「相棒13」10話~19話のあらすじ&ネタバレまとめ【相棒 season13】
人気刑事ドラマ『相棒 season13』の10話から19話(最終話)のあらすじをネタバレつきでまとめてみた。
血気盛んな青年刑事・甲斐亨役で物語を沸かせた成宮寛貴が、このseason13で引退することが事前に明かされており、ファンはどのような形で特命係を去ることになるのか注目されていた。やがて放送された最終回では、その甲斐が事件の犯人という衝撃的な展開が描かれ、ファンの間で物議をかもすこととなった。
右京が淑子に話しかけた時、エコバックの大金とライブチケットが目に入り、爪の変色に気づく。その後右京は、ガソリンスタンドのニュース映像のエコバックに気づいた。そのバックは、淑子のものと同じ物。そして爪の変色は日常的に油などに触れているからだと推測。
そこで淑子が触ったレシートの指紋を調べると山田勇の妻と判明。ライブチケットについて調べ、四宮裕二ライブチケットに行きつく。淑子は、ずっと四宮のファンだった。そのライブ会場に向かうとそこには、ホテルの女性の変死を追っていて四宮にたどり着いた伊丹も。右京は「二つの事件はつながった」と言う。
その時四宮が、淑子を人質にとって出てくる。右京はその芝居を見抜いた。淑子は四宮と逃亡するつもりだったが、四宮は観念。淑子に話を聞くと、夫が口やかましく、姑にもイヤミを言われ自由のない生活。
事件当日、淑子がスタンドの準備をし自宅に戻ると旦那は倒れていた。病死だった。その時淑子は「今しかない」と思い逃げ出した。淑子は「自分のあこがれの四宮とドキドキする時間をすごす事ができた」と警察には捕まったが喜んでいた。
出典: syakaigeinou.biz
第12話「学び舎」 1月21日(水) 放送 視聴率18.3%
公園でホームレスと見られる男性の死体が発見された。前夜、付近で若者たちが騒いでいたという情報があり、捜査一課は不良グループによるホームレス襲撃事件と目測を立てるが、右京(水谷豊)は、遺体の状況から身元を見抜く。男性は、池本(長谷川公彦)という私立大学の生物学教授で、研究のための虫を採取していたらしい。池本の研究室を訪れた右京と享(成宮寛貴)は、そこで彼の研究とは無関係の本の山を目にする。助教によると、それらの本は読みもしないのに借りてこさせていたらしく、「図書館で大発見をした」などとも言っていたらしい。そんな中、右京と享は、大学の一角で女子大生が大声をあげながら大勢の前で服を脱ぐ、不可解な行動を目の当たりにする。騒ぎはすぐ収まったものの、不審に思った右京たちが彼女を問い詰めるとパフォーマンスをせざるをえなかった驚くべき理由が明らかに!教授殺害事件との関連は!? そして真犯人は誰なのか?
ネタバレ
服を脱ごうとしたのは、SNSの講義を行う非常勤講師の男が、上半身裸の写真をネットに拡散するといい脅していたから。この男は自分が担当する学科創設を目指しており、SNSの恐ろしさを知らしめるために脅迫を行った。が、教授殺しにはアリバイがありシロだった。
理事長は投資をしていたが穴をあけてしまったため、図書館にある貴重な資料を売っていた。これを知った池本は理事長と口論になった。その時に池本は「よりによってなぜあの資料を!」と言っている。
殺害現場が大げさなほどゴミがちらばっていたことに違和感を持ち調べると、ゴミの中からめがねの破片が見つかった。そのめがねの破片に、池本の血がついていた。
出典: syakaigeinou.biz
犯人はめがねの持ち主で、大勢の前で服を脱ぎだした女子学生。
理事長が図書館にある貴重な資料を売っていたことを告発すると言い出した池本。その中には、犯人の女学生の研究分野である資料もあった。池本は「君の未来は絶たれた」と言った。告発されれば学部がなくなり、自分の研究が立ち行かなくなるため教授を殺害。
しかし池本は、女学生に夏目漱石の手紙を見つけさせて女学生を学校で出世させようと考えていた。その手紙を理事長は売ってしまっていたため「よりによってなぜあの資料を!」を言っていたのだ。
第11話「米沢守、最後の挨拶」1月14日(水)放送 視聴率18.3%
都内各地で同一犯による連続殺人と見られる事件が発生! 手掛かりは、3つの現場すべてに残されていた犯人と思しき人物のDNA。ところが、問題のDNAが、鑑識課の米沢(六角精児)のものであることが判明。鑑識がDNA採取用に使用している綿棒に、米沢の細胞が付着していたのだ。マスコミでも大々的に取り上げられている“連続殺人犯”が、警視庁内の鑑識にいたとなれば尋常ならざる事態。米沢は早々にクビを宣告される。右京(水谷豊)と享(成宮寛貴)は、憔悴しきった米沢を放っておけず、独自の捜査を開始。米沢が師匠と仰ぐ鑑識課の係長・山崎(池田政典)も協力を申し出る。そんな中、右京たちは3つの現場から“共通の痕跡”を見つけ出すが、米沢は特命係に最後の挨拶にやってきて…!?
