたちの活躍や、ルーク・スカイウォーカーの活躍を、嬉しそうに話し合っていた。
そのうちの一人が、傍らにあったほうきをフォースの力でひょいと手繰り寄せ、広がる星空の彼方を見上げていた。
『スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ』の登場人物・キャラクター
ルーク・スカイウォーカー(演:マーク・ハミル)
旧銀河共和国時代に、銀河系の平和維持のため活動していたジェダイの騎士、オビ=ワン・ケノービやマスター・ヨーダからジェダイとフォースについて学び修行し、自らもジェダイの騎士となり、反乱軍と共に旧銀河帝国と戦った。旧銀河帝国が設立される際に、対抗組織であるジェダイの騎士はオビ=ワンやヨーダなどわずかな生き残りを除いて抹殺されてしまい、オビ=ワンとヨーダの死後は、実質上ジェダイの騎士最後の一人となっていた。ルーク自身も、強いフォースの持ち主だった父親=銀河帝国の指揮官ダース・ベイダーの血を引き、非常に強いフォースの持ち主だったが、双子の妹であるレイアと友人ハン・ソロの間に生まれた子供、ルークに取っては甥に当たるベン・ソロが類稀なフォースの持ち主である事を知り、自分の弟子として育てる。ルークはベンの他にも十数名の若者をジェダイの騎士として育成し、ジェダイの組織の復活を目指していたが、ベンはファースト・オーダーの最高指導者スノークの誘惑によりフォースの暗黒面に落ち、共に修行をしていたジェダイの若者たちを抹殺してしまった。しかしこれは、暗黒面が予想以上に大きくなっていたベンを、自分の父親であったダース・ベイダーのような強大な存在になってしまう前に、抹殺してしまおうとルークが考えてしまったことが原因であり、レンに手をかける直前に思いとどまったものの、自分を殺そうとしていたルークを見て、ベンが反撃したのが始まりだった。このことにショックを受けたルークは自責の念にかられ、レジスタンスの元を離れて、皆の前から姿を消し、最初のジェダイ・テンプルがある惑星、オク=トーの孤島で隠遁生活を送っていた。フォースの力を持つレイがレジスタンスへの協力を懇願しに来ても、ルークは戦いの場に出ることを固辞していたが、反乱軍時代からの盟友であるドロイドR2-D2が映し出した古いホログラム=自身がジェダイの騎士となるきっかけとなった、若き日のレイアがオビ=ワン・ケノービに協力を要請するホログラムを見て、レイにジェダイとフォースのことを教え、そして霊体として姿を現した今は亡きマスター・ヨーダの説得により、レジスタンスに協力することを決意する。
レイア・オーガナ(演:キャリー・フィッシャー)
惑星オルデランの王家オーガナ家に育ち、その後旧銀河元老院のオルデラン代表議員となったが、銀河系を支配化に置こうとする非情な帝国のやり方に反発し、帝国に反旗を翻した反乱軍と行動を共にするようになる。銀河帝国滅亡後、ファースト・オーダーが台頭してからは、ファースト・オーダーに対抗するレジスタンスを創設し、自らレジスタンスを率いる将軍となった。ジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーの双子の妹であり、反乱軍時代に共に戦った密輸業社ハン・ソロと恋に落ち、一人息子のベン・ソロのちのカイロ・レンを産む。普段はその力を駆使することはなく封印しているが、ルークと同じく、銀河帝国指揮官であり父親であったダース・ベイダーの血を引いて、レイア自身も強いフォースの持ち主である。本作では、ファースト・オーダーの攻撃によりレジスタンスの母船から宇宙空間へ投げ出された後、シリーズ史上初めてその力を発揮して、母船内部まで帰還する。
カイロ・レン(演:アダム・ドライバー)
旧反乱軍の英雄であるハン・ソロとレイア・オーガナの間に出来た、一人息子。本名は、ベン・ソロ。強いフォースの力の持ち主であった祖父ダース・ベイダーの血を引き、類稀なるフォースの力の持ち主である。その力をジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーに見込まれ、ジェダイとしての修行を始めるが、ファースト・オーダーの最高指導者スノークの誘惑を受け、フォースの暗黒面に落ちる。スノークの命を受け、ルークの元でジェダイの修行をしていた若者たちを抹殺したが、これは暗黒面が拡大し始めたレンを、ルークが殺そうと考えてしまったのがきっかけだった。