Bloodborne(ブラッドボーン)のネタバレ解説・考察まとめ
『Bloodborne』とは、ダークソウルでお馴染みのフロムソフトウェアが開発したアクションRPG。
プレイヤーは初めに廃墟となったヤーナム市街地を探索することとなる。しかし敵に殺されてしまい、気がつくと狩人の夢と呼ばれる場所にたどり着く。そこで装備品を受け取り、人形、古狩人ゲールマンの助けを借りて、戦うこととなる。
ソウルシリーズを元にした本作はよりスピード感のある戦闘に加えてダメージを受けた直後に攻撃することで回復できるリゲインシステムの搭載により緊張感のある戦闘を体験できる。
プレイヤーの分身となる主人公。ソウルシリーズ同様キャラクターメイクが可能となっている。キャラクターメイクでは性別、身長、体型等自由に設定できる。
セリフは無く、外人に寄った顔立ちが多い。
異邦人である主人公は謎の男による血の医療を受け、ヨセフカの診療所で目が覚める。記憶が曖昧となっているため、自筆の書置きである『青ざめた血』だけをを手掛かりにダンジョンを探索していく。
しかし、武器を持たない主人公は敵(獣の病に侵され正気を失った人間)に倒されてしまい、目が覚めると狩人の夢にたどり着いていた。
狩人の夢で出会ったゲールマン、人形の力を借り、仕掛け武器を駆使して戦いに身を投じていくこととなる。
人形
狩人の夢に居る綺麗な顔立ちをした女性の人形。主人公が最初に出会った時は全く動くことはなかったが、主人公が啓蒙というこの世界の知識を得ることで動き出す。
人形といっても見た目通り女性のように振る舞い一目では普通の人間と見分けがつかない。
主人公のジェスチャーに対してお辞儀や拍手をしてくれることもありファン間でも人気は高い。
ゲーム内の役割は主人公のレベルアップであり、手に入れた血の遺志と引き換えに好きな能力を上げてもらえる。
人形を倒してしまっても別の人形が生まれレベルアップは可能。
助言者ゲールマン
人形と同じく拠点である狩人の夢に現れ主人公の進むべき道を教え、人形や鍛冶工房を自由に使わせる協力者。
左足は義足で常に車椅子に乗っている。
人形と違い攻撃しても消えるだけで倒すことはできない。謎の多い人物ではあるが最後の主人公の選択次第で戦うことができる。その強さはブラッドボーン本編でもトップクラスの実力でかなり苦戦を強いられるだろう。
ガスコイン神父
本作における二番目のボス。最初は仕掛け武器と銃による攻撃で戦い、体力が減ると獣化し高い攻撃力で主人公を追い詰める。序盤のボスにしては非常に難易度が高くプレイヤーの半分以上がこのボスを倒せないでいる。
主人公同様、異邦人であり、神父と呼ばれる所以はそこにある。彼も獣の病について悩まされ病を治す方法は無いという結論を出し、あらゆる人間を襲っていた。
戦闘中に獣化してしまうが、主人公に討たれる。
ヤーナム市街にガスコイン神父の娘と思われる少女がいる。ガスコイン神父の居るエリアに少女が探していた母親のブローチが落ちていることから、獣の病に侵されたガスコイン神父を止めようとした母親が殺されていると考察されている。
ヨセフカ
ヨセフカの診療所の女医。主人公の前に姿を現すことはないが扉越しに話しかけることで『ヨセフカの輸血液』をもらえるなど主人公には協力的である。
物語終盤にてヨセフカの診療所の扉の向こう側に行けるようになるが、ヨセフカを装った偽物の女医によって人体実験の被験者となっていることが明らかになる。
上記の画像は実験体となった後のヨセフカであり人間だった頃のヨセフカとは直接会うことはできない。
偽物の女医
ヨセフカをを実験体とし、入れ替わっていた偽物のヨセフカ。本名は不明であり人体実験の目的は医療協会と同じく上位者を生み出すためである。