ネタバレ
米沢のDNAが検出された第4の事件として、足立区の工場経営者が殺害され爆発火災に遭っていた。右京がバックファイアによるものではないかと尋ねると、係長の山崎総一郎は窓は閉まっていたと答える。
新たな共通点として、4件共に米沢は現場に自宅マンションから直行し鑑識車内で制服に着替えていた。だとすると、不特定の現場を早期に知り得た者、警察関係者、あるいは???
そこで右京・亨・米沢の3人は、一計を案じる。
出典: ameblo.jp
犯人はマンションの管理人だった。
彼は過去に事件を起こしていて、警察に恨みをもっていたのだ。
そしてマンションの中に警察関係者の米沢がいる事を知って、警察を陥れる為に犯行に及んだのだ。しかし取り調べをしていくと、犯人は4つ目の事件だけは知らないと言い張る。嘘をついているのだろう思われたが、右京の考えは違った。
出典: netadora.com
4つ目の事件は実は係長の山崎の仕業だった。
彼は当日現場物証の血痕を踏んでしまうというミスを犯した。しかし「鑑識の鏡」と呼ばれ続けた彼はミスを犯した事を周りに知られたくなかった。そこで、血痕を消し去る塩素系洗浄剤をまき、ミスを米沢に押し付けた。4件目の事件はやはり事故で、血痕は事故前に被害者が怪我をして付いたものだった。
出典: netadora.com
第10話「ストレイシープ」元日スペシャル 1月1日(木・祝)放送 視聴率16.9%
年の瀬の夕方、6歳の少年が何者かに公園で誘拐される。
その頃、杉下右京(水谷豊)は、西田悟巳(石田ひかり)という女性の葬儀に参列していた。彼女の遺品に右京宛ての手紙があったため、呼ばれたという。そこには右京への思いが綴られていた。
一方、警視庁では、元東京地検特捜部のエースで、現在は衆議院議員の橘高誠一郎(三浦浩一)の要請で、飛城雄一(平岳大)という男について報告が行われていた。飛城は新タイプの犯罪を次々と考案し、「犯罪の神様」とまで言われている男だというが、正体は警察でも掴めていなかった。
同じ夜、誘拐犯から「子供を返してほしければ、生みの親である梶井素子(川上麻衣子)に1億2千万円を用意させろ」という電話が掛かってくる。指示された身代金の受け渡し方法は、素子が現金を背負って指定場所まで走って来いという奇妙なものだった。警察は万全の警備態勢で臨むが、そこで予想だにしない事態が! 右京と享(成宮寛貴)だけは即座に状況を察し、単独で犯人を追跡するが…!?