その後、フォースの暗黒面を信奉する組織「レン騎士団」に入り、その組織名を取って「カイロ・レン」と名乗るようになり、ファースト・オーダーの指揮官となった。祖父のダース・ベイダーに憧れており、自分もベイダーのような威厳を持つ指揮官になりたいと願い、ベイダーが死後に火葬された時の仮面を持っていて、普段はその仮面を模した黒い仮面を付けている。しかし、自分の中にまだ暗黒面の対極にあるフォースの「光」の部分も存在することを自覚していて、それゆえにベイダーのような存在になれないことに苛立ち、ファースト・オーダーでの作戦に失敗すると癇癪を起こすこともあるなど、精神的に不安定な部分も抱えている。本作では暗黒面と光の部分で揺れていることをスノークに指摘され,、怒りのあまり自分の仮面を叩き壊した。スノークの策略により、レイとフォースの力で繋げられ、スノークの思うがままに動かされていることに気付き、自らがファースト・オーダーの最高指導者になるべく、スノークを抹殺する。
レイ(演:デイジー・リドリー)
砂漠に覆われた惑星ジャクーで、ゴミ漁りのような廃品回収の仕事をしながら生きていた、若い娘。ジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーの居場所を記した地図のデータを持つドロイドBB-8に出会ったことから、運命が大きく変わり出す。レイ自身も自分の中に何か他と違う特異な力を持っていることは自覚していたが、その正体がなんなのかわからず苦悩していたところ、惑星タコダナの女主人マズ・カナタにより、それがフォースと呼ばれる力であることを知り、その力が覚醒する。レイの持つフォースの力は凄まじく、旧銀河帝国指揮官であったダース・ベイダーの血を引くカイロ・レンを凌ぐほどの才能の持ち主である。惑星オク=トーで隠遁生活を送っていたルークの元へ旅立ち、レジスタンスへの協力を要請し、ルークの元でジェダイの修行を開始する。ルークやカイロ・レンとは違い、そのフォースの力を親から受け継いだわけではなく、両親はごく普通の人間だった。自分を惑星ジャクーに置き去りにした両親が、もうこの世にはいないことをレイは知っていたが、そのことを受け入れられず、いつか自分を両親が迎えに来てくれるのだと、自分に思い込ませていた。自分を捨てた両親の代わりに、ハン・ソロやルーク・スカイウォーカーを、父親のような存在だと感じていた。ファースト・オーダーの最高指導者スノークの策略により、カイロ・レンとフォースの力で繋げられ、レンの中にまだフォースの正しき光があるのを見て、レンを暗黒面から救い出そうと、スノークとレンが乗るファースト・オーダーの母艦へ向かう。レンを暗黒面から救うことは出来なかったが、レイのフォースの力は大きく開花し、レジスタンスが閉じ込められた洞穴の岩山を、一人で浮き上がらせることが出来るまでに成長した。
フィン(演:ジョン・ボイエガ)
幼い頃にファースト・オーダーによって誘拐され、それ以来ファースト・オーダーの兵士となる訓練を受け、認識番号FN-2187と呼ばれて自分の本名も知らずに生きて来た。しかし、兵士として初の出兵となった惑星ジャクーで、罪のない民間人を虐殺するファースト・オーダーの非情なやり方に抵抗を覚え、命令に逆らい、ファースト・オーダーを脱走することを決意する。この時ファースト・オーダーに捕らえられていたレジスタンスのパイロット、ポー・ダメロンを助けたことにより、その運命が大きく変わり出す。ダメロンにより、認識番号のアルファベットをもじって、「フィン」と名付けられることになった。前作「フォースの覚醒」で負った傷が癒えた後、レイを探しに行こうとして出会った女性整備士ローズと共に、レジスタンスがファースト・オーダーの追跡から逃れるための作戦を決行する。
ポー・ダメロン(演:オスカー・アイザック)
両親は旧銀河帝国を打ち破った反乱軍に所属していて、その影響もありレジスタンスの一員となる。戦闘機などの操縦の腕前はレジスタンスの中でも群を抜いており、レイア・オーガナ将軍の信頼も厚く、行方不明になっていたレイアの双子の兄、ルーク・スカイウォーカーの居場所を記した地図を入手するという重大な任務を任された。惑星ジャクーで地図を入手した後、ダメロン自身はファースト・オーダーに捕らえられてしまったが、捕らわれの身となる前に咄嗟の機転で、地図のデータを相棒のドロイドBB-8に託していた。結果としてこの機転が、強いフォースの持ち主であるレイや、妻であるレイアとレジスタンスから距離を置いていた反乱軍の英雄ハン・ソロを、ファースト・オーダーとの戦いへと誘うことになる。