物語の早い段階から入れ替わっており声優も変わっている。
ヨセフカと入れ替わってからは。まともな人間がいたら診療所に連れてくるように主人公に頼むがこれも人体実験を行うためである。
診療所の奥へ進もうとすると偽物の女医に引き返すよう警告される。ここで警告を無視し進んでいくことでヨセフカと対面できるが、本物は実験体にされ、入れ替わっていることを知る。教会の白装束を身にまとっていて狩人と同じく仕掛け武器である仕込み杖と銃で戦う。自らの体を実験体としており戦闘では腕から蛇のようなものを伸ばして攻撃を仕掛けてくる。
警告を聞き引き返した場合物語終盤に診療所を訪れると偽物の女医が子供を産もうとしているが人間ではなく上位者に関係する何かだと思われる。
アメンドーズ
巨大な体に七本の腕を持つ上位者。アメンドーズとは個体ではなく種族の名称。
ブラッドボーンの世界で至る所に居るが主人公の啓蒙が足りないと姿を目視することができない。主人公との力の差は圧倒的ではあるが、個体ごとに行動は大きく異なる。
近付いても何もしない個体もいれば別のエリアへワープさせる個体も存在する。
ボスとして戦い、倒すことも可能だがアメンドーズの中でも倒せる個体はこの1匹のみである。更にこの個体は他のアメンドーズと比べて見た目が多少異なることから子供のようなものだと考えられる。
戦闘では多くの腕を振り回したり、レーザーによる遠距離攻撃等、多種多様な技を持つ。
体力が減ると自分の腕を引き抜き、武器として戦い主人公を追い詰める。
水盆の使者
血の遺志と引き換えに様々なアイテムを提供する使者。消耗品である輸血液や水銀弾を補給できるため、主人公は何度も利用することとなる。
ダンジョン内で手に入れた狩人の証を見せることで銃や仕掛け武器も販売してくれるようになる。
骸骨のような見た目ではあるが本作において数少ない味方である。
水盆の使者以外にも序盤では手記によってプレイヤーにヒントや操作方法を教える使者も存在し、使者は主人公を助けてくれることが多い。
エミーリア
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目次 - Contents
- 『Bloodborne』の概要
- 『Bloodborne』のあらすじ・ストーリー
- 『Bloodborne』のゲームシステム
- 敵を倒しダンジョンを進んでいく
- 銃パリィ
- 死なないことが重要
- 血の遺志によるプレイヤーの強化
- 高いアクション性
- 『Bloodborne』の登場人物・キャラクター
- 主人公(プレイヤー)
- 人形
- 助言者ゲールマン
- ガスコイン神父
- ヨセフカ
- 偽物の女医
- アメンドーズ
- 水盆の使者
- エミーリア
- 悪夢の主ミコラーシュ
- メルゴーの乳母
- メルゴー
- ヤーナムの女王
- 白痴のロマ
- 『Bloodborne』の武器
- 仕掛け武器
- 獣狩りの斧
- 仕込み杖
- ノコギリ鉈
- 銃
- 大砲
- 松明
- 『Bloodborne』のアイテム
- 輸血液
- 水銀弾
- 3本目のへその緒
- 雷光ヤスリ
- 血の遺志
- カレル文字
- 『Bloodborne』の用語
- 獣の病
- 狩人(ハンター)
- 獣狩りの夜
- 血の医療
- 医療協会
- 青ざめた血
- 啓蒙
- 上位者
- 『Bloodborne』の舞台
- 狩人の夢
- 古都ヤーナム
- ヤーナム市街
- オドン協会
- ヤーナム聖堂街
- ヤーナム旧市街
- メンシスの悪夢
- 悪夢の辺境
- 『Bloodborne』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 没データ
- ソウルシリーズとの相違点
- ストーリー考察