同じころ動画サイトに「12月25日、衆議院議員の橘高は必ず罪を犯す」という映像が投稿される。警察庁次長の甲斐峯秋(石坂浩二)は念のため警視庁広報課長の社美彌子(仲間由紀恵)に橘高について調べるよう指示する。
さらに、ある料理屋の女将の佐伯紫乃(大家由祐子)が拉致されてしまう。警察は飛城の尻尾を掴むことはおろか、その目的すら分からないでいた。そんな中、右京と享は、すべての事件にある共通点があることを掴む。それは、右京にも繋がりがあるものだった。
ネタバレ
今回の事件の犯人は本名 新井亮一。西田の葬式に右京に話しかけた男。
Related Articles関連記事
相棒 season20(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『相棒 season20』とは、警視庁特命係の刑事コンビが数々の事件を解決していく、テレビ朝日によるテレビドラマである。 「警視庁特命係」は、不祥事を起こした刑事や辞職してもらいたい刑事が上層部の意向で送り込まれる窓際部署。“人材の墓場”とも揶揄されるここには、しかし優秀過ぎて上層部が隠しておきたい秘密まで暴いてしまう刑事・杉下右京と、その杉下への好奇心からキャリア官僚の道を捨てて刑事となった冠城亘がいた。その推理力と、上司の叱責を物ともしない行動力で、2人は難事件に挑んでいく。
Read Article
相棒シリーズ(ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『相棒』は、テレビ朝日・東映制作の刑事ドラマシリーズ。 水谷豊演じる主人公『杉下右京』は、人材の墓場と呼ばれた「警視庁特命係」に属する警部である。 その右京が自身の下についた「相棒」と共に超人的な推理力・洞察力を駆使して活躍していく。 亀山薫(演:寺脇康文)、神戸尊(演:及川光博)、甲斐享(演:成宮寛貴)、冠城亘(演:反町隆史)と相棒は代替わりしている。
Read Article
相棒 season21(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『相棒 season21』とは、警視庁特命係の刑事コンビが数々の事件を解決していく、テレビ朝日によるテレビドラマである。 「警視庁特命係」は、不祥事を起こした刑事や辞職してもらいたい刑事が上層部の意向で送り込まれる窓際部署。“人材の墓場”とも揶揄されるここには、優秀過ぎて上層部が隠しておきたい秘密まで暴いてしまう刑事・杉下右京が籍を置いていた。ある時東南アジアの小国サルウィンに関する国際テロが発生し、杉下はかつてこの国へと旅立っていった元特命係の亀山薫と共に捜査に乗り出していく。
Read Article
相棒 season22(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『相棒 season22』とは、警視庁特命係の刑事コンビが数々の事件を解決していく、テレビ朝日によるテレビドラマである。 「警視庁特命係」は、不祥事を起こした刑事や辞職してもらいたい刑事が上層部の意向で送り込まれる窓際部署。“人材の墓場”とも揶揄されるここには、優秀過ぎて上層部が隠しておきたい秘密まで暴いてしまう刑事・杉下右京が籍を置いていた。十数年の時を経て特命係に出戻った亀山薫とのコンビを復活させた杉下は、次々に起こる難事件の調査に乗り出していく。
Read Article
甲斐享(相棒)の徹底解説まとめ
甲斐享(かい とおる)とは、刑事ドラマ『相棒』の登場人物で、3代目相棒として活躍した青年刑事。 警視庁の次長である甲斐峯秋の息子だが、父親とは折り合いが悪く、彼に頼ることも権力者の子だと思われることも嫌う。一方でその物腰には品の良さがあり、育ちの良さを隠し切れていない。杉下右京自らの要望で特命係に入ることとなり、彼の下で刑事として成長していく。しかしその若さと、杉下という怪物的刑事を間近に見続けたことが原因で、凶悪犯への私刑を繰り返して逮捕されるという衝撃的な形で物語から退場した。
Read Article
冠城亘(相棒)の徹底解説まとめ