ファースト・オーダーから自分を助けてくれた、元ファースト・オーダーの兵士であるフィン(フィンの認識番号FN-2187の「FN」から名付けた)の名付け親でもある。本作の冒頭でも、ファースト・オーダーの戦艦を撃墜する任務を任されていたが、撤退を命じたレイアに逆らって、結果味方に多大な損害を与えたことから、降格させられてしまう。その後もレイアに代わり指揮官になったホルド提督に逆らい、フィンやローズと共に独自の作戦を決行し、そのためにレジスタンスの指揮権をホルドから奪おうとするなど、身勝手な行動が続いていたが、ホルドの捨て身の行動により生き延びた後、残り少ないレジスタンスの人員を率いる、新しいリーダーとなる。
ローズ・ティコ(演:ケリー・マリー・トラン)
Related Articles関連記事
【スター・ウォーズ】アナキン・スカイウォーカーがダークサイドに囚われダース・ベイダーになった理由
スター・ウォーズ旧三部作の主人公ルーク・スカイウォーカーの父親であり、シリーズを代表するヴィランであるシスの暗黒卿・ダース・ベイダーでもあるアナキン・スカイウォーカー。 アナキンがダークサイドへ堕ちる理由となった悲劇とは。彼の悲しき人生を紐解き解説する。
Read Article
【スター・ウォーズ】服装から見えるスカイウォーカー家の光と闇【STAR WARS】
スター・ウォーズ シリーズの主人公であるアナキン=スカイウォーカー、ルーク=スカイウォーカーは共にエピソードの進行に伴い暗黒面、闇へと近づいていくかのように服装が徐々に黒く染まっていく。 その両者の内面の光と闇についてを映画の重要なキーワードであるフォースと共に追っていく。
Read Article
スター・ウォーズシリーズ(SW)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『スター・ウォーズ』シリーズとは、1977年に第1作が初公開され、2019年に完結作となる第9作が公開された、共和国と帝国という2つの宇宙国家の対立と、その中で活躍するジェダイの騎士たちの姿を描くSF映画。完結後も派生作品が作られる一大叙事詩である。2022年にはその総価値が推定700億米ドルと言われており何年たっても愛される超大作となっている。 ここでは、そんな『スター・ウォーズ』シリーズに登場する数々の名言を紹介。何年にわたって人々の記憶に残り続ける言葉をエピソード1~6の中から紹介する。
Read Article
スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒(SW7)のネタバレ解説・考察まとめ
『スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒』とは、2015年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく2015年12月。全9部作からなるスター・ウォーズサーガの、7番目の物語に当たる。凶悪な銀河帝国の衰退後、平和な時代の続いていた銀河新共和国時代に、新たな脅威ファースト・オーダーが出現。この脅威に対抗すべく立ち上がった、レジスタンスたちの活躍を描く。
Read Article
スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望(SW4)のネタバレ解説・考察まとめ
『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』とは、1977年製作のアメリカ映画。日本公開は1年後の1978年6月。スター・ウォーズサーガの記念すべき第1作目であり、本作はエピソード1~9から成る9部作の4番目、「エピソード4」にあたる。広大な銀河の辺境にある星に育った青年ルーク・スカイウォーカーが、銀河系の運命を左右する一大事件に関わり、平和を取り戻すべくシスの暗黒卿へ立ち向かう姿が描かれている。
Read Article
スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲(SW5)のネタバレ解説・考察まとめ
『スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲』とは、1980年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく、1980年の6月。前作の大ヒットを受けて作られたシリーズ2作目で、9部作からなるスター・ウォーズサーガの5番目の物語に当たる。凶悪な銀河帝国が反乱軍への攻勢を強める中、故郷を出て反乱軍の一員となった青年ルーク・スカイウォーカーが、自らの思いがけない運命に直面するまでを描く。
Read Article
スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還(SW6)のネタバレ解説・考察まとめ
『スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの復讐』とは、1983年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく1983年の7月。凶悪な銀河帝国が再び建設を始めた究極兵器・第2デス・スターの脅威に、帝国の支配に反旗を翻した反乱軍が立ち向かい、ジェダイの騎士の血を受け継いだ青年ルーク・スカイウォーカーらの活躍により、銀河帝国と、帝国皇帝の野望を打ち破り、再び銀河系に平和を取り戻すまでを描く。
Read Article
スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス(SW1)のネタバレ解説・考察まとめ
『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』とは、1999年製作のアメリカ映画。社会現象にまでなった「旧3部作」の完結より16年の時を経て製作された、スター・ウォーズサーガ「新三部作」の第一作目。旧三部作を通して「悪の主役」であったダース・ベイダー=アナキン・スカイウォーカーの幼少時の物語を描く。
Read Article
スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(SW2)のネタバレ解説・考察まとめ
『スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃』とは、2002年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく2002年の7月。スター・ウォーズサーガ・エピソード4~6から成る「旧三部作」に続く、「新三部作」の第二作目。前作「エピソード1 ファントム・メナス」で描かれたアナキン・スカイウォーカーの幼少時から10年後、ジェダイの騎士として青年に成長したアナキンの姿を描く。
Read Article
スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(SW3)のネタバレ解説・考察まとめ
「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(Star Wars: Episode III Revenge of the Sith)」とは、2005年に公開されたアメリカ映画。エピソード4~6からなる「旧3部作」完結後、12年の時を経て製作された「新3部作」、エピソード1~3の完結編である。アナキン・スカイウォーカーがフォースの暗黒面に落ちダース・ベイダーとなり、長年に渡り平和を維持して来た銀河共和国が陰謀により銀河帝国へと変わるまでを描く。
Read Article
レイダース/失われたアーク《聖櫃》(インディ・ジョーンズ)のネタバレ解説・考察まとめ
『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』とは1981年にアメリカ合衆国で公開されたアクション・アドベンチャー映画。主演はハリソン・フォード、監督にはスティーブン・スピルバーグ、原案と制作総指揮にジョージ・ルーカスが務めた。超常的パワーを秘めた聖櫃(アーク)を巡り、冒険家インディ・ジョーンズはナチス・ドイツを相手に争奪戦を繰り広げる。
Read Article
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』とは、2018年製作のアメリカ映画。日本公開は2018年の7月。スター・ウォーズシリーズのスピン・オフ作品で、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に続く第二弾。旧三部作(エピソード4~6)で主役の一人であった、ハン・ソロの若き日の姿を描く。ソロの愛機であるミレニアム・ファルコン号や、長年の相棒であるチューバッカとの出会いなどに関する秘話が明かされる。
