C-3POとは、映画「スター・ウォーズ」シリーズ全9作に登場するプロトコル(儀礼・通訳用)ドロイドである。アンソニー・ダニエルズが演じており、黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』の百姓コンビに由来するキャラクターである。
幼少期のアナキンに作られ、パドメやルーク、レイアらに仕えた。600万超の宇宙言語や作法に通じるが、運動能力は低い。臆病で口数が多く空気が読めないコメディリリーフだが、相棒のR2-D2とは口喧嘩をしつつも深い絆で結ばれており、数々の危機を乗り越え物語を支えている。
C-3POの概要
C-3PO(シースリーピーオー)とは、映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場する架空のドロイド(ロボット)である。全編を通してアンソニー・ダニエルズが演じており、相棒のR2-D2とともに主要な映画全9エピソードすべてに登場するシリーズの象徴的なキャラクターである。キャラクターの着想は、黒澤明監督の映画『隠し砦の三悪人』に登場する狂言回しの百姓コンビ(太平と又七)に由来している。
儀礼や通訳を専門とするプロトコル・ドロイドであり、600万を超える宇宙言語や暗号、各種族の礼儀作法に精通している。全身を金色の外装で覆ったヒューマノイド型をしているが、動きはぎこちなく運動能力も高くない。幼少期のアナキン・スカイウォーカーによってスクラップから組み立てられ、後にパドメ・アミダラやルーク・スカイウォーカー、レイア・オーガナらに仕えた。
基本的には礼儀正しい性格だが、臆病で口数が多く、空気が読めない一面から周囲に鬱陶しがられるコメディリリーフとして描かれる。相棒のR2-D2とは深い絆で結ばれつつも口喧嘩が絶えない間柄であり、戦乱の銀河で様々な危機に巻き込まれながらも物語を支える重要な存在となっている。
プロトコル・ドロイドとは
プロトコル・ドロイドは、銀河中の多様な種族の言語や文化、儀礼に通じた通訳・外交用のドロイドである。無数の種族や文化が存在する銀河系において、種族間のスムーズな意思疎通や相互理解を助ける仲介役として運用されている。
代表的な機種として、サイボット・ギャラクティカ社製の「3POユニット」が存在し、作中の主要キャラクターであるC-3POもこの型に含まれる。C-3POをはじめとするプロトコル・ドロイドは、数百万におよぶ言語や暗号、電子音までも言語として認識・解釈する高度な言語能力を備えており、電子音のみで話すアストロメク・ドロイド(R2-D2など)や異星人との会話を過不足なく通訳することが可能である。また、その高い言語機能や外観から、未開の種族によって神として祀り上げられ、思わぬ支援を得る事例も存在する。
そのほかにも、昆虫のような頭部を持ち「デス・スター・ドロイド」の通称でも知られるアラキッド・インダストリーズ社製の「RA-7プロトコル・ドロイド」、ロザル・ロジスティクス社製の「RQユニット」、さらには賞金稼ぎ4-LOMのベースとなったインダストリアル・オートマトン社製の「LOMシリーズ」など、複数のメーカーによって多様な形状・用途のプロトコル・ドロイドが開発・製造されている。
C-3POのプロフィール・人物像
初登場:『新たなる希望』(1977年)
身長:177cm
地位:プロトコル・ドロイド(通訳)
母星:タトゥイーン
所属:銀河共和国、反乱同盟軍、レジスタンス
演:アンソニー・ダニエルズ
CV:トム・ケイン(ゲーム版)
日本語吹替:岩崎ひろし(専属声優)
プロトコル(儀礼・通訳用)ドロイド。「スター・ウォーズ」シリーズの全9エピソードすべてに登場するシリーズの象徴的なキャラクターであり、アナキン・スカイウォーカーが廃品を結集して作成した。
600万を超える宇宙言語や暗号、各種族の儀礼に精通しており、高い通訳能力と知識を誇る。金色をベースにしたヒューマノイド型のボディを持ち、動きはぎこちない。
非常におしゃべりで礼儀正しく、自身の能力や知識をひけらかす傾向がある。性格は基本的には臆病で空気が読めない一面があるため、周囲から鬱陶しがられて四面楚歌になり、有無を言わさず電源を切られることもある。現実的な面もあり、相棒のR2-D2がダメージを受ければ「だから言ったのに…」「小惑星帯を抜けるなんて無理!」「帝国軍に情けを乞おう!」などと発している。臆病者とそしりを受けるが、現実的であればこそである。