冠城亘(かぶらぎ わたる)とは、刑事ドラマ『相棒』の登場人物で、4代目相棒として活躍した刑事。 元法務省のキャリア官僚という異色の経歴の持ち主。人事交流という名目で警視庁に派遣された際、厄介払いに近い形で特命係に押し込まれ、ここで杉下右京と出会う。特命係で過ごす内に刑事という仕事に魅せられ、キャリアを捨てて自らの意志で転職。これまでの歴代相棒と異なり、杉下に対しては「自分の相棒も逮捕したミスターデンジャラス」と敬意よりも好奇心を強く抱いて接しており、若干煙たがられている。
Read Article
神戸尊(相棒)の徹底解説まとめ
神戸尊(かんべ たける)とは、刑事ドラマ『相棒』の登場人物で、2代目相棒として活躍した刑事。 言動にも風貌にも洒落た雰囲気の漂う、理知的な性格の青年。死体を見ると吐き気を催すなど、刑事としては線の細いところがある。クールを気取る一方で内面は優しく、被害者はもちろん事情によっては犯人にさえ同情し、狙撃班から守るために身を盾にしたこともある。上層部の意向で特命係に送り込まれるも、彼らの思惑で多くの人が運命を狂わされたことを知って嫌気が差し、元の職場ではなく特命係で1人の刑事として歩む道を選んだ。
Read Article
亀山薫(相棒)の徹底解説まとめ
亀山薫(かめやま かおる)とは、刑事ドラマ『相棒』の登場人物で、初代相棒として活躍した熱血刑事。 指名手配犯を捕まえようとして大失敗したことを機に、“警視庁の人材墓場”と称される「特命係」に異動させられる。そこで抜群の推理力を持つ杉下右京と出会い、彼と共に様々な難事件を解決していく。切れ者過ぎて人の心の機微に疎い右京とは裏腹に人情家で、その優しさが事件解決の突破口となったことも少なくない。亡き友の想いを継いで外国へと旅立つが、『season21』で復帰することとなる。
Read Article
杉下右京(相棒)の徹底解説まとめ
杉下右京(すぎした うきょう)とは、刑事ドラマ『相棒』の登場人物で、警視庁特命係に所属するベテラン刑事。 英国風のスタイルを好み、チェスと紅茶をたしなむ紳士的な人物だが、並外れた推理力と強硬な正義感を併せ持つ切れ者である。これまでに解決できなかった事件はほぼ皆無だが、真相を暴くことへの躊躇がまったく無く、たびたび“組織にとって不都合な事実”まで突き止める。このため警察上層部からは警戒されているが、本人はまったく気にしていない。一方で他人の心の機微には疎く、それが原因で離婚した過去を持つ。
Read Article
傷だらけの天使(傷天)のネタバレ解説・考察まとめ
「傷だらけの天使」は、1974年10月から1975年3月にかけて、1話完結の全26話が日本テレビ系で放送されたTVドラマ。探偵事務所で働く木暮修と彼を慕う乾亨。彼らは調査員として暴力団抗争から捨て子の親探しまで様々な案件に関っていく、そんな中での二人の怒りと挫折を多彩なストーリーと個性的な演技によって描く。深作欣二を始めとする個性的な映画監督が演出を担当。現在でも人気の高い伝説のドラマである。
Read Article
ブラッディ・マンデイ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブラッディ・マンデイ』とは龍門諒の漫画作品を原作とした三浦春馬主演の連続テレビドラマ。2008年に放送され、2010年にはシーズン2も始まり大きな話題となった。2020年に発表された「三浦春馬が最強にかっこよかった作品ランキング」では1位を取得するほどの人気作品である。 天才ハッカー高木藤丸(たかぎふじまる)が家族や友達、日本をウイルステロから救うために持ち前のハッキング技術を活かしてテロ組織に立ち向かう。豪華俳優陣が描くヒューマン・ビジネスサスペンスである。
Read Article
半沢直樹(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『半沢直樹(Hanzawa Naoki)』とは俳優・堺雅人主演、池井戸潤の原作小説を元にしたドラマである。2013年にシーズン1、2020年に続編としてシーズン2が放送された。メガバンクで中間管理職の立場にいる銀行員・半沢直樹が組織のなかで生まれる不正を真っ向から暴いていく姿を描く。主人公・半沢の決め台詞「やられたらやり返す。倍返しだ!」の台詞は、ドラマの大ヒットとともに2013年流行語大賞に選ばれた。幅広い年代の視聴者に支持され、平成の歴代1位の視聴率を記録した国民的人気ドラマである。