Read Article
LOST(ロスト)のネタバレ解説・考察まとめ
『LOST』とはアメリカで2004年から2010年に掛けてシーズン1~6までの全121話が放送され、世界中を魅了したミステリーアドベンチャードラマ。エミー賞やゴールデングローブ賞など各賞を受賞し、熱狂的なファンを生み出すほどの社会現象を巻き起こした。飛行機事故で墜落したある島で、生存者たちの過去と島での日々そしてこれから起こる出来事が複雑に絡み合いながら、謎が謎を呼ぶ展開が繰り広げられていく。
Read Article
M:i:III(ミッション:インポッシブル3)のネタバレ解説・考察まとめ
往年の人気TVドラマ「スパイ大作戦」の映画化で、大ヒットスパイ・アクションにまで成長させたトム・クルーズ製作・主演のシリーズ第3弾。2006年公開のアメリカ映画。TVシリーズ「エイリアス」「LOST」で注目を集めたJ・J・エイブラムスの劇場映画初監督作品。フィアンセとの結婚を控え、一線を退き教官となった主人公イーサン・ハントが、凶悪な敵を前に世界を駆け巡り、再び危険なミッションに挑む。
Read Article
ブレードランナー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブレードランナー』とは、フィリップ・K・ディック作のSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の映画化作品。監督はリドリー・スコット、脚本はハンプトン・ファンチャーであり、1982年に公開された。 レプリカントと呼ばれる、人間と区別がつきにくい人造人間6名が火星から地球へと逃亡してくるのをきっかけに、主人公リック・デッカードがレプリカント狩りのため復職につく。すべてのレプリカントを狩れるのか。人間と機械の違いとは何か。SF映画「禁断の惑星」や「メトロポリス」に次ぐSF映画の金字塔。
Read Article
アデライン、100年目の恋(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アデライン、100年目の恋』とは、2015年にアメリカ合衆国で製作された恋愛ファンタジー映画である。ある日、突然起きた事故により老化が止まったヒロイン「アデライン・ボウマン」は、100年の長い年月を若い容姿のまま過ごすことになる。以後、その年齢に伴わない美貌に疑問を抱いたFBIから目をつけられてしまう。その事をきっかけにアデラインは、一切の素性を隠し、長い逃亡人生を送ることになる。しかし、大晦日のパーティーで出会う男エリスと交際することになり、アデラインの人生に光が見えてくるのであった。
Read Article
スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』(Star Wars Jedi: Fallen Order)とはRespawn Entertainment(リスポーン・エンターテインメント)社が2019年に発売したアクションゲーム。 高難易度のアクションと、美麗なグラフィック、豪華な音楽で『スター・ウォーズ』の世界を疑似体験できる一作で、映画のストーリーを知らないゲームファンも楽しめる。 ジェダイ騎士の生き残りであるカルが、強大な帝国軍と戦う様子を描く。
Read Article
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』とは、2016年に映画監督ギャレス・エドワーズによってアメリカで制作された実写SF映画。スター・ウォーズサーガの本編では語られなかった物語を描く、スピン・オフシリーズの第一弾。シリーズ1作目『エピソード4/新たなる希望』に登場した、銀河帝国軍の誇る究極兵器「デス・スター」の設計図を盗み出すため、決死の作戦に挑む戦隊「ローグ・ワン」の熾烈な戦いを描く。
Read Article
スター・トレック BEYOND(Star Trek Beyond)のネタバレ解説・考察まとめ
世界的人気を誇るジーン・ロッデンベリーのオリジナル『スター・トレック』を元に、2009年にJ・J・エイブラムズによってリブートされた作品。本作はシリーズ3部作の最後を飾る。 ジャスティン・リン監督(『ワイルド・スピード』シリーズ)が指揮。 エイリアンの襲撃を受け、エンタープライズ号を脱出したクルー達。降り立った未知の惑星でクルー達の絆が試される。