しかし仲間想いであり、主人のルークを心配したり、相棒R2-D2が戦闘で深手を負った際は泣きそうな声で「修理をお願いします、自分の部品を喜んで提供します!!」と懇願している。
相棒のR2-D2とは口喧嘩が絶えないもの、上記の通り深い絆で結ばれている。戦乱の中で悲運に見舞われながらも物語を支えるコメディリリーフとして高い人気を誇る。
C-3POの能力
言語・通訳能力
600万を超える宇宙言語や各種族の暗号、外交儀礼に精通している。未知の未開民族とも意思疎通を図ることができるほか、電子音しか発しないアストロメク・ドロイド(R2-D2など)の音声を正確に理解・解釈し、他者へ通訳する役割を担う。内蔵されたシンセサイザーにより、マイクで聴き取った音声を正確に再現・出力する機能も備えている。また、シス語など特定の言語に関しては、プログラム上の制限(バイパス手術等)を介して解読・出力を行う事例も存在する。
システム・機器操作能力
コンピューター機器のオペレートやプログラミングに長けており、高度な情報処理をこなす。加えて、ランドスピーダーや宇宙船(クルーザーなど)の操縦・運転能力も備えている。ただし、独自の設定や改造が施されたミレニアム・ファルコンのような特殊な船舶の操縦は苦手としている。
生存・耐久能力(悪運)
戦闘や危険な任務に常時巻き込まれる環境に置かれながらも、修復不能な完全破壊を免れる極めて高い生存能力(悪運)を持つ。作中では胴体や頭部の切断、爆破による破砕、過酷な環境での不具合やパーツ欠損など度重なる過酷な状況に見舞われているが、その都度周囲の介入や偶然によって修理・復元され稼働を継続している。
身体・構造的特性
ヒューマノイド型のボディを有し、通常はぎこちない歩き方で移動するが、緊急時には人間の駆け足と同等の速度で移動することが可能である。頭部と胴体はそれぞれ別の独立した回路構成となっており、首と胴体が切断・分離された状態であっても頭部単体で意識を維持し、会話を行うことができる。ジオノーシスの戦いのようにバトル・ドロイドの胴体と誤接続された際には、その胴体側のプログラムによる干渉を受けて攻撃的な言動を発するなど、外部ユニットからの影響を受ける構造的性質を持つ。
C-3POの来歴・活躍
誕生と旧銀河共和国時代(プリクエル・トリロジー)
惑星タトゥイーンにて、幼少期のアナキン・スカイウォーカーがジャンク品のパーツを組み合わせて制作したことで起動する。当初は外装がない半完成状態であり、相棒となるR2-D2からその姿を指摘される場面もあった。アナキンがジェダイの修行のために旅立った後はタトゥイーンに残され、後にアナキンの母シミ・スカイウォーカーやラーズ家に仕える中で銅板の外装を取り付けられた。
クローン大戦の勃発期には、ジオノーシスのバトル・ドロイド工場で頭部と胴体が切断され、戦闘用ドロイドのパーツと誤接続されて戦場に放り出される災難に遭うも、R2-D2に回収・修復された。アナキンとパドメ・アミダラの結婚後はパドメに仕え、外交儀礼にふさわしい金色の外装へと変更される。しかし銀河帝国の成立とパドメの死に伴い、ルークやレイアら双子の存在を伏せるため、ベイル・オーガナ議員の指示によって記憶を消去された。
銀河内乱期(オリジナル・トリロジー)
記憶消去後はオルデラン王室やレイマス・アンティリーズ船長らに仕え、反乱同盟軍の活動に関与する。帝国の追撃から逃れる中でタトゥイーンへ漂着し、ジャワ族に捕獲されたのち、自身の制作者であるとは知らぬまま成長したルーク・スカイウォーカーに引き取られた。
デス・スターでの救援劇や反乱同盟軍の戦いに同行し、デス・スター内部では機転を利かせてストームトルーパーを欺くなど一行をサポートした。ホスからの脱出後はクラウド・シティでストームトルーパーに破壊されてバラバラにされる悲運に見舞われるが、チューバッカらによって修復される。エンドアの戦いにおいては、その金色の外装と通訳能力から原住民イウォーク族に神と誤認され、彼らを反乱同盟軍の味方につける重要な役割を果たした。
エクセゴルの決戦とその後(シークエル・トリロジー)
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