Read Article
グランメゾン東京(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『グランメゾン東京』とは、2019年に放送された、天才シェフが東京で三ツ星レストランを目指すテレビドラマ。尾花夏樹は経営するパリの店で事件を起こして全てを失ってしまう。そんな中、女性シェフ早見倫子に出会い、共に「グランメゾン東京」を開店させ、三つ星獲得を目指すストーリー。『グラグラメゾン♥東京 〜平古祥平の揺れる思い〜』というスピンオフドラマも放送された。
Read Article
オレンジデイズ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『オレンジデイズ』とは、2004年にTBS系列で放送されていた日本のテレビドラマ。妻夫木聡演じる大学4年生の結城櫂(ゆうきかい)と、柴咲コウ演じる病気で聴覚を失った萩尾沙絵(はぎおさえ)のラブストーリーを軸にした若者たちの青春ドラマである。病気で心を閉ざしてしまった沙絵が、櫂の優しさに心を開いていくストーリーが感動を呼んだ。数々のヒット作を生み出してきた北川悦吏子が脚本を手掛けている。
Read Article
のぼうの城(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『のぼうの城』とは、和田竜の日本の歴史小説を元にして2012年に公開された映画である。犬童一心と樋口真嗣の共同監督で制作された。主人公の長親(ながちか)は忍城(おしじょう)城代の息子である。関白秀吉の家臣である三成によって、忍城は開城を迫られていた。しかし長親は世の理不尽に真っ向から対抗するため、三成に相対する。長親は周りの力を借り、ついには三成軍を退けることになった。この作品は時にはしんみりしつつも、長親という「でくのぼう」の奇策によって観た人を気分爽快にさせる歴史映画となっている。
Read Article
14才の母(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『14歳の母』とは、2006年10月に日本テレビで放送されたドラマで、脚本は井上由美子が手掛ける。主演は志田未来。その他、三浦春馬や田中美佐子などが出演する。中学2年生の一ノ瀬未希は、14歳にして子供を身ごもってしまう。両親や兄妹、友達など周りの人々から猛反対を受けるが、未希は産む決心をする。しかし、そんな彼女を様々な困難が待ち受けていた。どんなに苦しくても産むことを諦めない少女が、苦難を乗り越えて成長していく姿を描く。本作の視聴率は20%を超え、数々の賞を受賞した。
Read Article
超高速!参勤交代(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『超高速!参勤交代』とは、土橋章宏が脚本を手がけ、2014年に映画化された時代劇映画である。監督は本木克英。湯長谷藩(ゆながやはん)藩主の内藤政醇(まさあつ)は、長い参勤交代を終えて国元に帰ってきていた。しかしすぐにまた参勤するようにと江戸から知らせが届く。湯長谷藩の面々は老中松平信祝(のぶとき)の無理難題を攻略するため、何度も窮地に陥りながらも知恵をめぐらせ江戸に向かう。この物語は個性豊かなキャラクターが織りなすコミカルな様子の中に、男たちの熱い思いを垣間見ることが出来る作品となっている。
Read Article
引っ越し大名!(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『引っ越し大名!』とは、土橋章宏原作小説の『引っ越し大名三千里』をもとにした、2019年に公開された時代劇映画である。監督は犬童一心。姫路藩の書庫番・片桐春之介は、藩の国替えに伴い「引っ越し奉行」に任命されてしまう。しかし春之介には国替えの経験が全く、幼馴染の鷹村源右衛門や前引っ越し奉行の娘・於蘭の力を借りて引っ越しの成功へ向けて奔走する。この作品は、引っ込み思案な春之介が国替えという一大事に直面し、成長していく姿がコメディ調に描かれている。