Read Article
インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』は1984年5月23日にアメリカで公開されたアクション・アドベンチャー映画。監督はスティーブン・スピルバーグ、製作総指揮はジョージ・ルーカス、主演はハリソン・フォードであり、前作『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の続編にあたる。 富と名声の象徴である伝説の「サンカラ・ストーン」を巡り、冒険家インディ・ジョーンズが恐ろしい邪教集団「サギー教」と熾烈な争奪戦を繰り広げる。
Read Article
逃亡者(1993年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『逃亡者』とは、1993年にアメリカ合衆国で制作されたサスペンス映画である。妻殺害の罪を着せられた著名な外科医キンブルは死刑判決を受けるが、護送中の事故に乗じて脱走する。決死の逃亡を続けながら、妻殺害の真犯人を見つけ出していくスリリングなストーリーが展開する。逃亡を続ける外科医をハリソン・フォードが、キンブルを執拗に追う連邦保安官補ジェラードをトミー・リー・ジョーンズが演じている。監督は『チェーン・リアクション』、『守護神』、『沈黙の戦艦』などを手掛けたアンドリュー・デイビス。
Read Article
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』は1989年5月に公開されたアメリカ合衆国のアクション・アドベンチャー映画で、大ヒットアドベンチャーシリーズの3作目にあたる。 監督はスティーブン・スピルバーグ、制作総指揮はジョージ・ルーカス、主演はハリソン・フォード。「原点回帰」をテーマに胸躍る冒険活劇は健在で、主人公インディの父役としてショーン・コネリーが演じ話題となった。 キリストの血を受けた「聖杯」を巡り、冒険家インディとその父ヘンリーが宿敵ナチス・ドイツと争奪戦を繰り広げる。
Read Article
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』とは2008年に公開されたアメリカ合衆国のアクション・アドベンチャー映画で、大ヒットアドベンチャーシリーズの4作目にあたる。 監督はスティーブン・スピルバーグ、制作総指揮はジョージ・ルーカス、主演はハリソン・フォード。前作より19年後を舞台に、映像技術の進歩による描写と壮年となったインディの変わらぬパワフルさが特徴。 謎の結晶体「クリスタル・スカル」に秘められた謎を巡り、インディは新たな敵「ソビエト連邦」と争奪戦を繰り広げる。
Read Article
ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』とは、2019年にアメリカで制作されたミステリー映画である。世界的なミステリー作家のハーラン・スロンビーの85歳の誕生日パーティーが開かれた。しかし、その翌朝ハーランは遺体となって見つかる。正体不明の誰かに雇われた探偵のブノワ・ブランは、パーティーに参加していた人間全員を疑っていた。『007』シリーズのダニエル・クレイグや『アベンジャーズ』シリーズのクリス・エヴァンスら豪華キャストが出演し、緊張感ありつつも、それぞれの思惑などをコミカルに描いている。
Read Article
アルマゲドン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アルマゲドン』は1998年に公開されたアメリカのSFアクション映画である。主演ブルース・ウィリス、監督をマイケル・ベイが勤める感動の大ヒット作だ。小惑星衝突による人類滅亡の危機を、60億人から選ばれたハリーたちは救えるのか。6人の宇宙飛行士と8人の石油採掘プロフェッショナルへ、命懸けの一大プロジェクトがNASAより告げられる。重大な責任を背負い宇宙へと飛び立つハリーたち。彼らの覚悟、そして仲間と家族を想う愛や絆の偉大さが壮大なスケールで描かれている。
Read Article