Read Article
花咲舞が黙ってない(ドラマ・漫画・小説)のネタバレ解説・考察まとめ
『花咲舞が黙ってない』とは、池井戸潤の小説『不祥事』、『銀行総務特命』を原作とするドラマ作品である。臨店先へ出向き、業務改善・指導する臨店班に所属する花咲舞と相馬健が、全国の支店で起こる数々の問題の解決に奮闘する痛快ストーリー。2014年にテレビドラマ第1シリーズの放送と講談社『Kiss』での漫画版が掲載。2015年に第2シリーズが放送された。銀行を舞台とし、女性銀行員が次々と行内の不正を暴いていくというストーリーであることから、女版『半沢直樹』と注目された。
Read Article
超高速!参勤交代 リターンズ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『超高速!参勤交代 リターンズ』とは、土橋章宏が脚本を手がけ、2016年に公開された時代劇映画である。監督は本木克英。湯長谷藩(ゆながやはん)藩主の内藤政醇(まさあつ)をはじめとする一行は、元遊女のお咲を側室に迎え湯長谷への帰途についていた。しかし再び老中松平信祝(のぶとき)の陰謀にまきこまれ、城を乗っ取られてしまう。民を傷つけられた政醇は信祝に対抗することを決める。この物語は個性豊かなキャラクターが見せるコミカルな様子の中に、理不尽に強く立ち向かう男たちの姿を見ることが出来る作品となっている。
Read Article
オールドルーキー(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『オールドルーキー』とは、2022年6月から9月まで放送されたスポーツマネジメントをテーマにしたテレビドラマ。主演はサッカー選手の新町亮太郎を演じた綾野剛。サッカーしか取り柄のない元サッカー日本代表選手の新町亮太郎が引退後にスポーツマネジメントの世界に飛び込み、様々なアスリートの代理人としてマネジメントに奮闘していくストーリー。スポーツ選手のセカンドキャリアへの挑戦がテーマとなっている。Jリーグと公益財団法人日本サッカー協会が製作協力として関わっており、随所に実在のスポーツ選手が出演している。
Read Article
最愛(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『最愛』とは、2021年10月15日から12月17日まで放送された恋愛サスペンスドラマで、主演は吉高由里子。 2017年4月期に、同枠のTBSテレビ系「金曜ドラマ」枠で放送された『リバース』の制作陣が再集結して制作された。 連続殺人事件の重要参考人となった実業家の女性、彼女を取り調べる男性刑事、彼女を守ろうとする男性弁護士の3人を中心とした物語が展開し、謎が複雑に絡み合ったサスペンスドラマである。 数々のドラマ賞を受賞し、メディアなどでも高評価やランキング上位を獲得した。
Read Article
御手洗家、炎上する(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『御手洗家、炎上する』とは、Netflixで配信されているサスペンスドラマで、原作は藤沢もやしによる漫画作品。主演は永野芽郁。その他、鈴木京香、中川大志などが出演している。 村田杏子は代々病院を経営する御手洗家の長女だったが、火事で家が全焼するという事件が起こり、両親が離婚してしまう。だが、杏子は後妻の御手洗真希子が火事を起こしたのではないかと疑っていた。そのため、杏子は御手洗家に家政婦として潜入し、火事の真相を暴く決意をする。杏子が家庭を壊した真希子に復讐する、復讐劇が繰り広げられる。
Read Article