42~世界を変えた男~(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『42~世界を変えた男~』とは、2013年にアメリカで制作された野球映画。白人選手だけで構成されていたブルックリン・ドジャースに黒人選手として初めて入団したジャッキー・ロビンソンがチームメイト、観客、マスコミ、審判を敵に回す中、渾身のプレイを続けて周囲を変化させていく姿が感動的に描かれていく。 ジャッキー・ロビンソンを『ブラック・パンサー』で知られるチャドウィック・ボーズマンが演じ、ブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャーのブランチ・リッキーをハリソン・フォードが演じた。
Read Article
スター・ウォーズのチケット争奪戦で日劇大混乱…けが人も多数発生
2017年に『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が公開され、日本でも大フィーバーとなりました。有楽町のTOHOシネマズ日劇では、事前に整理券を購入した人だけが参加できる上映カウントダウンの点灯式が行われました。ファンたちは徹夜したり始発の電車に乗ったりしてチケット争奪戦が繰り広げられ、エレベーターに殺到してけが人が多く出るなど大混乱となりました。
Read Article
スター・ウォーズサーガ ストーリー復習 エピソードIV編
12月18公開の『スターウォーズ フォースの覚醒』に先駆けてスターウォーズサーガについて復習!「エピソード4新たなる希望」旧三部1作目であり記念すべきスターウォーズサーガで初めて公開された映画! 皇帝に支配された銀河帝国とルークたちのいる反乱同盟軍との争いがはじまる
Read Article
スター・ウォーズサーガ ストーリー復習 エピソードVI編
12月18公開の『スターウォーズ フォースの覚醒』に先駆けてスターウォーズサーガについて復習! シリーズ完結編!ジェダイとなったルークは父と知ったダース・ベイダーとその師のパルパティーンを倒しに向かう、一方同盟軍は破壊したデススターに変わる新たな脅威を壊し永遠に帝国を終わらせるために作戦をたてるのであった。
Read Article
可愛い上に陰の功労者。隙がないドロイド、R2-D2の魅力
新たなるサーガが始まったスター・ウォーズですが、「六部作」時代のすべてに登場したこのドロイド抜きには語れませんね。見た目プリティ、声もプリティ、でも性格は勇敢で忠実。たまにどじっ子な部分もあるのに何だか「隙がない」。そんなR2-D2について語っていきます。
Read Article
『スター・ウォーズ』のグリーヴァス将軍には仲間になってほしかった(ネタバレあり)
『スター・ウォーズエピソード6』に登場した「悪役」グリーヴァス将軍。スピンオフアニメでも「敵キャラっぷり」が描かれていた彼ですが、戦士としての誇りはあるし、ヴィジュアルもそれなりにかっこいいしで、敵にしとくのがもったいないキャラだと思うのです。『少年ジャンプ』のごとく「敵キャラが仲間になる」パターン、アメリカにはそうそうないんでしょうかね…。
Read Article
萌えるドロイドC-3POについて
いよいよ今年、「スターウォーズ」最新作が公開されますね。そこで、新旧6部作すべてに登場したプロトコル・ドロイド、C-3POについて語りたいと思います。「ああ、あのやかましい金ぴかね…」なんて思う方もいるでしょう。相棒のR2D2が勇敢な分「ダメな奴」「臆病もの」思われがちですが、彼だって結構できるドロイドですし、なにより萌えるドロイドなのです。
Read Article
【スター・ウォーズ】ライトセーバーの7つの型(フォーム)まとめ【豆知識】
『スター・ウォーズシリーズ』に登場する武器ライトセーバーには、7つの型(フォーム)があるのはご存じだろうか。これらのフォームはライトセーバーを使う者同士の戦いに大きく影響する。 ここでは『スター・ウォーズシリーズ』の7つの型(フォーム)についてまとめた。
Read Article
スター・ウォーズ初期三部作のメカ10選
エピソード7が公開され話題の、「スター・ウォーズ」。その前の時代を描く、エピソード4、5、6は、1977年より1983年にかけ公開され、後のSF映画のみなず、日本のアニメや特撮にも大きな影響を与えている。そんな初期三部作の、10のメカニクスを人気や活躍度などの観点から選んで紹介したい。
Read Article
サソリベイダーってなんだ……? FC版スターウォーズ!