GTO(1998年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『GTO』とは、1988年7月にフジテレビ系で放送された学園ドラマである。原作は藤沢とおるの同名漫画。脚本は主に遊川和彦が手掛けている。主演は反町隆史で、松嶋菜々子などが出演する。元暴走族のリーダーである鬼塚英吉は、高校教師になるという夢を叶えるべく、いじめや登校拒否など多くの問題を抱える武蔵野聖林学苑の教師となる。破天荒ながらも鬼塚の熱い指導により、子供たちが次第に変化していく。子供と真正面から向き合う鬼塚の姿が見どころとなっている。視聴率は最終回で35.7%を記録した。
Read Article
ひとつ屋根の下(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ひとつ屋根の下』とは、1993年にフジテレビ系列で放送されたテレビドラマである。「月9」枠で全12回放送された。脚本は野島伸司、主演は江口洋介が務めた。7年前の両親の事故死以来離ればなれになっていた兄弟が、長男の達也が中心となり再び一つ屋根の下で生活を始めるが、兄弟たちは悲劇的、絶望的な境遇や状況に遭遇する。様々な困難を乗り越えながら明るさを絶やさず成長し、より深い絆が育っていく様を描く。
Read Article
【相棒】歴代相棒まとめ
『相棒』とは、2000年からテレビ朝日・東映によって制作・放送されている刑事ドラマシリーズである。 警視庁特命係は、警視庁内部の左遷先として扱われている“人材の墓場”である。そこに所属する刑事杉下右京は、どのような難事件も解決する切れ者だが、事件と見ればそれが権力の闇に隠されていようと暴き立て、捜査のためなら強引な手法も辞さない厄介な人物としても知られていた。様々な事情からそこに異動させられる刑事たちは、時に右京に反発し、時に彼の推理力に圧倒されながら、次第に息の合った“相棒”となっていく。
Read Article
【相棒】ファンが選ぶ人気・名作回ランキングをまとめてみた!【公式サイト投票】
『土曜ワイド劇場』の特別ドラマとして放送されたpre seasonも含めれば、2000年から続く人気ドラマである『相棒』シリーズ。偏屈な性格の名刑事・杉下右京と歴代の“相棒”たちが数々の難事件を追い、これを解決していく刑事ドラマで、推理物としての高いクオリティと事件の中で描かれる複雑な人間模様で好評を博している。 2013年、ファンの投票による『相棒』シリーズの人気・名作回が公式サイトで発表された。ここではそれを紹介しつつ、そのあらすじについても解説していく。
Read Article
【相棒】前にも見た?違う役で複数回出演した俳優・女優をまとめてみた!
2000年に放送されたスペシャルドラマを皮切りに、20年以上続く人気シリーズとなった刑事ドラマ『相棒』。レギュラーメンバーだけでも数多くの俳優が登場するが、毎回の犯人や被害者、事件の関係者などとしてさらに膨大な数の俳優が参加しており、中には“別の役”として複数回登場した者もいる。 ファンなら「あの事件の犯人だった人だ!?」などと驚くこと請け合いの、『相棒』複数回登場俳優を紹介する。
Read Article
相棒season13最終回ネタバレまとめ!甲斐亨がまさかの逮捕?酷すぎる結末に非難殺到!?
2014年3月18日、人気刑事ドラマ『相棒 season13』が最終回を迎えた。今まで主役の1人として物語を盛り上げてきた成宮寛貴演じる青年刑事・甲斐亨が、不当に罪の軽い犯罪者相手に連続暴行を重ねていた犯人として逮捕されるという衝撃的な内容に、ファンからは「こんな終わり方は見たくなかった」との声が次々と上がった。 賛否両論を巻き起こした『相棒 season13』最終回「ダークナイト」の内容と、当時の反応を紹介する。
Read Article
【杉下右京】相棒の警察関係者を階級順に紹介!【冠城亘】
『相棒』とは、偏屈な性格の名刑事・杉下右京とその歴代の“相棒”が活躍する推理ドラマで、2000年から続く人気シリーズである。 作中には捜査一課や鑑識課など、様々な課に所属する刑事が登場する。杉下たちとの関係は友好だったり敵対的だったりとそれぞれに異なり、物語を盛り上げている。そんな『相棒』シリーズの警察関係者を階級順に紹介していく。
Read Article
【相棒】杉下右京の“グッ”とくる名言・名セリフまとめ!
杉下右京は、刑事ドラマ『相棒』シリーズの主役を務める刑事で、並外れた推理力を持つ偏屈な老紳士。英国風のスタイルを好み、趣味はチェスと紅茶をたしなむこと。隣人としてはあまりに理屈っぽく、それが原因となって離婚しているが、強い正義感の持ち主で犯人に対しては毅然とした態度を取る。そんな杉下が作中で発した、数々の名言・名セリフを紹介する。
Read Article
【相棒】絶対見るべき傑作・神回!ベストオブ『相棒』をまとめてみた
偏屈だが抜群の推理力を持つ名刑事・杉下右京と、その"相棒"となる様々な刑事がタッグを組んで、難事件を解決していく刑事ドラマ『相棒』シリーズ。2000年に放送されたスペシャルドラマを最初の作品として、20年以上続く人気作品である。膨大なシリーズの中から、「絶対に見るべき」とファンが太鼓判を押す70作品を紹介する。
Read Article
3代目“相棒”甲斐亨はダークナイトだった!急転直下の引退劇には賛否両論
2015年3月18日、人気刑事ドラマ『相棒』の『season13』が最終回を迎えた。以前から発表されていた通り、このエピソードをもって3代目“相棒”甲斐亨が物語から卒業することとなるも、「これまで密かに繰り返していた連続傷害事件の犯人として逮捕される」という衝撃的な内容にファンの多くが戸惑いの声を上げた。 「唐突過ぎる」、「そんな伏線は一切なかった」、「こんなお別れなんて悲し過ぎる」といった意見も少なからず存在し、翻って甲斐亨の人気を裏付けることとなった。当時の反応を紹介する。
Read Article
【相棒】社美彌子とは何者なのか?これまでの活躍をまとめてみた!【仲間由紀恵】
20年以上作られ続けている人気刑事ドラマ『相棒』シリーズ。仲間由紀恵演じる社美彌子(やしろ みやこ)は、その『season13』から登場する、内閣情報調査室の幹部である。主人公たる特命係の刑事たちを個人としては評価しつつ、巧妙に利用して自分の目的を果たそうとする食わせ者。時に味方、時には障害としてしたたかに立ち回るバイプレーヤーである。そんな社の情報をまとめてみた。
Read Article
【相棒】やはり現場での確執が原因だった!?寺脇康文の降板劇【亀山薫】
人気ドラマ『相棒』シリーズの初代“相棒”にして、season7にて突如物語から退場することとなった寺脇康文演じる亀山薫。いったいなぜそんなことになったのか、ファンの間でも様々な形で物議をかもし、その理由について議論されることとなった。 ここでは週刊誌などの情報をまとめ、その真相を簡単に説明し、人気ドラマの裏事情を紹介する。
Read Article
【相棒】見てないとファン失格?相棒のとんでもネタ回をまとめてみた!【夢オチ】
2000年のスペシャルドラマが好評を博したことからシリーズ化し、20年以上続く人気作となった刑事ドラマ『相棒』。実力派俳優陣によるハイレベルな演技と、社会の闇に深く切り込んだ秀逸なシナリオが好評を得ている本作だが、長寿シリーズであるだけに、中には「なんだこれ?」と首を傾げたくなるエピソードも存在する。 凶器が冷凍のイカだったり、事件全体が夢オチだったり、プリキュアの放送年で写真が撮られた時期を特定したり、ファン必見のネタ回を紹介する。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 1話~9話までのあらすじ&ネタバレはこちら
- 第19話「ダークナイト」3月18日(水) 最終回 視聴率20.3%
- ネタバレ
- 第18話「苦い水」 3月11日(水) 視聴率15.5%
- ネタバレ
- 第17話「妹よ」 3月4日(水) 視聴率17.0%
- ネタバレ
- 第16話「鮎川教授最後の授業・解決篇」2月18日(水) 視聴率18.0%
- ネタバレ
- 第15話「鮎川教授最後の授業」 2月11日(水) 視聴率19.9%
- ネタバレ
- 第14話「アザミ」 2月4日(水) 視聴率16.6%
- ネタバレ
- 第13話「人生最良の日」 1月28日(水) 視聴率17.6%
- ネタバレ
- 第12話「学び舎」 1月21日(水) 放送 視聴率18.3%
- ネタバレ
- 第11話「米沢守、最後の挨拶」1月14日(水)放送 視聴率18.3%
- ネタバレ
- 第10話「ストレイシープ」元日スペシャル 1月1日(木・祝)放送 視聴率16.9%
- ネタバレ