スターウォーズのEP7も公開されましたが、ここでゲームにおけるスターウォーズを振り返ってみましょう。 日本で発売されたEP4モチーフのファミコン版スターウォーズ。 しかし、そこには恐るべき改変が……紹介したいと思います。
Read Article
スター・ウォーズの雑学&トリビアまとめ【STAR WARS】
ここではSF映画の金字塔、スター・ウォーズシリーズの雑学・トリビア・豆知識・裏話をまとめた。公開順に掲載している。構想初期の設定や、作中の歴史、演出の裏話など、ファンには嬉しい情報を紹介している。
Read Article
目次 - Contents
- 『スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ』の概要
- 『スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ』のあらすじ・ストーリー
- オープニング
- ルーク・スカイウォーカー
- カイロ・レンの攻撃
- レイの修行
- カント・バイトでの解放
- 2人の絆
- レジスタンスの将軍たち
- 玉座の間での共闘
- 新たな最高指導者
- クレイトでの戦い
- ジェダイの帰還
- 最後のジェダイ
- 『スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ』の登場人物・キャラクター
- ルーク・スカイウォーカー(演:マーク・ハミル)
- レイア・オーガナ(演:キャリー・フィッシャー)
- カイロ・レン(演:アダム・ドライバー)
- レイ(演:デイジー・リドリー)
- フィン(演:ジョン・ボイエガ)
- ポー・ダメロン(演:オスカー・アイザック)
- ローズ・ティコ(演:ケリー・マリー・トラン)
- 最高指導者スノーク(演:アンディ・サーキス)
- マズ・カナタ(演:ルピタ・ニョンゴ)
- ハックス将軍(演:ドーナル・グリーソン)
- キャプテン・ファズマ(演:グェンドリン・クリスティー)
- ホルド提督(演:ローラ・ダーン)
- DJ(演:ベニチオ・デル・トロ)
- ヨーダ(演:フランク・オズ)
- BB-8(演:ブライアン・ヘーリング&デイブ・チャップマン)
- C-3PO(演:アンソニー・ダニエルズ)
- R2-D2(演:ジミー・ヴィー)
- チューバッカ(演:ヨーナス・スオタモ)
- アクバー提督(演:ティモシー・ローズ 声:トム・ケイン)
- テミリ・ブラッグ(演:テミルラン・ブラエフ)
- 『スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- R2-D2が、ルークにレイアのホログラムを見せるシーン
- レイとカイロ・レンが、スノークの親衛隊と対決するシーン
- レジスタンスVSファースト・オーダー、惑星クレイトでの攻防シーン
- 「お前の両親は?」「名もない、ひとたち」
- 『スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ』の用語
- ジェダイの騎士
- フォース
- ファースト・オーダー
- レジスタンス
- カント・カジノ
- 最初のジェダイ・テンプル
- 『スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ』の主題歌・挿入歌
- エンド・クレジットで、追悼文と共にに流れる「レイアのテーマ」
- 『スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- カメオ出演
- マーク・ハミル(一人二役)
- ネイサン・ハミル、チェルシー・ハミル、グリフィン・ハミル
- ワーウィック・デイヴィス
- マイケル・ジアッチーノ(作曲家)
- ギャレス・エドワーズ
- ジョー・コーニッシュ
- エドガー・ライト
- ライアン・ジョンソン
- ジョセフ・ゴードン=レヴィット
- ジャスティン・セロー
- ノア・セガン
- おなじみのセリフ、今回は電子音
- 「ハン・ソロのサイコロ」の歴史
- 旧銀河帝国時代に開発された「ハイパースペース・トラッキング」
- 「スター・ウォーズのパロディ映画」からのパロディ
- 隠遁生活に、廃品を利用するルーク